JPH03152157A - 改善された流れ特性をもつポリフェニレンエーテル組成物 - Google Patents

改善された流れ特性をもつポリフェニレンエーテル組成物

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JPH03152157A
JPH03152157A JP2239163A JP23916390A JPH03152157A JP H03152157 A JPH03152157 A JP H03152157A JP 2239163 A JP2239163 A JP 2239163A JP 23916390 A JP23916390 A JP 23916390A JP H03152157 A JPH03152157 A JP H03152157A
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JP
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weight
polyphenylene ether
core
mixture
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JP2239163A
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William Robert Haaf
ウィリアム・ロバート・ハーフ
Christian M E Bailly
クリスチャン・マリア・エミール・ベイリー
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08L71/00Compositions of polyethers obtained by reactions forming an ether link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L71/08Polyethers derived from hydroxy compounds or from their metallic derivatives
    • C08L71/10Polyethers derived from hydroxy compounds or from their metallic derivatives from phenols
    • C08L71/12Polyphenylene oxides
    • C08L71/123Polyphenylene oxides not modified by chemical after-treatment
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L65/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbon-to-carbon link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S525/00Synthetic resins or natural rubbers -- part of the class 520 series
    • Y10S525/905Polyphenylene oxide

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は樹脂質組成物、特に比較的多量のポリフェニレ
ンエーテル樹脂を含有する熱可塑性樹脂組成物に関する
ものである。
従来の技術 ポリフェニレンエーテル(PPEとも呼ばれている)は
加水分解安定性、寸法安定性、靭性、耐熱性及び誘電特
性のような性質を望ましく組合せて示すエンジニアリン
グ樹脂の評判のよい一群である。商業的に使用される場
合、PPEは通常種々の他の成分、たとえば耐衝撃性改
良剤、可塑剤及び難燃化剤を含む組成物中の一成分であ
る。
これらのPPEを基剤とする組成物の有利な特性が広範
囲の製造業の分野において周知になってきたので、それ
らの使用についての新たな機会がもたらされた。これら
の新たな用途のあるものは成形品に成形した場合にきわ
めて高い加熱ひずみ温度(または加熱変形温度;場合に
よっては”HDT”と略称される)、たとえばしばしば
140℃より高い温度、を示す組成物を必要とする。
これらの高い)IDT値を達成する一手段は組成物中の
PPHの割合を増加することによるものである。しかし
ながら、この解決手段を採用すると組成物のメルトフロ
ー性能、すなわち種々の樹脂加工工程、たとえば押出し
及び成形工程中に使用される高温で組成物が自由に流動
する能力、の重大な減少をもたらすという不都合がある
それ故、当業者には当然予想されるごとく、か〜る組成
物の流動を助長する種々の樹脂及び化合物、たとえばポ
リスチレン単独重合体及び芳香族ホスフェートのような
種々の可塑剤の使用によってこの型の組成物の不十分な
流動特性を改善するために種々の研究が行なわれた。し
かしながら、PPE組成物中にこれらの物質を配合する
としばしば当初の間通、すなわち耐熱性の低下の問題が
再び部分的に生起し又は新たな不都合を生ずる結果とな
る。たとえば、スチレン系物質の使用はしばしばPPE
基組成物のHDT及び衝撃強さの低下をもたらし、一方
ある種のホスフェートの使用はその揮発性及び移行傾向
のために望ましくない金型への“プレートアウト”をも
たらす。
したがって新しい製品の用途についての要求を満たす°
ためには望ましい性質の組合せを特徴とする改善された
PPE組成物が必要とされることはきわめて明らかであ
る。
上述した性能についての要求は本発明の知見によって満
たされた。すなわち本発明は、つぎの成分: (a)全組成物の重量に基づいて少なくとも約70fl
!In%のポリフェニレンエーテル樹脂;及び (b)組成物の加熱ひずみ特性及び耐衝撃性を実質的に
保持しつつ組成物のメルトフローを少なくとも約10%
増加するに有効な量で存在する、芳香族単量体類を含む
混合物から誘導された樹脂質添加剤; を含有してなる改善された流れ特性、耐衝撃性及び耐熱
性を有する熱可塑性組成物を提供するものである。
以下に詳述するごとく、これらの添加剤の使用によって
多量のPPEを含有する重合体組成物のメルトフローが
顕著に増加し、しかも驚くべきことに加熱ひずみ温度及
び/又は衝撃強さはごく僅かに低下するのみである。さ
らに、これらの添加剤は重合体状であり、組成物の加工
工程の間組成物中に残有する傾向があり、したがって最
終製品の品質を損なうことなく、しかも加工用設備に悪
影響を及ぼすこともない。
発明の詳細な開示 本発明の組成物の成分(a)としては広範囲のPPE樹
脂を使用することができる。これらの多くのものはニー
に参考文献として引用するAl 1anHayの米国特
許節3.306.874号、同第3゜306.875号
及び同第3.432.469号明細書; (ielu 
5tasatofTの米国特許節3,257゜357号
及び同第3.257.358号明細書及びDvaln 
M、Vhlteらの米国特許節4.806,602号明
細書に記載されている。多数のPPE樹脂はまた198
8年6月23日付で出願されたB。
Brownらの2件の米国特許出願S8.210547
号及び210.266号明細書にも記載されている。単
独重合体状及び共重合体状ポリフェニレンエーテルはい
ずれも本発明の範囲内である。
好ましいPPE樹脂は式: [式中、各Q1はそれぞれ独立的にハロゲン、第1級又
は第2級低級アルキル(すなわち7個までの炭素原子を
含むアルキル)、フェニル、ハロアルキル、アミノアル
キル、炭化水素オキシ又は少なくとも2個の炭素原子に
よってハロゲン原子と酸素原子とを分離している型のハ
ロ炭化水素オキシ基であり;そして各Q2はそれぞれ独
立して水素、ハロゲン、第1級又は第2級低級アルキル
、フェニル、ハロアルキル、炭化水素オキシ又はQlに
ついて定義したごときハロ炭化水素オキシ基である]の
複数個の構造単位を含んでなる単独重合体及び共重合体
である。適当な第1級低級アルキル基の例はメチル、エ
チル、n−プロピル、n−ブチル、イソブチル、n−ア
ミル、イソアミル、2−メチルブチル、n−ヘキシル、
2.3−ジメチルブチル、2−.3−又は4−メチルペ
ンチル及び対応するヘプチル基である。第2級低級アル
キル基の例はイソプロピル、第2級ブチル及び3−ペン
チル基である。存在し得るすべてのアルキル基は分枝鎖
状よりも直鎖状であることが好ましい。多くの場合、各
Qlはアルキル又はフェニル基、特にC1−4アルキル
基でありそして各Q2は水素である。
特に好ましいポリフェニレンエーテルは2.6−シメチ
ルフエノールから誘導された単位からなるものであろう
。また2、6−シメチルフエノール及び2,3.6−)
リメチルフェノールから誘導される単位からなるPPE
共重合体も好ましく使用される。
本発明の好ましい実施態様においては、PPE樹脂は全
組成物の少なくとも約70重量%を構成することが望ま
しい。これが好ましい理由の一つはかかる組成物から形
成し得る製品の多くは高い耐熱性を要求される点にある
。より好ましい実施態様においては、組成物は通常少な
くとも約80重量%のPPE樹脂を含むことを要求され
、さらにもっとも好ましい実施態様では、組成物はしば
しば少なくとも約90111量%のPPE樹脂を含有す
る。当業者はその有する知識及び本明細書に述べた事項
に基づいてPPE樹脂の適切な含量を選定することがで
