JPH03182562A - 全血中の網状赤血球の定量測定における化合物、試薬組成物及びその用途 - Google Patents

全血中の網状赤血球の定量測定における化合物、試薬組成物及びその用途

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JPH03182562A
JPH03182562A JP2330992A JP33099290A JPH03182562A JP H03182562 A JPH03182562 A JP H03182562A JP 2330992 A JP2330992 A JP 2330992A JP 33099290 A JP33099290 A JP 33099290A JP H03182562 A JPH03182562 A JP H03182562A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の技術分野 本発明は全血試料中の細胞を計量するための化合物と試
薬、特に、アクリジンオレンジの4級化誘導体とそのよ
うな誘導体を組込んだ試薬並に全血試料中の網状赤血球
水準の螢光流通血球計算技術による定量測定への使用に
関する。
(2)先行技術の説明 すべての高等動物にかいては、血液は種種な小球、即ち
、赤色血液細胞(赤血球)と白色血液細胞(白血球)と
血小板とが懸濁している水性流体部分(血漿)からなっ
ている。血漿は大約90%の水と9優の蛋白質と0.9
%の塩と痕跡量の他材料例えば糖、尿素、尿酸などから
なる組成物を持っている。
末梢血液(即ち骨髄外の血液)は2つの主要な群、即ち
、主要な目的が酸素の輸送にある赤色血液細胞(赤血球
)と主要な機能が免疫システム生体には異質の材料の破
壊とに関する白色血液細胞(白血球)とに分けられる。
この2つの主要な群のほかに、血液は止血に釦いて重要
な所謂血小板を含有する。
赤血球成熟の最終段階は、これらの細胞が末梢血液中に
循環する一万で、骨髄から放出された後で起る。これら
の若い赤色細胞、即ち“網状赤血球”はその核を失い、
そして***する能力、即ちRNAを合成する能力を失う
。これらの機能は停止するが、網状赤血球は新陳代謝面
では尚活性で、蛋白質を合成し、ヘムの合成のため鉄を
取込み、富エネルギー状態を維持するために要求される
必要な代謝反応を行うことはできる。これらの細胞は、
それに名を与えたものである網状質の存在を通じて成熟
赤血球と一般には見分けられるこの網状質はブリリアン
トクレゾールブルー、硫酸ナイルブルーまたは新しいメ
チレンブルーのような試薬によって染色されてもよく、
その後で網状赤血球の計量を顕微鏡下で手動観測の方法
によう行ってもよい。
網状赤血球は正常では全赤色細胞数の約0.5〜2%で
あり1この百分率は異常条件の下では劇的に変シ得る。
例えば、網状赤血球数は成る種の悪性疾病の化学療法に
かける早期の毒性の監視するためと共に、長年血液障害
症研究に釦ける診断補助として、そして出血に引続く赤
血細胞再生の指標として用いられて来た。
血液細胞の分析に螢光スティン即ち染料の使用は長年知
られていることである。特に核酸の染色のための螢光染
料としてアクリジンオレンジの使用は40年以上にも亘
って知られている。S。
Strugger、 ”F’1uorescence 
Microscope工n Kxami−nation
  of  Bacteria  工n  5oil 
 ”    0anad、J、Res。
C!26  :1 88−1 93(1948)、 、
T、B。
Vauder et al、、  J、Lab、G11
n、Med 62.132(1963)は螢光顕微鏡検
査による網状赤血球の同定のためのアクリジンオレンジ
の使用を記述している。しかし、この技術は試料の袂覚
検査を要求していて、手動の光学検査法の固有の不利さ
をもっている。
4級化されているアクリジンオレンジ誘導体およびその
DNAとの相互作用については、“工nVitro E
ftects of Acridine Intera
ction On RNAPolymease Int
eractions With 5upercoile
d DNA”。
Robert S、Green et al、、■nt
、、T、Biochem、 、第15巻、10号、12
31−1239頁(1983)に記述されている。この
研究は原系列のE、Co11染色体を含有する組換えプ
ラスミドをもつ同種の1i:、0O11RNAポリメラ
ーゼの相互作用について行われた。これらの相互作用は
、介在染料アクリジンオレンジとアクリジンオレンジの
N−10−ペンシル誘導体を用いてDNA鋳型即ち細胞
外DNAとその超コイルコンホーメーションの摂動によ
シ分析された。酵素DNA相互作用の薬剤の仲介する摂
動の特性づけはRNAポリメラーゼ−鋳型結合と開始と
転写とのために特定の条件の下での、動力学的、電気泳
動並にオートラフォグラフイーの方法によシ達成された
。これらの研究に基き、著者等は、アクリジンオレンジ
はN−10−ペンシル置換アクリジンオレンジよう非常
に効果的にRNAポリメラーゼ−DNA鋳型相互作用を
妨げると結論した。実際、著者等はアクリジンオレンジ
がアクリジンオレンジ誘導体よう非常に効果的な介在者
であることを見出した。螢光流動式血液計算法を用いる
細胞分析のための染料としであるいは一般的に、細胞内
RNA 樟示物として特定のアクリジンオレンジ誘導体
が用い得るかもしれないと云う議論はなされていない。
更に、多くの異った型の自動装置が血液細胞の検出と計
量とのために公開されている。その方法の代表例(それ
らの内の幾つかはアクリ7ンオレンジtたは他の螢光染
料を用いる)は米国特許第3.497.690号、ろ、
916.205号、3,864,571号および4.0
27.971号である。
これらの文献は一般に流通式血液計算器を含む種種な装
置に釦いての螢光染料の使用を公開してはいるが、螢光
による網赤血球の計量のための方法璽たは組成物は提供
していない。
AdamsとKamentskyとの米国特許第3.6
84.377号とAdamsの第3.883.247号
とは特に関心がある。これらの特許は異訓染色性の螢光
染料例えばアクリジンオレンジを用いる細胞(特に白色
血液細胞)の計量のための方法と染料組成物とに関する
AdamsとKamentskyとの特許は、本質的ニ
濃度10−7〜10”−59/ meをもつアクリジン
オレンジようなシ、そのアクリジンオレンジ溶液は人血
漿の正常な生理学的範囲の一値と浸透性とを持つ、生白
色細胞の示差血液分析用の生体染料組成物の使用を記述
している。特許はこの組成物が種種な型の白色血液細胞
の同定と、血液中の他のものとそれらとの区別とに有用
であると教えてはいるが、この組成物が網状赤血球の計
量において何らかの有用性をもつとは教えていない。
Adamsの特許は、細胞染色の間に非生理学的媒質に
曝すことによジショックを与える”条件の下で白色血液
細胞を処理すると云う、AdamsとKamentsk
yとの教えの変形を示している。即ち、Adamsの特
許中で用いた染色組成物は低張にされていて、その浸透
性は一般に人血液中で正常に見出されるものよう低い。
Adamsの特許の教えは、この低張条件は種種な型の
白色血液細胞によるアクリジンオレンジの取り込みに関
し差異のある速度を作り出し、今1での技術におけるよ
シ他とはよシ明瞭に区別し得ると云うことである。Ad
amsの特許は網状赤血球検出法の公開を意図している
が、そこで公開されている方法はNataleの米国特
許第4.336.029号にかいて、網状赤血球の計量
には実際上役に立たないと批判された。
白色血液細胞の豆類型の弁別をアクリジンオレンジ染料
の取シ込み速度に依存するAdamsとKaments
ky kよびAdamsの特許とは反対に、Natal
e の特許は、動力学的要素を除去し、網状赤血球がアクリ
ジンオレンジ染料の最大量吸収するよう染料の取込み度
を増加させることによっている。先行技術の染色試薬を
用いると、網状赤血球は染料をほんの僅の量しか吸収せ
ず、従ってどんな螢光検出法においても低水準の螢光し
か得られない。
この低水準の螢光では背景の螢光を越えては一般によく
検出され得ないし、その結果試料中の網状赤血球のほん
の1部分しか検出され得ないであろう。
Nataleの特許の染料組成物は本質的には異質染色
性の螢光色素染料アクリジンオレンジの水性溶液とキレ
ート剤(クエン酸塩)とアミノ基と反応する試薬と(若
し必要ならば)この溶液の最終−を約7.4に維持する
ための緩衝剤とからなっている。その溶液の浸透性はキ
レート剤または必要量の塩化ナトリウムの添加の何れか
にょb1正常の生理学的水準である約0.26浸透単位
に保たれる。Nataleの教えの主な目的は網状赤血
球と血小板とを同時に同定することである。事実、Na
tale試薬は血小板染色を最小限にするためクエン酸
イオンを含有している。
Natale試薬は非常に高濃度のアクリジンオレンジ
(10−29713)を含有し、それは、流動細胞を含
む、器機内の流体導管も染色し、それが白色細胞に関し
て間違った過大の読みをもたらすことが判った。この染
色はまたシステムの広範な洗浄が必要であると云う別の
問題を発生させ、それが検査手続きに時間のかかる段階
を加えることになる。
