JPH03201813A - 音質調整装置 - Google Patents

音質調整装置

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JPH03201813A
JPH03201813A JP1344056A JP34405689A JPH03201813A JP H03201813 A JPH03201813 A JP H03201813A JP 1344056 A JP1344056 A JP 1344056A JP 34405689 A JP34405689 A JP 34405689A JP H03201813 A JPH03201813 A JP H03201813A
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秀一 森
Hisashi Kihara
久 木原
Shinjirou Katou
加藤 慎治郎
Fumio Tamura
史雄 田村
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    • H03G5/04Manually-operated control in untuned amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04SSTEREOPHONIC SYSTEMS 
    • H04S7/00Indicating arrangements; Control arrangements, e.g. balance control
    • H04S7/30Control circuits for electronic adaptation of the sound field
    • H04S7/307Frequency adjustment, e.g. tone control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2499/00Aspects covered by H04R or H04S not otherwise provided for in their subgroups
    • H04R2499/10General applications
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は音質調整装置に関し、特に前後チャンネルのオ
ーディオ出力を有する音響装置における音質調整装置に
関する。
背景技術 音質調整装置暢としては、高音及び低音レベルをキー操
作に応じて制御するものが一般的であり、複数のチャン
ネルをオーディオ出力を有する音響装置に備えられた音
質調整装置においては全てのチャンネルに対し同一の周
波数特性で音質調整が行なわれる。
前方(フロント)及び後方(リア)で左右チャンネルの
オーディオ出力を各々有するいわゆる4スピーカ対応の
車載音響装置においては、通常、車室内のスピース取付
条件から前方には小口径のスピーカが配置され、後方に
は前方より比較的大口径のスピーカが配置される。この
ような車載音響装置に備えられた音質調整装置において
は、例えば、低音不足を補うためユーザが低音調整ツマ
ミを操作して音響出力の低音レベルを上昇させると、音
響出力全体の低域が増すものの、上記の如く前方スピー
カは小口径であるためスピーカの能力を越えて歪みが多
く生ずることとなるという問題点があった。また、前座
席にて高音不足のため高音調整ツマミの操作により音響
出力の高音レベルを上昇させると、後座席では後方スピ
ーカの真近のため後座席に位置する同乗者には高域が強
過ぎて不快感を与えるという問題点があった。
発明の概要 [発明の目的コ 本発明の目的は、前方及び後方チャンネルのオーディオ
出力を有する音響装置において前方スピーカからの音響
出力を歪ませることなく低音レベルを調整できかつ後方
スピーカに近い位置の聴取者に不快感を与えることなく
高音レベルを調整することができる音質調整装置を提供
することである。
[発明の構成コ 本発明による音質調整回路は、前方及び後方チャンネル
の各オーディオ出力を発生する音響装置における音質調
整装置であり、前方及び後方チャ・ンネルにおいて独立
して音質調整を行なう前方用及び後方用音質調整手段を
有することを特徴としている。
実施例 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明す
る。
第1図に示した本発明の一実施例たる音質調整装置にお
いては、DSP (ディジタル信号プロセッサ)2が用
いられている。左右(L ch、 Rch)チャンネル
のアナログオーディオ信号がA/D変換器1を介してD
SP2内の入力インターフニス3に供給される。入力イ
ンターフェース3にはデータバス4が接続されており、
このデータバス4はデータ群を一時記憶するデータメモ
リ17及び乗算器5の一方の人力に接続されている。デ
ータメモリ17には1サンプリング周期毎にデータメモ
リ17の読出しアドレスからlを減算するデクリメント
