JPH03166462A - 木質床材 - Google Patents

木質床材

Info

Publication number
JPH03166462A
JPH03166462A JP26675389A JP26675389A JPH03166462A JP H03166462 A JPH03166462 A JP H03166462A JP 26675389 A JP26675389 A JP 26675389A JP 26675389 A JP26675389 A JP 26675389A JP H03166462 A JPH03166462 A JP H03166462A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wooden
wood
plywood
board
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26675389A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2781027B2 (ja
Inventor
Yasuyuki Minegishi
峰岸 康之
Kiyoyoshi Yamazaki
清好 山崎
Shigeto Kawabata
成人 川畑
Hiroshi Shibazaki
柴崎 博
Morio Hayashi
守男 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=27283023&utm_source=***_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH03166462(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP26675389A priority Critical patent/JP2781027B2/ja
Publication of JPH03166462A publication Critical patent/JPH03166462A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2781027B2 publication Critical patent/JP2781027B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finished Plywoods (AREA)
  • Floor Finish (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、モルタル、コンクリート等により仕上げられ
た床下地上{こ直接に敷設される木質床材に関し、詳し
くは木質系で硬質でありながらその反りを抑制し、剛性
を大巾に軽減し、撓み性も付与し、その施工性も高め、
それでいてこのようになすのに、表層の木質化粧単板に
割れや亀裂の発生を回避しようとする技術に係るもので
ある。 [従米の技術] 従米から、モルタル、コンクリート等により仕上げられ
た床下地上に敷設される木質床材は知られている6例え
ば、$18図に示す如く、木質合板3の裏面に複数個の
rrft4を並設し、同裏面にクッシaン材5aを貼着
してなる木質床材Pが知られている.該木質床材Pは、
床下地上に接着或いは釘打ち施工等により固定されて敷
設施工されるものであり、溝4とクッシタン材5&によ
って、防音効果が得られるものである.しかしながら、
該木質床材Pにおいては、溝4が設けられているものの
、木質会板3には屈曲柔軟性がな《、充分な屈曲柔軟性
を得るために、溝4の並設個数を増やしたり或いは溝4
の深さ寸法を深く形成した場合には、溝4に対応して木
質化粧単板1の表面に亀裂が発生し易く、強度及び表面
意匠上問題となるものであった.それ故に、該木質床材
においては、充分な屈曲柔軟性がないままに、床下地上
に施工されており、床下地への馴染みが悪いために、床
下地上に接着或は釘打ち施工等に上り固定しで、強制的
に床下地に馴染ませて施工していた.この場合、施工に
接着或は釘打ち等の作業が伴って、敷設施工が面倒であ
るとともに、木質床材Pの取り替えが極めて困難となる
ものであった.
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来の技術における欠点を解消するため
に発明されたものであり、その課題は、木質合板に充分
な屈曲柔軟性があって、床下地への馴染みが良く、しか
も、木質合板の表面側には亀裂が発生し難くて、強度面
或は表面意匠上の問題がなく、床下地上に接着或は釘打
ち等の作業を伴うことなく敷設施工できる木質床材を提