きるであろう。
成分(b)の樹脂質添加剤は芳香族単量体類を含んでな
る混合物から誘導される重合生成物である。この重合生
成物は低分子量、すなわちゲル透過クロマトグラフィー
によって測定して約7.000より低い(数平均)分子
量のものであることが好ましく、したがってしばしばオ
リゴマー状と称される。
実施例中においてさらに説明するごとく、これらの樹脂
質添加剤はPPE樹脂の流動性を助長するために典型的
に使用されている単独重合体状物質、たとえばポリスチ
レン単独重合体よりも予想外に優れたものであることが
認められた。約80℃より高いガラス転移温度(Tg)
をもつオリゴマー状樹脂質添加剤が好ましい。
本発明の組成物の成分(b)を構成するために使用され
る混合物としては少なくとも二つの群が適当である。第
一の群はスチレン、p−メチルスチレン、α−メチルス
チレン、ビニルトルエン、ビニルキシレン、ビニルナフ
タリン、インデン、クマロン及びそれらの置換誘導体の
ようなビニル芳香族型単量体類を包含する。これらの混
合物の特定の例はスチレンとa−メチルスチレンとの混
合物−二の場合、重合生成物はしばしばポリ(スチレン
−共−α−メチルスチレン)と呼ばれる− −スチレン
とp−メチルスチレンとの混合物−二の場合重合生成物
はしばしばポリ(スチレン−共−p−メチルスチレン)
と呼ばれる− −及びスチレンとp−メチルスチレン及
びビニルトルエンとの混合物−二の場合重合生成物はし
ばしばスチレン−p−メチルスチレン−ビニルトルエン
三元共重合体と呼ばれる− −である。現在入手可能な
この型の市販物質の例は登録商標“クリスタレックス(
Krlstalex )”の製品、たとえばクリスタレ
ックス1120及び5140;及び登録商標“エンデッ
クス(Endex )”の製品(これらはいずれもパー
キュレス社(lIercules、Ine、 )の製品
である)である。これらの物質のいくつかはニーに参考
文献として引用するV、R,1Iaarらの米国特許節
4,826.919号明細書に記載されている。スチレ
ンとα−メチルスチレンとの共重合体が好ましい。この
型の特に好ましい物質はスチレンとα−メチルスチレン
との合計重量に基づいて約10〜約90重量%のスチレ
ンと約90〜約10重量%のα−メチルスチレンとから
なるもの(もっとも好ましくは約10〜50重量%のス
チレンと約90〜50重量%のα−メチルスチレンとか
らなるもの)である。
本発明の組成物の成分(b)の樹脂質添加剤を形成する
ために重合し得る混合物の第二の群は実質的に芳香族系
である、すなわち約35重量%より多い割合の芳香族を
含むかつしばしば不飽和である炭化水素化合物類を包含
する。か〜る混合物はしばしばたとえばジシクロペンタ
ジェンのような詣環族化合物;メチレンインデン及びメ
チルインデンのようなインデン類及びそれらの置換誘導
体;及び2−プロペニルベンゼン、メチル2−プロペニ
ルベンゼン及びメチレン2−プロペニルベンゼンのよう
なアリルベンゼン及びそれらの置換誘導体を包含する。
この混合物の第二の群から形成される商業的に入手し得
る物質の例は登録商標“ピッ;(Plcco )”51
40、及び登録商標“ハーキエアス(Hercures
) ” A 150 (いずれもパーキュレス社から入
手し得る)及び登録商標“ネブケム(Nevchem 
) ”  150 (Neville Cheslea
f Corporationから入手し得る)である。
前述したとおり、成分(b)は樹脂組成物の加熱ひずみ
特性及び耐衝撃特性を実質的に保持しつつ組成物のメル
トフローを少なくとも約10%増加するに有効な量で存
在させる。本明細書における用語“メルトフロー”は約
338℃〜343℃の範囲の特定された成形温度におい
て約10,000ps1の圧力においてチャンネルの型
流れオリフィス(5/16インチ×178インチ)を通
過する組成物の移動を意味するものである。
本明細書において使用する用語°耐衝撃特性″は一般に
種々の測定法による衝撃強さの任意のものを意味するが
、アイゾツト試験法が本発明の組成物を用いて製造され
た製品についてしばしばもっとも有用な衝撃強さの測定
法である。したがって、本明細書において、耐衝撃性を
“実質的に保持する”とはアイゾツト衝撃強さを(対照
試験と比較してかつ室温で試験して)少なくとも約60
%保持することを意味するものであり、一方加熱ひずみ
温度は下記に示すごとく保持されるものとする。
加熱ひずみ温度(HDT)は本明細書においてはAST
M試験法D648に従って測定される。
加熱ひずみ温度の“実質的な保持°とは対照試験、すな
わち成分(b)を含まない同様の物質、と比較してその
HDT値の少なくとも約90%の値の保持を意味するも
のである。
成分(b)の有効量は組成物の全1rrffiに基づい
