JPH0317586Y2 - - Google Patents

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JPH0317586Y2
JPH0317586Y2 JP1985146878U JP14687885U JPH0317586Y2 JP H0317586 Y2 JPH0317586 Y2 JP H0317586Y2 JP 1985146878 U JP1985146878 U JP 1985146878U JP 14687885 U JP14687885 U JP 14687885U JP H0317586 Y2 JPH0317586 Y2 JP H0317586Y2
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voltage
transistor
winding
protection circuit
resistor
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はリンギングチヨーク形DC−DCコンバ
ータにおける過負荷保護回路の特性改善に関す
る。
〈従来技術〉 第6図により従来技術の一例を説明する。
Tはトランスで、N1は主巻線、N2は帰還巻
線、N3は出力巻線である。主巻線の一端は入力
電圧Viに接続され、他端はスイツチングトラン
ジスタQ1のコレクタに接続され、Q1のエミツタ
は主巻線を流れるQ1のコレクタ電流Icの検出抵
抗R1を介して基準電位に接続され、Q1のベース
は入力電圧Viより抵抗R2を介してバイアス電流
が供給されている。
帰還巻線N2に誘起する信号は抵抗R3とコンデ
ンサC1の直列回路を介してQ1のベース・エミツ
タ間に正帰還され、R3,C1の時定数に基づく周
期で自励振発振が起こり、主巻線のコレクタ電流
IcがQ1によりスイツチングされる。
このスイツチングにより出力巻線N3に誘起す
る交流電流はダイオードD2及びコンデンサC2
より整流平滑されて出力電圧V0を与える。
Q2は過負荷保護回路を形成するスイツチング
トランジスタで、ベース・ミエツタ間に抵抗R4
を介して抵抗R1の両端に発生する電圧V1(=Ii・
R1)を入力し、この電圧がベース・ミエツタ間
電圧を越えた時にオンに制御される。
Q2のコレクタはダイオードD1を介してQ1のベ
ースに接続されており、Q2のオンによつてQ1
ベース電流が分流されてQ1はオフに制御され、
出力電圧V0は降下して過負荷に対する保護が実
現される。
〈考案が解決しようとする問題点〉 この様な構成における問題点は、入力電圧Vi
が増加した場合は、トランジスタQ1のベース電
流が増加するので、トランジスタQ2が過負荷を
検出してオンとなつてQ1のベース電流を分流し
てQ1をオフに制御するまでに時間の遅れが生ず
る。その間にトランスにはIcによつてエネルギー
が蓄えられてしまうので、過負荷保護動作に入る
までの時間が入力電圧に依存し、従つて過負荷保
護特性は入力電圧Viに依存する事となる。
第7図はこの様な依存特性を説明するもので、
入力電圧Viの変化によつて出力電流I0に対する出
力電圧V0の降下点が大幅に変動する。
本考案はこの様な入力電圧依存性を改善した
DC−DCコンバータの提供を目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 このような目的を達成する本考案は、入力電圧
が一端に印加される主巻線N1と、出力電圧を与
える出力巻線N3と、この主巻線及び出力巻線と
電磁気的に結合した帰還巻線N2と、この帰還巻
線に誘起された信号をベース端子に入力し、この
ベース端子の電圧に従い主巻線に流れる電流をオ
ンオフするトランジスタQ1と、このトランジス
タの自励振スイツチング周波数を定める当該主巻
線と当該トランジスタとの間に挿入された抵抗・
コンデンサ回路R5,C1と、このトランジスタ
のコレクタ・エミツタ間に流れる電流を検出する
電流検出抵抗R1と、この電流検出抵抗で発生す
る電圧を入力し、この電圧が所定電圧を越えたと
きは、前記トランジスタのベース端子をコモンラ
インと接続する過負荷保護回路Q2とを有する
DC−DCコンバータにおいて、次の構成としたも
のである。
即ち、前記帰還巻線に誘起されるパルス信号を
前記電流検出抵抗で発生する電圧と共通に前記過
負荷保護回路に入力する抵抗R5を設けた事を特
徴としている。
そして、記入力電圧が大きくなるに従つて前記
過負荷保護回路の動作を早くしている。
〈作用〉 本考案の各構成要素はつぎの作用をする。主巻
線、出力巻線、帰還巻線、トランジスタ及び抵
抗・コンデンサ回路は一般的なリンギングチヨー
ク型DC−DCコンバータの構成要件である。電流
検出抵抗と過負荷保護回路はDC−DCコンバータ
の過負荷を防止している。抵抗R5は帰還巻線に
誘起する信号より入力電圧に関連する情報を過負
荷保護回路に与える。これにより、入力電圧が大
きくなるに従つて前記過負荷保護回路の動作が早
くなるので、入力電圧の変動による過負荷保護回
路の動作電圧変動が小さくなる。
〈実施例〉 第1図は本考案の基本構成図を示す。第6図と
同一の要素には同一の符号を付してその説明を省
略する。ブロツクAは、第6図で説明した保護回
路で、V1を監視してQ1のベース電流を分流する
機能を有する。この保護回路Aは、更に帰還巻線
N2に誘起する信号を抵抗R5を介してV2として入
力し、内部で電流検出抵抗R1の電圧V1と共通
に入力している。これにより、抵抗R5は入力電
圧Viの変化に応じてトランジスタQ2のスイツ
チング特性を補償する。尚、この抵抗R5が保護
回路Aに与える信号はパルス信号になつている。
この結果、第2図に示す様に降下特性に対する
入力電圧の依存性は大幅に改善される。
第3図は具体的な回路構成の一例を示すもの
で、帰還巻線の一端とトランジスタQ2のベース
間に接続された抵抗R5を除いては第6図の構成
と同一構成である。
第4図は動作説明図であり、それぞれAはQ1
のコレクタ電圧Vc、BはQ1のコレクタ電流Ic、
Cは抵抗R1の両端電圧V1、DはQ2のベース電圧
V2、EはQ2がオンの場合のコレクタ電流Ic2の波
形を示す。
トランジスタQ2のベース・エミツタ間には、
帰還巻線N2に誘起する矩形波信号を抵抗R5と抵
抗R4で分圧した電圧がV1に加算されて印加され
る。帰還巻線に誘起する信号は、入力電圧に関連
してそのレベルが変化するので、Q2のベース・
エミツタ間に印加される電圧V2は入力電圧Viに
より変化し、入力電圧Viが大きくなるに従つて
Q2が早くオンとなる様に補償される。
第5図は本考案の他の実施例を示すもので、ト
ランジスタQ2の前段に演算増幅器OPを設け、ス
イツチング特性を向上させたものである。Vbは
スイツチングの基準電位を与えるバイアス電圧を
示す。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば帰還巻線
に誘起する電流を抵抗R5を用いて過負荷保護回
路にパルス信号のまま帰還しているので、過負荷
保護回路の入力電圧依存性を簡単な部品の追加で
補償することができる。そこで、低コストで保護
特性に秀れたDC−DCコンバータを容易に実現で
きると言う実用上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の基本構成図、第2図はその動
作説明図、第3図は本考案の一実施例を示す構成
図、第4図はその動作説明図、第5図は本考案の
他の実施例を示す構成図、第6図は従来技術の一
例を示す構成図、第7図はその動作説明図であ
る。 T……トランス、N1……主巻線、N2……帰還
巻線、N3……出力巻線、Q1……スイツチングト
ランジスタ、A……過電流保護回路、Vi……入
力電圧。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 入力電圧が一端に印加される主巻線N1と、 出力電圧を与える出力巻線N3と、 この主巻線及び出力巻線と電磁気的に結合した
    帰還巻線N2と、 この帰還巻線に誘起された信号をベース端子に
    入力し、このベース端子の電圧に従い主巻線に流
    れる電流をオンオフするトランジスタQ1と、 このトランジスタの自励振スイツチング周波数
    を定める当該主巻線と当該トランジスタとの間に
    挿入された抵抗・コンデンサ回路R5,C1と、 このトランジスタのコレクタ・エミツタ間に流
    れる電流を検出する電流検出抵抗R1と、 この電流検出抵抗で発生する電圧を入力し、こ
    の電圧が所定電圧を越えたときは、前記トランジ
    スタのベース端子をコモンラインと接続する過負
    荷保護回路Q2と、 を有するDC−DCコンバータにおいて、 前記帰還巻線に誘起されたパルス信号を前記電
    流検出抵抗で発生する電圧と共通に前記過負荷保
    護回路に入力する抵抗R5を設け、 前記入力電圧が大きくなるに従つて前記過負荷
    保護回路の動作を早くしたことを特徴とするDC
    −DCコンバータの過負荷保護回路。
JP1985146878U 1985-09-26 1985-09-26 Expired JPH0317586Y2 (ja)

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JPS6257590U JPS6257590U (ja) 1987-04-09
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5932223U (ja) * 1982-08-24 1984-02-28 三菱電機株式会社 蒸発式加湿装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5932223U (ja) * 1982-08-24 1984-02-28 三菱電機株式会社 蒸発式加湿装置

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JPS6257590U (ja) 1987-04-09

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