JPH03163011A - 胃内滞留デバイス - Google Patents

胃内滞留デバイス

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JPH03163011A
JPH03163011A JP2223353A JP22335390A JPH03163011A JP H03163011 A JPH03163011 A JP H03163011A JP 2223353 A JP2223353 A JP 2223353A JP 22335390 A JP22335390 A JP 22335390A JP H03163011 A JPH03163011 A JP H03163011A
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JP
Japan
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retention device
gastric retention
shape memory
memory material
shape
Prior art date
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Pending
Application number
JP2223353A
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English (en)
Inventor
Takashi Sonobe
尚 園部
Toshinori Watanabe
俊典 渡辺
Masataka Katsuma
勝真 正孝
Shigefumi Takamatsu
高松 成史
Yu Konno
今野 祐
Hirokazu Takagi
高木 広和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/0012Galenical forms characterised by the site of application
    • A61K9/0053Mouth and digestive tract, i.e. intraoral and peroral administration
    • A61K9/0065Forms with gastric retention, e.g. floating on gastric juice, adhering to gastric mucosa, expanding to prevent passage through the pylorus
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,胃内滞留デバイスに関する。さらに詳細には
,本発明は,あらかじめ予定された一定時間薬剤を胃内
に滞留させ,一定時間経過後には排出することができる
新規k胃内滞留デバイスに関する。
(従来の技術) 服用後,胃内において一定時間薬剤を滞留保持させるこ
とを目的とする胃内滞留デバイスとしては,ゲル形成高
分子(ヒドロキシグロビルメチルセルロースなど)と水
素添加綿実油からなるデバイス(アメリカ特許第4,1
 2 6,6 7 2号)に薬剤を担持させ,比重を1
以下として胃内に浮遊せしめることにより,薬剤の胃内
滞留時間を長くすることを意図したもの(浮遊型),ポ
リアリルアミン(例えば日東紡績株製PAA−HCI 
−H )やアニオン性高分子物質(例えばカルボキシビ
ニルポリマー)で粘膜付着性を有する成分を配合したり
(例えば特開昭62−1 32830号および特開昭6
2−77335号),または水溶性高分子(例えばポリ
エチレンオキサイド,ポリビニルアルコールなど)と油
(例えば中鎖トリグリセリド)とから紅るデバイスを用
いることにより(特開昭61−233632号)服用後
ゲル層を形成せしめ薬剤の放出を制御せしめるとともに
,その粘膜付着性により消化管内の移動を遅延せしめよ
うとするもの(粘膜付着型),浸蝕可能なボリマーで成
型した胃内滞留性形状の薬物保持装置を小さく圧縮して
カプセルに入れ,服用後胃内でカプセルの溶解に伴って
ボリマーの弾性力によってカプセル封入前の形状に復元
するもの(膨化型,特開昭62−26215号),およ
び特定の寸法を有する繊維やリボンを用いるもの(繊維
型,特開昭63−23815,特開平2 − 2926
8 )等が知られている。
このうち,浮遊型は,比重を調節しても胃内滞留時間に
ほとんど影響を与えず,むしろ食事摂取の有無による影
響がはるかに大きいことが指摘されており[ P.Gr
uber,, et.al,, Journal of
Pharmaceutical Science+a,
 76. 117  122(1987)+S.San
gekar, et.al., Indian Jou
rnal of Pharmacy,35. 187−
191 (1987)].また,粘膜付着型は,胃内滞
留時間が短い上,滞留時間の変動が著しい。
また,膨化型あるいは繊維型は,いずれも弾性体の圧縮
状態を維持するために特別な留め具もしくは拘束手段を
必要とし,取扱い方法によクては服用前もしくは服用中
に拘束力が解放される危険がある上,塑性変形が起り,
弾性力が減殺され,原形への復帰が必ずしも十分でない
難点がある。
(発明が解決しようとする課題) したがって,本発明の目的は,所定時間胃内に確実に滞
留させることができる胃内滞留デバイスを提供すること
である。また,本発明の別の目的は,形状記憶物質を用
いることにより,服用前は小形で且つ安全に服用形態が
維持できるとともに服用後は胃内ですみやかに原形に復
帰できる胃内滞留デバイスを提供することである。さら
に,本発明の目的は,生体内可蝕性物質の選択および/
もしくはコーチング処理により胃内滞留時間の調節が容
易な胃内滞留デバイスを提供することである。. (問題点を解決するための手段) 本発明は,形状記憶物質と生体内可蝕性物質との接合体
又は混合体からなる成形体であって,胃内において所定
時間滞留できる形状,大きさおよび強度を有することを
特徴とする胃内滞留デバイスである。
ここに,形状記憶物質とは,融点以下では架橋構造と結
晶構造を併せもち,融点以上では非品性構造となりゴム
弾性を有する物質もしくは室温付近にガラス転移点(T
g)を有し, Tg前後での弾性率比の犬なる物質をい
う。このような物質を例示すると,ポリノルボルネン(
老化防止剤含有)及びその誘導体(日本ゼオン■,ノー
ソレックス,@)ポリウレタン(三菱重工■,ダイアリ
イ0),トランスポリイソプレン(■クラレ,クラプレ
ン0),スチレン系ハイブリッドボリマー(旭化成工業
■,アスマ一■),エチレンー酢酸ビニル共重合体,ポ
リカプロラクトン,架橋ポリエチレン,ボリアミド,ポ
リふっ化ピニリデンなどである。本発明では,このうち
特に,体温付近に融点もしくはTgを有し,1た,体温
付近の最大荷重が150〜aooo g(参考例l記載
の方法で測定)であるものが用いられる。
ポリウレタンは構成するインシアネートの種類,ポリオ
ールの種類,鎖延長剤の種類,及び配合比などを変化さ
せることによ!) *Tg及び物性を変えることができ
る。本発明でいうポリウレタンとは,例えば特開平1−
 264829号記載のウレタンエジストマー及びこれ
らの混合物で,上記物性を有するものを指す。
つぎに,生体内可蝕性物質としては,所定の柔軟性と強
度を有するが,体液に接すると徐々に膨潤溶解してその
形状を失なう物質である。本発明の胃内滞留デバイスで
使用される生体内可蝕性物質としては,例えば,ポリエ
チレンオキサイド,ポリビニルアルコール,可溶性セル
ロース類(RPC, HP−MC, MC, HPMC
P, CAPなど),エチレンビニルアルコール,エチ
レンマレイン酸コボリマー ポリアクリレート,メタア
クリル酸コボリマー メタルアクリル酸コボリマーとア
ミノアルキルメタアクリレート・コポリマーとの混合物
,ポリカブロノラクトン,ポリ(オルト)エステル,ポ
リウレタン,pvp,ポリラクトン,ボリアミド,ポリ
ペブチド,ゼラチン,ポリアクリロニトリル,ポリエス
テル等を挙げることができる。
これらは,単独1たは適宜2以上を併用したものが用い
られる。
本発明の胃内滞留デバイスは,上記形状記憶物質と生体
内可蝕性物質とを接合又は混合させた素材からなる成形
体であるが,さらに,接合性の向上及び強度の調節を目
的として,適当な接着性物質を用いてもよい。大きさは
,ヒトもしくは適用対象とする動物の幽門を通過しない
程度のものであるが,生体可蝕性物質の体内可蝕後は,
その幽門を通過できる形状,大きさでなければならない
デバイスは,通常中心部分から平面方向又は立体方向に
延びた3本以上の翼からなる形状(たとえば,Y字型,
十字型,テトラポット型等),リング型,円型,円筒型
などであるが,その形状は,胃幽門部位にデバイスが滞
留する場合に,胃内容物が通過できる様な間隙を有する
ものが好ましい。
以下,本発明のデバイスの構成を図画にもとづいてさら
に説明する。
第l図又は第2図に示されるデバイスは,形状記憶物質
と生体内可蝕性物質との接合体からなるY字型又は十字
型の保持体の1例である。このデバイスの3枝(翼)又
は4枝(翼)の交叉する部分(A)は,形状記憶性物質
で構成される。この部分は,胃内から排出できるもので
なければならないから,その大きさは,幽門その他の消
化管を容易に通過できる大きさであり,通常短径が2 
am以下,好ましくは0.5〜1.5cm程度である。
また,各翼の先端部分(Blぱ,生体内可蝕性物質で構
成される。この部分の長さは1 cm〜3cmであり,
デバイス全体の短径が2〜7.1cmと紅るように調節
される。その接合部分(C)は,物理的な噛み合せや融
着物質又は接着剤により接合される。融着物質としては
(A)及び(B)に強い親和性を有する物質で,[Al
及び(B)の材質により異なるが,例えばポリウレタン
やエチレンビニルアセテートボリマーがあげられる。筐
た,接着剤としては,たとえばエポキシ系樹脂やシアノ
アクリレート系樹脂からなるものが使用できる。
本発明の胃内滞留デバイスは,胃内の運動に抗して一定
時間胃内に滞留できる強度を備えていなければならない
。このような強度を有するY字型又は十字型のデバイス
を得るには,体温付近の最大荷重が150〜3ooog
(参考例l記載の方法で測定)である成分を用いればよ
い。例えば,ポリノルボルネンを用いた場合には,厚さ
が少くとも0.5 mm以上,好1しくぱ2.8M程度
で,翼の巾が2mm以上,好ましくは2.8mm程度で
ある必要がある。またこの場合,紙面の裏側にむかって
,適当な角度,例えば0〜60°の反りの入った形状も
本発明の範囲に含む(第3図(.)参照)。
第3図に示されるデバイスは,立体方向に延びた4本翼
のものであ9,上述のY字型のデバイスの中心部分に形
状記憶物質もしくは,薬学的に許容できる通常の柱状物
質を接合し,形状記憶物質を用いる場合にはさらにその
先端部に生体内可蝕性物質を接着させたデバイスである
第7図に示されるデバイスは,形状記憶物質と生体内可
蝕性物質の混合体からなる成形体の一例である。このY
字型又は十字型デバイスは,3層からなる生体内可蝕性
物質層を有し,その中間の層をはさんで平糸状の形状記
憶物質が格子状に配置された構成を有している。可蝕性
物質層の厚さは, 0.5mm程度が適当である。また
,平糸状の形状記憶物質は,厚さが訃よそ0.5mmで
,巾がおよそ2mm程度のものが適当である。この平糸
を,生体内可蝕性物質の薄層を挟んでr 0.5mm〜
2mm間隔で格子状に配置する。こうして配置された,
糸状の形状記憶物質と生体内可蝕性物質層は加熱圧縮成
形される。このデバイスは,胃内での浸蝕が進行するの
に伴って,形状記憶物質の小片に分散するので,消化管
からの排出が容易である。
本発明のデバイスの別の構成として,形状記憶物質と生
体内可蝕性物質との均一混合物からなる成形体がある。
両物質の混合割合は,形状記憶物質の形状復元力が維持
できる範囲であり,通常形状記憶物質1部に対し,牢体
内可蝕性物質1〜4部である。
以上,本発明のデバイスを説明したが,デバイスの浸蝕
速度を調節する目的で,デバイスにコーチングを施すこ
ともできる。コーチングは,デバイス全体に施してもよ
く,生体内可蝕性物質部分だけに施してもよい。コーチ
ング剤としては,製剤上一般に用いられるものであれば
制限はない。
好適なものとしては,例えば,オイドラギッドRS(商
品名,ローム・アンド・ノ・−ス社製,或分:アクリル
酸エチルとメタクリル酸メチルとトリメチルアンモニオ
エチルメタアクリレートクロライドとの1 : 2 :
 0.1の共重合体),オイドラギッドL(商品名,ロ
ーム・アンド・ハース社製,成分:メタクリル酸メチル
とメタクリル酸のl:1の共重合体),オイドラギノド
S(商品名,ローム・アンド・ハース社製,成分:メタ
クリル酸メチルとメタクリル酸の2:lの共重合体),
オイド2ギットL30D−55(商品名,ローム●アン
ド・ハース社製,成分:アクリル酸エチルとメタクリル
酸の1=1の共重合体),エトセル(商品名,ダウケミ
カルズ社製,成分:エチルセルロース),TC−5(商
品名,信越化学社製,成分:ヒドロキシプロビルメチル
セルロース),ヒドロキシグロビルメチルセルロースフ
タレート(JPXI),セルロースアセテートフタレー
} (JPXI),  シェラック(.rpxl)等を
挙げることができる。これらは,単独又は適宜混合して
用いられる。
渣た,必要により,これらにさらに可堕剤を添加しても
よい。可盟剤としては,たとえばトリアセチン,マクロ
ゴール400,クエン酸トリエチル,’f ween 
8 0,ヒマシ油等が用いられる。
本発明のデバイスは,服用に適する形状に折りたたんで
投与される。デバイスを折りたたむ部位は,形状記憶物
質の部分である。経口投与に際しては折シたたまれたデ
バイスをそのまま服用してもよいし,カプセルに封入し
た後服用に供してもよい。あるいは筐た,ヒドロキシプ
ロビルメチルセルロース,ヒドロキシグロビルセルロー
スあるいは,メチルセルロースなど通常用いられるコー
チング剤で被覆したものを服用してもよい。
つぎに,本発明のデバイスに薬効成分を付与するには,
薬効成分に持続放出性処理を施したものを,デバイスに
貼付又は塗布する。薬効成分の持続放出性処理は,持続
性製剤を調製する場合に用いられる通常の技術が採用さ
れる。例えば持続性の錠剤を製し,デバイスに固着して
もよい。
固着する場所は,デバイスの翼部分でもよいし,中心部
の形状記憶部分でもよい。固着する方法は剤形によって
異なるが,例えば錠剤の場合は,中心部の形状記憶部分
にソケット状の収納部分を設け,そこにはめ込むことが
できる。また,カステインク法,ディッピング法, あ
るいは通常のスプレー・コーチング法によシ,翼に層状
に薬物含有部分を付与することもできる(第6図)。
ここで,カスティンズ法とは以下の製造方法をいう。融
点が室温以上の単一基剤あるいは複数の基剤に薬物を混
合し,加熱して溶融・懸濁する。
直ちに,所望の形状を有する鋳型に注入し,同時に本発
明の胃内滞留デバイスの翼部分を挿入する。
室温にまで冷却した後,鋳型をとりはずす。用いる基剤
は,医薬品添加物として用いうる物質で,翼部分に付着
しかつ融点が室温以上であればよく,薬物の物質に従っ
て適切な放出速度が得られるように選択される。具体例
としては,油脂類,高級脂肪酸,高級アルコール,高級
脂肪酸エステル及びこれらの二種類以上の混合物などが
あげられる。
さらに,適切な薬物の放出速度を得る目的で,カスティ
ング法により形成された薬物層の上から,公知の放出調
節のためのコーチング膜をほどこしてもよい。
ここで,ディッピング法とは以下の製造方法をいう。薬
物及び基剤を,水または有機溶媒に懸濁・溶解した溶液
に,本発明の胃内滞留デバイスの翼部分を短時間浸漬し
てと9出す。直ちに,加温もしくは送風することによっ
て溶媒を除去し,薬物及び薬剤を翼表面に析出・付着せ
しめる。この浸漬一溶媒除去操作を繰シ返し,翼表面に
薬物含有蓄積層を得る。用いる基剤は,医薬品添加物と
して用いうる物質で,溶媒除去後に翼部分に付着し易い
性質を有するほかは2薬物の物質に従って適切な放出速
度が得られるように選択される。具体例としては,本明
細書中にコーチング剤として例示した物質があげられる
。また溶媒は,これらの物質を懸濁・溶解し加温もしく
は送風下で除去可能なものであれば,特に制限V1kい
。1た薬効或分が,生体内可蝕性物質と混合できるとき
は,該可蝕性物質中に薬効成分を配合してもよい。
本発明のデバイスの臨床面への適用としては,これを服
用することにより満腹感が持続し,肥満症の治療剤とし
て用いることが期待できる。また本発明のデバイスは,
胃内及び小腸や大腸などの消化管腔内の疾病に対する治
療薬に適用できるのみならず,消化管から吸収させ血中
濃度の持続化が必要とされるすべての薬物に適用できる
例えば,消化器管用剤としてはテオフィリン,塩酸ピレ
ンゼピン,鎮咳去痰剤としては塩酸アンプロキソール及
びフマル酸ケトチフェン,痛風治療剤としてはアロプリ
ノール,ベンズプロマロン,不整脈用剤としてはリン酸
ジソビラミド,血管拡張剤としては塩酸二カルジビン及
びニフエジビン,アレルギー用剤(鼻炎花粉症)として
はターフェナジン,鎮痙剤としては塩酸エペリゾン,抗
悪性腫瘍剤としてはクエン酸タモキシフエン,及び抗パ
ーキンソン氏病剤としてはメシル酸プロモクリプチンな
どに適用できる。
(製造方法) 本発明の装置は,たとえば,つぎの方法によって製造す
ることができる。
(1)形状記憶物質もしくはこれを含有する記憶部分を
溶融もしくは架橋現象が起る十分高い温度まで熱し,圧
を加えて所望の形状に成形する。加圧下でTgもしくは
融点以下に冷却し,形状を固定する(一次成形)。次い
で,あらかじめ成形した生体内可蝕性物質からなる部分
を,上記形状記憶物質部分に適切々接合物質もしくは機
械的噛み合せ,あるいはこの両者の併用によって接合す
る。
(2)平糸状に成形した形状記憶物質及び生体内可蝕性
物質を交互に格子状もしくは網目状に配置し,加熱し,
圧縮戒形法により所望の形状に加工する。
必要に応じて癒着性物質もしくは接着性物質を配合して
もよ(・。
(3)形状記憶物質及び生体内可蝕性物質を金型に同時
に振り込み,(1)の方法によって所望する形状に成形
する。このとき,両者を混合して振り込んでもよいし,
界面が接するように別々に振り込んでもよい。また,こ
の界面に,両者を癒着する目的で,両者に親和性を有す
る物質を介在させてもよい。
製造装置の具体例としては,通常のプラスチック成形体
を製造する如なる装置も使用できるが,たとえば加熱圧
縮成形機,押出成形機,及び射出威形機があげられる。
こうして得られた装置に薬物の放出速度を調節する目的
でコーチングを施すときは,通常生体内可蝕性物質部分
につ連・て行なわれるが,装置全体をコーチングしても
よい。
こうして製造されたデバイスを折りたたむには,形状記
憶物質の融点もしくはTg以上の温度において,外力を
加えて所望の形状に加工した後,そのまま室温付近まで
冷却する。これを服用しやすくするため,通常用いられ
る或分でコーチングしてもよいし,カプセルに封入して
もよい。
(発明の効果) 本発明のデバイスは,形状記憶物質部分が折りたた1れ
ることによシ,小形で服用しやすい形状に加工できる。
この小形化は,弾性体の拘束によって維持されているも
のではないから,服用以前に拘束が解放される危険がな
い。しかも服用後は,胃内で原形に復帰できる。一次成
形にお・いて反りを入れた形状のものを,その反りに逆
らって折りたたんだものは効率良く原形に復帰できる。
本発明のデバイスは,生体内可蝕性物質および,もしく
はコーチング剤を適宜選択することにより,生体内可蝕
性物質の浸蝕時間を調節することができるので,デバイ
スの胃内滞留時間の調節が容易である。
(実施例) 以上,本発明の胃内滞留デバイスについて説明したが,
さらに実施例により具体的に説明する。
なお,参考例において,本発明で使用する形状記憶物質
平板の厚さを変えた場合の曲げ強度および該平板から調
製したY字型及び十字型試料の胃内滞留試験を説明する
参考例 l &)ポリノルボルネン平板の調製および該平板の曲げ強
度の測定 ポリノルポルネン2gを150℃. 100kg/cm
”の下で圧縮成形し,室温まで冷却して,厚さ1mm,
直径5 cmの円形平板を得た。これを裁断して,厚さ
lnvn,縦3 5 mm ,横IQmmO長方形平板
を調製した。
同様の操作により,ポリノルポルネン3g,4gから夫
々厚さ1.5mmおよび2mmの長方形平板を調製した
これらの長方形平板につき、ns「グラスチックの曲げ
クリープ試験方法(K7116)Jに準じて,37℃水
浴中で最大荷重(平板を曲げるまたは折るのに要する最
犬力)を測定した。用いた装置は,フドー社製レオメー
ターNRN−2010J−CWで,テスト速度2 an
/min,  支持台間隔25mmとした。
b)ポリノルボルネンからなる十字型試料の調製および
該試料の胃内滞留試験 a)で得られた厚さ1mmで直径5cmの円形平板を裁
断し,最短径3cm幅4mmの十字型試料を調製した。
これを40℃の下で折り畳み,室温まで冷却した後,0
号カプセルに充填した。
同様の操作により,厚さ1.5mmおよび2mmの平板
から十字型試料を調製した。
次に,これら3種の十字型試料を絶食下および飽食下に
おいて雄性ビーグル犬(体重12〜16kg )に各1
箇ずつ投与し,投与後24時間において,胃内筏鏡を挿
入して,胃内容物を観察した。
上記a)で測定した最大荷重の測定結果,およびb)で
測定した胃内滞留性試験の結果を示す。
表1. 試料片の曲げ強度と胃内滞留性 これらの結果から,飽食下において24時間以上胃内に
滞留せしめるためには,長方形平板の最大荷重について
,本参考例によって試験するとき,690g以上である
ことが必要であることが判った。
参考例 2. a)ポリノルボルネンY字型試料の調製及び該試料の強
度の測定 参考例1.a)で得られた厚さ1 mmのポリノルボル
ネン円形平板を裁断して最短径3cm,幅4 mmのY
字型試料を調製した。
同様の操作により厚さ1.5mmのポリノルボルネン平
板から,Y字型試料を調製した。
これらY字型試料について,第14図の様々装置を用い
て37℃水浴中で2方向の最大荷重((a)方向,(b
)方向)を測定した。測定に用いた装置は,フド−社製
レオメーターNRN−2010J−CWでテスト速度2
cm/minとした。また,円筒の直径は2.5cmと
した。
b)ポリノルボルネンから紅るY字型試料の胃内滞留性
試験 a)で得られた2種のY字型試料を40℃の下で折り畳
み室温まで冷却した後,O号カプセルに充填した。
胃内滞留試験: 雄性ビーグル犬6頭を一昼夜絶食し,固形飼料50g給
餌30分後に,水50mlと共にこれら試料を各1個ず
つ投与した。胃内視鏡により,投与後12時間及び24
時間に胃内に滞留する試料の個数を数えた。
表2にその結果を示す。
*()内は,胃内滞留の認められた犬の数/試験したイ
ヌの総数を示す。
参考例 3. 参考例1.  a)と同様な方法で得られた厚さ2,O
mmのポリノルボルネン円形平板を裁断して最短径3c
m,幅2mmのY字型試料を調製した。
これを40’Cの下で折り畳み,室温まで冷却した後l
号カプセルに充填した。
同様の操作により厚さ2.5mm,幅2.5mm,最短
径3cm,厚さ2.8mm,幅2.8mm,最短径3c
mのY字型試料を調製し,l号カプセルに充填した。
胃内滞留試験: 上記のY字型試料につき参考例2の方法により胃内滞留
性を試験した。結果を表3に示した。
*()内は胃内滞留の認められた犬の数/試験したイヌ
の総数 以上参考例2及び3の結果から,ポリノルボルネンより
なるY字型試料が食後24時間以上胃内に滞留するため
には(at方向323g (b)方向250gの強度が
あればよいことがわかった。
実施例 l a)ポリノルボルネンY字型ノく−ツの調製参考例1a
)で得られた厚さ1.5mmのポリノルボルネン円形平
板を裁断して最短径1.3mm,  幅4mmのY字型
試料を調製した。
b)ポリエチレンオキサイド−18■平板・〈一ツの調
製 ポリエチレンオキサイド−18■(PEO−18O製鉄
化学社製) 3.5 gをオイル・プレスを用い,温度
110℃圧力10 0 kg/crn”のもとで圧縮成
形し,長さ1.7cm,厚さ1.5mm,幅4mmの平
板を得た。
c)  2種のパーツの組合せによる胃内滞留デノくイ
スの調製 上記a)で得たY字型試料の各翼の先端部に,b)で得
た平板を1枚ずつエポキシ樹脂により接着し,第1図に
示す形状の胃内滞留デバイスとした。
実施例 2. a)  ポリノルボルネンY字型パーツの調製参考例1
a)で得られた厚さ1.5mmのポリノルボルネン円形
平板を裁断して最短径1.3cm,  幅4mmのY字
型試料を調製した。
b)PVA−210■平板パーツの調製PVA−210
■(商品名,クラレ社製,成分:ポリビニルアルコール
)3.43gグリセリン0.07g の混合物をオイル
プレスを用い,温度160℃のもとで,  1 0 0
kg/ cm”の圧力下に圧縮成形し,長さ1.7cm
,厚さ1.5mm,幅4mmの平板を得た。
c)  2種のパーツの組合せによる胃内滞留デバイス
の調製上記a)で得たY字型試料の各翼の先端部に, 
b)で得た平板をl枚ずつエポキシ樹脂により接着し,
第1図に示す形状の胃内滞留デバイスとした。
実施例 3. a)  ポリノルボルネン柱状パーツの調製参考例1a
)で得られた厚さ2mmポリノルボルネンよりなる長方
形平板を裁断して,厚さ2mm,幅2.25mm,長さ
5mmの柱状パーツを調製した。
b) ポリエチレンオキサイド−180柱状パーツの調
製ポリエチレンオキサイド−180 4gをオイルプレ
スを用い温度110℃,圧力100kg/cm2のもと
で圧縮成形し,長さ1.5rm.厚さ2 mm ,幅2
.25mmの柱状パーツを調製した。
C)冑内滞留デバイスの調製 実施例1で得られたY字型胃内滞留デバイスの中心部に
上記a)で得た柱状パーツをエボキシ樹脂により垂直に
接着しさらにその先端に上記b)で得たパーツをエボキ
シ樹脂により接着して,第3図に示す形状の胃内滞留デ
バイスとした。
実施例 4. 実施例lで得られた胃内滞留デバイスを40℃のもとで
折りたたみ,室温まで冷却する。これに.ヒドロキシプ
ロビルメチルセルロースの6%水溶液を常法により30
℃においてコーチングして,本発明の経口投与用胃内滞
留デバイスとする。
実施例 5. a)コーチングの調製 オイドラキットRS10(14部及びオイドラギフトL
IOO l部をメタノールに溶液し,  10%(wt
/wt)溶液とした。この溶液に対してトリアセチン2
%(wt/wt)を可塑剤として添加してコーチング液
とした。
b)コーチングが施された胃内滞留デバイスの調製 実施例1で得られたY字型胃内滞留デバイスのポリエチ
レンオキサイド−18[F]部に,上で得られたコーチ
ング液を用いてコーチングを施した。
コーチング量は,全量に対し,20%.25%,30%
,35%(w1/w1)の4通りとした。これを40℃
のもとで折りたたみ室温まで冷却後(第4図(a)),
0号カプセルに充填した(第4図(b))。
胃内滞留試験: 上記の胃内滞留デバイスにつき,参考例2の方法により
胃内滞留性を試験した。結果を表4に示した。
表 4 本()内は,胃内滞留の認められたイヌの数/試験した
イヌの総数を示す。
実施例6. a)ポリノルボルネンY字型パーツの調製参考例3で得
られた厚さ2.8mmのポリノルボルネン円形平板を裁
断して,最短径1.3cm,幅2.8mmのY字型試料
を調製した。
b)ポリエチレンオキサイドーl8平板パーツの調製 ポリエチレンオキサイド−18(PEO−18,製鉄化
学社製)6.0gをオイルプレスをもちい,温度110
℃,圧力100 kg/ cmのもとで圧縮形成し,厚
さ2.8mmの円形平板を得た。これを裁断し長さ1.
7 am ,厚さ2.8 mm + 幅2.8mmの平
板を得た。
c)2種のパーツの組み合せによる胃内痛留デバイスの
調製 上記a)で得たY字型試料の各翼の先端部に,b)で得
た平板を1枚ずつエボキシ樹脂系接着剤により接着し,
第1図に示す形状の胃内滞留デバイスとした。
d)胃内滞留デバイスのコーチング及び胃内滞留試験 本胃内滞留デバイスについて,その翼部(ポリエチレン
オキサイド−18)に,実施例5で得られたコーチング
液を用いてコーチングを施した。
コーチング量はデバイス全体に対して,5%, 10%
,  15%( w/w%)の3通りとした。これらを
40℃の下で折り畳み室温まで冷却後(第4図ta+ 
) ,0号カプセルに充填した(第4図(b))。
胃内滞留試験: 上記の胃内滞留デバイスにつき,参考例2の方法により
胃内滞留性を試験した。結果を表5に示した。
表 5 *()内は,胃内滞留の認められた犬の数/試験したイ
ヌの総数を示す。
実施例7 a)ポリノルボルネンY字型パーツの調製参考例3で得
られた厚さ2.8mmのポリノルボルネン円形平板を裁
断して,最短径1.3cm,幅2.8mmのY字型試料
を調製した。
b)  ポリビニルアルコール平板パーツの調製デンカ
ポバールB24(商品名,電気化学社製,成分二部分ケ
ン化ボリビニルアルコール)とグリセリンの混合物をオ
イルプレスを用い,実施例2b)の条件で圧縮成形し,
厚さ2.8mmの円形平板を得た。この時ポリビニルア
ルコールとグリセリンの比( w/w%)は,5%,1
5%,23%とした。これら円形平板を長さ1.7cm
,幅2.8mmに裁断した。
c)  2種のパーツの組み合せによる胃内滞留デノζ
イスの調製 上記a)で得たY字型試料の各翼の先端部に,b)で得
た平板を1枚ずつエポキシ樹脂系接着剤により接着し,
第1図に示す形状の胃内滞留デバイスとした。
d)胃内滞留デバイスのコーチング及び胃内滞留試験 本胃内滞留デバイスについて,その翼部(ボ1ノビニル
アルコール)に,実施例5で得られたコーチング液を用
いてコーチングを施した。コーチング量はデバイス全体
に対して,5%,7.5%,10%,15%(w/w%
)の4通とした。これらを40℃の下で折り畳み室温ま
で冷却後(第4図(al),0号カプセルに充填した(
第4図fbl ) o胃内滞留試験 上記の胃内滞留デバイスにつき,参考例2の方法により
胃内滞留性を試験した。
結果を表6に 示した。
表6 *()内は胃内滞留の認められた犬の数/試験したイヌ
の総数 実施例 8. a)接合突起付きPEO−18柱状パーツの調製PEO
−18を下記条件で射出成形機(機種名: 40/15
MS S,三菱重工業社製)により成形し,長さ1.4
 am ,厚さ2.8mm,幅2.8mmの接合突起付
き柱状パーツを得た(第5図(a))。
〈射出成形の条件〉 b)射出成形機を用いたインサート成形による胃内滞留
デバイスの調製 上記a)で得た柱状パーツ3個を射出成形用金型に12
0度間隔で放射状にインサートし(第5図(bl ) 
,これらパーツの中心部に形状記憶樹脂ダイアリイ M
M−4500(商品名,三菱重工業社製,成分:ポリウ
レタン)を下記の条件で射出成形する事により,上記 
a)柱状パーツとダイアリイを接合し,最短径3cm,
厚さ2.8 mm ,幅2.8mmの胃内滞留デバイス
を調製した(第5図(C))。
〈射出成形の条件〉 上記の胃内滞留デバイスのil vitroにおける強
度を参考例2の方法により試験した。結果を後記の表7
に示した。
実施例 9, a)接合突起付きP V A  B − 24柱状パー
ツの調製PVAB−24(商品名,電気化学社製,或分
:部分ケン化ポリビニルアルコール)に可塑剤としてグ
リセリンを10%( w/w )添加し,ライカイ機に
て混合した。この混合物を105℃で2時間乾燥後,下
記条件で射出成形し,長さ1.4em,厚2.8mm,
幅2.8mmの接合突起付き柱状パーツを得た。
〈射出成形の条件〉 b)射出成形機を用いたインサート成形に胃内滞留デバ
イスの調製 上記a)で得た柱状パーツ3個を射出成形用金型に12
0度間隔で放射状にインサートし,これらパーツの中心
部にダイアリイな実施例s b)の方法により,上記a
)柱状パーツとダイアリイを接食し,最短径3cm,厚
さ2.8mm,幅2.8mmの胃内滞留デバイスを調製
した。この胃内滞留デバイスのin v+troにおげ
る強度を参考例2の方法により試験した。結果を後記の
表7に示した。
実施例 10. a)接合突起付きRPC−H柱状パーツの調製RPC−
H (商品名,日本曹達社製,成分:ヒドロキシグロビ
ルセルロース)に下記の条件で射出成形し,長さ1.4
cm,厚さ2. 8 mm ,幅2.8mmの接合突起
付き柱状パーツを得た。
(射出成形の条件) b)射出成形機を用いたインサート成形に胃内滞留デバ
イスの調製 上記a)で得た柱状パーツ3個を射出成形用金型に12
0度間隔で放射状にインサートし,これらのパーツの中
心部にダイアリイを実施例8b)の方法により,上記a
)柱状パーツとダイアリイを接合し,最短径3cm,厚
さ2.8 mm ,  幅2.8mmの胃内滞留デバイ
スを調製した。この胃内滞留デバイスのin vitr
oにおける強度を参考例2の方法により試験した。結果
を後記の表7に示した。
実施例 11. a)接合突起付きRPC−H/l− }セル混合柱状パ
ーツの調製 RPC−H (商品名,日本曹達社製,成分:ヒドロキ
シプロビルセルロース)にエトセルSTD4(商品名,
ダウケミカルズ社製,或分二エチルセルロース)を20
%(w/w), PEG400を15%( w/w )
添加し,ライカイ機にて混合した。この混合物を105
℃で2時間乾燥後,実施例10a)の条件により射出成
形し,長さ1.4cm,  厚さ2.8mm,幅2.8
mmの接合突起付き柱状パーツを得た。
b)射出成形機を用いたインサート成形に胃内滞留デバ
イスの調製 上記a)で得た柱状パーツ3個を射出成形用金型に12
0度間隔で放射状にインサートシ,これらパーツの中心
部にダイアリイを実施例sb)の方法により,上記a)
柱状パーツとダイアリイを接合し,最短径3cm,厚さ
2,8 rnm ,幅2.8mmの胃内滞留デバイスを
調製した。この胃内滞留デバイスのir1 vitro
 における強度を参考例2の方法により試験した。結果
を表7に示した。
表7. 胃内滞留デバイスのin vitro強度試験
結果実施例 12. a)接合突起付きポリノルポルネンY字型パーツ(パー
ツA)の調製 ポリノルボルネン5.2gを150℃, 100kg/
Cmの下で圧縮成形し,室温まで冷却して,厚さ2.8
mm直径5cmの円形状平板を得た。これを裁断して,
最短径1cm,幅2.8 mmの接合突起付きY字型パ
ーツを調製した(パーツA)(第6図(a))。
b)接合突起付きpao − i s柱状パーツ(パー
ツB)の調製 PEO−1 8を実施例8a)の方法によシ射出成形し
,長さ1.1cm,厚さ2.8mm,幅2.8mmの接
合突起付き柱状パーツを得た(パーツB)。
C)ポリウレタンの射出成形により,2種の・シーツを
接合させた胃内滞留デバイスの調製上記a)で得たパー
ツAを射出成形用金型の中心部に,さらに,上記b)で
得たパーツB3個を120℃間隔で放射状に第6図(b
)のようにインサートした。パーツAとパーツBの間に
熱可塑性ポリウレタン(商品名:ミラクトランE280
,日本ミラクトラン社製)を下記条件で射出成形する事
により,パーツAとパーツBを接合し,胃内滞留デバイ
スとした(第6図(C))。
く射出成形の条件〉 実施例 13. 実施例12a)で得たパーツAを射出成形用金型の中心
部に,さらに,実施例12b)で得たバーツ83個を1
20℃間隔で放射状に第5図(b)のようにインサート
した。パーツAとパーツBとの間に形状記憶樹脂ダイア
リイMM−4500を実施例s b)の条件で射出成形
する事により,パーツAとパーツBを接合し,胃内滞留
デバイスとした(第6図(C))。
実施例 14, a)ポリノルボルネン平板(パーツA)の調製ポリノル
ボルネンIgを150°C. 100kg/cm2の下
で圧縮成形し,室温まで冷却して,厚さ0.5mm,直
径5cmの円形平板を得た。これを1 mm間隔で幅2
mmに裁断した(バーツA)。
b)ポリエチレンオキサイド−18(3平板(パーソB
)の調製 ポリエチレンオキサイド−18■ 1gをオイル・プレ
スを用い,温度110℃のもとで,  10 0kg/
cm”の圧力下に圧縮成形し,厚さ0. 5 mm ,
直径5cmの円形平板を得た(バーツB)。
c)  2種のパーツの組合せによる胃内滞留デバイス
の調製 上記b)で得たバーツ83枚の間に上記a)で得たパー
ツA2枚を,1枚ずつ互いにその裁断方向が直角になる
ように挾み(第7図(a) ) ,  円周を揃えて重
ねた後.  110℃. 10 0kg/cm2の下で
圧縮戒形し,室温まで冷却して,厚さ2 mm ,直径
5cmの円形平板を得た。これを裁断して最短径3cm
の十字型およびY字型試料を調製した(第7図(b)参
照)。これを40℃の下で折り畳み(第7図(C)参照
)室温まで冷却した後,00号カプセルに充填した。
上記の胃内滞留デバイスのin vitroにおける形
状復元性,および可蝕性をザルトリウス溶出試験器(日
局■崩壊試験法第1液100ml,ビーズ160g, 
37℃, 1.2rpm)を用いて試験した。
試験結果を表8に示す。
表8.胃内滞留デバイスのin vitro形状復元及
び可蝕性実施例 15. a)  PVA 210■平板(パーツD)の調製PV
A−21000.85gとグリセリy0.15gからな
る混合物をオイルプレスを用い嘗温度160℃のもとで
100kg/crn”の圧力下に圧縮成形し,厚さ0.
5nlm,直径5cmの円形平板を得た(パーツD)。
b)  2種のパーツの組合せによる胃内滞留デバイス
の調製 上記a)で得たパーツD3枚の間に実施例14a)で得
たパーツA2枚をl枚ずつ互いにその裁断方向が直角に
なるように挾み,円周を揃えて重ねた後,130℃, 
100kg/am”の下で圧縮成形し,室温まで冷却し
て,厚さ2mm,直径5面の円形平板を得た。これを裁
断して最短径3cmの十字型およびY字型試料を調製し
た。これを40℃の下で折り畳み,室温まで冷却した後
,00号カプセルに充填し,胃内滞留デバイスとした。
上記の胃内滞留デバイスのil vitroにおける形
状復元性及び可蝕性を回転フラスコ法( 100m4フ
ラスコ,日局M崩壊試験法第1液40ml,ビーズ15
0g. 37℃,40rpm)により試験した。
試験結果を表9に示す。
表9. 胃内滞留デバイスのin vitro形状復元性及び可
蝕性実施例16. ポリノルボルネン1部に対し,  PEO−180を1
〜4部配合した混合物4gを用い,オイルプレスを用い
,厚さ2mm,直径5cmの円形平板を調製した。
この平板を最短径aan幅4mmの十字型試料に裁断し
,これを40℃のもとで折りたたみ室温に冷却した後O
OO号カプセルに充填して,胃内滞留デバイスとした。
上記胃内滞留デバイスのin vitroにおける形状
復元性および可蝕性を実施例l4と同様々試験を行クた
結果を表lOに示す。
表 10 実施例 17. ポリノルボルネ70.3g及びPVA B−24 6.
88g(可盟剤としてグリセリン15%含有)を中心部
から順に半径が6mm及び25mmとなるように同心円
状に配し,130℃, 100kg/ cm’の下で圧
縮成形し,室温まで冷却して,厚さ2.8 mm,直径
5cmの円形平板を得た。これを裁断して最短径3cm
,幅2.8 mmのY字型胃内滞留デバイスを調製した
(第8図(a))。
このデバイスにつきil vitroにおける強度を参
考例2の方法により測定した。その結果を後記の表11
に示す。
実施例 18, ポリノルポルネンO、18g及びポリノルボルネンとP
EO−18の等量混合物0.4 3 g ,及びpEo
−185.38gを中心部から順に半径が4mm,8m
m及び2 5 mmとkるように同心円状に配し,13
0’C,1 0 0 kg/cm”の下で圧縮成形し,
室温1で冷却して,厚さ2.8mm,直径5cmの円形
平板を得た。これを裁断して最短径3 cm,幅2.8
 mmのY字型胃内滞留デバイスを調製した。
このデバイスにつきin vitro にかける強度を
参考例2の方法により測定した。その結果を後記の表1
1に示す。
実施例 19. ポリノルポルネンO.18g,ダイアリ?(MM−45
00) 0.43 g,及びPEO−185.38gを
中心部から順に半径が4mm, 8mm及び2 5 m
mとなるように同心円状に配し,130℃, 100k
g/ cm”の下で圧縮成形し,室温1で冷却して,厚
さ2.8mm,直径5cmの円形平板を得た。これを裁
断して最短径3cm,幅2.8mmのY字型胃内滞留デ
バイスを調製した(第8図(b))。
このデバイスにつきin vitroに釦ける強度を参
考例2の方法により測定した。その結果を後記の表11
に示す。
実施例 20. ポリノルボルネン0.18g,  エチレンー酢酸ビニ
ル共重合体(商品名:フロ一パック,酢酸ビニル含量2
0%,製鉄化学社製)0.43g,及びPEO−185
.38gを中心部から順に半径が4mm,8mm及び2
5mmとなるように同心円状に配し,130℃,1 0
 0 kg / cm’の下で圧縮戊形し,室温まで冷
却して,厚さ2.8mm,直径5cmの円形平板を得た
。これを裁断して最短径3cm,幅2.8 mmのY字
型胃内滞留デバイスを調製した。
このデバイスにつきin vitroにネ・ける強度を
参考2の方法により測定した。その結果を表IIに示す
表11 青内滞留デバイスのin vjtro強度試験結果実施
例 21. a)通常錠の調製 下記処方を用いて塩酸ニカルジビンを生薬とする錠剤を
製した。
処方 塩酸二カルジビン   40ff@乳糖   1
40■ C M C − C a       2 0 mg2
00■ b)徐放錠の調製 下記処方を用いて塩酸二カルジビンを生薬とする錠剤を
湿式造粒法によシ製した。
処方 塩酸二カルジビン   60mgR P C −
H            48■RPC −M   
          12mgC)徐放錠を付与した胃
内滞留デバイスの調製実施例5で製した25%コーチン
グY字型胃内滞留デバイスにb)で製した徐放錠2個,
3個または4個をエポキシ樹脂系接着剤で固定した。
d)薬剤投与試験 a)で得られた通常錠1個とC)で製した胃内滞留デバ
イスを同時に雄性ビーグル犬6頭に水50mtとともに
経口投与した。また,対照例として,通常錠1個とb)
で製した徐放錠4個もしくは通常錠(塩酸ニカルジビン
として160fflg,分3)を同様に経口投与した。
ビーグル犬は投与前一昼夜絶食し,投与30分前に固形
飼料50gを与えた。投与開始後1, 2, 4. 6
, 8, 10. 1 2および24時間に前肢静脈よ
り採血を行った。
血中二カルジビン濃度は液体クロマトグラフ法(S. 
Kobayashi, Jounsl of Chro
matography,  420,439−444.
 1987 )によう測定した。
第9図に徐放錠を4個固定した胃内滞留デノくイスと通
常錠1個を同時に投与した時,および徐放錠4個と通常
錠1個を同時に投与した時の血中濃度推移を示した。こ
の結果,胃内滞留デバイスを用いることでAUGは明ら
かに上昇し,投与後12時問および24時間後の血中薬
物濃度は有意に高くkクた。
第10図に徐放錠を2個,または4個固定した胃内滞留
デバイスと通常錠1個を同時に投与した時,釦よび通常
錠l60rr@(分3)を投与した時の血中濃度推移を
示した。この結果,徐放錠の投与量を調節することで良
好な1日1回型の徐放化が得られることが明らかとt1
つた。
実施例 22. a)カスティング法による徐放層の調製下記処方を溶融
混合し,明細書記述の方法に従って,実施例6で製した
10%コーチングY字型胃内滞留デバイスの翼部のまわ
りに冷却固定させた(第11図)。
処方 塩酸ニカルジビン     60fflgセチル
アルコール     60111gポリエチレングリコ
ール6000   30rl’lgb)薬剤投与試験 実施例21a)で得られた通常錠1個と本実施例a)で
得られた胃内滞留デバイスを同時に雄性ビーグル犬6頭
に水5 0 mlとともに経口投与した。試験方法は,
実施例21d)と同様に行った。
第12図に血中薬物濃度推移を示した。この結果,カス
ティング法により薬物を付与した場合,良好な1日1回
型の徐放化が得られることが明らかとなった。
実施例23. a)薬物混合平板パーツの調製 ボリエ7チレンオキサイド−183gと塩酸ニカルジビ
ン3gを混合し,オイルプレスを用い,温度110℃,
圧力1 0 0 kg /am2のもとで圧縮成形し,
裁断して長さ1.7 am,厚さ2.8mm,幅2.8
mmの平板を得た。
b)胃内滞留デバイスの調製 実施例6m)で得られたY字型試料の各翼の先端部にa
)で得た平板を1枚ずつエボキシ樹脂系接着剤により接
着し,胃内滞留デバイスとした。
C)コーチングが施された胃内滞留デバイスの調製b)
で得られたY字型胃内滞留デバイスの薬物混合部に実施
例5a)で得られたコーチンダ液を用いて,全量に対し
て5%(wt/wt)コーチングを施した。
上記胃内滞留デバイスを実施例21同様,ビーグル犬に
投与し,血中薬物濃度を測定した。結果を第13図に示
した。薬物を生体内可蝕性物質と混合した本例において
良好な1日1回型の徐放化が得られた。
【図面の簡単な説明】
(1)  第1図は,本発明のY字型胃内滞留デバイス
の構成を示す。図中,(A)は形状記憶物質部分,(B
)は生体内可蝕性物質部分および(C)は接合部分を夫
々示す。 {2}第2図は,本発明の十字型胃内滞留デバイスの構
成を示す。図中,(A)は形状記憶物質部分,(B)は
生体内可蝕性物質部分および(C)は接合部分を夫々示
す。 {3}第3図(.)は,この紙面の裏面方向に向って6
0°のそりの入った装置を示す(V字型及びW字型装置
)。また,第3図(b)は,立体方向に延びた4本翼の
胃内滞留デバイスの構成を示す。図中, (A)は形状
記憶物質部分,(B)は生体内可蝕性物質部分および(
C)は接合部分を夫々示す。 (4)第4図は,生体内可蝕性物質部分のみがコーチン
グされた胃内滞留デバイスを示す。同図(.)は,折り
たたまれた状態を,同図(b)は,カプセルに封入され
た状態を示す図である。また,同図(a)中(A)は形
状記憶物質部分,(B)はコーチングされた生体内可蝕
性物質部分および(C)は接合部分を夫々示す。 (5)第5図は,形状記憶物質と生体内可蝕性物質の接
合体からなるY字型胃内滞留デバイスの射出成形機を用
いたインサート成形法の製造工程図を示す。図中,(B
)は生体内可蝕性物質部分,(A)は形状記憶物質部分
をそれぞれ示す。同図(b)は,柱状の生体内可蝕性物
質を射出成形用金型にインサートした図であり,同図(
C)は中心部に形状記憶物質を射出し接合したY字型胃
内滞留デバイスを示す。 (6)  第6図は,融着性物質を用いて形状記憶物質
と生体内可蝕性物質を接合させたY字型胃内滞留デバイ
スの製造工程を示す。図中,(A)は形状記憶物質部分
,(B)は生体内可蝕性物質部分,(C)は融着物質を
それぞれ示す。同図(b)は,射出戒形用金型の中心部
に,Y字型の形状記憶物質部分及び柱状の生体内可蝕性
物質部分をインサートした図であり,同図(c)は形状
記憶物質部分(A)と生体内可蝕性物質部分(B)の間
に融着物質(C)を射出成形することにより,接合した
Y字型胃内滞留デバイスを示す。 第7図は,形状記憶物質と生体内可蝕性物質との混合体
からなる十字型およびY字型胃内滞留デバイスの製造工
程図を示す。 図中,(A)は平糸状の形状記憶物質層および(B)は
生体内可蝕性物質薄層を示す。同図(.)は,3層から
なる生体内可蝕性物質薄層の中間に平糸状の形状記憶物
質を格子状に配置した状態を示す図であり,同図(b)
は,圧縮成形した円形平板を十字型およびY字型に裁断
した図であり,同図(C)は,これらを折りたたんだ状
態を示す。 第8図は,形状記憶物質と生体内可蝕性物質および融着
物質の接合体から紅るY字型胃内滞留デバイスの一体圧
縮成形による製造法を示ス。図中,(A)は形状記憶物
質部分,(B)は生体内可蝕性物質部分,(C)は融着
物質部分を示す。 (9)  第9図は,実施例21において調製した徐放
錠及び胃内滞留デバイスを,ビーグル犬に経口投与した
ときの血漿中塩酸二カルジビン濃度(7) (8) 推移(6頭の平均値±SE)を示す。 (19)lm  第10図は,実施例21において調製
した通常錠及び胃内滞留デバイスを,ビーグル犬に経口
投与したときの血漿中塩酸ニカルジビン濃度推移(6頭
の平均値上SE)を示す。比較のために,第9図中に示
した胃内滞留デバイス(280q)の結果も合せ示した
。 0υ 第11図は,生体可蝕性物質(翼)部分にカステ
インク法により薬物含有部分を付与した胃内滞留デバイ
スを示す。図中.(A)は形状記憶物質部分,(B)は
生体可蝕性物質部分,(C)は接合部分および(D)は
薬物含有部分を示す。 αカ 第12図は,実施例22において調製した胃内滞
留デバイスを実施例21a)で得られた通常錠とともに
ビーグル大に経口投与したときの血漿中塩酸二カルジビ
ン濃度推移(6頭の平均値士SE)を示す。 Q3  第13図は, 実施例23において調製した胃
内滞留デバイスをビーグル犬に経口投与したときの血漿
中塩酸ニカルジビン濃度推移(6頭の平均値上SE)を
示す。 α荀 第14図は,Y字型試料の強度測定装置を示す。 図中,(a)および(b)は,夫々試料に対し,矢印方
向に荷重を荷した図を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)形状記憶物質と生体内可蝕性物質との接合体又は
    混合体からなる成形体であって、胃内に所定時間滞留で
    きる大きさおよび強度を有することを特徴とする胃内滞
    留デバイス(2)胃内において食物の通過を妨げない形
    状を有し、服用可能な大きさに折りたたむことができる
    請求項(1)記載の胃内滞留デバイス (3)中心部から同一平面方向又は立体方向に延びた3
    本以上の翼からなり、各翼の交差する中心部分が形状記
    憶物質から構成され、該翼の先端部が生体内可蝕性物質
    から構成されることを特徴とする胃内滞留デバイス (4)中心部分から同一平面方向又は立体方向に延びた
    3本以上の翼からなり、各翼は以上の奇数層からなる生
    体内可蝕性物質層と、該層の中間層を挟んで格子状に配
    置された2層以上の偶数層からなる糸状の形状記憶物質
    層とから構成されることを特徴とする胃内滞留デバイス (5)Y字状又は十字状の平板であって、該平板が形状
    記憶物質と生体内可蝕性物質との1:0〜4の混合体か
    ら構成されることを特徴とする胃内滞留デバイス (6)形状記憶物質が胃内温度以下であらかじめ記憶し
    た形状を復元する高分子物質である請求項(1)、(2
    )、(3)、(4)又は(5)記載の胃内滞留デバイス (7)形状記憶物質が、ポリノルボルネンである請求項
    (1)、(2)、(3)、(4)又は(5)記載の胃内
    滞留デバイス (8)形状記憶物質が、ポリウレタンである請求項(1
    )、(2)、(3)、(4)又は(5)記載の胃内滞留
    デバイス (9)生体内可蝕性物質が、体液により浸蝕される物質
    である請求項(1)、(2)、(3)、(4)又は(5
    )記載の胃内滞留デバイス (10)生体内可蝕性物質がポリエチレンオキサイド又
    はポリビニルアルコールである請求項(1)、(2)、
    (3)、(4)又は(5)記載の胃内滞留デバイス (11)一部又は全部を胃液難溶性もしくは不溶性物質
    でコーチングされた請求項(1)、(2)、(3)、(
    4)又は(5)記載の胃内滞留デバイス (12)アクリル酸エチルとメタクリル酸メチルとトリ
    メチルアンモニオエチルメタクリレートクロライドとの
    1:2:0.1の共重合体、メタクリル酸メチルとメタ
    クリル酸の1:1の共重合体、アクリル酸エチルとメタ
    クリル酸の1:1の共重合体、メタクリル酸メチルとメ
    タクリル酸の2:1の共重合体、ヒドロキシプロピルメ
    チルセルロースフタレート、セルロースアセテートフタ
    レート、エチルセルロースから選択された任意の一つ又
    は二つ以上の混合物でコーチングされた請求項(1)、
    (2)、(3)、(4)又は(5)記載の胃内滞留デバ
    イス (13)アクリル酸エチルとメタクリル酸メチルとトリ
    メチルアンモニオエチルメタクリレートクロライドとの
    1:2:0.1の共重合体とメタクリル酸メチルとメタ
    クリル酸の1:1共重合体との0〜6:1の混合物を用
    いて、5〜40w/w%の割合でコーチングされた請求
    項(1)、(2)、(3)、(4)又は(5)記載の胃
    内滞留デバイス (14)放出調節製剤を装着した請求項(1)、(2)
    、(3)、(4)又は(5)記載の胃内滞留デバイス (15)放出調節製剤が錠剤である請求項(14)記載
    の胃内滞留デバイス (16)放出調節製剤が薄層体である請求項(14)記
    載の胃内滞留デバイス (17)薬物が塩酸ニカルジビンである請求項(14)
    記載の胃内滞留デバイス (18)形状記憶物質と生体内可蝕性物質との接合体か
    らなる成形体であって、胃内に所定時間滞留できる大き
    さおよび強度を有する胃内滞留デバイスを製造するにあ
    たり、形状記憶物質を架橋もしくは溶融現象が起る十分
    高い温度まで加熱した状態で所望の形状に成形した後、
    融点もしくはTg以下に冷却し(一次成形)、ついで所
    望の形状および大きさに成形した生体内可蝕性物質を上
    記一次成形した形状記憶物質部分に接合することを特徴
    とする方法。 (19)形状記憶物質と生体内可蝕性物質との混合体か
    らなる成形体であって、胃内に所定時間滞留できる大き
    さおよび強度を有する胃内滞留デバイスを製造するにあ
    たり、3層以上の奇数層からなる生体内可蝕性物質層と
    2層以上の偶数層からなる糸状の形状記憶物質層とを交
    互に、且つその際糸状の形状記憶物質層が交互に格子を
    形成する様に配置したのち、形状記憶物質に架橋もしく
    は溶融現象を生ずるまで加熱し、その状態で所定の形状
    に成形したのち冷却することを特徴とする方法。
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