JPH03179151A - エンジンの空燃比制御装置 - Google Patents

エンジンの空燃比制御装置

Info

Publication number
JPH03179151A
JPH03179151A JP1317811A JP31781189A JPH03179151A JP H03179151 A JPH03179151 A JP H03179151A JP 1317811 A JP1317811 A JP 1317811A JP 31781189 A JP31781189 A JP 31781189A JP H03179151 A JPH03179151 A JP H03179151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
fuel ratio
value
sensor
determination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1317811A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2832049B2 (ja
Inventor
Tetsushi Hosogai
徹志 細貝
Tetsuo Takahane
高羽 徹郎
Toshihiro Ishihara
石原 敏広
Hideki Kobayashi
英樹 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP1317811A priority Critical patent/JP2832049B2/ja
Priority to DE4039124A priority patent/DE4039124A1/de
Priority to US07/623,529 priority patent/US5080072A/en
Publication of JPH03179151A publication Critical patent/JPH03179151A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2832049B2 publication Critical patent/JP2832049B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
    • F02D41/1438Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor
    • F02D41/1493Details
    • F02D41/1495Detection of abnormalities in the air/fuel ratio feedback system
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
    • F02D41/1438Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor
    • F02D41/1477Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the regulation circuit or part of it,(e.g. comparator, PI regulator, output)
    • F02D41/148Using a plurality of comparators

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンに供給する混合気の空燃比を空燃比
センサで検出し、当該検出空燃比を目標値に収束させる
ようにフィードバック制御するエンジンの空燃比制御装
置に係わり、特に、空燃比センサの不活性状態を検出し
てこの不活性状態時には空燃比のフィードバック補正制
御を禁止するようにしたエンジンの空燃比制御装置の改
良に関する。
(従来の技術〉 最近の電子制御式エンジンでは次のような空燃比制御技
術が実用化されている。
すなわち、第4図に示すようにエンジン2の吸気系4に
設けられたインジェクタ6から噴射供給される燃料量は
マイクロコンピュータでなるコントローラ8によって制
御される。良く知られているようにコントローラ8はエ
アーフローメーター10で検知した吸入空気量と回転セ
ンサ12で検知したエンジン回転数とに基づいて燃料供
給量の基本値を演算するとともに、暖機増j1?IIi
正、始動後増量補正、加速増量補正、高負荷増量補正、
吸気温補正、それに本発明の対象である空燃比の)イー
ドバック補正などの各種の補正をエンジン2の運転状態
に応じて適宜実行し、最終的な燃料供給量を決定する。
空燃比のフィードバック補正はエンジン回転数および負
荷が所定の範囲(フィードバックゾーン)内にある等、
その実行条件が成立している場合に、排気系14に設け
られた02センサ16aなどの空燃比センサ16の出力
