JP4788272B2 - X線断層撮像装置及びx線断層撮像方法 - Google Patents
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Description
前記制御手段により、前記被検査体の一部分が前記二次元検出手段に撮像されるよう、前記X線源と前記二次元検出手段の相互の位置を固定したまま、前記回転手段に載置された被検査体の回転軸の位置を、前記被検査体の回転軸と平行で前記X線焦点を通る回転軸について、前記X線焦点から前記二次元検出手段の検出面に下ろした垂線と、前記X線焦点から前記被検査体の回転軸を結ぶ直線とのなす角がθ度、0度、−θ度の三つの撮像位置に、各々の撮像位置で所定枚数の投影像を撮像の都度、同一半径にて旋回移動させ、
各々の撮像位置において、前記被検査体の初期角度位相を各々−θ度、0度、θ度として各角度位相毎に前記所定枚数の投影像を撮像し、
各々の撮像位置で得られた投影像を、前記被検査体の回転軸と平行で前記X線焦点を通る回転軸を中心とし、半径を前記X線焦点から前記二次元検出手段に下ろした垂線の長さとする仮想的な円筒面に射影変換し、
射影変換した各々の撮像位置で撮像された順に同角度位相の投影像を合成し、各角度位相毎に合成した投影像から再構成計算を行い、前記被検査体の内部構造データを再構成する
ことを特徴とする。
N=(Nx,Ny,0)
=(−Ncosφ,Nsinφ,0)
となる。
V=(0,0,−1)
である。
ベクトルN,VからベクトルUを算出すると、
これら3つのベクトルN,U,Vにより、X線二次元検出器2上の任意の点Qは、
N+αU+βV
として表せる。
P=(−Rcos(mΔθ),Rsin(mΔθ),nΔZ)
ここで円筒面31上の仮想検出面のピクセルピッチをΔθ,ΔZと表し、各ピクセル位置を(m,n)、X線焦点位置Oから円筒面31上のベクトルPの終点までの距離をRとする。
N+αU+βV=kP
のα,β,kを求める問題に帰着する。
α´=αΔh
β´=βΔw
の関係が成り立ち、(m,n)と(α´,β´)の関係からX線二次元検出器2のピクセルと仮想円筒面31上のピクセルとの対応関係が得られ、X線二次元検出器2の投影像の円筒面上への射影を行なうことができる。
また、従来の手法で幅広の投影像を得ようとする場合、X線源と被検査体の中心を結ぶ直線から離れた位置になればなるほど、X線源とX線二次元検出器との距離が離れ、投影像の輝度が減衰するが、上述構成においてはX線源1とX線二次元検出器2との距離は一定なので、そのような問題は生じない。
また、X線二次元検出器2の投影像を円筒面31に射影する場合は、実際のX線二次元検出器2の検出面と仮想的な円筒面31との距離差が、仮想的平面30に射影することに比べて少なく、より変換誤差の少ない画像が得られることが期待できる。
また、X線二次元検出器の中には、被検査体が何も映っていない白画像又は黒画像を元にキャリブレーションを行なう必要があるものがあり、このキャリブレーションはX線源の焦点位置とX線二次元検出器の位置関係が変化する度に行なう必要がある。しかし、上記他の実施の形態例では、X線二次元検出器2の位置を変化させずに撮像できるので、一度キャリブレーションしただけで、各ポジション(撮像位置)における撮像が可能となる。
また、X線二次元検出器2を固定したまま、撮像を行える分、定盤が撓むことがなく幾何学的位置関係を保つことが容易となり、より高精度な撮像を実現できるので、X線断層撮像装置の構成も簡潔なものとなる。
Claims (2)
- コーンビーム状の照射野が得られるX線源と、被検査体の透過X線を撮像する平面な検出面を持つ二次元検出手段と、前記X線源のX線焦点と前記二次元検出手段との間に配置され前記被検査体を載置して前記X線焦点から前記二次元検出手段の検出面に下ろした垂線に直交する回転軸を中心に設定された角度変位で回転する回転手段と、各角度位相毎に撮像された投影像から再構成計算を行い、前記被検査体の内部構造データを再構成する制御を行う制御手段と、を有するX線断層撮像装置において、
前記制御手段は、前記被検査体の一部分が前記二次元検出手段に撮像されるよう、前記X線源と前記二次元検出手段の相互の位置を固定したまま、前記回転手段に載置された被検査体の回転軸の位置を、前記被検査体の回転軸と平行で前記X線焦点を通る回転軸について、前記X線焦点から前記二次元検出手段の検出面に下ろした垂線と、前記X線焦点から前記被検査体の回転軸を結ぶ直線とのなす角がθ度、0度、−θ度の三つの撮像位置に、各々の撮像位置で所定枚数の投影像を撮像の都度、同一半径にて旋回移動させ、
各々の撮像位置において、前記被検査体の初期角度位相を各々−θ度、0度、θ度として各角度位相毎に前記所定枚数の投影像を撮像し、
各々の撮像位置で得られた投影像を、前記被検査体の回転軸と平行で前記X線焦点を通る回転軸を中心とし、半径を前記X線焦点から前記二次元検出手段に下ろした垂線の長さとする仮想的な円筒面に射影変換し、
射影変換した各々の撮像位置で撮像された順に同角度位相の投影像を合成し、各角度位相毎に合成した投影像から再構成計算を行い、前記被検査体の内部構造データを再構成する
X線断層撮像装置。 - コーンビーム状の照射野が得られるX線源と、被検査体の透過X線を撮像する平面な検出面を持つ二次元検出手段と、前記X線源のX線焦点と前記二次元検出手段との間に配置され前記被検査体を載置して前記X線焦点から前記二次元検出手段の検出面に下ろした垂線に直交する回転軸を中心に設定された角度変位で回転する回転手段と、各角度位相毎に撮像された投影像から再構成計算を行い、前記被検査体の内部構造データを再構成する制御を行う制御手段と、を有するX線断層撮像装置のX線断層撮像方法において、
前記制御手段により、前記被検査体の一部分が前記二次元検出手段に撮像されるよう、前記X線源と前記二次元検出手段の相互の位置を固定したまま、前記回転手段に載置された被検査体の回転軸の位置を、前記被検査体の回転軸と平行で前記X線焦点を通る回転軸について、前記X線焦点から前記二次元検出手段の検出面に下ろした垂線と、前記X線焦点から前記被検査体の回転軸を結ぶ直線とのなす角がθ度、0度、−θ度の三つの撮像位置に、各々の撮像位置で所定枚数の投影像を撮像の都度、同一半径にて旋回移動させ、
各々の撮像位置において、前記被検査体の初期角度位相を各々−θ度、0度、θ度として各角度位相毎に前記所定枚数の投影像を撮像し、
各々の撮像位置で得られた投影像を、前記被検査体の回転軸と平行で前記X線焦点を通る回転軸を中心とし、半径を前記X線焦点から前記二次元検出手段に下ろした垂線の長さとする仮想的な円筒面に射影変換し、
射影変換した各々の撮像位置で撮像された順に同角度位相の投影像を合成し、各角度位相毎に合成した投影像から再構成計算を行い、前記被検査体の内部構造データを再構成する
X線断層撮像方法。
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