JPH0321307A - タンク内堆積物の回収装置 - Google Patents

タンク内堆積物の回収装置

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JPH0321307A
JPH0321307A JP15351889A JP15351889A JPH0321307A JP H0321307 A JPH0321307 A JP H0321307A JP 15351889 A JP15351889 A JP 15351889A JP 15351889 A JP15351889 A JP 15351889A JP H0321307 A JPH0321307 A JP H0321307A
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tank
deposits
piping
sludge
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JP15351889A
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Koji Hirasawa
平沢 孝二
Shigeo Hirai
茂男 平井
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はタンク内堆m物の回収装置に関し、特にロール
クラント装置や給油装置等のタンクの底部に堆積するス
ラッジやヘドロ等を自動的に回収する装置に関する. [従来の技術] ロールクーラント装置のタンク内部には、液面上にスカ
3ムが浮遊したり、底部にスラッジやヘドロ等が堆積す
る.スカムについては、例えば実開昭55−61496
号公報等で自動回収装置が提案されているのに対し、ス
ラッジ等の堆積物についての自動回収装置は特に提案さ
れていない.従来、タンク内の底部の准wi物の除去回
収は人手によって行われていた.この人手による回収1
r業は、タンク上部又はタンク(ill壁に設けられた
開口部からタンク内に回収作業者が入ることによって行
われる.タンク内に入った回収作業者は、底部に数十ミ
リの厚みで堆積したスラッジやヘドロをシャベル等で剥
離し、これを集めてドラム缶に回収し、ドラム缶ごとに
前記開口部からタンク外に搬出する.この回収作業の間
は、タンク内の環境について酸欠防止や空気の清浄化に
配慮しなければならず、更に必要に応じて火災防止の対
策も要求される.tたタンク内の足場を確保するため、
液抜きを完全に行うことが要求される.[発明が解決し
ようとする課題] 前述した人手によるタンク内堆積物の除去回収作業を行
う時には、ラインを停止する必要がある.従って、人手
によ.る回収作業によれば、堆M物の回収作業を設備の
規模′゜に応じて数週間から数か月に一回の割合で実施
する必要かあるので、これに対応してラインも定期的に
停止させなければならないという不具合があった。
更に、前記の人手によるタンク内堆積物の回収作業は、
一般にタンク内の清掃を行う当日の前日から実施され、
比較的多くの作業員数と作業日数を要する.このため多
額のメンテナンス費用が必要になるという不具合を・有
した。
本発明の目的は、ラインを止めることなくかつタンク内
に冫夜が満たされたままの状態で、自動的にタンク内に
堆積するスラッジやヘドロ等を剥離し、収集し、回収す
るタンク内堆積物の回収装置を提供することにある。
[課題を解決するための千段] 本発明に係るタンク内堆積物の回収装置は、タンクの底
部に勾配を付け、この底部の底面に沿う異なる等高線位
置に配設された、複数の噴射ノズルを有する複数本の配
管と、高い位置にある配管から低い位置にある配管への
順序でノズルを噴射させるよう噴射動作を制御する制御
手段と、噴対動作によって底部から剥離された堆積物を
集める収集装置とによって構成される. 本発明による前記回収装置においては、前記収集装置が
、タンク底部の低い箇所に、より低い溝状底部を形成し
、この湧状底部に配置されかつ複数の掻板を有する無端
ベルトと、この無端ベルトを動作させる駆動装置とから
構成される。また本発明による前記回収装置においては
、更に、無端ベルトの掻出し方向の先端位置に准M#@
を貯留するためのタンク最低底部を設けている.[作用
コ 本発明によれば、多数の噴射ノズルを備えた配管を配設
高さを異ならせて配置しかつ高い方向から順次に噴射動
作させるようにすることにより、タンク底部の堆積物を
高い箇所から順序良く剥離除去し、効率良く堆積物を剥
離させ移動させる.また、溝状底部と複数の掻板を備え
る無端ベルト等で構成される収集装置によって、剥離さ
せた堆積物を効率良く一箇所に掻き集める。タンク最低
底部を設けることによ′り所定量の准積1勿を一箇所に
集めておくことか可能となり、排出時まとめて外部に排
出する. [実方fii例コ 以下、本発明の実胞例を添1・1図面に基づいて説明す
る。
第1図は本発明に係るタンク内堆積物の回収装置の正面
図、第2図は同回収装置の平面図、第3図は同回収装置
の側面はである.これらの図で示された本発明による回
収装置の主要部は、タンク内に配置される. タンク1内はクーラント液2が貯えられている.クーラ
ント液2は、タンク1の測壁1bに近接した状態でタン
ク上面に配設された管3を介してタンク1内に流入する
.タンクl内に流入するクーラント液にはスラッジ4が
含まれている。このスラッジ4はタンク1内において沈
殿し、スラッジとヘドロが混練状態となりti積物4A
としてタンク1の底部1aに堆積する。タンク1の上面
に設けられた若部5A及び開壁に設けられた蓋部5Bは
、従来タンク1内にm ti場作業者が出入りするとき
に利用されていた開口部である。
タンクlの底部1aは、第3図に示されるように、rf
MJ壁1bから対向w1 cの方向に向かって徐々に低
くなるように勾配が付けられている。底部laの上ll
F1には、底部1aに近接させて、多数のノズル6を備
えた複数本の配管7A.7B,7Cが配設されている.