に基づいて行われる。
02センサ16aはその特性により、空燃比が理論空燃
比より濃いと高い起電力を出力し、薄いと低い起電力を
出力する。また、その起電力は理論空燃比の近傍で大き
く変化する。コントローラ8は02センサ16aの出力
Vaと理論空燃比に対応するある一定の基$電圧値αと
を比較し、基準電圧値αよりも高い場合は濃いと判断し
て燃料を減少させ、逆に基準電圧値αよりも低い場合は
薄いと判断して燃料を増量させ、空燃比を理論空燃比付
近に保つように制御する。
また、エンジン2.エアーフローメーター10゜インジ
ェクタ6等の各製品の特性のバラツキおよび経年変化に
よって生じる基本空燃比のバラツキを補正するために、
コントローラ8に前記フィードバック補正に付帯して次
のような学習制御を行わせるようにしたものもある。
前記フィードバック制御を大行している場合に、前記フ
ィードバック補正量の一定時間ごとの平均値をサンプリ
ングしてその値をメモリに逐次更新しながら記憶する。
このメモリに記憶した値をフィードバック補正学習値と
呼ぶ。コントローラ吊はこの学習値もパラメータにして
燃料供給量の1寅算を行う。これは一種のフィードフォ
ワード制御であり、これによって空燃比の制御精度が向
上する。前記フィードバック制御が実行されていないと
きでもメモリに保持された学習値に基づいて前記学習制
御を実行することで、空燃比を理論空燃比に近付けるこ
とができる またさら1こ、コントローラ8は前J己フィードバック
捕正に関連して次のような異常判定の処PPも行う。す
なわち、空燃比の制御が正しく行われている場合、02
センサ16aの出力は上記u m 電圧値αの近傍を中
心にして上下に振幅する波形を描く。これに対し、02
センサ16aの出力が高レベル側あるいは低レベル側に
膠着して長時間変化しないのは、02センサ16aの温
度が低く活性状態に至っていない場合か、またはそれ自
体に故障が生じた場合、もしくは空燃比制御系に何等か
の故障が生じた場合と考えられる。したがって、02セ
ンサ16aの出力値Vaが所定時間(例えば10秒)以
上経過しても上記基準電圧値αを越えて上下に反転しな
い場合、コントローラ8は02センサ16aが正常に作
動しておらずフィードバック補正制御系に異常事態が発
生しているものとみなして空燃比のフィードバック補正
を停止する。
また、02センサ16aの活性状態を判定するための電
圧値を上記基準電圧値αと相違させてエンジンに適合し
た値に設定することにより、02センサ16aの活性お
よび不活性態を適確に判定し、速やかにフィードバック
補正の起動および停止を行い得るようにした技術が特公
昭58−24610号公報等で公知になっている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、02センサ16aの出力電圧値Vaによ
って当該02センサ16aの不活性状態等の空燃比のフ
ィードバック補正制御系の異常事態を検出しようとする
場合に、上記従来のように02センサ16aの活性およ
び不活性状態のt、11定基準をある一定点の基171
i圧値に設定し、その杜し$電圧値を越えて02センサ
出力値Vaが所定時間経過しても反転しないことをもっ
てその異常・1(態の判定を下すようにすると、その基
準電圧値をどこに設定するか、さらに上記所定時間をど
の提度に設定するかが、空燃比のフィードバック?f+
 iF。
制御を長明に亘って安定的に且つ信頼性高く維持する上
で難しい。
すなわち、上記基準電圧値を低く設定すると、02セン
サ16aが実際には不活性状態であるにもかかわらず、
微小な出力レベルのノイズが上記基準電圧値を越えてし
まうことがあり、こうした際に誤判定を招き、これが異
常事態の判定を遅らせる要因となる。また、逆に基準電
圧値を高く設定すると活性状態への移行の判定時期が遅
れ、迅速にフィードバック補正制御を起動し得なくなる
という不具合が生じる。
一方、上記所定時間を短く設定すると、学習制御を行わ
せている場合に不具合を生じることがある。つまり、バ
ッテリーが外される等してその学習?I0正値がクリア
された場合には、その学習補正値が新たに妥当な値まで
リセットされるまでの間、02センサ16aからの出力
値Vaはその上限値VaaaXあるいは下限値V a 
minにへばりつくことがある。したがって、こうしt
二際1こフィードバック補正が停止されてしまい、この
ため学習補正値の更新も不可能になって以後のフィード
バック補正制御および学習制御が起動し得なくなる事態
に陥る虞がある。また、逆に上記所定時間を長く設定す
ると、02センサ16aの不活性および故障などの空燃
比制御系の異常事態の判定が遅れてしまう。
本発明はこの様な事情に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、空燃比センサの活性および不活性状態、もし
くは空燃比制御系の異常事態をより適確に判定でき、も
って空燃比制御を可及的に高精度に行い得るエンジンの
