JPH03175230A - 空気調和装置の運転制御装置 - Google Patents

空気調和装置の運転制御装置

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JPH03175230A
JPH03175230A JP1323592A JP32359289A JPH03175230A JP H03175230 A JPH03175230 A JP H03175230A JP 1323592 A JP1323592 A JP 1323592A JP 32359289 A JP32359289 A JP 32359289A JP H03175230 A JPH03175230 A JP H03175230A
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compressor
indoor
heat exchanger
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Masaki Yamamoto
山本 政樹
Shinichi Nakaishi
中石 伸一
Naoki Ueno
直樹 上野
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、開度調節自在な利用側膨張弁を備えた空気調
和装置の運転制御装置に関し、特に、冷房低外気時にお
ける起動対策に係るものである。
(従来の技術) 従来より、空気調和装置には、例えば実開昭54−16
7541号公報に開示されているように、アンローダ機
構によりフルロードとアンロードとの2段階に運転容量
が調節可能な圧縮機と、室外ファンを付設した室外熱交
換器と、室外膨張弁と、室内膨張弁と、室内熱交換器と
が順に接続されて構成されているものがある。そして、
冷房運転時において、室内温度と設定温度との温度差に
基づいて3ステツプに区分し、室内の空調状態に応じて
圧縮機の運転容量を調節し、冷房負荷に対する能力調節
を行って、所定の冷房効果を発揮するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) 上述した空気調和装置において、電算機室の空調の如く
年間を通して冷房を行う場合があり、冬場などの低外気
時においても冷房運転を行う場合がある。この低外気時
において、冷房運転の起動時には、圧縮機の運転容量が
アンロード状態に設定されるものの、室内電動弁が過熱
度制御されるように設定されているため、起動時の初期
開度が絞りかつてになり、低圧(圧縮機の吸込側圧力)
が低下するという問題があった。特に、室外ファンが稼
動するので、高圧(凝縮圧力)が低下して高低圧力差が
小さくなり、冷媒の彼環量が低下して低圧が下がり、低
圧カットが生じ、冷房運転が停止するという問題があっ
た。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもので、低外気時
においても冷房運転の起動が円滑に行われるようにする
ことを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明が講じた手段は、利
用側膨張弁の初期開度を過熱度制御開度より大きく設定
し、これに加えて、熱源側熱交換器のファン風量を低下
させる一方、起動時のみ全ての利用側膨張弁を開けるよ
うにしたものである。
具体的に、第1図(a)に示すように、請求項(1)に
係る発明が講じた手段は、先ず、容量の可変な圧縮機(
1)と、熱源側熱交換器(4)と、開度の調節自在な利
用側膨張弁(7)と、利用側熱交換器(8)とが順に接
続されて成る空気調和装置を前提としている。
そして、上記圧縮機(1)の容量を空調負荷に応じて調
節する容量制御手段(51)と、上記利用側膨張弁(7
)の開度を過熱度に応じて該過熱度が一定となるように
制御する開度制御手段(53)と、外気温度を検出して
温度信号を出力する温度検出手段(Th1)とが設けら
れている。更に、冷房運転の起動時に該温度検出手段(
Th1)の温度信号を受けて外気温度が予め設定された
所定温度以下に低下していると、起動時より所定時間内
において容量制御手段(51)の制御に代えて上記圧縮
機(1)を強制的に低容量で駆動させるように容量信号
を出力する起動容量手段(55)が設けられている。加
えて、冷房運転の起動時に上記温度検出手段(Th1)
の温度信号を受けて外気温度が予め設定された所定温度
以下に低下していると、起動時より所定時間内において
開度制御手段(53)の制御に代えて上記利用側膨張弁
(7)を強制的に過熱度制御開度より所定開度大きい起
動開度に設定されるように開度信号を出力する起動開度
手段(56)が設けられた構成としている。
また、請求項(2)に係る発明が講じた手段は、上記請
求項(1)の発明において、ファン(12)の風量を調
節する風量制御手段(54)が設けられる一方、冷房運
転の起動時に温度検出手段(Th1)の温度信号を受け
て外気温度が予め設定された所定温度以下に低下してい
ると、起動時より所定時間内において風量制御手段(5
4)の制御に代えて上記ファン(12)を強制的に停止
又は低風量で駆動させるように風量信号を出力する起動
風量手段(57)が設けられた構成としている。
また、第1図(b)に示すように、請求項(3)に係る
発明が講じた手段は、圧縮機(1)と、熱源側熱交換器
(4)と、開度の調節自在な複数の利用側膨張弁(7)
、  (7)、・・・と、複数の利用側熱交換器(8)
、(8)、・・・とが接続されて成る空気調和装置を前
提とし、上記各利用側膨張弁(7)、  (7)、・・
・を各利用側熱交換器(8)。
(8)、・・・の熱交換動作の停止時に全閉に制御する
一方、各利用側熱交換器(8)、  (8)、・・・の
熱交換動作時に上記各利用側膨張弁(7)、  (7)
・・・の開度を過熱度に応じて該過熱度が一定となるよ
うに制御する開度制御手段(53)と、外気温度又は蒸
発圧力相当飽和温度を検出して温度信号を出力する温度
検出手段(Thl、PL)とが設けられている。そして
、少なくとも1台の上記利用側熱交換器(8)による冷
房運転の起動時に上記温度検出手段(Thl、PI)の
温度信号を受けて外気温度又は蒸発圧力相当飽和温度が
予め設定された所定温度以下に低下していると、起動時
より所定時間内において開度制御手段(53)の制御に
代えて全ての利用側膨張弁(7)、  (7)・・・を
所定の起動開度に設定するように開度信号を出力する起
動開度手段(58)が設けられた構成としている。
(作用) 上記構成により請求項(1)に係る発明では、冷房運転
時において、容量制御手段(51)が冷房負荷に応じて
圧縮機(1)の容量を調節する一方、開度制御手段(5
3)が利用側膨張弁(7)を過熟度制御し、冷房運転を
制御している。
この冷房運転の起動時において、温度検出手段(Th1
)が検出する外気温度が予め設定された所定温度より低
い場合には、起動容量手段(55)が容量信号を、また
、起動開度手段(56)が開度をそれぞれ出力する。そ
して、上記圧縮機(1)を低容量に設定すると共に、上
記利用側膨張弁(7)を過熱度制御開度より大きい開度
に設定し、冷房運転を開始する。これにより、起動時の
外気温度が低い場合であっても所定の冷媒循環量が確保
され、低圧(圧縮機(1)の吸込側圧力)が所定値以上
に保たれることになり、冷房運転がスムーズに行われる
また、請求項(2)に係る発明では、風量制御手段(5
4)が熱源側のファン(12)を制御しており、冷房運
転の起動時に外気温度が所定温度より低い場合には起動
風量手段(57)が風量信号を出力する。そして、圧縮
機(1)及び利用側膨張弁(7)の起動制御に加えて、
上記ファン(12)の風量を低下させ、例えば、停止又
は低風量に制御する。これによって、熱源側熱交換器(
4)の熱交換量が低下して高圧(凝縮圧力)が所定値に
保たれ、低圧がより確実に所定値に保たれる。
また、請求項(3)に係る発明では、冷房運転の停止時
より複数の利用側熱交換器(8)、  (8)。
のうち少なくとも1台の利用側熱交換器(8)の冷房運
転、つまり、熱交換動作を開始すると、低外気温度時に
おいては全ての利用側膨張弁(7)。
(7)、・・・を所定開度に開き、例えば、全閉にして
所定の冷媒循環量を確保し、低圧を所定値に保つ。
(発明の効果) 従って、請求項(1)に係る発明によれば、冷房運転の
起動時に外気温度が低温であると、圧縮機(1)を低容
量にすると共に、利用側膨張弁(7)の開度を大きくす
るようにしたために、所定の冷媒循環量を確保すること
ができるので、低圧の低下を防止することができる。こ
の結果、外気温度が低温であっても低圧カットが生じる
ことがなく、冷房運転をスムーズに開始させることがで
きるので、快適な冷房を確実に行うことができる。
また、請求項(2に係る発明によれば、外気温度が低温
であると、ファン(12)を停止又は低風量とするよう
にしたために、高圧の低下を防止することでき、この高
圧低下に伴う低圧低下を防止することができることから
、より確実に冷房運転を開始させることができ、より快
適性を向上させることができる。
また、請求項(3)に係る発明によれば、複数の利用側
膨張弁(7)、  (7)、・・・を低外気温度の起動
時に全て開けるようにしたために、冷媒循環量を所定値
により確実に保つことができるので、低圧の低下を確実
に防止することができる。特に、配管長が長い場合や容
量の小さい利用側熱交換器(8)のみを運転する場合に
おいても所定の冷媒循環量を確実に確保することができ
ることから、低圧カットを防止することができ、スムー
ズな冷房運転の開始を確実に行うことができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、第2図〜第6図に基づ