配管7A,7B,7Cは、相互に平行でありかつ底部1
aの底面に対して平行の状態において、それぞれ等高線
の位置に配置されている。配管の配置位置は7A.7B
,7Cの順で低くなっている.配管7A.7B.7Cの
ノズル6の先部は底部1a圓であって勾配の低い方向に
向けられている。配管7A,7B,7Cにはクーラント
液共油(冷却媒体兼潤滑媒体としての機能を有するもの
)又はエア8が供給され、これをノズル6から底部1a
に向けて噴射する.このクーラント湾共油等の噴射によ
って、底部1aに堆積されたスラッジやヘドロ等の堆積
物4Aを強制的に剥離し、.底部1aの低い箇所に移動
させる.なお上記楕成においで゛、配管の本数は底部1
aの広さに応じて任意である. 上記配管7A,7B,7Cのタンク1の外測に位置され
る基部にはそれぞれに自動開閉弁9A9B.9Cl)’
取り付けられ、これらの自動開閉弁9A,98  9C
はタイマ10によって所定の順序で開閉するように動作
制御される.すなわち、先ず、自動開閉弁9Aのみを開
き、配管7Aの下開にあるタンク底部1aの高所のスラ
ッジやヘドロ等の堆積鞠4Aを剥離し、下方に押し出す
,次に自動開閉弁9Aを閉じて9Bのみを開く.これに
より、配管7Bの下測にもともと存在した堆積物4Aと
配管7Aの噴射作用により押し出された堆積物を更に下
方に押し出す.次には、自動開閉弁9Bを閉じて、自動
開閉弁9Cのみを開き、上記と同様の作用を行う.以上
の工程を所要の時間間隔で繰り返す.このようにして、
最終的に、タンク1の更に深い湧状底部1dに、底部1
aにおいて剥離した堆積物4Aをすべて落とし、ここに
集積する. 湧状底部1dの上部には消内に配置されるように、コン
ベア装置l1が配設される.このコンベア装置11は、
駆動スプロゲット12と支持スプロケット13とそれら
の間に架設された無端ベルト14とからなり、この無端
ベルト14の表面には一定の間隔で複数の掻板15が設
けられている、駆動スプロケット12の駆動軸12aは
減速機16を介してタンク1の外部に配置されたモータ
17の出力軸と連結されている。なお、駆動軸12aは
タンク1の側壁を貫通させられるため、側壁に軸受けl
8を設け、更にシール部材l9か設けられることにより
タンク■内の液が外に洩れないようにされている。また
駆動軸12aの他方の端部は溝状底部1dに固定された
ブラゲッ1・20に収りIFけらh.た軸受け21で支
持されている。また支持スプロケット13の軸13aは
、このタンク1内で一′#深い底部、すなわち最低底部
1eに固定されたプラテント22に1(5!り付けられ
た軸受け23で支持されている, 上記の柘戊によって、モータ17か所定の回転動作を行
うと、?E.端べ′゛ルl− 1−4は第1図中矢印八
の方向に移動する,このため掻板15は溝状底部1dの
表面上を移動し、溝状底部1dに集められた進積T勿4
Aを第1図中更に低い方向、ずなわち最低底部1eの方
向に掻き出す。なお、溝状底部1dは第1図に示される
ように、危低底部1eに近つくほど低くなるように勾配
が付Glられている。
従って、溝状底部1dに平行に配設される黙端べルト1
4も傾斜された状・態で配設されている.ただし、消状
底部1dの勾配は必ず付ける必要はない,このようにし
て、溝状底部1dに集められた堆積’J”iJ lI 
Aはコンベア装置l1の送出し収集作用によって、ずべ
て最低底部1eの一箇所に掻き集められる。
最低底部1eは、剥離し収集したタンク1内の堆積掬4
Af:sめて溜めておく箇所である。最低底部1eは排
出配管24の入口に向かって勾配が付けられ、かつ第3
図に示されるようにその中央部が低くなるようにV谷の
形状に形威されている.このような形状によって最低底
部1eに集められた堆積物4AはJノj出配管2l1に
