JPH03222649A - インバータ駆動の電動送風機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は外扇形モータを使用したインバータ駆動の電
動送風機において、インバータをコンパクトな構造で前
記電動送風機と一体的に設置しかつ効率よく冷却するこ
とができるようになしたものに関する。

（従来の技術〕 インバータ駆動の電動送風機では、一般にインバータを
操作用配電盤等に別途取付けるようにしていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしなから前記の如き構造配置ではインバータと送風
機駆動用モータとの配線接続作業に多くの手数を要する
という欠点があった。

この発明は前記の欠点を除去するために、インバータを
コンパクトな構造で一体的に収納しかつ効率よく冷却す
ることができるようにしたインベータ駆動の電動送風機
を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明のインバータ駆動の
電動送風機は、送風機を駆動するモータを外扇形とし、
このモータを全開構造の箱形ケースを介して台床に据え
付けるとともに、前記ケース内に前記モータの電源イン
バータを収納し、このケースに前記モータの外扇の作用
による冷却風の一部を吹きつけかつ前記ケースから前記
台床に熱伝達させて前記インバータを冷却するようにし
たものである。

〔作用〕

送風機の径方向寸法は一般に該送風機駆動用モータの径
方向寸法より大きいのでこのモータとその取付用台床と
の間に空間が生じる。この空間を利用して一体的に設置
した全閉構造の箱形ケースを前記モータの冷却風の一部
と前記台床への熱伝達とにより効率よく冷却するように
なすことにより、前記モータの電源インバータを前記ケ
ース内に収納することができる。

〔実施例〕

第１図はこの発明の実施例を示すもので、多段ブロワ等
の送風機１が外扇形モータ２で駆動されるようになって
いる。前記モータ２は全閉構造の箱形ケース３を介して
台床４に据え付けられ、ケース３内にはモータ２の電源
周波数を適当に変換制御してこのモータを変速駆動する
インバータ５が収納されている。前記ケース３を全閉構
造としたのは外部のじんあい等の侵入によるインバータ
５の損傷を防止するためのもので、このインバータ５を
取付けるケース３の底板３ａは台床４に密接して固定さ
れる。前記インバータ５の発生熱はケース３の外表面か
ら放熱され、このケース３はモータ２の外扇６の回転に
伴う作用で発生した冷却風の一部が吹きつけられて冷却
されるとともに密接する台床４に熱伝達が行われて冷却
される。

前記実施例によれば送風機１とその駆動用モータ２の径
方向寸法差でこのモータ２と台床４の間に生じる空間を
利用して一体的に設置したインバータ５の収納ケース３
をモータ２の冷却風の一部と台床４への熱伝達とにより
効率よく冷却するようにしたので、前記インバータ５を
コンパクトな構造の前記ケース３に収納することができ
る。

〔発明の効果〕

この発明によれば外扇形モータを使用したインバータ駆
動の電動送風機において、駆動用モータを箱形ケースを
介し台床に据え付けると共にこのケース内に前記モータ
の電源インバータを収納し、このケースに前記モータの
外扇の作用による冷却風の一部を吹きつけかつこのケー
スから前記台床に熱伝達を行わせて前記インバータを冷
却するようにしたので、前記インバータをコンパクトな
構造で一体的に設置しかつ効率よく冷却することができ
るという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例の一部縦断面図である。 １・・・送風機、２・・・モータ、３・・・ケース、３
ａ・・・底板、４・・・台床、５・・・インバータ、６
・・・外扇。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）送風機を駆動する外扇形モータを全閉構造の箱形ケ
   ースを介して台床に据え付けるとともに、前記ケース内
   に前記モータの電源インバータを収納し、このケースに
   前記モータの外扇の作用による冷却風の一部を吹きつけ
   かつ前記ケースから台床に熱伝達させて前記インバータ
   を冷却するようにしたことを特徴とするインバータ駆動
   の電動送風機。