て通常的1重量%〜約15重量%である。多くの最終用
途への使用に対して好ましい成分(b)の量に約3〜約
12重量%であり、もつとも好ましい割合は、しばしば
約5〜約10重量%である。
ある好ましい実施態様、特にきわめて高いHDT値及び
優れた難燃性が望まれる場合においては、本発明の組成
物はたとえば米国特許第4.826゜919号明細書に
記載される耐衝撃性ポリスチレンのようなゴム変性アル
ケニル芳香族樹脂を含むべきではない。しかしながら、
このことは後述するスチレン−エチレンブチレン−スチ
レンブロック共重合体の使用を除外することを意味しな
い。
本発明のある特定の実施態様においては、加工性が有効
量のポリオクテニレンの使用によってさらに改善される
。これらの物質は一般に当該技術において周知でありか
つたとえばニーに参考文献として引用するJadasu
sらの米国特許第4,656.220号明細書に記載さ
れている。これらはまたニーに参考文献として引用する
Marinus Dekkersらの特願平1−235
875号明細書にも記載されている。ポリオクテニレン
の商業的に入手し得る製品の一例はHuls社製の登録
商標“ベステナマー(Vestenamer) ’ 8
012である。
ポリオクテニレンの製造法もまた当該技術において既知
である。−例として、これらの物質はシクロオクテンの
開環及び/又は環展開重合によって製造することができ
る。
ポリオクテニレンは通常全組成物の重量に基づいて約1
重量%〜約20重量%の温度で使用される。より好まし
い濃度に約2〜10重量%であり、またある特定の実施
態様についてもつとも好ましい濃度は約2.5〜約5重
量%である。
ある特定の型のエラストマー状ブロック共重合体を本発
明の組成物に配合することはしばしば有利であり、本発
明の一部を構成する。好ましいブロック共重合体はA−
B、A−B−A’又は(A−B) 1ll−X構造又は
これらの構造の混合物(式中、A及びA′はそれぞれ重
合されたビニル芳香族炭化水素ブロックであり、各Bは
少なくとも一種の重合された共役ジエンから誘導され、
Xは多官能性カップリング剤の基であり、モしてmは少
なくとも2の整数である)からなることを特徴とするも
のである。これらのブロック共重合体は好ましくは約1
5〜約50ffij1%のビニル芳香族を含有する。
これらの組成物に対しては高温加工条件下で最大の熱安
定性が要求されるので、エラストマー状ブロック共重合
体ははり完全に水素添加されていること、すなわち該共
重合体の平均不飽和度がその当初の値の約20%より低
い値に低減されるべきことが通常好ましい。より好まし
い実施態様においては、平均不飽和度はその当初の値の
10%未満の値に、もつとも好ましくは約5%未満の値
にまで減少されるであろう。この水素添加(これは明ら
かにBブロック、すなわち不飽和源に作用するものであ
る)を達成するための方法は当該技術において既知であ
る。
ある好ましい実施態様においては、A及びA′はそれぞ
れ独立的にスチレン、α−メチルスチレン、p−メチル
スチレン、ビニルトルエン、ビニルキシレン、ビニルナ
フタリン及びそれらの混合物からなる単量体群から誘噂
され;そしてBはポリイソプレン又はポリブタジェンの
後水素添加によって得られる。
各ブロックA及びA′は通常約2.000〜1oo、o
ooの範囲の分子量をもち、一方各ブロックBは通常約
25,000〜1,000.000の範囲の分子量をも
つ。
本発明のために特に好ましいエラストマー状ブロック共
重合体はスチレン及び後水素添加ポリブタジェンのブロ
ックからなり、しばしば“5EBS°と称される。
エラストマー状ブロック共重合体の製造は当該技術にお
いて既知であり、たとえばこれらの単量体を溶液中でモ
ノリチウム炭化水素開始剤の存在下で逐次重合させるこ
とによって行ない得る。エラストマー状ブロック共重合
体の製造についての詳細及びその他の態様は二Nに参考
文献として引用する欧州特許第0095098号明細書
、米国特許第3.113,986号、同第3,431゜
323号、同第3,700.633号及び同第4゜16
7.507号明細書;***特許出願公開第1゜222.
260号公報及び***特許第2.013゜263号明細
書に記載されている。
エラストマー状ブロック共重合体は組成物の性質のいく
つかを改善する有効量で使用される。この量は通常全組
成物の重量に基づいて約0.5〜約20重量%である。
ブロック共重合体の濃度はより好ましくは約1〜10重
量%の範囲である。
本発明のためにある場合に有用なエラストマー物質の別
の型はたとえばこ−に参考文献として引用する、■、A
bol lnsらの1987年4月28日付米国特許出
願SN、643.289号明細書に記載されるもののよ
うなコアーシェル型相互重合体樹脂である。
