JPH03217699A - 圧縮機のスクロール構造 - Google Patents

圧縮機のスクロール構造

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JPH03217699A
JPH03217699A JP1179190A JP1179190A JPH03217699A JP H03217699 A JPH03217699 A JP H03217699A JP 1179190 A JP1179190 A JP 1179190A JP 1179190 A JP1179190 A JP 1179190A JP H03217699 A JPH03217699 A JP H03217699A
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JP1179190A
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English (en)
Inventor
Tosaku Takamura
東作 高村
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、ターボチャージャにおける遠心圧縮機のス
クロール構造に関する。
(従来の技術) 従来の自動車用ターボチャージャの遠心圧縮機は、第6
図に示す実開昭60−107392号公報のように構成
されている。ターボチャージャのセンタハウジング10
1に軸支された回転軸103の左端部には、インベラ1
05がナット1o7にて締結され、このインペラ107
は圧縮機ハウジング109内に収納される。圧縮機ハウ
ジング109は、インペラ105を内包する筒状部11
1と、インペラ105の外周側に位置する渦巻状に形成
されたスクロール部113とにより構成される。
回転軸103の右側に設けられた図示外のタービンロー
タが排ガスによって高速で回転するとき、インベラ10
5も回転して筒状部111内に取込まれた空気は、イン
ペラ105で圧縮されて平行壁ディフユーザ115で減
速し、圧力が上昇した後、スクロール部113内の渦巻
き流路114に流入し、図示外の出口流路を経て図示外
のエンジンに供給される。
また、第7図に示すように、平行壁ディフユーザ115
から流出する圧縮された空気が渦巻き流路114へ流入
する際の圧力損失を減らすために、スクロール部123
に傾斜面119を設けてぃる構造も知られている(実開
昭58−92423号公報参照)。
ところで、圧縮機のスクロールは、インベラ105によ
り圧縮された空気が平行壁ディフユーザ115を経て渦
巻き流路114を流れる際に、圧力損失を小さくすべく
、平行壁ディフユーザ115を流出する流れの周方向成
分と渦巻き流路l14での流速とが一致するようにスク
ロール部113の流路断面積か設定されている。
このようにして設定された流路断面積の一例を第8図な
いし第10図に示す。これによれば、流路断面積は第1
0図に示すように、渦巻き流路114の巻き始め部12
3から第8図の左回りに巻き角θが大きくなるに従って
直線的に増加し、巻き角θが約360”となる巻き終り
部125に到ると、これから先の出口流路117の出口
部127まてはほとんど変化せず一定となっている。
(発明が解決しようとする課題) ところがスクロール巻き終り部125での流速は、まだ
充分速く、したがって上記スクロール形状の圧縮機では
、スクロール出口部127での空気の流速は充分速いま
ま維持され、この速い空気流の動圧がターボチャージャ
からエンジンまでの屈曲の多い配管を通る間に圧力損失
として消費され、圧縮された空気がエンジンの出力向上
のために有効に利用されていないという問題点がある。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、ターボチャージャ圧縮機における圧縮空気の
スクロール出口部での流速を低下させ、ターボチャージ
ャからエンジンまでの間の圧力損失を小さくすることを
目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 前記課題を解決するためのこの発明の構成は、ターボチ
ャージャにおける遠心圧縮機の渦巻状に形成されたスク
0−ル構造において、前記スクロールは渦巻き流路と渦
巻き流路に連通する直線状の出口流路とを有し、前記出
口流路の出口部での流路断面積は、渦巻き流路と出口流
路との連通部付近での流路断面積のほぼ1.3〜2倍と
したものてある。
(作用) 渦巻き流路を流れる速い空気流は渦巻き流路と出口流路
との連通部付近に達しても衰えず速いままに維持されて
いるが、出口部での流路断面積を渦巻き流路と出口流路
との連通部付近での流路断面積のほぼ1.3〜2.0倍
とすることで、前記空気流は連通部から出口部まで流れ
る間に減速され、動圧が減少して静圧に変換され、この
結果圧縮機としての過給圧力が上昇する。
(実施例) 次にこの発明の一実施例を図に基づいて説明する。
第2図に自動車用ターボチャージャ1の圧縮機側の断面
を示した。ターボチャージャ1のセンタハウジング3に
軸支された回転軸5の左端部に、インベラ7がナソト9
にて締結され、このインベラ7は圧縮機ハウジング11
内に収納される。圧縮機ハウジング11は、インベラ7
を内包する筒状部13と、インベラ7の外周側に位置す
る渦巻状に形成されたスクロール部15とにより構成さ
れる。
スクロール部15の断面図を第1図に示した。
スクロール部15は、前記第8図と同様な渦巻き流路1
7と渦巻き流路17に連通部19にて連通する直線状の
出口流路21とを有している。渦巻き流路17はその巻
き始め部23から第1図の左回りに巻き角θが大きくな
るに伴い、その流路断面積Aが直線的に増加し、巻き角
θが約360”となる巻き終り部、すなわち連通部19
の流路断面積A1に対し、出口流路21によって長さL
を隔てている出口部25の流路断面積A2を大きく形成
している。具体的には、連通部19から出口部25まで
の出口流路21は、出口部25が連通部19に対し先広
がりの円錐形に形成され、前記流路断面積A2はA,の
ほぼ1、3〜2倍に設定してある。
次に前記実施例の作用を説明する。
回転軸5の右側に締結されている図示外のタービンロー
タが排ガスによって高速で回転し、インベラ7も回転し
てこれにより筒状部13に空気が取込まれる。取込まれ
た空気はインペラ7で圧縮されて平行壁ディフユーザ2
7にて減速され、圧力が上昇した後、烏巻き流路17に
流入して整流され、渦巻き流路17の巻き終り部となる
連通部19に達する。この連通部19での空気流速は、
依然として速いまま維持されている。
連通部19から出口部25までの出口流路21は先広が
り形状であるので、連通部19での流れの速い空気流は
、出口部25に達するまでの間に減速され、動圧が減少
して静圧に変換される。これによりターボチャージャ1
からエンジンまでの屈曲の多い配管内での圧力損失は減
少して圧縮機による過給圧力は上昇し、過給エンジンと
しての出力性能が向上する。
第3図に模型化して示したこの先細り形状の出口流路2
1における性能を、第4図に示したディフユーザの圧力
回復率Cpの特性図より求めると、出口部25での流路
断面積A2が連通部19での流路断面積A1のほぼ1.
3〜2倍の範囲では、この特性図の横軸L/h,の値に
はほとんど影響されず、圧力回復率Cpは約0.3〜約
0.5となって安定した値が得られている。このため、
先広がりの出口流路21の長さしが短かくても、ディフ
ユーザとしての充分な性能が発揮されるので、先広がり
形状とすることによるスクロール全体の大型化は回避で
き、したがって車載上の問題を発生させることなく、圧
縮機の性能を向上させることができる。
第5図に他の実施例としてスクロール部35の断面図を
示した。
このスクロール部35は、渦巻き流路17に連通する出
口流路37を、渦巻き流路17の巻き終り部となる連通
部39の後方付近を段付形状とし、不連続的に拡大した
ものである。この場合の出口流路37の出口部41の流
路断面積A2も、連通部39の流路断面積A1のほぼ1
.3〜2倍である。
前記第4図のディフユーザの特性図のよう1こ、圧力回
復率Cpは、出口部面積A2が巻き終り部面積A1の1
.3倍から2倍の範囲では横軸L/h1の影響をほとん
ど受けないという事実により、第1図のように円錐状に
形成した出口流路21内でも空気の流れは剥離している
ことになる。このため、その形状をあえて円錐状にする
必要がなく。
第5図のように段付形状の急拡大流路37としても充分
な圧力回復率Cpが得られる。段付形状の出口流路37
は、例えば鋳造成型や機械加工において、前記第1図の
円錐形状の出口流路21に比べると製造が容易であり、
製造コストを抑えられる利点を有している。
[発明の効果] 以上によって明らかなようにこの発明によれば、スクロ
ール部を流れる速い流速の空気流は、渦巻き流路と出口
流路との連通部付近から、連通部に対してほぼ1.3〜
2倍の流路断面積のスクロール出口部までの出口流路を
通る間に減速されて動圧が減少して静圧に変換され、こ
れによりターボチャージャからエンジンまでの屈曲の多
い配管内での圧力損失が減少して圧縮機としての過給圧
力が向上し、エンジン出力を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこのこの発明の一実施例を示すスクロル部断面
図、第2図は第1図のスクロール部を備えた圧縮機の断
面図、第3図は第1図のスクロール部における流路の模
型図、第4図は第3図の流路の圧力回復率を示す特性図
、第5図はこの発明の他の実施例を示すスクロール部の
断面図、第6図は従来例を示す圧縮機の断面図、第7図
は他の従来例におけるスクロール部の要部断面図、第8
図は従来のスクロール部の断面図、第9図は第8図のI
X−IX断面図、第10図は第8図のスクロール部の形
状特性図である。 ナ 1・・・ターボ≠ヤージャ 15.35・・・スクロール部 17・・・渦巻き流路 19.39・・・連通部 21.37・・・出口流路 25.41・・・出口部 A1 A2 ・ 流路断面積

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ターボチャージャにおける遠心圧縮機の渦巻状に形成さ
    れたスクロール構造において、前記スクロールは渦巻き
    流路と渦巻き流路に連通する直線状の出口流路とを有し
    、前記出口流路の出口部での流路断面積は、渦巻き流路
    と出口流路との連通部付近での流路断面積のほぼ1.3
    〜2倍であることを特徴とする圧縮機のスクロール構造
JP1179190A 1990-01-23 1990-01-23 圧縮機のスクロール構造 Pending JPH03217699A (ja)

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