供することである。 [課題を解決するための手段J 本発明の木質床材は、木質化粧単板1が木板2をその繊
維方向を異ならせて複数に積層した木質合板3上に積層
され、木質合板3の裏面側で木質会板3の多くても最上
層の木板2a付近に至る溝4が多数本並設され、溝4の
長さ方向を溝4の奥探端部4aが位置する木質会板3の
木板2のIi&維方向に一致させることをWaとするも
のである.又、溝4は最上層の木板2aを除いて形成さ
れることを特徴とするものである. 又、木質合板3の裏面全面に軟質材層5が積層されて成
ることを特徴とするものである.又、氏尺になされた木
質会板3の短尺方向に溝4の長さ方向が向けられて威る
ことを特徴とするものである. 又、木質化粧単板1の繊維方向と最上層の木坂2aの繊
維方向とを一致させて威ることを*徴とするものである
. [作用] この上うに、木質化粧単板1が木板2をその繊維方向を
異ならせて複数にI層した木質合板3上に積層され、木
質合板3の裏面側で木質合板3の多くても最上層の木板
2a付近に至る溝4が多数本並設されていることによっ
て、木質会板3に充分な屈曲柔軟性があり、床下地への
馴染みが良く、しかも、溝4の長さ方向を溝4の奥深端
部4aが位置する木質合板3の木板2の繊維方向に一致
させることによって、@4の奥深1i I1s 4 a
が位置する木板2のM&維の抵抗なく屈曲し易いものと
なっており、その結果として、木質床材Pに充分な屈曲
柔軟性が何等の支障なく得られることとなって、床下地
上に直接に接着或は釘打ち等の作業を伴うことなく簡単
に敷設施工でさるようになったものである. 又、Ml 4は最上層の木板2aを除いて形成されるこ
とによって、溝4の奥深端部4aが至る木坂2の上層に
は溝4が形成されていなくて繊維方向が異なる最上層の
木板2aが位置する故、$4の奥深端g4mが至る木板
2の折れ方向の応力に最上層の木板2aがその繊維方向
に基いて強く対抗し、溝4を形成したことに伴う亀裂を
抑制し、それ故に、木質合板3の表面側には亀裂が発生
し難くて、表層の木質化粧単板1に亀牧が入るようなこ
ともなく、表面意匠上の問題がなく、木質化粧単板1へ
の亀裂の波及を防止するようにしたものである. 又、木質合板3の裏面全面に軟質材層5が積層されるこ
とによって、WIt4を形成したことに′よる柔軟性と
相まって床下地への馴染みを良くし、かつ軟質材M5に
おいて例えばモルタル、コククリートのような床下地へ
のm接性を高め、床下地に対する滑止め性を高め、釘等
を使用しない置敷き施工を上り可能になす上うにしたも
のである.又、長尺になされた木質合板3の短尺方向に
溝4の艮さ方向が向けられることによって、木質会板3
の長さ方向の一眉の屈曲柔軟性を高めるようにしたもの
である。 又、木質化粧単板1の繊維方向と最上層の木板2aの繊
維方向とを一致させることによって、木質化粧単板1と
最上層の木板2aとの馴染み性を増し、溝4が形戒され
ていない最上層の木板2aにおいて、木質化粧単板1へ
の亀裂等の伝わりをより充分に抑制するようにしたもの
である。 E実施例J 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。 第1図、第2図に示す木質床材Pは、本考案の一実施例
で、複数枚の木板2をその繊維方向を異ならせて積層し
た木質合@3の表面に木質化粧単板1を貼着し、このよ
うな木質基板6の木質会板3の裏面に同方向に溝4を多
数並設し、溝4の深さ寸法を、木質合板3の多くてもそ
の最上層の木板2a付近に至らせるとともに、溝4の長
さ方向を、溝4の奥深端部4aが位置する木板2の繊維
方向に合致せしめ、木質合板3の裏面全面に軟質材M5
を形戊してなるものである.木質床材Pの全体形状は艮
方形状で、その艮手方向寸法が略90 0 wa1短手
方向寸法が略150m曽のものであり、木質基板6の外
周には、凸実8と凹爽9が形或されている。木質合板3
は5ブライのものが使用されており、各層の繊維方向が
交互に交叉するように積屑されており、全体の厚み寸法
は9mm程度であって、その最上層の木板2aの繊維方
向が前記木質基板6の艮手方向に合致するように形成さ
れている.木質化粧単板1としては、ナラ、ブナ等の天
然木の突板単板或は同単板を積層した7リッチをスライ
スして得られた人工単板が使用されるものであり、その
厚み寸法はIIl一程度であって、該木質化粧単板1の
表面には、木質基板6の長子方向を分割するように短手
方向のV溝11が形成されている。溝4の長さ方向は、
溝4の奥探靖部4aが位置するも木板2のa雑方向に合
致する方向すなわち木質基板6の短手方向に形或され、
木質基板6の艮手方向に多数並設されるものであり、そ
の並設問隔は5〜30■(好ましくは10問)程度であ
る.又、@4の巾寸法は2TII1程度であり、深さ寸
法は、木質合板3の最上層の木板2aを除いてその下層
の木板2に至る程度、すなわち7i*m程度である。軟
質材層5は、硫酸バリウム、鉛粉等の高比重物質が混入
された軟質の塩化ビニル樹脂シートでなり、その厚み寸
法は2〜30程度で、木質基板6の裏面に貼着されて形
成されるものである.したがって、該実施例においては
、木質化粧単板1が木@2をそのa維方向を異ならせて
複数に積層した木質合板3上に積層され、木質会板3の
裏面側で木質合板3の多くても最上層の木板2a付近に
至る溝4が多数本並設されていることで、木質合板3に
充分な屈曲柔軟性があり、床下地への馴染みが良く、し
かも、溝4の艮さ方向を溝4の奥深端部4aが位置する
木質合板3の木板2の*継方向に一致させることで、溝
4の奥深端部4&が位置する木@2の繊維の抵抗なく屈
曲し易いものとなっており、その結果として、木質床材
Pに充分な屈曲柔軟性が何等の支障なく得られることと
なって、床下地上に直接に接着或は釘打ち等の作業を伴
うことなくカーベットの如く簡単に敷設されて並設施工
できるようになったものである。又、該実施例において
は、木質基板6の外周に凸実8と凹実9とが相互に嵌合
されることによって、M.設される木質床材P開には段
差が発生し難いものであり、この場合、凸実8と四実9
とを接着剤を介在させて嵌合しても良く、又、部屋の周
縁部分においては、巾木を固定して該巾木によって木質
床材Pの浮き上がりを防止しても良いものである。又、
実施例においては、軟質材/fi5として、高比重物質
が混入された軟質シート(遮音シートと称されている)
が使用されているため、遺音効果が得られるのはもちろ
んのこと、その軟質性及び高重量性によって、床下地へ
の馴東みが極めて良好なものになっている. なお、本発明においては、第3図、第4図及び第5図に
示す実施例のように形戒されてもよいものである.すな
わち、該実施例においては、木質基板6の全体形状は艮
方形状で、その艮手方向寸法が略1800iam、短手
方向寸法が略300m+sのものである.木質合板3は
3層のものが使用されており、全体厚み寸法は6+ui
程度であって、その最上屑の木板2aの縄維方向が前記
木質基板6の艮手方向に合致するように形I&されてい
る.木質化粧単板1としては、木質ブロックを集或した
7リッチをスライスして得られる人工単板が使用される
ものであり、該木質化粧単板1の表面には、前記集或境
界線に沿った■溝11が形成されている6溝4は、溝4
の奥深端部4aが至る木板2(第4図においでは最上層
の木板2aの下層の木板2に本で形成され、第5図にお
いては最上層の木板2aに至って形成されている)の繊
維方向に合致する方向すなわち木質基iR6の短手方向
(14図)及V長手方向(弟5図)に形成され、各々多
数並Wkされるものである.又、短手方向の溝4の深さ
寸法は、木質合板3の最上層の木板2aを除いてその下
層の木板2に至る程度、すなわち3.5■程度であり(
第4rJ!J)、艮手方向のWIt4の深さ寸法は、木
質合板3II′)最上層の木板2aに至る程度、すなわ
ち5一程度である(第5図).軟質材層5は、合威樹脂
発泡シートでなり、木質基板6の裏面に貼着されて形或
されるものである. 又、本発明においては、1@6図、第7図及び第8図に
示す実施例のように形成されても良いものである.すな
わち、該実施例においては、第1図、12図に示した実
施例における木質基板6と類似のものが短手方向に若干
ずらされて並設され、該並設された複数個の木質基板6
の裏面に単一の軟質材層5が形成されて一体化されるも
のであり、その際に凸実8と凹笑9とが相互に嵌合され
るものである.ただ、該実施例においては、木質基板6
の木質合板3として、3Mのものが使用され、該木質合
板3と木質化粧単板1との開に、高比重物質が混入され
た軟質シー}(j!音シ一ト12)が介在されており、
又、軟質材M5は、型内に充填される軟質ウレタン樹脂
上に前記木質基板6が配列固着されることによって、該
木質基板6の裏面に形成されるものである. 第9図乃至第14図は更に他の実施例を示すものであり
、木材を薄くスライスして繊維方向をその長尺方向に有
する突I!(スライス単板〉のような木質化粧単板1が
木質合板3の表層に積層されている.木質金板3は合板
製であり、その合板は第13図に示すような3プライ、
第9図に示すような5ブライもしくは第14図に示すよ
うな7プライ等のものが使用される.このような合板製
の木質合[3の厚さは5II一〜20問厚程度のもので
、大!1さも5×3尺、1×3尺、1×6尺等の長尺状
体のものが使用できる.そして木質会板3の裏面側に切
溝のようなtlIt4が鋸刃にて略平行に並設されてい
て、木質舎板1に充分な柔軟性を付与させてある.溝4
は縦横に形成されていてもよい.?III4は1 .6
m一一3.2■中程度のもので、溝4闇のピッチは5.
0−一一30011一程度になされている.このような
木質合板3には遮音機能の高い軟質材層5が積層され、
この軟質材層5にて溝4が広がるのを抑制している.そ
して軟質材層5はゴム硬度で95゜〜96゛程度(DD
Pのような可塑剤70%含有品)のものを通常とし、軟
質の程度を高めることで、直敷施工に際しての床下地の
不陸を吸収できる.又、軟質材層5は引張りに対して伸
びの少ないものがよい. 更に、第9図乃至第12図の実施例においては、木質会
板3はその木板2・・・の繊維方向が異ならせてあり、
つまり、最上層の木板2aの繊維方向を木質化粧単板1
の繊維方向と略同方向の長手方向になされ、そして上か
ら2層目の木板2の繊維方向を短尺方向に向けてある.
上から3N目の木板2の繊維方向を最上層のものと同じ
にしてある.このように上下層のものをその繊維方向を
異ならせてある.このような木質合板3は通常のもので
ある.そして長尺でその艮手方向に繊維方向が向いた突
板のような木質化粧単板1のN&維方向と木質合@3の
最上層の木板2aの繊維方向とが略同方向にしてある. このように楕或されることで、突板のような木質化粧単
板1のa維方向と等しい繊維方向の最上層の木板2aに
は溝4はなく、溝4を木質化粧単板1の短尺方向に形成
しながら、溝4にての木質化粧単板1の折れ方向の応カ
に最上屑の木板2aがその縄雑方向において強く対抗す
るのである。 それ故に、木質合板3の表面側には亀裂が発生し難くて
、表層の木質化粧単Jfi1に亀裂が入るようなような
こともなく、表面意匠上の問題がなく、このようにして
、木質化粧単板1を最上層の木板2aにて保護するので
ある。 ところで、第9図乃至$14図の芙施例における軟質材
層5は高比重物質、例えば硫酸パリューム、重炭酸カル
シュウム、鉛粉末、銅粉末等が、例えばポリエチレン、
EVA,ウレタン、天然ゴム等の母材に混入された混入
シ一トであり、比重が1.0以上のものが望ましく、つ
まり、1.5〜3.0程度の比重のものが使用される.
そしてシート厚はII1一〜3lIIm1程度であるが
、通常は2〜3同程度のものを使用する。しかしてこの
ような軟質材層5を使用することで、コンクリートスラ
ブやフンパネのような床下地により馴染んで敷設される
. そして、軟質材M5の裏面にエンボス加工をしてエンボ
ス部を形成し、エンボス部の深さは0.1問〜0.7〜
0 . 8 mm程度にし、つまり軟質材層5の厚さの
50%〜10%程度にし、そして、軟貿材層5の裏面に
は不織布、布、ネット等のM&維シ一トを接着し、コン
クリートスラブのような床下地の不陸を吸収し、歩行音
(きしみ音)を緩和、吸収し、防音効果を高めるように
してもよく、このようなM&維シ一トにて補強機能を得
て、木質床材Pの反り防止を一層行うことができる。 又、軟質材層5の下層に、発泡樹脂、ポリエチレン樹脂
、EVA樹脂、天然ゴム等の発泡体シートの1−一〜1
0mmのものを積層接着し、防音及び少行感を高めるよ
う1こしてもよく、このようにするのに、エアーステッ
プ[スターラパー工業(株)[1、天然ラバー、連続発
泡体のエンボス加工シート等4.0〜8.0旧のものを
積層接着してもよく、フエルトのような繊維を圧縮した
繊維クッション材を積層接着してもよい. そして、溝4は木質合板1に垂直に形成したが、第15
図に示すように、垂直方向に討して傾斜させてもよ《、
その傾斜角度は45゜〜90゛の範囲がよく、このよう
に傾斜をつけることで、上方からの荷重を分散でき、溝
4のW1きを抑制できてよい。第16図は溝4を曲げて
傾斜させたものであり、ルーター工兵でこのような溝4
の加工が行える。第17図は溝4の更に他の実施例を示
していて、溝4のピッチを$17図左方から10+m,
15+am、 2 0一一、 10mm、 1 5一一
及び20mmのように異ならせたものであり、このよう
に溝ピッチを異ならせることで、[4により柔軟性を充
分に確保すながら上部からの荷重に対してそのピッチの
大きい箇所において充分対抗できる.[発明の効果1 以上要するに本発明は、木質化粧単板が木板をそのam
方向を異ならせて複数に積層した木質合板上に積層され
、木質合板の裏面側で木質合板の多くても最上屑の木板
付近に至る溝が多数本並設されているから、木質合板に
充分な屈曲柔軟性があり、床下地への馴染みが良く、し
かも、溝の長さ方向を溝の奥深端部が位置する木質合板
の木板のa維方向に一致させてあるから、溝の奥深層部
が位置する木板の繊維の抵抗なく屈曲し易いものとなっ
ており、その結果として、木質床材に充分な屈曲柔軟性
が何等の支障なく得られることとなって、床下地上に直
接に接着或は釘打ち等の作業を伴うことなく簡単に敷設
施工できるという利点がある. 又、溝は最上層の木板を除いて形戊されるから、溝の奥
深端部が至る木板の上層には溝が形成されていなくて繊
維方向が異なる最上層の木板が位置する故、溝の奥深端
部が至る木板の折れ方向の応力に最上層の木板がその繊
維方向に基いて強く対抗し、溝を形或したことに伴う亀
