JPH03175745A - 多局間双方向通信無線モデム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は特定小電力無線局および構内無線局による無線
モデムとパーソナルコンピュータ（以下パソコンという
）等のオフィスオートメジョン（ＯＡ）機器の接続によ
り、無線ＬＡＮ（Ｌｏｃａｌ　Ａｒｅａ　Ｎｅｔｗｏｒ
ｋ）が可能となる多局間双方向通信無線モデムに関する
。

（従来の技術） 従来、特定小電力無線局および構内無線局を利用したデ
ータ伝送用無線モデムは、ハイ、ローのチャネル切替器
は無く、送信機、受信機が各１台のため、ハイチャネル
用送信機およびローチャネル用受信機、またはその逆に
送受信チャネルを何れか一方に固定している。従って、
親局からの送信をハイチャネル、受信をローチャネルと
すると、子局の受信はハイチャネル、送信はローチャネ
ルと、親局と子局のチャネルが逆になる。

従って、通信の運用形態は、第５図に示すようににＮ、
および第６図に示すようにＭＡＮが可能である。即ち、
Ａを親局、Ｂを子局、ｆＨをハイチャネル周波数、ｆＬ
をローチャネル周波数とした時、親局Ａと子局Ｂの間の
通信は可能であるが、親局Ａと親局Ａの通信、子局Ｂと
子局Ｂの通信が出来ないため、無線モデムとパソコン等
のＯＡ機器を接続した無線ＬＡＮを構築することができ
ない。

（発明が解決しようとする課題） 本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、パソコン
等のＯＡ機器と接続された点線モデムの多局間双方向通
信を可能とし得、且つ無線ＬＡＮシステムの構築を可能
とし得る多局間双方向通信無線モデムを提供することを
目的とする。

［発明の構成Ｊ （課題を解決するための手段） 本発明は上記課題を解決するために、ハイチャネル周波
数及びローチャネル周波数の帯域をもつ送信部及び受信
部と、この送信部及び受信部の発信を制御する発信制御
部と、この発振制御部及び前記送信部及び受信部に接続
され電子機器とインターフェースする信号処理部と、こ
の信号処理部及び前記発信制御部を介して切替え制御さ
れ前記送信部、受信部とハイパスフィルタ、ローパスフ
ィルタとの間に設けられた切替器と、前記ハイパスフィ
ルタ及びローパスフィルタに接続された送受信アンテナ
とを具備したことを特徴とするもので、割り当て周波数
のハイチャネルおよびロチャネルの何れのチャネルでも
、送信または受信することができ、複数の無線モデム間
で、任意の相手を呼出して通信できる。

（作用） 上記手段により本発明は、相手を呼出す場合にのみ親局
となり、ハイチャネル送信、ローチャネル受信となるよ
う切替器を作動させる。その他受信待ちの状態の無線モ
デムは全て子局としハイチャネル受信、ローチャネル送
信になるよう切替器を動作させ、呼出し相手と通信を行
う。通信を終了した親局は切替器を作動させチャネルを
子局にする。これにより電波の覆域内に設置された任意
の無線モデム（パソコン等のＯＡ機器を接続した）とＭ
　ＣＡ　（Ｍｕｌｔｉ　Ｃｈａｎｎｅｌ　Ａｃｃｅｓｓ
）による通信が可能となり、無線ＬＡＮを構築できる。

尚、親局と子局のチャネルを逆にしても可能である。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例を示す。第１図中、１は送受
信アンテナ、２は高域通過帯域フィルタ（ハイパスフィ
ルタ；ＢＰＦＩ）、３は低域通過帯域フィルタ（ローパ
スフィルタ、ＢｒＦ３）、４は切替器、５は送信部、６
は受信部、７は発振制御部、８は信号処理部、９はパソ
コン等のＯＡ機器（電子機器）、ｆＨはハイチャネル周
波数、ｆ７、はローチャネル周波数、矢印の実線は親局
の場合を示し、矢印の点線は子局の場合を示す。

送信部５および受信部６はｆＨおよびｆＬの帯域をもつ
。親局として相手を呼出し通信をする場合は、発振制御
部７、信号処理部８を介して送信部５よりｆ、帯の１波
を出力する。この時、切替器４は送信部５がｆＨ帯のハ
イパスフィルタ２に接続され、受信部６はｆＬ帯のロー
パスフィルタ３に接続される。ハイパスフィルタ２とロ
ーパスフィルタ３はアイソレーションを充分にとり、送
信と受信の干渉を抑圧することにより、子局と全二重の
通信が可能である。

ハイパスフィルタ２とローパスフィルタ３の特性図を第
２図に示す。

アンテナ１から輻射されたｆ　Ｉ４帯の電波は電波法の
通信手順に従って呼出し相手からの応答電波ｆＬ帯の１
波を受信部６で受信し信号処理部８で呼出し相手か否か
を照合した上、パソコン等のＯＡ機器つとインターフェ
ースすることにより、親局と子局間でデータ通信を行う
。データ通信完了後、信号処理部８、発振制御部７を介
して自動的に切替器４を切替え、子局の状態とし、親局
からの受信待ちの状態とする。

第３図に本発明の運用形態図の一例を示す。すなわち、
ｎ個のパソコン等のＯＡ機器とインターフェースした無
線モデムＡ１〜Ａｎは任意の相手方とＭＣＡ方式により
通信が可能であり、多局間双方向通信が可能である。矢
印は通信可能相手を示す。

これより、第４図に示す無線ＬＡＮシステム系統図例の
ような無線ＬＡＮのシステム構築が可能である。第４図
において、１１はサーバー　１２はパソコン、１３はプ
リンター　１４はＸＹプロッタ、１５はワープロ、１６
はファックス、１７はレピータ−である。

［発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、パソコン等のＯＡ
機器と接続された無線モデムの多局間数方向通信が可能
となり、且つ無線ＬＡＮシステムの構築が可能となる各
局間双方向通信無線モデムを提供することできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成説明図、第２図は
第１図のハイパスフィルタとローパスフィルタの特性の
一例を示す特性図、第３図は本発明の運用形態の一例を
示す構成説明図、第４図は本発明に係る無線ＬＡＮシス
テムの一例を示す系統図、第５図及び第６図は従来の通
信の運用形態を示す構成説明図である。 １・・・送受信アンテナ、２・・・高域通過帯域フィル
タ（ハイパスフィルタ、ＢＰＦｌ）３・・・低域通過帯
域フィルタ（ローパスフィルタ：２　） ・・・切替器、 ・・・送信部、 受信部、 ・・・発振制御部、 ８・・・信号処理部、 ９・・・パソコン等のＯＡ機器 （電子機器）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ハイチャネル周波数及びローチャネル周波数の帯域をも
   つ送信部及び受信部と、この送信部及び受信部の発信を
   制御する発信制御部と、この発振制御部及び前記送信部
   及び受信部に接続され電子機器とインターフェースする
   信号処理部と、この信号処理部及び前記発信制御部を介
   して切替え制御され前記送信部、受信部とハイパスフィ
   ルタ、ローパスフィルタとの間に設けられた切替器と、
   前記ハイパスフィルタ及びローパスフィルタに接続され
   た送受信アンテナとを具備したことを特徴とする多局間
   双方向通信無線モデム。