JPH03195563A - 薬剤注入システム - Google Patents

薬剤注入システム

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JPH03195563A
JPH03195563A JP1337680A JP33768089A JPH03195563A JP H03195563 A JPH03195563 A JP H03195563A JP 1337680 A JP1337680 A JP 1337680A JP 33768089 A JP33768089 A JP 33768089A JP H03195563 A JPH03195563 A JP H03195563A
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catheter
intermediate tube
tube
metal
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Hisao Nakamura
中村 尚生
Takashi Kawabata
隆司 川端
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Zeon Corp
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Nippon Zeon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、動脈及び静脈血管に薬剤を注入するための体
内埋め込み式薬剤注入システムに関するものであり、さ
らに、詳しくは、体内に埋め込んで使用するに際して、
磁気診断装置の磁力の影響を受けず、また、該診断装置
の診断に影響を与えない上、数箇月に及ぶ長期間の体内
留置においても材質の変化及び組織との反応性がなく、
抗血栓性においても良好な薬剤注入システムに関するも
のである。
[従来の技術] 従来より、薬剤リザーバーとカテーテルよりなる体内埋
め込み式の薬剤注入用カテーテルは、体外に露出した薬
剤供給口がないので、種々の雑菌による感染が防止でき
る利点から広く使用され始め tこ 。
注射針の穿刺部付き薬剤リザーバーを手術により体内に
埋め込み、この穿刺部よりリザーバーに定期的に薬剤な
どを仕込み、リザーバーに取り付けたチューブを経由し
て、所定の動脈又は静脈に継続的に供給するシステムは
行われている。
この場合、血管の中に挿入されるチューブの先端部は、
抗血栓性であることが必要であり、先端部に達するまで
の中間のチューブはこれが接する体内組織と反応性のな
いものが必要であり、チューブか両方の特性を有するも
のが必要である。
チューブ材質の組織適合性と抗血栓性はよく似ているが
、一方の性能が良好でも他方の性能が必ずしも良好とは
限らない。
長い場合には数箇月間埋め込まれる薬剤供給システムで
は、材質として両者ともに優れていることを必要とする
さらに、従来の該システムでは、注射針の突き抜けの危
険性を回避するためにリザーバーにステンレス銅等の金
属か使用されることが多く、このような磁性金属を使用
した場合、長時間の埋め込み期間中に、MHIなどの強
力な磁気をかける診断を行う場合に、磁気診断に悪影響
を与えたり、埋め込み薬液リザーバーが強力な磁力によ
り移動して、先端部が血管から脱落する不都合が生じる
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、体内に埋め込んだ場合に体内組織適合性と抗
血栓性がともに優れ、磁気診断に悪影響のない体内埋め
込み式薬剤供給カテーテルを提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、チューブ中間部分の体内組織適合性とチ
ューブ先端部分の抗血栓性を達成するために、チューブ
の材質を途中で変更する方法が最適と思考して、先端の
血管内に挿入される部分のチューブを抗血栓性材料とし
て、リザーバーから血管に挿入される前までのチューブ
を組織適合性材料で形成し、リザーバー容器を非磁性金
属にすることにより、上記課題を達成した。
すなわち、本発明は、薬剤リザーバー、中間チューブ、
コネクター及び先端カテーテルを必須構成要素とする体
内埋め込み式カテーテルにおいて、薬剤リザーバーは、
上面に軟質材料製穿刺部を有する非磁性金属製の流出口
付き容器であって、中間チューブは、組織適合性表面を
有して流出口どコネクターを連結し、コネクターは非磁
性金属製又は硬質プラスチック製であって中間チューブ
と先端カテーテルを連結し、先端カテーテルは抗血栓性
表面を有することを特徴とする薬剤注入システムを提供
するものである。
本発明システムは、第1図に示すように、薬剤リザーノ
パ−1、中間チューブ2、コネクター3及び先端カテー
テル4を必須構成要素とする体内埋め込み式カテーテル
であり、薬剤リザーバー1は、注射針による穿刺注入部
である自己密閉型セプタム7を有する金属容器であって
、本体容器部分が非磁性金属製である以外は従来使用さ
れている埋め込み火薬剤リザーバーと同−形状及び同一
機能のものを特に制限なく使用することができる。
本発明薬剤リザーバーの容器内に2個以上の穿刺部と2
個以上の薬剤室を設け2種以上の薬剤を供給することが
できる。
この容器部分が金属であることは、薬剤補給の際に注射
針が突き抜けないためとX線による検知ができる利点か
ある。
本発明においては、該金属か非磁性金属、例えば、高純
度チタン、非磁性ステンレスなどによって製造されたも
のである点に特徴がある。
非磁性金属を使用することにより、NMR診断などの場
合に強力な磁力によって、リザーバーが移動したり、回
転して、注入チューブの先端が血管から抜ける危険を防
止することができる。
非磁性金属の中でも、純度99%以上の高純度金属チタ
ンがとくに本発明の薬剤リザーバーの材質として優れて
いる。
高純度チタンは、体内に長期間留置しても体内組織に影
響が全くなく、しかも、鉄などと比較すると密度が1/
2であり、軽量であるので埋め込み部の組織に負担をか
けない利点がある。
本発明システムにおいて、薬剤供給チューフハ中間チュ
ーブ2と先端カテーテル4に分かれ、両者をコネクター
3が連結している。
本発明に用いる薬剤供給チューブは、2本以上の複数通
路を有する構造にして混合できない2種以上の薬剤又は
輸液を注入できるようにすることができる。
本発明に用いるコネクター3は、金属又は硬質のプラス
チック類にすることができる。金属の場合はX線により
所在が検知できて便利であるが、非磁性金属にする必要
かある点はりザーバー容器1の場合と同様の理由で必要
である。
また、プラスチック製コネクターにした場合には造影剤
をブレンドしたものを使用することができる。
本発明のプラスチック製コネクターの材質としては、ポ
リカーボネート樹脂が適している。
本発明コネクター3は、中空の管状であって、連結すべ
き両チューブの端5.6に挿入して嵌合させて連結する
。コネクター3の長さは連結固定強度があれば短いほど
よく、連結強度はコネクタの嵌合部に滑り止めの凹凸溝
を設けて達成することかできる。この場合、プラスチ/
り族コネクターを使用する場合は、両チューブの端5.
6をコネクターの上で円滑に重合させて連結部表面を円
滑曲面となるように被覆するのが組織反応防止の点から
望ましい。
本発明コネクターも2種以上の薬剤を供給するために複
数の通路を設けたものを使用することができる。
このコネクターの位置は、患者によって相違する挿入部
と薬剤リザーバー保持部の距離及び血管内に入る先端カ
テーテルの長さに応じて、体内組織から血管に入る境界
近くに、適宜設定することかできる。
本発明に用いる中間チューブ2は、組織適合性材料、例
えば、シリコンゴムなどの体内組織との反応性が殆どな
い材料を表面として使用する必要がある。
本発明においては、中間チューブ2全体を組織適合性材
料で製造するか、チューブの外面を組織適合性物質によ
りコーティング又は積層したものを使用することができ
る。
中間チコーブの組織適合性材質としては、体内組織と反
応しないものほとよく、この観点からシリコーンが最適
である。
本発明に用いる先端カテーテルは、血管内に導入されて
固定されるものであり、長期間血液と接触しているので
、チューブ先端の内外表面に血液凝固物が付着I7やす
く、このものが剥がれ落ちると血液の流れに乗って血管
内を移動する。これが肺塞栓、腎機能の低下などの原因
となる。このため先端チューブの内外表面は、抗血栓性
である必要かある。
本発明の先端カテーテルは抗血栓性物質、例えは、ンリ
フーン、ウレタンとシロキサンのブロックポリマー、ポ
リエーテル型ポリウレタンなどにより製造されたもの又
はこれらの物質若しくはヘパリン、ウロキナーゼなどの
生理活性物質を表面に局在化させた材料、特Cコヘバリ
ン化親水性材料などをコーティングしたものも使用する
ことができる。
中間チューブ2及び先端カテーテル4にはX線造影性粉
末などをブレンドしたものを材質とすることができる。
先端カテーテルにX線造影性を付与することによって、
血管内の先端カテーテル4の固定状況を容易に感知でき
、薬剤などの供給を確実にすることができる。
本発明システムは具体的には、例えば、次のようにして
使用することができる。
使用例1 肝臓に悪性腫瘍のある患者に対して、金属チタ〉製容器
とシリコン製中間チューブとポリカーポ不−1−製コネ
イ7ターと造影剤入りポリウレタン製先端カテーテルか
らなる本発明システムを適用する。
先端カテーテルの先を門脈の一支流に挿入固定し、同時
に、先端カテーテルの遠位部分にある薬剤リザーバーは
患者の***変動の影響を受けない部分の皮下に固定し、
その上の皮膚を縫合して、注入システムを総て体内に埋
め込む。先端カテーテルの長さは殆どが血管に入るよう
に調節してコネクターで連結する。
1〜2週間に一度の周期で皮膚下の薬剤リザバーの穿刺
部に体外より注射針を使って薬剤を注入することができ
る。
注入に際しては、皮膚及び注射針を消毒するだけで菌の
汚染は防止でき、6箇月以上体内に埋めて継続的薬液投
与しても血栓や薬剤による詰まりはなく円滑に治療する
ことができる。
しかも、この患者について、薬剤注入システムを体内に
留置したままでMHI撮影で検査することかできる。
使用例2 2個の通路を有するチューブと2個の穿刺部と2個の保
存室を有する薬剤リザーバー容器からなる本発明のシス
テムの先端カテーテルを鎖骨下静脈を経て、中心静脈に
すすめて留置して、他端の静脈用薬剤リザーバーを前胸
部に作成した皮下ポケットに置く。
薬剤リザーバーは筋膜に固定し、皮膚縫合を行い皮下に
埋め込む。
2個の穿刺部は体外から容易に確認でき、必要に応じて
、輸液及び薬剤を注入することができる。
このような方式で1年以上薬剤及び輸液による栄養補給
をすることができる。
[発明の効果] 本発明の薬剤注入システムは、長時間体内に留置しても
贋札及び血栓を起こす危険がない利点を有する上、各金
属部があるにもかかわらず、体内留置中にMRIなどの
診断における強力な磁力によって先端カテーテルが脱離
するおそれもない利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の薬剤注入システムの一実施例の断面区
であり、第2図はその平面図である。 図中の符号は、1;薬剤リザーバー 2;中間チューブ
、3;コネクター、4;先端カテーテル、5;中間チュ
ーブの連結端、6;先端カテーテルの連結端、7;自己
密閉型セプタムである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 薬剤リザーバー、中間チューブ、コネクター及び先
    端カテーテルを必須構成要素とする体内埋め込み式カテ
    ーテルにおいて、薬剤リザーバーは、上面に軟質材料製
    穿刺部を有する非磁性金属製の流出口付き容器であって
    、中間チューブは、組織適合性表面を有して流出口とコ
    ネクターを連結し、コネクターは非磁性金属製又は硬質
    プラスチック製であって中間チューブと先端カテーテル
    を連結し、先端カテーテルは抗血栓性表面を有すること
    を特徴とする薬剤注入システム。 2 薬剤リザーバー容器が金属チタン製である請求項1
    記載の薬剤注入システム。 3 中間チューブの組織適合性表面がシリコンである請
    求項1又は2記載の薬剤注入システム。 4 先端チューブの抗血栓性表面がポリウレタンである
    請求項1、2又は3記載の薬剤注入システム。
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