更に、アクリジンオレンジに関する先行技術のこの開示
は、アクリジンオレンジの最大限の取シ込みがこれらの
先行技術の方法の主要な目的である、白色血液細胞の種
種な亜綱の差別をなくしてし筐う故に最大限の取り込み
には特に反対して教えている。それ故先行技術のAda
ms並にAdamsとKamentskyとの特許は主
題の組成物または方法を教えているとは云えない。
従って、螢光流通式血液計算技術による網状赤血球の計
量に有用な改良されたアクリゾンオレンゾ染料と試薬と
の必要性が存在する。そのような染料と試薬とを提供す
るのが本発明の主な目的である。
(3)本発明の要約 本発明は全血中の網状赤血球の定量測定のための改良さ
れた染料組成物とその様な組成物を含む試薬とを提供す
る。
本発明の染料は以前に用いられていた染料と比較して、
化学的によう安定であり、網状赤血球の計量でよシ大き
い再現性を提供するアクリジンオレンジの4級化誘導体
の特殊な構成よりなる。本発明の4級化アクリジンオレ
ンジ誘導体は次の構造式(1) %式% 前記の構造式で、 又は構造式 〔この式で、R1は水素原子または弗素原子の何れかで
あり、R2は弗素原子、トリフルオロメチル基(OF3
) ’!た水素原子である〕で表わされる、R1>よび
(または) ンゾル基であって、構造式〇) R2置換のべ で表わされる化合物を形成してもよい。また別に、又は
ヒドロキシルエチレン[:(GH2)20H〕基であっ
て、構造式(1) で表わされる化合物を形成してもよい。Y−は臭素又は
沃素イオンである。
本発明の試薬は新規の緩衝剤中に構造式(II)および
0)で表わされる染料組成物を含有している。
特にその試薬はバラホルムアルデヒド1.25.!i’
/lと蓚酸カリウム9g/l3とからなる緩衝剤溶液中
に主題の誘導体染料組成物3〜9μg/meを含む。
主題誘導体染料組成物を含有する試薬は流通式血液計算
法の技術を用い、全血中の網状赤血球の計量に用いても
よい。流通式血液計算法の基礎曲者えは本質的には特定
の検知区域を1時に1つの細胞を通過させることである
。水力学的焦点合せの方法によシ、細胞は、焦点を合せ
たレーザー光源と、散乱した螢光測定のための検知シス
テムとからなる検知区域を通過する。
従って、最も広い適用に釦ける主題の方法は、(a) 
 検査すべき血液を、主題の誘導体染料組成物を含む主
題の試薬組成物と混合して懸濁物を形成し、 (旬 その懸濁物を、アクリジンオレンジ染料が網状赤
血球によシ最大限に取り込筐れるよう短時間、例えば3
分間またはそれ以下室温で反応させ、 (c)  その懸濁物を青色レーデ−光源からの放射線
に曝し、 (d)  その懸濁物からの赤色螢光の強度を測定し、
(e)  その測定値から試料中の網状赤血球の量また
は百分率を決定する、 段階から々る。
(4)本発明の詳細な説明 我我はここに公開したアクリジンオレンジの4級化誘導
体の特殊な群が以前に用いられていた方法および染料に
比較して化学的によシ安定であシ、網状赤血球の計測に
関してよシ大きい再現性を提供することを見出した。更
にそれに加えて、その特殊な群の極性によシ、これらの
誘導体は赤血球細胞膜に速に侵入し、細胞内R’NAに
特異的に結合し、それでより低い染料濃度で網状赤血球
を染色し、器機導管の染色の問題を実質的に減少する。
以下の実施例は本発明のアクリジンオレンジの4級化誘
導体調製の合成段階と、螢光流通式血液計算法技術を用
いる網状赤血球の計測のための、同じものを含有する試
薬並それを組込んだ方法とを説明する。可能な場合はい
つでも、市場で入手し得る試薬級材料を用いた。以下の
処方釦よび操作はほんの説明の目的のためにのみ提供し
たものであシ、他の成分、割合および操作がこの発明の
公開に従って採用できることは理解されよう。
実施例1 臭化6.6−ビス(ジメチルアミノ)10−
ペンシルアクリゾニウムの合成 構造式 で表わされるアクリジンオレンジ塩基0.514 g(
または1.45 ×10−3モル)を撹拌棒と還流冷却
器とをつけた2頚の100−丸型ノラスコ中に秤量する
。このフラスコに乾燥トルエン(ナトリウム球上で乾燥
し新に開栓したトルエン)10〜Nを加える。全量で0
.175d(又は1.45 ×10−3モル)のアルキ
ル化剤、純ペンシルプロミドを緩に攪拌されているフラ
スコ中の混合物に加え混合物を静に一夜100−110
℃に加熱する。トルエンの沸点111℃以下に温度を保
つよう注意する。その混合物を室温に冷却し、濾過板付
分液ロトを用い固形沈澱物を集める。その固形ケーキを
完全にトルエンですすぎ、真空の下で乾燥する。
煉瓦色固形材料(約0.381 、!i+ )を得る。
粗生成物の1部(約0.279 )をフラッシュクロマ
