JPH03154734A - 工具管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、工具管理システムに関し、特に多数の工具を
保管しているマシニングセンターの工具保管棚であるツ
ールマガジンに保管された多数の工具自体と保管されて
いる柵の位置自体とを数値制御装置（以下ＮＣ装置とい
う）により自動照合して、作業者のツールマガジンへの
入れ違い等の人為的な誤りをなくすための工具管理シス
テムに関する。

〔従来の技術〕

従来、マシニングセンターに設置されているツールマガ
ジンに工具を収納する場合には、事前にツールプリセツ
タ−に工具を装着して工具の長さ・径を計測したデータ
をＮＣに装置に入力して、ＮＣ装置にあらかじめ記憶さ
れている長さ・径等の工具データと照合してその工具ナ
ンバーを作業者に報知する６作業者は工具ナンバーによ
り定められたツールマガジンナンバーのポットヘエ具を
装着する作業が標準となっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の工具管理システムは、作業者が工具の指
定ナンバーにがい当するツールマガジンにその工具を挿
入する際に、ツールマガジンの位置を入れ違えると、実
際に工作機械の運用時に違う工具補正データを呼び出し
、違う工具がセットされてしまうので、工具破損又は機
械本体事故を起す欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の工具管理システムは工具の端部に設けられた工
具ＩＤナンバーを記入した表示部と、この表示部を読み
取り、さらに工具の寸法および径等を計測する工具デー
タ読み取り装置と、前記工具データ読み取り装置で計測
と工具ＩＤナンバーの読み取りを終了した工具を装着し
前記工具ＩＤナンバーを読み取るリーダを備えたツール
マガジンと、前記工具データ読み収り装置のデータを入
力し、あらかじめ記憶されている工具のデータと照合す
るとともに前記ツールマガジンから読み取られな工具Ｉ
Ｄナンバーとツールマガジンの位置とを入力して装着さ
れたツールマガジンの位置登録データの記憶も行う数値
制御装置とを有する。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例のシステム構成図、第２図は
本実施例の要部である工具ＩＤを示す構造図である。第
１図の実施例は多数の工具の長さ、径等の計測データと
ともに、工具に設けられたＩＤナンバーを読みとる工具
データ読み取り装置１と、この計測データとＩＤナンバ
ーの情報を入力し、あらかじめ登録されている工具デー
タと照合して後述するツールマガジンに収納された工具
を管理するマシニングセンター装置２と、工具データ読
み取り装置１とマシニングセンター装置２との間のデー
タ変換と伝送を行うデータ変換装置８から構成される。

また、各工具には第２図に示すように工具６の読み取り
用の工具ＴＤ３がｔ裔端に埋め込まれている。次に工具
読み取り装置１は工具６をツールプリセツタ−１１のＩ
Ｄリーダ付き工具ホルダー１０に挿入し、工具６の他端
に取り付けられたエンドミル１２の工具径及び工具長等
の工具補正データを測定する。また、ＩＤリーダ付き工
具ホルダー１０は工具ＩＤを読みとる。測定された工具
補正データとＩＤのデータは、データ伝送部１３からＲ
３２３２Ｃケーブル１０を介して、専用のＮＣ装置４が
処理できる信号に変換するデータ変換装置８、例えばパ
ソコンに入力される。この変換された信号はインタフェ
ース端子８ＡからＲ３２３２Ｃケーブルを介してインタ
フェース４Ａを経由してＮＣ装置４に記憶される。一方
、工具データ読み収り装置１で測定を終了した工具６は
作業者により特に指定された位置ではなく任意の位置の
ツールマガジン７に装着される。作業者が工具６の装着
を完了すると、すべてのツールマガジン７の工具を周回
させて、工具ＩＤリーダ５により各工具の工具ナンバー
を読み取り、ツールマガジン３の何番ポットに工具ナン
バーの何番が装着されているかを判読しＮＣ装置１１に
送る。ＮＣ装置４は、前述の記憶した工具Ｉ　Ｄナンバ
ーとツールマガジン７に装着された工具ＩＤナンバーの
照合を行いツールマガジンの位置登録も記憶データに収
録する。この登録データをもとに実際の工作時における
工具の引き出し等の作業指示等が表示されて誤りのない
管理運営が行われる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、工具データ読み取り装置
により工具のＩＤナンバーを読み収り、ＮＣ装置におい
て事前に記憶された工具ナンバーとこの読み取りデータ
とが自動的に照合され、さらに作業者が任意にツールマ
ガジンへ装着したツールマガジンの位置も自動的に登録
されるので、作業者のツールマガジンへの装着誤りが解
消する効果がある。また、このようなマシニングセンタ
ーの工具管理システムの採用により工作作業に際しての
工具の運営管理が極めて効率的に自動化される効果があ
る６

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のシステム構成図、第２図は
本実施例の要部の構造図である。 １・・・工具データ読み取り装置、２・・・マシニング
センター装置、３・・・工具ＩＤ、４・・・ＮＣ装置、
５・・・工具ＩＤリーダ、６・・・工具、７・・・ツー
ルマガジン、８・・・データ変換装置、４Ａ、８Ａ・・
・インタフェース端子、９・・・Ｒ５２３２Ｃケーブル
、１０・・・ＩＤリーダ付き工具ホルダー　１１・・・
ツールプリセツタ−１２・・・エンドミル、１３・・・
データ伝送部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 工具の端部に設けられた工具ＩＤナンバーを記入した表
   示部と、この表示部を読み取り、さらに工具の寸法およ
   び径等を計測する工具データ読み取り装置と、前記工具
   データ読み取り装置で計測と工具ＩＤナンバーの読み取
   りを終了した工具を装着し前記工具ＩＤナンバーを読み
   取るリーダを備えたツールマガジンと、前記工具データ
   読み取り装置のデータを入力し、あらかじめ記憶されて
   いる工具のデータと照合するとともに前記ツールマガジ
   ンから読み取られた工具ＩＤナンバーとツールマガジン
   の位置とを入力して装着されたツールマガジンの位置登
   録データの記憶も行う数値制御装置とを有することを特
   徴とする工具管理システム。