JPH03182349A - 積層フィルム - Google Patents

積層フィルム

Info

Publication number
JPH03182349A
JPH03182349A JP32216389A JP32216389A JPH03182349A JP H03182349 A JPH03182349 A JP H03182349A JP 32216389 A JP32216389 A JP 32216389A JP 32216389 A JP32216389 A JP 32216389A JP H03182349 A JPH03182349 A JP H03182349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
polyester
polymer
laminated film
specific gravity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32216389A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2586664B2 (ja
Inventor
Takashi Mimura
尚 三村
Katsutoshi Miyagawa
宮川 克俊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP1322163A priority Critical patent/JP2586664B2/ja
Publication of JPH03182349A publication Critical patent/JPH03182349A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2586664B2 publication Critical patent/JP2586664B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、易接着性、耐溶剤性、耐アルカリ性、耐水性
に優れた改質層を有する低密度でクツション性、折り畳
み性及び白色性に優れた積層フィルムに関する。詳しく
は1紙の代用品、すなわちカード、ラベル、シール、宅
配便伝票、ビデオプリンター用受像紙、バーコードプリ
ンター用受像紙、ポスター、地図、無塵紙1表示版、白
飯、印画紙、複写用紙及び各種印刷用紙、例えば、U■
インキ印刷用紙、フレキソ印刷用紙等の基材として用い
られる積層フィルムに関する。
[従来の技術] 従来、上記の用途に紙の代用品として用いられるポリエ
ステルフィルムとしては、ポリエステルに二酸化チタン
や炭酸カルシウム等を多量に添加して白色性を付与した
ものが知られている。
しかしながら、ポリエステルに多量の二酸化チタンや炭
酸カルシウム等の無機物を添加して得られるフィルムは
、白色性は付与できるが低比重化ができず、フィルム自
体が固くなりゴワゴワした感じになり用途によっては問
題となることがある。また、ポリプロピレンを添加した
場合は、無機物を添加した場合に比べればフィルム自身
の固さは多少とち緩和されるが、熱寸法安定性が悪いの
みならず紙等に比べればソスト性、柔軟性及び白色性に
6劣るという欠点がある。すなわち低比重で熱寸法性に
優れたポリエステルフィルムは得られていない。
また、一般にポリエステルフィルム表面は、凝集性が高
く接着性に乏しいため、表面に種々の処理が行なわれて
いる。中でもブライマー処理による易接着性付与が処理
工程、作業場の安全性及びフィルム加工商品の高品質維
持等の利点があることで広く行なわれている。
ブライマー処理剤としては、数多くの水溶媒系組成物が
提案されており、中でもポリエステル基材への塗布性や
塗設層の接着性、耐摩耗性等に優れた水溶性あるいは水
分散性ポリエステル系樹脂を主成分とした組成物、ある
いはアクリル系樹脂から成る塗設層を形成する検討が種
々なされてきた。また、ポリエステル系樹脂とアクリル
系樹脂の混合体を用いることにより両者の欠点を改善し
ようとすることが提案されている(特開昭58−124
651号)。
さらに各種塗設層との密着性とブライマー層の粘着性を
改善する目的でアクリル系重合体をグラフトした水性ポ
リエステル樹脂層を設けたポリエステルフィルムが提案
されている(特開昭6337937号)。
しかしながら、上述した従来の技術には次のような問題
点がある。すなわち、水溶性あるいは水分散性ポリエス
テル樹脂をポリエステルフィルム上に積層した場合には
、所望の易接着性が得られたとしてち積層被膜の耐水性
、体温水性が劣るために、高温あるいは高温下でフィル
ム同士のブロッキングが生じたり、加工商品によっては
製造工程中で温水処理を受けた場合、接着強度が著しく
低下したりする。さらには、ポリエステル樹脂は充分な
梁構結合させることが難しいことから積層フィルムは表
面上に有機溶媒系塗料の塗設に当たって、耐溶媒性が劣
るため、場合によっては積層被膜の部分溶解を生じ被膜
が白濁したり、積層フィルム上に形成された特性付与層
との界面が乱れて不均一となり特性低下をまねくことも
ある。
また、アクリル系重合体を積層した場合には、ブロッキ
ング改良効果は認められるものの基材ポリエステルフィ
ルムとの密着性、塗膜の機械的強度等が劣るという欠点
がある6両者の欠点を改善する目的で上記ポリエステル
系樹脂とアクリル系重合体を混合した塗膜を設けても、
その改善効果は充分なちのではない、さらにアクリル系
重合体をクラフトした水性ポリエステル樹脂を基材との
密着性、耐ブロッキング性は改良されるものの耐有機溶
剤性、耐温水性、耐アルカリ性の点で不充分なものであ
る。
〔発明が解決しようとする課題] 従って、本発明の目的は、これらの従来技術の欠点を解
消せしめ、基材との密着性及び易接着性、耐溶剤性、耐
水性、耐アルカリ性に優れ、かつ熱寸法安定性、白色性
、ソフト性、柔軟性にも優れた積層ポリエステルフィル
ムを提供することである。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、鋭意研究の結果、ポリエステルに非層溶
ポリマー及び低比重化剤を加えることにより得られた低
比重で熱寸法安定性及び白色性に優れた白色ポリエステ
ルフィルムに、親水性基含有ポリエステル樹脂に少なく
とも1種類以上のアクリル系化合物がグラフト化された
共重合体及び架橋結合剤を主成分とする架橋改質層を設
けることにより、易接着性、耐溶剤性、耐水性及び耐ア
ルカリ性に優れた白色ポリエステル積層フィルムが得ら
れることを見出し、この発明を完成した。
すなわち、本発明は、フィルム支持体(I)のの少なく
とも片面に、親水基含有ポリエステル樹脂に少なくとも
1種類以上のアクリル系化合物(A)がグラフト化され
た共重合体(B)及び架橋結合剤を主成分とする架橋改
質層を設けた積層フィルムであって、フィルム支持体(
1)が150℃の熱収縮率が2%未満であり、かつ比重
が0.95以下のポリエステルフィルムであることを特
徴とする積層フィルムを提供する。
[発明の効果] 本発明により、熱寸法安定性に優れ、低比電化されたポ
リエステルフィルムが提供された。さらにポリエステル
に分散させた非相溶ポリマーの形状が球形に近い形状を
有することにより、以下の効果がある。
(1)比重が0.95以下と小さいにもかかわらず熱寸
法安定性に優れ、クツション性の高い白色度の高いフィ
ルムが得られる。
(2)必要によっては比重として0.6〜0.7と小さ
いちので6熱寸法安定性に優れたフィルムを得ることが
できる。
(3)白色度が高<、シかも色調す値も小さなものが得
られ高級なイメージを与える。
さらに該ポリエステルフィルム上に、アクリル系化合物
がグラフト化された親木性基含有ポリエステル共重合体
と架橋剤を主成分とする架橋改質層を設けることにより
以下のような優れた効果を得ることができる。
(4)各種オーバーコート層との密着性に優れる。
(5)架橋改質層が強靭であり、耐溶剤性、耐水性、耐
温水性、耐アルカリ性に優れている。
[発明の詳細な説明] 本発明の積層フィルムは、フィルム支持体(I)及び架
橋改質層から成る積層フィルムである。
本発明において、支持体(I)は150℃の熱収縮率が