トグラフィー(シリカ18.5 gに希釈溶剤として(
1(CJ3/MeOH/H20−7,5/ 2.5 /
 0.3モル比を用いる)によシ精製する。次の構造式 で表わされる精製化合物約0.18gを得る。
実施例23,6−ビス(ジメチルアミノ)10〜N−ペ
ンシルアクリゾニウム誘導体の合成異るアルキル化剤を
同モル濃度で用い実施例1の操作に従う。2または4位
ベンゼン核水素原子のところで弗素化ペンシル基に置換
する。アルキル化剤には次のものが包含される。
2−フルオロ−ペンシルプロミド 4−フルオロ−ペンシルプロミド 4−トリフルオロ−メチル−ペンシルプロミド構造式(
0 〔この式で、R1は弗素原子または水素原子であす、R
2はトリフルオロメチル(CF3)基または水素原子で
ある〕 で表わされる化合物を得る。
次の実施例において、この式で表わされる化合物を誘導
体(厘)族、何個に特別な誘導体を次の如く誘導体(1
a)、(Ilb)、(lc)または(Ia)と呼ぶ。
誘導体(Ia)AO−10−ペンシル、ここでR1−R
2−H 誘導体(Ib)Ao−10−(2F)−ペンシル、ここ
でR1−1部% R2鳳H 誘導体(Ic)Ao−10−(4F)−ベンゾル、ここ
でR1===H、R2=F 誘導体(II d ) A O−10−(4ah3)−
ベンシル、ここでRL=H% R2膿CF3実施例3 
ろ、6−ビス(ジメチルアミノ)−10−エタノール−
アクリゾニウム誘導体の合成2頚100+++(丸型フ
ラスコ中にアクリジンオレンジ塩基0.5089を秤量
する。還流冷却器と等圧化分液ロトとを設置しであるそ
のフラスコに乾燥トルエン(511/)とジメチルホル
ムアミド(2ag )とを加える。常に攪拌され、約1
10℃に加熱されているその混合物に2=沃化エタノー
ル(トルエン5−に溶解した0、261 g)を滴下し
て加える。2−沃化エタノールの添加操作には約1時間
かかった。1夜還流させて反応を進行させる。還流混合
物を室温に冷却する。幾分橙色に着色した固形材料が析
出する。さらにトルエン1〇−をその混合物に加え混合
する。固形沈澱物を濾過板付分液ロトで集める。固形物
ケーキをよくトルエンですすぎ、その固形物材料を真空
の下で乾燥する。構造式(璽) で表わされる固形化合物的0.555.9を得る。以下
の実施例において、この構造式で表わされる化合物を誘
導体(1) 八〇−10−OH20HzOHと呼ぶ。
実施例4 誘導体(1)族および誘導体(1)の特性づ
け A、化合物の同定に薄層クロマトグラフィー−シリカゲ
ルTLOを用いる。モル比7.5 / 2.5 / 0
.3O()IC13/MeOH/H20よシなる混合溶
剤システムを用いる。アクリジンオレンジはRf約0.
50に現れるが、誘導体(1)族のすべてはRr O,
57に現れる。誘導体(璽)も同様Rf0.57を示す
B、誘導体(la)と誘導体(璽)との1HNMRスペ
クトルは次の確立した手続きに従いVarianEM−
360MH2核磁気共鳴スペクトロメーターで測定され
た。そのスペクトルはそれぞれ第1a図(60MHz 
)と第1b図(60MH2)に示されている。ベンシル
プロトンとエチレンプロトンとの特性帯は明瞭に判る。
誘導体(Ilb)、(Ic)および(Ha)の同じスペ
クトルも得られた。
C1光学吸収スペクトルはPerkin Blmer 
Lamda3B UV/VIS分光分析器によう測定さ
れた。PBS緩衝剤(sigma Oat、 +100
0−3 )中主題染料誘導体〔誘導体(Ia))濃度3
μ9/−の3dで測定され、その染料紹酸物の吸収スペ
クトルがアクリジンオレンジのそれと比較された。両化
合物は470 nm近(Kダイマーのピークを示し、誘
導体(la)のモノマーのピークは496 nmに、ア
クリジンオレンジのそれは490 nmに現れた。
誘導体(1) A−よび他のベンシル誘導体の吸収スペ
クトルは誘導体(Ia)のそれと非常によく似ている。
!1表は本発明のすべての誘導体の最大吸収をアクリジ
ンオレンジのそれと比較して要約したものである。
表 モノマー吸収 ダイマー吸収 誘導体(Ila)        496      
  470誘導体(Wb)        495  
      470誘導体(璽c)        4
97        470誘導体(Ia)     
   497        470誘導体(1)  
      495        470D、誘導体
(Ila)の螢光スペクトル(第2a図)は、488D
mで励起した場合アクリジンオレンジのそれが(第2b
図) 533 nmに示されるのに比較し、527Dm
に発光ピークが示される。PBS緩衝剤中主題染料誘導
体1μf/ / dの5−についてHltaChi F
−4010螢光分光分析器を用いた。
実施例5 誘導体(1)族と誘導体(1)の−滴種種な
−における、化合物の光学吸収釦よび螢光スペクトルを
測定した。新規の緩衝剤はこれら誘導体と共に用いるた
めに開発され、パラホルムアルデヒド1.25 m9/
 *lと蓚酸カリウム91//1とを含有している。そ
の緩衝剤は少量の1.0NHJまたは1.0 N NI
ILOH溶液のいずれかを添加することにより、−値3
.0.5.0.7.0.9.0釦よび12.0が得られ
るように−を調節される。第4a図で説明されるように
、誘導体(Ila)の吸収スペクトルはpi−112,
0で少し減少するもののpH3,0〜9.0で一定であ
るが、アクリジンオレンジの吸収スペクトルは(第3b
図)第3アミンと4級アミンとの差から期待される如く
、明らかに−12で実質的に変化している。同様の結果
は両化合物の螢光スペクトル(それぞれ第2a>よび2
b図)でも観察される。第4b図は誘導体(Ib)と(
1)との−滴定曲線を示す。これもまたアクリジンオレ
ンジに比較した場合高−値にpいても誘導体(1)族と
誘導体(1)とはよい安定性を示している。
実施例6 誘導体(1)族と誘導体(璽)とのRNA 
(飽和溶液)への螢光結合 PBS緩衝剤中濃度100 WIg/ weの、種種な
体積のRNA溶液(Oalbiochem Oat、l
t+ 557112 )に主題染料誘導体溶液(染料濃
度1μg/ml)5ttを加え、混合する。訃のかのの
螢光スペクトルを染料溶液がRNAで飽和するまで記録
する。その飽和は40μlまたはそれ以上の体積のRN
A溶液が染料溶液に添加された場合おこることが見出さ
れた。
表2はアクリジンオレンジと比較して主題染料の異訓染
色性螢光シフトと螢光強化係数とを示している。これら
のデータはRNAと結合した場合、アクリジンオレンジ
より本発明の化合物についてよシ大きいシフトがあるこ
と、釦よび螢光信号が同じかまたはよう大きく増大する
ことを示している。溶液中の遊離の染料の螢光信号に対
する結合染料の螢光信号の比を螢光強化係数と呼ぶ。
表 誘導体(If a )       3.6     
  2.2p  (Jlb)       3.2  
     2.3”  (ilc)       5.
0       2.7tt  (Ila)     
  :5.8       2.5実施例7 誘導体(
1)族と誘導体(1)とを用いる網状赤血球染色の顕微
鏡観察 試料調製の手続き:主題染料溶液(100%メタノール
中0.3〜0.9 m9/ lの原液)約20ttlを
0.9%蓚酸カリウムと1.25■/−ノくラホルムア
ルデヒドとを含有する緩衝溶液2*vcmえ、よく混合
する。この溶液に正常または患者の血液20μlを加え
、ゆり動かし、3分間室温に保つ。それでこの網状赤血
球検出の用意ができる。濃厚な網状赤血球試料には、試
薬2d中に血液10μlを!濁させる。アクリジンオレ
ンジ染色溶液(比較に使用)については、原液はアクリ
ジンオレンジ3 ”9 / at金含有る。
NMB (新メチレンブルー)で染色された試料に関し
ては、National Oommitlee for
 C11nicalLaboratory 5taud
avds (NOOLS)の手続きに従う。
ベンクル環構造およびペンシル環置換基の性質にかける
変更の影響を調べた。各化合物に関して、0rthOD
iagnOstics Systems、Ins、で販
売しているSpectrum I流通式血液計器を用い
、製造者の手続きに従った網状赤血球数の百分率を、顕
微鏡観察によう測定した百分率網状赤血球数と比較した
。以下の第6表はその結果を1とめである。
更に他の実験は本発明の誘導体が、7μ西の濃度では強
い染色が見られるものの2μMの低い濃度でも効果があ
ることを示している。
顕微鏡下で、誘導体(Ila)、(Ilb)、(IIC
)、(I a ) i−よび(璽)で染色した血液試料
に関し、RNAの赤色の沈澱を示す網状赤血球が明瞭に
観察される。しかし、アクリシンオレンシー10−2−
二トローベンシルおよびアクリシンオレンシー10−2
−クロロ−ペンシルとハ網状赤血球を特別には染色しな
い。この研究においては、アクリジンオレンジはベンシ
ル水素におけるすべての置換基が網状赤血球を染色する
ことが出来るわけではないことを示すことの参照として
用いた。
良好な網状赤血球染色に要するアクリジンオレンジの量
は誘導体(1)または(璽)の必要量よう約10〜14
倍多い。
実施例8 誘導体(Ila)を用いた試薬の1日に釦け
る性能の安定性 網状赤血球計測のための血液計算法開発のためには、測
定に用いる試薬が1作業日中に釦いて再現性のある結果
を与えることが望プしい。評価のため、誘導体(Ha)
を含有する試薬をアクリジンオレンジを含有する試薬と
比較した。1つの血液試料(正常の)を染料溶液で別別
に染色する。
試料調製手続きは実施例7に記載しである。この評価に
はSpectrum I流通式血液計算器を用いた。
血液を染料溶液に加えた後、2つの異った混合物を室温
に放置し、雰囲気光線に曝す。2つの混合物の網状赤血
球計測を8時間に亘す異った時間間隔で行った。各時間
間隔にふ・いて測定を2回繰返した。以下の第4表はそ
の結果をまとめたものである。
表 室温にかける試薬の再現性 5分 10分 50分 60分 2時間 5 〃 1 5 〃 1 1 1 平均 S、D。
(100uM) 1.5  、 1.2 1.5  、 1.6 1.2  、 1.2 1゜3,1.4 1.5  、 1.3 1.2  、 1.6 1.1  、 1.(S 1.9  、 1.4 1.8  、 1.4 1.4  、 1.4 1.4多 0.23% (7uM) 1.1  、 1.0 1.0  、 1.1 1.2  、 1.2 1.2  、 1.0 1.1  、 1.0 1.1  、 1.1 1.1  、 1.3 1.3  、 1.1 1.0 1.0  、 1.0  。
1.0  、 1.4 1.124 0.121 1.2 多 Cv 16蝿 10.7優 誘導体(Ua)が8時間の間でよシ再現性のある計測値
を与えることは明らかである。誘導体(la)の10.
7%Cvはアクリジンオレンジの16多CVに対比され
る。
他の誘導体(II)族の間で化学構造が類似しているの
で、同様な安定結果が期待される。
実施例9 試薬の安定性(貯蔵期間) 2つの試薬の安定性を研究し、比較した。それぞれ実施
例7の緩衝剤溶液中の濃度5μg/−の誘導体(Ila
)と30μ97 mlアクリジンオレンジとを雰囲気光
線から防護せず1週間室温に放置する。染料溶液の吸収
並に螢光スペクトルを毎日記録する。アクリジンオレン
ジ(λ490 nm )と誘導体(Ha)(λ495 
nm )との吸収最大点における強度と、アクリジンオ
レンジ(λ566nm )と誘導体(Ila)(λ52
7 nm )との螢光最大点にかける強度とを測定し、
経過日0の新に調製した誘導体(Ila)及びアクリジ
ンオレンジを含有する溶液のそれらと比較した。各日に
釦ける強度減少優を時間(即ち日)を関数としてプロッ
トする。第5aと5b図とは吸収と螢光とにかける変化
を別別に示している。誘導体(na)を含有する試薬は
6口径螢光と吸収との強度が極く僅に低下を示すにすぎ
ないことが明らかである。
ベンシル誘導体に卦いては螢光と吸収とに釦いて約30
傷、アクリジンオレンジに釦いては70優の低下が見ら
れる。それ故誘導体(Ila)はアクリジンオレンジよ
う安定であり、よシ再現性のある網状赤血球計測値を与
える。
他の誘導体(II)族釦よび誘導体(1)においては化
学構造で類似性があるので同様の安定性結果がこれらの
誘導体には期待される。
実施例1ONCCL手引き書による方法との相関研究 No(:!L手引き書による方法を用いた0働化されて
いる方法に訃ける染料試薬に用いた場合の、誘導体(l
a)と誘導体(1)との性能を比較する研究を行った。
この研究にはSpectrum @システムを用い、S
pectrum [機器のための、実施例7に記載の試
料手続きに従った。正常血液31個、異常血液8個並に
網状赤血球濃縮試料4個を含む43個の血液試料を主題
染料誘導体を含有する試薬で染色し、網状赤血球含有量
を検定した。同じ組の血液試料にかける網状赤血球はま
たN0OL承認手引き書法を用いても計測した。これら
2つの方法から得られた百分率網状赤血球計測値を第6
aと6b図に釦いて比較した。試薬に釦ける誘導体(I
la)の濃度3mg 7 mg (即ち7μM)の低さ
でよい相関性、即ち相関係数0.96、傾斜0.711
よび切片0優(第6a図)が得られた。9μg/−(即
ち21μM)の濃度でも、本発明の試薬の参照方法に対
する相関性は非常に良好である(第6b図)。相関係数
0.97、傾斜0,87および切片0%は5bg/me
のそれらと同程度である。
誘導体(1)については、第7図が9個の患者試料に基
き、相関係数0.99、傾斜1.06並に切片0.13
優を示している。
実施例11 商業的0働化血液計算法との相関Spec
trum Iシステムを用い、すべての試料測定につい
ては実施例8の手続きに従った。
種種な患者より得られた12の患者試料について、その
網状赤血球計測値を同時に2つの異った流通式血液計算
法を採用して測定した。誘導体(Ila)の濃度6μg
/−の試薬を、チアゾールオレンジを用いるB−D F
AO8can法[: BE(:!TONDIOKINS
ON社のFAO8can (商品名)フローサイトメー
タを使う方法〕に対比してSpectrum璽システム
に用いた。B−D法はチアブールオレンジ試薬と一緒に
した血液試料の、暗所に釦いて最低60分間の培養を必
要とする。それに比較して、本発明の試薬は室内光中3
分間以内で正確な網状赤血球計測値を提供できる。各測
定は2回繰返された。よい相関が得られた。第8a図は
その結果を示す。即ち、相関係数0.88、傾斜1.4
5並に切片−1,4蝿である。B−D FAC8cam
法は市販されている血液計算法であるから、この結果は
本発明の試薬の、承認されている血液計測法に対しひけ
をとらないことを示している。
12個の患者試料は前記の手続きに従い、6μg/dの
濃度の誘導体(璽)を含有する試薬に混合され、そのデ
ータは第8b図に示されている。
実施例12 第9図は、細胞を誘導体(1)で染色し、Spectr
um 璽機器で測定された場合の、網状赤血球と赤血球
との間に釦ける高度の弁別度を説明している。試料調製
手続きは前記したものと同じである。明瞭な細胞個体群
がその特別な散乱および螢光信号に基いて明らかに観察
された。赤血球個体群は垂直軸と垂直線Xとの間の領域
Aの中にある。これらの細胞は高い散乱信号と低い細胞
螢光信号とを示す。網状赤血球は領域B(xの右)にあ
る。これらの細胞は誘導体(1)で染色されたRNAか
らの高い螢光信号により赤血球とは区別できる。血小板
個体群は線Yの下の領域Cにある。
これらの細胞は、網状赤血球と比較する場合、比較的低
い散乱信号と螢光信号とを持っている。領域Bにおける
放物状の境界線2は、もし誘導体(1)とは違ってアク
リジンオレンジを染料として用いた場合に得られる螢光
信号の程度を表わしている。それ数誌導体(璽)を用い
ることによシ、赤血球の螢光信号に対する網状赤血球の
螢光信号の比はアクリジンオレンジを用いて染色した細
胞よシ誘導体(1)で染色した細胞に関して高い故に、
よう大きい感度が達成されることは容易に明らかである
赤血球と網状赤血球との間の螢光分離に基いて。
患者試料の網状赤血球計測値は2.2%であると測定さ
れた。同じ試料がN0CLS法でも分析された。
その結果は網状赤血球計測値2.6 %であった。
前記の説明から明らかな本発明の有利さには、全血中の
網状赤血球の定量測定のための、改良された染料組成物
訃よびそのような組成物を含有する試薬が包含されてい
る。その染料は、以前に用いられていた染料と比較して
、化学的により安定であり1網状赤血球計測値により再
現性を提供することが判った、アクリジンオレンジの4
級化誘導体の特別な構成ようなっている。
前記の見解において、本発明のai種な目的が達成され
、他の有利な結果が得られることが判るであろう。
本発明の種種な%徴と有利さとは前記の説明から明らか
であると思われる。しかし、特に挙げていない種種な他
の特徴と有利さとは技術に熟達した人達には浮ぶであろ
うし、同様に説明した好ましい態様の多くの変更と修正
とも浮ぶであろうが、それらのすべては特許請求によう
定義される本発明の精神と分野とから離れること□く達
成されてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1a図及び第1b図は本発明の2つの誘導体(Haと
璽)のlHNMRスペクトルを示す線図である。 第2a図及び第2b図はそれぞれ本発明の誘導体(Ha
)とアクリジンオレンジとの螢光スペクトルを示す線図
である。 第6a図及び第6b図はそれぞれ本発明の誘導体(la
)とアクリジンオレンジとの吸収スペクトルを示す線図
でちる。 第4a図及び第4b図は誘導体(Ila)、(fib)
並に(1)の−滴定曲線を示す線図である。 第5a図及び第5b図は本発明の誘導体(Ila)の試
薬安定性(それぞれ吸収強度と螢光強度)を説明する説
明図である。 第6a図及び第6b図はNCC!L承認手動法と比較し
た、市販の自動化法に種種な濃度で誘導体(I[a)を
用いての分析に関する相関データを示す線図である。 第7図は誘導体(1)の相関データを示す線図である。 第8a図及び第8b図は、チアゾールオレンジを用いる
他の市販の自励法と比較して市販自動法に釦ける誘導体
(Ia)と(璽)との相関データを示す線図である。 第9図は誘導体(1)で染色した網状赤血球に関する前
方散乱対螢光の細胞記録を示す線図である。 FIG、6a □回帰線 Yの標準偏差II 2.519SOア 傾斜mO,70
als!切片雪−0,01735傾斜の標準偏差110
.032421切片tD標準(fill 110.1!
12801    補正係数m(IJ@1473回帰の
標準偏差110.701545 FIG、6b □回帰線 試料数 843Xの平均113.211837

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔この式で、Xは式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (この式で、R_1は水素原子またはフッソ原子であり
    、R_2はフッソ原子、トリフルオロメチル基または水
    素原子であるが、R_1とR_2とは共に水素原子では
    ないものとする) で表わされるR_1および(または)R_2で置換され
    たベンジル基であるか、あるいはXはヒドロキシエチレ
    ンであり、Y^−は臭素又は沃素イオンである〕 で表わされるアクリジンオレンジの4級化誘導体。 (2)構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔この式で、Xは構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (この式で、R_1は水素原子または弗素原子であり、
    R_2は弗素原子、トリフルオロメチル基または水素原
    子である) で表わされるR_1および(または)R_2置換ベンジ
    ル基あるいはXはヒドロキルエチレンであり、Y^−は
    臭素又は沃素イオンである〕 で表わされるアクリジンオレンジの4級化誘導体の水性
    溶液を包含する、全血試料中の網状赤血球計量のための
    染料組成物。 (3)その上、緩衝システムを包含する、前項(2)に
    記載の染料組成物。 (4)緩衝システムがそのpHを約7.0に維持する、
    前項(3)に記載の染料組成物。(5)緩衝システムが
    パラホルムアルデヒドと蓚酸カリウムとを含む、前項(
    3)に記載の染料組成物。 (6)前記パラホルムアルデヒドが約1.25g/lの
    濃度で、前記蓚酸カリウムが約9g/lの濃度で存在す
    る、前項(5)に記載の染料組成物。 (7)前記アクリジンオレンジの4級化誘導体が2〜2
    0μMの濃度で存在する、前記(2)に記載の染料組成
    物。 (8)前記アクリジンオレンジの4級化誘導体が約7μ
    Mの濃度で存在する、前記(7)に記載の染料組成物。 (9)(a)試験すべき血液試料を、構造式▲数式、化
    学式、表等があります▼ 〔この式で、Xは構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (この式で、R_1は水素原子または弗素原子であり、
    R_2は弗素原子、トリフルオロメチル基または水素原
    子である) で表わされるR_1および(または)R_2置換のベン
    ジル基であるか、あるいはXはヒドロキシエチレンであ
    り、Y^−は臭素又は沃素イオンである〕で表わされる
    アクリジンオレンジの4級化誘導体の水性溶液を含む試
    薬と混合して懸濁液を形成し、 (b)その懸濁液を、その誘導体が網状赤血球により完
    全に取り込まれるよう充分な時間反応させ、 (c)その懸濁液を青色レーザー光線源からの放射線に
    曝し、 (d)その懸濁液からのオレンジ螢光強度を測定し、 (e)前記測定値から試料中の網状赤血球量または百分
    率を決定する、 段階からなる、流通式血球計算法による全血試料中の網
    状赤血球の計測方法。 (10)段階(b)での反応時間が約3分間である、前
    項(9)に記載の方法。 (11)試薬が緩衝システムを含む、前項(9)に記載
    の方法。 (12)緩衝システムがpHを約7.0に維持する、前
    項(11)に記載の方法。 (13)緩衝システムがパラホルムアルデヒドと蓚酸カ
    リウムとを含む、前項(11)に記載の方法。 (14)前記パラホルムアルデヒドが約1.25g/l
    の濃度で、前記蓚酸カリウムが約9g/lの濃度で存在
    する、前項(13)に記載の方法。 (15)前記のアクリジンオレンジの4級化誘導体が約
    2〜20μMの濃度で存在する、前項(13)に記載の
    方法。 (16)前記アクリジンオレンジの4級化誘導体が約7
    μMの濃度で存在する、前項(15)に記載の方法。 (17)パラホルムアルデヒドと蓚酸カリウムとを含む
    試薬緩衝システム。 (18)前記パラホルムアルデヒドが約1.25g/l
    の濃度で、前記蓚酸カリウムが約9g/lの濃度で存在
    する、前項(17)に記載の試薬緩衝システム。
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