空燃比制御装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するために、エンジンに供給
される混合気の空燃比を検出する空燃比センサと、該空
燃比センサの出力値に応じて検出空燃比を目標値にフィ
ードバック補正するフィードバック制御手段と、前記空
燃比センサ出力値の最大値と最小値との偏差が基準値以
下の場合に空燃比センサの不活性判定をする不活性状態
検出手段と、該不活性状態検出手段が不活性判定をした
ときに空燃比のフィードバック補正を禁止するフィード
バック補正禁止手段と、を備えてエンジンの空燃比制御
装置を構成する。
(作 用〉 空燃比センサはその経時劣化に伴い最大出力値が低くな
るとともに最小出力値が高くなって、その出力の振れ幅
が次第に狭くなる。不活性判定手段はその空燃比センサ
出力の最大値と最小値との偏差を逐次演算し、その偏差
が基準値以下になると不活性判定をし、この不活性判定
が下されるとフィードバック補正禁止手段が空燃比のフ
ィードバンク補正を停止する。したがって、空燃比セン
サが不活性状態にあるときに比較的小さな出力レベルの
ノイズが発生しても、これを排除して誤判定が生ずるこ
とを可及的に防止し得、空燃比センサの活性および不活
性の判定をより適確に下して、フィードバック補正の起
動停止を迅速に行えるようになる。また、学習制御を採
用したものにあっては、その学習補正値がクリアされた
場合に空燃比センサ出力がその最大出力値もしくは最小
出力値にへばりついても、これに起因してフィードバッ
ク補正が停止されることがなく、もってフィードバック
補正と学習補正とが起動できなくなる事態に陥ることを
可及的に防止し得るようになる。
(実 施 例) 以下に、本発明の好適な一実施例を添付図面に基づき詳
述する。
本発明に係わる空燃比制御装置の基本構成は前述した第
4図の従来例と共通するものであるためその詳細な説明
は省略する。
本実施例と従来技術とが相違する点は以下の通りである
従来技術では、空燃比センサたる02センサ16aの活
性および不活性の判定を当該02センサ16aの出力値
Vaから検知するにあたって、その判定基準値αを理論
空燃比に対応する02センサ16aの出力値の近傍に設
定し、02センサ16aの出力値Vaがその判定基準値
を越えて所定時間内に反転するか否かで判断していた。
これに対し本実施例では、02センサ16aの活性およ
び不活性の判定を第1図〜第2図のフローチャートに示
すように、その02センサ出力Vaの最大値Va!Oa
Xと最小値Vamlnとの偏差によって行うように構成
している。
すなわち、第1図のフローチャートに示すように、起動
されるとまずステップS10で初明設定が行われ、ここ
で02センサ16aの活性および不活性を判定するため
の判定用最大出力値v +maxと最小出力値V si
nとが便宜的に初期設定されるとともに、その活性およ
び不活性の判断を実質的に下すための判定用偏差基準値
β、さらに空燃比のリッチ−リーン状態を判定するため
の判定基準値α等が設定される。
次にステップS20で02センサ出力値Vaが読み込ま
れた後、ステップS30でその検出空燃比のりッチーリ
ーン状態の判定を、上記出力値Vaが判定基準値α以上
であるか否かで判断する。
そして、このステップS30での判定がYESでリッチ
であれば、ステップ840〜ステツプS80に移行して
リッチ時における38類のフィードバック補正を選択す
るための各種判定用フラグA〜C立てる。一方、上記ス
テップS30での判定がNoでリーンであれば、ステッ
プS90〜ステツプ8130に移行してリーン時におけ
る38i類のフィードバック補正を選択するための各種
判定用フラグA−Cを立てるかまたは下ろす。
具体的には、リッチ側のフローではまずステ・ツブS4
0でさらに前回リッチであったかどうかをフラグAが立
っているか否かで判断し、これ力(NOで前回がリーン
であったならばステ・ノブS80にジャンプし、ここで
次回のために前回かり・ノチであったということを示す
ための判定用フラグAを立てた後(A−1)、後述する
判定用最大値VlaXおよび最小値V l1inの更新
用ルーチン(ステップ8140〜ステツプ5170)に
移行する。
また、上記ステップS40での判定がYESで前回もリ
ッチであったならば、次のステ・ツブS50に進み、こ
こでさらに前々回のり・ソチーリーン状態をフラグBが
下りている(B−0)か苦力1で判断する。そして、こ
のステ・ノブS50での判定がYESで前々回がリーン
であったならば、リーン状態からリッチ状態に反転して
2度続けてす・ノチ状態になっているので、この反転は
ノイズ成分ではなくリッチ−リーン状態が確かに反転し
たものとみなして次のステップS60に進み、ここで後
述する空燃比のフィード!<・ツク補正係数Crbの演
算ルーチン(ステップ8180〜ステツプ5310)に
おいて比例制御(P制御〉を選択させるべく、その比例
および積分制御の選択をするための指標となるフラグC
を立てた後(C−1)、次のステップS70に進む。そ
して、このステップ870では次回のために前々回がリ
ッチであったということを示すフラグBを立て(B−1
)、爾後上述した次のステップS80に進む。
一方、上記ステップS50での判定がNoで前々回もリ
ッチであれば、定常的にリッチ状態が続いているものと
みなして後述する空燃比のフィードバック補正係数Cr
bの演算ルーチン(ステップ5180〜ステツプ338
0)において積分制御(I制御)を選択させるべく、上
記ステップS60を通らずにその次ぎのステップS70
にジャンプする。なお、後述するがステップS60を通
らない場合、上記フラグCは下ろされている(C−0)
他方、リーン側のフローにおいても同様に、ステップS
90でさらに前回リーンであったかどうかをフラグAが
下りている(A−0)か否かで判断し、これがNoで前
回リッチであればステップ5130にジャンプして、こ
こで次回のために前回がリーンであることを示すべくそ
の判定用フラグAを下ろした後(A−0) 、後述する
判定用最大値V waxおよび最小値V l1inの更
新用ルーチン(ステップ8140〜ステツプ5170)
に移行する。
また、上記ステップS90の判定がYESで前回もリー
ンであれば次のステップ5100に進み、ここでさらに
前々回はリッチであったかどうかを判定用フラグBが立
っている(B−1)か否かで判断する。そして、この判
定がYESで前々回がリッチであったならば、リッチ状
態からリーン状態に反転して2度続けてリーン状態にな
っているので、この反転はノイズ成分ではなく、リッチ
からり−ン状態に確かに反転したものとみなして次のス
テップ5iloに進み、ここで後述する空燃比のフィー
ドバック補正係数Crbの演算ルーチン(ステップ81
80〜ステツプ3380)において比例制御(P制御)
を選択させるべく、その比例および積分制御の選択をす
るための指標となるフラグCを立て(C−1)た後、次
のステップ5120に進む。そして、このステップ51
20では次回のために前々回がリーンであったことを示
すべく、その判定用フラグBを下ろしくB−0)、爾後
上述した次のステップ5130に進む。
一方、上記ステップ5100での判定がNoで前々回も
リーンであれば、定常的にリーン状態が続いているもの
とみなして後述する空燃比のフィードバック補正係数C
fbの演算ルーチン(ステップ8180〜ステツプ33
80)において積分制御を選択させるべく、上記ステッ
プ5110を通らずにその次ぎのステップ5120にジ
ャンプする。なお、前述のリッチ側のフローと同様にス
テップ5110を通らない場合、上記フラグCは下ろさ
れている(C−0)。
判定用最大値v waxおよび最小値V l1inの更
新用ルーチン(ステップ8140〜ステツプ5170)
に移行してくると、まず前記ステップS30で読み込ん
だ02センサ出力値Vaが判定用最大値v waxより
も大きいか否かをステップ5140で判断する。そして
、この判定がYESで今回読み込んだ02センサ出力値
Vaのほうが予め設定されている判定用最大値V la
Xよりも大きければ次のステップ5150に進み、その
判定用最大値V waxを今回読み込んだ02センサ出
力値Vaに等しく更新した後、後述するフィードバック
補正係数Crbの演算ルーチン(ステップ5180〜ス
テツプ8380)に移行する。
また、上記ステップ5140での判定がNoで今回読み
込んだ02センサ出力値Vaの方が予め設定されている
判定用最大値v l1axよりも小さければステップ5
160に移行し、今回読み込んだ02センサ出力値Va
が予め設定されている判定用最小値V m1nよりも小
さいか否かが判断される。
そして、このステップ5160での判定がYESで今回
読み込んだ02センサ出力値Vaのほうが小さいと次の
ステップ5170に進み、ここで判定用最小出力値V■
Inを今回読み込んだ02センサ出力値Vaに等しく更
新した後、後述するフィードバック補正係数Cfbの演
算ルーチン(ステップ8180〜ステツプ5380)に
移行する。また、上記ステップ5160での判定がNo
で今回読み込んだ02センサ出力値Vaのほうが大きい
と後述するフィードバック補正係数Crbの演算ルーチ
ン(ステップ5180〜ステツプ8380)に移行する
そして、このフィードバック補正係数crbの演算ルー
チン(ステップ8180〜ステツプ5310)に移行し
てくると、第2図に示すように、まずステップ5180
でエンジンの運転状態が空燃比のフィードバック制御の
実行条件を満足しているか否かが判断され、この判定が
NOで実行条件が成立していなければステップ5200
に移行してフィードバック補正係数Crbを0に設定し
た後、後述する判定用最大値V IaXおよび最小値V
 mlnの漸減ないし漸増ルーチン(ステップ5320
〜ステツプ5370)のステップ5360にジャンプす
る。
一方、上記ステップ9180での判定がYESで空燃比
のフィードバック制御の実行条件が成立していれば次の
ステップ5190に進み、ここでさらに02センサ16
aが活性化していて正常作動しているか否かの判断を、
判定用最大値V IIaXと最小値V mlnとの偏差
Vmax−Vainが判定用偏差基準値β以上になって
いるか否かで判定する。
そして、この判定がNOで02センサ16aが正常作動
していなければ、上記ステップ5200に移行する。ま
た、上記判定がYESでo2センサが正常作動していれ
ば、ステップ5210に移行する。このステップ521
0では、比例制御(P制御)をすべきか積分制御(I制
御)をすべきかの判断を前述のフラグCが立っている(
C−1)か否かで判断する。
そして、上記ステップ5210での判定がNOでc−o
であると、積分制御側ルーチン(ステップ5220〜ス
テツプS 240)のステップ5220に進み、ここで
判定用フラグBが立っている(B−1)か否かで空燃比
がリッチであるか否かを判断する。そして、この判定が
YESでり・ソチであればステップ5230に進んで、
ここで前回のフィードバック補正係数Crbから所定の
積分値k11を減算してさらにリーン側に補正して今回
のフィードバック補正係数crbを演算した後、後述す
る判定用最大値V maxおよび最小値V ff1in
の漸減ないし漸増ルーチン(ステ・ツブSテ・ツブ53
20〜ステツプ5370)に移行する。また、上記ステ
ップ5220での判定がNoでリーンであればステップ
5240に進んで、ここで前回のフィードバック補正係
数Cfbに所定の積分値k12を加算してさらにリッチ
側に補正して今回のフィードバック補正係数Crbを演
算した後、後述する判定用最大値v maxおよび最小
値V ll1nの漸減ないし漸増ルーチン(ステップ8
320〜ステ・ツブ5370)に移行する。なお、この
積分制御側ル−チン(ステップ5220〜ステ・ツブ5
240)に入り込んでくるのは、空燃比が定常的にり・
ソチ状態もしくはリーン状態になっている場合か、ある
いはリッチ−リーン状態が反転した直後の一同目の場合
であり、この反転直後の1回目のフローではその反転が
ノイズによるものであるとみなされて、前回のりツチー
リーン状態における積分制御が継続されることになる。
一方、上記ステップ5210での判定がYESで、C−
1であると比例制御(P制御)側ルーチン(ステップ8
250〜ステツプS 310)のステップ5250に移
行し、ここで判定用フラグBが立っている(B−1)か
否かで空燃比がり・ソチであるか否かを判断する。そし
て、この判定がYESでリッチであればステップ526
0に進み、さらにエンジンがアイドル状態で運転されて
いるか否かが判断される。そして、このi11定がYE
Sでアイドル状態であればステップ5270に進み、こ
こで前回のフィードバック補正係数Cfbから所定の比
例値kP1を減算してリーン側に補正して今回のフィー
ドバック補正係数Cfbを演算した後、後述する判定用
最大値V a+axおよび最小値V minの漸減ない
し漸増ルーチン(ステップ8320〜ステツプ5370
)に移行する。また、上記ステップ5260での判定が
Noでアイドル状態でなければステップ5280に移行
し、ここで前回のフィードバック補正係数Crbから所
定の比例値kP2  (kP2 >kPl )を減算し
てリーン側に補正して今回のフィードバック補正係数C
rbを演算した後、後述する判定用最大値V IaXお
よび最小値V olnの漸減ないし漸増ルーチン(ステ
ップ8320〜ステツプ5370)に移行する。
また、上記ステップ5250での判定がNoでリーンで
あればステップ5290に進み、ここでさらにエンジン
がアイドル状態で運転されているか否かが判断される。
そして、この判定がYESでアイドル状態であればステ
ップ5300に進み、ここで前回のフィードバック補正
係数Crbに所定の比例値kP3を加算してリッチ側に
補正して今回のフィードバック補正係数Crbを演算し
た後、後述する判定用最大値V IIaxおよび最小値
V llInのff1dないし漸増ルーチン(ステップ
8320〜ステツプ5370)に移行する。また、上記
ステップ5290での判定がNoでアイドル状態でなけ
ればステップ5310に移行し、ここで前回のフィード
バック補正係数Cfbに所定の比例値kP4  (kP
4 >kP3 )を加算してリッチ側に補正して今回の
フィードバック補正係数Cfbを演算した後、後述する
判定用最大値Vfflaxおよび最小値V sinの漸
減ないし漸増ルーチン(ステップ3320〜ステツプ5
370)に移行する。
判定用最大値v l1axと最小値V l1linの漸
減ないし漸増ルーチン(ステップSテップ5320〜ス
テツプ5370)では、まずステップ5320でタイマ
ーがカウントダウン(T−T−1)される。
次にステップ5330でタイマーの値がOになったか否
かが判断される。そしてその判定がYESであればステ
ップ5340,5350に順次進み、ここで判定用最大
値V IIaXと判定用最小値V llInとがそれぞ
れ所定値にずつ増減されて更新される(Viax −V
wax −に、  Vmln −Viin +k)。
そして、次のステップ5360で上記タイマーに新値が
代入された後(T−T) 、ステップ5370でフラグ
Cが下ろされ、爾後燃料供給制御のメインルーチンに対
して演算したフィードバック補正係数Crbを出力した
後、第1図に示すようにステップS30に戻される。メ
インルーチンではここで演算された基本噴射量が、上述
のようにして演算された空燃比のフィードバック補正係
数Crbに基づいて補正された後、燃料の供給が実行さ
れる。
なお、上記タイマーには新値として例えば5が代入され
、判定用最大値V 11axと判定用最小値VIBin
はそれぞれ上述の制御が5回繰り返される毎に1度ずつ
それらの値が各々漸減もしくは漸増されることになる。
また、フィードバック補正係数Crbの演算ルーチンに
おいてそのフィードバック補正係数CrbをOにして空
燃比のフィードバック制御を停止させるステップ520
0に入り込んできた制御フローは、爾後ステップ536
0に移行されてくるようになっており、この場合には判
定用最大値v waxおよび最小値Vainは漸減また
は漸増されることはなく従前の値に保持されたままにな
るとともにタイマーの値には絶えず新値が代入されるこ
とになる。また、上述の制御フローは十分短いサイクル
で繰り返される。
上述のようにしてなる本実施例にあっては、第3図に示
すように、設定された判定用最大値VIIlaXと最小
値V mlnは、111間の経過とともにそれぞれ漸減
ないし漸増されて、それらの偏差V maxVainす
なわち幅は狭められていくが、リッチ−リーン状態の判
定用基準電圧値αをほぼ中心にして上下に振幅する02
センサ出力値Vaに応じて暫時更新されることにより、
その幅は適宜再度拡大されることになる。しかして、0
2センサ16aの経時劣化により02センサ出力値Va
自体の振れ幅が小さくなってくると、これに応じてその
判定用最大値V l1aXと最小値VIlinとの偏差
VffiaX−Vm1n(幅)は縮小してくる。また、
02センサ16aの温度が低くて不活性状態にあるとき
、あるいは断線などの故障が生じたとき、もしくは02
センサ出力値Vaがその最大値V a iaxまたは最
小値V a winにへばりついたときにも、上記判定
用最大値v l1axと最小値V winとの偏差Va
+aX−v瓜in  (幅)は縮小してくる。
したがって、判定用最大値V IIaXと最小値V+e
lとの偏差Vmax −Vmln  (幅)がある基準
値β以下にまで狭められることをもって、その02セン
サb 制御系の異常事態を検出し得る。
また、従来では02センサ16aの活性−不活性の判定
をある一定の基準電圧値に基づいて判断していたのに対
し、この実施例では判定用最大値V IIaxと最小値
V l1inとの偏差がある判定用偏差基準値β以下に
まで狭められることをもって判断するようにしているの
で、02センサ16aが不活性状態にあるときに比較的
小さな出力レベルのノイズが発生しても、これを排除し
て活性状態になったと誤判定を下す虞を可及的に防止し
得、02センサ16aの活性および不活性の判定をより
適確に下して、空燃比のフィードバック制御の起動停止
を精度良く迅速に行えるようになる。
またさらに、学習制御を採用したものにあっては、その
学習補正値がクリアされた場合に02センサ出力値Va
がその最大出力値V a maXもしくは最小出力値V
 a ll1nにへばりついても、その最大出力値V 
a ll1aXもしくは最小出力値V a minと不
活性状態時の02センサ出力値Vaとの偏差が十分に大
きければ、あるいはそのへばりついた最大出力値Va■
aXもしくは最小出力値V a m1nと初期設定時の
判定用最大値V IIaXもしくは最小値Vg+inと
の偏差が十分に大きければ、このへばりつきに起因して
フィードバック補正が停止されるまでの時間を十分に長
く確保し得、もってフィードバック補正と学習補正とが
起動できなくなる事態に陥ることを可及的に防止しでき
るようになる。
なお、この実施例では燃料噴射式の電子制御式エンジン
に本発明を適用した場合を例示したが、キャブレター式
の電子制御式エンジンにも適用し得ることはもち論であ
る。
(効 果〉 以上要するに本発明によれば、空燃比センサの活性−不
活性の判定を、当該空燃比センサ出力値の最大値と最小
値との偏差を逐次演算し、その偏差が基準値以下になる
ことをもって判断するようにしたので、次のような優れ
た効果を発揮する。
(1)空燃比センサが不活性状態にあるときに比較的小
さな出力レベルのノイズが発生しても、これを排除して
誤判定を生ずることを可及的に防止できる。
(2)空燃比センサの活性および不活性の判定を従来に
比してより適確に下すことができ、フィードバック補正
の起動停止を可及的に正確にかつ迅速に行えるようにな
る。
(3)実た、学習制御を採用したものにあっては、その
学習補正値がクリアされた場合に空燃比センサ出力がそ
の最大出力値もしくは最小出力値にへばりついても、こ
れに起因してフィードバック補正が停止されることがな
く、もってフィードバック補正と学習補正とが起動でき
なくなる事態に陥ることを可及的に防止しできる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第2図は本発明に係わるエンジンの空燃比制御
装置の一実施例における空燃比制御のフローチャートを
示す図、第3図は本発明による02センサの活性−不活
性の判断を説明する図、第4図は本発明と従来技術とに
共通するエンジンの空燃比制御装置の概略的な基本構成
を示す図である。 2・・・・・・エンジン 4・・・・・・吸気系 6・・・・・・インジェクタ 8・・・・・・コントローラ(フィードバック制御手段
。 不活性状態検出手段、フィードバック 補正禁止手段) 10・・・・・・エアーフローメーター12・・・・・
・回転センサ 14・・・・・・排気系 16・・・・・・空燃比センサ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  エンジンに供給される混合気の空燃比を検出する空燃
    比センサと、 該空燃比センサの出力値に応じて検出空燃比を目標値に
    フィードバック補正するフィードバック制御手段と、 前記空燃比センサ出力値の最大値と最小値との偏差が基
    準値以下の場合に空燃比センサの不活性判定をする不活
    性状態検出手段と、 該不活性状態検出手段が不活性判定をしたときに空燃比
    のフィードバック補正を禁止するフィードバック補正禁
    止手段と、 を備えたことを特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
JP1317811A 1989-12-08 1989-12-08 エンジンの空燃比制御装置 Expired - Fee Related JP2832049B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1317811A JP2832049B2 (ja) 1989-12-08 1989-12-08 エンジンの空燃比制御装置
DE4039124A DE4039124A1 (de) 1989-12-08 1990-12-07 Regelsystem fuer das luft/kraftstoff-verhaeltnis einer brennkraftmaschine
US07/623,529 US5080072A (en) 1989-12-08 1990-12-07 Air-fuel ratio control system for engine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1317811A JP2832049B2 (ja) 1989-12-08 1989-12-08 エンジンの空燃比制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03179151A true JPH03179151A (ja) 1991-08-05
JP2832049B2 JP2832049B2 (ja) 1998-12-02

Family

ID=18092308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1317811A Expired - Fee Related JP2832049B2 (ja) 1989-12-08 1989-12-08 エンジンの空燃比制御装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5080072A (ja)
JP (1) JP2832049B2 (ja)
DE (1) DE4039124A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4004083A1 (de) * 1990-02-10 1991-08-14 Bosch Gmbh Robert System zur steuerung und/oder regelung einer brennkraftmaschine
DE4004086A1 (de) * 1990-02-10 1991-08-14 Bosch Gmbh Robert System zur steuerung bzw. regelung einer brennkraftmaschine in einem kraftfahrzeug
US5335539A (en) * 1991-08-30 1994-08-09 Ford Motor Company Onboard detection of oxygen sensor switch rate for determining air/fuel ratio control system failure
US5243954A (en) * 1992-12-18 1993-09-14 Dresser Industries, Inc. Oxygen sensor deterioration detection
US5357791A (en) * 1993-03-15 1994-10-25 Ford Motor Company OBD-II exhaust gas oxygen sensor
DE10128969C1 (de) * 2001-06-15 2002-12-12 Audi Ag Verfahren zur Diagnose einer Führungssonde
KR101822562B1 (ko) * 2015-03-31 2018-01-29 도요타지도샤가부시키가이샤 내연 기관의 배기 정화 장치
DE102021203433A1 (de) * 2021-04-07 2022-10-13 Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung Verfahren zum Überprüfen eines Massen- und/oder Volumenstromsensors

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5724439A (en) * 1980-07-16 1982-02-09 Fuji Heavy Ind Ltd Air fuel ratio controller
JPS5824610A (ja) * 1981-07-31 1983-02-14 株式会社クボタ 組込管の相互固定具
JPS5827857A (ja) * 1981-08-12 1983-02-18 Mitsubishi Electric Corp 空燃比制御方法
JPS6131639A (ja) * 1984-07-20 1986-02-14 Fuji Heavy Ind Ltd 自動車用エンジンの空燃比制御方式
KR970010317B1 (ko) * 1989-06-16 1997-06-25 니뽄 도꾸슈 도교오 가부시끼가이샤 공연비 제어장치

Also Published As

Publication number Publication date
US5080072A (en) 1992-01-14
DE4039124A1 (de) 1991-06-13
JP2832049B2 (ja) 1998-12-02
DE4039124C2 (ja) 1993-02-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4292909B2 (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JP2003065040A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP3886928B2 (ja) 酸素濃度センサの劣化検出装置
JPH03179151A (ja) エンジンの空燃比制御装置
JP2630372B2 (ja) 内燃エンジンの排気成分濃度検出器の活性化判別方法
US6422226B2 (en) Monitoring apparatus for fuel feed system
JPS6123376B2 (ja)
JPH06614Y2 (ja) 燃料センサの異常診断装置
JPH0367049A (ja) 内燃エンジンの空燃比フィードバック制御方法
JP3182357B2 (ja) 内燃機関の希薄燃焼制御限界検出方法
JP2001355507A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP2005042676A (ja) 酸素濃度センサの故障検知装置
JP3676641B2 (ja) 酸素濃度センサの故障判定装置
JP4615558B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP3001923B2 (ja) エンジンの空燃比制御装置
JP2001215205A (ja) 酸素濃度センサの故障判定装置
JP2018162761A (ja) エンジンの制御装置
JPH08144744A (ja) 内燃機関の触媒劣化検出装置
JP3182356B2 (ja) 内燃機関の燃焼変動検出方法
JPS6217657B2 (ja)
JPH0617692A (ja) エンジン燃料系の故障判定装置
JP2536753B2 (ja) エンジンの空燃比制御装置
JP2741759B2 (ja) 家庭用テレビゲームおもちゃ及びこれに類似する商品
JP2005315110A (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JP2712593B2 (ja) 内燃エンジン制御装置の故障検知方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080925

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees