JPH03159744A - 版板を平行に締め付ける装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、版胴の胴溝内の分割された前方の、及び分割
された後方の締め付けレールによって印刷機の版胴に版
板を平行に締め付ける装置であって、版胴に版板端部が
締め付け可能であり、さらに版板端部は、軸方向で互い
に離れた締め付けねじによって版胴の周方向でほぼ運動
可能であり、しかも前方の締め付けレールの締め付けね
じは、該締め付けねじの逆の側に位置する溝壁に支持さ
れており、かつ後方の締め付けレールは迅速締め付け装
置によって締め付け可能であり、該迅速締め付け装置が
、予備締め付けのための迅速締め付け機構及び最終的な
締め付けのための締め付けねじから或る連続接続部を有
しており、しかも迅速締め付け機構として、胴溝に沿っ
て、胴溝後方壁の後方の平面及びこの胴溝後方壁面に対
して平行に延びる切欠き部内に圧力条片が配置されてお
り、この圧力条片に後方の締め付けレールが支持されて
おり、さらに圧力条片に、傾斜平面を有する切欠き部が
形成されており、該傾斜面に、対抗部材における相応の
キー面が配属されており、さらに圧力条片が、中央の操
作装置によって胴溝の方向で移動可能であり、しかも圧
力条片が、後方の締め付けレールと一繕に周方向で運動
されるようになっている形式のものに関する。

従来の技術 前述の形式の装置が、ドイツ連邦共和国特許３５１６６
８２号明細書により公知であり、この装置は、正確な見
当合わせを得るように、しかも同時に最終的な締め付け
の際に画線の公知の修正が分割された締め付けレール及
び所属の締め付けねじによって維持されるように、版板
を規定の締付力によって平行に締め付けるために使用さ
れる。しかしこのような構造部材は、分割された後方の
締め付けレールが、胴溝前方壁に対して正確に平行に移
動されるように、正確に製造及び組み込まれることに困
難がある。

版板の過刺負荷は排除されない。印刷機回転中の自動的
な後調整は不可能である。

発明が解決しようとする課題 本発明の課題は、版胴の締付力の調整及び該版胴の自動
的な後締め付けが、版胴全幅に渡って均一に行われ、特
に大型の印刷機において可能であるように、冒頭で述べ
た装置を改良することにある． 課題を解決するための手段 前述の課題を解決するために講じた本発明の手段は、各
締め付けねじに締め付けレバーが配属されており、該締
め付けレバーが後方の締め付けレールの下側に配置され
ており、さらに締め付けレバーが、一体成形された突起
を介して倍力されるてこ腕伝達機構で圧力条片に支持さ
れており、しかも締め付けレバーの端部が回転ヒンジを
介して旋回可能に、分割された後方の締め付けレールと
結合されており、さらに締め付けレバーの他方の自由端
部が、版胴に固定的に支持されたばねの作用下でストッ
パボルトに支持されており、該ストッパボルトが回転ヒ
ンジの結合線上で後方の締め付けレール内に固定されて
おり、さらに圧力条片を操作装置を介して所定の位置か
ら移動させる際に、旋回可能な締め付けレバーの自由端
部が、ばねを緊縮して所属の回転ヒンジを中心にしてス
トッパボルトから持ち上げられるようになっていること
にある。

発明の効果 本発明の利点は、最終的な締め付けが締め付けね已によ
って損なわれずに、特に大判の版仮の締め付けを調整す
ることができ、さらに版板の全幅に渡って均一な自動的
後締め付けが可能であることである。

実施例 印刷機の版胴ｌは、胴溝２内に版板を固定及び緊定する
ための手段を有している。この固定手段は、第１図及び
第３図により、版胴１の長さに渡って分割された前方の
締め付けレール３及び相応に分割された後方の締め付け
レール４として構威されており，さらに胴溝２の印刷始
端部５及び印刷終端部６にそれぞれ配置されている。分
割された締め付けレール３．４は、周知の形式で胴溝２
内に配置されており、かつ締め付けねし１０．１１を介
して操作される。締め付けレール３，４内では、やはり
周知の形式で版板前方縁並びに版板後方縁が締め付け装
置２１．２２によって締め付けられる。前方の締め付け
レール３及び後方の締め付けレール４は、図示しない平
行ガイド上に周知の形式で配置されており，かつ接線方
向又はほぼ接線方向で移動可能である。

版板は，前方の締め付けレール３内に周知の形式で、例
えば嵌合ポルトによってゼロ位置に固定的に配置されて
いる。

迅速締め付け装置は、胴溝２に沿って胴溝後方壁８内で
、しかもこの胴溝壁に対して平行に延びる切欠き部７内
に配置された圧力条片９から成り、該圧力条片は胴溝２
に沿って移動可能である。圧力条片９は、傾斜平面を備
えた互いに上下に位置する２つの切欠き部ｌ３を有して
おり、該切欠き部は対抗部材１４のキー面上を滑動し、
従って圧力条片９は、版板の迅速な締゜め付けのために
周方向で平行に運動可能である分割された後方の締め付
けレール４の下側では、圧力条片９の支え面に沿って少
なくとも４つの締め付けレバー１５．１６が、互いに鏡
像対称的に配置されており、しかも締め付けねじ１１に
締め付けレバーｌ５もしくは１６が配設されている。鏡
像対称的な配置は、必ずしも必要ではない。締め付けレ
バー１５．１６は、体或形された突起Ｉ７を介しててこ
腕伝達機構で圧力条片９に支持されている，締め付けレ
バー１５．１６のそれぞれの端部は，回転ヒンジ１８を
介して分割された後方の締め付けレール４と結合されて
いる（第４図）。締め付けレバー１５．１６の自由端部
は、版胴に固定的に支持されたばね１２の作用を受けて
ストッパボルト１９に支持されており、該ストッパボル
トは、回転ヒンジ１８の結合線上で後方の締め付けレー
ル４内に固定されている。旋回可能な締め付けレバー１
５．１６は、突起ｌ７及び圧力条片９の下方の切欠き部
１３を介して対抗部材ｌ４に支持され、これに対して、
上方の切欠き部ｌ３の締め付けねじ１１は、圧力条片９
の反対側に支持される。

版胴中心の中央の位置から圧力条片９が、前方の締め付
けレール３と後方の締め付けレール４との間で軸方向に
配置された回転可能な、かつ接線方向で移動可能な調整
スピンドル２０によって操作可能であり、該調整スピン
ドルには、六角縁もしくは刻み目又は爪付き迅速締め付
け部を備えることができる。調整スピンドル２０には、
スピンドルナット２３が軸方向で移動可能に設けられて
おり、このスピンドルナットはブリッジ２４を介して圧
力条片９と不動に結合されている。調整スピンドル２０
０球形の端面が両側で、支持壁２５に不均一な圧力部材
２９，３０を介して支持されており、両方の圧力部材は
互いに交換可能であり、従ってこれらの部材を交換する
ことによって締め付け範囲を拡大することができ、さら
に種々の長さの版板を均一に締め付けることができる（
第５図〉。

前方の版板端部が締め付け装置２２内に締め付けられる
とすぐに、版板を当て付けるために版胴は一回転だけ回
転される。次いで、版板の後続端部が締め付け装置２１
内に締め付けられる。

第１段階では、締め付けレバー１５．１６が圧力条片９
を胴溝壁に押圧する。第６図において、ばね力は符号　
Ｐ２で示されており、ばね距離は符号ａで示されている
。

第７図に示された最後の段階では、圧力条片９を前方に
移動する際に、締め付けレパー１５１６の自由端部は、
回転ヒンジ１８を中心にしてストッパボルトから　Ｐ１
でばね１２を緊縮して持ち上げられる。このことによっ
て、張力の調整により周方向で、自動的な後締め付け時
に均一な引張力が、ばね１２によって締め付けねじ１ｌ
の数に相応して設けられた締め付けレバー１５．１６を
介して、分割された後方の締め付けレール４に、ひいて
は版仮に及ぼされる接線方向に配置されたばね１２は支
持壁２５に支持されている。有利には、版板張力を、支
持壁に支持されるばね１２の変化されるばね距離を介し
て大きく又は小さくできるために支持壁２５は版胴１に
対して調節可能に配置されることができる。

軸方向での見当合わせの修正のために、周知の形式で調
節ねじ２７が設けられており、この調節ねじは、後方の
締め付けレール４においては版胴中心平面に設けられた
アーム２８に支持され、前方の締め付けレール３におい
ては版胴側壁の外側に支持されている。

周方向での見当合わせの修正は，周知の形式で締め付け
ねじ１１を介して行われ、この場合にばばね１２は弛緩
される。締め付けレバー１５，１６の自由端部は、スト
ッパボルト１９上に位置する。版板の締め付けは、修正
過程では締め付けねじ１１を介して行われ、この際には
，修正方向により締め付けねじｌｌ又は締め付けばね１
２を組み合わせて使用することができる。締め付けねじ
１１を作用させるためには、締め付けねじは間隔「ａ」
でのみ回転されなければならない（時間的な効果）。調
整部材、特に締め付けねじ１１におけるすきまの交番は
生じない。

図示しないガイド内の前方の締め付けレール４ ３の所望しない移動を阻止するために、締め付けレール
３は、接線方向で配置された圧縮ばね２６によってやは
り支持壁２５に支持されている。

【図面の簡単な説明】

第１図は版胴の胴溝を示す側の側面図、第２図は第１図
の版胴の縦断面図、第３図は第１図のＡ−Ｂ線に沿った
断面図、第４図は版板締め付け装置の後方の締め付けレ
ールにおける締め付けレバーの回転点を通る断面図、第
５図は操作装置の拡大図、第６図は版板締め付け装置の
拡大図、第７図は版板締め付け装置の別の状態を示す拡
大図である。 １・・・版胴、２・・・胴溝、３・・・前方の締め付け
レール、４・・・後方の締め付けレール、５・・・印刷
始端部、６・・・印刷終端部、７・・・切欠き部、８・
・・胴溝壁，９・・・圧力条片、１０．１１・・・締め
付けねじ、１２・・・ばね、１３・・・切欠き部、１４
・・・対抗部材、１５．１６・・・締め付けレバー、１
７・・・突起、１８・・・回転ヒンジ、１９・・・スト
ッパボルト２０・・・調整スピンドル、２１．２２・・
締め付け装置、２３・・・スピンドルナット、２４・・
・ブリッジ、２５・・・支持壁、２６・・・圧縮ばね、
２７・・調節ねじ、２８・・・アーム、２９．３０・・
・圧力部材 地４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、版胴の胴溝内の分割された前方の、及び分割された
   後方の締め付けレールによって印刷機の版胴に版板を平
   行に締め付ける装置であって、版胴に版板端部が締め付
   け可能であり、さらに版板端部は、軸方向で互いに離れ
   た締め付けねじによって版胴の周方向でほぼ運動可能で
   あり、しかも前方の締め付けレールの締め付けねじは、
   該締め付けねじの逆の側に位置する溝壁に支持されてお
   り、かつ後方の締め付けレールは迅速締め付け装置によ
   つて締め付け可能であり、該迅速締め付け装置が、予備
   締め付けのための迅速締め付け機構及び最終的な締め付
   けのための締め付けねじから成る連続接続部を有してお
   り、しかも迅速締め付け機構として、胴溝に沿って、側
   溝後方壁の後方の平面及びこの胴溝後方壁面に対して平
   行に延びる切欠き部内に圧力条片が配置されており、こ
   の圧力条片に後方の締め付けレールが支持されており、
   さらに圧力条片に、傾斜平面を有する切欠き部が形成さ
   れており、該傾斜面に、対抗部材における相応のキー面
   が配属されており、さらに圧力条片が、中央の操作装置
   によって胴溝の方向で移動可能であり、しかも圧力条片
   が、後方の締め付けレールと一緒に周方向で運動される
   ようになっている形式のものにおいて、各締め付けねじ
   （１１）に締め付けレバー（１５、１６）が配属されて
   おり、該締め付けレバーが後方の締め付けレール（４）
   の下側に配置されており、さらに締め付けレバー（１５
   、１６）が、一体成形された突起（１７）を介して倍力
   されるてこ腕伝達機構で圧力条片（９）に支持されてお
   り、しかも締め付けレバー（１５、１６）の端部が回転
   ヒンジ（１８）を介して旋回可能に、分割された後方の
   締め付けレール（４）と結合されており、さらに締め付
   けレバー（１５、１６）の他方の自由端部が、版胴に固
   定的に支持されたばね（１２）の作用下でストッパボル
   ト（１９）に支持されており、該ストッパボルトが回転
   ヒンジ（１８）の結合線上で後方の締め付けレール（４
   ）内に固定されており、さらに圧力条片（９）を操作装
   置（２０、２３、２４、２５）を介して所定の位置から
   移動させる際に、旋回可能な締め付けレバー（１６）の
   自由端部が、ばね（１２）を緊縮して所属の回転ヒンジ
   （１８）を中心にしてストッパボルトから持ち上げられ
   るようになっていることを特徴とする、版板を平行に締
   め付ける装置２、ばね（１２）が支持壁（２５）に支持
   されており、該支持壁が軸方向で前方の締め付けレール
   （３）と後方の締め付けレール（４）との間に配置され
   ている請求項１記載の装置。 ３、圧力条片（９）が、軸方向で前方の締め付けレール
   （３）と後方の締め付けレール（４）との間に配置され
   た回転可能な調整スピンドル（２０）によって操作可能
   であり、該調整スピンドル上でスピンドルナット（２３
   ）が移動可能であり、このスピンドルナットは、ブリッ
   ジ（２４）を介して圧力条片（９）と不動に結合されて
   おり、しかも調整スピンドル（２０）の球状の端面が両
   側で、軸平行の支持壁（２５）における交換可能な不均
   一な圧力部材（２９、３０）に支持されている請求項１
   又は２記載の装置。