JPH03187187A - 硬化性樹脂被覆elランプ及びその製造法 - Google Patents

硬化性樹脂被覆elランプ及びその製造法

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JPH03187187A
JPH03187187A JP1325719A JP32571989A JPH03187187A JP H03187187 A JPH03187187 A JP H03187187A JP 1325719 A JP1325719 A JP 1325719A JP 32571989 A JP32571989 A JP 32571989A JP H03187187 A JPH03187187 A JP H03187187A
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JP
Japan
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lamp
resin
moisture
curable resin
coated
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Pending
Application number
JP1325719A
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English (en)
Inventor
Shoji Sakamoto
昭二 坂本
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Nippon Kasei Chemical Co Ltd
Nihon Kasei Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kasei Chemical Co Ltd
Nihon Kasei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 色皇」1υL4乱1 本発明は硬化性樹脂で被覆されたELクランプエレクト
ロルミネッセンスランプ)に関し、さらに詳しくは防湿
フィルムでシールされたELクランプ少なくとも防湿フ
ィルム同志の接着部が硬化性樹脂で被覆されたELクラ
ンプびその製造法に間する。
従来の技術 一般にEL素子は第1図に示されるような構造を有する
すなわち、背面電極のアルミニウム箔3と透明電極のI
TOフィルム6によりチタン酸バリウム等の高誘電体と
結合剤からなる絶縁体lI4と銅等を賦活剤とする硫化
亜鉛等の螢光体と結合剤とからなる螢光体W!I5をは
さみ一種のコンデンサーを形成している。
このようなELjii子は、水分の存在下で駆動させた
場合に寿命が著しく低下する。そのため、吸湿性を有す
るナイロンフィルム等のフィルム2を吸湿材として被肴
し、更に水の浸入を防止するため全体をポリ三フッ化塩
化エチレン等の弗素樹脂フィルム1で外装している。
これらのフィルムは片面に接着剤層を有し、熱ロールを
用いラミネートによりシールされる。
般にラミネートの温度は90℃〜130℃ぐらいである
明が解決しようとする間 点 しかし、ELクランプ自動車等の照明や計器の表示に使
用される場合、その使用温度は著しく変わる。
例えば冬の厳寒時から真夏の日中では一20℃から90
℃程度の変化があり得る。
特にImの車内温度は、防湿フィルムである弾車樹脂フ
ィルムのラミネート温度付近まで上昇し、ELクランプ
防湿フィルムの接着剤の融点近くになるので、接着力が
低下する。
このため、ELクランプ防湿フィルム同志の接輯部8に
剥離が生じ、水分がランプ内部に侵入し、ランプの寿命
が著しく短くなるという問題があった。
問題点を解決するための手段 かかる問題を解決するため、本発明者等は鋭意検討の結
果、本発明に到達した。
すなわち、本発明は防湿フィルムでシールされたELク
ランプおいて少なくとも防湿フィルムの接着部が硬化性
樹脂で被覆、硬化されたELクランプあり、 高温下でも防湿フィルムの接着部の剥離の発生を防止す
ることができた。
本発明の硬化性樹脂とは加熱もしくは加熱することなし
に硬化可能の樹脂を称し、好ましくはエポキシ樹脂、不
飽和ポリエステル樹脂、紫外線硬化性樹脂等が用いられ
る。
エポキシ樹脂としてはビスフェノールAもしくはフェノ
ールノボラックとエピクロルヒドリンの縮合物及びアミ
ン系硬化剤とからなる常温硬化型のものが好ましく用い
られる。
不飽和ポリエステルIM脂としては代表的なものとして
、無水マレイン酸もしくは無水フマル酸等の不飽和ジカ
ルボン酸とプロピレングリコール等のグリコールからな
るポリエステルとスチレン。
メタクリル酸メチル等のモノマー、メチルエチルパーオ
キサイド、ターシャリブチルパーオキシベンゾエート、
ベンゾイルパーオキサイド等の有機過酸化物及びナフテ
ン酸コバルト等の硬化促進剤からなる混合物が用いられ
る。
紫外線硬化性樹脂は、例えばアクリロイル基、またはメ
タクリロイル基を1個ないし複数個もつ分子量数自〜数
千の不飽和オリゴマーであるアクリル系プレポリマー、
不飽和ポリエステル又は多官能(メタ)アクリレートと
単官能〈メタ〉アクリレート、スチレン、アリルエステ
ル等のラジカル重合性単官能不飽和化合物、及び光開始
剤、必要に応じ過酸化物から成る混合物が使用される。
またエポキシ樹脂と光カチオン開始剤からなるものであ
ってもよい。
アクリル系プレポリマーとしては例えばエポキシアクリ
レートが好ましく使用される。これらの硬化性樹脂に対
し、必要に応じてフィラー、チクソトロピー性付与剤、
顔料、消泡剤を添加することができる。
上述の硬化性樹脂は硬化前は・液状であり、50〜30
0ボイズ(室温)の粘度を有することが好ましい。あま
り粘度が低いと塗@(浸漬も含む)に際し、たれを生じ
防湿フィルムの接着部を完全に被覆することが困難とな
り、粘度が高すぎると塗装の操作が困難となる。
この液状の硬化性樹脂を用い少なくともELクランプ弗
素S+脂フィルム同志の接着部8を完全に被覆するよう
に塗布するか、もしくはELクランプ硬化性樹脂中に浸
漬することによりELクランプ少なくとも防湿フィルム
同志の接着部を被覆する。
塗装は弗素樹脂のフィルム同志の接着部8が完全に被覆
されるように行えばよく、勿論ELランプ全体が被覆さ
れてもよい。塗装は刷毛、スプレーもしくは浸漬等の通
常の方法で行なわれる。塗膜の厚みは0.5順以上好ま
しくは1#以上である。
このようにして被覆されたE[ランプは常温で紫外線照
射によりもしくは常温もしくは加熱下。
硬化性樹脂を硬化する。硬化温度は通常20〜80℃、
1〜24時間で行なわれる。
紫外線硬化性樹脂の場合は数秒から数10秒の紫外線照
射で硬化する。
第2図にランプのシール部を硬化性樹脂で被覆。
硬化した場合を示す。ELクランプ防湿フィルム同志の
接着部8を完全に被覆するように硬化性樹脂10が塗布
され、硬化される。
本発明の硬化性樹脂被覆ELランプの製造においてあら
かじめ硬化性樹脂を金型中に注入し、リード線を残して
Elランプ全体をその中に浸漬し、そのまま硬化後金型
を取り外して製品とする(注型法)のが硬化成型が1段
階で完了するので好ましい。金型は使用に応じて任意に
選ばれ得る。第3図に直方体の金型を用いた場合の例を
示した。
&士目と艷里 本発明ではELクランプ防湿性フィルム同志の接着部が
耐熱性を有する硬化性樹脂で被覆硬化されているため、
接着部が激しい温度変化の繰返しもしくは高温での使用
に際しても剥離することがなく、従って雰囲気からの水
分の浸入が防止される。このため、本発明のELクラン
プ寿命は従来のランプに比して極めて長くなる。
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例1 硬化性樹脂として次の配合のエポキシ樹脂を用いた。
エピコート828(ビスフェノールA系エポキシ樹脂、
油化シェル社製)100重量部4.4゛−ジアミノジシ
クロヘキシルメタン50重量部 シリコン離型剤を塗布したガラス板2枚とシール部とし
て黒ゴム管を用い深さ6 cm 、横60.中51Il
lの扁平な容器を作製し、この中に上記のエポキシ樹脂
を注入した。使用時の粘度は70ボイズであった。この
エポキシ樹脂中に縦5α、横53゜厚み1MのELクラ
ンプリード線を残し浸漬した後24時間室温で硬化した
。このE[ランプは第1図のような構成であり防湿性フ
ィルムとしてポリ三フッ化塩化エチレンフィルムでシー
ルされていた。[1フイルムの接着層にはポリエチレン
系の樹脂が使用されていた。硬化後、ガラス板を取り外
し、第3図の如き直方体に成型されたエポキシ樹脂中に
全体が封止されたELクランプ得た。
実施例2 硬化性樹脂として次の配合のポリエステル樹脂を用いた
ゴーセラック725(日本合成■製、 不飽和ポリエステル)        100!量部ス
チレン       30f!量部 ベンゾイルパーオキサイド      1M1部ナフテ
ン酸コバルト(6%溶液>   0.1!量部ジメチル
アニリン        0.5重量部この硬化性樹脂
の使用時の粘度は8ボイズであった。
この硬化性樹脂を実施例1で使用した容器に注入し、実
施例1のELクランプ実施例1と同様にを浸潰後、50
℃のオーブン中で5時間加熱して不飽和ポリエステルで
封止された成型ELクランプ得た。
実施例3 紫外線硬化性樹脂として次の配合の硬化性樹脂を用いた
R−14670 (日本化薬社製エポキシアクリレート)2−フェノキシ
エチルアクリレート   30ベンジルジメチルケター
ル アイロジル−300 〈日本アイロジル社製) 上記樹脂を実施例1で用いたELクランプ防湿フィルム
の接着部にはけにより塗布した。
この硬化性樹脂の使用時の粘度は35ボイズであった。
これを出力4にM−8014/値のメタルハライドラン
プにて5秒間の紫外線を照射し、樹脂を硬化しELクラ
ンプ防湿フィルム同志の接着部が硬化性樹脂により被N
硬化されたElランプを得た。〈第2図)。
以上実施例1から3にて作成したELクランプ比較例と
してポリ三フフ化塩化エチレンのみで外装した従来のE
Lクランプ100℃で24時間加熱し、接着部を観察し
た。結果を第−表に示す。
また、これらのELクランプ両電極間に100v−40
0H2の交流電場を印加し、50℃95%RHの環境条
件下で点灯し続けた時、輝度が半減する迄の時間を第1
表に示した。
第 表
【図面の簡単な説明】
第1図はEL素子の断面図の一例である。第2図はEl
ランプの防湿フィルムの接着部のみを便化性樹脂で塗布
硬化したELランプ塗装物の平面図、第3図はELクラ
ンプ硬化性樹脂中に浸漬成型したELクランプ型物の斜
視図である。 1・・・・・・防湿フィルム、   2・・・・・・ナ
イロンフィルム、 3・・・・・・アルミニウム箔、4
・・・・・・絶縁体層、  5・・・・・・螢光体層、
6・・・・・・ITOフィルム、  7・・・・・・端
 子、8・・・・・・防漏フィルム同志の接着部、9・
・・・・・9!&電体、 10・・・・・・硬化性41
Jl。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)防湿フイルムでシールされたELランプにおいて
    少なくとも防湿フイルム同志の接看部を硬化性樹脂で被
    覆硬化したELランプ。
  2. (2)硬化性樹脂がエポキシ樹脂,不飽和ポリエステル
    樹脂,紫外線硬化性樹脂から選ばれた樹脂である請求項
    1記載のELランプ。
  3. (3)防湿フイルムでシールされたELランプにおいて
    少なくとも防湿フイルム同志の接着部を硬化性樹脂で塗
    装することにより被覆した後硬化することから成る硬化
    性樹脂被覆ELランプの製造法。
  4. (4)金型に硬化性樹脂を注入し、その中にELランプ
    を浸潰後、そのまま硬化し成型する請求項(3)記載の
    硬化性樹脂被覆ELランプの製造法。
JP1325719A 1989-12-15 1989-12-15 硬化性樹脂被覆elランプ及びその製造法 Pending JPH03187187A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0524079U (ja) * 1991-09-19 1993-03-30 株式会社ユニバーサル 遊技機用表示器
JP2006228708A (ja) * 2005-01-20 2006-08-31 Mitsui Chemicals Inc 有機elシール材

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