好ましいコアーシェル型共重合体物質はポリブチルアク
リレートのような架橋アクリレートゴムコアを含み、こ
の架橋コアを包囲してシェル状構造の架橋ビニル芳香族
樹脂、好ましくはポリスチレンを有し、このシェル構造
は架橋コアを包囲しかつこれに相互に貫入している。シ
ェル中にスチレンとともにアクリロニトリル及び/又は
メチルメタクリレートのような少量の他の単量体を配合
することによって、得られる共重合体シェルがPPEマ
トリックスと認め得るほど非相溶性にならない場合には
、さらに有用な製品を提供し得る。
これらのコアーシェル型変性剤物質の相互貫入状網状構
造はシェル構造を構成する単量体を、予め重合されかつ
架橋されたポリアクリレートコアの存在下に、重合しか
つ架橋することによって提供される。
コアーシェル型共重合体物質は一般に約40〜約90重
量%の少なくとも一種の架橋ポリアクリレート及び約1
0〜約60ffif1%の架橋ビニル芳香族成分からな
り、両者間のグラフト重合はきわめて僅かである。好ま
しい実施態様においては、コアが架橋コア及び架橋シェ
ルの合計重量に基づいて50〜80ffi’m%の架橋
ポリアクリレートからなるであろう。
この一般的な型のコアーシェル型共重合体に関する詳細
はニーに参考文献として引用するA、J、Yuらの米国
特許第3.944.631号明細書に記載されている。
その他の有用なコアーシェル型共重合体物質及びそれら
の製造法はニーに参考文献として引用するG、Bate
s、G、Chagibers及びS、P、Tlngの米
国特許第4.681.915号明細書及びC0Bate
s、V、Haaf及びS、P、Tlngの米国特許第4
,684.696号明細書に記載されている。
コアーシェル型共重合体物質の使用量は前述したブロッ
ク共重合体について述べた量と同等であり、好ましい使
用量は全組成物の重量に基づいて約1〜約10重量%で
ある。さらに本発明の目的のためにコアーシェル型共重
合体とブロック共重合体の組合せの使用も可能である。
ある場合には、ポリオレフィンが本発明の組成物中に含
有せしめられる。かかる樹脂は一般に当該技術において
既知であり、これらはたとえばニーに参考文献として引
用する米国特許第4,166゜055号、同第4,58
4,334号及び同第4゜383.082号明細書、欧
州特許第0.095゜098号明細書、(i、Lee、
Jr、らの1989年6月23日付米国特許出願SN、
372,218号明細書、G 、 Lea 、 J r
、らの1988年10月6日付米国特許出願SN、25
4.519号明細書及びVan Na5trand R
clnhold Company発行”Tho Con
densod Chawleal Dletlonar
y  、第10版、第836頁に記載されている。ポリ
オレフィンは通常−般弐〇。H2nのオレフィンから形
成される重合体である。ポリオレフィンは単独重合体又
は共重合体の形あるいはそれらの組合せで使用すること
ができる。
ポリオレフィンの例はポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリイソブチレン、エチレン及びプロピレンの共重合体
ならびにエチレンと有機エステルとの共重合体、たとえ
ばエチレン−エチルアクリレート、エチレン−メチルア
クリレート等の共重合体である。これらのポリオレフィ
ンの製造は一般に当該技術において周知である。
好ましいポリオレフィンはポリエレン、ポリプロピレン
及びポリブチレンである。特に好ましいポリオレフィン
は低密度ポリエチレン(LDPE)、線状低密度ポリエ
チレン(LLDPE) 、中密度ポリエチレン(MDP
E)、高密度ポリエチレン(HDPE)及び耐衝撃性(
ゴム変性)ポリプロピレンである。
本発明の組成物中に存在するポリオレフィンの量は通常
組成物の全重量に基づいて約0.25〜約3ff1%の
範囲であり、好ましい実施態様においては約0.5〜約
1.5重量%の範囲である。
本発明の組成物は場合によっては種々の特性を付与する
種々の添加剤を含有する。はとんどのか\る添加剤は当
該技術においてそれらの有効量及びその配合法とともに
一般に既知である。か〜る添加剤の例は芳香族ホスフェ
ート化合物のような難燃化剤、可塑剤、安定剤(たとえ
ば酸化、熱及び紫外線安定剤)、帯電防止剤、充填剤、
たとえば無機充填剤、ガラス繊維のような補強剤、滑剤
、着色剤、染料、顔料、滴下抑制剤及びその他の加工助
剤である。
本発明の組成物は周知の方法によって製造することがで
きる。好ましい一方法は所要の成分をプレミックス配合
物として混合し、ついで−軸又は二軸スクリュー押出機
上でメルト・コンパウンド処理し、冷却しそしてペレッ
トに切断する方法である。これらのペレットをついで所
望の形状及び寸法の製品に成形する。
