JPH03160261A

JPH03160261A - 空気調和機

Info

Publication number: JPH03160261A
Application number: JP1301467A
Authority: JP
Inventors: Minoru Osada; 稔長田
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Audio Video Engineering Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp; Toshiba AVE Co Ltd
Priority date: 1989-11-20
Filing date: 1989-11-20
Publication date: 1991-07-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の構成］（産業上の利用分野）この発明は、冷房運転および暖房運転を可能とするヒー
トポンプ式の空気調和機に関する。

（従来の技術）一般に、能力可変圧縮機を備えたヒー１・ボンブ式の空
気調和機においては、冷房運転時、蒸発器として動く室
内熱交換器の凍桔を防ぐことを目的として、室内熱交換
器の温度を検知し、その検知温度が所定値以下に下がっ
たときに圧縮機の運転周波数を一定時間ごとに低減する
ものがある。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、室内熱交換器の温度が急激に低下した場
合、運転周波数の低減が間に合わず、粘局は室内熱交換
器が凛桔してしまうことがある。

この発明は上記の小情を４慮したもので、その目的とす
るところは、室内熱交換器の急激な温度低下にかかわら
ず、室内熱交換器の凍桔を未然に防止することができる
空気調和機を１是０（することにある。

［発明のｆ１′ｌｋ成］（５題を解決するための手段）この発明は、能力可変圧縮機、四方弁、室外熱交換器、
減圧器、および室西熱交換器を順次接続してなるヒート
ポンプ式冷凍サイクルを備え、冷房運転および暖房運転
を可能とする空気調和機において、上記室内熱交換′Ａ
ｘの瓜度を倹知する温度センサと、冷房運転Ｉ，１、上
記温度センサの検知温度の変化の傾きを検出する検出手
段と、冷房運転時、上記温度センサの検知温度が所定値
以下になると上記能力ｉｊＪ変圧縮機の運転周波数を一
足時間ごとに低減する手段と、上記一定Ｉｌ！１間を土
記険出手段の検出結果に応じて変化させる手段とを設け
る。

（作用）冷房運転時、室内熱交換器の温度の変化の傾きを険出す
る。また、冷房運転時、蒸発器として働く室内熱交換器
の温度を温度センサによって検知し、その検知温度が所
定値以下になると能力可変圧縮機の運転周波数を−Ｅ　
ＩＩ！ｊ間ごとに低下する。

このとき、一定時間を上記検出した変化の傾きに４して
変化させる。

（実施ｆｆ’ｌＪ）以下、この発明の一実施例について図面を参１１７，（
　Ｌて説明する。

第１図において、１は能力可変圧縮機で、この圧縮機１
の吐出側冷媒配青に四方弁２を介して室外熱交１１８器
３を接続している。そして、室外熱交換器３に、減圧器
たとえば膨張弁４を介して室内熱交換２÷５を接続し、
その室内熱交換器５を上記四方ブＦ２を介して圧縮機１
の吸入側冷媒配管を接続している。

すなわち、ヒートポンブ式冷凍サイクルを構成しており
、冷房運転時は図示丈線矢印の方向に冷媒を流して室外
熱交換器３を凝縮器、室外熱交換器５を蒸発器として動
かせる。暖房運転時は、四方ブＦ２をＩ７ｊ換作動して
図示破線矢印の方向に玲媒を流し、室内熱交換器５を凝
縮器、室外熱交換器３を蒸発器として働かせる。

また、室外熱交換器３の近傍に室外ファン６、室内熱交
換器５の近傍に室内ファン７をそれぞれ配設している。

さらに、室内熱交換器５に温度センサ８を取り付けてい
る。

一方、１０は室外制御部で、この室外制御部１０に商用
交流？ｉｉ源１１、圧縮機１、四方弁２、および室外フ
ァン６を接続している。

さらに、室外制御部１０１：電源ライン１２およびシリ
アル信号ライン１３を介して室内制御部２０を接続し、
その室内制御部２０に室外ファン７、温度センサ８、タ
イマ回路２１，２２、および１榮作部２３を接続してい
る。

室内制御部２０は、電源１１から室外制御部１０および
電源ライン１２を介して供給される交流電Ｉｆ．電圧に
よって動作するとともに、その交流電源電圧に同期した
シリアル信号ライン１３の導通，遮断、および監視など
によって室外制御部１０との間のデータ転送を行なうも
ので、操作部２３の僅作に応じた運転モード指令や、撮
作部２３のｔ’ｔ作に基づく設疋室内温度と室内温度セ
ンサ（図示しない）の検知温度との差（空則負荷）に対
応ずる運転周波数指令ｆｓを室外制御部１０に転送する
ようになっている。

また、室内制御部２０は、玲房運転時、タイマ凹路′２
１のエ１時に址づく一定時間ｔ１　（１秒）ごとに温度
センサ８の検知温度Ｔｅの変化の傾きを検出する検出機
１ｆｌＡ手段と、冷房運転時、況度センサ８の検知温度
Ｔｅが所定値以下になると能力可変江縮機１の運転周波
数ｆを空調負荷に応じた運転周波数制御に優先してタイ
マ園路２２の計時に基づく一定時間ごとに低減せしめる
機能手段と、上記タイマ回路２２の計■：；に基づく一
定時間を上記険出機能手段の検出結果（検知忍度Ｔｅの
変化の傾き）に応じて変化させる機能手段とを備えてい
る。

室外制御部１０は、電源１１の交流電源電圧を室内制御
部２０の運転周波数指令【Ｓに応じた周波数の三相交流
電圧に変換するインバータ回路を備え、そのインバータ
回路の出力を能力可変圧縮機１へ駆動電力としてＯ（給
するようにしている。

また、室外制御部１０は、室内制御部２０からの運転モ
ード指令に応じて四方弁２を制御する機能手段を備えて
いる。

つぎに、上記の構成において第２図および第３囚を参照
しながら作用を説明する。

燥作部２３で暖房運転モードおよび所望の室山温度を設
定し、かつ運転開始燥作を行なう。

すると、室西制御部２０は、室西ファン７を起動すると
ともに、暖居運転モード指令、および１設定室内温度と
室内温度センの（図示しない）の検知ｌＲ度との差（空
調負荷）に対応する運転周波数指令ｆｓを室外制御部１
ｏに転送する。

室外制御部１０は、暖房運転モード指令に応答して圧縮
機１および室外ファン６を起動し、かつ四方弁２を切換
作動するとともに、運転周波数指令ｆｓに応じて圧縮機
１の運転周波数ｆを制御する。

こうして、圧縮機１が空調負荷に対応する能力で運転し
、室内熱交換器５における冷媒の凝縮作用によって室内
が暖房される。

また、操作部２３で冷房運転モードおよび所望の室内温
度を設定し、かつ運転開始操作を行なう。

すると、室内制御部２０は、室内ファン７を起動すると
ともに、冷房運転モード指令、および没定室内温度と室
内温度センサ（図示しない）の検知温度との差（空．Ｊ
．’Ｊ負イ’；ｔ　＞に対応する運転周波数指令ｆｓを
室外制御部ＩＯに転送する。

室外制御部１０は、玲房運転モード指令に応答して圧縮
機１および室外ファン６を起動するとともに、運転周波
数指令ｆｓに応じて圧縮機１の運転周波数ｆを制御する
。

こうして、圧縮機１が空調負荷に対応する能力で運転し
、室内熱交換器５における冷媒の蒸発作用によって室内
が冷房される。

この冷房運転特、室内制御部２０は、運転開始から５分
が経過した後、タイマ回路２１の計時に基づく一定時間
ｔ＋　　（１秒）ごとに温度センサ８の険知温度Ｔｅを
取り込み、現時点の検知温度Ｔｅと一定時間ｔ１前の検
知温度Ｔｅ．との差Ｓ（　−Ｔｅｌ−Ｔｅ）を算出する
。この算出Ｉｌ１！Ｓは、険知瓜度Ｔｅの変化の傾きに
相当する。

ここで、運耘開始から５分を待つようにしているが、こ
れは起動時の過渡的な動きを無祖するためである。

ンサ８の検知温度Ｔｅと所定値Ｔ，，Ｔ２とを比較し、
検知温度Ｔｅが所定値Ｔ１以上のＡゾーンでは空調負何
に応じて圧縮機１の運転周波数ｆを制御する通′浩の運
転を行なうが、検知温度Ｔｅが所定値Ｔ，以下のＢゾー
ンに下がると圧縮機１の運転周波数ｆをタイマ回路２２
の計時に基づく一定時間ごとに所定周波数ずつ低減せし
める。

このとき、室出制御部２０は、上記タイマＩリ１路２２
の．ｉ１時に基づく一定時間を上記算出した汀１きＳに
応じて変化させる。

すなイ〕ち、傾きＳに応じた＋＋：７間数値をタイマ回
路２２の経時０．１７間に加箕するようにしており、検
知温度Ｔｅの下降が緩やかで傾きＳが小さい場合には絶
対値の小さい時間数値をタイマ回路２２の経時に加算す
るが、検知温度Ｔｅの下降が急で傾きＳが大きくなるほ
ど絶対値の大きい時間数値をタイマ回路２２の経時に加
算する。

したがって、検知温度Ｔｅの下降が急で傾きＳが大きい
場合、タイマ回路２２の経時が一定特間（たとえば５０
秒）に連するまでの時間が短くなり、圧縮機１の運転周
波数ｆの低減タイミングが速くなる。

そして、室内制御部２０は、検知温度Ｔｅが所定値Ｔｌ
以上に上昇してＣゾーンに入ると、そのときの江縮機１
の運転周波数ｆをそのままの状態に保ｔＺｊずる。さら
に、検知温度Ｔｅが上昇して所定１ｉｉ！　Ｔ　２以上
のＡゾーンに戻ると、通常の運転１７１７仰に復帰する
。

このように、冷房運転＋Ｉ々は蒸発器として動く室内熱
交ＩｔＡ器５の温度を検知し、その検知温度Ｔｅが所定
１ａＴ＋以下に下がると圧縮機１の運転周波数【を低減
することにより、室内熱交換器５の凍桔を防ぐことがで
きる。

特に、検知温度Ｔｅの変化の傾きＳが大きいｌネど運転
周波数ｆの低減タイミングを速めるようにしたので、た
とえ室内熱交換器５の温度が魚激に低下しても、それに
運転周波数ｆの低減を追従させることが可能であり、室
内熱交換器５の凍結防止が確実となる。

なお、この発明は上記実施例に県定されるものではなく
、要旨を変えない範囲で種々変形実施Ｉ′Ｉ！能である
。

［発明の効果］以上述べたようにこの発明によれば、能力可変圧縮機、
四方弁、室外熱交換器、減圧器、および室内熱交換器を
順次接続してなるヒートポンプ式冷凍サイクルを備え、
冷房運転および暖房運転を可能とする空気，″Ｊ！Ｊ和
機において、上記室内熱交換器の温度を検知する温度セ
ンサと、冷房運転時、上記温度センサの検知温度の変化
の傾きを検出する検出手段と、玲房運転時、上記温度セ
ンサの検知温度が所定値以下になると上記能力１１Ｊ変
圧縮機の運転周波数を一定時間ごとに低減する手段と、
上記一定時間を上記検出手段の検出粘果に応じて変化さ
せる手段とを設けたので、室内熱交換器の急激な温度低
下にかかわらず、室内熱交換器の凍糺を未然に防止する
ことができる空気稠和機を択ＩＪｔできる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の構成図、第２図は同実施
ハ１１における検知’１４度と運転周波数制御の関係を
示す図、第３図は同実施例の作用を説明するためのフロ
ーチャートである。１・・・能力可変圧縮機、２・・・四方弁、３・・・室
外熱交換器、４・・・膨張弁（減圧器）、５・・・室内
熱交換器、８・・・温度センサ、１０・・・室外制御部
、２０・・・室内制御部。出廓人代理人井理士鈴江武彦

Claims

【特許請求の範囲】

能力可変圧縮機、四方弁、室外熱交換器、減圧器、およ
び室内熱交換器を順次接続してなるヒートポンプ式冷凍
サイクルを備え、冷房運転および暖房運転を可能とする
空気調和機において、上記室内熱交換器の温度を検知す
る温度センサと、冷房運転時、上記温度センサの検知温
度の変化の傾きを検出する検出手段と、冷房運転時、上
記温度センサの検知温度が所定値以下になると上記能力
可変圧縮機の運転周波数を一定時間ごとに低減する手段
と、上記一定時間を上記検出手段の検出結果に応じて変
化させる手段とを具備したことを特徴とする空気調和機
。