JPH031688Y2 - - Google Patents

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JPH031688Y2
JPH031688Y2 JP1985021955U JP2195585U JPH031688Y2 JP H031688 Y2 JPH031688 Y2 JP H031688Y2 JP 1985021955 U JP1985021955 U JP 1985021955U JP 2195585 U JP2195585 U JP 2195585U JP H031688 Y2 JPH031688 Y2 JP H031688Y2
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door
locking hook
shaft
engaging
oven
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JP1985021955U
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JPS61138916U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はオーブンの本体および扉部分にそれぞ
れ取り付けて、扉の開閉を行うオーブン用扉ロツ
ク機構に関する。
(従来の技術) 従来のオーブン用扉ロツク機構としては、例え
ば第5図に示すように扉31の周縁と対向するオ
ーブン本体の前壁32に突設した係止鉤部33
と、扉31の周縁に回転自在に横設され、一端に
把手部34と、他端に係止鉤部33と係脱自在に
係合する係合部35をそれぞれ一体に有する操作
レバー36とを備え、把手部34を前傾させるこ
とにより、係合部35を係止鉤部33からはずし
て扉の開閉を行うものがある。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来のオーブン用扉
ロツク機構は、係合部が係止鉤部からはずれてロ
ツク機構が解除されると、扉が一度に全開するよ
うになつているので、扉を開放する際に、徐々に
開ける等して注意深く開けないと、扉の開放とと
もに放出される焙焼室の熱気を顔や手に直接受け
て、火傷をしてしまうという問題を有していた。
本考案は、かかる従来の問題点に鑑み、扉の開
放の際に焙焼室の熱気を直接受けないようにした
オーブン用扉ロツク機構の提供を目的としたもの
である。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案はオーブン用
扉ロツク機構を、オーブン本体壁の扉周縁と対応
する位置に突設された係止鉤部を備え、前記扉周
縁には扉の閉状態で前記係止鉤部と係脱自在に係
合し、扉の閉状態を保つ第1の係合部と、該第1
の係合部を前記係止鉤部から退避させるレバー機
構と、前記係止鉤部を係脱自在に係合し扉を微少
の開状態で保つ第2の係合部と、前記係止鉤部と
第2の係合部との係合を解除し全開する押しレバ
ーとを備えたものとした。
(作用) 上途のように構成されるオーブン用扉ロツク機
構は、係止鉤部と第1の係合部との係合をはずし
て扉を半開させると前記係止鉤部と第2の係合部
とが係合して扉が半開状態に保たれる。更にこの
係止鉤部と第2の係合部との係合をはずすことに
よつて扉が全開される。
(実施例) 次に本考案の実施の一例を第1図〜第4図の図
面について説明する。
図中1は乾式および温式の両方式に使用可能な
ガスオーブンである。ガスオーブン1はオーブン
本体前壁2の焙焼室開口部に、上下一対の蝶番
3,3により開閉自在に取り付けた扉4を備えて
いる。
この扉4の開閉側端部の周縁4aと、この周縁
4aと対向位置の本体前壁2の焙焼室開口縁部2
aとに扉4の開閉を行うオーブン用扉ロツク機構
5が設けられている。
オーブン用ロツク機構5は本体前壁2の焙焼室
開口縁部2aに突設した係止鉤部6を有する。係
止鉤部6は基端部の周縁に突設したフランジ7を
本体前壁2にネジ止めして、オーブン本体に固定
されている。
この係止鉤部6の先端には、係止鉤8が形成さ
れている。係止鉤8は本体前壁2と対向配置の係
合面8aを有するとともに、係合面8aの背面位
置に先端側に傾斜した傾斜面8bを有している。
一方扉4の周縁4aには上述のように構成され
る係止鉤部6と係脱自在に係合する係合部を支持
した係合部支持フレーム9が付設されている。
係合部支持フレーム9は縦長の筐状に形成さ
れ、かつ本体前壁2と平行配置で遠方側の前壁9
