JPH03161404A - 畑作用除草剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業Ｌの利用分野 本発明は、畑作用除草剤に関する。

従来の技術 畑作用除草剤としては、少ない薬ひて一年生雑苧から多
年生雑草に至るまて除草しうる幅広い殺信スペクトラム
と残効性を有し，かつ、雑草の発生前から幅広い処理時
期で使用可能であり、また人ｒｔｚ　ｍ性か低く作物に
薬害を与えないことか望まれる。しかし現実には、これ
らの安望を満たす除華剤は少ない。特に多年生雑草に卓
効を示し、幅広い処ＦＰ蒔期で使用できる除草剤はほと
んどないのか現状てある。

−・方、本発明の活性成分てある２−　｛２−　（４（
３．５−シクロルビリシン−２−イルオキシ）フェノキ
シ）プロピオニル｝インオキサゾリシン（本化合物には
、ｄ体、文体またはラセミ体か在在するか、特にことわ
りのないかぎり、以下これらを総称して「化合物Ａ」と
いう）は、特公閉６３−１６３８９号父報で除草剤とし
て公知である． この化合物Ａは、土壌処理および茎策処理のいずれの処
理方法によっても、メヒシハ　エノコロクサ，ノビエ，
スズメノテッポウなとのイネ科雑Ｉｌ！に対して優れた
除草効果を発揮し、テンサイ大６、タイコンなどの広葉
作物には薬害を実えない。しかしながら、一・年生広葉
雑草、例えばハコヘ　イヌヒュ、シロザ，イヌタデ，ノ
ホロキクヤエムクラなとや１多年生雑草、例えばエソノ
ギシギシ、スギナなどに対しては，これらの発芽間や生
育期に処理しても除草効果が極めて低いという欠点を有
する。また、他の活性成分であるメチル　Ｎ−　（３．
４−シクロルフエニル）カーバメート（以下「化合物Ｂ
」という）は、「農薬ハントブック　１９８５年版」　
（社団法人　日本植物防疫協会　昭和６１年１月３０日
発行）の第３２８頁などにおいて公知の除草剤てある。

そして化合物Ｂは、陸稲、乾田直播水稲、トウモロコシ
１ダイス、スイカなどの栽培地において，発生前アるい
は生育初期のヒエ、メヒシハ．エノコロクサ、アカザ、
カヤツリクサなどの一年生雑争に対して有効てある。し
かし、チカヤ，ススキ、二ンノギシギシなどの多年生Ｖ
＃草や生育の進んだ一年生雑草に対しては除草効果か劣
り、茎葉処理した場合には作物に薬害を与える。

さらに，イソプロビル−Ｎ〜（３−クロルフェニル）カ
ーバメート（以下「化合ｆ’ｌｌｌｃＪという）は「農
薬ハントブック　１９８５年版」の第３３０〜：Ｊ４３
３２頁などにおいて公知の除草剤てある。そして化合物
Ｃか麦、たまねぎ、てんさい、豆知などの栽培地におい
て発生前のスズメノテッポウ、スズメノカタビラ、ハコ
ベ、ノミノフスマ、タネツケハナなどの一年生雑草に対
して有効であることについて公知である。しかし、チカ
ヤ、ススキ，エゾノギシギシなどの多年生雑草や生育の
進んた一年生雑草に対しては効果か劣るという欠点を有
す、また、茎葉処理をする場合には薬害を生ずる懸念か
ある。

また、化合物Ａに関連したフェノキシフェノキシ系の除
草剤のエチル　２〜（４−（６−クロロー２−キノキサ
ニルオキシ）フェノキシ）プロビオネートと化合Ｔｈｅ
との混合剤の除草剤としての使用か、特開昭５７−１３
１７０３号において公知である．しかし、この混合剤は
、除草効果と作物への薬害との関係などから、好ましい
とはいえない。

発明か解決しようとする課題 したかって、本発明は畑作物、例えば，大豆、小豆．麦
類などの栽培地において一年生雑草および多年生３Ｉ草
に卓効を示し，雑草の発生前から生育期まで幅広い処理
時期に使用できる新規な畑作用除草剤を提供せんとする
にある。

５題を解　するためのｆ 木発Ｉ！Ｉ１署らは，前記課題を解快すべ＜ｍ意検討し
た。その結果、下記に示す化合ＱＡと化合ｅｌＢまたは
化合１１ｌｌＩＣとの組み合わせ使用か、屯にそれぞれ
の化合物の単円からは子想することかできない優れた特
性を生み出すことを見出し，本発明を完成した。

化学名１　２−　＜２−　（４−　（３．５−シクロル
ピソシン−２−イルオキシ）フェノキ シ）プロピオニル｝イソオキサゾリシ ン 化学名：メチル Ｎ−（３ ４−シクロルフェ ニル）カーバメート 化学名　イソプロピル　Ｎ一（３−クロルフェニル）カ
ーバメート 生』 木発明で使用する化合物Ａ、化合物Ｂまたは化合物Ｃは
、本発明の畑作用除草剤の活性成分として作用する。

実施例（　剤化の−法） 本発明の畑作用除草剤は、化合物Ａと化合物Ｂまたは化
合物Ｃとからなる２種類の活性成分と担体および各種補
助剤と共に、常法により、水和剤、フロアフル（ゾル剤
）などに製剤化して使用できる。使用される担体として
は、クレー、タルク，ベントナイト、カオリン，珪藻上
、シリカショ糖などの固体担体、あるいは、木、アルコ
ール類（メタノール，エタノール、インプロバノールな
ど）、グリコール類（エチレンクリコール、フロピレン
グリコールなど）なとの液体担体か使用される。これら
に適当な界面活性剤やその他の補助剤、例えば，安定剤
、展着剤などを適竜配合して製剤化して使用てきる。

木発明における活性成分の配合割合は、重量比て，化合
ＴｈＡを１部に対して化合物Ｂを５０〜２００部、化合
物Ｃを１〜ｌｏｏ部の割合て配合するのか適当である．
たたし、施用時の条件に応して配合割合を適宜変更して
使用することができる。また他の除草剤、殺菌剤、殺虫
剤、植物調節削などを配合して使用することもてきる。

また、化合物Ａ（ｄ体、文体，ラセミ体　ｄ文）は，特
公昭６３−１６３８９号公報に記載の方法によって製造
することかてきる。そして、化合ＴｈＡをｄ体、文体、
ラセミ体のいずれの形態としても有効に使用することか
てきる。

次に木発明の畑作用除草剤の製剤化の実施例を示す。た
たし、実施例中て部とあるのは、すべて改着部てある。

′シ施例ｌ（永和Ｎ） 化合ＴｈＡ（ラセミ体）　２部、化合物８　　４０部　
ポリオキシエチレンアルキルアリールエーデル　５部、
リグニンスルホン酸カルシウム　３部およびクレー　５
０部を混合して十分粉砕し，水和剤をイリる。

実施例２（水利剤） 化合物Ａ（ｄ体）　０．５部、化合物Ｃ　　２０部、ポ
リオキシェチレンアルキルアリールエーデル　５部１　
リクニンスルホン酸カルシウム　３部、ホワイトカーボ
ン　１０部およびクレー　６１．５部を混合して十分粉
砕し、水和剤を得る。

′二　例３〈フロアブル〉 化合ｅｌＡ（ラセミ体）　２部、化合Ｔｈ８　　４０部
，アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム１部，リグ
ニンスルホン酸ナトリウム　３部，キサンタンガム　０
．３部および水　５３，７部を均−に混合して、フロア
ッルを得る。

実施例４（フロアブル） あらかしめ化合？ＴＪＩＣ　　９９部にホワイトカーボ
ン　１部を加えてシェット粉砕したものを４０．４部、
化合ＴｈＡＣｄ体）　　１部、アルキルナフタレンスル
ホン酸ナトリウム　１部、リクニンスルホン酸ナトリウ
ム　３部，キサンタンガム　０．３部および水　５４．
３部を均一に混合して、フロアフルを得る。

Ｅ記実施例１〜４の水和剤、フロアフルは水に希釈して
活性成分として１０アール当り１０〜１００ｇとなるよ
うに調整し、１０アールａつ５〜ｌ５０文の薬液を処理
することにより、高い除草効果か得られる。

発明の効果 本発明の畑作用除草剤は、化合物Ａと化合物Ｂまたは化
合物Ｃを混合して畑作物の栽培地に使用すると，それぞ
れの単用時に比べて優れた除草効果を発揮する。すなわ
ち、まず第１に、発〈Ｌ前から４１ｉ期程度までに生育
したイネ科雑草（スズメノテッポウ、メヒシハ、エノコ
ログサ，ススメノカタビラなと）、広葉雑草（ハコベ、
ヤエムクラ、イヌビュ，シロザ、イヌタデ，ナズナなど
）はもとより、除草困難なツユクサ、多年生雑草のエゾ
ノギシギシ、スギナ、シハムギ、チカヤションソンクラ
スに対しても優れた除ク効果を発揮し、これらを枯死に
至らしめる。

第２に、その使用方法は土壌処理、茎巣処理のいずれて
も高い除堕効果を示し、がっ持統性かあり、ヒ記した多
くの雑草の再生を阻出し続けることかてきる。

第３に、畑作物、例えば、大豆、小豆、麦類などに対し
ても、またそれらの多くの品種の作物に対して薬゛，９
を与えることかない。

第４に、本発明の畑作用除草剤は、化合物Ａと化合ＩＢ
または化合物Ｃとか、それぞれの長所を損なうことなく
，強めあって高い除草効果を発揮するようになる。しか
もその効果は、少ない薬量の使用で強く現れる．そのた
め、本発明においては、少ない薬量の使用で畑作物に薬
害を与える心配もなく高い遺択性を示し各種のイネ科雑
草、広葉１＃に対して高い除草効果を発揮し、枯死に至
らしめることかてきる。

したかって、本発明における化合物Ａと化合物Ｂまたは
化合物Ｃとの併用は，畑作用除草剤として４４用てある
。次に本発明の畑作用除草剤の有用性を試験例により説
明する。

試験例ｌ　　育期処理による除草効果試験（ボッＥ基且
ユ １／２０００アールの大きさのプラスチック製ボ・ソト
に畑土壌（沖積壌土）をつめ、このＬにシハムキ、スス
メノテッポウ、カラスムキ、エソノギシキシ、ツユクサ
の各種子をそれぞれ２０粒宛播いた。そして，表治約１
ｃｍの土壌とこれらの種子とを均一に混合して、表層を
軽く押圧した。

また、スキナの地下茎を１０本埋め込み、小麦、大麦，
大局、小豆の種子１０粒を播種した。そして各２ＩＮか
２〜４葉期、小麦か３葉期、大麦か３菓朋、犬ｇか２菓
期１小豆かＩＩ期に達したときに、実施例ｌに準じて調
製した水和剤を水て希釈して１０アール刈りの活性成分
の使用績か第１表に承した量となるように：Ａ整し、こ
の薬液を１０アール当り４０立の割合て雑草の茎葉部に
噴霧したウ 本試験はｌ薬液処理区当り３ボントて行った。

そして、薬剤処裡後３０日後に生き残った雑草および作
物の地Ｅ部を抜き取り、その乾燥重燵（ｇ）を測定し、
次式により３区平均の除草率（％）を求めた。また小麦
、大麦、大西，小豆についても１′１！Ｅ部を切り取り
、その乾燥重ｆｆｉ（ｇ）を測定し，薬害程度（抑制率
（％））を除草率（％）の算出方法に準して求めた。

その結果は第１表のとおりてある。

試験例２　土壌処岬による陳草効果試験（ボット攻笠工 １／５０００アールの大きさのプラスチック製ボンドに
畑−［；壌（沖積壌土）をつめ、この上に、シハムキｆ
３０ｔｌ．スズメノテッポウ（３０才，７　＋　．カラ
スムギ（３０粒）、エゾノギシギシ（２０拉）、ツユク
サ（２０粒）、ハコヘ（３０拉）、メヒシハ（３０粒）
、イヌタデ（３０粒）の各３１　Ｆ．ｔ種子を播き，表
屑約１ｃｍの土壌とこれらの神子を均−に梶合して、表
層を好く押圧した。

また、これと同様の他のポットに、小麦、大支、犬ｑ、
小豆の各種子をそれぞれｌＯ粒ずつ深さ２ｃｍに播種し
た。そして、播種翌日に実施例１に準して調製した水利
剤を水で希釈して１０アールちりの活性戊分鼠か第２表
に示した量となるように調整し、この薬液をｌＯアール
当り１００見の割合で各ポットの土壌表面に噴霧処理し
た。本試験は、ｌ薬液処理区当つ３ボット制で行った。

そして薬剤処理３０日後に生き残った雑草および小麦、
大麦、大豆、小豆の地上部を切り取り、その乾燥重量（
ｇ）を測定し、試験例１と同様に除草率（％）ならびに
小麦、大麦、大豆小豆に対する薬害程度（抑制率（％）
）を求めた。

その結果は第２表に示すとおりてある。

試験例３ＩＩＴｊ場における除草効果および薬害試験試
験方法として、１区画の面積か１０ｍ’の試験区を作り
、１区当り，スズメノテッポウ（５ｇ）．シバムギ（５
ｇ）．ハコベ（５ｇ）．エゾノギシギシ（５ｇ）．カラ
スムギ（５ｇ）を播種し、スギナの地下茎を埋め込んだ
。また小麦，大支の春種子を播種した。雑草か２〜３葉
期に達した時４ｉて実施＠３に準して調製したフロアツ
ルを水で島釈し、１０アール当りの活性成分使用量か第
３表に示した量となるように調整し、この薬液をｌＯア
ール当り２０文のＭ合で雑草の茎葉部に１’Ｑ霧した。

本誠験はｌ薬液処理区ちり３連制で行った．そして，薬
Ｎ１処理３０日後に試験区内の３か所から計３ｍ’中に
生き残った３Ｉ鎮を抜き取り、その乾燥重量（ｇ）を測
定し，試験例ｌと同様に除草率を求めた．また、試験例
ｌと同様に、小麦，大麦に対する薬害程度（抑制率（％
））を求めた．その結果は第３表に示すとおりてある。

なお、 表中かっこ内の数値は 無処理区の残革 ならびに、 小麦 大麦の乾燥重量 （ｇ／ｍ’） を示 す。

試験例４　圃場における除草　果および　害試験一茎葉
処裡一 試験方法として，１区画の面積か１０ｍ’の試験メ゛を
作り、１区当り５イヌビエ（５ｇ）．メヒシハ（５ｇ）
．イヌタデ（５ｇ）．ツユクサ（１０ｇ）を播種し、チ
ガヤの地下茎奎坪め込んだ。また大ヴ、小豆の各種子を
播種した。雑草か２〜３望萌に達した時点て実施例４に
準してｔＡ製したフロアフルを水で希釈し、１０アール
当りの活性成分使用敏が第４表に示した量となるように
ｉｉ４整し，この薬液をｌＯアール当つｌＯＯ文の割合
で１　Ｑの茎巣部に噴霧した。

本試験は１薬液処理区当り３連制で行った。そして，薬
剤処理３０日後に試験区内の３か所から計３１Ｔｒ′中
に生き残った雑草を抜き取り、その乾燥ｒｊｆｌ（ｇ）
を測定し，試験例ｌと同様に除草率（％）を求めた。ま
た試験例ｌと同様に大豆，小豆に対する薬害程度（抑制
率（％））を求めた．その結果は第４表に示すとおりて
ある。

なお、表中かっこ内の数値は、無処理区の残草ならびに
、 小麦、 大麦の乾燥重量（ｇ／ｒｎ’） を示 す。

λ験例５Ｉｉ１Ｍ場における　草効　および薬害試二上
適量４二 １区画の面積かｌＯｒｎ’の試験区を作り、１区画ぢり
、シハムギ（５ｇ）．ススメノテッポウ（５ｇ）、カラ
スムギ（５ｇ）．ハコベ（５ｇ）を播持し、スギナ（２
０株）、エゾノギシギシ（２０株）を植え込んだ．また
小麦（７５ｇ）と大麦（７５ｇ）を同時に播種した。播
種翌日に実施例３に準して調製したフロアブルを氷て希
釈しｌＯアール当りの活性威分の使用量か第５表に示し
た酸となるように調整し、この薬液を１０アール当り１
００文の割合で均一に噴霧した． 本試験はｌ薬液処理区当り３連制て行なった。

そして処理３０日後に試験区内の３か所から合計３　ｍ
’中に生き残った雑草および小麦、大麦の地上部を切り
取り、その乾燥＠量（ｇ）を測定し，試験例ｌと同様に
除草−ｌＡ＜％）ならびに小麦、大麦に対する薬害程度
〔抑制率〈％〉〕を求めた。

その結果は第５表に示すとおりてある。

試験例６　圃場における　草効　および薬害試験一土壌
処理一 ■区画の而植か１０ｒｎ’の試験区を作り、１区画ちり
、イヌビエ（５ｇ）．ツユクサ（５ｇ）．メヒシハ（５
ｇ）．イヌタデ（５ｇ）．シロザ（５ｇｌｆ：播種し、
チガヤ（２０株）を植え込んだ。

また大豆（７５ｇ）と小豆（７５ｇ）を同時に播神した
。播種翌日に実施例３に準じて調製したフロアフルを水
で希釈し１０アール邑りの活性成分の使用量か第６表に
示した量となるようにｙ４整し，この薬液をｌＯアール
当り１００１の割合で均一に噴霧した。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ２−｛２−〔４−（３，５−ジクロルピリジン−２−イ
   ルオキシ）フェノキシ〕プロピオニル｝イソオキサゾリ
   ジンとメチルＮ−（３，４−ジクロルフェニル）カーバ
   メートまたはイソプロピルＮ−（３−クロルフェニル）
   カーバメートとの２種混合物を活性成分として含有する
   ことを特徴とする畑作用除草剤。