JPH03188484A - 地図情報表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、携帯型の装置であって希望の地図を表示する
情報処理装置に関する。本発明は、配達用、警備用ある
いは消防用などに自動車に搭載して利用するほか、携帯
型の装置として歩行携行することができる地図表示装置
として利用する。

〔概要〕

本発明は操作手段からの入力により地図情報を表示する
地図情報表示装置において、 同一地域についての異なる属性の情報をそれぞれ別の地
図情報として記録し、手操作により画面上辿られた距離
を演算する手段を備えることにより、 複数の異なる属性の情報を同一画面上に表示できるよう
にしたものである。

〔従来の技術〕

自動車のダツシュボードに地図を表示して、運転者が目
的地に到達しやすくするための装置が知られている。従
来装置は地図情報をフロッピディスクに記録しておき、
フロッピィディスクの駆動装置、ＣＰＵ本体および表示
装置をそれぞれ自動車の運転席に実装して地図表示を行
うものでありきわめて規模の大きいものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の地図情報表示装置の車載用として、日本
電気株式会社髪のＶｅｈｉｃｌｅ　Ｎａｖｉｇａｔｉｏ
ｎＳｙｓｔｅｍがあるがスクロール操作ができない構成
であり、そのために表示されている地図面面に連続する
表示外の部分の情報を得ようとすると、再度表示操作を
行い画面を切替えて表示しなければならず、走行中の道
路が表示画面の縁にきたときに連続してみることができ
ない欠点がある。このような欠点をなくすためには高度
な機材を装備しなければならずそのために装備が従来装
置以上に大型化し、自動車に装備することは不可能であ
る。

また、その他のものとしてＮＴＴ情報開発株式会社製の
タウンページマツプ、株式会社ゼンリン製のＺｍａｐな
どが販売されているが、これらはいずれも机上に設置し
て使用するもので、画面のスクロール操作、拡大および
縮小ができる携帯用の装置は存在していなかった。

本出願人はこのような問題を解決するものとして、可撤
または車載用であって表示される地図面面のスクロール
および拡大または縮小ができる小形の装置を特願平１−
１３４２０１により提案した。

しかし、このような装置により表示される地図情報は利
用者に充分満足を与えるまでに到らず、例えば連絡、海
岸、河川、鉄道、行政区面、家屋などの異なる複数の属
性を同一画面上に表示できるものや画面上の道路を手操
作で辿ることによりその距離が算出されるようなものが
望まれていた。

本発明はこのような要望を満たすもので、属性の異なる
複数の地図情報を同一画面に重ねて表示することができ
、画面上を手操作で辿ることによりその距離を自動的に
算出することができる装置を提供することを目的とする
。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、地図情報および検索用インデックスが記録さ
れたＣＤ−ＲＯＭを駆動する駆動装置と、この駆動装置
の出力情報を受入れ処理を施す制御回路と、この制御回
路に操作情報を与える操作手段と、この制御回路の出力
情報を画面に画像表示する表示装置とを備えた地図情報
表示装置において、前記ＣＤ−ＲＯＭには、同一地域に
ついての異なる属性の情報がそれぞれ別の地図情報とし
て記録され、この属性の異なる地図情報の複数を前記表
示装置に重ねて表示する手段を備えたことを特徴とする
。

前記具なる属性の情報は、道路、海岸および河川、鉄道
、行政区面、および家屋の中から選択される２以上の情
報であり、前記操作手段には、前記表示装置の画面に表
示された曲線を手操作により辿る手段を備え、この辿る
手段により辿られた地形上の距離を演算する手段と、こ
の演算する手段の演算結果を数値で表示する手段とを備
えることができる。

〔作用〕

操作手段から検索用インデックスにより地図表示の指示
が入力されると、この人力に対応する地図情報が制御プ
ログラムに従いＣＤ−ＲＯＭから読み出され、表示装置
上に北の方向が上になるように地図面面が表示される。

この地図面面は操作手段からスクロール指示をすること
により上下方向または左右方向に現在表示されている地
図面面に続き新たな地図面面が表示され、また拡大また
は縮小の指示を与えることにより拡大または縮小された
地図面面が表示される。

さらに、ＣＤ−ＲＯＭは同一地域についての異なる属性
の情報をそれぞれ別の地図情報として記録し、また表示
画面上を手操作により辿られたときにはその辿られた地
形上の距離を演算する。

これにより、異なる属性の情報を同一画面上に重ねて表
示することができ、地図上を手操作で辿るだけでその距
離を自動的に表示することができる。

〔実施例〕

次に、本発明実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明実施例の構成を示すブロック図である。

本発明実施例は、地図情報および検索用インデックスが
記録されたＣＤ−ＲＯＭ２を駆動する駆動装置１１と、
この駆動装置１１の出力情報を受入れ処理を施す制御回
路１２と、この制御回路１２に操作情報を与える操作盤
１３と、この制御回路１２の出力情報を画面に画像表示
する表示装置３とを備え、ＣＤ−ＲＯＭ２には、同一地
域についての異なる属性の情報がそれぞれ別の地図情報
として記録され、この属性の異なる地図情報の複数を表
示装置３に重ねて表示する手段を備える。