カウンタ15が接続されている。乗算器5の他方の入力
には係数データを保持するためのバッファメモリ6が接
続されている。バッファメモリ6には係数RAM7が接
続され、RAM7には複数の係数データが記憶される。
後述のシーケンスコントローラ10からのタイミング信
号に応じてRAM7に記憶された係数データ群のうちか
ら1つの係数データが順次読み出され、それがバッファ
メモリ6に供給されて保持される。バッファメモリ6に
保持された係数データは乗算器5に供給される。ALU
 (加算器)8は乗算器5の計算出力を累算するために
設゛けられており、一方の人力に乗算器5の計算出力が
供給され、他方はデータバス4に接続されている。AL
U8の計算出力にはアキュームレータ9が接続され、ア
キュームレータ9の出力はデータバス4に接続されてい
る。
また、データバス4には出力インターフェース11が接
続され、出力インターフェース11から出力されるディ
ジタルオーディオ信号はディジタルフィルタ12を介し
てD/A変換器13に供給される。D/A変換器13か
らは前方(フロント)チャンネルのオーディオ信号が出
力される。同様にデータバス4には出力インターフェー
ス18が接続され、出力インターフェース18から出力
されるディジタルオーディオ信号はディジタルフィルタ
1つを介してD/A変換器21に供給される。
D/A変換器21からは後方(リア)チャンネルのオー
ディオ信号が出力される。
A/D変換器1、インターフェース3,11、乗算器5
、係数RAM7、ALU8、アキュームレータ9及びメ
モリ制御回路19の動作はシーケンスコントローラ10
によって制御される。シーケンスコントローラ10はプ
ログラムメモリ20に書き込まれた処理プログラムに従
って動作すると共にマイクロコンピュータ14からの指
令に応じて動作する。
マイクロコンピュータ14にはキーボード16が接続さ
れている。キーボード16には低音調整アップ/ダウン
キー、高音調整アップ/ダウフキ、及び音質調整モード
選択キー(共に図示せず)が設けられており、これらキ
ーの操作応じてマイクロコンピュータ14はRAM7の
係数データの書き込みを制御する。
かかる構成においては、A/D変換器1に供給されるオ
ーディオ信号は所定のサンプリング周期毎にディジタル
オーディオ信号データに変換されてインターフェース3
を介してデータメモリ17に供給されて記憶される。一
方、RAM7から読み出された係数データはバッファメ
モリ6に供給されて保持される。シーケンスコントロー
ラ1゜はインターフェース3からデータを読み込むタイ
ミング、データメモリ17から乗算器5へ選択的にデー
タを転送するタイミング、RAM7から各係数データを
出力するタイミング、乗算器5の乗算動作タイミング、
ALU8の加算動作タイミング、アキュームレータ9の
出力タイミング及びインターフェース11.18から演
算結果のデータを出力するタイミング等のタイミングを
とる。これらのタイミングが適切にとられることにより
、例えば、バッファメモリ6から係数データα1が、ま
たデータメモリ17からデータd1が乗算器5に供給さ
れ、乗算器5において先ず、α1 ・dlが演算される
。このα1 ・dlが演算されるとALU8においてO
+α1 ・dlが演算され、その演算結果がアキューム
レータ9において保持される。次いで、バッファメモリ
6から係数データα2が、またデータメモリ17からデ
ータd2が出力されると、乗算器5においてα2・d2
が演算され、アキュームレータ9からα1 ・dlが出
力されて、ALU8においてα1 ・d1+α2 ・d
2が演算され、その演算結果がアキュームレータ9にお
いて保持される。これを繰り返すことによりΣαt−d
tが算出される。
イーノ かかる本発明による音質調整装置におけるDSP2の動
作を等価回路で示すと第2図の如くなる。
すなわち、フロント用の低音調整回路25及び高音調整
回路26と、リア用の低音調整回路27及び高音調整回
路28とからなり、各回路25〜28各々は2次rlR
型フィルタから構成される。
低音調整回路25について説明すると、データ信号が供
給される入力端には係数乗算器31及び遅延素子32が
接続されている。遅延素子32の出力には係数乗算器3
3及び遅延素子34が接続されている。遅延素子34の
出力には更に係数乗算器35が接続されている。係数乗
算器31. 33゜35の各出力は加算器36に接続さ
れている。加算器36の出力には高音調整回路26が接
続されると共に遅延素子37が接続されている。遅延素
子37の出力には係数乗算器38及び遅延素子3つが接
続されている。遅延素子39の出力には更に係数乗算器
40が接続されている。係数乗算器38.40の各出力
も加算器36に接続されている。
遅延素子32,34.37.39の各遅延目間はシーケ
ンスコントローラ10によって指令されて行なわれる1
ステップ分の動作時間に相当する。
よって、乗算器33に供給されるデータは乗算器31に
供給されるデータより1ステツプ前のデータであり、乗
算器35に供給されるデータは乗算器31に供給される
データより2ステツプ前のデータである。乗算器38.
40についても同様である。乗算器31.33,35,
38.40において乗算される係数か後述する係数デー
タc、)〜C直に対応する。
かかる2次11R型フイルタをDSP2によってディジ
タル処理により形成する場合、DSP2は次の如く動作
する。
先ず、第1ステツプにおいてデータメモリ17のn番地
から入力オーディオ信号データd。を読み出し、またR
AM7から係数データc2を読み出してバッファメモリ
6に転送することにより乗算器5にて乗算させる。その
乗算結果c2 ・dnには第1ステツプより2ステツプ
後の第3ステツプにおいてALU8によって0が加算さ
れてその加算結果がアキュームレータ9に保持される。
第2ステツプにおいてはデータメモリ17のn−1番地
から信号データd n−1を読み出し、読み出された信
号データd。、とRAM7から新たに読み出した係数デ
ータC+とを乗算器5にて乗算させる。その乗算結果c
1 ・dn−1には第4ステツプにおいてALU8によ
ってアキュームレータ9の保持値(第3ステツプの加算
結果)が加算されてその加算結果がアキュームレータ9
に保持される。
次いで、第3ステツプにおいては入力信号データINを
インターフェース3からデータメモリ17のn−2番地
及び乗算器5に転送してRAM7がら新たに読み出した
係数データcmと乗算器5にて乗算させる。その乗算結
果co−INには第5ステツプにおいてALU8によっ
てアキュームレータ9の保持値(第4ステツプの加算結
果)が加算されてその加算結果がアキュームレータ9に
保持される。
第4ステツプにおいてはデータメモリ17のn+2番地
から信号データd n)2を読み出し、読み出した信号
データd n+2とRAM7から新たに読み出した係数
データC4とを乗算器5にて乗算させる。
その乗算結果C4・d n、2には第6ステツプにおい
てALU8によってアキュームレータ9の保持値(第5
ステツプの加算結果)が加算されてその加算結果がアキ
ュームレータ9に保持される。そして第5ステツプにお
いてはデータメモリ17のn+1番地から信号データd
。+1を読み出し、読み出・ された信号データd n
ilと読み出された係数データc3とを乗算器5にて乗
算させる。その乗算結果C3・d nilには第7ステ
ツプにおいてALU8によってアキュームレータ9の保
持値(第6ステツプの加算結果)が加算されてその加算
結果が出力データとしてアキュームレータ9に保持され
ると共にデータメモリ17のn番地に書き込まれる。
なお、各係数データcm−c4は後述の如くマイクロコ
ンピュータ14の内部メモリ(図示せず)からマイクロ
コンピュータ14内のプロセッサにより読み出されてR
AM7の所定の係数データエリアに転送されたものであ
る。この係数データエリアは係数RAM7内の1エリア
であり、このような係数データエリアとしフロント低音
係数データエリア、フロント高音係数データエリア、リ
ア低音係数データエリア及びリア高音係数データエリア
が係数RAM7内に形成されている。各エリアは例えば
、第3図の如く形成されており、このエリアにはアドレ
ス1から順に係数データC2+cl   CO+  C
4+  c3の如く読み出される順にマイクロコンピュ
ータ14によって1つの係数ブタ群として書き込まれる
と共にシステムコントローラ10のタイミング信号によ
ってアドレス順に1係数データ毎に読み出される。
次に、マイクロコンピュータ14において上記した内部
メモリには第4図に示すように低音係数データ群B (
+12dB) 、  B (+1OdB) 、  B 
(+8dB)・・・・・・・・・B  (−10dB)
 、  B  (−12dB)が2dBステツプで記憶
されている。また、高音係数データ群T (+12dB
) 、  T (+LOdB) 、  T (+8dB
)・・・・・・・・T (−10dB) 、 T (−
12dB)も同様に記憶されている。これら各係数デー
タ群はデータ群毎に値が設定された上記した係数データ
Co−CAからなる。
マイクロコンピュータ14はキーボード16の低音調整
アップ/ダウンキーが操作されると、第5図に示すよう
に音質調整モードが共通モードであるか否かを判別する
(ステップ51)。これはキーボード16の音質調整モ
ード選択キーにより共通モード状態が選択されているか
否かを判別することにより行なわれる。すなわち、音質
調整モード選択キーは操作する毎にフロントの音質調整
を調整するフロントモード、リアの音質調整を調整する
リアモード、そしてフロント及びリア両方の音質調整を
調整する共通モードのうちの1モードが繰り返し選択で
きるものである。例えば、モードフラグFMの内容が音
質調整モード選択キーが操作される毎に1〜3内で1ず
つ変化するようにされることによりモードフラグFMの
内容から現モードが判別される。音質調整モードが共通
モードではない場合にはフロントモードであるか否かを
判別する(ステップ52)。フロントモードの場合には
フロント音質調整可能範囲内であるか否かを判別する(
ステップ53)。このステップ53においては第6図に
示すようにフロントモード時に低音調整アップ/ダウン
キーうちのアップキーが操作されたか否かを判別する(
ステップ71)。アップキーが操作されたならばフロン
ト低音レベル変数FBを2だけ増大させ(ステップ72
)、低音調整ダウンキーが操作されたならばフロント低
音レベル変数FBを2だけ減少させる(ステップ73)
。そしてフロント低音レベル変数FBが上限値+12以
下で下限値−12以上であるか否かを判別する(ステッ
プ74.75)。
12≦FB≦+12ならば、フロント音質調整可能範囲
内であり、フロント低音レベル変数FBに応じた低音係
数データ群B(FBdB)を内部メモリから読み出す(
ステップ54)。そして読み出した低音係数データ群B
(FBdB)を係数RAM7のフロント低音係数データ
エリアに転送して書き込む(ステップ55)。FB<−
12又はFB>+12ならば、フロント音質調整可能範
囲外であるのでFB−−12又はFB−+12として(
ステップ76.77)本ルーチンを終了する。
ステップ52においてフロントモードでないと判別した
場合にはリアモードであるので、リア音質調整可能範囲
内であるか否かを判別する(ステップ56)。このステ
ップ56においてはステップ53と同様に低音調整アッ
プキーが操作される毎にリア低音レベル変数RBが2ず
つ増大し、低音調整ダウンキーが操作される毎にリア低
音レベル変数RBが2ずつ減少するようにされるので、
リア低音レベル変数RBが上限値+12以下で下限値−
12以上であるか否かを判別する。−12≦RB≦+1
2ならば、リア音質調整可能範囲内であり、リア低音レ
ベル変数RBに応じた低音係数データ群B(RBdB)
を内部メモリから読み出す(ステップ57)。そして読
み出した低音係数データ群B (RBdB)を係数RA
M7のリア低音係数データエリアに転送して書き込む(
ステップ58)。RB<−12又はRB>+12ならば
、リア音質調整可能範囲外であるのでRB−−12又は
RB−+12として本ルーチンを終了する。
なお、変数FB及びRBの初期値は0である。
一方、ステップ51において共通モードと判別した場合
には、ステップ53と同様にフロント音質調整可能範囲
内であるか否かを判別する(ステップ59)。フロント
音質調整可能範囲内ならば、ステップ56と同様にリア
音質調整可能範囲内であるか否かを判別する(ステップ
60)。リア音質調整可能範囲内ならば、フロント低音
レベル変数FBに応じjこ低音係数データ群B(FBd
B)を内部メモリから読み出し、またリア低音レベル変
数RBに応じた低音係数データ群B (RBdB)を内
部メモリから読み出す(ステップ61)。そして読み出
した読み母上と低音係数データ群B(FBdB)を係数
RAM7のフロント低音係数データエリアに転送して書
き込み、また低音係数データ群B(RBdB)を係数R
AM7のリア低音係数データエリアに転送して書き込む
(ステップ62)。
ステップ5つにおいてフロント音質調整可能範囲外であ
ると判別したならば、FB<−12の場合にはFB−−
12とし、FB>+12の場合にはFB−千12として
本ルーチンを終了する。またステップ60においてリア
音質調整可能範囲外であると判別したならば、図示して
いないがフロント低音レベル変数FBをステップ5つに
おける変化量だけ元に戻し、またRB<−12の場合に
はRB−−12とし、RB>+12の場合にはRB−+
12として本ルーチンを終了する。
すなわち、フロントモードにおいて低音調整アップ/ダ
ウンキーが操作される毎にフロント低音レベル変数FB
が2ずつ変化され、フロント音質調整可能範囲内ならば
、フロント低音レベル変数FBに応じた低音係数データ
群B(FBdB)が内部メモリから読み出されて係数R
AM7のフロント低音係数データエリアの係数データC
6=C4が書き換えられる。リアモードにおいて低音調
整アップ/ダウンキーが操作される毎にリア低音レベル
変数RBが2ずつ変化され、リア音質調整可能範囲内な
らば、リア低音レベル変数RBに応じた低音係数データ
群B(RBdB)が内部メモリから読み出されて係数R
AM7のリア低音係数データエリアの係数データC6”
”C4が書き換えられる。また、共通モードにおいて低
音調整アップ/ダウンキーが操作される毎にフロント低
音レベル変数FBが2ずつ変化され、フロント音質調整
可能範囲内ならば、更にリア低音レベル変数RBが2ず
つ変化され、リア音質調整可能範囲内ならば、フロント
及びリア低音レベル変数FBSRBに応じた低音係数デ
ータ群B (FBdB) 、B (RBdB)が内部メ
モリから各々読み出されて係数RAM7のフロント及び
リア低音係数データエリアの係数データco−C4が各
々書き換えられる。
よって、このように係数データCQ−Cdを書き換える
ことによりフロントモード時にはフロントチャンネルの
低域特性が変化し、リアモード時にはリアチャンネルの
低域特性が変化し、共通モード時にはフロント及びリア
両チャンネルの低域特性が変化する。この共通モードに
おいてはフロントモードで設定されたフロントの低音調
整レベル及びリアモードで設定されたリアの低音調整レ
ベルのレベル差を維持した状態でフロント及びリアのレ
ベル、すなわち両チャンネルの低域特性が変化するので
ある。また、共通モードにおいて一方のチャンネルで可
変可能なレベル範囲で上限値又は下限値に達した場合に
は他方のチャンネルもそれ以上レベル変化はされずフロ
ント及びリアの低音調整レベルのレベル差が維持される
上記の動作説明は低音調整について説明したが、高音調
整においても同様である。高音調整においてはキーボー
ド16の高音調整アップ/ダウンキーが操作された毎に
フロントモードの場合にはフロント高音レベル変数FT
を変化させ、リアモードの場合にはリア高音レベル変数
RTの値を変化させ、共通モードの場合にはフロント及
びリア高音レベル変数FT、RTの各位を変化させる。
その変化させた変数が音質調整可能範囲ならばフロント
モードの場合には変数FTに応じた高音係数データ群T
(FTdB)を読み出してRAM7のフロント高音係数
データエリアに書き込み、リアモードの場合には変数R
Tに応じた高音係数データ群T(RTdB)を読み出し
てRAM7のリア高音係数データエリアに書き込み、ま
た共通モードの場合には高音係数データ群T(FTdB
)及びT(RT dB)を読み出してRAM7の各高音
係数データエリアに書き込むことが行なわれる。
例えば、第7図(a)に示すようにフロントモード及び
リアモードにて高域及び低域の周波数特性(実線が)白
ントの特性、破線がリアの特性)がフロント及びリアで
個別に調整された場合に、共通モードにて低音及び高音
調整アップキーの操作により低音及び高音ブースト調整
すると第7図(b)に示すようにフロント及びリアの低
音調整レベルのレベル差を維持したままフロント及びリ
アの周波数特性が各々変化し、また共通モードにて低音
及び高音調整ダウンキーの操作により低音及び高音カッ
ト調整すると第7図(c)に示すようにフロント及びリ
アの低音調整レベルのレベル差を維持したままフロント
及びリアの周波数特性が各々変化する。
また、上記した実施例においては、共通モードにおいて
一方のチャンネルで可変可能なレベル範囲で上限値又は
下限値に達した場合には他方のチャンネルもそれ以上レ
ベル変化はされないようになっているが、例えば、他の
キー操作によりこのような動作を解除して他方のチャン
ネルだけはそれ以上のレベル変化を行なえるようにして
も良い。
更に、上記した実施例においては、DSPを用いたディ
ジタル処理により本装置を形成したが、第8図に示すよ
うにフロント独立音質調整回路41、フロント共通音質
調整回路42、リア独立音質調整回路43及びリア共通
音質調整回路44を設け、音質調整回路41の低音調整
用可変抵抗器41a及び高音調整用可変抵抗器41b並
びに音質調整回路43の低音調整用可変抵抗器43a及
び高音調整用可変抵抗器43bによってフロント及びリ
アで独立して音質調整し、音質調整回路42の低音調整
用可変抵抗器42a及び高音調整用可変抵抗器42b並
びに音質調整回路44の低音調整用可変抵抗器44a及
び高音調整用可変抵抗器44bによってフロント及びリ
アで連動して音質調整するようにアナログ回路として構
成することもできる。
また、上記した各実施例においては、ステレオ信号の1
方のチャンネルについて説明したが、左右チャンネルで
上記した演算動作が各々繰り返される。
発明の効果 以上の如く、本発明による音質調整装置においては、前
方及び後方チャンネルにおいて独立して音質調整を行な
うことができるので、前方及び後方チャンネルのオーデ
ィオ出力を有する音響装置において後方チャンネルの低
音レベルを上げた場合でも前方スピーカからの音響出力
を歪ませることを防止することができる。また車載音響
装置において前座席にて高音不足の場合に後方スピーカ
に近い位置の聴取者に不快感を与えることなく高音レベ
ルを調整することができる。
また、本発明による音質調整装置においては、単一の操
作に応じて前方及び後方チャンネルの音質調整設定レベ
ル差を維持しつつ連動して音質調整設定レベルを変化さ
せることにすれば、良好な操作性を維持しかつ前方及び
後方チャンネルの音質レベルバランスを良好に保つこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は第
1図の装置において演算処理により形成される回路を等
価回路として示すブロック図、第3図は係数RAMの係
数データエリアを示す図、第4図はマイクロコンピュー
タの内部メモリに記憶された複数の係数データ群を示す
図、第5図及び第6図はマイクロコンピュータの動作を
示すフロー図、第7図(a)ないしくc)は共通モード
における動作を示す周波数特性、第8図は本発明をアナ
ログ回路で構成した場合の実施例を示すブロック図であ
る。 主要部分の符号の説明 2・・・DSP 3.11・・・インターフェース 5・・・乗算器 8・・・ALU 9・・・アキュームレータ 10・・・シーケンスコントローラ 17・・・データメモリ 20・・・プログラムメモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)前方及び後方チャンネルの各オーディオ出力を発
    生する音響装置における音質調整装置であって、前方及
    び後方チャンネルにおいて独立して音質調整を行なう前
    方用及び後方用音質調整手段を有することを特徴とする
    音質調整装置。
  2. (2)前記前方用及び後方用音質調整手段は所定モード
    時には単一の操作に応じて双方の音質調整設定レベル差
    を維持しつつ連動して音質調整設定レベルを変化させる
    ことを特徴とする請求項1記載の音質調整装置。
JP01344056A 1989-12-28 1989-12-28 音質調整装置 Expired - Fee Related JP3112913B2 (ja)

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