JPH03193572A - クローラ - Google Patents

クローラ

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JPH03193572A
JPH03193572A JP33572889A JP33572889A JPH03193572A JP H03193572 A JPH03193572 A JP H03193572A JP 33572889 A JP33572889 A JP 33572889A JP 33572889 A JP33572889 A JP 33572889A JP H03193572 A JPH03193572 A JP H03193572A
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JP
Japan
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tire
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crawler
longitudinal direction
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JP33572889A
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Sakikichi Hatakeyama
畠山 咲吉
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Honda Motor Co Ltd
Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は不整地走行のため、作業車等の車輌のタイヤに
巻装されるクローラに関する。
〔従来の技術〕
クローラ1は例えば、第11図に示すようにトラック2
等に装着されて使用されている。トランク2ばその荷台
下部に複数の車輌3.3を備えており、各車輌3.3の
タイヤ4.4の外面に無端状に掛は渡されてトランクの
不整地走行を可能としている。
第12図(alはこのようにタイヤ間に掛は渡される従
来のクローラ1を示し、無端状の本体5と、本体5内に
埋設された芯金6と、本体5の長手方向にIIP設され
た補引i:1−ドアとを備えている。本体5は全体がゴ
ム等の弾性体により形成されており、その幅方向の両端
部5a、5aが上方に起立された「コ」字形断面となっ
ている。この本体5はその内周面にタイヤ4が接触する
ようにタイヤ面に掛は渡される。芯金6はこの本体5の
長手方向に所定ピッチを有して埋設されており、その剛
性によって本体5を補強している。この芯金6は本体5
の幅方向に連続状に延び、然も両端部が本体5の両端部
5a、5aと同様に上方に屈曲されている。このような
りローラlは第11図に示すように、複数のタイヤ4.
4間に掛は渡され、タイヤの転勤によって路面上を走行
するが、路面との接地面積が広いため、凹凸路面や軟弱
路面等の不整地での走行が可能となっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、従来のクローラでは直線走行がらハンドルを
転舵して旋回した場合、旋回時にタイヤから脱輪するこ
とが頻発している。第12図中)はタイヤ4の旋回状態
を示し、タイヤ4が旋回方向(右方+i+1)に(ψき
、この1頃きによっ−ζクローラが旋回方向に押圧され
る。ところで、クローラ1の本体5内には本体5の幅方
向に連続する芯金6が埋設されているため、この芯金6
の剛性によって本体は撓むことがない。従って、クロー
ラlは全体がそのままの形状を維持するため、旋回方向
と反対側が浮き上がって路面との接触面積が急激に減少
する。これにより、クローラ1は同図(blの実線から
破線で示す方向への滑りを生じ、タイヤ4への追従性が
減少する。然も、この滑りによってタイヤ4が本体5の
旋回側の端部の起立部5aに乗り上げてタイヤ4に変形
を生じると共に、タイヤ乗り上げの荷重によってクロー
ラ1が幅方向に伸びるため、これらが複合されてクロー
ラはタイヤ4から脱輪する。かかる脱輪は旋回角度が太
きい程生じ易く、このため従来のクローラでは旋回性能
に限界を生ずることとなる。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、タイヤからの脱輪を防止して旋
回性能を向上させることが出来るクローラを提供しよう
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本発明はタイヤのトレッドを
覆う幅を有すると共に、幅方向の両端部が前記タイヤ方
向に屈曲されるように弾性体によって無端状に成形され
た本体と、この本体の幅方向に延びた状態で本体の長手
方向に所定ピンチで埋設された芯金と備え、この芯金は
その長さ方向の略中央部分で左右に分割されていること
を特徴とする。
〔作用〕
クローラ内の芯金が左右に分割されているため、本体は
芯金の分割部位を境として任意に撓む可撓性を有する。
又、左右に分割された芯金は一方向への応力や変形等の
影響が他方に伝達され難くなっている。このような状態
では、旋回によるタイヤの押圧力が負荷してもその押圧
力は旋回側に作用するだけで旋回と反対側への影響が少
なく、旋回と反対側はタイヤとの追従を保持するため、
脱輪が防止される。
〔実施例〕
以下に、図面により本発明の詳細な説明する。
第1図乃至第4図は本発明の一実施例のクローラlOを
示す。クローラ10はゴム等の弾性体によって無端状に
成形された本体11と、この本体ll内に埋設された芯
金20及び補強コード13とを備えている。本体11は
その内周面がタイヤに接触してタイヤに巻回されるもの
であり、タイヤのトレッドを覆う幅寸法を有して成形さ
れて、走行のための駆動力が伝達されるようになってい
る。又、本体11の幅方向の両端部には上方に屈曲する
起立部15.15が形成されている。この起立部15.
15は本体11の長手方向に所定ピッチで形成されてお
り、トレッドに連設されたタイヤの両端部分に両側から
挟むように当接して本体11の横方向のずれを防止し、
タイヤからの脱輪を防止するように作用する。尚、本体
11の外周面には接地部となるラグ16が所定のパター
ンで形成されている。
前記芯金20はこのような本体11に埋設されており、
その剛性によって本体11を補強するように作用する。
この芯金20は本体11の起立部15の形成部位に位置
しており、起立部15の形成ピッチと同一のピッチで本
体11の長手方向に設けられている0本発明に於いて、
この芯金20は左右に2分割されたものが使用される。
左右の分割体21.21は同一形状で成形されており、
この分割体21.21が逆向き状態で同一線上に対向配
置されることにより芯金20が構成されている。各分割
体21は本体11の幅方向に伸びる水平部22と、水平
部22から上方に屈曲されたシヲルダ部23とが連設さ
れることにより形成されている。この場合、シジルダ部
23は本体11の起立部15内で延びて起立部15を補
強している。又、水平部22の先端部分は傾斜状に切り
欠かれており、左右の分割体21はその先端部分の切欠
き面24が平行状態でラップするように対向配置されて
いる。このように左右の分割体21がランプ状態に配置
されることにより、芯金20は分割されていても所定の
強度を本体11に付与することが可能となっている。そ
して、芯金20が左右に分割されていることにより、本
体11は分割部位を境として適度に撓む可撓性を備え、
これにより後述するように旋回時の脱輪を防止すること
が出来る。そして、前記補強コード13はこのような芯
金20の下側に位置するように本体11の長手方向に埋
設されて本体11の伸びを防止するものである。
次ぎに、本実施例の作用を説明する。
第5図は本実施例のクローラ10が装着された旋回状態
を示し、転舵によりタイヤ4が旋回方向(右方向)に傾
いている。この傾きによりタイヤ4は旋回側(右側)に
位置した本体11の起立部15を押圧する。本体11は
内部に設けられた芯金20によって強度が付与されてい
るため、この押圧力に対抗することが出来る。この状態
に於いて、芯金20は左右に分割されており、右側の分
割体21がタイヤ4の押圧力を受けるが、この押圧力が
左側の分割体21に伝達され難くなっている。又、芯金
20の分割によって本体11は適度の可撓性を有してい
る。これらにより、タイヤ4の押圧力が右側に作用した
場合には、本体11の右半分部分が路面との接触状態を
維持するように屈曲するため、路面との接触面積を確保
することが出来、タイヤ4への追従性を有しタイヤ4か
らの脱輪を防止することが可能となる。
第6図は旋回時に於けるタイヤからの荷重に対して、ク
ローラの接地面積の変化をプロットした特性図であり、
特性曲線Aは芯金が分割された本実施例を、特性曲線B
は芯金が連続している従来例を示す、従来例に比べ本実
施例は接地面積の変動が小さく、脱輪し難いものとなっ
ている。これに加えて、芯金が分割されて本体が可撓性
を有することにより、タイヤがクローラに乗り上げても
クローラの軸方向の伸びが小さくなるため、なお−層脱
輪し難いものとなっている。第7図はタイヤ乗り上げに
よって脱輪を生じる荷重に対してのクローラのテンショ
ンを測定したものであり、特性曲線Aは本実施例を、特
性曲線Bは従来例を示している。クローラの伸び量はそ
のテンションに比例するものであり、特性曲kIAAに
示すように本実施例のテンションが小さくなっているこ
とから、本実施例のクローラの伸び量が小さいことが判
り、同一の荷重では脱輪し難いことが判る。従って、以
上のように芯金を分割することにより、脱輪が生じ難く
なるため旋回性能を向上させることが出来る。又、芯金
の重量が小さくなり、クローラ全体の軽量化も可能とな
るため取り扱い性も向上する。
第8図乃至第10図は本発明の別の実施例を夫々示し、
前記実施例と同一の要素は同一の符号を付して対応させ
、重複する説明を省略する。第8図図示の実施例は芯金
20の分割体21の先端部分を切り欠き、対向するその
先端部分をラップ状態としている点は前記実施例と同じ
であるが、芯金20の各分割体2I外面に補助芯金25
が取り付けられている。この補助芯金25はrLJ字状
に成形されており、その上部が分割体21のショルダ部
23外面に溶接されている。そして、屈曲された下部は
本体11の外方を向くようになっている。このような補
助芯金25の付設によって芯金20の剛性が増大するた
め、本体11の起立部15の強度が増大するメリットが
あると共に、前記実施例と同じく芯金20が分割されて
いるので、脱輪が発生し難く旋回性能も向上する。
第9図及び第10図図示の実施例は芯金20の分割体2
1の対向する先端部にラップ部分がないものを示す、第
9図図示の実施例は芯金20の分割体21を逆rTJ字
形状に成形して水平部22の外側に延設部26を形成し
たものである。又、この延設部26とショルダ部23に
は縦方向のリブ部27が形成されており、延設部26と
リプ部27とによって本体11の起立部15の強度増大
が図られる。芯金20の分割による効果も前記実施例と
同効である。
第10図図示の実施例は芯金20の分割体21が肉厚の
rLJ字形状に成形されており、肉厚とすることにより
芯金20の剛性を増大させて本体11の強度が増大する
メリットがあると共に、芯金20の分割による効果も前
記実施例と同効となっている。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は本体内に埋設される芯金
を分割して、個々に独立状態とすると共に、本体に可撓
性を備えるようにしたため、旋回の際の脱輪を防止出来
、旋回性能が向上する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図及び第
3図はその平面図及び側面図、第4図fat、(blは
その芯金の分割体を示す平面図及び側面図、第5図は本
実施例によるタイヤの旋回状態を示す断面図、第6図は
タイヤの荷重に対するクローラの接地面積の変化を示す
特性図、第7図は脱輪発生荷重に対するクローラのテン
ションを示す特性図、第8図乃至第1O図は本発明の別
の実施例を夫々示す断面図、第11図はクローラの装着
状態を示す側面図、第12図(alは従来のクローラを
示す断面図、同(1))は従来例のクローラによるタイ
ヤの旋回状態を示す断面図である。 4・・・タイヤ、10・・・クローラ、11・・・本体
、20・・・芯金、21・・・分割体。 特許 出 願 人   本田技研工業株式会社第3図 第 図 第2図 第4図 (0) 1 (b) 第5図 へロー心e+hへへm八 (Δ) ヘロー心0客習区部(嶋 第8図 1 3 1 j 1 第9図 第10図 1 2 6 1 6 2 1 第11図 第12図 (0) (b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. タイヤのトレッドを覆う幅を有すると共に、幅方向の両
    端部が前記タイヤ方向に屈曲されるように弾性体によっ
    て無端状に成形された本体と、この本体の幅方向に延び
    た状態で本体の長手方向に所定ピッチで埋設された芯金
    と備え、この芯金はその長さ方向の略中央部分で左右に
    分割されていることを特徴とするクローラ。
JP33572889A 1989-12-25 1989-12-25 クローラ Expired - Fee Related JPH078661B2 (ja)

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