aの上部と、近傍側の後壁9bの下部とがそれぞ
れ開口されている。前壁9aの上部の開口部には
第1係合部引上げ用の操作レバー10が軸支され
ている。
操作レバー10は下部を本体前壁2と直交配置
の支持フレーム側壁9a,9c間に横架した軸1
1に回動自在に支持させ、かつ後面上端部を支持
フレーム上壁9dに当接させて、軸11を中心に
前傾動可能に支持されているとともに、バネ12
によつて後傾する方向に附勢されている。
また操作レバー10は上部に支持フレーム9の
上端縁前方より上方に突出させた把手10aが一
体に形成されるとともに下端部に本体前壁2に向
けて突出させた爪10bが一体に形成されてお
り、把手10aを手前に引くことにより爪10b
が上昇するようにしている。
この爪10bには支持フレーム9内に縦方向に
配設された振動子13が係止されている。
振動子13は2叉状に形成され、叉部位に横架
した係合軸13aを爪10bに上配置で係合させ
ている。振動子13はこの係合軸13a中程位置
に上方に突設した摺動用の上杆13bと係合軸1
3aの両端から垂設した揺動子牽引用の一対の下
杆13c,13cとを一体に有している。
上杆13bの先端部には縦長の孔14が形成さ
れており、この孔14には支持フレーム側壁9
c,9c間に横架した軸15が挿通されている。
摺動子13は上杆13bの孔14縁をこの軸1
5に摺動させて上下方向に移動するようにしてい
る。
また軸15と係合軸13aとの間にはバネ16
が掛け渡され、摺動子13は下方向に附勢されて
いる。
一方両下杆13c,13cの下端は第1の係合
部である揺動子17に連結されている。揺動子1
7はへの字状に形成された一対の揺動杆17a,
17aを対向配置に備えており、この両揺動杆1
7a,17aの中程位置に両下杆13c,13c
の下端が軸18を介してそれぞれ連結されてい
る。両揺動杆17a,17aは支持フレーム前壁
側端部が支持フレーム側壁9c,9c間に横架し
た軸19にそれぞれ回動自在に支持されている。
また両揺動杆17a,17aの支持フレーム後
壁側端部間には、扉4が閉状態の時に支持フレー
ム後壁9bの下部の開口部より挿入される係止鉤
部7aの係止鉤8と係合する係合軸17bが横架
されている。
この係合軸17bと同一水平面上の本体前壁2
側位置に、第2の係合部である押しレバー20の
係合軸20aが係合軸17bと対向させて配置さ
れている。
押しレバー20は鉤状に形成された一対の側片
20b,20bを対向配置に備え、この両側片2
0b,20bの角部間に扉4が微少の開状態つま
り、扉4が僅かに開いた状態の時に係合鉤8と係
合する前述の係合軸20aを横架している。
両側片20b,20bは支持フレーム9内の横
片部先端を支持フレーム側壁9c,9c間に横架
した軸21に回動自在に支持させるとともに、こ
の横片部と支持フレーム後壁9bより垂下させた
縦片部とのつけ根を支持フレーム下壁9e縁に当
接させて、軸21を中心に上方向に回動可能に配
設されている。
また両側片20b,20bとの間は係合鉤部6
や揺動子17の幅より広く開けられ、この両側片
間に係止鉤部6の係止鉤8および揺動子17の係
合軸17をそれぞれ挿入されて互いに係合するよ
うになつている。
両側片20b,20bの支持フレーム下壁9e
より突出した縦片部前縁間には押圧板20cが固
定されている。
22は支持フレーム9の前後壁間に横架した補
強軸である。
このように構成されるオーブン用扉ロツク機構
を用いた扉の開閉は以下のように行われる。
第2図に示すように、まず操作レバー10の把
手10aを手前(A方向)に引き倒すと操作レバ
ー10が軸11を中心に回転し、爪10bが上に
あがる。爪10bが上にあがるとこれに当接して
いる係合軸13aが一緒にあがり、摺動子13は
上方に移動される。
摺動子13が上方に移動すると、摺動子13に
連結した揺動子17が軸21を中心に上方へ回動
し、係止鉤部6の係止鉤8と係合していた係合軸
17bを上方に引き上げる。
これにより係止鉤8と係合軸17との係合がは
ずれ扉4は少しだけ開かれる。
扉4が少し開いて前方に移動すると、押しレバ
ー20の係合軸20aも同時に前方へ平行移動さ
れ係止鉤8に係合する。これにより扉4の前方移
動は抑止され、扉4は微少の開状態である小間隔
状態を保つ、次に押しレバー20の押圧板20c
をやや斜め上方向に押圧することによつて、押し
レバー20が軸21を中心に上方へ回動し、これ
に伴い係合軸20aは係止鉤8からはずされる。
これにより扉4は再び前方移動が可能となり、
把手10aを手前に引つぱることにより扉4を全
開させることができる。
また扉4を閉める場合には操作レバー10を手
動に引き、係合軸7を上方に引き上げた状態で扉
4をオーブン本体に押し戻し、それから操作レバ
ー10を元に戻して、係合軸17bを上方より係
止鉤8に係合させるか、また操作レバー10を元
に戻した状態で扉4をオーブン本体に押し戻し、
係合軸17bを横方向より係止鉤8に係合させ
て、扉4をロツクする。
本実施例は、操作レバー10が摺動子13およ
び揺動子17と別体になつているので係合軸17
bを横方向に係止鉤8と係合させた場合に、係合
軸17bが係止鉤8の鉤先端部を乗り越える際に
揺動子17および摺動子13が上方に移動して
も、それにつれて操作レバー10が前傾動しない
ものとなつている。
(考案の効果) 本考案は上述の如く構成され、扉の閉状態でガ
スオーブン本体壁面に突設した係止鉤部と係脱自
在に係合し、扉の閉状態を保つ第1の係合部と、
扉4の微少の開状態で前記係止鉤部と係脱自在に
係合し、扉の微少開状態を保つ第2の係合部とを
それぞれ扉周縁に設けたことにより、係止鉤部と
第1の係合部との係合をはずすと前記係止鉤部と
第2の係合部とが係合して扉4が微少の開状態に
保たれ、オーブン内の熱気は扉の周囲から側方に
放出される。従つて、扉がいつきに開けられて、
扉の開放とともに放出される熱気を直接顔や手に
受け、火傷をする等の事故が防止されることとな
つたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例の縦断
面図で、第1図は第1係合部の係合状態を示す図
面、第2図は第1係合部の係合がはずれた状態を
示す図面、第3図は係合部の背面図、第4図は本
考案の一実施例の使用状態を示す正面図、第5図
は従来のオーブン用扉ロツク機構の一例を示す縦
断面図である。 6……係止鉤部、8……係止鉤、9……係合部
支持フレーム、10……操作レバー、10a……
把手、10b……爪、13……摺動子、13a…
…係合軸、13b……上杆、13c……下杆、1
4……孔、17……揺動子、17a……揺動杆、
17b……係合軸、20……押しレバー、20a
……係合軸、20b……側片、20c……押圧
板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. オーブン本体壁の扉周縁と対応する位置に突設
    された係止鉤部を備え、前記扉周縁には扉の閉状
    態で前記係止鉤部と係脱自在に係合し、扉の閉状
    態を保つ第1の係合部と、該第1の係合部を前記
    係止鉤部から退避させるレバー機構と、前記係止
    鉤部と係脱自在に係合し扉を微少の開状態で保つ
    第2の係合部と、前記係止鉤部と第2の係合部と
    の係合を解除し扉を全開する押しレバーとを備え
    てなることを特徴とするオーブン用扉ロツク機
    構。
JP1985021955U 1985-02-20 1985-02-20 Expired JPH031688Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985021955U JPH031688Y2 (ja) 1985-02-20 1985-02-20

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JP1985021955U JPH031688Y2 (ja) 1985-02-20 1985-02-20

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Publication Number Publication Date
JPS61138916U JPS61138916U (ja) 1986-08-28
JPH031688Y2 true JPH031688Y2 (ja) 1991-01-18

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ID=30513813

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JP1985021955U Expired JPH031688Y2 (ja) 1985-02-20 1985-02-20

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JPS61138916U (ja) 1986-08-28

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