JPH03163483A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH03163483A
JPH03163483A JP30089889A JP30089889A JPH03163483A JP H03163483 A JPH03163483 A JP H03163483A JP 30089889 A JP30089889 A JP 30089889A JP 30089889 A JP30089889 A JP 30089889A JP H03163483 A JPH03163483 A JP H03163483A
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JP
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temperature
fixing
time
heater
fixing roller
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JP30089889A
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Yasumasa Otsuka
康正 大塚
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は未定着トナー像を転写材Lに加熱定着させる定
着装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、加熱定着を行なう定着装置として第7図に示され
るようなローラを用いたものか一般的によく使われてい
る。第7LAにおいて, 50は定着ローラてありアル
ミニウム、鉄等のバイブ材の表而にPFA,PTFEと
いったgl型層を被覆したものである。Jl記定看ロー
ラ50に正接して配設された加fEローラ5lは芯金の
上にシリコーンゴム,フッ素ゴム専の耐熱弾性体の屑を
形成してある.上記定着【1−ラ50と加圧ローラ5l
には転写材Pか通紙され、転′り゛材P上のトナーTは
定着ローラ5ロと加圧ローラ5Iとの間で加熱及び加圧
されて定着される。また、上記転写材Pの搬送方向前方
側には,分離爪55か上記定着ローラ50の表面に当接
しており定着ローラ50の表面から転写材Pを剥離する
ようになっている.さらに、定着後の定着ローラ50の
表面にオフセットしたトナーを拭き取るためにクリーニ
ンクバット56かばね57に付勢されて配設されている
。上記定着ローラ50の内筒にはヒータ52か配設され
ており、定着ローラ50を内筒より加熱する。また、h
記定着ローラ50の表面には温度検知手段たる温度検知
素子53が当接しており定着ローラ50の温度を検出す
る。ヒータ駆動手段の制御手段59は該氾度検知素子5
3からのデータに基づいてヒータNA動手段58を制御
してヒータ52の断続的なWIA動を行ない定着ローラ
50の表面温度を所定の定着温度または非定着時の待機
温度に保つようになっている。
[発明か解決しようとする課題] しかしなから、」二記従来の定着装置においては、周囲
の環境か低温である場合には、電源投入後の初期状態で
は定着不良が発也するという問題点があった。これは、
定着ローラか昇温しても加圧ローラか十分な温度まで昇
温しでいなかったためてある。そこで、定着ローラ50
に当接した温度7検知素子53以外に,例えば制御手段
たる温度制御同路上に設置した別の温度検知素子で周囲
の環境を判断し,低温であれば定着時のプリント温度ま
たは待機温度等の設定温度を高くする手法が特開昭50
−160041で提案されている。しかし、この手法は
別個に温度検知素子が必要でありコストが嵩むという問
題があった.また、別に設けた温度検知素子の配設位置
の関係で該温度検知素子が暖まり難い場合には定着ロー
ラか十分昇湿しているにも拘らず周四の温度か低いと判
断して設定温度よりも高くしてしまうという問題かあっ
た.このような必要以上の高温で長期間動作させると定
着装置の部品の熱劣化を早めることになり好ましくない
そこで、定着ローラに設けられた温度検知素子53のみ
で電源投入時の周囲温度を検出するという手法か老えら
れるが、温度検知素子としては多くの場合サーミスタが
用いられその出力は第8図に示すように非線型であり,
設定温度付近では高い検出精度を有するが室温付近での
検出精度は低くなるという問題を有している。この問題
を第8図及び第9図を用いて説明する. 第8図は温度検知素子としてのサーミスタの温度と抵抗
値の相関を示したものである.通常、このようなサーミ
スタは第9図のように構成された温度検出回路に接続さ
れ抵抗Rの両端に生じる電圧で制御手段は温度を検知し
ている.この抵抗Rは設定巴度付近に対するサーミスタ
の祇抗偵に近い値に設定されており、七記設定温度付近
てのサーミスタの抵抗値の変化にnっで両端電圧を大き
く変化させて検出精度を上げることかできる。
しかし、低温のときには第8図に示されるようにサーミ
スタの抵抗偵か大きくサーミスタの抵抗値に比べて梃抗
Rの抵抗値は無視てきる程小さくなる.つまり、サーミ
スタの温度かlO〜20℃変化しても出力′Itct=
の差は検出てきない程小さくなる。
このように,単一の温度検知X ’f−によっ”C定若
装置の周囲環境まで検出することは因難であった. また,以上のような問題点は低温の環境のときのみに発
生するのてはなく、常温環境ドてあってもヒータへの印
加電圧かヒータの定格電圧よりも低い場合には非定着に
おける待a41度から定着温度たるプリント温度まで上
只させるのに必安な侍間か長くなり,上記と同様に定着
不良か発生していた。この場合には転写材を通紙する時
期を遅らせるかあるいはプリント温度以下で通紙して定
着不{一分のまま排出しなければならながった.したか
って、プリントスピートの低下及び定着不良という問題
点を右していた。
本発明は上記問題点を解決し、低温環境の場合またはヒ
ータへの印加電1+:.かヒータの定格電圧よりも低ド
した場合においても、プリントスビートな低ドさせるこ
となく適正なプリント温度で定着を行なうことのできる
定着装衣を提供することを11的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、上記目的は、 内筒にヒータを有し、回転自次に配設された定着ローラ
と、該定着ローラに}E接して従動回転するように配設
された加圧ローラと、上記ヒータを駆動するヒータ馴動
手段と、上記定着ローラに当接して猷定着ローラの表1
61温度を検知する巴度検知手段と.該温度検知手段か
らのデータに基づいて礒ヒータ駆動手段を制御して上記
定着ローラ表面の温度を非定着時の所定の待機温度また
は定着峙の所定の定着温度に保つように設定された上記
ヒータ都動手段の制11手段とを備えた定着装置におい
て、 1記ヒータ駆動手段の制御手段は、所定時からの経過時
間を計測する時間計測f.段を右し、上記定着ローラの
表面温度か,電源投入時の温度と上記待機温度の間に設
定された判定温度に到達するまでの時間を,」二記時間
計測手段によって電源投入時から計測するように設定さ
れており,該計測した到達時間か,予め設定された第一
の井準時間以内のときは,上記所定の待aI!度及ひ所
定の定着温度である第一の温度調節モードで、また、上
記第一の基準時間以上であって予め設定された第二の基
準時間以内のときは、上記所定の待機温度及び所定の定
着温度よりも高い温度である第二の温度調節モードで、
さらに、上記第二の基準時間を超えるときは、上記ヒー
タへの通電を停止して上記定着ローラの表面温度を制御
するように設定されている、 ことによって達成される. [作用] 本発明によれば、ヒータ駆動手段の制御手段は、時間計
測手段によって計測された電源投入後から判定温度への
到達までの時間が,第一の基準峙間以内のときは第一の
温度調節モードで、また,第一の鰭準時間以−1であっ
て第二の基準時間以内のときは第一の温度調節モードよ
りも高い温度の第二の温度調節モードて定着ローラの表
面温皮を制御し,さらに、第二の基準時間を超えるとき
はヒータへの通電を停出するように設定されている。し
たかって、定着装置の周囲環境が常温の場合やヒータへ
の印加電JEかヒータの定格電圧通りの場合には第一の
温度iJ!JtrJモードとなるので,定着ローラの表
面温度を適温にする。また、上記周囲環境か低温の場合
やヒータへの印加電圧が不足している場合には第一の温
度調節モードよりも高い温度の第二の温度調節モードと
なるので、加圧ローラや転写材の温度が低くても良好な
定着が行なわれる。さらに、温度検知手段の故障等の不
測の事態か生じた際には,ヒータへの通電を停止するの
て装置内の熱による損傷を防止する.[実施例」 本発IJIの第一実施例ないし第三実施例を添付図而の
第1図ないし第6図を用いて説明する。なお、第7図の
従来例装着と共通箇所には同一符5を付して説]!+1
を省節する。
〈第一・実施例〉 先ず、本発明の第一・実地例について第1図ないし第2
図を用いて説明する。本尖施例は,定着ローラの表面温
度及び周囲の環境薯びにヒータへの印加電圧の検知を’
I−の温度検知手段て行なうものである。本実施例では
、電源投入時の室内温度と定着時の定着温度たるプリン
トな度との間に判定温度を設定し、該゛『一定温度への
到達時間をヒータ馴動ト段の制御手段内筒の時間計測手
段たるタイマ(図示せず)によって計測し、該到達時間
によって周囲の環境及びヒータへの印加電圧を検知する
。この印加1ft,IE及び環境と到達時間との関係に
ついて第1図を用いて説11する.第l図において、実
線Aは、常氾(2:1.5℃)の環境下に装置を配置し
、ヒータ52へ該ヒータの定格電圧を印加して加熱した
場合を示す。この場合には転写材も常温であるから冷え
ておらずまた加IEローラも暖まり易いので電源投入後
時間t1で温度検知・r段たる#A度検知素子は判定温
度T1まで到達する。
また、点litDのように環境か暖かい場合や入力’i
f /Eかヒータの定格”tc托よりも高い場合には、
実線Aより左ヘシフトするか傾きか大きくなる。そして
昨間h以前に判定温度T,に到達する。
次にBの¥!線の場合は環境か使用保証下限の低氾であ
り印加電圧も下限の場合を示している。この場合は電源
投入vkt記時間t1よりも迷い時間t2一C、”n定
温度T,に到達する。
さらに、常温環境でありながら印加電圧かヒータの定格
電圧よりも低い場合の点線Cや低温環境でヒータの定格
電圧通りの印加電圧がある場合も′χ線Bの場合と同じ
く定着装置が暖まりにくい。
したかって時間L,〜t2の間で判定温度T,に達する
以上のように判定温度T,への到達時間を測定すること
によって環境及び印加電圧を判断することかできる。本
実施例は、−ヒ記実1&iAの場合,すなわち゛目定氾
度T,への到達峙間がL,のとき及びt2のときを基準
として、到達時間がL,以内のとき(第1図において実
線A及び点線D)は,従来例と同様な設定温度である第
一の温度調節モードで温度制御を行なう。また、と記到
達時間かt,以上12以下であるとき(第1図において
点線C及び実線B)は上記第一の温度調節モードよりも
設定温度を高くした第二の温度調節モードで温度制御を
行なう。そして、到達時間かt,よりも遅ければ温度検
知素子53の故障、ヒータ52の断線、ヒータ駆動手段
の制御手段たる温度制御回路の故障、あるいは印加電圧
が低すぎる場合などが考えられる。この場合にはそのま
ま放置すると火災や装置のダ゜メージ拡大かおこる危険
性があるので直ちにヒータ52への通電を止めてエラー
信号を送信する。このように到達時間1.及びt2を基
準として二種類の温度制御及びエラー処理を行なうこと
によって、環境及び印加電圧によらず常に適正な温度で
定着を打なうことか”Cきる. 次に、1一記第一・の楓度調節モード及び第二の温度調
節モードについて第1図を用いてさらに詳しく説明する
. 先ず、第1図に示す実線Aや点l&Dのように判定温度
T,への到達時間が1.以内のときは、第一・の温度調
節モードで温度制御を行なう。このような場合には、転
写材も冷えておらず、また温度も暖まり易いので、非定
着時の待機温度を従来例と同様な温度であるT2に設定
する。そして、T2に到達したならば,定着かEIf能
な状態であることを示すレディー信号lを送信して待機
状態となる。待機状態においてプリント信号を受信した
ならば,従来例と同様なプリント温度であるT3を目標
の設定温度として温度調節を行なって定着動作を行なう
。定着動作終r後は再び待機温度T2で待機する.以上
が第一の温度調節モードである。
次に、第二の温度調節モードでは、上記待機温度T2、
プリントT:lよりもそれぞれ高い温度である待機温度
7 21及びプリント温度T3′で温度調節を行なう。
これは、第1図に示す点線C及び実線Bのようにr1定
温度T,への到達時間がt,以上L2以内てある場合に
は,環境か低温であるかまたはヒータへの印加゛屯圧か
不足していることか考えられるためである。したかって
、待機温度をT2よりも高いT2′にすることによって
、プリント4i号を受信してからプリント温度へヒシI
させる時間を短縮することかできる。また,プリント温
度をT3よりも高いT3゜にすることによって、玲えた
加I[ローラ及ひ転写材によって熱を奪われても定着不
長となることかない。さらに, A.火施例においては
、待機状態となっ゜Cレディー信号2を送釘した後所定
の時間し3が経過したときは第−のな度調節モードの待
機温度であるT2に待a巴度を度更して第一の温度調節
モードへと移行する。これは、13経過後は周囲の温度
も十分上昇しているのて定着不良も発生しないと考えら
れる′からであり、また、必要以しに高氾を維持するこ
とによって装轟を損傷させる虞れかあるからである。以
上か第二の温11J節モードてある。
次に以上のような温度制御の手法を:lS2図のフロー
チャートにしたかって説明する。
先ず,電源か投入されるとヒータ駆動手段の制W r=
段のタイマをOにリセットし、カウントを始める(第2
1−4においてステップ1.以ド,第2図1と省略する
。)。次にヒータに通電し(第2図2)、温度検知■;
段の温度Tか判定温度T.に到達したかどうかを゛!!
l断ずる(第2図3),Noであればタイマtかt2を
超えないかどうかを判断し(tiS2図4),超えてい
ない場合は再びT,に到達したかとうかを’llFlr
t6 (i41a4−3). また、タイマtが12を
超えた場合はエラー表示を出してヒータの通電を出める
(第2図5).次に,″Fl定温度T,に到達したなら
ばタイマtすなわち到達時間かt1以下か否かを判断す
る(第2図6 ) , YESすなわちt,以下であれ
ば環境も暖かく印加電圧も−1一分と゛N断して第一の
温度調節モードヘ切り換える(第2 1/ 6→7)。
そして氾度Tが待機温度T2に到連したらレディー信号
lを送信しプリント可能とする(第2図8→9).その
後プリント信号を受信した場合はプリント温度T1で定
着を行ない(第21%IO−I!) .定−R動作終r
後は待機温度T2へ復帰させる温度調節を続ける(第2
図12→13). 一方、待機温度への到達時間かiを超えた場合はタイマ
tかt2を超えないかどうかを判断し(第21;414
),超えた場合にはエラー処理を行なう(第2図l4→
5)。また,超えなかった場合には、定着装置の周囲の
環境か低温かあるいはヒータへの印加電圧が定格電圧以
下と判断し第二の温度調節モードに入る(第2図14→
15)。そして温1&T2より高い待機温度721まで
加熱しレディー信号2を送信する(第2図l6→l7}
.その後は、第一・の温度;1!J節モードへ移行する
のに必要な時間tiをa定するためにタイマを0にリセ
ットし再スタートする(第2図18).その後プリント
信号を受信した場合はプリント温度T3″で定着を行な
い(第21ml9→20)、定着動作終了後は待機温度
T2゜へ復帰させる温度調節を続ける(:52図2l→
22→l9).タイマtがh以下の間は第二の温度調節
モードを維持し(第2!A2:l→19)、時間t3を
超えると第一の温度Aglmモードへ移行する(第2図
23→7).これは時間tユの間で定着装置が十分暖ま
るからである. (実験例l) 次に、本実施例に基づいて行なった実験例lについて説
明する. 定着ローラとして外径30■、肉厚3.5−1、長さ2
30■のバイブにPFAを表層にコーディングしたもの
を用い内筒に750Wのハロゲンヒータを配設した.加
圧ローラとしては外径16■鵬の鉄芯の表面に61園の
シリコーンゴムスポンジ層と外NI!l @Hのシリコ
ーンゴム層を設けて^sker C 峡度30@にした
ものを用い、ゴムの面長は226■■とした.そして上
記二つのローラ間に総圧9kgの加重を加えニップ輻を
4■とした.このような装置において,判定温度T+=
140℃、t.=70抄, t,=120秒とし第一の
温度調節モードの待機温度T.=180℃、第一の温度
調節モードのプリント温度T3=190℃、第二の温度
調節モードの待機温度T.’ =190℃、第二の温度
調酊モーtζのプリント温度T3゛=2{}06C, 
t3= 45sinとしてlO℃〜32. 5°Cの使
用環境で印加電圧か定格’Ttt.IEに対し+lO%
から−+5%まて変化させた状態で定着を行なったとこ
ろ良好な定着性を維持することかできた. く第二実施例〉 次に本発FIJの第二実施例を第3図及び第4 rmを
用いて説明する。なお、第〜実施例と共通箇所は説明を
省略する。
弟一実施例では定着装置の設定&1度を切り換えるf.
法であったか、本実施例は,l:記手法に加えて従来待
機状態中に行なっていた、いわゆる空[!!J転の開始
を第3図に示す待機状態到達前のh峙及びt2時に行な
う手法を用いるものである.ここで,空回転とは定着ロ
ーラの振度を加圧ローラに伝えるために通紙を行なうこ
となく二つのローラを回転させるものである。
本実施例においては、第一の温度調節モードに入った直
vk(第4図24)及び第二のね度調節モードに入った
直後(第41−2125)に上記空回転を開始し、第一
・の温度調節モードにおいては待機温度T2到達後レデ
ィー信号l送信前(第4図26),第二の温度JJmモ
ードにおいては待機温度T2゜到達後レディー信号2送
信前(第4図27)に上記空回転をP>11−する.こ
のように待機状態に到達する前に9’,Q l++1転
を開始することによって,加圧ローラの温度を十分に上
昇させることかてきるので、より一肘定着性を向上させ
ることかてきる。
なお、本実施例においては、待機温度T2、T21到達
後に空iu1転の停市を行なったが,空回転の時間を各
々の温度調節モードて変えても良い。また、空回転を開
始する温度を各々の温度調節モードて変えても良い。
(実験例2) 次に、本実施例に基づいて行なった実験例2について説
明する. 定着装置は実験例lと同じものを使用した。1.=70
秒, L2=120秒とし,第一・の温度調節モード丁
,=1813℃, T3=190℃、第二の温度調節モ
ードr2’  =190℃、T:!’  =200℃、
T,=140℃とした.温度検知素子かL.=70秒以
下でT+=140″Cに達した場合には第一の温度調節
モードとして、T2=tao’cまて定着装置の空回耘
を続けた後待機状態とした。
またtj=70秒からt2= 120 8″までに’r
s= 140 ’(:になった場合には第二の温度調節
モードとし、T.’ =I’lO℃まで¥;ff?e置
を堂同転させてから待機状態とした。それぞれ定着時に
はT:l=190℃、T3゜=200℃に制御した。ま
たvk者の場合にはT2゜=l90℃でレディーになっ
た&Lユ=45分で第一の温度調節モードに切り換える
ようにした。
この結果,加圧ローラの温度か実験例1に比べて20℃
以七高くなり定着性が一層向丘した。また環境条件や印
加電圧の変動による影響が少なくなった. 《第三実施例〉 次に、本発明の第三実施例について第5図及び第6図を
用いて説明する。なお,第一実施例と共通箇所は説明を
省略する. 本実施例は定着性を向上させながら逆にホットオフセッ
トを減らす手法を用いている。第5図において実線Aは
第一実施例と同じ常温環境で定格’tti.圧か印加さ
れた場合を示す.点線Gは常温環境で印加電圧が大きい
場合で定着ローラ50や温度検知手段53の熱量によっ
てオーバーシュートが生じている場合を示す.このよう
に?t源投入からの時1111か短くて十分に定E装置
か暖まっていない場合にプリントを始めると一枚目のプ
リント温度が設定温度T3を大きく超えてしまい、トナ
ーが融けすぎて定着ローラにもトナーか付着する,いわ
ゆるホットオフセットが発生する.このようなホットオ
フセットが発生するのは時間1lよりさらに早いtoま
でに判定温度T.に達するような場合であり、第5rA
に実!!IEで示される。このような場合には待機時間
T2よりも低い温度T2”で待機状態とし、その後プリ
ント温度T3で定着を行ない温度検知手段内の温度が安
定する時間t4後に待I/a温度T2へ復細し第一実施
例と同じく第一の温度調節モードに入る.時間t4まで
は待機温度はT2″,プリント温度はT3とする.この
ようにすることで転写材か定着装i<到達したときに才
一ハーシュートすることかなくホットオフセットをM)
j +}−することかできる。
本’Kk例の制御の流れを第6図のフローチャートを用
いて説IJ1ずる。先ず屯鯨か投入されるとタイマをリ
セットしてスタートする(第6図l).次にヒータヘ通
電し、さらに温度検知−F段の温度Tか′r,を超える
と超えたかどうかを判断する(第6図2−3)。到達し
た場合は到達時間かt。以Lであるかどうかを判断する
(第61″A28)。Ln以ドてあれば第三の温度調節
モードとなり(第6図29)、温度か待機温度T2″に
なるまて加熱される(第6図30).そし”cT2゜゜
の温度になるとレディー虹号3を送信する(第6図3l
).この後タイマかL1を超えない限り第三の温度調掠
モー1〜すなわち待a温度T2”、プリント温度T3の
状態か維持される(第6図32→33→34→35→3
6→32)。L4経過後は、第一の温度調節モードに戻
る(第6図36→7).これ以降は第一実施例と同して
ある.また、判定温度に到達した時間がt。以1二の場
合も第へ・の温度調節モードに入り(rJ16114→
7)、第一実施例と同様な制御を行なう.(実験例3) 次に,本実施例に基づいて行なった実験例3について説
明する。使用した定着装置は実験例lと同じである。t
.=SS秒、L,=708′、t4=5分とし第−の温
度調節モードにおいては待S!氾度T,=180℃、プ
リント温度T3=190℃とし、第三の温度調節モード
においては待機温度T2゜’=tas℃、プリント温度
Tユ=190℃とし、判定温度T,=140”Cとした
.この条件で23.5℃の環境下で定格車圧の120%
の印加電圧でもオーバーシュートは少なくホットオフセ
ットは生じなかった.[発明の効果] 以上説明したように、本発明は,ヒータ駆動手段の制御
手段が時間計測手段を有し,定着ローラの表面温度が,
電源投入後から電瀕投人時の温度と待機温度との間に設
定された判定温度に到達する時間を、上記時間計測手段
によって電源投入時から計測する.そして,計測した時
間が、予め設定ざれた第−の)5¥8時間以内のときは
第一の温度調節モードで、また、第一の基準蒔間以上て
あって第二の基型時間以内のときは第二の温度+7J節
モードで、さらに、第二の基準時間を超えるときはヒー
タへの通電を停旧するようにして定着ローラの表而温度
の制御をtiなう。したかって、低温gJ境下であって
も、また、ヒータへの印加電圧が定格電圧以下の場合で
あってもプリントスビートを低ドさせることなく良好な
定着性を得ることかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例の温度制御による定着ロー
ラの表面温度の時間変化を示す図、第2図は本発明の第
一実施例の温度制御の流れを示すフローチャート、第3
1Aは本発明の第二実施例の温度rIJI御による定着
ローラの表向湿度の時m1変化を示す図、第4図は本発
明の第二実施例の温度制御の流れをホすフ【1−チャー
ト第5図は本発明の第三実施例の温度制御による定着ロ
ーラの表面温度の時間度化を示す図、第6図は本発明の
第三実施例の温瓜制御の流れを示すフローチャート第7
図は従来の定着装置の概略MIi歳を示す縦断面図、f
JS8図は第7図装置に用いられるサーミスタの温度に
対する抵抗値特性を示す図、第9図は第7N装置に用い
られる温度検出回路の概略図である。 5jJ−−−−−−足看ローラ 51・・・・・・加圧ローラ 52・・・・・・ヒータ 53・・・・・・温度検知手段(温度検知素子、サーミ
スタ) 58・・・・・・ヒータ駆動手段 59−・・・・・制御手段 T ,−・・・・・待機温度 T2*TP’ tT2””・・・待機温度T:l,T,
゜・・・・・・定看!!度(プリント温度)t1・・・
・・第一の基準時間 t1・・・・・第二の基準時間

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内筒にヒータを有し、回転自在に配設された定着
    ローラと、該定着ローラに圧接して従動回転するように
    配設された加圧ローラと、上記ヒータを駆動するヒータ
    駆動手段と、上記定着ローラに当接して該定着ローラの
    表面温度を検知する温度検知手段と、該温度検知手段か
    らのデータに基づいて該ヒータ駆動手段を制御して上記
    定着ローラ表面の温度を非定着時の所定の待機温度また
    は定着時の所定の定着温度に保つように設定された上記
    ヒータ駆動手段の制御手段とを備えた定着装置において
    、 上記ヒータ駆動手段の制御手段は、所定時からの経過時
    間を計測する時間計測手段を有し、上記定着ローラの表
    面温度が、電源投入時の温度と上記待機温度の間に設定
    された判定温度に到達するまでの時間を、上記時間計測
    手段によって電源投入時から計測するように設定されて
    おり、該計測した到達時間が、予め設定された第一の基
    準時間以内のときは、上記所定の待機温度及び所定の定
    着温度である第一の温度調節モードで、また、上記第一
    の基準時間以上であって予め設定された第二の基準時間
    以内のときは、上記所定の待機温度及び所定の定着温度
    よりも高い温度である第二の温度調節モードで、さらに
    、上記第二の基準時間を超えるときは、上記ヒータへの
    通電を停止して上記定着ローラの表面温度を制御するよ
    うに設定されている、 ことを特徴とする定着装置。
  2. (2)ヒータ駆動手段の制御手段は、計測した到達時間
    が第二の基準時間を超えるときはヒータへの通電の停止
    後に、エラー信号を送信するように設定されていること
    とする請求項(1)に記載の定着装置。
  3. (3)ヒータ駆動手段の制御手段は、第二の温度調節モ
    ードにおいて、定着ローラの表面温度が待機温度に到達
    してから所定の時間経過後は、第一の温度調節モードで
    制御するように設定されていることとする請求項(1)
    に記載の定着装置。
  4. (4)定着ローラの駆動主手段を備え、該駆動手段は上
    記定着ローラの表面温度が判定温度に到達した後該表面
    温度が待機温度に到達する以前に定着ローラ及び加圧ロ
    ーラを回転せしめるように設定されていることとする請
    求項(1)に記載の定着装置。
  5. (5)ヒータ駆動手段の制御手段は、計測した到達時間
    が第一の基準時間より短いときは、判定温度よりも高く
    、第一の温度調節モードにおける待機温度よりも低い温
    度の待機温度で制御するように設定されていることとす
    る請求項(1)に記載の定着装置。
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