JPH03219798A - マイクロホン装置 - Google Patents

マイクロホン装置

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JPH03219798A
JPH03219798A JP2103488A JP10348890A JPH03219798A JP H03219798 A JPH03219798 A JP H03219798A JP 2103488 A JP2103488 A JP 2103488A JP 10348890 A JP10348890 A JP 10348890A JP H03219798 A JPH03219798 A JP H03219798A
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JP
Japan
Prior art keywords
microphone
unidirectional
pass filter
microphone unit
output signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP2103488A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimiaki Ono
小野 公了
Michio Matsumoto
松本 美治男
Hiroyuki Naono
博之 直野
Hiroshi Kobayashi
博 小林
Yuuji Yamashina
山品 裕治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP2103488A priority Critical patent/JPH03219798A/ja
Publication of JPH03219798A publication Critical patent/JPH03219798A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、マイクロホンユニットの主軸と反対方向の雑
音及び振動、風雑音を低減するマイクロホン装置に関す
るものである。
従来の技術 近年、ビデオ一体型カメラは音声と映像を簡単に収録す
ることができる機器として、更にその普及率が伸びてき
ている。それに伴い、ビデオ一体型カメラも機能が拡充
され、小型軽量化が図られてきた。以下、従来のビデオ
一体型カメラの代表的な例について図面を参照しながら
説明する。
第7図は従来のビデオ一体型カメラの外観を示すもので
ある。第7図において、21はレンズ部、22はマイク
ロホン部、23はビューファインダ部、24は本体部で
ある。マイクロホン部22は本体部24の発する雑音及
び振動の影響を避けるために、ゴムなどの防振材料を介
してユニットを固定し、本体部24より離れた位置に設
置されている。更に風雑音を低減するため風防を設けて
いる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、ビデオ一体型カメラを更に小型化する場
合、上述のようなビデオ一体型カメラの構成では実用的
にもデザイン的にも問題がある。
これに対し、第9図に示すように、ビデオ一体型カメラ
本体にマイクロホンユニット25を埋め込む構成をとる
場合には、マイクロホンユニット25は本体部26の発
する振動及び雑音の影響を直接受ける結果となる。従っ
て、収音時のS/N比が低下してしまい、収音品質が著
しく劣化するという問題点を生しる。このS/N比の低
下という問題への有力な対応策として、超指向性を用い
る方法、信号処理技術を用いて雑音を除去する方法が考
えられるが、スペースの制約やコストという点からは困
難である。
以上の理由により、性能、デザイン、コストの面におい
て満足し得るマイクロホン装置はまだ開発されていなか
った。本発明は、無指向性マイクロホンと単一指向性マ
イクロホンを用いて、マイクロホンユニットの主軸と反
対方向の雑音及び振動、風雑音を低減し、S/N比の良
い収音ができるマイクロホン装置を提供することを目的
とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明のマイクロホン装置は
、無指向性マイクロホンユニットと単一指向性マイクロ
ホンユニットを、その主軸をビデオ一体型カメラ本体と
逆に向けて平行に配置し、無指向性マイクロホンユニッ
トの出力信号を2次のローパスフィルタを通し、単一指
向性マイクロホンユニットの出力信号は2次のハイパス
フィルタを通し、ローパスフィルタの出力信号とハイパ
スフィルタの出力信号とを、前記2つのマイクロホンユ
ニットが互いに異極性のときは加算し、互いに同極性の
ときは減算して出力するように構成している。
作用 本発明は、上記した構成によって、マイクロホンユニッ
トの主軸と反対方向の雑音及び振動、風雑音を低減する
ことが可能となり、S/N比の良い収音ができる。
本発明のマイクロホン装置は、無指向性マイクロホンと
単一指向性マイクロホンのユニット各−個を一対として
用いるものである。無指向性ユニットの出力は高い周波
数成分を除き、単一指向性ユニットの出力は低い周波数
成分を除き、両者を合成した信号をマイクロホン装置の
出力とする。
実施例 まず、音、振動、風雑音に対する無指向性マイクロホン
と単一指向性マイクロホンの特性の相違点を説明する。
まず音について述べる。音源に近接してマイクロホンを
使用する場合、音源が点音源ならば音波の波面は球面波
となり、単一指向性マイクロホンの方は音源から遠く波
面が平面波となる場合に比べて、低周波数域でユニット
の主軸に対して0度と180度方向の感度が持ち上げら
れる。この近接効果によって、単一指向性マイクロホン
の方では双指向性に近い指向特性を示すようになる。一
方、高周波数域では、単一指向性マイクロホンは音源か
らの距離とは無関係にその指向性によって、ユニットの
主軸に対し逆方向の音に対しては感度が低い。これに対
し、無指向性マイクロホンは音源からの距離とは無関係
に平坦な周波数特性を示す。従って、ユニットの主軸に
対し逆方向に騒音源が有る場合には、低周波数域では単
一指向性マイクロホンに比べて無指向性マイクロホンの
方が騒音に対し有利であり、高周波数域では無指向性マ
イクロホンに比べて単一指向性マイクロホンの方が騒音
に対して有利である。
次に振動について述べる。第8図に無指向性マイクロホ
ンと単一指向性マイクロホンの音圧感度に対する振動感
度の周波数特性を示す。第8図において、実線は無指向
性マイクロホン、点線は単一指向性マイクロホンの周波
数特性を示す。第8図に見られるように、単一指向性マ
イクロホンは低周波数域で振動に関して感度が高くなる
か無指同性マイクロホンは振動に関しても平坦な周波数
特性を示す。従って、単一指向性マイクロホンに比べて
無指向性マイクロホンの方が振動に対して有利である。
次に風雑音について述べる。風雑音の周波数成分は低周
波数域に集中しており、また、一般に無指向性マイクロ
ホンは指向性マイクロホンよりも風雑音の影響を受は難
い。従って、単一指向性マイクロホンに比べて無指向性
マイクロボンの方が風雑音に対して有利である。
以下、本発明の一実施例におけるマイクロホン装置につ
いて図面を参照しながら説明する。本実施例では、互い
に異極性の無指向性マイクロホンユニットと単一指向性
マイクロホンユニットを用いた例について説明する。
第1図は本発明の一実施例におけるマイクロホン装置の
構成を示したものであり、同図中11はビデオ一体型カ
メラ本体、12は無指向性マイクロホンユニット、13
は単一指向性マイクロホンユニット、14は2次のロー
パスフィルタ、15は2次のハイパスフィルタ、16は
加算器を示す。
第2図は遠方に音源があるときの単一指向性マイクロホ
ンの指向周波数特性、第3図は近傍に音源があるときの
単一指向性マイクロホン13の指向周波数特性を示す。
第2図、第3図において実線。
破線、−点鎖線は各々マイクロホンユニットの主軸に対
して0度、90度、180度方向の感度を表す。単一指
向性マイクロホンユニット13は、第2図のような音源
が遠い場合に比べて、第3図に見られるように音源が近
接している場合には近接効果による低周波数域における
急激な感度の上昇が発生する。ローパスフィルタ14と
ハイパスフィルタ15のカントオフ周波数は近接効果の
現れる上限の周波数である1〜2KHzに設定する。
カットオフ周波数をIKHzに設定したフィルタ14と
15の伝達特性を第4図に示す。第4図の図中で点線は
ローパスフィルタ14、実線はハイパスフィルタ15の
伝達特性を示す。無指向性マイクロホン12の出力信号
はローパスフィルタ14を通し、単一指向性マイクロホ
ンユニット13の出力信号はハイパスフィルタ15を通
した後、フィルタ14.15の出力を加算してマイクロ
ホン装置の出力を得る。
第5図は遠方に音源があるときの本実施例に係るマイク
ロホン装置の指向周波数特性、第6図は近傍に音源があ
るときの本実施例に係るマイクロホン装置の指向周波数
特性を示す。第5図、第6図において実線、破線、−点
鎖線は各々ビデオ−体型カメラ正面に対して0度、90
度、180度方向の感度を表す。第5図、第6図に見ら
れるように本実施例に係るマイクロホン装置は、無指向
性マイクロホン12の出力の低周波数成分と単一指向性
マイクロホン13の出力の高周波数成分を合成して出力
する。従って、ビデオ一体型カメラ本体11の発する騒
音、振動、風雑音の影響を低減することができる。
以上のように、本実施例のマイクロホン装置によれば、
マイクロホンユニットの主軸と反対方向の雑音及び振動
、風雑音を低減することが可能となり、S/N比の良い
収音が実現できる。
なお、本実施例における無指向性マイクロホンユニット
と単一指向性マイクロホンユニントヲ同極性にして用い
る場合には、第1図における加算器16を減算器に置き
換えることによって、本実施例と全く同様の効果を得る
ことができる。
発明の効果 以上のように、本発明は互いに異極性の無指向性マイク
ロホンユニットと単一指向性マイクロホンユニットを、
その主軸をビデオ一体型カメラ本体と逆に向けて平行に
配置し、無指向性マイクロホンユニットの出力信号は2
次のローパスフィルタを通し、単一指向性マイクロホン
ユニットの出力信号は2次のハイパスフィルタを通し、
ローパスフィルタの出力信号とハイパスフィルタの出力
信号とを加算する、または、互いに同極性の無指向性マ
イクロホンユニットと単一指向性マイクロホンユニット
を、その主軸をビデオ一体型カメラ本体と逆に向けて平
行に配置し、無指向性マイクロホンユニットの出力信号
は2次のローパスフィルタを通し、単一指向性マイクロ
ホンユニットの出力信号は2次のハイパスフィルタを通
し、ローバスフィルタの出力信号とハイパスフィルタの
出力信号を減算するように構成しているので、ビデオ一
体型カメラ本体の発する騒音と振動及び風雑音を低減す
ることが可能となり、S/N比の良い収音を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるマイクロホン装置の
構成図、第2図は遠方に音源があるときの単一指向性マ
イクロホンの指向周波数特性図、第3図は近傍に音源が
あるときの単一指向性マイクロホンの指向周波数特性図
、第4図は本実施例に適用するフィルタの周波数特性図
、第5図は遠方に音源があるときの本発明の実施例にお
けるマイクロホン装置の指向周波数特性図、第6図は近
傍に音源があるときの本発明の実施例におけるマイクロ
ホン装置の指向周波数特性図、第7図は従来のビデオ一
体型カメラの外観図、第8図は無指向性マイクロホンと
単一指向性マイクロホンの音圧感度に対する振動感度の
周波数特性図、第9図はマイクロホンを本体部に内蔵し
たビデオ一体型カメラの外観図である。 11・・・・・・ビデオ一体型カメラ本体、12・・・
・・・無指向性マイクロホンユニット、13・・・・・
・単一指向性マイクロホンユニット、14・・・・・・
ローパスフィルタ、15・・・・・・ハイパスフィルタ
、16・・・・・・加算器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 互いに異極性の無指向性マイクロホンユニット
    と単一指向性マイクロホンユニットを、その主軸をビデ
    オ一体型カメラ本体と逆に向けて平行に配置し、前記無
    指向性マイクロホンユニットの出力信号を2次のローパ
    スフィルタに通し、前記単一指向性マイクロホンユニッ
    トの出力信号を2次のハイパスフィルタに通し、前記ロ
    ーパスフィルタの出力信号と前記ハイパスフィルタの出
    力信号を加算して出力することを特徴とするマイクロホ
    ン装置。
  2. (2) 同極性の無指向性マイクロホンユニットと単一
    指向性マイクロホンユニットを、その主軸をビデオ一体
    型カメラ本体と逆に向けて平行に配置し、前記無指向性
    マイクロホンユニットの出力信号を2次のローパスフィ
    ルタに通し、前記単一指向性マイクロホンユニットの出
    力信号を2次のハイパスフィルタに通し、前記ローパス
    フィルタの出力信号と前記ハイパスフィルタの出力信号
    を減算して出力することを特徴とするマイクロホン装置
JP2103488A 1989-11-27 1990-04-19 マイクロホン装置 Pending JPH03219798A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2103488A JPH03219798A (ja) 1989-11-27 1990-04-19 マイクロホン装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30703689 1989-11-27
JP1-307036 1989-11-27
JP2103488A JPH03219798A (ja) 1989-11-27 1990-04-19 マイクロホン装置

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Publication Number Publication Date
JPH03219798A true JPH03219798A (ja) 1991-09-27

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ID=26444124

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JP2103488A Pending JPH03219798A (ja) 1989-11-27 1990-04-19 マイクロホン装置

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JP (1) JPH03219798A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011147103A (ja) * 2009-12-15 2011-07-28 Canon Inc 音声信号処理装置
JP2012129652A (ja) * 2010-12-13 2012-07-05 Canon Inc 音声処理装置及び方法並びに撮像装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011147103A (ja) * 2009-12-15 2011-07-28 Canon Inc 音声信号処理装置
US8867773B2 (en) 2009-12-15 2014-10-21 Canon Kabushiki Kaisha Audio processing device
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