2%未満であり、かつ比重が0.95以下のポリエステ
ルフィルムである。
本発明において、ポリエステルフィルムの比重は0.9
5以下、好ましくは0.90以下、さらに好ましくは0
.80以下である。 0.95より大きいとフィルムに
ソフト感、柔軟性が付与されないためである。
柔軟性は例えば、ビデオプリンター用等の受容紙として
用いる時の感熱記録ヘッドの押圧を低下させても鮮明に
画像を転写させることができるために必要な事項である
。6ちろん、手に触れた時の感触も重要な要素である。
本発明においてポリエステルフィルムの熱収縮率は、長
手方向および幅方向共に150℃で2%未満、好ましく
は1%未満である。熱収縮率が2%以上となるとフィル
ムの熱寸法安定性が悪くなり、感熱転写、印刷、乾燥等
の熱の加わる工程においてフィルムが変形し易くなる。
特に、150℃での熱収縮率が重要になることが多い。
本発明でいうポリエステルとは、ジオールとジカルボン
酸とから縮重合によって得られるポリマーであり、ジカ
ルボン酸としては、テレフタル酸、イソフタル酸、フタ
ル酸、ナフタレンジカルボン酸、アジピン酸、セバシン
酸等で代表される6のであり、またジオールとはエチレ
ングリコール、トリメチレングリコール、テトラメチレ
ングリコール、シクロヘキサンジメタツール等で代表さ
れるものである。具体的には例えば、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレン−p−オキシベンゾエート、
ポリ−1,4−シクロヘキシレンジメチレンテレフタレ
ート、ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシ
レート等を挙げることができる1本発明の場合、特にポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート
が好ましい、ポリエチレンテレフタレートフィルムは耐
水性、耐久性、耐薬品性等に優れているものである。
6ちろん、これらのポリエステルはホモポリエステルあ
ってもコポリエステルであっても構わない、共重合成分
としてはジエチレングリコール、ネオペンチルグリコー
ル、ポリアルキレングリコール等のジオール成分及びア
ジピン酸、セバシン酸、フタル酸、2.6−ナフタレン
ジカルボン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸等の
ジカルボン酸成分を挙げることができる。
また、このポリエステルの中には、公知の各種添加剤、
例えば酸化防止剤、帯電防止剤等が添加されても良い。
本発明に用いられる非相溶ポリマーとしてはボッ−3−
メチルブテン−l、ポリ−4−メチルペンテン−1,ポ
リビニル−t−ブタン、1.4−トランス−ポリ−2,
3−ジメチルブタジェン。
ポリビニルシクロヘキサン、ポリスチレン5ポリメチル
スチレン、ポリジメチルスチレン5ポリフルオロスチレ
ン、ポリ−2−メチル−4−フルオロスチレン、ポリビ
ニル−t−ブチルエーテル、セルローストリアセテート
、セルローストリプロピオネート、ポリビニルフルオラ
イド、ポリクロロトリフルオロエチレン等から選ばれた
融点200℃以上のポリマーである6本発明の場合には
価格、熱安定性、ポリエステルとの分散性等の点からポ
リ−4−メチルペンテン−1、セルローストリアセテー
ト及びその変性体が特に好ましい、もちろん、該非相溶
ポリマーの融点は200℃以上、好ましくは210℃以
上、さらに好ましくは220℃以上であることが必要で
ある。融点が200℃未満だとポリエステルフィルム中
での該非相溶ポリマーの分散形状が球状をとらず、層状
の扁平な形状をとることが多く、またクツション性の高
いポリエステルフィルムが得られないためである。さら
に、該非相溶ポリマーの融点は、300℃以下、好まし
くは280℃以下、さらに好ましくは260℃以下であ
るのが好ましい、これはポリエステルの溶融押出温度以
下でないと該非相溶ポリマーが溶解しないためである。
該非相溶ポリマーの添加量としでは、好ましくは3〜3
0重量%、さらに好ましくは5〜20重量%である。添
加量が3重量%未滴であると1本発明のポリエステルフ
ィルムの比重が0.95以下のものが得にくいばかりか
、白色度が80%以上の白いポリエステルフィルムにな
りに<<、さらには、クツション率が00%以上と高い
クツション性に優れたポリエステルフィルムを得ること
が困難である。また、逆に該非相溶ポリマーの添加量が
30重量%を越えると、本発明のポリエステルフィルム
の機械的性質が劣った6のになるばかりか、熱寸法安定
性にも劣り150℃の熱収縮率が5%以上と大きくなる
等の問題が生じる。
次に、本発明に用いる低比重化剤とは、ポリエステルに
添加して比重を小さくする効果を持つ化合物のことであ
り、特定の化合物のみその効果が認められる1例えば、
ポリエチレングリコール、メトキシポリエチレングリコ
ール、ポリテトラメチレングリコール、ポリプロピレン
グリコール等のポリアルキレングリコール、エチレンオ
キサイド/プロピレンオキサイド共重合体、さらにはド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、アルキルスルホ
ネートナトリウム塩、グリセリンモノステアレート、テ
トラブチルホスホニウムバラアミノベンゼンスルホネー
ト等で代表されるものである0本発明の場合、特にポリ
エチレングリコールが好ましい、低比重化剤の添加によ
ってポリエステルフィルムの比重を0.1g/cc以上
小さくすることができるのである。さらに、この低比重
化剤の添加によってポリエステルフィルムの白色度が向
上し1表面が平滑化するのみならず、耐襞開性が向上し
、更にポリエステルの延伸性も大幅に向上するという効
果もある9 本発明における低比重化剤の添加量としては、好ましく
は0.1〜5重量%、さらに好ましくは0.5〜3重量
%である。添加量が0.1重量%未満であると、ポリエ
ステルフィルムが低比重化せず、ソフトなフィルムとは
ならずポリエステルフィルムの比重として0.95以下
になりにくい、逆に添加量が5電量%を越えると低比重
化の効果が認められなくなるばかりか、該フィルムの白
色度が低下し、b値が正の大きな値になってしまう。
次に、本発明において非相溶ポリマーがポリエステルフ
ィルム中で球形に近い形状であること、すなわち、形状
係数が1〜4の範囲にあることが好ましい、ポリエステ
ルフィルム中の非相溶ポリマーの性状によって得られる
フィルム特性、特にフィルムの比重とクツション率との
相関性、熱寸法安定性、表面粗さ、白色性等に大き々相
違点が生じてくる。すなわち、非相溶ポリマーの形状が
球形に近い場合1層状に分散している場合に比べて低比
重化できるのみならず、白色度、クツション率が高く熱
寸法安定性のよいフィルムを得ることができる。ポリマ
ーを球形に近い形状で分散させることは、ポリマーの形
状がポリエステルに添加する非相溶ポリマーの粘度、相
溶性パラメーター、融点、さらには低比重化剤の種類、
添加量等に強く依存する1球状に近い形状とは、フィル
ム中に分散する非相溶ポリマーの形状係数すなわち、長
径と短径の比が1〜4.好ましくは1〜2である場合を
いう。
本発明におけるポリエステルフィルムのクツション率は
、好ましくは10%以上、さらに好ましくは15%以上
である。クツション率が10%未満であると、例えばビ
デオプリンター用等の受容紙として用いる時の感熱記録
ヘッドの抑圧を低下させると画像を鮮明に転写させるこ
とが難しくなり、また、手に触れた時の感触も劣る。
本発明におけるポリエステルフィルムの白色度は好まし
くは80%以上、さらに好ましくは90%以上である。
さらに、色差計で求めた色調す値は好ましくは一3以下
、さらに好ましくは一4以下−20以上である。b値が
小さい程見掛けのフィルムの白さが向上して高級なイメ
ージを与える6のである。
上述した非相溶ポリマーや低比重化剤等の添加により色
調は変化するが、必要により蛍光増白剤を添加して6良
い、蛍光増白剤としては、商品名ユビテック” OB、
MD (チバガイギー社製〕2 ”OB−1” (イー
ストマン社製)等が挙げられる。
本発明におけるポリエステルフィルムの光学濃度は、好
ましくは0.7以上1.6以下、さらに好ましくは0.
8以上1.6以下である。光学濃度が0.7未満である
と、フィルムの隠蔽性が不足し、裏側が透けるため好ま
しくない、また、光学濃度が1.6を越えると多量の微
細気泡を含まねばならず、フィルム強度が弱くなり好ま
しくない。
本発明のポリエステルフィルムには、炭酸カルシウム、
非晶質ゼオライト粒子、アナクーゼ型の二酸化チタン、
リン酸カルシウム、シリカ、カオリン、タルク、クレー
等の微粒子を併用しても良い、これらの添加量はポリエ
ステル組成物100重量部に対して0.005〜25重
量部とするのが好ましい、またこのような微粒子以外に
6ポリエステルの重縮合反応系で触媒残渣とリン化合物
との反応により析出した微粒子を併用することもできる
。析出微粒子としては1例えばカルシウム、リチウム及
びリン化合物から成るもの又はカルシウム、マグネシウ
ム及びリン化合物から成るもの等を挙げることができる
。これらの粒子のポリエステル中の含有量はポリエステ
ル100重量部に対して0.05〜1.0重量部である
ことが好ましい。
本発明における架橋改質層は、親水基含有ポリエステル
樹脂に、少なくと61種類以上のアクリル系化合物(A
)がグラフト化された重合体(B)及び架橋結合剤を主
成分とした組成物から成るちのである。主成分とはその
6のが改質層中80%以上を占めることをいう。
本発明でいう親水基含有ポリエステル樹脂とは、分子中
に親水性基あるいは親水性成分、例えば、水酸基、カル
ボキシル基、カルボニル基、シアノ基、アミン基、メチ
ルカルボニル基、ポリエチレングリコール、カルボン酸
塩、リン酸エステル塩、第四級アンモニウム塩、硫酸エ
ステル塩、スルホン酸塩等の少なくともlf!類以上が
導入されたポリエステル共重合体である。中でも代表的
なポリエステル共重合体としては以下の組成のものが有
用である。すなわち、芳香族ジカルボン酸及びエステル
形成性スルホン酸アルカリ金属塩化合物とグリコールの
重縮合物が挙げられる。具体的には、芳香族ジカルボン
酸としては1例えば、テレフタル酸、2.6−ナフタレ
ンジカルボン酸、ビフェニルジカルボン酸、1.2−ビ
ス(フェノキシ)エタン−p、 p’−ジカルボン酸及
びそれらのエステル形成誘導体があり、非芳香族ジカル
ボン酸には2例えば修酸、マロン酸、コハク酸、ゲルタ
ール酸、アジピン酸、セバシン酸、1.2−シクロヘキ
サンジカルボン酸、1.4−シクロヘキサンジカルボン
酸、1.3−シクロヘキサンジカルボン酸、1.3−シ
クロペンクンジカルボン酸及びそれらのエステル形成誘
導体がある。これらのうちで芳香族ジカルボン酸及び/
またはそのエステル形成性誘導体が全ジカルボン酸成分
に対し40モル%以上占めることが樹脂の耐熱性や被膜
強度、耐水性の点で好ましく゛、その範囲内で1種類以
上のジカルボン酸を併用しても良い。
エステル形成性スルホン酸アルカリ金属塩化合物として
は、例えば、スルホテレフタル酸、5−スルホイソフタ
ル酸、4−スルホフタル酸、4−スルホナフタレン−2
,7−ジカルボン酸、スルホ−p−キシレングリコール
、2−スルホ−1゜4−ビス(ヒドロキシエトキシ)ベ
ンゼン等のアルカリ金属塩(スルホン酸のアルカリ金属
塩)及びこれらのエステル形成性誘導体が挙げられ、5
−スルホイソフタル酸、スルホイソフタル酸のナトリウ
ム及びこれらのエステル形成性誘導体がより好ましく使
用される。
次に、グリコール成分としては、炭素数2〜8個の脂肪
族又は炭素数6〜12個の脂環族グリコールであり、例
えばエチレングリコール、1.3−プロパンジオール、
1.4−ブタンジオール、1.2−プロピレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール、1.4−シクロヘキサン
ジメタツール、1.6−ヘキサンジオール、1.3−シ
クロヘキサンジメタツール、1.2−シクロヘキサンジ
メタツール、p−キシレングリコール、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール等が好ましく利用され
る。
場合によっては、ポリエーテルが共重合されても良い、
ここでいうポリエーテルとはエーテル結合を主要結合鎖
とする親水性高分子のことであり、特に好ましいのは脂
肪族ポリエーテルであり1例えばポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、グリセリンエーテル、
ポリエチレングリコールエーテル等が好ましく利用され
る。
上記親水性基含有ポリエステル樹脂は、水溶性あるいは
水分散性であってち良く、その溶解性は共重合組成分の
種類、配合率あるいは分散安定性付与剤として用いられ
る親水性有機化合物の添加の有無、その種類、配合量等
によって異なるが、親水性有機化合物は添加するにあた
っては分散安定性を損なわない限り少量であるのが好ま
しい。
なお、親水性有機化合物は、脂肪族及び脂環族のアルコ
ール、エステル、エーテル、ケトン類であり、例えばア
ルコール類としてメタノール、エタノール、イソプロパ
ツール、n−ブタノール、グリコール類としてエチレン
フリコール、プロピレングリコール等があり、その誘導
体としてメチルセルソルブ、エチルセルソルブ、n−ブ
チルセルソルブ、ニスチル類として酢酸エチル、エーテ
ル類としてジオキサン、テトラヒドロフラン、ケトン類
としてメチルエチルケトン等が挙げられる。
親水性有機化合物は単独又は必要に応じて2 f1以上
併用してち良い、親水性有機化合物の中では、分散性能
、分散安定性及び塗布性等から特に好ましいのは、ブチ
ルセルソルブ、エチルセルソルブである、さらに、 i
u水性基含有ポリエステル樹脂において共重合組成物の
エステル形成性スルホン酸アルカリ金属塩化合物のよう
な特に親水性に寄与する成分量は溶解性、分散安定性等
を損なわない限り少量であることが好ましい。
本発明における親水性基含有ポリニスエル樹脂のガラス
転移温度(Tglは30〜80℃、好ましくは50〜7
5℃であることが改質層の耐水性、耐アルカリ性、耐熱
性及び塗剤中での分散安定性、アクリル系化合物とのグ
ラフト化等の点で好ましい。
」二記親水性基含有ポリエステル樹脂は常法のボッエス
テル製造技術で製造できる。すなわち、前記した酸成分
及びグリコール成分をエステル化あるいはエステル交換
触媒、重合触媒等の反応触媒を用いて溶融重縮合せしめ
所望のポリマーとして得られる。さらには、?Il液重
縮重縮合用できる。
この際、いずれの場合にもクラフト化反応に悪影響を及
ぼさない範囲で種々の改良剤、安定剤等を添加しても良
い。
また、水溶性に劣る親水性基含有ポリエステル樹脂の水
分散体を得るには前記親水性有機化合物の存在が必要で
ある。すなわち、親水性基含有ポリエステル樹脂と親水
性有機化合物を混合し、撹拌下、好ましくは加温撹拌下
で水を添加する方法、あるいは撹拌下の水に上記混合物
を添加する方法等で製造される。なお、得られる水分散
体は固形分濃度が高くなると、均一分散体系が得られに
くくグラフト化反応が困難となるので固形分濃度は40
重量%以下、好ましくは30重量%以下であるのが望ま
しい。
本発明でいうアクリル系化合物(A)(以下、化合物(
A)と略称する)とは、親水性基含有ボッエステル樹脂
にグラフト化する化合物であり。
具体的な化合物としては、アルキルアクリレート、アル
キルメタクリレート(アルキル基としてはメチル基、エ
チル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル
基、t−ブチル基、2−エチルヘキシル基、ラウリル基