異なる属性の情報は、道路、海岸および河川、鉄道、行
政区面、および家屋の中から選択される２以上の情報で
あり、操作盤１３には、表示装置３の画面に表示された
曲線を手操作により辿る手段を備え、この辿る手段によ
り辿られた地形上の距離を演算する手段と、この演算す
る手段の演算結果を数値で表示する手段とを備える。

駆動装置１１、操作盤１３および表示装置３は本体１に
一体的に実装された可搬構造であり、制御回路１２は、
操作盤１３からの検索用インデックスの入力に対応する
地図情報をＣＤ−ＲＯＭ２から読出して表示装置３上で
北が上となるように地図面面として表示する手段と、こ
の表示装置３に表示された地図面面を操作盤１３からの
操作に応じてスクロールする手段と、この表示装置３に
表示された地図面面の拡大または縮小された地図面面を
表示する手段とを含み、さらに制御回路１２に接続され
るインタフェース４を備え、制御回路１２はこのインタ
フェース４から人力される検索用インデックスに対応す
る地図情報をＣＤ−ＲＯＭ２から読出して表示装置３に
表示させる手段を含む。

また表示装置３は液晶表示装置であり、可搬構造はアタ
ッシュケース型であり、制御回路１２は、制御プログラ
ムの一部が記録されたＲ　ＯＭ１４を別部品として組み
入れる構造にすることができ、可搬構造は自動車のダツ
シュボードに実装可能な一体構造にすることができ、イ
ンタフェース４には、その自動車に実装された無線通信
装置５の出力信号を接続することができる。また、外部
表示装置６に接続することが可能である。

第２図は本発明実施例のアタッシュケース型の構造の一
例を示す斜視図である。この例では本体１にキャリング
ハンドル２１が設けられ、ＣＤ−ＲＯＭ２を駆動する駆
動装置１１および制御回路１２が内蔵される。また操作
盤１３と制御プログラムの一部が記録されたＲＯＭ１４
とがセットされ、この操作盤１３とＲＯＭ１４とは着脱
が可能に構成される。

また表示装置３はアタッシユケースの蓋の部分に設置さ
れ、地図面面の表示操作はこの蓋を開口した状態で行わ
れる。

第３図は本発明実施例を自動車のダツシュボードに実装
した構造の一例を示す斜視図である。この例も同様に本
体１内に駆動装置１１と制御回路１２とが内蔵され、挿
着された操作盤１３からの表示操作により表示装置３に
地図面面を表示することができる。

次に、このように構成された本発明実施例の基本動作に
ついて説明する。第４図は本発明実施例の基本動作の流
れを示す流れ図である。

まず、ＣＤ−ＲＯＭ２をセットし操作盤１３を用いて利
用者が必要とする地図画面表示の指示を送出すると、Ｒ
ＯＭ１４の制御プログラムに基づき制御回路１２がＣＤ
−ＲＯＭ２から要求された地図情報を読取り表示装置３
に全体図が表示される。拡大または縮小を行う必要がな
く、スクロールの必要がない場合には、地図利用後操作
盤１３から終了指示を与えることにより表示は終了する
。継続して表示したいときには継続指示を与えることに
より表示が継続される。

拡大または縮小の必要がある場合には、その指示を操作
盤１３から与えることにより制御回路１２が拡大または
縮小の制御を行い、表示装置３に拡大または縮小された
地図面面が表示される。この場合も地図画面利用後終了
指示を与えると画面表示は終了し、拡大または縮小され
た状態で表示を継続したいときは操作盤１３から継続の
指示を与えることにより表示が継続される。

また、拡大または縮小の必要はなく、上下または左右に
スクロールを行いたい場合には操作盤１３からスクロー
ルの指示を与えることにより制御回路１２がその指示に
基づきスクロール動作を行い、表示装置３に上下または
左右にスクロールされた地図面面が表示される。本発明
実施例にはインタフェース４が設けられているが、この
インタフェース４に自動車に実装された無線通信装置５
を接続すれば無線通信装置５からの出力信号によっても
上述した動作を実行することができる。

このような通常動作に加えて本発明では、ＣＤ−ＲＯＭ
２に同一地域についての異なる属性の情報がそれぞれ別
の地図情報として記録され、操作盤１３からの指示入力
によりこの属性の異なる複数の地図情報を表示装置３ま
たは外部表示装置６に重ねて表示することができる。

また、利用者が必要とする画面上に表示された経路を手
操作により辿ると、辿られた地形上の距離が演算され、
その演算結果が表示装置３に数値として表示される。

異なる属性の情報には、道路、海岸および河川、鉄道、
地域（行政区面）、家屋などが含まれる。

また手操作により辿られた地形上の距離の演算に加えて
面積の演算も行うことができる。

地図情報を構成するデータには第５図に示すように、管
理ファイル群の各ブロック単位のデータとして情報単位
のデータファイル５０により構成された地図データ入力
編集を行うための内部データ５１、変換後の一覧データ
５２および各ブロックデータ５３により構成された高速
表示のための属性付き地図表示用データ５４があり、こ
れらのデータを管理するための管理用ファイル群５５が
設けられる。

内部データ５１は各ブロック単位で構成され、さらにブ
ロック単位で数種の情報ファイルが構成される。情報フ
ァイル（ファイル名：　０００）の−例としては、 道路データファイル（ファイル名：　００１）道路名、
記号ファイル（ファイル名：　００２）海岸、河川デー
タファイル（ファイル名：　００３）海岸、河用名、記
号ファイル （ファイル名：　００４） 鉄道データファイル（ファイル名：　００５）鉄道名、
記号ファイル（ファイル名：　００６）地域データファ
イル（ファイル名：　００７）地域名、記号ファイル（
ファイル名：　００８）家屋データファイル（ファイル
名：　００９）家屋名、記号ファイル（ファイル名：０
１０）バックアップ用ファイル（ファイル：９ＸＸ）な
どがある。

地図データ作成プログラムは一例として第６図に示すよ
うに構成され、地図データ作成のための人力に係わるも
のとしてはメインプログラム、キー人力処理、タブレッ
ト入力処理、マウス入力処理があり、コマンド解析処理
としてはデータ入力処理、データ編集処理、データ変換
処理、設定処理、外字・記号作成処理があり、またデー
タ編集処理としてはグラフィック処理（デイスプレィ表
示）、ファイル処理（ファイル入出力）　、ＭＳ−ＤＯ
Ｓコマンド実行がある。

地図データ作成プログラムのコマンドはファンクション
キー、タブレット、マウスなどにより選択することがで
き、階層指定で対話的に行うことができる。コマンドの
構成例としては、メインコマンド データ入力コマンドー各種入力コマンドデータ編集コマ
ンド−各種編集コマンドシステム設定コマンド−各種設
定コマンドファイルコマンド−各種ファイル処理コマン
ド 外字、記号コマンド−外字、記号設定コマンＤＯＳコマ
ンド−ＤＯ３関連コマンド がある。

次に、操作の概要を説明する。プログラムが起動されＣ
Ｄ−ＲＯＭ２がセットされると、第７図に示す画面が表
示装置３に表示される。画面には地域名とその地域の地
図、地域データスケール（例えば２５０００　：　１）
、表示したい地区指定その他操作に必要とされる項目が
表示される。

その地域内の表示をしたい地区が指定されると第８図に
示す画面が表示される。属性としては道路、海あるいは
河川、鉄道、地域、家屋の個別指定を行うことができ、
道路の場合は国道、県道、市又は町村道、民道、バイパ
ス、高速道、−船道が含まれ、海あるいは河川の場合に
は海、川、池、ダムが含まれ、鉄道の場合にはＪＲ，私
鉄の区分に加えて単線、複線および電化、ディーゼルの
区分が含まれる。

また、地域としては県区域、市区町村区域、地区などが
含まれ、家屋としては国有地、官庁、民間が含まれる。

現在どの属性のものが表示されているかは画面上に示さ
れる。

距離の計算はカーソルキーによりカーソルを移動しリタ
ーンキーにより初期ポイントを指定し、次にカーソルを
移動してリターンキーまたはエスケープキーにより行う
ことができ、エスケープキーを用いた場合には積算を行
うことができる。またシフトキーとカーソルキーを同時
に用いることにより高速モードを設定することができる
。

面積の計算はカーソルキーを用いてカーソルを移動しリ
ターンキーで左上にカーソルを移動し、リターンキーま
たはエスケープキーで算出することができる。エスケー
プキーを用いた場合は積算は行われず再度計算が行われ
る。

拡大または縮小を行うスクロールはカーソルキーにより
行うことができ、シフトキーとカーソルキーを同時に用
いることにより高速モードを設定することができる。

第９図はデータ編集コマンドにより編集を行う場合の画
面例を示す図である。データ編集コマンドによりセグメ
ントの消去およびデータの消去を行うことができ、また
データパターンの変更を対話式で行うことができる。セ
グメント番号はファイル内に記述された番号で自動的に
付けられ、タブレットまたはマウスでセグメントをピッ
クして追加処理を行うことができる。表はセグメント番
号の一例を示したものである。

表 セグメントの消去はタブレットまたはマウスで入力する
ことにより行うことができ、データの消去は文字を指定
しタブレットまたはマウスでデータをピックすることに
より行うことができる。またデータパターンの変更はデ
ータまたは文字を指定して変更し、データＮＯ０を指定
してタブレットまたはマウスでピックすることにより行
うことができる。

システム設定コマンドはシステムの条件および環境を設
定するためのコマンドであり、このコマンドを設定する
と第１０図に示す画面が表示される。

画面上の「ポインティングデバイス」テタフレットまた
はマウスを指定し、「スケール設定」で地図データのス
ケールを指定する。この場合１００〜５００００　：　
１の範囲で指定することができる。また「メツシュ設定
」で地図データを入力する際のポイントデータのまるめ
を行うためのメツシュのドツト幅を指定する。ブロック
データ設定で地図データの緯度および経度を指定するこ
とができる。

第１１図はファイルコマンドの構成が画面上に表示され
た例を示す図である。このファイルコマンドは地図デー
タ表示用ファイル作成または一覧表用データ作成、ブロ
ックデータ消去、ブロックデ−タバックアップ、ブロッ
クデータリストアなどのファイル処理を行う。第１２図
は一覧表用データ作成時の画面の例を示す図である。

外字、記号コマンドは外字データおよび記号データの作
成および表示と一覧表示を行う。第１３図は外字、記号
コマンドによる画面表示例を示したものである。

〔応用〕

本発明に係わる地図情報表示装置と地図情報が記録され
たＣＤ−ＲＯＭは、携帯用の場合には貸出し機関を設け
てセットで貸出すことができ、また車載用の場合にはレ
ンタカーにあらかじめ装備しておき利用客の出先きに応
じてその方面の情報が記録されたＣＤ−ＲＯＭを貸出す
ことができ、広くその利用効果をあげることができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、画面上に属性の異
なる複数の地図情報を重ねて表示することができる。ま
た画面上を手操作により辿ると地形上の距離および面積
が演算されその数値を表示することができる効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の構成を示すブロック図。 第２図は本発明実施例を携帯用に構成した場合の一例を
示す斜視図。 第３図は本発明実施例の自動車搭載用に構成した場合の
一例を示す斜視図。 第４図は本発明実施例の基本動作の流れを示す流れ図。 第５図は本発明実施例の地図情報の構成を示す図。 第６図は本発明実施例のプログラムの構成を示す図。 第７図は本発明実施例におけるプログラム起動時の画面
表示例を示す図。 第８図は本発明実施例における地区指定時の画面表示例
を示す図。 第９図は本発明実施例におけるデータ編集コマンドによ
る編集時の画面表示例を示す図。 第１０図は本発明実施例におけるシステム設定時の画面
表示例を示す図。 第１１図は本発明実施例におけるファイルコマンド構成
の表示例を示す図。 第１２図は本発明実施例における一覧表用データ作成時
の画面表示例を示す図。 第１３図は本発明実施例における外字、記号コマンドに
よる画面表示例を示す図。 １・・・本体、２・・・ＣＤ−ＲＯＭ、３・・・表示装
置、４・・・インタフェース、５・・・無線通信装置、
６・・・外部表示装置、１１・・・駆動装置、１２・・
・制御回路、１３・・・操作盤、１４・・・ＲＯＭ、２
１・・・キャリングノ＼ンドル、５０・・・情報単位デ
ータファイル、５１・・・内部データ、５２・・・−覧
データ、５３・・・ブロックデータ、５４・・・地図表
示用データ、５５・・・管理用ファイル群。 夷諸例 ？ＦＪ　１　回

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、地図情報および検索用インデックスが記録されたＣ
   Ｄ−ＲＯＭを駆動する駆動装置と、 この駆動装置の出力情報を受入れ処理を施す制御回路と
   、 この制御回路に操作情報を与える操作手段と、この制御
   回路の出力情報を画面に画像表示する表示装置と を備えた地図情報表示装置において、 前記ＣＤ−ＲＯＭには、同一地域についての異なる属性
   の情報がそれぞれ別の地図情報として記録され、 この属性の異なる地図情報の複数を前記表示装置に重ね
   て表示する手段を備えた ことを特徴とする地図情報表示装置。 ２、前記異なる属性の情報は、道路、海岸および河川、
   鉄道、行政区面、および家屋の中から選択される２以上
   の情報である請求項１記載の地図情報表示装置。 ３、前記操作手段には、前記表示装置の画面に表示され
   た曲線を手操作により辿る手段を備え、この辿る手段に
   より辿られた地形上の距離を演算する手段と、 この演算する手段の演算結果を数値で表示する手段と を備えた請求項１記載の地図情報表示装置。