入口に集まり、最低底部1eの勾配及び堆積物の自重に
よって自然に排出配管24の入口に進入することになる
。また、最低底部1eの他の実施例として両測部の一方
が低くなる上うに勾配を付け、その低い箇所に対応させ
て排出配管24の配置を行うようにしてもよい.なお、
最低底部1e自体はなくても構わない。
排出配管24はその出口測が下方に向くように屈曲させ
られ、出口と入口のそれぞれにストップ弁25.26を
設けている.出口の下側には回収ボックス27が配設さ
れる.*積物4Aを最低底部1eに溜めるときには、ス
トップ弁25を閉じ、ストップ弁26を開いた状態にし
ておく.このため第1図に示されるように、ストップ弁
25の所で堆積物4Aが止められた状態にある.次に、
ストップ弁26を閉じ、ストップ弁25を開く。そうす
ると、ストップ弁25.26との間に溜められた堆積物
が回収ボックス27に排出される.ストップ弁25.2
.6の開閉は手動又は自動によって行われる.回収ボッ
′クス27に堆積物を回収するとき、タンク内のクーラ
ント液も一部排出されることになる.そこで、排出され
たスラツジやヘドロ等はボンプ28でフィルタ装置29
(ホフマンフィルタ等>30に送給され、このフィルタ
装置2つで固形分と再利用液分に分けられる.再利用液
分はタンク1に供給される. [発明の効果] 以上の説明で明らかな・ように本発明によれば、タンク
内のスラツジやヘドロ等の堆積物を自動的に除去し収集
するので、完全無人化、自動化をを成することができる
。またこの自動化によってラインの停止を回避すること
ができるので生産性を上げることができる. 堆積物を剥離させるための配管の噴射動作の制御によっ
て底部の堆積物を効率良く取り除くことができる.また
無端ベルト等を利用した収集装置及び最低底部を形成す
ることにより堆積物の集積度が向上する.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るタンク内堆積物の回収装置の正面
図、第2図は同回収装置の平面図、第3図は同回収装置
の側面図である。 符号の説明 1・・・タンク 1a・・・底部 1d・・・消状底部 1e・・・最低底部 2 ・ ・ 4 ・ ・ 4A ・ 6 ・ ・ 7A, 9A, 1 0 ・ 1 1 ・ 1 4 ・ 1 5 ・ 24 ・ ・クーラント液 ・スラツジ ・・堆積物 ・噴射ノズル 7B,7C・・・配管 9B,9C・・・自動開閉弁 ・・タイマ ・・コンベア装置 ・・無端ベルト ・・掻板 ・・排出配管 第1図 出l傾人 株弐′会社 日立製作所

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)タンクの底部に勾配を付け、前記底部の底面に沿
    う異なる等高線位置に配設された、複数の噴射ノズルを
    有する複数本の配管と、高い位置にある前記配管から低
    い位置にある前記配管への順序で前記ノズルを噴射させ
    るよう噴射動作を制御する制御手段と、前記噴射動作に
    よって前記底部から剥離された堆積物を集める収集装置
    とからなることを特徴とするタンク内堆積物の回収装置
  2. (2)請求項1において、前記収集装置は、前記タンク
    底部の低い箇所に、より低い溝状底部を形成し、この溝
    状底部に配置されかつ複数の掻板を有する無端ベルトと
    、この無端ベルトを動作させる駆動装置とからなること
    を特徴とするタンク内堆積物の回収装置。
  3. (3)請求項2において、前記無端ベルトの掻出し方向
    の先端位置に堆積物を貯留するためのタンク最低底部を
    設けたことを特徴とするタンク内堆積物の回収装置。
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