、ステアリル基、シクロヘキシル基、フェニル基、ベン
ジル基等)を挙げることができ、さらに上記不飽和カル
ボン酸エステルと共重合し得る反応性官能基、自己架橋
性官能基、親水基等の官能基を有する化合物類が使用で
きる。官能基としてはカルボキシル基及び/又はその塩
、酸無水物基、スルホン酸基及び/又はその塩、アミド
基又はアルキロール化されたアミノ基及び/又はそれら
の塩、水酸基、エポキシ基等を例示することができる。
このような官能基を有する化合物としては以下の6のを
例示することができる。
カルボキシル基及び/又はその塩、あるいは酸無水物基
を有する化合物としては、アクリル酸、メタクリル酸、
イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、これ
らのカルボン酸のナトリウム等の金属塩、アンモニウム
塩あるいは無水マレイン酸等が挙げられる。
スルホン酸基及び/又はその塩を有する化合物としては
、ビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸、これらのス
ルホン酸のナトリウム等との金属塩、アンモニウム塩等
が挙げられる。
アミド基あるいはアルキロール化されたアミノ基及び/
又はその塩を有する化合物としては、ジエチルアミノエ
チルエーテル、3−アミノプロピルビニルエーテル、2
−アミノブチルビニルエーテル、ジメチルエチルビニル
エーテル、それらのアミノ基をメチロール化したちの、
ハロゲン化アルキル、ジメチル硫酸、サルトン等により
4級塩化したもの等が挙げられる。
水酸基を有する化合物としては、β−ヒドロキシエチル
アクリレート、β−ヒトウキジエチルメタクリレート、
β−ヒドロキシプロピルアクリレート、β−ヒドロキシ
ビニルエーテル、5−ヒドロキシペンチルビニルエーテ
ル、6−ヒトロキシヘキシルビニルエーテル、ピロエチ
レングリフールモノアクリレート、ポリエチレングリコ
ールモノメタクリレート、ポリプロピレングリコールモ
ノアクリレート、ポリプロピレングリコールモノメタク
リレート等が挙げられる。
エポキシ基を有する化合物としては、グリシジルアクリ
レート、グリシジルメタクリレート等が挙げられる。
さらに、上記以外に次に示すような化合物を併用しても
良い、すなわち、アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、スチレン類、ブチルビニルエーテル、マレイン酸モ
ノあるいはジアルキルエステル、フマル酸モノあるいは
ジアルキルエステル、イタコン酸モノあるいはジアルキ
ルエステル、メチルビニルケトン、塩化ビニル、塩化ビ
ニリデン、酢酸ビニル、ビニルピリジン、ビニルピロリ
ドン、ビニルトリスアルコキシシラン等が挙げられるが
、これらに限定されるものではない。
これらの化合物は単体でグラフトさせても良いし、2種
以上をグラフト共重合させても良い、また、不飽和結合
を有する2種以上の化合物の共重合体をグラフトさせて
も良い。
これらの化合物の中でも塗膜の耐水性、耐温水性、耐ア
ルカリ性、耐溶剤性等の点から架橋結合剤と反応し得る
官能基を有する化合物の使用が好ましく、水酸基、アミ
ド基、メチロール基、カルボキシル基、エポキシ基等の
官能基を有するものが特に好ましい。
これらのアクリル系化合物(A)の親水性基含有ポリエ
ステル樹脂へのグラフト化は常法のクラフト重合法によ
って行なわれ、特に限定されるものではない。
グラフト化の一例を挙げれば、親水性基含有ボッエステ
ル樹脂の水溶液又は水分散液に水溶液又は水分散性重合
開始剤の存在下でアクリル系化合物(A)を加えて反応
を行なわせる0重合開始剤としては1例えば、硝酸第2
セリウムアンモニウム、過硫酸カリウム、過硫酸アンモ
ニウム、硫酸セシウムアンモニウム、過硫酸アンモニウ
ム、硫酸セシウムアンモニウム、過酸化水素、アゾビス
イソブチロニトリル、過酸化ベンゾイル等が用いられる
がグラフト重合性の点から過酸化ベンゾイル等の有機過
酸化物の使用が好ましい、グラフト重合反応は通常、冷
却下あるいは加熱下で行なわれるが反応温度は反応速度
、重合系の安定性及びグラフト共重合体(Blの特性か
ら5〜100℃、好ましくは10〜85℃であるのが望
ましい。
親水性ポリエステル樹脂へのアクリル系化合物(A)の
グラフト化率は特に限定しないが、通常0.5〜600
%、好ましくは5〜300%、より好ましくは10〜1
00%の範囲が改質層の耐溶剤性、耐水性、塗工性等の
点で好ましい、なお、グラフト化率は次式によって表わ
される値である。
グラフト化率(%) 本発明でいう架橋結合剤とは、重合体(B)に存在する
官能基、例えばヒドロキシ基、カルボキシル基、グリシ
ジル基、アミド基等と熱架橋反応し最終的には三次元網
状構造を有する改質層とするための架橋剤である6本発
明では架橋結合剤としてメラミン系架橋剤、尿素系架橋
剤あるいはエポキシ系架橋剤を用いる場合、特に架橋効
果が大きく、耐水性、耐溶剤性に優れた改質層を得られ
るので好ましい、エポキシ架橋剤としては、具体的には
ポリエポキシ化合物、ジェポキシ化合物、モノエポキシ
化合物等が挙げられ、ポリエポキシ化合物としては1例
えばソルビトールポリグリシジルエーテル、ポリグリセ
ロールポリグリシジルエーテル、ペンタエリスリトール
ポリグリシジルエーテル、ジグリセロールボリグリシジ
ルエーテル、トリグリシジルトリス(2−とドロキシエ
チル)イソシアネート、グリセロールポリグリシジエー
テル、トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル
、ジェポキシ化合物としては、例えば、ネオペンチルグ
リコールジグリシジルエーテル、1.6−ヘキサンシオ
ールジグリシジルエーテル、レゾルシンジグリシジルエ
ーテル、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ポ
リエチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレ
ングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレング
リコールジグリシジルエーテル、ポリテトラメチレング
リコールジグリシジルエーテル、モノエポキシ化合物と
しては1例えば、アリルグリシジルエーテル、2−エチ
ルへキシルグリシジルエーテル、フェニルグリシジルエ
ーテル等が挙げられる。尿素系架橋剤としては、例えば
、ジメチロール尿素、ジメチロールエチレン尿素、ジメ
チロールプロピレン尿素、テトラメチロールアセチレン
尿素、4−メトキシ−5−ジメチルプロピレン尿素ジメ
チロール等が挙げられる。メラミン系架橋剤としては、
メラミンとホルムアルデヒドを縮合して得られるメチロ
ールメラミン誘導体に低級アルコールとしてメチルアル
コール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等
を反応させてエーテル化した化合物及びそれらの混合物
が好ましい、メチロールメラミン誘導体としては1例え
ば、モノメチロールメラミン、ジメチロールメラミン、
トリメチロールメラミン、テトラメチロールメラミン、
ペンタメチロールメラミン、ヘキサメチロールメラミン
等が挙げられる。これらの架橋結合剤は単独、場合によ
っては2種以上を併用しても良い、架橋結合剤の添加量
は、重合体(B)の固形分100重量部に対してo、o
oi〜60重量部、好ましくはo、oi〜20重量部が
改質層の架橋による耐溶剤性、耐アルカリ性、均一塗布
性の点で望ましい。
本発明においては上記グラフト重合体(B)と架橋結合
剤を改質層の主成分とするものであるが、必要に応じて
本発明の効果を阻害しない範囲内で他の樹脂、例えばポ
リエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、
エポキシ系樹脂、アミド系樹脂等の水溶性又は水分散性
樹脂を混合してち良い、特にポリエステル系樹脂、ウレ
タン系樹脂の添加は基材ポリエステルフィルムとの密着
性が向上するので好ましい。
また、改質層には公知の架橋触媒、具体的には塩類、無
機物質、有機物質、酸物質、アルカリ物質等や公知の接
着促進剤を含有させることによって後加工での利点を増
すことができる。さらに、必要に応じて、本発明の効果
を損わない量で公知の添加剤、例えば、消泡剤、塗布性
改良剤、増粘剤、帯電防止剤5酸化防止剤、紫外線吸収
剤、染料、顔料等を含有させても良いし、滑剤として無
機又は有機化合物から成る微細粒子を含有せしめても良
い、改質層の積層厚みは特に限定されないが、通常0.
02〜1.0μ層、好ましくは0.05〜0.5μ讃の
範囲であるのが望ましい。
本発明においては架橋改質層は分子配向していることが
好ましい0分子配向しているとは、後述する方法によっ
て求めた分子配向度が0.01以上の場合をいう、架橋
改質層が分子配向することにより、耐水性、耐温水性、
耐アルカリ性が改良されるものである。特に1分子配向
度が好ましくは0.02〜0.40、さらに好ましくは
0.03〜0.30、特に好ましくは0.05〜0.2
0の場合、易接着性改良効果が大きく架橋改質層内部で
の襞間が起こりにくい等の点で特に望ましい。
また、該架橋改質層の表面から100^以内においてE
SCA法で測定した親水基含有ポリエステル樹脂の存在
が検出限界以下の場合、すなわち上記表層を構成する樹
脂層がアクリル系化合物及び架橋剤から成る場合には、
本発明の効果がさらに顕著に発現するために特に好まし
い。
次に5本発明の本発明の積層フィルムの製造方法につい
て説明するが、かかる例に限定されるものではない。
最初に、本発明の支持体(I)のシートを成形する。ポ
リエチレンテレフタレートに非相溶ポリマーとして4−
メチルペンテン−1ポリマー及び低比重化剤としてポリ
アルキレングリコールを加えて充分に混合、乾燥させた
後、270〜300℃に加熱された押出IIAに供給し
Tダイよりシート状に成形することができる。また、無
機粒子等の添加剤を含んだポリ、エチレンテレフタレー
トを常法により押出mBに供給してTダイ3層口金で押
出機B層のポリマーが両表層になったB/A/Bの3層
構造に積層してシート状に成形することもできる。
上記のようにして得られたシート状フィルムは、温度l
O〜60℃の冷却ドラム上で静電気力で密着冷却固化し
て未延伸フィルムとすることができる1次にこの未延伸
フィルムあるいは未延伸フィルムを80〜120℃に加
熱したロール群に導き、長平方向に2.5〜5.0倍に
縦延伸し20〜30℃のロール群で冷却し得られる一軸
延伸フィルム上に必要に応じてコロナ放電処理等を施し
た後、グラフト重合体(B)と架橋結合剤を主成分とす
る水溶液又は水分散液を塗布する。塗布の方法は特に限
定されず、グラビアコート法、リバースコート法、キス
コート法、グイコート法、バーコード法等の任意の方法
が適用できる。このような複合フィルムは、未延伸フィ
ルムを用いた場合には縦、横各々2〜5倍の同時二輪延
伸を、また−軸延伸フィルムを用いた場合には一軸目の
延伸方向と直角方向に2〜5倍延伸する。この延伸過程
において、延伸倍率は、縦、横それぞれ2〜5倍に延伸
するが、その面積倍率(H1延伸倍串×横延伸倍率)は
6〜20倍であることが好ましい。
面積倍率が6倍未満であると得られるフィルムの白色性
が不良となり、逆に20倍を越えると延伸時に破れを生
じやすくなり製膜性が不良となる傾向がある。また、延
伸の際には塗布膜中に水分が存在せず、架橋が進行しな
い条件を選ぶことが望ましい、このような条件とするに
は塗液の濃度を高くし、塗布量を少なくしたり、予熱温
度を高くしたり、延伸温度を低くし延伸速度を速くする
等の方法が有効である。
こうして得られた二輪延伸フィルムは、塗膜を速やかに
架橋させるために、またフィルムの平面性、寸法安定性
を付与するためにテンター内で150〜240℃の熱固
定を行なう0本発明の範囲の熱収縮率を得るためにもポ
リエステルフィルムは200℃、好ましくは220℃以
上の熱処理をすることが必要である。また、架橋改質層
の分子配向を特定の範囲とするために必要に応じて熱処
理工程中で1〜20%の範囲で弛緩処理を行なっても良
い、フィルムは熱処理後、均一に徐冷し室温まで冷まし
て巻きとり1本発明のフィルムを得ることができる。
[物性の測定ならびに効果の評価方法]fi1表面粗さ J I S  B12O3−1976に従い、カットオ
フ0.251111、測定長4開で中心線平均粗さR,
fμml及び最大粗さRt(μmlを求める。
(2)ボイドの平均球相当径 フィルムの製膜工程の機械方向あるいはその垂直方向に
切った断面を走査型電子顕微鏡でtoo。
倍〜5000倍に拡大した写真を撮り、指定した厚みの
範囲の少なくとも100個以上のボイドをイメージアナ
ライザにかけ、ボイドの面積に相当する円の直径の分布
を求める。この分布の体積平均径をボイドの平均球相当
径とする。
(3)比重 四塩化炭素−n−へブタン系の密度勾配管によって25
℃での値を用いる。
(4)熱収縮率 フィルムは長平方向又は幅方向に幅10+m長さ300
m−に切り、200su+間隔にマーキングし支持板に
一定張力(5g)下で固定した後、マーキング間隔の原
長a(1園)を測定する0次に、3gのクリップを用い
て荷重をかけ150℃の熱風オーブン中で回転させなが
ら30分間処理し、原長測定と同様にしてマーキング間
隔bjse−を測定する。
下記の式により熱収縮率を求め、5本の平均値を用いる
熱収縮率C%)=(a−b)/a (5)光学濃度 フィルムを約150μ量の厚みになる
ように重ね、光学濃度計(TR927、マクベス社製)
を用いて透過濃度を測定する。フィルムの厚みと光学濃
度とをプロットし、150μmの厚みに相当する光学濃
度を求める。
(6)白色度 JIS−L−1015に準じて、高滓製作所(株)製U
V−260を用いて波長450nm及び550 nmに
おける反射率をそれぞれB%、G%としたとき、 白色度f%1=4B−3Gで表わされる。
(7)色調 フィルムの表面色を日本重色工業(株)装色差計Σ80
で測定し、得られたL(fl、a値、b (iIで判定
する。
(8)延伸性 24時間連続して製膜した時、フィルム破れが皆無のも
のを「良好」、2回以上のちのを「破れあり」とする。
(9)スリット切粉 24時間本発明のフィルムを片刃レザーで切断した時、
レザーに白い粉が付着している場合を「発生」とする。
(10)クツション率(%) 三豊製作所(株)ダイヤルゲージN0.2109−10
に標tsm定子90(103(lを用い、さらにダイヤ
ルゲージスタンドNo、 7001DGS−を用いてダ
イヤルゲージ押え部分に荷重50gと500gとをかけ
た時のそれぞれのフィルムの厚さdsa、d、。。かう
次式により求める。
till形状係数 ボイドの平均径を求めるときと同様に、フィルム断面で
の非相溶ポリマーの形状をイメージアナライザーにかけ
100個の平均の長径/短径の比率で表わす。
(12)分子配向度 赤外線偏光ATR法で行なう、装置にはBruker製
FT−IR(IFS−113Vl ニ偏光ATR測定用
付属装置(Bio−Rad Digilab製)を取り
付けたものを使用する。このATR装置に対称形のエツ
ジを持つ厚さ3−一、−辺25mmの正方形のInte
rnal ReflectionElementを取り
付け、延伸方向に対し平行と垂直の二方向の吸収測定を
行なう。
光の入射方向をフィルム流れ方向にとり、入射面に垂直
な偏光を用いてコート面、非コート面のスペクトルを測
定し、各々S lIc5 S &IPとする。
また、光の入射方向をフィルム幅方向にとり、入射面に
垂直な偏光を用いてコート面、非コート面のスペクトル
を測定し各々Stc、Sypとする。
ただし、非コート面が存在しない場合は、コート面を各
種溶剤、水等で拭き取った後基材面を測定する。
コート層と非コート層の差スペクトルを次の手順で求め
る。差スペクトルを計算する際の内部基準バンドとして
、解析に必要なコート層の吸収帯に近い波数領域に観測
されるベースフィルムの吸内部基準吸収帯の吸光度がO
になるような係数を定めて、コート面のスペクトルがら
未コート面のスペクトルを引いた差スペクトルを各偏光
成分について求め、S、(S−c 5−P)、S++ 
 (Stc−3TP)とする、 このようにして求めた
差スペクトル上予め定めた二つの波数における点を結び
ベースラインとし、ベースラインから吸収帯のピークま
での高さをコート層吸収帯の吸光度A工(S上に対し’
 、All  (Soに対し)とする。
このようにして得られたコート層の吸光度(Aム)と、
(All)から配向度(P)を計算する。
1131 E S CA法による親水基含有ポリエステ
ルの同定 ESCA法(X線光電子分光法)による測定は以下の条
件で行なう。
装fl(株)高滓製作新製ESCA750励起X II
 + M g 、K a l、21i1 (1253,
6eVlエネルギー補正:C,メインピークの結合エネ
ルギー値を284.6eVに合わせる 光電子脱出角度(θ)=90度 上記の方法で架橋改質層表層表面より100人以内の深
さにおける同定を行ない、親水基に帰属されるS 、、
/ C、、ピーク面積より原子数比を求め、その値がo
、oot以下の場合を検出限界以下とする。
また、検出元素の化学状態より0.8よび0゜ピーク成
分の割合い及びピーク形、特にポリエステルに起因する
ベンゼン環の存在に基づくπ−π°サテライトの有無に
よりポリエステルの存在の有無を同定する。これにより
S 、、/ C、、原子数比及びポリエステルが検出さ
れない場合を「○」、両方あるいはいずれがが検出され
た場合を「x」とする。
(14)基材との密着性 架橋改質層の基材フィルムへの密着性は、改質層上にク
ロスカット(100ケ/c1)を入れ該クロスカット面
に45°にセロテープ(CT−24にチバン(株))を
貼り、ハンドローラーを用いて約5kgの荷重をかけ、
10回往復して圧着させ、セロテープを手で90°方向
に引き剥して改質層の剥離あるいは襞間の程度を以下の
基準で判定する。
0:優良(剥離あるいは襞間した面積が1%未満) ○:良好(剥離あるいは襞間した面積が1%以上5%未
満) Δ:やや劣る(剥離あるいは襞間した面積が5%以上2
0%未満) ×:劣る(剥離あるいは襞間した面積が20%以上) (15)耐溶剤性 架橋改質層表面に有機溶剤として酢酸エチル、トルエン
、メチルエチルケトン、アセトン、インプロパツールの
各々について該溶剤に25℃で24時間浸漬後、該溶剤
を適度に含浸させた綿棒で5回(往復回数)tl!り表
面状態の変化を白銀及び拡大鏡/又は微分干渉顕微鏡で
観察し、その変化を未処理品と相対比較し1次のごとく
判定する。
0:全く変化なし。
○:わずかに溶解している。
Δ:かなり溶解状態にあるが改質層はある。
×:はぼ完全に溶解除去されている。
(16)易接着性 積層フィルムの架橋改質層上に下記の塗材を用いた塗布
層を形成させた後、塗膜上にクロスカット(100ケ/
c1)を入れ、以下前記(14)と同一の方法で評価し
判定する。
■グラビア印刷インキ 市販のセロハン印刷用グラビアインキ:セロカラーST
(東洋インキ製造(株)製)をトルエン/酢酸エチル/
メチルエチルケトン(2:1:1.1の混合溶媒で希釈
し、a度lO重量%とした後。
バーコードし100℃で1.5分乾燥させ、1.5μ蹴
厚みの塗布層を形成させる。
■ジアゾバインダー用セルロース 市販のジアゾバインダー用セルロースとしてCAB38
1−05 (ナガセ産業(株)製)を酢酸エチルに溶解
し、濃度10重量%とした後、バーコードしioo℃で
1.5分乾燥させ、1.5μ■厚みの塗布層を形成させ
る。
■紫外線硬化型インキ クボイインキ(株)のUVエース(墨)及び東華色素(
株)のフラッシュドライ161 (墨)を2μ■塗布後
、高さ1OclI、80W/cmの紫外線ランプl灯の
下で3秒硬化させる。
(17)耐水性、耐温水性 積層フィルムを20℃の水及び70℃の温水中に24時
間浸漬し取出後、前記(15)と同様の方法で評価する
。なお、架橋改質層に異常(白濁、亀裂等)が目視で観
察されたものはすべて(×)とする。
(18)耐アルカリ性 前記(151でジアゾバインダー用セルロース層を形成
させたフィルム(■)を濃度30重量%のアンモニア水
に室温で20時間浸漬処理後、CAB層にセロテープを
貼り前記(14)と同一の方法で評価し判定する。
[実施例J 以下5本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明の
実施例はこれらに限られるものではない。
里10艷1 (1)親水基含有ポリエステル樹脂の製造テレフタル酸
ジメチル100重量部、イソフタル酸ジメチル75重量
部、5−ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチル10重
量部、−エチレングリコール95重量部、ネオペンチル
グリコール85重量部、酢酸マンガン4水塩0.106
重量部、酢酸カルシウム2水塩0.07重量部を混合し
、窒素気流下、140〜220℃でメタノールを留出せ
しめエステル交換反応を行なった後、リン酸トリメチル
0.09重量部、二酸化アンチモン0.06重量部を加
え240℃から280℃まで1時間30分かけて昇温す
ると共に圧力を常圧から徐々に0.5m*Hgまで下げ
、過剰のジオール成分を系外に除去し、更に40分間こ
の状態を保ち重縮合反応を行ないガラス点移転温度62
℃、固有粘度[η]=0.60の親水基含有ポリエステ
ル共重合体を得た0次にこの共重合体250重量部とブ
チルセロソルブ110重量部の混合体を150℃で4時
間撹拌し均一溶解液を得た。得られた溶解液に高速撹拌
下で水480重量部を徐々に滴下し、均一で乳白色不透
明な固形分濃度25重量%の分散体を得た。
(2)グラフト重合体(Blの製造 前記ill で得られた分散体70重量部に水100重
量部を加え、さらに水30重量部、過酸化ベンゾイル1
.5重量部、メタクリル酸メチル12重量部、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテルリン酸エステル2.5重量
部から成る重合開始剤を含む分散体を加え、混合体を窒
素ガス流通下で1時間撹拌した後、75℃まで加温した
0次にグラフト化させるアクリル系化合物としてメタク
リル酸メチル40重量部、アクリル酸エチル30重量部
、グリシジルメタクリレート15重量部の混合体を撹拌
下の85℃に保った前記調合液中に60分かけて滴下し
、窒素流通下85℃で120分間撹拌を続は固形分濃度
27重量%の水分散クラフト共重合体を得た。なお、グ
ラフト共重合体のグラフト化率は44%であった。
(3)積層ポリエステルフィルムの製造ポリエチレンテ
レフタレート(極限粘度[η] =0.65)を88重
量%、ポリ−4−メチルペンテン−1(三井石油化学(
株) TPX−0820)を10重量%、分子量400
0のポリエチレングリコールを2重量%を混合した原料
を押出機Aに供給し、常法により285℃で溶融してT
ダイ3層複合口金の中央層に導入した。
一方、上記ポリエチレンテレフタレート90重量%に、
炭酸カルシウム(平均粒径0.8μm)を10重量%、
蛍光増白剤0B−1を0.01重量%添加した原料を押
出機Bに供給し、常法により285℃で溶融してTダイ
3層複合口金の画表層にラミネートして該溶融体シート
を表面温度25℃に保たれた冷却ドラム上に静電加法で
密着冷却固化させた。かくして得られた未延伸フィルム
を常法に従い長手方向に98℃に加熱されたロール群を
用いて3.5倍延伸し25℃に冷却して一軸延伸フイル
ムを得た。このフィルムの片面に炭酸ガス雰囲気中でコ
ロナ放電処理を施し、前記(2)で製造したグラフト重
合体の水分散液と架橋結合剤としてメラミン系架橋剤二
カラツクMW12LFTT株)三相ケミカル製)を固形
分重量比でグラフト重合体100重量部に対して架橋剤
5重量部を混合し。
さらに水で希釈して固形分濃度5.0重量%とした塗剤
を放電処理面に二輪延伸後の塗膜厚みが0.08USに
なるようにロッドコーターを用いて塗布した。塗剤中に
は滑剤として平均粒径0.100mのコロイダルシリカ
を樹脂固形分100重量部に対し0.5重量部添加した
塗布後の一軸延伸フイルムをテンター内に導き、入口温
度゛150℃から延伸工程に至るまでの区間を段階的に
除湿しつつ塗膜を乾燥させ延伸開始点では90℃とし、
長手方向と垂直方向に3.5倍横延伸した。さらに22
5℃で熱固定を行ない、厚さ75μmの積層フィルムを
得た。
得られたフィルムの物性を表に示す、このように得られ
たフィルムは、熱寸法性に優れ、クツション性、白色性
の高い低比重のポリエステルフィルムであることが分か
る。また、架橋改質層は分子配向されており、接着性、
耐溶剤性等にも優れたものである。
え竪園上ニュ 実施例1で用いた非相溶ポリマーのポリ−4−メチルベ
ンテン−iの代わりにポリプロピレン(三井東圧社製ノ
ーブレンJ4H)に代える以外は全〈実施例1と同様に
した場合を比較例1、比較例1での熱処理を行なわない
場合を比較例2とした。
得られたフィルムの特性を表に示す、このようにポリプ
ロピレンを用いた場合は1寸法安定性に優れた低比重化
フィルムは得られないことが分かる。
例2〜3   3〜4 実施例1で用いた低比重化剤ポリエチレングリコール(
PEG)の添加量を変更し、その他は実*fIAiと全
く同様にしてフィルムを得た。
得られたフィルムの特性を表に示す、低比重化剤ポリエ
チレングリコールの添加により低比重で熱寸法安定性に
優れたフィルムが得られることが分かる。
走栓盟亙 塗剤成分としてグラフト共重合体(B)に代えて実施例
1の親水基含有ポリエステル樹脂を用いた以外は実施例
1と同様にして積層フィルムを作製した。得られたフィ
ルムの特性を表に示す、この積層フィルムの架橋改質層
はアクリル系化合物がグラフトされていないため耐溶剤
性、耐水性。
耐温水性、耐アルカリ性の劣るちのであった。
匿紋旦1 架橋剤を用いない以外は実施例1と同様にして積層フィ
ルムを得た。得られたフィルムの特性を表に示す、架橋
剤を用いていないため、この積層塗膜は耐溶剤性が著し
く劣り、耐水性、耐温水性、耐アルカリ性共に不充分な
ものであった。
I紋園エニ1 実施例1の塗剤を用い、横延伸時の乾燥条件と延伸条件
及び熱処理時の弛緩条件を代えて分子配向度の異なる積
層フィルムを作製した。得られたフィルムの特性を表に
示す通りで、これらの積層フィルムの架橋改質層は優れ
たものであることが分かる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フィルム支持体( I )の少なくとも片面に、親
    水基含有ポリエステル樹脂に少なくとも1種類以上のア
    クリル系化合物(A)がグラフト化された共重合体(B
    )及び架橋結合剤を主成分とする架橋改質層を設けた積
    層フィルムであって、フィルム支持体( I )が150
    ℃の熱収縮率が2%未満であり、かつ比重が0.95以
    下のポリエステルフィルムであることを特徴とする積層
    フィルム。
  2. (2)ポリエステルフィルム中に非相溶ポリマーが分散
    混合され、かつ該非相溶ポリマーのフィルム中での形状
    係数が1〜4であることを特徴とする請求項1記載の積
    層フィルム。
  3. (3)非相溶ポリマーがメチルブテンポリマー、メチル
    ペンテンポリマー、スチレン系ポリマー、フッ素系ポリ
    マー、セルロースアセテート、セルロースプロピオネー
    トポリマーから選ばれた融点200℃以上のポリマーで
    あることを特徴とする請求項2記載の積層フィルム。
  4. (4)ポリエステルフィルムの色差計によって求めた色
    調b値が−3以下であることを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれか1項に記載の積層フィルム。
  5. (5)ポリエステルフィルムがポリエステルに低比重化
    剤を含有させて得られることを特徴とする請求項1ない
    し4のいずれか1項に記載の積層フィルム。
  6. (6)低比重化剤がポリアルキレングリコール、エチレ
    ンオキサイド/プロピレンオキサイド共重合体、アルキ
    ルベンゼンスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩及びそ
    れらの変性体から選ばれたものであることを特徴とする
    請求項5記載の積層フィルム。
  7. (7)架橋改質層が分子配向していることを特徴とする
    請求項1ないし6のいずれか1項に記載の積層フィルム
  8. (8)架橋改質層の表面から100Å以内においてES
    CA法による親水基含有ポリエステル樹脂の存在が検出
    限界以下であることを特徴とする請求項1ないし7のい
    ずれか1項に記載の積層フィルム。
  9. (9)架橋改質層の分子配向度が0.02〜0.40で
    あることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項
    に記載の積層フィルム。
JP1322163A 1989-12-11 1989-12-11 積層フィルム Expired - Fee Related JP2586664B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1322163A JP2586664B2 (ja) 1989-12-11 1989-12-11 積層フィルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1322163A JP2586664B2 (ja) 1989-12-11 1989-12-11 積層フィルム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03182349A true JPH03182349A (ja) 1991-08-08
JP2586664B2 JP2586664B2 (ja) 1997-03-05

Family

ID=18140641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1322163A Expired - Fee Related JP2586664B2 (ja) 1989-12-11 1989-12-11 積層フィルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2586664B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0795399A1 (en) * 1996-03-12 1997-09-17 Mitsubishi Polyester Film Corporation Laminated polyester film
WO2002085622A1 (fr) * 2001-04-19 2002-10-31 Toray Industries, Inc. Film polyester stratifie blanc et feuille de reception pour enregistrement par transfert thermique par it
JP2006181996A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Toyobo Co Ltd 光学用二軸配向積層ポリエステルフィルム
JP2022070978A (ja) * 2018-02-28 2022-05-13 三菱ケミカル株式会社 積層白色ポリエステルフィルムおよび被記録材

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62297147A (ja) * 1986-06-18 1987-12-24 帝人株式会社 易接着性ポリエステルフイルムおよびその製造方法
JPH01125227A (ja) * 1987-11-11 1989-05-17 Toray Ind Inc 積層ポリエステルフィルム及びその製造方法
JPH01165633A (ja) * 1987-12-22 1989-06-29 Diafoil Co Ltd 塗布層を有するポリエステルフィルムの製造法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62297147A (ja) * 1986-06-18 1987-12-24 帝人株式会社 易接着性ポリエステルフイルムおよびその製造方法
JPH01125227A (ja) * 1987-11-11 1989-05-17 Toray Ind Inc 積層ポリエステルフィルム及びその製造方法
JPH01165633A (ja) * 1987-12-22 1989-06-29 Diafoil Co Ltd 塗布層を有するポリエステルフィルムの製造法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0795399A1 (en) * 1996-03-12 1997-09-17 Mitsubishi Polyester Film Corporation Laminated polyester film
EP1110716A3 (en) * 1996-03-12 2001-08-22 Mitsubishi Polyester Film Corporation Laminated polyester film
WO2002085622A1 (fr) * 2001-04-19 2002-10-31 Toray Industries, Inc. Film polyester stratifie blanc et feuille de reception pour enregistrement par transfert thermique par it
US6869667B2 (en) 2001-04-19 2005-03-22 Toray Industries, Inc. White laminate polyester film and receiving sheet for thermal transfer recording using it
JP2006181996A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Toyobo Co Ltd 光学用二軸配向積層ポリエステルフィルム
JP4556119B2 (ja) * 2004-12-28 2010-10-06 東洋紡績株式会社 光学用二軸配向積層ポリエステルフィルム
JP2022070978A (ja) * 2018-02-28 2022-05-13 三菱ケミカル株式会社 積層白色ポリエステルフィルムおよび被記録材

Also Published As

Publication number Publication date
JP2586664B2 (ja) 1997-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6485818B2 (en) Polyester film for imaging media
JPWO2004085524A1 (ja) 帯電防止性積層ポリエステルフィルム
JPH11286092A (ja) 積層ポリエステルフィルムおよびその製造方法
JPS59215318A (ja) 共ポリエステル下塗りのポリエステルフイルム
US5763096A (en) Film having a good adhesive property and process for producing the same
JP2002105230A (ja) ポリエステルフィルム
EP1262512A1 (en) Coated film
JP3395493B2 (ja) 積層ポリエステルフィルムおよび積層ポリエステルフィルムの製造法
JP2002079635A (ja) 積層ポリエステルフィルムおよびその製造方法
JP3687218B2 (ja) 積層ポリエステルフィルム
JPH03182349A (ja) 積層フィルム
JP3433592B2 (ja) 積層ポリエステルフィルム
JP3606691B2 (ja) 積層ポリエステルフイルム及びインクジェット記録シート
JPH10316783A (ja) フィルム
JP3712298B2 (ja) 積層フイルム及びインクジェット記録シート
JPH08311221A (ja) 易接着フィルムおよびその製造方法
JP3829295B2 (ja) 積層ポリエステルフィルム
JP2000289168A (ja) ポリエステルフィルム
JP2001341241A (ja) 積層フィルムおよびその製造方法
JP3169047B2 (ja) フィルム
JPH02171243A (ja) 積層ポリエステルフィルム
JPH09141798A (ja) 積層フイルム
JPH01125227A (ja) 積層ポリエステルフィルム及びその製造方法
JP2003058068A (ja) 表示装置部材用透明樹脂フィルム
JP3932463B2 (ja) 積層ポリエステルフィルム

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071205

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091205

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees