JPH03198975A - ハンダ付け装置 - Google Patents
ハンダ付け装置Info
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- JPH03198975A JPH03198975A JP27011889A JP27011889A JPH03198975A JP H03198975 A JPH03198975 A JP H03198975A JP 27011889 A JP27011889 A JP 27011889A JP 27011889 A JP27011889 A JP 27011889A JP H03198975 A JPH03198975 A JP H03198975A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ハンダ付けの方法に関する。
(従来の技術及び解決すべき課題)
低融点のろうづけ用合金としてのハンダは、広範囲に亘
り使用されており、特に、電子機器部品のプリント基板
に配設された各素子、或いは接続端子や各種スイッチ類
とリード線(以下単に[電線Jという)との接続には不
可欠である。例えば、第15図に示すようにスイッチ等
の接続端子20に電線21の芯線(撚線)22をハンダ
23により接続する場合には、各芯線22を出来るだけ
奇麗に揃えて断面が第16図に示すような蒲鉾状に接続
することが好ましい。
り使用されており、特に、電子機器部品のプリント基板
に配設された各素子、或いは接続端子や各種スイッチ類
とリード線(以下単に[電線Jという)との接続には不
可欠である。例えば、第15図に示すようにスイッチ等
の接続端子20に電線21の芯線(撚線)22をハンダ
23により接続する場合には、各芯線22を出来るだけ
奇麗に揃えて断面が第16図に示すような蒲鉾状に接続
することが好ましい。
ところで、プリント基板に配設した多数の素子をプリン
ト配線にハンダ付けする場合におけるハンダ付けの工程
は自動化されているが、上述したような端子20に電線
21をハンダ付けする工程は手作業により行われている
のが現状である。これは、端子20に電線21の芯線2
2を押し付けた状態でハンダこてを当ててハンダを溶融
させた後、当該溶融したハンダが凝固するまでの開端子
20と芯線22との接続部が動かないように押さえてお
く必要があることが大きな要因である。従って、接続箇
所を1箇所づつ手作業でハンダ付けしているために作業
能率が悪い。しかも、第17図に示すように接続時に芯
線22に「こて」を強く押し当てると、芯線22がバラ
バラになってはみ出し、他の部品と接触する虞れがある
。
ト配線にハンダ付けする場合におけるハンダ付けの工程
は自動化されているが、上述したような端子20に電線
21をハンダ付けする工程は手作業により行われている
のが現状である。これは、端子20に電線21の芯線2
2を押し付けた状態でハンダこてを当ててハンダを溶融
させた後、当該溶融したハンダが凝固するまでの開端子
20と芯線22との接続部が動かないように押さえてお
く必要があることが大きな要因である。従って、接続箇
所を1箇所づつ手作業でハンダ付けしているために作業
能率が悪い。しかも、第17図に示すように接続時に芯
線22に「こて」を強く押し当てると、芯線22がバラ
バラになってはみ出し、他の部品と接触する虞れがある
。
また、ハンダ付けは以外に難しく、接続すべき電線やワ
ークの材質によりハンダの溶融状態が微妙に異なり、所
謂「いもはん」等の接着不良を起こし易く、電気的及び
機械的に良好に、且つ各接続箇所を均一に接続するため
には相当の熟練が必要である。
ークの材質によりハンダの溶融状態が微妙に異なり、所
謂「いもはん」等の接着不良を起こし易く、電気的及び
機械的に良好に、且つ各接続箇所を均一に接続するため
には相当の熟練が必要である。
また、ハンダこては、常時加熱した状態にあるためにど
うしても過熱ぎみとなり、ハンダの溶融に悪影響を及ぼ
すこととなる。更に、ハンダ付けの際にペーストに起因
して発生するガスが有害であるために、このガスを吸わ
ないようにする必要があり、換気に十分注意を払う必要
がある。
うしても過熱ぎみとなり、ハンダの溶融に悪影響を及ぼ
すこととなる。更に、ハンダ付けの際にペーストに起因
して発生するガスが有害であるために、このガスを吸わ
ないようにする必要があり、換気に十分注意を払う必要
がある。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、ハンダ付け
の自動化が可能なハンダ付け方法を提供することを目的
とする。
の自動化が可能なハンダ付け方法を提供することを目的
とする。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために本発明によれば、ハンダによ
りワークに電線を接続するハンダ付け方法において、電
極と支持部材との少な(とも一方を常時強制冷却してお
き、これらの電極と支持部材との間に接続すべき電線と
ワークとを加圧挟持し、前記電極を通電加熱させてハン
ダ付けを行ない、前記強制冷却により通電終了直後の溶
融せるハンダを急速に冷却させた後、加圧力を解除する
ようにしたものである。
りワークに電線を接続するハンダ付け方法において、電
極と支持部材との少な(とも一方を常時強制冷却してお
き、これらの電極と支持部材との間に接続すべき電線と
ワークとを加圧挟持し、前記電極を通電加熱させてハン
ダ付けを行ない、前記強制冷却により通電終了直後の溶
融せるハンダを急速に冷却させた後、加圧力を解除する
ようにしたものである。
更に、電極の電線との当接部位に所要の型を形成して接
続部を所定形状に成形するようにしたものである。
続部を所定形状に成形するようにしたものである。
(作用)
電極と支持部材との間に接続すべき電線とワークとを加
圧挾持した状態で、当該電極に通電して加熱させる。こ
の電極の加熱により接続部のハンダを溶融させて両者を
ハンダ付けする。電極又は支持部材の少なくとも一方は
常時強制冷却されているために電極への通電を終了する
と溶融せるハンダは急速に冷却されて凝固する。接続部
のハンダを凝固させた後加圧力を解除し、接続部を取り
出す。
圧挾持した状態で、当該電極に通電して加熱させる。こ
の電極の加熱により接続部のハンダを溶融させて両者を
ハンダ付けする。電極又は支持部材の少なくとも一方は
常時強制冷却されているために電極への通電を終了する
と溶融せるハンダは急速に冷却されて凝固する。接続部
のハンダを凝固させた後加圧力を解除し、接続部を取り
出す。
電極は、電線との当接部位に形成された型により接続部
における電線を所要の形状に成形する。
における電線を所要の形状に成形する。
これにより接続部の形状は一定形状とされる。
(実施例)
以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
第1図は本発明方法を実施するためのハンダ付け装置で
、ハンダ付け装置1は、フレーム2に配設された電極3
、押圧部材4、エアシリンダ5と、電源6等により構成
されている。電極3は電極ホルダ7によりフレーム2の
基台にその先端を上方に向けて垂直に固定され、押圧部
材4は電極3の上方に当該電極と対向して配置されてい
る。この押圧部材4はフレーム2に固定支持されたシリ
ンダ5の伸縮により上下動可能とされており、電極3と
協働して接続すべき電線とワークとを押圧挾持するよう
になっている。
、ハンダ付け装置1は、フレーム2に配設された電極3
、押圧部材4、エアシリンダ5と、電源6等により構成
されている。電極3は電極ホルダ7によりフレーム2の
基台にその先端を上方に向けて垂直に固定され、押圧部
材4は電極3の上方に当該電極と対向して配置されてい
る。この押圧部材4はフレーム2に固定支持されたシリ
ンダ5の伸縮により上下動可能とされており、電極3と
協働して接続すべき電線とワークとを押圧挾持するよう
になっている。
電極3は、第2図に示すように先端3aに断面半円形状
の溝(型)3bが設けられている。この溝3bの内径は
、接続すべき電線21の芯線22(2点鎖線で示す)の
外径よりも僅かに大径とされており、ハンダ付けの際に
第3図に示すように端子20に、溝3b内に配置した芯
線22を押し付けた状態で当該芯線22を蒲鉾状に、且
つ密に押圧支持するようにされている。この電極3の両
側部3c13dの先端は、電源6に接続されている。尚
、電極部材としては例えば、タングステン(W)、モリ
ブデン(Mo)等がある。
の溝(型)3bが設けられている。この溝3bの内径は
、接続すべき電線21の芯線22(2点鎖線で示す)の
外径よりも僅かに大径とされており、ハンダ付けの際に
第3図に示すように端子20に、溝3b内に配置した芯
線22を押し付けた状態で当該芯線22を蒲鉾状に、且
つ密に押圧支持するようにされている。この電極3の両
側部3c13dの先端は、電源6に接続されている。尚
、電極部材としては例えば、タングステン(W)、モリ
ブデン(Mo)等がある。
抑圧部材4は、前述したように電極3と協働して接続す
べき電線とワークとを押圧挾持するためのもので、熱伝
導性の良好な例えば、金属部材により形成され、内部に
ジャケット(図示せず)が設けられており、当該ジャケ
ットに連通ずる冷却水人口4a、出口4bが設けられて
いる。これらの入口4a、出口4bは図示しない冷却水
供給源に接続されている。そして、この押圧部材4は、
前記ジャケットを循環する冷却水により常時強制冷却さ
れており、端面4cを介して溶融せるハンダを強制的に
冷却して急速に凝固させるようになっている。
べき電線とワークとを押圧挾持するためのもので、熱伝
導性の良好な例えば、金属部材により形成され、内部に
ジャケット(図示せず)が設けられており、当該ジャケ
ットに連通ずる冷却水人口4a、出口4bが設けられて
いる。これらの入口4a、出口4bは図示しない冷却水
供給源に接続されている。そして、この押圧部材4は、
前記ジャケットを循環する冷却水により常時強制冷却さ
れており、端面4cを介して溶融せるハンダを強制的に
冷却して急速に凝固させるようになっている。
エアシリンダ5は、エアホースを介してエア供給源(共
に図示せず)に接続されており、例えば、0.2〜10
kg/crlの範囲で加圧力を調節することが可能と
されている。
に図示せず)に接続されており、例えば、0.2〜10
kg/crlの範囲で加圧力を調節することが可能と
されている。
電#6は、例えば、200V、 50サイクルの商用交
流電源が使用されており、接続すべき電線とワークの種
類等に応じて印加電圧、印加電流、印加時間等を任意に
調節可能とされている。これによりハンダ付けの温度を
任意の温度に設定することが可能であり、ワークに応じ
て最適な温度に調節することができる。
流電源が使用されており、接続すべき電線とワークの種
類等に応じて印加電圧、印加電流、印加時間等を任意に
調節可能とされている。これによりハンダ付けの温度を
任意の温度に設定することが可能であり、ワークに応じ
て最適な温度に調節することができる。
以下に作用を説明する。
先ず、第4図に示すように抑圧部材4を上方に移動させ
た状態で電極3の溝3b内に電線21の芯線22を載置
する。尚、芯線22には予めノ\ンダ23を盛って(所
謂ハンダあげ)あるものとする。そして、当該芯線22
上にワーク例えば、基板25に設けられた接続端子26
の接続部26aを載置する。この基板25の接続端子2
6は基板25の両面に延びて一体的に形成されており、
−端即ち、接続部26aは当該基板25の一面に、他端
は他面に形成されている。
た状態で電極3の溝3b内に電線21の芯線22を載置
する。尚、芯線22には予めノ\ンダ23を盛って(所
謂ハンダあげ)あるものとする。そして、当該芯線22
上にワーク例えば、基板25に設けられた接続端子26
の接続部26aを載置する。この基板25の接続端子2
6は基板25の両面に延びて一体的に形成されており、
−端即ち、接続部26aは当該基板25の一面に、他端
は他面に形成されている。
次いで、エアシリンダ5を伸長させて押圧部材4を下降
させ、2点鎖線で示すように端面4cを基板25の接続
端子26に当接させ、基板25を押圧する。即ち、押圧
部材4は一定の加圧力で電極26の接続部26aを芯線
22に押圧する。次に、電源6により電極3に所定時間
、所定の電流を通電して加熱させ、芯線22に予め盛っ
であるハンダ23を溶融する。このハンダ23の溶融に
伴い芯線22が電極3の溝3bにより当該溶融せるハン
ダと共に蒲鉾状にされ、第5図に示すように端面3aが
接続部26aに当接する。電極3への通電時間は、溶接
電流にもよるが、数サイフルル20サイクル程度のごく
短時間である。
させ、2点鎖線で示すように端面4cを基板25の接続
端子26に当接させ、基板25を押圧する。即ち、押圧
部材4は一定の加圧力で電極26の接続部26aを芯線
22に押圧する。次に、電源6により電極3に所定時間
、所定の電流を通電して加熱させ、芯線22に予め盛っ
であるハンダ23を溶融する。このハンダ23の溶融に
伴い芯線22が電極3の溝3bにより当該溶融せるハン
ダと共に蒲鉾状にされ、第5図に示すように端面3aが
接続部26aに当接する。電極3への通電時間は、溶接
電流にもよるが、数サイフルル20サイクル程度のごく
短時間である。
接続端子26は、押圧部材4により常時強制冷却されて
おり、電極3への通電終了と共に溶融せるハンダ23が
強制冷却されて急速に凝固し、芯線22が接続端子26
に強固に接続される。従って、電極3への通電終了後極
めて短時間で接続端子26と芯線22との間に加えてい
る押圧力を解除することができる。
おり、電極3への通電終了と共に溶融せるハンダ23が
強制冷却されて急速に凝固し、芯線22が接続端子26
に強固に接続される。従って、電極3への通電終了後極
めて短時間で接続端子26と芯線22との間に加えてい
る押圧力を解除することができる。
接続端子26と電線21とのノ1ンダ付けが完了した後
即ち、電極3の通電終了後エアシリンダ5を短縮させて
抑圧部材4を上動させ、接続部即ち、電線21の芯線2
2と接続端子26との間の押圧力を解除する。斯くして
、第6図及び第7図に示すように接続端子26に電線2
1を略蒲鉾状に接続することができる。これにより接続
部の形状を一定にすることができ、画像処理等による接
続部の良否を判断をすることが容易となる。
即ち、電極3の通電終了後エアシリンダ5を短縮させて
抑圧部材4を上動させ、接続部即ち、電線21の芯線2
2と接続端子26との間の押圧力を解除する。斯くして
、第6図及び第7図に示すように接続端子26に電線2
1を略蒲鉾状に接続することができる。これにより接続
部の形状を一定にすることができ、画像処理等による接
続部の良否を判断をすることが容易となる。
第8図は電極3の他の実施例を示し、電極3の先端3a
に断面矩形状の浅い溝(型)3eを設けたもので、これ
によれば第9図に示すような形状でワーク27に電線2
Iの芯線22を/\ンダ付けすることができ、ワーク2
7の表面からの高さhを低くすることができる。これは
高さが制限されているような箇所のハンダ付けに有効で
ある。
に断面矩形状の浅い溝(型)3eを設けたもので、これ
によれば第9図に示すような形状でワーク27に電線2
Iの芯線22を/\ンダ付けすることができ、ワーク2
7の表面からの高さhを低くすることができる。これは
高さが制限されているような箇所のハンダ付けに有効で
ある。
また、第10図はワーク30の一端面に同一平面上に突
出して配置された複数例えば、3個の接続端子31〜3
3に3本の電線34〜36を同時にハンダ付けする場合
の電極及び押圧部材の形状を示し、電極IOの端面10
aの対応する箇所に断面半円形の溝(型)10b−10
dを形成したものである。押圧部材11は平板状で各接
続端子31〜33を一体的に押圧する。第1I図は、外
径の異なる段差状をなすワーク40の各表面の異なる高
さにある複数例えば3個の接続端子41〜43に3本の
電線34〜36を同時にハンダ付けする場合の電極と押
圧部材との形状を示し、電極12の端面12a及び押圧
部材13をワーク40の接続端子41〜43の位置に応
じて段差状に形成したものである。勿論、電極12は、
段差状の各端面に半円形状の溝(型)12b−12dが
形成されている。更に、電極の先端に半球状の凹み(型
)を形成することにより、第12図に示すように半球状
に盛り上げたハンダ23によりプリント配線50の接続
部50aに電線21の芯線22を接続することもできる
。
出して配置された複数例えば、3個の接続端子31〜3
3に3本の電線34〜36を同時にハンダ付けする場合
の電極及び押圧部材の形状を示し、電極IOの端面10
aの対応する箇所に断面半円形の溝(型)10b−10
dを形成したものである。押圧部材11は平板状で各接
続端子31〜33を一体的に押圧する。第1I図は、外
径の異なる段差状をなすワーク40の各表面の異なる高
さにある複数例えば3個の接続端子41〜43に3本の
電線34〜36を同時にハンダ付けする場合の電極と押
圧部材との形状を示し、電極12の端面12a及び押圧
部材13をワーク40の接続端子41〜43の位置に応
じて段差状に形成したものである。勿論、電極12は、
段差状の各端面に半円形状の溝(型)12b−12dが
形成されている。更に、電極の先端に半球状の凹み(型
)を形成することにより、第12図に示すように半球状
に盛り上げたハンダ23によりプリント配線50の接続
部50aに電線21の芯線22を接続することもできる
。
尚、電極3の通電電流、通電時間等は、前述したように
接続すべき電線とワークの種類等の他に、電極の形状、
大きさ、冷却状態等に応じて最適値に設定する。これに
より常に最良のノ1ンダ付けを行なうことができる。
接続すべき電線とワークの種類等の他に、電極の形状、
大きさ、冷却状態等に応じて最適値に設定する。これに
より常に最良のノ1ンダ付けを行なうことができる。
第13図及び第14図は電極3自体を強制冷却するよう
にしたもので、第13図は、電極3の先端3a、両側部
3C13d内に冷却水通路3fを設けて冷却水を循環さ
せ、電極3の先端3aを直接冷却するようにしたもので
ある。また、第14図は電極3の両側部3C13dに夫
々冷却水ジャケット15.15を設けて冷却するように
したものである。このように電極3を常時冷却しておき
、通電終了直後の溶融せるハンダを急速に冷却させるよ
うにしてもよい。
にしたもので、第13図は、電極3の先端3a、両側部
3C13d内に冷却水通路3fを設けて冷却水を循環さ
せ、電極3の先端3aを直接冷却するようにしたもので
ある。また、第14図は電極3の両側部3C13dに夫
々冷却水ジャケット15.15を設けて冷却するように
したものである。このように電極3を常時冷却しておき
、通電終了直後の溶融せるハンダを急速に冷却させるよ
うにしてもよい。
また、電極3を強制冷却する手段としては、第14図に
示す先端3aの加熱部3a’の断面積を小さくすると共
に両側部3c、3dの断面積を大きくして当該電極3自
体にシートタンクを形成するようにしてもよい。この場
合には冷却水ジャケット15.16は不要である。
示す先端3aの加熱部3a’の断面積を小さくすると共
に両側部3c、3dの断面積を大きくして当該電極3自
体にシートタンクを形成するようにしてもよい。この場
合には冷却水ジャケット15.16は不要である。
更に、電極3の先端3a近傍に当該先端3aに臨ませて
空気吹出口を設け、電極3の先端3aに常時空気を吹き
付けることにより強制冷却を行なうようにしてもよい。
空気吹出口を設け、電極3の先端3aに常時空気を吹き
付けることにより強制冷却を行なうようにしてもよい。
また、本実施例においては、電線の芯線に予めハンダを
盛った場合について記述したが、これに限るものではな
く、電極3により加熱した接続部に固形又は溶融状態に
あるハンダを一定量供給するようにしてもよい。更に、
ハンダの他にペースト等を供給するようにしてもよい。
盛った場合について記述したが、これに限るものではな
く、電極3により加熱した接続部に固形又は溶融状態に
あるハンダを一定量供給するようにしてもよい。更に、
ハンダの他にペースト等を供給するようにしてもよい。
更に、本実施例においては電極を下側に、押圧部材を上
側に配置した場合について記述したが、これに限るもの
ではなく、電極を上側、且つ上下動可能に配置し、下側
にワークの載置台又は支持部材を配置して、電極自体に
より接続すべき電線とワークとの接続部を一定加圧力に
より加圧するようにしてもよい。
側に配置した場合について記述したが、これに限るもの
ではなく、電極を上側、且つ上下動可能に配置し、下側
にワークの載置台又は支持部材を配置して、電極自体に
より接続すべき電線とワークとの接続部を一定加圧力に
より加圧するようにしてもよい。
(発明の効果)
4゜
以上説明したように本発明によれば、ノ1ンダによりワ
ークに電線を接続するノ1ンダ付け方法において、電極
と支持部材との少なくとも一方を常時強制冷却しておき
、これらの電極と支持部材との間に接続すべき電線とワ
ークとを加圧挾持し、前記電極を通電加熱させてハンダ
付けを行ない、前記強制冷却により通電終了直後の溶融
せるノ1ンダを急速に冷却させた後、加圧力を解除する
ようにしたことにより、迅速に且つ常に一定の条件でノ
1ンダ付けを行なうことが可能となるために接続不良等
を無くすことができる。更に、電極の電線との当接部位
に所要の型を形成しておけば、接続部の形状を一定にす
ることができるために画像処理等が容易となり、電線と
端子等のワークとの/%ンダ付け作業の自動化を図るこ
とが可能となり、これに伴い品質の向上、生産性の向上
、コストの低減を図ることが出来る等の優れた効果があ
る。
ークに電線を接続するノ1ンダ付け方法において、電極
と支持部材との少なくとも一方を常時強制冷却しておき
、これらの電極と支持部材との間に接続すべき電線とワ
ークとを加圧挾持し、前記電極を通電加熱させてハンダ
付けを行ない、前記強制冷却により通電終了直後の溶融
せるノ1ンダを急速に冷却させた後、加圧力を解除する
ようにしたことにより、迅速に且つ常に一定の条件でノ
1ンダ付けを行なうことが可能となるために接続不良等
を無くすことができる。更に、電極の電線との当接部位
に所要の型を形成しておけば、接続部の形状を一定にす
ることができるために画像処理等が容易となり、電線と
端子等のワークとの/%ンダ付け作業の自動化を図るこ
とが可能となり、これに伴い品質の向上、生産性の向上
、コストの低減を図ることが出来る等の優れた効果があ
る。
第1図は本発明に係る/%ンダ付け方法を実施しするた
めのハンダ付け装置の概略図、第2図は第1図の電極の
要部拡大図、第3図は第2図の電極と接続すべき電線と
の関係を示す図、第4図及び第5図は第1図のハンダ付
け装置によりワークに電線をハンダ付けする場合の説明
図、第6図は第5図に示すハンダ付け後の電線とワーク
との接続部の斜視図、第7図は第6図の矢線■−■に沿
う断面図、第8図は第2図に示す本発明に適用する電極
の他の実施例を示す要部拡大図、第9図は第8図の電極
を使用した場合の接続部の断面図、第1O図及び第11
図は本発明に適用する電極の他の実施例を示す要部拡大
図、第12図は電線とワークとのハンダ付けの状態の他
の例を示す要部拡大斜視図、第13図及び第14図は電
極を直接冷却する場合の電極の要部拡大図、第15図及
び第17図は電線とワークとのハンダ付けの態様を示す
斜視図、第16図は第15図の矢線XVI−XVIに沿
う断面図である。 1・・・ハンダ付け装置、3.1O112・・・電極、
4・・・押圧部材、5・・・エアシリンダ、6・・・電
源、7・・・電極ホルダ、20.26.31〜33.4
1〜43・・・接続端子、21電線、 芯線、23・・・ハンダ、30゜ ・・・プリント配線。 22.34〜36・・・ 40・・・ワーク、
めのハンダ付け装置の概略図、第2図は第1図の電極の
要部拡大図、第3図は第2図の電極と接続すべき電線と
の関係を示す図、第4図及び第5図は第1図のハンダ付
け装置によりワークに電線をハンダ付けする場合の説明
図、第6図は第5図に示すハンダ付け後の電線とワーク
との接続部の斜視図、第7図は第6図の矢線■−■に沿
う断面図、第8図は第2図に示す本発明に適用する電極
の他の実施例を示す要部拡大図、第9図は第8図の電極
を使用した場合の接続部の断面図、第1O図及び第11
図は本発明に適用する電極の他の実施例を示す要部拡大
図、第12図は電線とワークとのハンダ付けの状態の他
の例を示す要部拡大斜視図、第13図及び第14図は電
極を直接冷却する場合の電極の要部拡大図、第15図及
び第17図は電線とワークとのハンダ付けの態様を示す
斜視図、第16図は第15図の矢線XVI−XVIに沿
う断面図である。 1・・・ハンダ付け装置、3.1O112・・・電極、
4・・・押圧部材、5・・・エアシリンダ、6・・・電
源、7・・・電極ホルダ、20.26.31〜33.4
1〜43・・・接続端子、21電線、 芯線、23・・・ハンダ、30゜ ・・・プリント配線。 22.34〜36・・・ 40・・・ワーク、
Claims (2)
- (1)ハンダによりワークに電線を接続するハンダ付け
方法において、電極と支持部材との少なくとも一方を常
時強制冷却しておき、これらの電極と支持部材との間に
接続すべき電線とワークとを加圧挾持し、前記電極を通
電加熱させてハンダ付けを行ない、前記強制冷却により
通電終了直後の溶融せるハンダを急速に冷却させた後、
加圧力を解除することを特徴とするハンダ付け方法。 - (2)前記電極は、電線との当接部位に所要の型を形成
し、接続部を所定形状に成形することを特徴とする請求
項1記載のハンダ付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27011889A JP2742454B2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | ハンダ付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27011889A JP2742454B2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | ハンダ付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03198975A true JPH03198975A (ja) | 1991-08-30 |
JP2742454B2 JP2742454B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=17481799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27011889A Expired - Lifetime JP2742454B2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | ハンダ付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2742454B2 (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010007375A3 (en) * | 2008-07-15 | 2010-04-22 | Cxr Limited | X-ray tube anodes |
JP2012185985A (ja) * | 2011-03-04 | 2012-09-27 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 端子金具付き電線及び端子金具付き電線の製造方法 |
US8824637B2 (en) | 2008-09-13 | 2014-09-02 | Rapiscan Systems, Inc. | X-ray tubes |
US9001973B2 (en) | 2003-04-25 | 2015-04-07 | Rapiscan Systems, Inc. | X-ray sources |
US9208988B2 (en) | 2005-10-25 | 2015-12-08 | Rapiscan Systems, Inc. | Graphite backscattered electron shield for use in an X-ray tube |
JP2016004846A (ja) * | 2014-06-14 | 2016-01-12 | 株式会社アンド | 半田処理装置 |
US9420677B2 (en) | 2009-01-28 | 2016-08-16 | Rapiscan Systems, Inc. | X-ray tube electron sources |
US9726619B2 (en) | 2005-10-25 | 2017-08-08 | Rapiscan Systems, Inc. | Optimization of the source firing pattern for X-ray scanning systems |
US10483077B2 (en) | 2003-04-25 | 2019-11-19 | Rapiscan Systems, Inc. | X-ray sources having reduced electron scattering |
CN110521060A (zh) * | 2017-04-13 | 2019-11-29 | 泰科电子法国公司 | 用于将电导体与连接装置焊接在一起的装置 |
US10901112B2 (en) | 2003-04-25 | 2021-01-26 | Rapiscan Systems, Inc. | X-ray scanning system with stationary x-ray sources |
US10976271B2 (en) | 2005-12-16 | 2021-04-13 | Rapiscan Systems, Inc. | Stationary tomographic X-ray imaging systems for automatically sorting objects based on generated tomographic images |
US11212902B2 (en) | 2020-02-25 | 2021-12-28 | Rapiscan Systems, Inc. | Multiplexed drive systems and methods for a multi-emitter X-ray source |
-
1989
- 1989-10-16 JP JP27011889A patent/JP2742454B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US10976271B2 (en) | 2005-12-16 | 2021-04-13 | Rapiscan Systems, Inc. | Stationary tomographic X-ray imaging systems for automatically sorting objects based on generated tomographic images |
GB2473592A (en) * | 2008-07-15 | 2011-03-16 | Cxr Ltd | X ray tube anodes |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2742454B2 (ja) | 1998-04-22 |
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