JPH0319030Y2 - - Google Patents

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JPH0319030Y2
JPH0319030Y2 JP1988160921U JP16092188U JPH0319030Y2 JP H0319030 Y2 JPH0319030 Y2 JP H0319030Y2 JP 1988160921 U JP1988160921 U JP 1988160921U JP 16092188 U JP16092188 U JP 16092188U JP H0319030 Y2 JPH0319030 Y2 JP H0319030Y2
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fire
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    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B17/00Fire alarms; Alarms responsive to explosion
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    • G08B17/00Fire alarms; Alarms responsive to explosion
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    • G08B17/11Actuation by presence of smoke or gases, e.g. automatic alarm devices for analysing flowing fluid materials by the use of optical means using an ionisation chamber for detecting smoke or gas
    • G08B17/113Constructional details

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  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)
  • Fire Alarms (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、新規かつ改良された火災報知装置
の構造に関するものである。
一般的に述べると、現在の開発段階にある火災
報知装置は、異なつた動作もしくは機能原理を有
する少なくとも2つのセンサもしくは感知要素
と、該センサ要素の状態変動を評価してそれに基
づき警報を起動もしくは発生する1つ共通の評価
回路を有するという構成に依存している。センサ
の1つは光電変換器とし、そして第2のセンサは
別の原理に従つて動作する第2の光電変換器か、
または空気が出入り可能な電離室とするのが好ま
しい。
実際上、発生し損傷を惹起する火は基本的に次
のような2つの範疇に分類することができる。即
ち、発煙段階の発煙火と、吹き出す炎もしくは制
御し得ない炎を伴う裸火である。発煙火もしくは
燃焼が緩慢に進行している火はさらに謂ゆる熱分
解火と赤熱火とに識別される。熱分解火はその維
持のために熱の形態にあるエネルギーの連続的な
受給を必要とし、他方赤熱火は一旦その状態にな
ると自動的にさらに発展する。
火の性質に依存して異なつた対抗手段もしくは
消火手段を採る必要がある。発煙火災の場合に
は、生命救助対策が最優先となる。何故ならば、
一般的に言つてこの段階では、いまだ財産に対す
るそれほど大きな損傷は生じておらず人によつて
危険である窒息や煙の吸込により倒れるなどの差
迫つた危険があり、居住者を危険な区域または領
域から脱出するよう督励しなければならないから
である。他方非常に優勢な裸の炎もしくは舐める
ような炎を発生している火災の場合には消火が優
先となる。何故ならば、相当な財産損傷が生じて
おり、人命の救助にはしばしば外部からの支援も
しくは救助に頼らざるを得なくなるからである。
人工密度が益々増大し建造物内の価値ある個人資
産の累積量も増加の一途を辿つていることを鑑み
れば、所要の対抗手段もしくは消火手段が実際に
行なわれるまでの時間の短縮が非常に望ましいも
のであることは言うまでもない。さらにまた、多
くの事例においては、火災現場への消火装置の接
近が交通状況により著しく妨害され、その結果火
災現場への消防作業員の到達が過度に遅れること
がしばしばある。したがつて、火災報知装置また
は火災検出装置から受ける警報で、現在発生しつ
つある火もしくは火災の種類を認識できるように
することが益々重要となつている。
従来より知られている自動火災報知装置もしく
は設備は、一般に燃焼現象に応答するセンサもし
くは感知要素ならびに該センサもしくは感知要素
から供給される電気信号を警報信号発生もしくは
警報起動の目的で評価する評価回路を備えてい
る。
従来より知られている火災報知設備のほとんど
のものは、センサ要素によつて供給された信号が
設定された閾値を越えた場合には常に警報の発生
もしくは起動を行う。また、時間の関数としてセ
ンサ信号の変化を評価し得るものものある(弁別
火災報知)。また感度を高め誤り警報報発生の危
険を減少する目的で、検出器内に異なつた動作原
理の多数のセンサを組合わせることが既に提案さ
れている。***特許第2452839号明細書には、異
なつた燃焼現象に応答する少なくとも2つのセン
サを有し、センサの状態変化を評価してか警報信
号を起動するために1つの共通の評価回路が設け
られている火災報知器が提案されている。この場
合評価回路は、1つのセンサが燃焼現象もしくは
火による影響を受けた後に、警報信号の起動に当
たつて他のセンサの応答閾値を、その感度の増大
を生ぜしめる方向に変化させることができる。し
かしながら、この既に公知の火災報知装置では発
生した火災の種類を検出する可能性は存在しな
い。しかしながら、必要とされる消火もしくは対
抗手段の選択の可能性と言う見地から見ると、こ
の種の情報報、即ち火災の種類に関する情報は
往々にして決定的な重要性を有する。
したがつて、上に述べたことに鑑み、この考案
の主たる目的は従来の提案に係る上述のような不
備や欠点のない新規かつ改良された火災検出装置
もしくは設備を提供することにある。
この考案の他のより特定的な目的は、従来の火
災報知装置もしくは設備の先に述べたような欠点
を除去もしくは実質的に克服し、そして特に、得
られた信号から、発生した火災もしくは燃焼過程
の種類または性質の認識を可能にする、言換える
ならば裸火を伴う火災と発煙火災とを弁別するこ
とを可能にし、また所望により、火災もしくは燃
焼過程が何時発煙相から裸火相に変わつたかを検
出することができる新規かつ改良された構造の火
災報知装置を提供することにある。
この考案のさらに他の有意義な目的は、構造お
よび設計が比較的単純であり、極めて経済的に製
作することができ、動作に信頼性があり、故障ま
たは機能不全になりにくく、しかも保守およびサ
ービスが最少限度で足りる新規かつ改良された火
災検出装置を提供することにある。
上述の目的ならびに説明が進むにつれ一層明ら
かになるであろうこの考案の他の目的を具現する
ために、この考案によれば、異なつた機能もしく
は動作原理を有する少なくとも2つのセンサもし
くは感知要素と、該センサ要素の性質の変化を評
価して信号を起動もしくは発生する1つの供通の
評価回路を有する形式の火災報知装置が提案され
る。この場合、該評価回路は、2つのセンサ要素
から受けた信号の商を形成して、該商が予め定め
られた値を越える時また該商信号に迅速な変化が
現れた時に警報信号を発生する回路要素を有して
いる。
この考案の火災報知装置もしくは報知器の構造
上の好ましい実施例においては、センサ要素の1
つは空気が出入り可能な電離室を有しており、そ
して第2のセンサ要素は消光原理に基づいて動作
する光電変換器を含んでいる。
別の好ましい実施例によれば、センサ要素の1
つは空気が出入り可能な電離室を有し、他方第2
のセンサ要素は散乱光原理に基づいて動作する光
電変換器を有する。
この考案の第3の好ましい実施例によれば、セ
ンサ要素の1つは消光原理に基づいて変化する光
電変換器を有し、第2のセンサ要素は散乱光原理
に基づいて動作する光電変換器を有する。
この考案による火災報知装置のさらに好ましい
実施例の態様によれば、異なつた機能原理に従つ
て動作するセンサもしくは感知要素は、増幅要素
に接続されて火災報知器もしくは検出器に配列さ
れる。言換えるならば、いずれの場合にも、セン
サ要素は関連の増幅回路と共にそれぞれの火災報
知器ハウジング内に配設され、そして共通の評価
回路は中央信号ステーシヨンに配設される。いず
れの場合にも異なつた機能もしくは動作原理を有
する2つのセンサ要素は被監視領域に互いに隣接
して配設し、そして対形態で線路もしくは導体に
より中央信号ステーシヨンと接続するのが好まし
い。共通の評価回路は中央信号ステーシヨンに配
設される。
また、異なつた機能原理を有する2つのセンサ
もしくは感知要素を共に単一の火災報知器ハウジ
ング内に配設するものも有利である。共通の評価
回路は中央信号ステーシヨンに配設されるかある
いは火災報知器ハウジング内のセンサ要素と関連
して配置され、その場合例えば多重回路装置を用
いて、中央信号ステーシヨンへ、表示もしくは指
示の目的で、センサ要素信号の瞬時値ならびにま
た双方のセンサ要素から得られる瞬時値の商を共
に電送することができる。。
構造上特に好ましい実施例によれば、異なつた
機能原理を有する2つのセンサ要素は、センサ要
素信号の瞬時値を中央信号ステーシヨンに伝送す
る多重回路装置と共に組合わせて火災報知装器ハ
ウジング内に配設される。中央信号ステーシヨン
には、センサ要素の瞬時値が予め定められた値を
越えると警報信号を発生する回路要素ならびに2
つのセンサ要素から得られる瞬時値の商を形成し
て該商信号が予め定められた値を越えると、上記
第1番目の警報信号とは異なつた警報信号を発生
する別の回路要素が設けられる。
この考案の火災報知装置のさらに他の特に好ま
しい実施例の態様によれば、異なつた機能もしく
は動作原理を有する2つのセンサ要素もしくは感
知要素は、それぞれの増幅回路、弁別器、商信号
発生器および感知要素もしくはセンサ要素の瞬時
信号値ならびにこれらのセンサ要素の信号から形
成される商を中央信号ステーシヨンに伝送する多
重伝送回路と共に火災報知器ハウジング内に配設
される。中央信号ステーシヨンには、センサ要素
の信号の瞬時値が予め定められた値もしくは閾値
を越える時に警報信号を発生する回路要素、なら
びに双方のセンサ要素から発生される信号の商が
予め定められた値もしくは閾値を越える時に上記
第1番目の信号とは異なつた警報信号を発生する
回路要素が配設される。。
評価回路には、センサ要素信号が予め定められ
た値を越える時および該センサ要素信号の商が予
めて定められた値を越える時に、多重伝送回路に
よつて中央信号ステーシヨンに伝送される異なつ
た信号を発生する回路要素を設けるのが好まし
い。
さらにまた、センサ要素信号の絶対値が予め定
められた値より低い場合には、商信号の形成を抑
圧する回路要素を備えた火災報知装置も好ましい
ものである。
ほとんどの火災もしくは燃焼過程においては、
初期の段階では裸の炎もしくは制御不能なほどに
吹出す炎はまだ現れない。燃焼が依然として不完
全である結果主として濃い煙もしくは煙霧および
煤煙が形成される。物理的に考察すると、このよ
うな混合物は微視もしくは準微視粒子の大きさ、
もしくは粒度範囲内の懸濁粒子からなるエーゾロ
ルを構成する。粒度分布(これと関連して「粒度
スペクトル」または「粒子スペクトル」とも称さ
れる)は、可燃性物質の性質よりむしろ燃焼過程
自体の性質の方に依存する傾向が強い。特に燃焼
過程もしくは火災の進行中に粒度分布に特徴的な
変化が生じることが観察された。火災の初期段階
においては主に比較的大きな粒子(眼で見える
煙)が形成される。発煙段階から裸火に遷移する
際に、可燃性物質は高くなつた熱の作用により完
全に燃焼し、主に準微視的大きさ、即ち粒度を検
出することにより、発煙段階から火災と炎を伴う
火災ならびに発煙相から裸火相へと遷移との間の
識別が可能となる。
煙検出器を備えている従来の火災報知装置は本
質的に2つの機能原理に従つて動作する。電離型
火災報知器の場合には、エーゾロル粒子がイオン
に付着する傾向を有し、したがつて電離室内を流
れる電離電流が減少するという物理的現象が利用
されており、警報発生の目的で光ビームの強さの
変化または散乱光の強さの変化が利用される。
火災もしくは燃焼過程と関連して行われた実験
の示すところによれば、驚くべきことに、煙発生
の強さに関係なく、異なつた機能原理に従つて動
作する2つの煙センサ要素により発生される電気
信号は、燃焼過程が発煙相から裸火相に遷移する
際には常にサージ様の変化即ち急激な変化を示す
ことが判つた。したがつて、上記の商を求めて、
該商信号を評価することにより、検出された煙が
発煙段階の火災から生じたものであるかまたは裸
炎を伴う火災から生じたものであるかを直接認識
することが可能(商信号の絶対大きさを基にし
て)であるし、また火災が発煙相から裸火を伴う
相に移行したかどうかを(時間の関数としての信
号の大きさの変化を基に)認識することが可能で
ある。
この考案の特徴ならびに上述の目的以外の目的
は、以下の詳細な説明を考察することにより一層
明らかとならう。以下の説明においては添付図面
を参照する。なお、ここに開示する幾つかの実施
例全体を通して、同一もしくは類似の要素を指す
のに同じく参照符号が用いられていることを述べ
ておく。
さて、図面を参照するに第1図には商Q=s1
s2の時間的変化が図解されている。参照文字s1
例えば空気の出入り可能な電離室を有するセンサ
要素の電気信号を表し、そして参照文字s2は光電
変換器を有するセンサ要素の電気信号を表す。商
Qの大きさにおけるサージ様の変化は燃焼過程も
しくは火災の発煙相から裸火状態への遷移を表
す。なお、これらの電気信号を置換した場合は、
Qの絶体値は発煙相中は高い値をとり、そして燃
焼過程が裸火もしくは吹出す火を発生する相に遷
移すると、該Qの絶体値にサージ様に、即ち、急
激に元の大きさに向かつて減少することは理解さ
れるべきである。しかしながら、いずれかの場合
にも特徴となるのはQの絶対値におけるサージ様
もしくは跳躍的な変化である。
第2図は煙検出器Rが4つの線路もしくは導体
L1,L2,L3およびL4を介して中央信号ステーシ
ヨンZに接続されている煙感知警報装置もしくは
設備を示す。煙検出器R内に煙センサもしくは感
知器S1およびS2の2つが配設されている。これら
のセンサ要素S1およびS2の出力(参照符号は付け
ていない)は、それぞれ各々の増幅器V1および
V2に接続されている。増幅器V1およびV2によつ
てそれぞれ発生される電気信号s1およびs2は線路
もしくは導体L2およびL3を介して中央信号ステ
ーシヨンZに伝送され、そこでこれらの信号は評
価回路の環用の弁別器D1,D2,D3,D4および適
当な商形成段もしくは商発生器Q(s1/s2)に入
力される。これらの弁別器D1およびD2の機能は
信号s1およびs2の絶対値が予め定められた値もし
くは閾値より低いレベルに留まつている場合に商
形成段Qからな電気信号が発生されるのを、アン
ドゲートG1を用いて阻止することにある。言換
えるならば、商発生もしくは形成が可能となるた
めには、信号s1およびs2は双方共に弁別器D1およ
びD2に設定されている閾値を越えなければなら
ない。
弁別器D3およびD4の機能は信号s1またはs2が予
め定められた絶対値を越える際に警報を起動もし
くは発生せしめることにある。この目的で弁別器
D3およびD4の出力(参照符号は省略)オアゲー
トG2に接続されており、該オアゲートの出力90
で警報段A2が制御される。この警報段A2は中央
信号ステーシヨンZの出力100で取出すことがで
きる適当な警報信号a2を発生する。
商発生器Qの出力端110は弁別器D5に接続
されている。弁別器D5の機能は、商発生器もし
くは商形成段Qによつて発生される信号が予め定
められた値を越える時に警報信号を起動すること
にある。弁別器D5に設定されている閾値が越え
られると警報段A1に電気信号が供給される。該
警報段A1はそこで警報信号a1を発生し、この警
報信号a1は中央信号ステーシヨンZの出力端120
から取出すことができる。
第2図には、中央信号ステーシヨンZにおける
単一の煙検出器Rの接続が図解されている。しか
しながら、線路L1およびL4には他の煙センサR2
…Roを接続することができる。この場合には信
号sの伝送は例えばデータ伝送技術分野において
慣用されている多重化技術を利用し達成すること
ができる。
第3図は、この考案による火災報知装置もしく
は設備の主要回路図であり、評価回路の主立つた
部分は煙検出器もしくは報知器R内に配設されて
いる。煙検出器もしくは報知器Rは2つのセンサ
もしくは感知要素S1およびS2を有し、それらの出
力信号はいずれの場合にも関連の増幅器V1およ
びV2にそれぞれ入力される。増幅された信号s1
およびs2は商発生もしくは形成段Q(=s1/s2)な
らびに弁別器D1およびD2に供給される。弁別器
D1およびD2の機能は、アンドゲートG1を用いて、
信号s1およびs2の絶対値が予め定められた最少値
もしくは閾値を越える都度その場合にのみ、信号
s1およびs2から商を形成することにある。商形成
もしくは発生段Qから発生される電気信号s1およ
びs2の商は電気商信号の形態で弁別器D5に供給さ
れる。この弁別器D5の機能は、商が予め定めら
れた値を越える際に警報信号が警報段A1に伝送
されることを保証することにある。警報段A1
らの出力信号は別の線路を介して中央信号ステー
シヨンZに送られ、そこで任意適当な警報指示装
置130により警報状態が表示器その他適当な手
段で指示される。この実施例の場合にも複数個の
煙検出器もしくは感知器を1つの群に纒めて、同
じ線路もしくは導体を同じ中央信号ステーシヨン
Zに接続することができる。
第4図はこの考案によつて構成された火災報知
器の好ましい実施例の回路を示す。この実施例に
おいては、火災報知器の煙検知センサとして電離
室1および光電変換器39が用いられている。電
離室1は第2の電離室3に直列に接続されてい
る。この第2の電離室3には周囲の空気が出入す
ることはできず、この第2の電離室3は比較抵抗
としての働きをなし、そして2つの電離室1およ
び3の共通の接続点140は、インピーダンス変
換器としての働きをなす電界効果トランジスタ5
のゲートGの電気的に接続されている。電界効果
トランジスタ5のソース電極Sには測定用電離室
1の低オーム信号が取出されて増幅器13に供給
される。この増幅器13はこの信号s1を所望の値
に増幅して商形成器17の第1番目の入力端14
5に印加する。
光電変換器39には発光ダイオード43および
太陽電池41が設けられている。太陽電池41に
よつて発生される電気信号s2の大きさは受ける光
の強さに対応する。煙が測定路即ち測定用電離室
1内に侵入すると太陽電池41の電位は減少し、
その結果トランジスタ33のベース150の電位
も減少する。逆相である増幅された電気信号s2
増幅器25に入力され、そこで所望の仕方で増幅
されて商発生器17の第2の入力端147に供給
される。増幅器13および25の両者によつて発
生される信号はいずれの場合にもそれぞれの弁別
器27および29に供給される。弁別器27およ
び29の機能は、信号s1およびs2の絶対値が予め
定められた値もしくは閾値よりも低い場合には商
発生器17によつて電気信号が発生されるのを、
アンドゲート31を用いて阻止することにある。
商発生器17の出力信号は2つの入力信号の比
s1/s2に比例する。この比が予め定められた値を
越ええると、弁別器27はトランジスタ45を導
通に切り換え、その結果負荷抵抗47を横切つて
電流が流れる。この電流は発煙相から裸火相への
遷移を表示するものであつて、中央信号ステーシ
ヨン55において警報信号として評価される。
信号s1およびs2はさらに別の弁別器21および
23に供給される。これらの弁別器および23の
出力端はオアゲート53に接続されている。電気
信号s1または電気信号s2の絶対値が、それぞれ弁
別器21および23に設定されている最大値を越
えると、オアゲート53の出力でトランジスタ4
9が導通に切り換えられ、その結果負荷抵抗60
を横切つて電流が流れ、中央信号ステーシヨン5
5において上で述べた第1番目の警報信号と相応
に異なつた警報信号が発生されることになる。
この様な回路構成により、電離室1の信号かま
たは光電変換器39の信号のいずれかが予め定め
られた値を越える場合には常に、または電離室1
の信号の大きさに対する光電変換器39の信号の
いずれかが予め定められた値を越える場合には常
に、または電離室1の信号の大きに対する光電変
換器39の信号の値の比即ちs1/s2が予め定めら
れた値即ち閾値を越える時には、中央信号ステー
シヨン55において警報信号が発生もしくは起動
されるという結果が得られる。
第5図はこの考案に従つて構成された火災報知
器の横断面図であり、電離室1は発光ダイオード
43および太陽電池41からなる光電変換器39
は周囲の大気もしくは空気が出入り可能であるハ
ウジング61内に収納されている。電離室1は電
極63ならびに対向電極としての働きをなすワイ
ヤグリツド65によつて形成されている。企図せ
る使用場所等に依存して、ハウジングのカバー6
7それ自体または該カバー67とワイヤグリツド
65とを組合わせて対向電極としての働きを持た
せることが可能である。電極63上には、電極6
3と、場合に応じ電極65または67との間の空
間もしくは領域を電離する働きをなす放射性線源
69が設けられている。
発光ダイオード43は実質的に平行な光ビーム
を発生し、この光ビームは反射器もしくはミラー
73そしてそこから太陽電池41へと反射され
る。接点もしくは接続75および77は電圧供給
用に用いられると共にさらに線57および59を
介して警報信号を中央信号ステーシヨン55へと
伝送する働きをなす。
ハウジング61の基部79はこの図には示され
ていないが、別の室ならびに第4図と関連して既
に詳述したような評価回路を収容している。
煙がワイヤグリツドもしくはメツシユ65を通
つて電離室1内に侵入すると、周知のようにイオ
ンにエーロゾル粒子を付着する結果として該測定
室の電離電流量は減少し、さらにまた太陽電池4
1に入射する光が減少するために太陽電池41の
電位も減少する。電離室1および光電変換器39
によつて発生される電気信号はそこで第4図と関
連して既に述べたような仕方で評価される。
以上この考案の好ましい実施例を図示し説明し
たが、この考案はこれらの実施例に限定されるも
のではなく、この考案の範囲内でいろいろな具体
化および実用化が可能であることは理解に難くな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は火災もしくは燃焼過程が発煙相から裸
火相に遷移する際に、異なつた機能原理に基づい
て動作するセンサ要素もしくは感知要素から得ら
れる信号の商を時間の関数として示すグラフ図、
第2図はこの考案によつて構成された火災報知装
置の主要回路図、第3図および第4図はこの考案
による火災報知装置の煙検出器の主要回路図、第
5図はこの考案の火災報知装置で用いられる火災
報知器の横断面図である。 13,25……増幅器、17……商発生器、2
1,23,27,29……弁別器、31……アン
ドゲート、33,45,49……トランジスタ、
39……光電変換器、41……太陽電池、43…
…発光ダイオード、53……オアゲート、55…
…中央信号ステーシヨン、61……ハウジング、
63……電極、65……ワイヤグリツド、67…
…(ハウジングの)カバー、69……電源、7
1,73……ミラー、79……基部、R……煙検
出器、Z……中央信号ステーシヨン、S……セン
サ、D……弁別器、Q……商発生器、G……オア
ゲート、A……警報段、V……増幅器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 異なる煙検出原理に従つて動作してそれぞれ
    に煙を検出し、その検出量に対応する検出出力
    をそれぞれに生じる第1および第2の2個の煙
    検出手段と、 前記第1の煙検出手段の検出出力と、前記第
    2の煙検出手段の検出出力との間で所定の割り
    算を実行して、その商を出力する商演算部と、
    前記商演算部から出力される商出力が所定の値
    に達しているか否かを弁別して、前記所定の値
    に達したことを検知したときに火災状態変化信
    号を出力する弁別部と、を有してなる火災状態
    変化判別手段と、 を含んでいることを特徴とする、火災報知装
    置。 (2) 前記火災状態変化判別手段は、前記第1の煙
    検出手段の検出出力と前記第2の煙検出手段の
    検出出力との双方が各別に設定された設定レベ
    ルに達しているか否かを判別する検出レベル判
    別部を含んでおり、前記検出レベル判別部が前
    記第1および第2の煙検出手段のそれぞれの検
    出出力がそれぞれに対応する設定レベルに達し
    たことを判別したときに、前記商演算部が動作
    を開始して前記双方の検出出力に対する商の演
    算を実行することを特徴とする、実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の火災報知装置。 (3) 前記第1の煙検出手段および前記第2の煙検
    出手段は、それぞれに、煙を検出してその検出
    量に対応する検出出力を生じる煙検出部と、前
    記煙検出部からの検出出力が火災レベルに達し
    ているときに火災信号を出力する火災判別部と
    によつて構成されていることを特徴とする、実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の火災報知装
    置。 (4) 前記2個の煙検出手段は、通気性のある電離
    室を有するイオン化式の第1の煙センサ要素
    と、消光原理に従つて動作する光電変換器を有
    する減光式の第2の煙センサ要素とを備えてい
    ることを特徴とする、実用新案登録請求の範囲
    第1項または第3項のいずれか1項に記載の火
    災報知装置。 (5) 前記2個の煙検出手段は、通気性のある電離
    室を有するイオン化式の第1の煙センサ要素
    と、散乱原理に従つて動作する光電変換器を有
    する散乱光式の第2の煙センサ要素とを備えて
    いることを特徴とする、実用新案登録請求の範
    囲第1項または第3項のいずれか1項に記載の
    火災報知装置。 (6) 前記2個の煙検出手段は、消光原理に従つて
    動作する光電変換器を有する減光式の第1の煙
    センサ要素と、散乱原理に従つて動作する光電
    変換器を有する散乱光式の第2の煙センサ要素
    とを備えていることを特徴とする、実用新案登
    録請求の範囲第1項または第3項のいずれか1
    項に記載の火災報知装置。
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