裂を抑制し、それ故に、木質合板の表面側には亀裂が発
生し難くて、表層の木質化粧単板に亀裂が入るようなこ
ともなく、表面意匠上の問題がなく、木質化粧単板への
亀裂の波及を防止するようにしたものである。 又、木質合板の裏面全面に軟質材層が積N?!:ttる
から、溝を形成したことによる柔軟性と相まって床下地
への馴染みを良くし、かつ軟質材層において例えばモル
タル、コククリートのような床下地への密接性を高め、
床下地に対する滑止め性を高め、釘等を使用しない置敷
き施工をより可能になすことができるという利点がある
. 又、長尺になされた木質合板の短尺方向に溝の長さ方向
が向けられるから、木質合板の長さ方向の一層の屈曲柔
軟性を高めることができるという利点がある。 又、木質化粧単板のwL維方向と最上層の木板の繊維方
向とを一致゛させるから、木質化粧単板と最上層の木板
との馴染み性を増し、溝が形成されていない最上層の木
板において、木質化粧単板への亀裂等の伝わりをより充
分に抑制することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は第1図に
おけるA−A#i!!Fi面図、処3図は同上の他の実
施例の斜視図、第4図、第5図は各々第3図におけるB
−B線断面図、C−C線断面図、第6図は同上の更に他
の実施例の斜視図、第7図、第8図は各々第6図におけ
るD−D線断面図、E−E線断面図、第9図は同上の更
に他の実施例の断面図、第10図(a)(b)(c)(
d)は同上の平面図、短尺方向の側面図、長尺方向の側
面図及び底面図、#S11図は同上の嵌合突部の拡大断
面図、弟12図は同上の嵌合凹部の拡大断面図、第13
図は同上の他の笑施例の断面図、第14図は同上の更に
他の実施例の断面図、第15図は同上の溝の他の実施例
の断面図、第16図は同上の更に他の実施例の断面図、
第17図は同上の更に他の実施例の断面図、第18図は
従未例の断面図であり、1は木質化粧単板、2は木板、
2aは最上層の木坂、3は木質合板、4は溝、4aは奥
深端部、5は軟質材層である.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)木質化粧単板が木板をその繊維方向を異ならせて
    複数に積層した木質合板上に積層され、木質合板の裏面
    側で木質合板の多くても最上層の木板付近に至る溝が多
    数本並設され、溝の長さ方向を溝の奥深端部が位置する
    木質合板の木板の繊維方向に一致させて成ることを特徴
    とする木質床材。 (2)溝は最上層の木板を除いて形成されることを特徴
    とする請求項1記載の木質床材。(3)木質合板の裏面
    全面に軟質材層が積層されて成ることを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載の木質床材。 (4)長尺になされた木質合板の短尺方向に溝の長さ方
    向が向けられて成ることを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載の木質床材。 (5)木質化粧単板の繊維方向と最上層の木板の繊維方
    向とを一致させて成ることを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載の木質床材。
JP26675389A 1989-02-23 1989-10-14 木質床材 Expired - Fee Related JP2781027B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26675389A JP2781027B2 (ja) 1989-02-23 1989-10-14 木質床材

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2040789 1989-02-23
JP1-182859 1989-07-15
JP18285989 1989-07-15
JP1-20407 1989-07-15
JP26675389A JP2781027B2 (ja) 1989-02-23 1989-10-14 木質床材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03166462A true JPH03166462A (ja) 1991-07-18
JP2781027B2 JP2781027B2 (ja) 1998-07-30

Family

ID=27283023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26675389A Expired - Fee Related JP2781027B2 (ja) 1989-02-23 1989-10-14 木質床材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2781027B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0581438U (ja) * 1992-04-04 1993-11-05 株式会社ノダ 床 材
JPH0612005U (ja) * 1991-09-27 1994-02-15 株式会社ノダ 建築用板
JP2010247494A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Wood One:Kk 集成材の防腐処理方法
JP2014001615A (ja) * 2012-02-15 2014-01-09 Asahi Woodtec Corp 木質系床材および床構造
US8953931B2 (en) 2009-03-26 2015-02-10 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Video processor, video processing method, integrated circuit for video processing, video playback device
CN112776100A (zh) * 2021-01-28 2021-05-11 刘纪朋 一种新三层帘子拼地板制作方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104652775A (zh) * 2010-08-03 2015-05-27 张家铭 沟槽式实木中板及具有该沟槽式实木中板的复合板

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0612005U (ja) * 1991-09-27 1994-02-15 株式会社ノダ 建築用板
JPH0581438U (ja) * 1992-04-04 1993-11-05 株式会社ノダ 床 材
US8953931B2 (en) 2009-03-26 2015-02-10 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Video processor, video processing method, integrated circuit for video processing, video playback device
JP2010247494A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Wood One:Kk 集成材の防腐処理方法
JP2014001615A (ja) * 2012-02-15 2014-01-09 Asahi Woodtec Corp 木質系床材および床構造
CN112776100A (zh) * 2021-01-28 2021-05-11 刘纪朋 一种新三层帘子拼地板制作方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2781027B2 (ja) 1998-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100865915B1 (ko) 마루 판자
US3554850A (en) Laminated floor covering and method of making same
CA1284869C (en) Flooring system
KR20070072381A (ko) 마루 타일
JPH0953319A (ja) 木質床材
JPH03166462A (ja) 木質床材
JP3068380B2 (ja) 化粧床材
JP3543165B2 (ja) 木質床材および床材用木質板の製造方法
EP1247641A1 (en) Floor or wall panel made of synthetic material and method for manufacturing it
JP3030677B2 (ja) 床 板
JP3538448B2 (ja) 化粧床材
US1626117A (en) Flooring material
JP6813412B2 (ja) 土間用床材
JPH0540191Y2 (ja)
JPH054512Y2 (ja)
JP3659060B2 (ja) 床暖房機能付防音床材
JPH06158832A (ja) 床 板
JPH0431554A (ja) 木質床材の施工方法
JPH09125668A (ja) 建築物の壁に対する床構造体の取付構造
JPH0531153Y2 (ja)
JPH0553910B2 (ja)
JPH02190561A (ja) 床材
JPH03169970A (ja) 木質床材
JP2000291242A (ja) 木質床材
JPH07292944A (ja) 床板材および床板材の敷設構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees