JPH03169609A - 多色成形方法 - Google Patents

多色成形方法

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JPH03169609A
JPH03169609A JP31200389A JP31200389A JPH03169609A JP H03169609 A JPH03169609 A JP H03169609A JP 31200389 A JP31200389 A JP 31200389A JP 31200389 A JP31200389 A JP 31200389A JP H03169609 A JPH03169609 A JP H03169609A
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JP
Japan
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rib
molded body
resin material
slide core
mold
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Pending
Application number
JP31200389A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunobu Teramoto
泰庸 寺本
Takaharu Yoshimi
高春 吉見
Hajime Goto
肇 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、材料又は色彩の異なる2種類以上の樹脂で成
形する多色成形方法に関し、詳しくは薄板状のリブ部を
もつ多色成形体の戊形方法に関する。
[従来の技術コ 自動車のテールランプ及びその近傍に用いられる装飾部
材は、ストップランプとウインカランプの配色の関係か
ら2色の意匠とされる場合が多い。
このようなテールランプ装飾部材は、従来それぞれの色
の成形体を別々に形成しそれらを組合わせて装着してい
たが、特公昭63−44046号公報などにみられるよ
うに、近年2色成形方法が確立され2色の樹脂材料が一
体的に融着した2色成形休が製造ざれている。
この2色成形方法は、まず可動型と第1固定型とて形成
されるキャビティに第1樹脂材料を注入して一次成形体
を形成し、次いで一次成形体を可動型表面に残した状態
で、第2固定型とともに第2樹脂材料から二次成形体を
形成する。これにより一次戊形体は第2樹脂材利との接
触部分で二次成形体と融看し、一体的に結合した2色成
形体が得られる。なお、成形サイクルの向上を図るため
に、第9図に示すように可動型100を2つ背中合わせ
に固定し回転自在に保持することが行なわれている。こ
のようにすれば、2つの可動型100を交互に各固定型
200、201と型締めすることで、一次成形体300
と二次成形体301を同時に形成することができる。
[発明が解決しようとづる課題] ところで装飾部材の形状によっては、第7図に示ずよう
なリブ部(11、21)をもつ断面T字4大のものがあ
る。このような戊形体を2色成形で形成寸る場合は、リ
ブ部11とリブ部12とは喘面どうじを接合するつき合
わせ構造となり、融着部分の接合強度が弱くなりがちで
ある。ましてや意匠上の制約からリブ部の板厚を薄くせ
ざるを14ない場合には、接合強度が特に弱くなり、接
合面での剥離が生じる場合があった。
このような場合は、リブ部どうしの接合部分に、リブ部
の延びる方向に対して直交する方向へ延びるフランジ部
を一次戊形体および二次成形体ともに設け、フランジ部
どうしを接合することにより接合面積を増大させて接合
強度の向上を図る方法がある。しかしながら2色成形体
か透明樹脂から形成ざれているような場合には、大きな
フランジ部を設ける必要があり、意匠上の制約から困難
な場合もあった。
また、可動型にフランジ部を設(プるような構造として
もよいが、リブ部が薄いために型の嵌合が難しく、型の
作製が困難であるという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みでなされたものであり、
リブ部の接合強度を向上させるとともに、意匠上の制約
をも満足させることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決する本発明の多色成形方法は、裏面側に
突出する板状のリブ部をもつ断面略T字状をなし少なく
ともリブ部で第1樹脂材料と第2樹脂{A利とが融看し
て一体的に結合した成形品を成形する方法であって、 リブ部を成形する可動型のリブキャビティの一部をスラ
イド]アて閉じるとともに第1固定型と型締めして第1
樹脂材料から一次成形体を形戒する第1工程と、スライ
ドコアをリブキャビティから除去するとともに一次成形
体をもつ可動型と第2固定型とを型締めして第2樹脂材
利からリブギャビティの残部を充填した二次成形体を形
成し一次戊形体と二次戊形体とを融着により一体的に接
合する第2工程とよりなり、 スライドコアは成形体の意匠平面部から離間した位置で
第]樹脂材料と接触する表面に凹部をもち、箒1工程に
おいて第一樹脂材料で凹部内を充填することにより一次
成形体と二次成形体との接合面積を大きくしたことを特
徴とする。
本発明の鑑大の特徴は、一次成形体を形成する際にスラ
イドコアを用いてリブ部を形成するリブキャビティの一
部を閉じるところにある。このスライドコアの第1樹脂
材利と接触する表面には凹部が形成ざれている。したが
って第1工程において形成ざれる一次成形体のリブ部端
面には、長手方向に突出する凸部が形成され、この凸部
により二次成形体との接合強度の向上を図ることができ
る。
[作用] すなわち本発明の多色成形方法を工程順に説明すると、
第1工程では可動型と第1固定型とが型締めされ、リブ
部を形成するリブキャビティの一部がスライドコアで塞
がれる。そしてキャビティ内に第1樹脂材料が注入され
るが、リブキャビティ内の流動はスライドコアで規制ざ
れ二次成形体のリブキャビテイに第1樹脂材料が侵入す
るのが明止されている。そしてスライドコアの凹部内に
第1樹脂材料が充填ざれる。
次に第2工程では、第1固定型と可動型とが型開きされ
、可動型は一次成形体を付着した状態で第2固定型と型
締めされる。そしてスライドコアは端面がリブキャビテ
ィの型面と一致した状態まで後退する。二次成形体のリ
ブ部が形成されるリブキャビティ内には、スライドコア
の凹部で形成され一次成形体のリブ部の端而から突出す
る凸部が存在している。その状態で第2樹脂材料が注入
される。するとリブキャビティ内では、凸部の表面が第
2樹脂材料と接触し接合面積が増大する。
[発明の効果] すなわち本弁明の多色成形方法によれば、一次成形体と
二次成形体のリブ部における接合面積を増大できるので
、接合強度の向上を図ることができる。また、成形体の
リブ部の凸部はリブ部の長手方向に延びているので、リ
ブ部の側面より突出する長さを微小とすることかでぎ、
従来のフランジ部のように意匠を損なうような不具合が
防止ざれる。そして凸部の長さはスライドコアの幅に応
じて任意に決めることができ、かつ長くなってもリブ部
の長手方向に延びるので意匠を損なうことなく接合甫積
を任意に調整することができる。
したがって本発明により形成された多色成形体は、接合
強度に優れ意匠上の制約も満足ざれる。
[実施例] 以下、実施例により具体的に説明する。
本実施例により形成される成形体は、第7図に示すよう
に断面略T字状をなし第1意匠平面部10と第1意匠平
面部10から突出する板状の第1リブ部11とよりなる
一次戊形体1と、断面略T字状をなし第2意匠平面部2
0と第2意匠平面部20から突出する板状の第2リブ部
21とよりなる二次成形体2とからなり、第1意匠平面
部10と第2意匠平面部20、および第1リブ部11と
第2リブ部21が融着して一体的に接合ざれている。
第1図に本実施例に用いた可動型3の要部斜視図を示す
。この可動型3は、本体30と、スライド]ア31とよ
りなり、本体30にはリブキャビティ32が形成されて
いる。スライドコア31は本体30に因動自在に保持ざ
れ、先端がリブキャビティ32内に出入可能となってい
る。
ここでスライドコア31の先端には、第2図に拡大して
示すように、可動型3の上面から離間する位画の角部を
切欠いて凹部33が形成されている。凹部33のリブキ
ャビティ32の幅方向の長さは、リブキャビティ32の
幅の約1/2となっている。この凹部は第1樹脂材料の
流入側に開口している。
・このように構或された可動型3と図示しない第1固定
型を型締めし、赤色透明な第1樹脂材利を銅出成形して
一次成形体1を形成する。形成される一次戊形体1は、
第3図に要部を示すように、第1意匠平面部10と、第
1リブ部11とよりなり、第1リブ部11の下部先端か
ら第1リブ部11の長手方向に突出する直方体状の第1
凸部12を有している。この第1凸部12は、凹部33
で形戒されたものである。
次に可動型3と第1固定型とを型聞きし、一次戒形休1
が付着した状態の可動型3を図示しない第2固定型と型
締めする。このときスライドコア31は、第4図に示す
ようにリブキャビティ32から後退し、先端面および凹
部33の内周面がリブキャビティ32の型面の一部を構
成する。そして黄色透明な第2樹脂材料を射出成形して
二次成形体を形成する。形成される二次戒形休2は第2
意匠平面部20と、第2リブ部21とよりなり、第5図
および第6図に示すように、第2リブ部21の側面には
、スライドコア31の凹部33で形成ざれ第2意匠平面
部20から離間された位置に第2凸部22が形威されて
いる。
得られた2色成形体では、第1凸部12により第1リブ
部]1と第2リブ部21の接合面積が増大しているので
、つき合わせ接合の場合に比べて接合強度が向上する。
また第2リブ部21からは第2凸部22が突出している
が、この第,2凸部22の突出長さは第1リブ部11お
よび第2リブ部21の厚さの約1/2であり、ほとんど
目立たないので意匠を損なわない。さらに第1凸部12
と第2凸部22は、第2意匠平面部20から離間する位
置に設けられているため、本成形体を上面から見た場合
、1次成形体1と2次成形体2との児切りにあまり影響
せず意匠性が向上する。
なお、第2凸部22は第2リブ部21から90度の角度
で突出しているが、四部33の形状および第2固定型の
キャビティ形状を変更することにより、第8図に示すよ
うに第1リブ部11および第2リブ部21表面よりなだ
らかに突出する構成とすることもできる。このようにす
れば、第2凸部22が一層[1立ちにくくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の一実施例の2色成形方法に関
し、第1図は可動型の要部斜視図、第2図はスライドコ
アの要部斜視図、第3図は一次成形体の要部斜視図、第
4図は第2工程における可動型の要部斜視図、第5図は
形成された2色成形体のリブ部の要部斜視図、第6図は
形成された2色成形体のリブ部の要部断面図、第7図は
2色成形体の斜視図である。第8図は実施例1の他の態
様を示す第6図相当の断面図である。第9図は2色成形
体の概略説明図である。 1・・・一次成形体 3・・・可動型 11・・・第1リブ部 20・・・第2意匠平面部 22・・・第2凸部 31・・・スライドコア 33・・・凹部 2・・・二次成形体 10・・・第1意匠平面部 12・・・第1凸部 21・・・第2リブ部 30・・・可動型本体 32・・・り1キャビテイ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)裏面側に突出する板状のリブ部をもつ断面略T字
    状をなし少なくとも該リブ部で第1樹脂材料と第2樹脂
    材料とが融着して一体的に結合した成形品を成形する方
    法であつて、 該リブ部を成形する可動型のリブキャビティの一部をス
    ライドコアで閉じるとともに第1固定型と型締めして第
    1樹脂材料から一次成形体を形成する第1工程と、 該スライドコアを該リブキャビティから除去するととも
    に該一次成形体をもつ該可動型と第2固定型とを型締め
    して第2樹脂材料から該リブキャビティの残部を充填し
    た二次成形体を形成し該一次成形体と該二次成形体とを
    融着により一体的に接合する第2工程とよりなり、 前記スライドコアは前記第1樹脂材料と接触する表面に
    凹部をもち、前記第1工程において該第一樹脂材料で該
    凹部内を充填することにより前記一次成形体と前記二次
    成形体との接合面積を大きくしたことを特徴とする多色
    成形方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6123889A (en) * 1997-05-26 2000-09-26 Toyoda Gosei Co., Ltd. Multi-layer molding method

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JPS57189834A (en) * 1981-05-19 1982-11-22 Canon Inc Double-color forming method
JPS62108019A (ja) * 1985-11-07 1987-05-19 Yoshida Kogyo Kk <Ykk> 合成樹脂多色成形品の成形方法並びに成形装置及びその成形品

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