JPH03221382A - 回転工具のトルク調整装置 - Google Patents

回転工具のトルク調整装置

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Publication number
JPH03221382A
JPH03221382A JP2017177A JP1717790A JPH03221382A JP H03221382 A JPH03221382 A JP H03221382A JP 2017177 A JP2017177 A JP 2017177A JP 1717790 A JP1717790 A JP 1717790A JP H03221382 A JPH03221382 A JP H03221382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
adjuster ring
rotation
spring
lock plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017177A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Hongo
本郷 彰一
Takemi Yoshihara
吉原 武己
Toshiharu Ohashi
敏治 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH03221382A publication Critical patent/JPH03221382A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Drilling And Boring (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
  • Portable Power Tools In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は電動ドリルやドライバー等の回転工具に使用さ
れて締め付けのトルクを設定された所定値に保つトルク
調整装置に関するものである。
【従来の技術】
この種のトルク調整装置として、従来よりクラッチを利
用したものが提供されている。第8図以下に一例を示す
。この回転工具は、モータ2の出力軸20に取り1子け
られた太陽ギア31と、インターナルギア33、この両
者に噛み合う複数個の遊星キア32、各遊星ギア32を
支持する軸を備えたキャリア34、このキャリア34に
一体に形成された太陽キア35、太陽ギア35とインタ
ーナルギア37との両者に噛み合う複数個の遊星ギア3
6、各遊星キア36を支持するキャリア38、キャリア
38に一体に形成された太陽ギア3つ、太陽ギア39と
インターナルギア41とに噛み合うili星ギア40、
そして遊星ギア40を支持するキャリアを兼ねた出力軸
17を備えており、そして回転自在に配されたインター
ナルギア41の前端外周部に凹凸面であるクラッチ面が
形成されており、ギアケース6に形成された軸方向の孔
内には鋼球74が配設され、この鋼球74は前記クラッ
チハンドル78の内部に配されたアジャスタリング70
との間に配されたクラッチばね76によって上記インタ
ーナルギア41のクラッチ面との係合方向側に付勢され
ている。 クラッチハンドル78はギアケース6に対して所定角度
内における回転が自在となるようにされたもので、その
内面にはアジャスタリング70の外周から突設された突
起71が係合する階段状の係合部78aを備え、クラッ
チハンドル78を回転させれば、アジャスタリング70
はギアケース6の異形部との嵌合で回転することがない
ようにされていることから、係合部78aにおける突起
71の係合位置が変化して、アジャスタリング70が軸
方向に移動する。 インターナルギア41は、通常時、上記鋼球74との保
合によってその回転が阻止されているために、多段遊星
減速機構による減速を受けた動力を出力軸17側に伝達
するが、負荷トルクが設定l・ルクを越えたならば、イ
ンターナルギア41はクラッチばね76に抗して鋼球7
4を押し出して自転を始めるために、つまり遊星機構部
分が空転を始めるために、出力軸17への動力伝達が遮
断される。そして、上記設定トルクは、クラッチハンド
ル78を回転させてアジャスタリング70を移動させる
ことでクラッチばね76の圧縮量を変えることによって
、つまり鋼球74とクラ・ンチ面とにかかるばね過量を
調整することによって、変えることができる。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、クラッチハンドル78における階段状係合部7
8aとアジャスタリング70の突起71との係合を利用
する上記構造では、トルクを数段階でしか調整すること
ができず、これは締め付けるわじやナツトの種類、ある
いは作業内容を制約することになる。 アジャスタリング70を他部材にねじ結合させて、回転
による螺進退でアジャスタリング70の軸方向移動がな
されるようにすれば、トルクJl整は無段階で行えるこ
とになるが、この場合には上記ねじ結合部に振動が加わ
った時にクラッチばねのばね力もあってアジャスタリン
グ70が回転してしまい、設定していたトルクが変わっ
てしまうという問題がある。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところはトルク調整を細かく行うことができ
るとともに、設定したトルクが不用意に変わってしまう
ことがない回転工具のl〜ルク1i1整装置を提供する
にある。
【課題を解決するための手段】
しかして本発明は、凹凸面として形成されたクラッチ面
を備えた部材と、ばね付勢を受けてクラッチ面に係合す
る係合部材とからなるクラッチ部を動力伝達経路中に備
えるとともに、他部材と螺合するねじ部を有して回転に
よる螺進退で軸方向移動を行うアジャスタリングを備え
て、このアジャスタリングの移動で上記クラッチ部にか
かるばね荷重を可変としている回転工具のトルク調整装
置において、回転不能で且つ軸方向移動可能なロツクプ
レートを設けるとともに、このアジャスタリングとの係
合方向にばね付勢されたこのロックプレートに、アジャ
スタリングとの係合でアジャスタリングの回転を規制す
る係合部を設けることに特徴を有している。 またアジャスタリングに対する相対的軸方向移動が自在
で且つ一体的に回転するクラッチハンドルと、このクラ
ッチハンドルに対して所定角度内の遊びを有して一体的
に回転する支持板と、支持板に軸支されたラチェット爪
と、ラチェット爪が噛み合う歯を備えたロックプレート
と、ラチェット爪を上記歯と噛み合う方向に付勢するば
ね部材とを備えるとともに、上記クラッチハンドルは支
持板に対する上記遊び内の回転でラチェット爪を歯から
離す方向に動かすロック解除部を備えていることに特徴
を有している。 [作用] 本発明によれば、ばね荷重を変化させるためのアジャス
タリングの軸方向が螺進退でなされるためにトルク調整
を細かく行うことができるものであり、しかもアジャス
タリングに係合する係合部を備えてアジャスタリング側
に向けてばね付勢されたロックプレー1・がアジャスタ
リングの不用意な回転を阻止するために、設定したトル
クが振動等で変化することがない。 また、支持板やラチェット爪、ロックプレー1・等を設
けたものの場合には、クラッチハンドルを通じてアジャ
スタリングの回転がロックされるために、やはり設定し
たトルクが振動等で変化することがなく、またこのロッ
ク1よりラッチハンドルを回すだけで解除することがで
きるために、ロック部を設けたとはいえ、操作性が悪く
なることがない。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、グリ
ップ部に電池電源12が配設された本体1内には、モー
タ2やギアケース6が収納されており、本体1先端部に
はクラッチハンドル78が取り付けられている。図中1
1はスイッチハンドル、17はチャック18が装着され
た出力軸である。 ギアケース6内には二段の遊星機構によって構成された
減速部が配設されている。−段目の遊星機構はモータ2
の出力軸20に固着された太陽ギア31と、ギアケース
6内に回転自在に配設されたインターナルギア33と、
この両者に噛み合う複数個の遊星ギア32、そして各遊
星ギア32を支持する軸を備えたキャリア34とからな
り、二段目の遊星機構はキャリア34に一体に形成され
た太陽ギア35と、この太陽ギア35とインターナルギ
ア33とに噛み合う複数個の遊星ギア36、そして各遊
星ギア36を支持するキャリアを兼ねた出力軸17によ
って構成されている。そして上記インターナルギア33
は上述のように軸まわりに回転自在とされており、その
軸方向の前端面には凹凸形状のクラッチ面37が設けら
れている。 前記ギアケース6は、その小径とされている前端部の外
周面に、雄ねじと軸方向の71161とが形成されてい
るとともに、その中央部に軸方向の孔が設けられていて
、この孔内にはインターナルギア33のクラッチ面37
に係合する鋼球74が配設されている。そしてギアケー
ス6の前端部の外周にはアジャスタリング70とロック
プレート80とが配設されている。 アジャスタリング70はギアケース6の上記雄ねじと螺
合する雌ねじが内周面に形成されてギアケース6に螺合
しているとともに、第2図に示すように、外周縁から突
設した突起71を前記クラッチハンドル78の内周面に
設けられた軸方向の溝78に係合させているもので、ク
ラッチハンドル78を回転させた時に一体的に回転して
軸方向に移動するものである。このアジャスタリング7
0と上記鋼球74との間には、クラッチばね74とスラ
スト板75とが配設されている。 ロックプレート80は、第3図に示すように、内周縁か
ら突設した突起81をギアケース6に形成されている溝
61に係合させることで、軸方向移動が自在で且つ回転
が不能とされているもので、クラッチハンドル78の内
面との間に配されたばね86によって、アジャスタリン
グ70側に向けて付勢されている。 そして、上記アジャスタリング70とロックプレー1〜
80との対向面には、第4図に示すように、互いに係合
する細かい凹凸面72.82が放射状に形成されており
、両凹凸面72.82の係合により、ロックプレート8
0がアジャスタリング70の回転を規制して、アジャス
タリング70の不用意な回転を防止する。 今、クラッチハンドル78を回転させたならば、前述の
ようにアジャスタリング70も回転するとともに、ギア
ケース6と螺合しているアジャスタリング70は軸方向
移動を行い、鋼球74とインターナルギア33のクラッ
チ面37との係合部にかかるクラッチばね76によるば
ね荷重を変化させる。尚、この時のアジャスタリング7
0の回転は、ロックプレート80によるアジャスタリン
グ70の回転規制に抗してなされる。 第5図〜第7図に他の実施例を示す、ここではギアケー
ス6の溝61に係合する突起81を内周面に備えて回転
不能とされているロックプレート80を、その外周面に
多数の歯84を備えたものとし、そしてこの歯84に係
合するラチェット爪87を設けたものとなっている。尚
、この歯84はギアケース6に直接設けてもよい。 ここにおけるラチェット爪87は、クラッチハンドル7
8内に配された支持板85に軸86によって軸支される
とともに、ばね88によって歯84との係合方向に付勢
されたものである6、tた支持板85は、その外周面に
設けた凹部85aと、クラッチハンドル78の内周面に
設けた凸部78aとの係合により、クラッチハンドル7
8に対して所要の角度内の遊びをもった状態で一体的に
回転するようになっている。更に、クラッチハンドル7
8の内周面には、支持板85に対する上記遊びの範囲内
の回転によってラチェット爪87を押圧して、ばわ付勢
に抗してラチェット爪87を歯84から離す解放突起7
8bが設けられている。 このものにおいては、通常時、ラチェット爪87と歯8
4との係合により、支持板85の回転がロックされてお
り、そして支持板85に対する回転か小角度内でしか許
されていないクラッチハンドル78と、アジャスタリン
グ70とが回転について一体的なものとなっていること
から、振動等を受けてもアジャスタリング70が不用意
に回転することはなく、従って設定したトルクが変化す
ることはない。 トルクの調整を行うには、クラッチハンドル78を回転
させればよい。この回転操作の初期は、支持板85に対
する遊ひの範囲内のものでしかないが、解放突起78b
かラチェット爪87を押圧してラチェット爪87と歯8
4との係合を外した後は、支持板85も同時に回転する
ものであり、そしてクラッチハンドル78と共に回転す
るアジャスタリング70は、軸方向移動を行ってクラッ
チばね76の圧縮量を変化させ、鋼球74とクラッチ面
37との1系合部にかかるばね荷重を変化させる。 尚、ラチェット爪87は、双方向の回転のロックのため
に、向きの異なるものが一対使用されている。
【発明の効果】
以上のように本発明においては、ばね荷重を変化させる
ためのアジャスタリングの軸方向が螺進退でなされるた
めにトルク調整を細かく行うことができるものであり、
しかもアジャスタリングに係合する係合部を備えてアジ
ャスタリング側に向けてばね付勢されたロックプレー1
・がアジャスタリングの不用意な回転を阻止するために
、設定したトルクが振動等で変化することがないもので
ある。 また、支持板やラチェット爪等を設けたものの場合には
、クラッチハンドルを通じてアジャスタリングの回転が
ロックされるために、やはり設定したトルクが振動等で
変化することがなく、またこのロックはクラッチハンド
ルを回すだけで解除することができるために、ロック部
を設けたとはいえ、操作性が悪くなることがないもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の縦断面図、第2図及び第3図
は第1図中のA−A線断面図とB−B線断面図、第4図
は第2図中のC−C線断面図、第5図は他の実施例の縦
断面図、第6図及び第7図は第5図中のD−C線断面図
であって、第6図はロック時を、第7図はロック解除時
を示しており、更に第8図は従来例の縦断面図、第9図
は同上の横断面図、第10図はクラッチハンドル内面の
階段状保合部の展開断面図であって、1は本体、37は
クラッチ面、70はアジャスタリング、74は鋼球、7
6はクラッチばね、78はクラッチハンドル、80はロ
ックプレートを示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)凹凸面として形成されたクラッチ面を備えた部材
    と、ばね付勢を受けてクラッチ面に係合する係合部材と
    からなるクラッチ部を動力伝達経路中に備えるとともに
    、他部材と螺合するねじ部を有して回転による螺進退で
    軸方向移動を行うアジャスタリングを備えて、このアジ
    ャスタリングの移動で上記クラッチ部にかかるばね荷重
    を可変としている回転工具のトルク調整装置において、
    回転不能で且つ軸方向移動可能なロックプレートを設け
    るとともに、このアジャスタリングとの係合方向にばね
    付勢されたこのロックプレートに、アジャスタリングと
    の係合でアジャスタリングの回転を規制する係合部を設
    けることを特徴とする回転工具のトルク調整装置。
  2. (2)凹凸面として形成されたクラッチ面を備えた部材
    と、ばね付勢を受けてクラッチ面に係合する係合部材と
    からなるクラッチ部を動力伝達経路中に備えるとともに
    、他部材と螺合するねじ部を有して回転による螺進退で
    軸方向移動を行うアジャスタリングを備えて、このアジ
    ャスタリングの移動で上記クラッチ部にかかるばね荷重
    を可変としている回転工具のトルク調整装置において、
    アジャスタリングに対する相対的軸方向移動が自在で且
    つ一体的に回転するクラッチハンドルと、このクラッチ
    ハンドルに対して所定角度内の遊びを有して一体的に回
    転する支持板と、支持板に軸支されたラチェット爪と、
    ラチェット爪が噛み合う歯を備えたロックプレートと、
    ラチェット爪を上記歯と噛み合う方向に付勢するばね部
    材とを備えるとともに、上記クラッチハンドルは支持板
    に対する上記遊び内の回転でラチェット爪を歯から離す
    方向に動かすロック解除部を備えていることを特徴とす
    る回転工具のトルク調整装置。
JP2017177A 1990-01-26 1990-01-26 回転工具のトルク調整装置 Pending JPH03221382A (ja)

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JPH03221382A true JPH03221382A (ja) 1991-09-30

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ID=11936674

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JP2017177A Pending JPH03221382A (ja) 1990-01-26 1990-01-26 回転工具のトルク調整装置

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JP (1) JPH03221382A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5346022A (en) * 1993-01-29 1994-09-13 Snap-On Incorporated Torque limiting device for air impact tool

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5346022A (en) * 1993-01-29 1994-09-13 Snap-On Incorporated Torque limiting device for air impact tool
USRE35617E (en) * 1993-01-29 1997-09-30 Snap-On Technologies, Inc. Torque limiting device for air impact tool

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