JPH03172367A - ボールペン用水性顔料インキ - Google Patents

ボールペン用水性顔料インキ

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JPH03172367A
JPH03172367A JP1313229A JP31322989A JPH03172367A JP H03172367 A JPH03172367 A JP H03172367A JP 1313229 A JP1313229 A JP 1313229A JP 31322989 A JP31322989 A JP 31322989A JP H03172367 A JPH03172367 A JP H03172367A
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JP
Japan
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pigment
water
guar gum
pigment ink
quinacridone
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Isao Konuki
勲 小貫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ボールペン用水性顔料インキに関し、更に詳
細には顔料の沈降を生じず、経時安定性に優れたボール
ペン用水性顔料インキに関するものである。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題)本願出
願人は、先に、顔料と樹脂と溶剤と水とから少なくとも
なり、粘度が50〜20oOセンチボイズのボールペン
用水性顔料インキについて出願を行なっている(例えば
、特開昭63−6073号公報)。
上記、粘度を50〜2000センチボイズとなしたボー
ルペン用水性顔料インキは、線割れやボテがない筆跡が
得られ、しかも小・径のインキ収納管に直接充填可能で
あるという非常に良好な性質を有するものである。
しかしながら、顔料を色材とした水性ボールペンインキ
の粘度を50〜2000センチボイスとなすため樹脂で
増粘した場合、わずかながら顔料分散に悪影響を及ぼし
、顔料の凝集・沈降を生じ。
これによって筆記時の筆跡の変色が生じることがあった
本発明は、水性顔料インキを樹脂で増粘しても顔料の凝
集・沈降を生ぜず、筆記時の筆跡の変色のないボールペ
ン用水性顔料インキを得ることを課題としたものである
(課題を解決するための手段) 本発明は、陰イオン性及び/又は非イオン性のグアーガ
ムと、キナクリドン系顔料と、水と、分散剤とから少な
くともなり、粘度が50〜200Oセンチポイズである
ことを特徴とするボールペン用水性顔料インキを要旨と
するものである。
以下1本発明の詳細な説明する。
粘度調整剤である陰イオン性及び/又は非イオン性のグ
アーガムは、マメ科の植物グア(Guar)の種子の胚
乳区分を精製して粉末化したもので、陰イオン性グアー
ガムとしてカルボキシメチル・ヒドロキシプロピル化グ
アーガム、リン酸エステル化グアーガム等や、非イオン
性グアーガムとしてヒドロキシプロピルグアーガム等あ
る。
色材であるキナクリドン系顔料は赤色のC,I。
Pigment Red 112と紫色の(:、 、■
、 p igmentViolet 19が知られてお
り、これらは1種もしくは2種を混合して使用すること
ができる。
水は主溶剤として使用するものである。
分散剤としては、スチレン、メチルスチレン等の疎水性
単量体と、マレイン酸、アクリル酸、メタクリル酸など
の親水性単量体との共重合体のアミン、アンモニウム、
ナトリウム等の塩といった中高分子分散剤、若しくはポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレ
ン脂肪酸ニス。
チル、ポリオキシエチレンポリオキシプロビレンアルキ
ルエーテル、デカグリセリン脂肪酸エステル等の非イオ
ン系界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル
酢酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテルリン酸等のアニオン系界面活性剤等を用いる
ことができ、1種もしくは2種以上混合して使用するこ
とができる。
上記必須成分以外にも、必要に応じてエチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ポ
リエチレングリコール、グリセリン、トリエタノールア
ミン等の水溶性有機溶剤やベンゾトリアゾール等の防錆
剤、3,4−イソチアゾリン−3−オン、デヒドロ酢酸
などの防腐・防カビ剤や、尿素、エチレン尿素などの保
湿剤といったものを加えることができる。
本発明のボールペン用水性顔料インキは、上記成分を配
合し、ボールミル、サンドミル、ロールミル等の分散機
により混合摩砕し、必要に応じて遠心分離やフィルター
により粗大粒子を除去することにより得ることができる
[作 用] 陰イオン性及び/又は非イオン性のグアーガムとキナク
リドン系顔料の組合せが何故、顔料の凝集・沈降を生じ
ないのかについては、以下のように推察される。
均一に分散された顔料分散水溶液は、顔料表面の静電気
による反発力が顔料間の凝集力より大きいため、安定し
た分散性を保つことができると考えられている。
ところが、上記顔料分散水溶液中に水溶性高分子を加え
ると、水溶性高分子が顔料の表面を覆い。
顔料の凝集・沈降が生じる。
しかしながら、陰イオン性及び/又は非イオン性のグア
ーガムの溶液は溶解と、ゲルとの中間の状態を示し、3
次元網目構造状となり、キナクリドン系顔料は、この3
次元網目構造状の中に安定して補足され易いために、陰
イオン性及び/又は非イオン性のグアーガムをキナクリ
ドン系顔料の分散水溶液中に添加しても、顔料は凝集・
沈降しないと推察される。
(実施例) 以下1本発明の詳細な説明するが、実施例中、「部」と
あるのは「重量部」を示す。
失意史上 キナクリドンレッド        10.0部(C,
1,Pigment Rad 122)SMA Re5
in 1440       10.0部(スチレン−
マレイン酸共重合体。
不揮発分 27%、米国、A RCOCha+*1ca
1社製) 水                     54.
3部エチレングリコール       25.0部ジャ
ガーCMHP          0.6部(陰イオン
性グアーガム、 スイス国、Meyhall Cha++1ca1社製)
ブロクセルXLn          0.1部(10
%3,4−イソチアゾリン−3−オンICIジャパンl
lI製) 上記成分中、ジャガーCMI(Pと水20部を除いた成
分を混合しボールミルで48時間の分散処理を行なった
後、これにジャガーCMHPを水20部に溶解させたも
のを加え、更に12時間の分散処理を行なった。
次に遠心分離を行ない、粒大粒子を除去して、粘度36
0センチポイズの赤色のボールペン用水性顔料インキを
得た。
夾庭■又 キナクリドンバイオレット     8.0部(C,1
,Pigment  Violet  19)ニラコー
ルPBC342,0部 (ポリオキシエチレンポリオキシブロビレンフルキルエ
ーテル非イオン系界面活性剤、 日光ケミカルズ(l$1I2) 水 エチレングリコール グリセリン ジャガーHP−11 (非イオン性グアーガム 64.5部 15.0部 10.0部 0.5部 スイス国1Meyhall Chemica1社製)上
記成分を実施例1と同様にして、粘度300センチボイ
ズの紫色のボールペン用水性顔料インキを得た。
よ笠且よ 実施例1においてキナクリドンレッドをウオッチングレ
ッド(アゾ系赤色顔料、 C,I 、PigmentR
ed48)に代えた他は実施例1と同様になして粘度3
50センチボイズの赤色のボールペン用水性顔料インキ
を得た。
ル絞■主 実施例2においてキナクリドンバイオレットをジオキサ
ジンバイオレット(紫色顔料)に代えた他は実施例2と
同様になして粘度310センチポイズの赤色のボールペ
ン用水性顔料インキを得た。
(発明の効果) 以上、実施例1.2、比較例1,2で得られたボールペ
ン用水性顔料インキをインキ収容管を有するボールペン
(ぺんてる■製)のインキ収容管に充填し組立て、ペン
先を下向きにして、50℃雰囲気中に1力月間放置した
後、 の色調の変化を目視で調べた。
結果を表−1に示す。
表−1 試験前後の筆跡 以上、詳細に説明したように1本発明のボールペン用水
性顔料インキは、顔料の沈殿がなく、経時安定性に優れ
たものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 陰イオン性及び/又は非イオン性のグァーガムと、キナ
    クリドン系顔料と、水と、分散剤とから少なくともなり
    、粘度が50〜2000センチポイズであることを特徴
    とするボールペン用水性顔料インキ。
JP31322989A 1989-11-30 1989-11-30 ボールペン用水性顔料インキ Expired - Lifetime JP2819698B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110423514A (zh) * 2019-08-06 2019-11-08 上海晨光文具股份有限公司 一种抑制积墨圆珠笔墨水组合物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110423514A (zh) * 2019-08-06 2019-11-08 上海晨光文具股份有限公司 一种抑制积墨圆珠笔墨水组合物

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JP2819698B2 (ja) 1998-10-30

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