上記した組成物から形成された物品も本発明の範囲内に
包含される。これらの物品は過酷な高温における用途に
使用される製品にとってきわめて望ましい性質の組合せ
である顕著に優れた耐熱性、表面光沢及び衝撃強さを示
す。
以下、本発明の種々の態様を説明する実施例を示す。こ
れらの実施例は単に例証の目的で示すものであって、本
発明を本明細書中に説明した特定の物質又は条件に限定
するものではない。
衷胤撚 使用したPPE樹脂はクロロホルム中で25℃で測定し
て0. 40dl/gの固有粘度をもつポリ(2,6−
ジメチル−1.4−フェニレン)エーテルである。
使用した他の物質のいくつかはつぎに示すとおりである
ボリオクテニレン:ヒュルス(Huts)社の登録商標
ベステナ? −(Vestenas+er)、等級V8
012 エラストマー状ブロック共重合体ニジエル・ケミカル社
の登録商標クレイトン (Kraton) G 1650、通常スチレン及びエ
チレン−ブチ レンの共重合体(S E B S) と呼ばれる低分子量トリプロ ツク共重合体 ポリエチレン:ユニオン拳カーノくイド社の登録商標ユ
ニボール(Unipol) GR 8320、線状低密度ポリエ チレン 成分(b)のためにはつぎのフロー促進剤を使用した。
商品名 登録商標 0エンデブクス(Endex ) ” 60 登録商標 ・ピック(Plcco ) ” 140 !l録商標 “クリスタレックス (Knlstalex ) ” 5140登録商標 “ネブケム(Nevchc* ) ” 50 登録商標 0ハーキアス(Ilareurcs) ”150 ’AH738゜ 登録商標 “ビッコラスチック (Plccolastlc ) ” 150 製造者 ハーキュレス ハーキュレス ハーキュレス ネビル (Nevllle ) 凸−キュレス ノ1ンツマン (lluntsman) 凸−キルレス 種類の明細 混合万香族単量体から誘導された オリゴマー状樹脂; 軟化点160℃、Tg−約109℃ 芳香族及び脂環族単量体の混合物から誘導されたオリゴ
マー状樹脂、 軟化点140℃、↑g−約94℃ スチレン及びa−メチルスチレンのオリゴマー伏兵重合
体: 軟化点140℃、Tg−約92℃ ピック5140と同様のオリゴマー状樹脂、 軟化点150℃、Tg−約98℃ オリゴマー状の芳δ族ベースめ樹脂、 軟化点150℃、Tg−約99℃ 低分子量(M、−約182,000) 単独ポリスチレン樹脂、 本発明の範囲外のもの、 ↑g−約106℃ オリゴマー状(Mwが約7000未満)単独ポリスチレ
ン樹脂、軟化点150℃、本発明の範囲外のもの、 Tg−約75℃ 後記する組成物を押出機を用いて乾式配合しかつコンパ
ウンド処理した。この押出物を急冷しそしてベレット化
しそしてベレット化生成物をついで種々の試験片に形成
した。つぎの処理条件を用いた。
押出工程:低剪断スクリューをとりつけた30−層のウ
ニルナ−・ブライダー型(Werner−Prleld
er )二輪スクリュー押出機セット温度=225℃(
供給)−31 5℃(ダイ) スクリュー回転速度:20Orpm ベント真空度:25インチI1g 推定溶融温度:338℃〜343℃ 成形工程:4オンスニユーバリー型(Novbury 
)射出成形機 セット温度二315℃ 金型温度 : 93℃ 推定溶融温度=338℃〜343℃ これらの試験片に対してつぎの物理的試験を採用した。
物理的性質試験 338℃〜343℃及び10,000 ps1の圧力におけるフローチャンネル長さ(インチ)
; 5/16インチ×1/8インチのチャ ンネル型流れオリフィス 66psiの繊維応力下における加熱ひずみ温度(下)
; 1/4インチ×1/2インチ×5イン チ、ASTM  D64B IZOD  室温(RT)及び−20下におけるノツチ
付きアイゾツト衝撃強さ (rt−1bs/1n )  ; 1/8インチ×1/2インチX 21/2インチ、AS
TM  D256 DYN−Erract  自動落槍試験破損点エネルギ
ー(f’t−1bs)  ; 1/8インチ×4インチディスク、 ASTM  D3763 引張降伏強さ(psl )及び破断点引張DT C TYS、TE 伸び(%); 1/8インチX 81/2インチ(l/8インチ×1/
2インチゲージ)、 ASTM  D638 45@光沢 45°における表面光沢 (相対単位); 1/8インチ×4インチ ディスク、 GE法 軟化点  ASTM−E28環球法 Tg     差動走査熱量計を使用して得られるガラ
ス転移温度;試験片は窒素雰囲気下、20℃/分のプロ
グラム制御による昇 温に暴露;各Tgは試験片のガラス転移温度範囲の中点
である。
各試験片についての基本組成(すなわち、後記の表に記
載したフロー促進剤以外の成分組成)はつぎのとおりで
ある(重量部) P P E                 95.
