JPH031901B2 - - Google Patents

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JPH031901B2
JPH031901B2 JP59188250A JP18825084A JPH031901B2 JP H031901 B2 JPH031901 B2 JP H031901B2 JP 59188250 A JP59188250 A JP 59188250A JP 18825084 A JP18825084 A JP 18825084A JP H031901 B2 JPH031901 B2 JP H031901B2
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JP
Japan
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battery
generator
current
floating
voltage
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JP59188250A
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JPS6074937A (ja
Inventor
Etsuchi Jonsuton Rarufu
Deii Manden Kaateisu
Jei Sherudoreiku Reonaado
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Motors Liquidation Co
Original Assignee
Motors Liquidation Co
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Publication date
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Publication of JPH031901B2 publication Critical patent/JPH031901B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
    • H02J7/14Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries for charging batteries from dynamo-electric generators driven at varying speed, e.g. on vehicle
    • H02J7/1446Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries for charging batteries from dynamo-electric generators driven at varying speed, e.g. on vehicle in response to parameters of a vehicle
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/92Energy efficient charging or discharging systems for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors specially adapted for vehicles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、バツテリーがその動作パラメータに
従つて決定される通常の速度で充電される1つの
動作モードと、自動車のエネルギー消費を低減す
るためにバツテリーが実質的に低い速度で充電さ
れる別の動作モードとを有する種類の自動車のバ
ツテリー充電システムの改良に関する。
(従来技術) 上記のような種類のバツテリー充電システムは
一般に充電/浮動(フロート)システムと呼ばれ
る。一方のモード−充電モード−において、バツ
テリーを充電するために使用される発電機の出力
電圧は、バツテリーが最適の速度で充電されるよ
うにバツテリーの電圧及び温度の関数として調整
される。他方のモード−浮動(フロート)モード
−においては、発電機の出力電圧は、バツテリー
の公称開回路端子電圧にほぼ等しい浮動値、すな
わちバツテリーの自己放電を阻止するのに十分な
だけの電圧まで低下される。
最初に、充電モードが実行される。浮動モード
は、バツテリーが所定の充電状態に達したことが
充電電流を監視することにより測定されたときに
開始される。そのようなシステムの1つは、本発
明の譲受者に譲渡されているSheldrake et al(シ
エルドラーケ他)の米国特許第4310793号に詳細
に記載されている。このシステムは、バツテリー
の充電電圧を適切なレベルに維持しつつ自動車の
バツテリー充電エネルギー必要量を減少させると
いう点で有効であることが判明した。
(発明の概要) 本発明の目的は、エンジン減速中にバツテリー
充電のために自動車の慣性を利用すると共に、浮
動モード中に、実質的に浮動モードの開始時のバ
ツテリー充電状態が維持されるように発電機の出
力電圧を調節することにより、上述のシステムの
エネルギー効率をさらにアツプすることである。
この目的は、従来の電圧調整機構と、バツテリ
ー電流積最計と、バツテリー電流積算計に応答し
て、発電機の出力電圧を適切に調節するように電
圧調整機構の動作を制御する回路とにより達成さ
れる。
自動車が始動されるたびに、充電動作モードは
開始され、発電機の出力電圧はバツテリーの電圧
及び温度に従つて決定される。そのような条件の
下でバツテリー充電電流が基準値以下に降下し、
バツテリーの充電電流が所定の十分な値、たとえ
ば完全充電の80%に達したことを示すと、充電動
作モードは中断され、浮動動作モードが開始され
る。その時点で、発電機の出力電圧はほぼバツテ