き説明する。
第2図は本発明の実施例に係る空気調和装置の冷媒配管
系統を示し、1台の室外ユニット(X)に対して2台の
室内ユニット(A)・、 (B)が並列に接続されたマ
ルチタイプのものである。
上記室外ユニット(X)において、(1)は圧縮機、(
2)は吐出冷媒中の油を回収するデミスタ、(3)は冷
房運転時には図中実線のごとく切換わり、暖房運転時に
は図中破線のごとく切換わる四路切換弁、(4)は室外
ファン(12)を付設し、冷房運転時には凝縮器として
、暖房運転時には蒸発器として機能する熱源側熱交換器
である室外熱交換器、(4a)は該室外熱交換器(4)
の袖助熱交換器、(5)は冷房運転時には冷媒流量を調
節し、暖房運転時には冷媒を減圧する室外電動膨張弁、
(6)は液冷媒を貯溜するためのレシーバ、(9)は吸
入冷媒中の液冷媒を除去するためのアキュムレータであ
る。
また、上記室内ユニット(A)、  (B)は同一の構
成を有しており、いずれも、冷房運転時には冷媒を減圧
し、暖房運転時には冷媒流量を調節する利用側電動膨張
弁としての室内電動膨張弁(7)と、室内ファン(13
)を付設]2、冷房運転時には蒸発器として、暖房運転
時には凝縮器として機能する利用側熱交換器である室内
熱交換器(8)とをそれぞれ主要機器として備えている
そして、上記各機器(1)〜(9)は冷媒配管(10)
により冷媒の流通可能に接続されていて、室外空気との
熱交換により得た熱(又は冷熱)を移動させて室内空気
に付与するようにした主冷媒回路(11)が構成されて
いる。そして、上記室外ユニット(X)における室外フ
ァン(12)は風量を高風ff1Hと低風量りとに切換
え可能に構成されている。
また、図示しないが、圧縮機(1)は、相対向する2つ
のスクロールの相対的な公転により吸入した冷媒を高圧
にして吐出するようにしたスクロール機構と、該スクロ
ール機構の固定スクロールの途中に吐出冷媒の一部をバ
イパスするバイパス孔を臨ませたアンローダ機構どを内
蔵している。
そして、吐出管(1,Oa)から上記アンローダ機構の
アンローダピストンの背圧側にキャピラリチューブ06
)を介して高圧を供給する高圧供給通路(15)と、該
高圧供給通路(15)の途中と吸入管(10b)とを開
閉弁(18)を介して接続するアンローダ通路(17)
とが設けられていて、開閉弁(18)が閉じているとき
にはアンローダ機構に高圧を供給して圧縮機(1)の運
転容量を100%のフルロードとする一方、開閉弁(1
8)が開いたときにはアンローダ機構に低圧を供給して
圧縮機(1)の運転容量を上記フルロードの50%であ
るアンロードにするようになされている。
さらに、本空気調和装置には多くのセンサ類が配置され
ていて、(Thd)は吐出管(10a)に配置され、吐
出管温度を検出する吐出管センサ、(Th1)は室外熱
交換器(4)の空気吸込口に配置され、外気温度として
の吸込空気温度TOを検出する温度検出手段である外気
温センサ、(Th2)は室外熱交換器(4)の液管側に
配置され、室外熱交換器(4)の液管温度を検出する室
外液管センサ、(Th3)は室内熱交換器(8)の空気
吸込口に配置され、室内空気温度とl、ての吸込空気温
度Taを検出する室温サーモ、(Th4)は室内熱交換
器(8)の液管に配置され、室内熱交換器(8)の液管
温度Teを検出する室内液管センサ、(Th5)は室内
熱交換器(8)のガス管に配置され、室内熱交換器(8
)のガス管温度を検出する室内ガス管センサ、(Hps
)は吐出管(10a)に配置され、高圧が過上昇時に圧
縮機(1)を停!ヒさせるための高圧圧力開閉器、(L
1)S)は吸入管(10b)に配置され、低圧が過低下
したときに圧縮機(1)を停止させるための低圧圧力開
閉器、(P1)は吸入管(10b)に配管され、冷房運
転時には冷媒圧力の低圧(蒸発圧力相当飽和温度Te)
を、暖房運転時には高圧(凝縮圧力相当飽和温度Tc)
を検出する圧力センサ、(Ps)は吐出管(10a)に
配置され、吐出圧力が上記高圧圧力開閉器(Hps)が
作動する過上昇値に達する前に、上記開閉弁(18)を
開いて圧縮機(1)をアンロード状態に維持し、室外フ
ァン(12)を暖房運転時には高風量Hから低風量りに
、冷房運転時には低風ff1Lから高風量Hに切換える
ための圧力開閉器であって、上記各センサ類は、コント
ローラ(50)に接続されており、各センサの信号に応
じて空気調和装置の運転が制御されるようになされてい
る。
なお、図中、(19)は上記デミスタ(2)と圧縮機(
1)の吸入管(10b)との間をキャピラリ(20)を
介して接続し、油を戻すための油戻し配管、(21)は
室外ユニット(A)と室中側との間の連絡配管中に介設
された閉鎖弁である。
上記コントローラ(50)には、圧縮機(1)の容量制
御手段(51)と、室外電動膨張弁(5)の第1開度r
#U御手段(52)と、室内電動膨張弁(7)の第2開
度制御手段(53) 占、室外ファン(12)の風量制
御手段(54)とが構成されている。そして、上記容量
制御手段(51)は室温サーモ(Th3)が検出する室
内温度などに空凋負荷に基づき開閉弁(18)を開閉動
して圧縮機(1)の容量をフルロードとアンロードとに
制御するように構成されている。上記第1開度制御手段
(52)は暖房運転時に室外液管センサ(Th2)と圧
力センサ(P1)とに基づく検出温度により室外電動膨
張弁(5)を過熱度制御している。一方、第2開度制御
手段は冷房運転時、つまり、室内熱交換器(8)、  
(8)の熱交換動作時に室内液管センサ(Th4)と室
内ガス管センサ(Th5)との検出温度により各室内ユ
ニット(A)、  (、B)毎に室内電動膨張弁(7)
を過熱度に応じて該過熱度が一定となるように制御する
と共に、各室内ユニット(A)、  (B)の運転停2
止及びサーモオフ時、つまり室内熱交換器(8)。
(8)の熱交換動作の停止時に該室内ユニット(A)、
  (B)の室内電動膨張弁(7)、  (7)を全閉
に制御している。上記風量制御手段(54)は外気温セ
ンサ(Th1)の検知温度により室外ファン(12)の
風量を制御するように構成されている。
また、上記コントローラ(50)には、起動容量手段(
55)と起動開度手段(56)と起動風量手段(57)
とが構成され、それぞれ冷房運転時に外気温度が低い場
合において圧縮機(1)。
室内電動膨張弁(7)及び室外ファン(12)を制御す
るように成っている。該起動容量手段(55)は外気温
度が24°C以下のときに容量信号を出力してアンロー
ド(低容量)で強制的に圧縮機(1)が起動時より30
秒間駆動するように構成されている。上記起動開度手段
(56)は過熱度制御開度より大きい開度になるように
開度信号を出力しており、外気温度が18℃以下のとき
に第1起動開度を、18℃より高い場合には第2起動明
度を強制的に起動時より3081間保持するように構成
されている。また、上記起動風量手段(57)は、風量
信号を出力し、外気温度が6℃以下で室外ファン(12
)が停止し、13℃以下で低風fikLに、13℃より
高くなると高風fiHに強制的になるように構成されて
いる。
次に、上記空気調和装置の冷房運転動作について説明す
る。
先ず、圧縮機(1)から吐出した冷媒は室外熱交換器(
4)で凝縮し、各室内ユニッ)(A)。
(B)に分流して室内電動膨張弁(7)、  (7)で
減圧し、各室内熱交換器(8)、  (8)で蒸発した
後、合流して圧縮機(1)に戻ることになる。
この冷房運転時において、圧縮機(1)の容量は室温サ
ーモ(Th3)が検出する室内温度に基づいて容量制御
手段(51)が開閉弁(18)を開閉動し、フルロード
又はアンロードに制御されている。また、上記室内電動
膨張弁(7)の開度は室内肢管センサ(Th4)及び室
内ガス管センサ(Th5)の検出温度に基づいて開度制
御手段(53)により過熱度制御(過熱度5℃)される
一方、室外ファン(12)の風量は外気温センサ(Th
1)が検出する外気温度に基づいて風量制御手段(54
)により低風量り又は高風量に制御されている。
次に、上記冷房運転時の起動制御について、第3図の制
御状態図並びに第4図〜第6図の制御フロー図に基づい
て説明する。
尚、上記主冷媒回路(11)における室外電動膨張弁(
5)は全閉状態(特に、低外気時)に設定されている。
そこで、先ず、圧縮機(1)においてはスタートしてス
テップSTIで冷房運転か否かが判定され、暖房運転に
セットされているとステップST2に移り、通常の暖房
運転制御が行われてリターンする一方、冷房運転にセッ
トされているとステップSTIからステップST3に移
り、運転中か否かが判定される。そして、運転中でない
場合、つまり、運転スイッチが投入されていない場合に
はステップST4に移り、通常の停止状態としてリター
ンする一方、運転スイッチが投入された運転中にある場
合には、ステップST3からステップST5に移り、タ
イマTMIがカウント中か否かが判定される。
このステップST5において、タイマTMIがカウント
を伴出している場合にはステップST6に移り、起動か
否かを判定し、運転スイッチの投入時にあっては起動と
判定してステップST7に移り、タイマ、TMl (3
0秒タイマ)をセットしてステップST8に移り、外気
温度Toが20°C以上か否かが判定される。そして、
この外気温度Toが20℃より低い場合にはステップS
T8からステップST9に移り、圧縮機(1)をアンロ
ードの低容量で起動させる一方、上記外気温度TOが2
0℃より高い場合にはステップST8からステップ5T
IOに移り、圧縮機(1)を室内負荷、例えば、室内温
度に対応した容量に設定し、アンロード又はフルロード
で起動させる。つまり、外気温度Toが20℃以下の場
合(第3図PI参照)、起動容量手段(55)が容量信
号を出力し、開閉弁(18)を開き、圧縮機(1)を強
制的にアンロードの低容量で起動してリターンする一方
、室外温度Toが20℃より高いと、室内サーモ(Th
3)の検知温度に基づいて開閉弁(18)を開閉し、圧
縮機(1)をアンロード又はフルロードで起動してリタ
ーンする。
その後、ステップSTIからの動作を繰り返し、ステッ
プST5において、タイマTMIがカウントを開始して
いるので(ステップST7参照)、ステップST6及び
Sr1を飛してステップST8に移り、上述の動作を繰
り返すことになる。つまり、外気温度Toが20℃以下
の場合、圧縮機(1)を室内負荷に拘らずアンロードで
起動し、30秒間はこのアンロードで圧縮機(1)を駆
動する。
その後、上、記ステップST7でセットしたタイマTM
Iがタイムアツプすると、上記ステップST5よりステ
ップST6に移り、現在駆動中であるので、ステップS
T6よりステップ5T11に移り、通常の冷房運転が行
われ、圧縮機(1)を室内負荷等によって容量制御する
また、第3図の21点及び22点に示すように、起動前
の運転停止時の外気温度Toを考慮して起動時の圧縮機
(1)容量を設定するようにしてもよい。つまり、運転
停止時の外気温度Toが20℃以下の場合には、起動時
に外気温度TOが24℃以下であると、圧縮機(1)を
強制的にアンロードで起動し、運転停止時の外気温度T
oが20℃より高い場合には、上述のフローの如く起動
時の外気温度Toによって圧縮機(1)の容量を設定す
る。
次に、室内電動膨張弁(7)の制御について第5図に基
づいて説明すると、ステップ5T21〜5T27におい
ては圧縮機(1)のフローにおけるステップSTI〜S
T7と同様であって、暖房運転に設定されると、ステッ
プ5T21からステップ5T22に移り、通常の暖房j
jtj御が行われ、冷房運転の停止時にはステップ5T
23からステップ5T24に移り、全閉状態に制御され
る。そして、冷房運転が開始すると、ステップ5T25
の判定は現在タイマTMIがセットされていないのでN
oとなり、ステップ5T26の判定は現在起動した時点
であるのでYESとなり、ステップ5T27でタイマT
MIがセットされる。
その後、ステップ5T28に移り、外気温度TOが15
℃以上か否かが判定され、外気温度T。
が15℃より低い場合にはステップ5T28からステッ
プ5T29に移り、初期開度ATを次式に示す第1起動
開度に設定してリターンする。
AT−40X (Ta+30)   +++■Ta:室
内温度(室内サーモ(T h 3)の検出温度) 一方、外気温度Toが15℃より高い場合にはステップ
5T28からステップ5T30に移り、初期開度ATを
次式に示す第2起動開度に設定してリターンする。
AT−40XTa   −−−■ つまり、外気温度Toが15℃より低い場合(第3図E
1参照)、起動開度手段(56)が開度信号を出力し、
室内電動膨張弁(7)を過熱度制御開度より大きい第■
式の初期開度ATに設定する一方、外気温度Toが15
℃以上の場合には室内電動膨張弁(7)を第■式の初期
開度ATに設定し、冷媒流通量を多くする。
その後、ステップ5T21からの動作を行い、以後、ス
テップ5T26及び5T27を飛して上述の動作を行い
、室内電動膨張弁(7)は起動時より30flJ+経過
するまで強制的に所定の初期間度ATに設定される。
そして、上記30秒が経過してタイマTMIがタイムア
ツプすると、ステップ5T26からステップ5T31に
移り、室内電動膨張弁(7)を通常の過熱度制御(SH
−5℃)してリターンすることになる。
また、第3図の61点及びE2点に示すように、圧縮機
(1)の制御と同様に運転停止時の外気温度Toを考慮
し、停止時の外気温度Toが15℃以下の場合には起動
性の外気温度Toが18℃以下であると、室内電動膨張
弁(7)を第0式の初期開度ATに設定し、停止時の外
気温度Toが15°Cより高いと、上述のフローの如く
室内電動膨張弁(7)を制御するようにしてもよい。
次に、室外ファン(12)の制御について第6図に基づ
いて説明すると、ステップ5T41〜5T47において
は圧縮am (1)のフローにおけるステップSTI〜
ST7と同様であって、暖房運転に設定されると、ステ
ップ5T41からステップ5T42に移り、通常の暖房
運転制御が行われ、冷房運転の停止時にはステップ5T
43からステップ5T44に移り、室外ファン(12)
を停止制御する。そして、冷房運転が開始すると、ステ
ップ5T45の判定は現在タイマTMIがセットされて
いないのでNoとなり、ステップ5T46の判定は現在
起動した時点であるのでYESとなり、ステップ5T4
7でタイマTMIがセットされる。
その後、ステップ5T48に移り、外気温度TOが11
℃より低いか否かを判定しく第3図F1参照)、11℃
より低い場合にはステップ5T49に移り、外気温度T
oが4℃より低いか否かを判定する(第3図F2参照)
。そして、外気温度Toが4℃より低い場合にはステッ
プ5T49よリステップ5T50に移り、室外ファン(
12)を停止してリターンする一方、外気温度Toが4
℃より高い場合にはステップ5T49よりステップ5T
51に移り、室外ファン(12)を低風量りに設定して
リターンする。更に、外気温度T。
が11℃より高い場合にはステップ5T48よりステッ
プ5T52に移り、室外ファン(12)を高風ff1H
に設定してリターンすることになる。
つまり、起動時の外気温度TOによって起動風量手段(
57)が風量信号を出力し、室外ファン(12)を制御
して、外気温度TOが4℃より低いと停止させ、4℃〜
11℃の間では低風量りとし、11℃より高いと高風m
Hとし、熱交換量を制御する。
その後、ステップ5T41からの動作を繰り返し、以後
、ステップ5T46及び5T47を飛して上述の動作を
行い、室外ファン(12)は起動時より30秒経過する
まで所定の風量に設定される。
そして、上記30秒が経過してタイマTMIがタイムア
ツプすると、ステップ5T46からステップ5T53に
移り、室外ファン(12)を通常の冷房制御してリター
ンすることになる。
また、第3図のF1〜F4に示すように、圧縮t! (
1)の制御と同様に運転停止時の外気温度TOを考慮し
、外気温度Toが停止時に4℃〜11℃の間で且つ起動
時に4℃〜13℃の間(第3図F2〜F3参照)である
と低風iLとし、停止時に4℃以下で且つ起動時に6℃
以下(第3図F4参照)であると停止させ、停止時に1
1℃以上のときは上述のフローの如く高風ff1Hとす
るようにしてもよい。
以上のように、冷房運転の起動時において、外気温度T
oが所定温度より低い場合には、圧縮機(1)の容量を
アンロードにし、室外電動膨張弁(5)を全閉にし、室
内電動膨張弁(7)を通常の過熱度制御開度よりも大き
く開き、更に、室外ファン(12)の風量を零又は低く
することとし、所定の冷媒循環量を確保し、低圧を所定
値に保っている。
一方、暖房運転時にあっては四路切換弁(3)を第2図
破線に切換え、冷媒を圧縮機(1)より室内熱交換器(
8)、室外熱交換器(4)を順に循環させる。そして、
圧縮機(1)等を暖房運転制御(ステップST2等参照
)する。
従って、冷房運転の起動時に外気温度が低温であると、
圧縮機(1)を低容量にすると共に、室内電動膨張弁(
7)の開度を大きくするようにしたために、所定の冷媒
循環量を確保することができるので、低圧の低下を防止
することができる。
この結果、外気温度が低温であっても低圧カットが生じ
ることがなく、冷房運転をスムーズに開始させることが
できるので、快適な冷房を確実に行うことができる。
更に、外気温度が低温であると、室外ファン(12)を
停止又は低風量とするようにしたために、高圧の低下を
防止することができ、この高圧低下に伴う低圧低下を防
止することができることから、より確実に冷房運転を開
始させることができ、より快適性を向上させることがで
きる。
尚、本実施例はマルチ型空気調和装置について説明した
が、これに限られるものではなく、且つ、冷房専用機で
あってもよい。
また、圧縮機の容量段数は2段に限られず、3段以上に
制御するようにしてもよく、室外ファン(12)の制御
段数も実施例に限られず、中風量等を設けてもよく、室
内電動膨張弁(7)の初期開度ATにあっても実施例に
限られず、過熱度制御開度より大きい開度であればよい
第7図は冷房運転時の起動制御について他の実施例を示
す制御フローであって、本実施例は複数の室内ユニット
、例えば、第2図に示すように2台の室内ユニット(A
)、  (B)を備えた空気調和装置を対象としている
。そして、前実施例における起動容量手段(55)及び
起動開度手段(56)に代えて、一方の室内ユニット(
A)又は(B)が冷房運転を開始して室内熱交換器(8
)が熱交換を行う起動時において、他方の室内ユニット
(B)又は(A)が冷房運転を停止或いはサーモオフし
ていても全室内電動膨張弁(8)。
(8)を起動時より所定時間全閉に制御する起動開度手
段(58)がコントローラ(50)i:構成されている
そこで、上記起動制御動作について第7図に基づいて説
明する。
先ず、制御動作を開始すると、ステップ5T61におい
て、外気温センサ(Th1)が検出した室外温度が5℃
より低いか否かが判定され、室外温度が5℃以上の場合
はステップ5T62に移り、各室内ユニット(A)、 
 (B)が室温サーモ(Th3)の検出温度に基づいて
サーモオンしているか否かを判定する。そして、室外温
度が高い冷房運転時に各室内ユニット(A)、  (B
)がサーモオンすると、ステップ5T62からステップ
5T63に移り、第2開度手段(53)が室内電動膨張
弁(7)、  (7)を過熱度制御してリターンする一
方、サーモオフすると、ステップ5T62からステップ
5T64に移り、第2開度手段(53)が室内電動膨張
弁(7)、  (7)を全閉に制御してリターンする。
この動作を通常冷房運転時に行い、冷房運転を停止する
と、第2開度手段(53)が各室内ユニット(A)、(
B)毎に各室内電動膨張弁(7)、  (7)を全閉に
制御する。
一方、上記ステップ5T61において、外気温度が5℃
より低い場合には判定がYESとなり、ステップ5T6
5に移り、圧縮機(1)が駆動しているか否かが判定さ
れ、駆動していると、ステップ5T65に移り、現在、
圧縮機(1)が停止状態より起動したか否かが判定され
、起動直後の場合、ステップ5T67に移り、タイマを
セットする。つまり、上記両室内ユニット(A)、  
(B)の一方又は双方を低外気温度状態で冷房運転する
と、圧縮機(1)が起動してタイマがスタートする。
その後、ステップ5T67よりステップ5T68に移り
、タイマがタイムアツプしたか否かが判定され、タイム
アツプするまでステップ5T69に移り、全ての室内電
動膨張弁(7)、(7)を全閉に制御してリターンする
。そして、上述したステップ5T61およびステップ5
T65〜5T69の動作を繰り返すことになり、その際
、ステップ5T66の判定は起動直後でないのでNoと
なり、ステップ5T67を飛してステップ5T68に移
り、上記タイマがタイムアツプするまで全ての室内電動
膨張弁(7)、  (7)を全閉にする。
つまり、上記室内ユニット(A)、  (B)の一方が
冷房運転を停止している場合やサーモオフ状態の場合、
つまり該室内ユニット(A)又は(B)の室内熱交換器
(8)が熱交換を行わない場合において、該熱交換を行
わない室内ユニッh (A)又は(B)の室内電動膨張
弁(7)は通常全閉に制御されるが、低外気温度の起動
時には運転を開始する室内ユニット(A)又は(B)の
室内電動膨張弁(7)を始め、全ての室内電動弁(7)
(7)を−旦全閉状態にする。
その後、上記タイマがタイムアツプすると、ステップ5
T68よりステップ5T70に移り、各室内ユニッ)(
A)、(B)がサーモオン状態か否かが判定され、サー
モオンの室内ユニット(A)又は(B)にあってはステ
ップ5T71に移り、室内電動弁(7)を通常に制御(
過熱度制御)してリターンする一方、サーモオフの室内
ユニット(A)又は(B)にあってはステップ5T70
よリステップ5T64に移り、室内電動弁(7)を全閉
に制御する。また、冷房運転を停止している室内ユニッ
ト(A)又は(B)においても室内電動膨張弁(7)を
全閉から全閉に戻す。
また、上記ステップ5T65において、圧縮機(1)が
停止している場合には判定がNoとなり、ステップ5T
64に移り、室内電動膨張弁(7)。
(7)を全閉に制御する。
その他の構成並びに作用については前実施例と同じであ
る。
従って、低外気温度の起動時においては両室内電動膨張
弁(7)、(7)を全て開けるようにしたために、冷媒
循環量を所定値により確実に保つことができるので、低
圧の低下を確実に防止することができる。特に、配管長
が長い場合、例えば、室外ユニット(X)と室内ユニッ
ト(A)、(B)と距離が100mの場合や容量の小さ
い室内ユニット(A)又はCB)のみを運転する場合に
おいても所定の冷媒循環量を確実に確保することができ
ることから、低圧カットを防止することができ、スムー
ズな冷房運転の開始を確実に行うことができる。
尚、第7図の実施例においては、前実施例の如く起動時
において圧縮機(1)を容量制御する必要はない。また
、室外ファン(12)にあっては前実施例と同様に起動
制御してもよい。
また尚、室内電動膨張弁(7)の開度は全閉(第7図ス
テップ5T69参照)に限られず、所定の冷媒循環量を
確保できるものであればよい。
更にまた、温度検出手段は外気温センサに代えて圧ツノ
センサ(P1)を用いてもよく、該圧力センサ(P1)
による蒸発圧力相当飽和温度Teが所定温度以下になる
と、起動時が低外気温度であるとして室内電動膨張弁(
7)を全閉等に制御してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)は本発明の構成を示すブロック図
である。第2図〜第7図は本発明の実施例を示しており
、第2図は冷媒系統図、第3図は室外温度に対する圧縮
機、室内電動膨張弁及び室外ファンの状態特性図、第4
図は圧縮機の制御フロー図、第5図は室内電動膨張弁の
制御フロー図、第6図は室外ファンの制御フロー図であ
る。第7図は他の実施例を示す室内電動膨張弁の制御フ
ロー図である。 (1)・・・圧縮機 (4)・・・室外熱交換器 (7)・・・室内電動膨張弁 (8)・・・室内熱交換器 (12)・・・室外ファン (Th1)・・・外気温センサ (P1)・・・圧力センナ (50)・・・コントローラ (51)・・・容量制御手段 (53)・・・第2開度制御手段 (54)・・・風量制御手段 (55)・・・起動容量手段 (56)、(58)・・・起動開度手段(57)・・・
起動風量手段 ほか2名 ] (b) 第]図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)容量の可変な圧縮機(1)と、熱源側熱交換器(
    4)と、開度の調節自在な利用側膨張弁(7)と、利用
    側熱交換器(8)とが順に接続されて成る空気調和装置
    において、 上記圧縮機(1)の容量を空調負荷に応じて調節する容
    量制御手段(51)と、 上記利用側膨張弁(7)の開度を過熱度に応じて該過熱
    度が一定となるように制御する開度制御手段(53)と
    、 外気温度を検出して温度信号を出力する温度検出手段(
    Th1)と、 冷房運転の起動時に該温度検出手段(Th1)の温度信
    号を受けて外気温度が予め設定された所定温度以下に低
    下していると、起動時より所定時間内において容量制御
    手段(53)の制御に代えて上記圧縮機(1)を強制的
    に低容量で駆動させるように容量信号を出力する起動容
    量手段(55)と、 冷房運転の起動時に上記温度検出手段(Th1)の温度
    信号を受けて外気温度が予め設定された所定温度以下に
    低下していると、起動時より所定時間内において開度制
    御手段(53)の制御に代えて上記利用側膨張弁(7)
    を強制的に過熱度制御開度より所定開度大きい起動開度
    に設定するように開度信号を出力する起動開度手段(5
    6)とを備えていることを特徴とする空気調和装置の運
    転制御装置。
  2. (2)容量の可変な圧縮機(1)と、風量の可変なファ
    ン(12)を備えた熱源側熱交換器(4)と、開度の調
    節自在な利用側膨張弁(7)と、利用側熱交換器(8)
    とが順に接続されて成る空気調和装置において、 上記圧縮機(1)の容量を空調負荷に応じて調節する容
    量制御手段(51)と、 上記利用側膨張弁(7)の開度を過熱度に応じて該過熱
    度が一定となるように制御する開度制御手段(53)と
    、 上記ファン(12)の風量を調節する風量制御手段(5
    4)と、 外気温度を検出して温度信号を出力する温度検出手段(
    Th1)と、 冷房運転の起動時に該温度検出手段(Th1)の温度信
    号を受けて外気温度が予め設定された所定温度以下に低
    下していると、起動時より所定時間内において容量制御
    手段(51)の制御に代えて上記圧縮機(1)を強制的
    に低容量で駆動させるように容量信号を出力する起動容
    量手段(56)と、 冷房運転の起動時に上記温度検出手段(Th1)の温度
    信号を受けて外気温度が予め設定された所定温度以下に
    低下していると、起動時より所定時間内において開度制
    御手段(53)の制御に代えて上記利用側膨張弁(7)
    を強制的に過熱度制御開度より所定開度大きい起動開度
    に設定するように開度信号を出力する起動開度手段(5
    6)と、 冷房運転の起動時に上記温度検出手段(Th1)の温度
    信号を受けて外気温度が予め設定された所定温度以下に
    低下していると、起動時より所定時間内において風量制
    御手段(54)の制御に代えて上記ファン(12)を強
    制的に停止又は低風量で駆動させるように風量信号を出
    力する起動風量手段(57)とを備えていることを特徴
    とする空気調和装置の運転制御装置。
  3. (3)圧縮機(1)と、熱源側熱交換器(4)と、開度
    の調節自在な複数の利用側膨張弁(7)、(7)、・・
    ・と、複数の利用側熱交換器(8)、(8)、・・・と
    が接続されて成る空気調和装置において、 上記各利用側膨張弁(7)、(7)、・・・を各利用側
    熱交換器(8)、(8)、・・・の熱交換動作の停止時
    に全閉に制御する一方、各利用側熱交換器(8)、(8
    )、・・・の熱交換動作時に上記各利用側膨張弁(7)
    、(7)、・・・の開度を過熱度に応じて該過熱度が一
    定となるように制御する開度制御手段(53)と、 外気温度又は蒸発圧力相当飽和温度を検出して温度信号
    を出力する温度検出手段(Th1、P1)と、 少なくとも1台の上記利用側熱交換器(8)による冷房
    運転の起動時に上記温度検出手段(Th1、P1)の温
    度信号を受けて外気温度又は蒸発圧力相当飽和温度が予
    め設定された所定温度以下に低下していると、起動時よ
    り所定時間内において開度制御手段(53)の制御に代
    えて全ての利用側膨張弁(7)、(7)、・・・を所定
    の起動開度に設定するように開度信号を出力する起動開
    度手段(58)とを備えていることを特徴とする空気調
    和装置の運転制御装置。
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