JPH03209120A - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

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JPH03209120A
JPH03209120A JP2004259A JP425990A JPH03209120A JP H03209120 A JPH03209120 A JP H03209120A JP 2004259 A JP2004259 A JP 2004259A JP 425990 A JP425990 A JP 425990A JP H03209120 A JPH03209120 A JP H03209120A
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JP
Japan
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ray
subject
specimen
detector
transmission data
Prior art date
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Pending
Application number
JP2004259A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Yamaji
宏尚 山地
Yasuaki Nagata
泰昭 永田
Kazuo Hayashi
林 一雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Length-Measuring Devices Using Wave Or Particle Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は主として産業用に使用され、微細構造物の内部
を非破壊で検査するのに好適なX*CT装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
医療用のXiJCT装置は、外部から生体内部の組織を
観察することができるという優れた特徴から現在では広
く普及している.また、産業用のX@CT装置は金属、
セラξソクス、複合材料等の内部の微小欠陥を非破壊で
検査することもできるので、近年材料の品質評価などに
盛んに利用されつつある。医療用のX線CT装夏の場合
、要求される空間分解能はせいぜい数100μm程度で
あるが、産業用として使用されるCT装置の場合にはこ
れよりも更に一桁高い空間分解能(数10μm)が要求
される。
XWICT装置の空間分解能を高める方法として、X線
検出器を構戊する個々のx線検出素子数を増やすととも
にその寸法を小さくし、これによってサンプリング数を
増加させる方法、及びX’lABに点光源に近いものを
利用して被検体をx&I検出器に拡大投影することによ
り、X#llA検出器の分解能を相対的に向上させる方
法等がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前者の方法ではX線検出素子数の坩加に伴って
検出回路が複雑化し、X線検出器及び検出回路のコスト
が上昇するという問題がある。また、後者の方法では、
被検体の寸法が大きい場合や、拡大率を上げるためにX
線源に被検体を近づける場合には、X線ビームが被検体
を通過する範囲が幾何学的に制限され、被検体のすべて
の範囲の透過データを得られないことがある.この場合
には、被積体の一部OCT@像のみは得られるが被検体
の全体OCT画像は得られない。
また、X線源とX線検出器との距離を遠ざけると、投影
倍率は上がるもののX線の利用効率が低下するという問
題がある。
本発明は上記事情に基づいてなされたものであり、X線
検出器の検出素子数を増加したり、X′4lA源と、被
検体若しくはX線検出器との距離を変えたりすることな
く、透過データのサンプリング数を増加して、投影像の
拡大率を向上させることができるX線C丁装置を提供す
ることを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記の目的を達成するために本発明に係るX線CT装置
は、X線発生装置から被検体へ向けて扇状のXvAビー
ムを照射し、多数のX線検出素子を一次元的に配列した
X線検出器によって該被検体通過後のX線を検出するこ
とにより、CT画像を再構戒するためのx′4lAi3
過データを得るX線CT装置において、 前記X線発生装置と前記X線検出器との間に配置され、
前記X線発生装置のXwa源と前記X線検出素子とを含
む平面と平行な面内で回転可能であるとともに、前記X
線検出素子の配列方向と平行に任意の距離だけ並進移動
が可能な被検体移動手段を設け、 該被検体移動手段の所定距離の並進移動及び所定角度の
回転により、前記被検体について前記X線ビームを部分
的に透過させたXwAi3過データを2n+1回(n=
1.2,  ・・・)収集することによって、前記被横
体の断面の全範囲にわたるX&91i!過データを得る
ことを特徴とするものである。
〔作用〕
被検体移動手段によって被横体を、被検体の回転中心と
XvA発生装置との距離及びX線ビームの照射角度との
関係で決まる距離だけ、X線検出素子の配列方向に移動
させる動作と、被検体の回転動作とを組み合わせること
によって、X線ビームを被検体に部分的に透過させる場
合において、X線ビームが被検体を透過する部分に重な
りが生しないようにすることができる。
このような手続きで1スキャン分のX!i3過データを
複数回にわたるX線透過データの収集によって得ること
により、扇状のX線ビームが被検体を透過する部分に重
なりを生じさせることなく、被検体の断面の全範囲にわ
たって正確なX線透過データが得られる。
〔実施例〕
以下に図面を参照しつつ本発明の実施例について説明す
る。
第1図は本発明の一実施例のX線CT装置の概略構戒図
である。同装置は、点光源から扇状のX線ビームを照射
するX線発生装置1、被検体Aを保持して移動する移動
ステージ2、多数のX&I検出素子が一次元的に配列さ
れたX&I検出器3、CT断層面に平行な間隙を有し被
検体のスライス幅を規定するコリメート板4、X線検出
器3及びコリメート板4が載置される移動ステージ5よ
りなる。
X線発生装置1、被検体A及びX線検出器3は、それぞ
れX線の点光源、被検体Aの回転中心(移動ステージ2
の回転中心でもある。)、及びX線検出器3の検出中心
が同一直線上にあるような位置関係で配置されている。
したがって、被検体Aを透過したX線ビームは、X線発
生装置1と被検体Aとの距離、及びX線発生装置1とX
線検出器3との距離に応した倍率でX線検出器3の位置
に拡大投影される。また移動ステージ2及び移動ステー
ジ5は上記の直vA(これをX軸とする。〉に沿って移
動可能とされている。このため、拡大投影されるX線ビ
ームの倍率は移動ステージ2及び5を移動させることに
よって変えることができる。
更に、移動ステージ2は任意の角度の回転及びX線検出
素子の配列方向に略平行な方向(これをY軸方向とする
。)への移動(以下これをトランスレートと称する.)
も可能とされている。
次に、上記装置における扇状のX線ビームと被検体の断
面との幾何学的な関係、及び移動ステージ2の動作等に
ついて説明する。第2図〜第5図はX線発生装置1から
照射されX線検出器3によって検出されるX線ビーム1
0と被検体Aの断面との関係を示す図であり、第1図の
配置を上から見た場合に相当する。これらの図において
被検体六の初期状態における回転中心を原点、この回転
中心のトランスレート動作による軌跡をY軸とする。ま
たX線源の位置をF.X線検出器3の両端ヲA I 及
びA,,X線ビーム10の縁辺がY軸と交わる点を81
及びBz、被検体Aの周縁がY軸と交わる点をC,及び
C2とする。
第2図のような場合、被検体AがX線ビーム10の中に
入りきらないので、透過データの収集を一回行っただけ
では被検体Aの全体をカバーすることはできない。もち
ろん被検体A全体がX線ヒーーム10の中へ入るまで被
検体を同図左側へ移動させれば、1回のデータ収集で被
検体の全範囲をカバーすることはできるが、そうすると
投影倍率が下がって空間分解能が低下する。また、単な
る平行移動によって複数回データ収集を行うだけでは、
X線が遇遇する部分に重なりができて正確なデータを蓄
積できない. そこでまず、移動ステージ2をトランスレートさせて第
3図に示すように被検体八の中心をY軸上の01へ移動
する。この01は、X軸に平行でこの点を通る直線が直
線FA!と交わる点をD1としたときに、10+D+l
=lOFlを満たす?置にある.このときl OB.t
 > l QC,lであるので、この位置でX線透過デ
ータの収集を行うと第6図に示す被検体Aの断面図のう
ち領域eの部分の拡大投影されたX線透過データが得ら
れる。
次に、再び移動ステージ2をトランスレートさせて第4
図に示すように被検体Aの中心位置を点02へ移動する
。この02はtool  l=l○Oの関係を満たす位
置にある。したがって、点02を遣りX軸に平行な直線
が直線FAと交わる点をDよとすると、 0■Dz  −l0+ D+  l=l○Fの関係が威
立する。この位置でX線透過データの収集を行うと、第
6図の領域fの部分の拡大投影されたX線透過データが
得られる。
続いて、第5図に示すように被検体Aの中心が再び原点
に一致するように移動ステージ2をトランスレートさせ
、更に、移動ステージ2を角度πだけ回転させる。この
位置でX線透過データの収集を行うと、第6図の領域g
の部分の拡大投影されたX線透過データが得られる。
以上のようにしてX線透過データの収集を行うと被検体
Aの断面の全ての範囲をカバーすることができ、しかも
各X線透過データの収集が行われる領域は互いに重なる
ことがない。すなわち3回のトランスレート動作及び3
回のxma過データの収集を行うことによって1スキャ
ン分のXvA透過データが得られる。こうして得られた
一連のX&Ii3過データは1スキャン分のデータとし
て制御用のコンピュータ(図示せず)などに記憶される
したがって、被検体OCT画像を得るには、被検体Aの
所定の角度範囲にわたって上記と同様のスキャン動作を
行う。また、この例では、実際のX線検出素子の数の3
倍のX線検出素子からなるX線検出器によってxl透過
データの収集を行う場合と同様のデータサンプリング数
が得られることになる。
被検体が第2図に示す場合よりも更に大きい第7図に示
す様な場合には、X線透過データの収集を3回行っても
被検体全体をカバーすることができない.この場合には
、例えば、まず第8図のJうに被検体の中心を第4図と
同し02の位置へトランスレートしてXvA透過データ
の収集を行う。
これ番こより第10図における領域iの部分にっしての
データ収集が行われる。そして、被検体の4心をX軸に
間して対称な位置にトランスレートすることにより第1
0図における領域jの部分に一いてのデータ収集が行わ
れる。次に、移動ステージを角度πだけ回転し、第9図
のようにY軸方冑に原点からの距離が2100zlであ
る0,のイΩ置へ被検体の中心をトランスレートして(
2100z  l=loOi  1)X線透過データの
収集を行う.これにより第lO図において領域kの部分
についてのデータ収集が行われる。更に、角度πだけの
回転とトランスレ〜トとを適当に組み合わせて行うこと
によって、第10図の領域m,nについてのデータ収集
を行うことができる。
第6図の場合には3回、第10図の場合には5回のX線
透過データの収集によって被検体の全範囲をカバーする
ことができるが、このことをより一般化すると、トラン
スレート動作と角度πの回転を組合せて、2n+I  
(n=1.2,  ・・ )回のデータ収集によって任
意の寸法の被検体の全範囲をカバーした1スキャン分の
データを得ることができる。このトランスレートの基本
となる距離はl 00 II  I 00z  lに相
当する距離であり、この距離は上記の説明から明らかな
ように被検体の回転中心とX線源との距離、及び扇状の
X線ビームの照射角度によって決定される.これまでの
例では被検体の断面が円の場合のみを考えてきたが、被
検体の中心からの最大距離を半径とする円を断面とする
被検体と考えれば、任意の形状の被検体でも上記と同様
にして被検体の断面全体のCT画像を得ることができる
〔発明の効果〕
以上説明したよう番こ本発明によれば、扇状のX線ビー
ムが被検体の断面の全範囲を透過することができないよ
うな大きな被検体についても被検体の断面の全範囲につ
いて、X線の透過領域が重なることのないようにX線透
過データの収集を行うことができるので、X線検出器を
X線発生装置から遠ざけてX線の利用効率を低下させた
り、X′ia検出素子の数を増やしてX線検出回路のコ
ストを上昇させるようなことをせずに空間分解能を高め
ることができ、更に実際のX線検出素子の数よりも多く
の数のデータサンプリングが得られるX″4lJ.CT
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のX線CT装置の概略構或図
、第2図〜第5図はXvA発生装置がら照射されX線検
出器によって検出されるX線ビームと被検体の断面との
関係を示す図、第6図は第2図〜第5図の操作によって
X線透過データの収集が行われる被検体の領域を示す図
、第7図〜第9図はX線発生装置から照射されX線検出
器によって検出されるX線ビームと上記とは別の被検体
の断面との関係を示す図、第10図は第7図〜第9図の
操作によってX線透過データの収集が行われる被検体の
領域を示す図である。 1・・・X線発生装置、2.5.・.移動ステージ、3
 ・・・ X4i!検出器、 4 ・・・ コリメート板、 1 0 ・・・ X線ビーム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 X線発生装置から被検体へ向けて扇状のX線ビームを照
    射し、多数のX線検出素子を一次元的に配列したX線検
    出器によって該被検体通過後のX線を検出することによ
    り、CT画像を再構成するためのX線透過データを得る
    X線CT装置において、 前記X線発生装置と前記X線検出器との間に配置され、
    前記X線発生装置のX線源と前記X線検出素子とを含む
    平面と平行な面内で回転可能であるとともに、前記X線
    検出素子の配列方向と平行に任意の距離だけ並進移動が
    可能な被検体移動手段を設け、 該被検体移動手段の所定距離の並進移動及び所定角度の
    回転により、前記被検体について前記X線ビームを部分
    的に透過させたX線透過データを2_n+1回(n=1
    ,2,・・・)収集することによって前記被検体の断面
    の全範囲にわたるX線透過データを得ることを特徴とす
    るX線CT装置。
JP2004259A 1990-01-10 1990-01-10 X線ct装置 Pending JPH03209120A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019012190A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 株式会社Jvcケンウッド 虚像表示装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0264442A (ja) * 1988-08-31 1990-03-05 Toshiba Corp スキャノグラム装置

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