リーの公称開回路端子電圧まで低下され、電流積
算計はバツテリーの正味入力電流及び正味出力電
流の規定を開始するためにリセツトされる。浮動
動作モードの開始後に、エンジンの減速が基準量
を越えるたびに、相対的に重負荷でバツテリーを
充電することにより自動車の運動質量と関連する
運動エネルギーを補償するために、発電機の出力
電圧は一定の相対的に高い値まで上昇する。自動
車の電気負荷からの要求が増すと、バツテリーか
ら正味電流が流出する結果となり、エンジン減速
中の重負荷充電によりバツテリーに電流が流入す
ると考えられる。いずれの場合も、電流積算計は
正味バツテリー電流を測定し、測定された正味バ
ツテリー電流をゼロにするように発電機の出力電
圧を浮動電圧に対して増減調節する。
電流積算計がバツテリーへの正味入力電流を検
出し、減速時に最新の充電状態を示すと、発電機
の出力電圧は浮動値より低下するので、バツテリ
ーはさらに多くの電流を電気負荷に供給すること
ができる。電流積算計がバツテリーから正味出力
電流を検出し、電気負荷の要求の増大を示す場合
には、発電機の出力電圧は上昇するので、充電電
流はバツテリーに戻される。このように、バツテ
リー電流積算計は、様々に変化する電気負荷の要
求と、エンジンの減速が原因となる充電状態の変
化とを考慮して、実質的に浮動モードの開始時に
おける所定のバツテリー充電状態を維持する。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して本発明を詳細に説
明する。
図面において、10は自動車は発電機である。
この発電機はバツテリー12に充電電流を供給す
ると共に、自動車の電気負荷14に電力を供給す
る。発電機10は、エンジン駆動界磁巻線16と
WYE接続固定子巻線18とを有する交流発電機
として図示されている。界磁巻線16が直流によ
り励磁されると、固定子巻線18は交流電圧を発
生し、その電圧はブリツジ整流器20により直流
電圧に変換される。ブリツジ整流器20は電気負
荷14に電流を供給するために信号線22及び2
4を介して接続される。さらに、ブリツジ整流器
20はバツテリー12に充電電流を供給するため
に信号線22,28及び30を介し、分流器26
を介して接続される。当業者には理解されるよう
に、分流器26における電圧Vsはバツテリーの
充電電流及び放電電流に対して既知の関係を有す
る。分路電圧Vsの極性は、バツテリー12充電
電圧が供給されている(正)か又はバツテリー1
2が電気負荷14に電流を供給している(負)か
を示す。分路電圧Vsの大きさは電流の大きさを
示す。
3個のダイオード32は界磁巻線16を励磁す
る別の直流源を形成し、信号線34を介して界磁
巻線16の一方の端子に接続される。界磁巻線1
6の他方の端子は信号線38を介して電圧調整器
36に接続される。電圧調整器36は従来のスイ
ツチングレギユレータであり、端子40の電圧の
電位に応答して、信号線38を接地電位に間欠的
に接続することにより界磁巻線16を流れる電流
を調整するように動作する。端子40の電圧が低
下すると、界磁巻線16の励磁電流が増加するの
で、固定子巻線18の出力電圧は高くなる。
同様に、端子40の電圧が高くなるにつれて、
界磁巻線16の励磁電流は減少するので、固定子
巻線18の出力電圧は低下する。電圧調整器36
は、自動車が始動されるときに界磁巻線16に最
初に励磁する手段をさらに含んでいても良い。こ
のような条件に適合する電圧調整器はHarland
Jr et alの米国特許第3539864号にさらに詳細に
記載されている。図面に示される端子40は、
Harland Jr.et alの特許の第1図に示される端子
107に相当する。
端子40の電圧、従つて発電機10の出力電圧
は、全体を44により示される抵抗回路網の両端
の電圧降下の関数として決定される。抵抗回路網
44は、PNPトランジスタ50及び52のエミ
ツタ−コレクタ経路を介してバツテリー12の正
端子と電圧調整器36の端子40との間に接続さ
れる2本の並列経路46及び48から構成され
る。PNPトランジスタ50及び52の導通は信
号線54における電圧の電位に従つて制御され、
インバータ56は、PNPトランジスタ50及び
52の逆の導通状態に維持するためにPNPトラ
ンジスタ50及び52のベース電極の間に接続さ
れる。信号線54が論理レベル「1」の電位にあ
るとき、PNPトランジスタ50は非導通状態に
バイアスされて経路46を端子40から有効に遮
断し、PNPトランジスタ52は導通状態にバイ
アスされて経路48を端子40に接続する。信号
線54が理論レベル「0」の電位にあるときに
は、PNPトランジスタ50は導通状態にバイア
スされて経路46を端子40に接続し、PNPト
ランジスタ52は非導通状態にバイアスされて経
路48を端子40から有効に遮断する。
後述するように、通常の動作モード、すなわち
充電モードは、信号線54が理論レベル「1」の
電位にあるときに有効となり、それにより、抵抗
回路網44の経路48はバツテリー12の正端子
と電圧調整器36の端子40との間に接続され
る。経路48は2つの直列に接続される抵抗器5
8及び60と、抵抗器60と並列に接続されるサ
ーミスタ62とを含む。サーミスタ62は負の抵
抗温度係数を有し、バツテリー12の電解液の温
度を検出するように配置される。サーミスタ62
はバツテリーの電解液の中に沈められるようにバ
ツテリー12の空洞に配置されるのが好ましい。
このような構成は、本発明の譲受者に譲渡された
Radyの米国特許第2421523号に詳細に記載されて
いる。
従つて、サーミスタ62の抵抗はバツテリー1
2の電解液の温度の関数として変化することとが
わかる。さらに詳細にいえば、サーミスタの抵抗
はバツテリーの温度が上昇するにつれて低下し、
バツテリーの温度が低下するにつれて高くなる。
このように、抵抗回路網44の経路48はバツテ
リー12の電解液の温度が上昇するにつれて電圧
調整器36の端子40に印加される電圧を上昇さ
せ、バツテリー12の電解液の温度が低下するに
つれて端子40に印加される電圧を低下させよう
とする。抵抗器58及び60は、電圧調整器36
により界磁巻線16が励磁されたときに、発電機
10が約14.5ボルトの公称充電電流を発生するよ
うに選択される。上述のように、サーミスタ62
は、発電機10により発生される実際の充電電圧
をバツテリー12の電解液の温度の関数として変
化させる。
信号線54が理論レベル「0」の電位にあると
き、PNPトランジスタ50は導通状態にバイア
スされて、抵抗回路網44の経路46をバツテリ
ー12の正端子と電圧調整器36の端子40との
間に有効的に接続し、それにより「浮動」動作モ
ードを成立させる。前述のように、「浮動」動作
モードの目的は、バツテリー12が十分に充電さ
れているときに、発電機10の出力電圧をバツテ
リー12の公称開回路端子電圧との関連により決
定される浮動値まで低下させることにより、発電
機10からバツテリー12への継続充電に関連す
るエネルギー消費をなくすことである。発電機1
0は自動車のエンジンにより駆動されるので、エ
ネルギー消費が減少すれば燃料をさらに経済的に
利用することができる。図示される実施例におい
て、経路46は15個の直列に接続される抵抗器6
6a〜66oから構成される。発電機10により
発生される浮動電圧の実際値は、経路46の総直
列抵抗に従つて決定され、後述するように、経路
46の総直列抵抗は本発明によれば浮動動作モー
ドの開始時にバツテリー12を実質的に充電状態
に維持するように調節される。
前述のように、本発明は減速動作モードをさら
に含む。この動作モードはエンジンの減速中に基
準量を越えたときに開始され、発電機10の出力
電圧を比較的高い値まで上昇させてバツテリーを
比較的高いレベルまで充電し、それにより、その
ような減速中の自動車からの運動エネルギーを補
償するためのものである。このために、トランジ
スタ68のエミツタ−コレクタ回路は抵抗回路網
44の経路46の直列に接続される抵抗器の1つ
66oに接続される。信号線70が理論レベル
「0」の電位にあるとき、トランジスタ68は導
通状態にバイアスされて抵抗器66oの周囲に低
抵抗経路を形成するので、経路46の総抵抗は低
減し、発電機10の出力は大きくなる。信号線7
0が理論レベル「1」の電位にあるときには、ト
ランジスタ68は非導通状態にバイアスされるの
で、抵抗器66oの抵抗は経路46の総直列抵抗
に含まれる。
経路46の総直列抵抗、従つて浮動動作モード
の間に電圧調整器36の端子40に印加される電
圧は、トランジスタ列76及び78の導通状態に
より決定される。各トラジスタ列は共通コレクタ
構成で接続される7個のNPNトランジスタを含
む。信号線86a〜86nはトランジスタのベー
ス端子に接続され、信号線88a〜88nはトラ
ンジスタのエミツタ端子に接続される。信号線9
0はトランジスタ列76のコレクタ接続点に接続
され、信号線92はトランジスタ列78のコレク
タ接続点に接続される。信号線90は経路49の
端子94に接続され、信号線92は経路46の端
子96に接続される。信号線88a〜88nは、
それぞれ、抵抗器66a〜66nから構成される
直列回路の異なる点に接続されるので、列の各ト
ランジスタのエミツタ−コレクタ回路は抵抗器6
6a〜66aの中の1つ又は複数個と並列に接続
される。当業者には理解されるように、信号線8
6a〜86nの電位の論理レベルはそれぞれの列
のトランジスタの導通状態を決定し、従つて経路
46の端子94及び98の間の総直列抵抗を決定
する。
上述の条件に適合するトランジスタ列は、
RCA Corporation(Someville、New Jersey)
により製造されるCA3082デバイスのような集積
回路の形で市販されている。
信号線86a〜86nにおける電位の論理レベ
ルは、4−16線復号回路100により制御され
る。この復号回路の動作は信号線102〜112
の電位の論理レベルにより制御される。4−16線
復号回路100は、信号線104〜110の4ビ
ツトのデジタルアドレスを最高16個の別個の出力
に拡張するように機能する。しかしながら、図示
される実施例においては、利用可能な16個の出力
端子のうち14個(86a〜86n)のみを使用す
る。4−16線復号回路100はRCA
Corporationにより製造されるCD4515デバイス
のような集積回路の形で市販されている。後述す
るように、信号線104〜110における4ビツ
トの論理アドレスは、経路46の総直列抵抗を変
化させることにより、発電機10により発生され
る浮動電圧を適切な値に調節するようにバツテリ
ー12の充電/放電過程の関数として決定され
る。
分流器26の電圧Vsは2つの演算増幅器12
0及び122に入力として印加される。分流器2
6の端子124は演算増幅器120のマイナス入
力端子に直接接続されると共に抵抗器126を介
して演算増幅器122のプラス力端子に接続され
る。分流器26の端子128は演算増幅器122
のマイナス入力端子に直接接続されると共に、抵
抗器130を介して演算増幅器120のプラス入
力端子に接続される。演算増幅器120及び12
2への供給電圧はバツテリー12又は発電機10
から信号線132及び134を介して得られる。
演算増幅器120の出力端子は信号線136を
介してNPNトランジスタ138のベース端子に
接続され、演算増幅器122の出力端子は信号線
140を介してトランジスタ142のベース端子
に接続される。NPNトランジスタ138のエミ
ツタは抵抗器144を介して接地電位に接続さ
れ、トランジスタ142のエミツタは抵抗器14
6を介して接地電位に接続させる。
バツテリー12が発電機10により充電されて
いるとき、分路電圧Vsは正であるので演算増幅
器120はNPNトランジスタ138を非導通状
態にバイアスし、演算増幅器122はトランジス
タ142を導通状態にバイアスする。逆に、バツ
テリー12が電気負荷14に電力を供給している
ときには、分路電圧Vsは負である。このような
場合、演算増幅器120はNPNトランジスタ1
38を導通状態にバイアスし、演算増幅器122
はトランジスタ142を非導通状態にバイアスす
る。このように、端子148の電圧はバツテリー
12により電気負荷14に供給されている瞬間的
な電流を示し、端子150の電圧は発電機10か
らバツテリー12に供給される瞬間的な電流を示
すことがわかる。端子148は抵抗器152及び
コンデンサ154から構成されるRC回路を介し
て比較器156のマイナス入力端子に接続され、
端子150は抵抗器158及びコンデンサ160
から構成されるRC回路を介して比較器156の
プラス入力端子と、比較器162のプラス入力端
子とに接続される。比較器162のマイナス入力
端子は信号線164を介して、National
Semiconductor Corporation(Santa Clara、
California)により製造されるAD580のような基
準電圧回路166の出力端子に接続される。基準
電圧回路166への供給電圧は信号線168を介
してバツテリー12又は発電機10から得られ
る。
以上の説明からわかるように、比較器162の
出力は信号線164の基準電圧に対する充電電流
の大きさを表わす。この基準電圧は、本発明の好
ましい実施例においては約10アンペアの電流に相
当する。充電電流が10アンペアより大きいとき、
比較器162の出力は論理レベル「1」の電位に
あり、充電電流が10アンペアより小さいときに
は、比較器162の出力は論理レベル「0」の電
位にある。先の説明から、比較器156の出力は
バツテリー電流の方向を示すということもわか
る。バツテリーが充電中であれば、比較器156
の出力は論理レベル「1」の電位にあり、バツテ
リー12が放電中であれば、比較器156の出力
は論理レベル「0」の電位にある。
後述するように、比較器162の出力は浮動動
作モードが適切であるか否かを決定するために使
用され、比較器156の出力はバツテリー電流積
算計への入力として使用される。
バツテリー電流積算計はクロツク回路170と
カウンタ回路172とから構成される。クロツク
回路170はバツテリーの充電電流及び放電電流
の瞬間的な大きさに応答して動作し、信号線17
4にカウンタ回路172に対する可変周波数クロ
ツク信号を発生する。カウンタ回路172は3つ
の4段2進アツプ/ダウンカウンタ176,17
8及び180から構成され、それらのカウンタは
信号線174のクロツク信号を受信し、バツテリ
ー電流の時間積分に従つて4ビツトの入力を信号
線104〜110を介して4〜16線復号回路10
0に供給する。比較器156の出力レベルは積分
の方向を決定し、従つて信号線182を介して各
カウンタ176〜180のU/D入力端子に接続
される。
次に、クロツク回路170についてさらに詳細
に説明する。クロツク発振器184は信号線18
6を介してANDゲート188の一方の入力端子
に接続されると共に、信号線190を介して
ANDゲート192の一方の入力端子に接続され
る。電圧/周波数変換器194のANDゲート1
88の他方の入力端子と、バツテリー放電電流
RC回路の抵抗器152及びコンデンサ154の
間の接続点との間に接続され、電圧/周波数変換
器196はANDゲート192の他方の入力端子
と、バツテリー充電電流RC回路の抵抗器158
及びコンデンサ160の間の接続点との間に接続
される。電圧/周波数変換器194及び196は
National Semiconductor Corporationにより製
造されるLM131デバイスのような集積回路の形
で市販されており、入力電圧の大きさに直接関連
して変化する周波数を有する出力信号を発生する
ように動作する。従つてANDゲート188の出
力端子における信号の周波数はバツテリー12に
より電気負荷14に供給される放電電流の大きさ
に直接関連して変化し、ANDゲート192の出
力端子における信号の周波数は発電機10により
バツテリー12に供給されるバツテリー充電電流
の大きさに直接関連して変化する。
ANDゲート192の出力端子はANDゲート2
00を介してNORゲート198の一方の入力端
子に接続され、ANDゲート188の出力端子は
NORゲート202を介してNORゲート198の
他方の入力端子に接続される。ANDゲート20
0は信号線204を介して比較器156の出力端
子にも接続され、バツテリー12が充電中である
ときはANDゲート192の出力を通過させ、バ
ツテリー12が放電中であるときにはANDゲー
ト192の出力を阻止するように動作する。
NORゲート202は信号線204及び206を
介して比較器156の出力端子にも接続され、バ
ツテリー12が充電中であるときはANDゲート
188の出力を通過させ、バツテリー12が充電
中であるときにはANDゲート188の出力を阻
止するように動作する。信号線174のクロツク
信号は、バツテリー12が放電中であるときは
ANDゲート188の出力に従つて発生され、バ
ツテリーが充電中であるときにはANDゲート1
92の出力に従つて発生される。
前述のように、信号線174のクロツク信号は
4段2進アツプ/ダウンカウンタ176のクロツ
ク入力端子に接続されるので、カウンタ回路17
2のカウント速度はバツテリー12が放電中であ
るときは端子148の電圧に従つて決定され、バ
ツテリーが充電中であるときには端子150の電
圧により決定される。比較器156の出力端子は
4段2進アツプ/ダウンカウンタ176〜180
のU/D入力端子に接続されるので、信号線17
4のクロツクパルスはバツテリー12が充電中で
あるときアツプ方向、すなわち正方向に積算さ
れ、バツテリー12が放電中であるときにはダウ
ン方向、すなわち負方向に積算される。このよう
に、アツプ/ダウンカウンタ180の出力信号線
104〜110の出力は、バツテリー電流の時間
積分を表わすと12ビツト数の4つの最上位ビツト
を表わす。
前述のように、4段2進アツプ/ダウンカウン
タ180の信号線104〜110に現われる4ビ
ツト出力は、抵抗回路網44の経路46における
総直列抵抗を調整するように4〜16線復号回路1
00をアドレスするために使用される。その結
果、浮動動作モードの間の発電機10の出力はバ
ツテリー電流のそれまでの経過、すなわち時間積
分に従つて調整される。後述するように、カウン
タ出力は浮動動作モードの成立時にリセツトさ
れ、その後、信号線104〜110に現われるア
ツプ/ダウンカウンタ180の出力は正味バツテ
リー電流を示す。浮動動作モードの成立後にアツ
プ/ダウンカウンタ180の出力がバツテリーか
らの正味電流を示すと、4−16線復号回路100
は経路46の総直列抵抗を高くすることにより発
電機10の出力電圧を上昇させるために、それぞ
れのトランジスタ列のトランジスタの導通状態を
変化させる。これに対し、アツプ/ダウンカウン
タ180の出力がバツテリーに印加される正味電
流を示すならば、4−16線復号回路100は経路
46の総直列抵抗を低下させることにより発電機
10の出力電圧を低下させるために、トランジス
タ列のトランジスタの導通状態を変化させる。こ
のように、浮動動作モードの間、発電機10の出
力電圧は実質的に浮動動作モードの成立時のバツ
テリーの充電状態を維持するように調整される。
バツテリーは十分な充電状態に維持されるのみな
らず、十分に充電されたバツテリーの過剰充電及
びそれと関連するエネルギー消費は回避される。
本発明の別の面によれば、4−16線復号回路1
00は、トランジスタ列の各トランジスタの導通
状態を変化させて発電機10の出力電圧を変化さ
せるために、連続的ではなく周期的にエネイブル
される。このために、クロツク発振器184の出
力は、カウンタ212及びANDゲート214か
ら構成される分周回路210に入力として印加さ
れる。分周回路210はクロツク発振器184の
出力周波数を比較的低い周波数の信号に分割す
る。その信号はトランジスタ列の各トランジスタ
の導通状態を変化させるために4−16線復号回路
100をストローブ、すなわち周期的にエネイブ
ルする。そのようなストローブ信号は信号線11
2を介して4−16線復号回路100のストローブ
入力端子又はエネイブル入力端子Eに印加され
る。好ましい実施例によれば、4−16線複号回路
100は1分間に2回程度のかなり低い速度でス
トローブされる。
図中220は充電、浮動及び減速の各動作モー
ドを設定する論理回路である。論理回路220を
動作させる信号は信号線222の全界磁信号と、
信号線224の減速信号と、信号線226に現わ
れる比較器162の出力とを含む。信号線222
における全界磁信号の電位の論理レベルは、発電
機の界磁巻線16が完全に励磁されたか否かを示
す。全界磁信号は、本質的には電圧調整器の端子
234の電圧を基準電圧源236により発生され
る基準電圧と比較する比較器232から構成され
る回路230により発生される。端子234の電
圧は直列に接続されるダイオード238と、抵抗
器240及びコンデンサ242から構成される並
列RC回路とを介して比較器232のマイナス入
力端子に印加される。基準電圧源236の出力
は、抵抗器244及びコンデンサ246から構成
される並列RC回路を介して比較器232のプラ
ス入力端子に印加される。ダイオード238は電
圧調整器36と全界磁信号を発生する回路230
とを分離する。界磁巻線16が完全に列磁される
と、端子234は実質的に接地電位となり、基準
電圧は比較器232の出力を論理レベル「1」の
電位にする。界磁巻線16が完全に励磁されてい
ないときには、端子234の電圧は基準電圧源2
36により提供される基準電圧を越え、比較器2
32の出力は論理レベル「0」の電位をとる。基
準電圧源236への供給電圧はバツテリー12又
は発電機10により信号線248を介して提供さ
れる。基準電圧回路166の場合と同様に、基準
電圧源236もNaional Semiconductor
Corporation製のAD580集積回路デバイスで
あつても良い。
信行線224の減速信号は、自動車のエンジン
の減速が基準量を越えているか否かを示す。この
信号は、自動車の速度が所定の閾値を越えている
ときのエンジンマニホルドの真空状態又はスロツ
トルの位置を検出することにより得ることができ
る。エンジンの減速が基準量を越えることが示さ
れると、信号線224の信号は論理レベル「1」
の電位をとる。その他の場合には、信号線224
の信号は論理レベル「0」の電位をとる。
前述の米国特許第4310793号に記載されるよう
に、充電・浮動システムの目的は、エンジンが始
動されるたびにバツテリーの充電状態を所定のレ
ベルまで上げ、その後、発電機の出力電圧を実質
的にバツテリーの公称開回路端子電圧に相当する
浮動値まで低減することである。バツテリーを充
電するために使用される発電機の出力電圧がバツ
テリーの電圧及びバツテリーの温度の関数として
決定される場合、充電電流の大きさをバツテリー
の充電状態を示すものとして利用しても良い。従
つて、ここで説明する回路において、比較器16
2はバツテリーの充電電流の大きさを、バツテリ
ーの十分な充電状態を示す充電電流に対応する基
準値と比較する。本発明の1つの面によれば、充
電動作モードを一時停止する以前の別の状態は発
電機の動作に関連する。エンジンが低速であり、
従つて発電機が低速であり且つ電気負荷が高いと
いう条件の下では、発電機の出力容量は必要な充
電電圧を維持するには十分でないと考えられる。
その結果、発電機の出力電圧が低下すると、充電
電流は所定の充電状態に対応する基準値以下に降
下するので、必要以上早く充電動作モードが停止
され、浮動動作モードが開始されてしまう。
そこで、本発明は、重電気負荷の条件下の場合
のように、発電機の界磁巻線16が完全に励磁さ
れたか否かを示す全界磁を検出するための回路2
30を含む。充電動作モードは、充電電流が基準
値以下に降下し且つ発電機の界磁巻線が完全に励
磁されないときにのみ停止される。充電動作モー
ドが停止され、浮動動作モードが開始されると、
継続充電の関連するエネルギー消費を回避するた
めに、発電機の出力電圧はほぼバツテリー12の
公称開回路端子電圧まで低下する。その後、浮動
動作モードの間、発電機の出力電圧−浮動電圧−
は、実質的に浮動動作モードの成立時の所定のバ
ツテリー充電状態を維持するように正味バツテリ
ー電流に従つて増減調節される。
本発明の別の面によれば、浮動動作モードの進
行中にエンジンの減速が基準量を越えたことが検
出されると、発電機の周力電圧は比較的高い値ま
で上昇する。この特徴は浮動電圧の調節と相まつ
て、エネルギー効率の高い動作モードを可能にす
る。この場合、自動車の運動質量から可変量のエ
ネルギーが回復され、浮動電圧は、それに従つ
て、実質的に浮動動作モードの成立時のバツテリ
ー充電状態を維持するために必要は量だけエネル
ギーを消費するように調節される。論理回路22
0は信号線224のエンジン減速信号と、信号線
222の全界磁巻線と、信号線226に現われる
比較器162の出力とを監視し、上述の制御機能
を実行するように回路の動作を調整する。
次に、論理回路220についてさらに詳細に説
明する。信号線226に現われる比較器162の
出力と、信号線222に現われる全界磁巻線とは
NORゲート250に入力として印加される。そ
の結果、NORゲート250の出力は、充電電流
が信号線164の基準値以下まで降下し且つ全界
磁信号は発電機の界磁巻線16が完全に励磁され
ないことを示す場合にのみ論理レベル「1」の電
位をとることができる。NORゲート250の出
力はNORゲート252に入力として印加される。
NORゲート252は、抵抗器254及びコンデ
ンサ256から構成されるRCタイミング回路と、
ダイオード258とを介して、前述のようにトラ
ンジスタ50及び52の導通を制御する信号線5
4に接続される。NORゲート252に対するも
う一方の入力は、D形フリツプフロツプ260及
びANDゲート262から構成される減速応答回
路から得られる。信号線224の減速信号は
ANDゲート262と、D形フリツプフロツプ2
60のクロツク入力端子Dとに入力して印加され
る。D形フリツプフロツプ260の出力端子すな
わちQ端子はANDゲート262の他方の入力端
子に接続される。D形フリツプフロツプ260の
データ端子すなわちD端子は信号線264を介し
てNORゲート250の出力端子に接続される。
次に論理回路220の動作を説明する。前述の
ように、NORゲート250の出力は、充電動作
モードが適切であるか又は浮動動作モードが適切
であるかを示す。信号線224の減速信号が論理
レベル「0」の電位にとどまつている場合、
NORゲート252はNORゲート250の出力を
反転するように動作する。従つて、充電動作モー
ドが指示されるとき、NORゲート252の出力
は論理レベル「1」の電位にあり、コンデンサ2
56は抵抗器254を介して論理レベル「1」の
電位まで充電される。その結果、信号線54は論
理レベル「1」の電位に維持され、PNPトラン
ジスタ52は導通状態にバイアスされて充電動作
モードを成立させる。浮動動作モードが望ましい
とき、NORゲート252の出力は論理レベル
「0」の電位まで降下し、コンデンサ256はダ
イオード258を介して放電される。その結果、
信号線54の電位は論理レベル「0」の電位に降
下し、PNPトランジスタ50は導通状態にバイ
アスされて浮動動作モードを成立させる。信号線
54は4段2進アツプ/ダウンカウンタ176〜
180のプリセツト入力端子にも接続されている
ので、浮動動作モードの開始により、信号線10
4〜110に現われるカウンタ回路172の出力
も所定の値をとる。4−16線復号回路100及び
経路46の抵抗器66a〜66nは、カウンタ回
路172の所定のプリセツト出力値がほぼバツテ
リー12の公称開回路端子電圧に相当する発電機
出力電圧を発生させるように構成される。
前述のように、その後、クロツク回路170は
正味バツテリー電流に従つてカウンタ回路172
のカウントを増減すると共に、カウンタ回路17
2の現在の出力値を反映するようにトランジスタ
列76及び78の導通状態を変化させるために、
信号線112を介して4−16線復号回路100を
周期的にストローブすなわちエネイブルするよう
に動作する。浮動モードでの動作中、NORゲー
ト250の出力、すなわちD形フリツプフロツプ
260へのデータD入力は、論理レベル「1」の
電位にある。信号線224の減速信号はエンジン
の減速が所定量を越えたことを示す論理レベル
「1」の電位まで上昇すると、D形フリツプフロ
ツプ260のデータ入力端子における論理レベル
「1」はフリツプフロツプ260のQ端子すなわ
ち出力端子にクロツクされ、ANDゲート262
の出力は論理レベル「1」の電位に上昇する。こ
れにより、次の3つの効果が得られる。まず、
NORゲート252の出力、従つて信号線54の
電位はNORゲート250の出力レベルとは関係
なく論理レベル「0」の電位に確実に維持され
る。第2に、4−16線復号回路100のプリセツ
ト入力端子は信号線102を介して論理レベル
「1」の電位まで上昇されるので、トランジスタ
列76及び78は既知の又は所定の導通状態をと
る。第3に、信号線70は論理レベル「1」の電
位に上昇してトランジスタ68を非導通状態にバ
イアスするので、発電機の出力電圧は、減速中に
自動車の運動質量と関連する運動エネルギーを補
償するために必要な比較的高いレベルまで上昇す
る。
信号線224の減速信号が論理レベル「0」の
電位まで降下し、エンジンの減速が基準量を越え
なくなつたことが示されると、ANDゲート26
2の出力は論理レベル「0」の電圧に降下し、そ
れにより4−16線復号回路100は解放され、ト
ランジスタ68は導通状態にバイアスされるの
で、再び浮動電圧が設定される。NORゲート2
50の出力は減速中のバツテリーの重負荷充電に
よつてまだ論理レベル「0」の電位にならないこ
ともあるが、コンデンサ256及び抵抗器254
は、NORゲート250が状態を変化することが
できるだけの十分に長い時間にわたつて信号線5
4を論理レベル「1」の電位に維持する。この時
間遅延により、エジン減速期間の終了時に充電動
作モードへ復帰することは阻止される。
次に、本発明の動作を詳細に説明する。自動車
の電気系統がエネイブルされ、自動車のエンジン
が始動されると、バツテリー12は実質的に10ア
ンペアの基準量を越える量の充電電流を発電機1
0から受取り始める。その結果、比較器162の
出力は論理レベル「1」の電位をとり、コンデン
サ256はNORゲート252及び抵抗器254
を介して充電される。この動作により信号線54
は論理レベル「1」の電位に上昇してPNPトラ
ンジスタ50を非導通状態にバイアスすると共
に、PNPトランジスタ52を導通状態にバイア
スするので、発電機の出力電圧は経路48により
検出されるバツテリーの電圧と温度に従つて決定
される。このように、充電動作モードは自動車の
エンジンが始動されたときに開始される。バツテ
リーの充電中、比較器162は、バツテリーの充
電状態が十分なレベルまで上がつたか否かを測定
するために、分流器26により検出される実際の
充電電流を信号線164における基準充電電流と
比較する。自動車の通常の動作において、バツテ
リーの充電状態をそのような所定のレベルにする
ために必要とされる充電動作モードの充電時間は
わずか数分である。そのような動作の間に、重電
気負荷により発電機の出力電圧が低下した場合、
充電電流のレベル低下が原因となる充電動作モー
ドの停止を阻止するために、信号線222の全界
磁信号はNORゲート250の出力を論理レベル
「0」の電位に保持する。充電動作モードは、充
電電流が10アンペアの基準値以下に降下し且つ発
電機の界磁巻線がまだ完全に励磁されない場合に
のみ停止される。
充電モードでの動作中、D形フリツプフロツプ
260のデータ入力端子は論理レベル「0」の電
位に維持されるために、ANDゲート262の出
力は論理レベル「0」の電位に維持されるので、
信号線224の減速信号は発電機10の出力電圧
を変化させることができない。
バツテリー充電状態は十分なレベルに達する
と、充電電流は10アンペアの基準値以下に降下
し、比較器162の出力は論理レベル「0」の電
位まで降下する。発電機の界磁巻線16がまだ完
全に励磁されない場合、NORゲート252の出
力は論理レベル「0」の電位に降下し、コンデン
サ256はダイオード258を介して放電され
る。短い遅延時間の後、信号線54は論理レベル
「0」の電位に降下することにより、カウンタ回
路172の出力を所定のレベルにプリセツトする
と共に、PNPトランジスタ50を導通状態にバ
イアスし、PNPトランジスタ52を非導通状態
にバイアスする。この動作により、充電動作モー
ドは停止すなわち中断され、浮動動作モードが成
立する。その時点で、発電機の出力電圧はカウン
タ回路172のプリセツトによつて約12.7ボルト
のバツテリー12の公称開回路端子電圧まで低下
する。他の充電浮動システムと同様に、発電機の
出力電圧が浮動電圧まで低下すると、バツテリー
の継続充電が阻止され、自動車の電気負荷は低い
電圧で動作されるので、自動車の電気系統のエネ
ルギー効率はアツプする。浮動動作モードの間、
自動車の電気負荷は主に発電機10により給電さ
れ、バツテリー電流は非常に低いレベルに維持さ
れる。信号線224の減速信号が論理レベル
「1」の電位に上昇し、浮動動作モードの進行中
にエンジンの効率が基準量を越えたことを示す
と、ANDゲート262の出力は論理レベル「1」
の電位に上昇することにより、信号線54を論理
レベル「0」の電位に維持し、トランジスタ68
を非導通状態にバイアスすると共に、4−16線復
号回路100を抑止して所定の出力構成を強制的
にとらせる。この動作によりPNPトランジスタ
50は充電電流の大さとは関係なく導通状態に維
持され、電圧調整器36の端子94と端子94の
間の総直列抵抗は所定の値をとる。その結果、発
電機の出力電圧は比較的高くなり、バツテリー1
2は重負荷充電状態となる。
このような動作の間、電気負荷14は発電機の
高い出力電圧の供給も受ける。エンジンの減速が
基準量を越えなくなると、信号線224の電圧、
従つてANDゲート262の出力は論理レベル
「0」の電位まで降下するので、4−16線復号回
路100への抑止入力は除去され、トランジスタ
68は導通状態にバイアスされる。4−16線復号
回路への抑止入力が除去されると、この回路は実
質的にエンジン減速前の出力構成に戻る。その結
果、発電機10の出力電圧は実質的にエンジン減
速期間の前の浮動電圧まで低下する。
発電機10の出力電圧を低下させるために必要
な時間の中で、信号線54は、抵抗器254及び
コンデンサ256から構成されるRC回路の時定
数によつてNORゲート252の出力が論理レベ
ル「1」の電位にあるにもかかわらず論理レベル
「1」の電位に維持される。本発明の好ましい実
施例によれば、そのような時定数は約2秒の遅延
を生じさせる。発電機の出力電圧が浮動レベルま
で降下し、充電電流は10アンペアの基準電流以下
に降下すると、比較器162の出力、従つて
NORゲート252の出力は論理レベル「0」の
電位に降下して、信号線54を論理レベル「0」
の電位に維持すると共に、自動車の減速中に比較
的重負荷充電の期間を終了させる。前述のよう
に、抵抗器254及びコンデンサ256により提
供される遅延は、エンジン減速期間の終了時に充
電動作モードが再開されるのを阻止する。
浮動動作モードが開始されると、カウンタ回路
172は信号線54によりセツトされる。その
後、クロツク回路170、比較器156及びカウ
ンタ回路172から構成される電流積算計は正味
バツテリー電流を継続して示す。分周回路210
は4−16線復号回路100の周期的にストローブ
するので、トランジスタ列76及び78の導通状
態は信号線104〜110における現在のカウン
タ出力を反映するように更新される。カウンタ出
力が−たとえば、エンジン減速期間中の充電によ
る−バツテリーへの正味入力電流を示す場合、ト
ランジスタ列のトランジスタの導通状態は、経路
46の総直列抵抗を低減することにより発電機の
出力電圧を低下させるように変化され、そこで浮
動電圧が設定される。この時点で、バツテリー1
2は電気負荷14に多少の電流の供給を始めるこ
とができる。信号線104〜110に現われるカ
ウンタ出力が−電気負荷の増大などによる−バツ
テリーからの正味出力電流を示す場合には、4−
16線復号回路はストローブされたときに有効とな
つて、トランジスタ列の導通状態を経路46の総
直列抵抗を高めることによりバツテリー12に充
電電流を戻すための発電機の出力電圧を上昇させ
るように変化させる。図示される実施例におい
て、バツテリー12の公称開回路端子電圧を中心
として発電機の14の異なる出力電圧レベルを提
供するようにトランジスタ列76及び78を制御
することができる。その結果、エンジン減速時の
重負荷充電状態の延長及び重電気負荷の継続とい
つた極端な事態をバツテリー電流積算計により考
慮することができ、バツテリーの充電状態を実質
的に浮動動作モードの成立時のレベルに維持する
ために適切な浮動電圧を選択することができる。
以上図示される実施例に関して本発明を説明し
たが、当業者にはシステムの様々な変形は明白で
あり、そのような変形システムは添付の特許請求
の範囲により限定される本発明の範囲に含まれる
ことが理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明に従つて構成される自動車の電
気系統の回路図である。 〔主要部分の符号の説明〕、電気負荷……14、
エンジン駆動発電機……10、バツテリー……1
2、調整機構……36、制御手段……48、浮動
手段……162,50、エンジン減速応答手段…
…224、電流積算手段……172、発電機制御
手段……220。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 自動車の電気負荷14に電力を供給し、エン
    ジン駆動発電機10により充電されるバツテリー
    12と、前記発電機の出力電圧を調整する調整機
    構36と、調整機構に接続され、充電動作モード
    において発電機の出力電圧をバツテリーの電圧及
    び温度の関数として調整するように動作する制御
    手段48と、前記制御手段の充電動作モード中
    に、バツテリーに供給される充電電流がバツテリ
    ーの十分な充電状態を示す所定の値以下に降下し
    たとき、充電動作モードを中断し、浮動動作モー
    ドを開始するように動作する浮動手段162,5
    0とを有し、バツテリーの十分な充電状態に達し
    た後、エンジン駆動発電機からのバソテリーの継
    続充電と関連するエネルギー消費を回避するため
    に、発電機の出力電圧は前記バツテリーの公称開
    回路端子電圧とほぼ等しい浮動値まで低下される
    ような自動車の電気系統において、調整機構に接
    続され、エンジンの減速が基準量を越えている間
    に、相対的に高いバツテリー充電電流を発生する
    ことにより減速中の自動車からの運動エネルギー
    を補償するために、発電機の出力電圧を一定の相
    対的に高い値まで上昇させるエンジン減速応答手
    段224と、バツテリー12の正味入力電流及び
    正味出力電流を測定し且つ指示する電流積算手段
    172と、前記浮動動作モードの開始時に前記電
    流積算手段172をリセツトし、その後、電流積
    算手段172がバツテリー12からの正味出力電
    流を指示する場合は発電機の出力電圧が前記浮動
    値より高くなり、電流積算手段172がバツテリ
    ー12への正味入力電流を指示する場合には発電
    機の出力電圧が前記浮動値以下に低下するように
    発電機の出力電流を前記電流積算手段172の正
    味電流測定値に従つて調節し、それにより、エン
    ジンの減速に起因する電気負荷及びバツテリー充
    電の様々な変化にもかかわらず前記浮動動作モー
    ドの開始時におけるバツテリーの十分な充電状態
    を維持するように動作する発電機制御手段220
    とを具備することを特徴とする自動車の電気シス
    テム。 2 特許請求の範囲第1項記載の自動車の電気シ
    ステムにおいて、前記浮動動作モードの開始前に
    前記エンジン減速応答手段224をデイスエーブ
    ルする手段262と、前記浮動手段162,50
    に接続され、前記浮動動作モードの開始後に、エ
    ンジンの減速が基準量を越える期間の終了時に存
    在する相対的に高いバツテリー充電電流が充電動
    作モードを再び成立させることができないよう
    に、エンジン減速応答手段224により発生する
    相対的に高いバツテリー充電電流が前記所定の値
    まで降下できるだけの十分な長さの時間にわたつ
    て充電動作モードへの復帰を遅延させるように動
    作する手段254,256とを具備することを特
    徴とする。 3 特許請求の範囲第1項記載の自動車の電気シ
    ステムにおいて、発電機10は、発電機の出力電
    圧を調整するために調整機構36により可変励磁
    される界磁巻線16を含み、発電機10の出力電
    圧は界磁巻線の励磁レベルに直接関連して変化
    し、前記調整機構36の動作に応答し、発電機の
    界磁巻線16がほぼ完全に励磁されたときに、前
    記浮動手段162,50をオーバーライドすると
    共に、前記充電動作モードの成立を維持すること
    により、発電機10が重電気負荷によつて適正な
    量の充電電流を供給することができないときに浮
    動手段162,50が浮動動作モードを開始する
    のを阻止するように動作する手段230を具備す
    ることを特徴とする。 4 特許請求の範囲第1項記載の自動車の電気シ
    ステムにおいて、発電機制御手段220は、調整
    機構36に接続される直列抵抗器回路網46と、
    発電機の出力電圧を調整するために回路網の抵抗
    器の中の1つ又は複数個を選択的に分路するよう
    に制御することができるスイツチ手段76,78
    と、前記スイツチ手段76,78を前記電流積算
    手段172の正味電流測定値に従つて制御するた
    めに周期的にエネイブルされる手段100とを含
    むことを特徴とする。
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