0 pbvベステナマ−80122,5pbv クレイトンG1B50         1.5 pb
vユニポールGR8320ポリエチレン 1.0 pb
ν第1表、第2表及び第3表は対照試験片及び本発明の
試験片について行なった試験の結果を示す。
前記実施例に使用した樹脂質添加剤の有効性及び効率を
比較するために、第1〜3表のデータをつぎの手順に基
づくグラフ描出法によって解析した。
のフロ 促進剤を比較することができる。
1)各樹脂質添加剤(すなわち本発明の成分(b)につ
いて、試験片の性質のA11定値を添加剤の使用量(%
)に対してプロットした。
2)樹脂質添加剤の使用量のプロット、すなわち手順の
1)からのプロット、の関数としてフローチャンネルの
測定値をグラフに補間することによって、選定されたフ
ローの改善度(添加剤を含まない対照試験片に対する)
を達成するに必要な特定の添加剤の濃度を決定した。
3)手順1)から得られた他の性質の測定値プロットと
ともに手順2)で決定された特定の樹脂質添加剤の濃度
を用いて、選定されたフローの改善度に対応する性質の
値を決定した。
この手順によって得られた性質の値を第4表及び第5表
に示す。かくしてフローを25%又は50%改善するた
めの等フロー条件に基づいて種々第4〜5表に示したデ
ータは本発明の組成物の明白なかつ予想外の利点を例証
するものである。
たとえば、第5表からは本発明の樹脂質フロー促進剤を
含有する試験片(すなわち試験片19,22.23.2
6及び27)が慣用の低分子量単独ポリスチレンを含有
する試験片(すなわち試験片2θ)よりも著しく少量の
フロー促進剤を必要とするのみであることが明らかに認
められる。さらに、HDT及びアイゾツト衝撃強さも改
善される。
第5表からのデータはさらに、従来技術においてしばし
ば使用されているオリゴマー状単独ポリスチレン(すな
わち試験片24)についての衝撃強さの値は適度に良好
ではあるが、本発明の試験片はHDT値が保持される点
で著しくより良好であることを実証している。
要約すれば、本発明に従う組成物は性質の組合せ、たと
えば、良好な衝撃強さ及びHDTの保持とともにきわめ
て良好なメルトフロー及びメルトフロー添加剤の効率的
な使用、の点で従来技術を超えるきわめて顕著な改良を
達成するものである。
上記したところに基づき、本発明の技術思想又はその範
囲を逸脱することなしに本発明に種々の変形又は修正を
行ない得ることは当業者には明らかであろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、つぎの成分: (a)全組成物の重量に基づいて少なくとも約70重量
    %のポリフェニレンエーテル樹脂;及び (b)組成物の加熱ひずみ特性及び耐衝撃特性を実質的
    に保持しつつ組成物のメルトフローを少なくとも約10
    %増加するに有効な量で存在する、芳香族単量体類を含
    む混合物から誘導された樹脂質添加剤; を含有してなる熱可塑性組成物。 2、ポリフェニレンエーテル樹脂が式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、各Q^1は独立的にハロゲン、第1級又は第2
    級低級アルキル、フェニル、ハロアルキル、アミノアル
    キル、炭化水素オキシ又は少なくとも2個の炭素原子に
    よってハロゲン原子と酸素原子が分離された型のハロ炭
    化水素オキシ基であり;そして各Q^2は独立的に水素
    、ハロゲン、第1級又は第2級低級アルキル、フェニル
    、ハロアルキル、炭化水素オキシ又はQ^1について定
    義した型のハロ炭化水素オキシ基である)をもつ構造単
    位を複数個含んでなる請求項1記載の組成物。 3、各Q^1が1〜4個の炭素原子をもつアルキル基で
    ありそして各Q^2が水素である請求項2記載の組成物
    。 4、ポリフェニレンエーテル樹脂がポリ(2,6−ジメ
    チル−1,4−フェニレンエーテル)である請求項3記
    載の組成物。 5、ポリフェニレンエーテルが2,6−キシレノール、
    2,3,6−トリメチルフェノール及びそれらの混合物
    からなる群から誘導される請求項2記載の組成物。 6、成分(b)の樹脂質添加剤が約7,000より小さ
    い分子量をもつ重合生成物である請求項1記載の組成物
    。 7、樹脂質添加剤が約80℃より高いガラス転移温度を
    もつオリゴマーである請求項1記載の組成物。 8、樹脂質添加剤がビニル芳香族単量体類を含んだ混合
    物から誘導される請求項1記載の組成物。 9、混合物がスチレン及びa−メチルスチレンを含んで
    いる請求項8記載の組成物。 10、成分(b)がスチレン及びα−メチルスチレンの
    合計重量に基づいて約10〜約90重量%のスチレン及
    び約90〜約10重量%のa−メチルスチレンからなる
    スチレン及びa−メチルスチレンの共重合体である請求
    項9記載の組成物。 11、樹脂質添加剤が実質的に芳香族系のオリゴマー状
    炭化水素化合物の混合物から誘導される請求項1記載の
    組成物。 12、混合物が脂環族化合物を含有する請求項11記載
    の組成物。 13、成分(b)が全組成物の重量に基づいて約1〜約
    15重量%の量で存在する請求項1記載の組成物。 14、成分(b)が全組成物の重量に基づいて約5〜約
    10重量%の量で存在する請求項13記載の組成物。 15、ゴム変性アルケニル芳香族樹脂を実質的に含まな
    い請求項1記載の組成物。 16、さらにポリオクテニレンを含有する請求項1記載
    の組成物。 17、ポリオクテニレンを全組成物の重量に基づいて約
    1〜約20重量%の量で含有する請求項16記載の組成
    物。 18、ブロック共重合体、コアーシェル型重合体及びそ
    れらの混合物からなる群から選んだ、たゞし存在し得る
    ブロック共重合体の平均不飽和度がその当初の値の約2
    0%より低い値にまで低減されている、エラストマー状
    物質をさらに含有する請求項1記載の組成物。 19、エラストマー状物質が全組成物の重量に基づいて
    約0.5〜約20重量%の量で存在する請求項18記載
    の組成物。 20、ブロック共重合体はA−B、A−B−A′または
    (A−B)_m−X構造(式中、A及びA′はそれぞれ
    重合されたビニル芳香族炭化水素ブロックであり、各B
    は少なくとも一種の重合された共役ジエンから誘導され
    、Xは多官能性カップリング剤の基であり、そしてmは
    少なくとも2の整数である)によって特徴付けられるも
    のである請求項19記載の組成物。 21、ブロック共重合体がポリスチレンのブロック及び
    後水添ポリブタジエンのブロックを含んでなる請求項2
    0記載の組成物。。 22、コアーシェル型重合体が架橋されたポリアクリレ
    ートゴムコアこれを包囲する架橋されたビニル芳香族樹
    脂シェルからなる請求項18記載の組成物。 23、ゴムのコアがポリブチルアクリレートでありビニ
    ル芳香族樹脂シェルがポリスチレンである請求項22記
    載の組成物。 24、さらにポリオレフィンを含有する請求項1記載の
    組成物。 25、ポリオレフィンが低密度ポリエチレン、線状低密
    度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチ
    レン、ポリプロピレン、ゴム変性ポリプロピレン、エチ
    レン−エチルアクリレート共重合体、エチレン−メチル
    アクリレート共重合体及びこれらの任意の混合物からな
    る群から選ばれる請求項24記載の組成物。 26、ポリオレフィンが全組成物の重量に基づいて約0
    .25〜約3重量%の量で存在する請求項25記載の組
    成物。 27、難燃化剤、可塑剤、安定剤、充填剤、補強剤、滑
    剤、帯電防止剤、着色剤、染料、顔料、滴下抑制剤及び
    /又は加工助剤の有効量をさらに含有する請求項1記載
    の組成物。28、つぎの成分: (a)全組成物の重量に基づいて少なくとも約70重量
    %のポリフェニレンエーテル樹脂; (b)組成物の加熱ひずみ特性及び耐衝撃特性を実質的
    に保持しつつ組成物のメルトフローを少なくとも約10
    %増加するに有効な量で存在する、芳香族単量体類を含
    む混合物から誘導された樹脂質添加剤; (c)少なくとも一種のエラストマー状ブロック共重合
    体又はコアーシェル型重合体(但し該ブロック共重合体
    は当初の不飽和の約20%より小さい平均不飽和度をも
    つ); (d)ポリオクテニレン;及び (e)少なくとも一種のポリオレフィン; を含有してなる良好な耐衝撃性及び耐熱性とともに改善
    されたメルトフロー特性をもつ熱可塑性組成物。 29、つぎの成分: (a)全組成物の重量に基づいて少なくと も約70重量%のポリフェニレンエーテル樹脂;及び (b)組成物の加熱ひずみ特性及び耐衝撃性を実質的に
    保持しつつ組成物のメルトフローを少なくとも約10%
    増加するに有効な量で存在する、芳香族単量体類を含む
    混合物から誘導された樹脂質添加剤; を含有してなる組成物から形成された、良好な耐熱性、
    表面光沢及び衝撃強さを有する熱可塑性樹脂物品。 30、組成物がさらに水素添加されたエラストマー状ブ
    ロック共重合体又はコアーシェル型重合体;ポリオクテ
    ニレン;及び少なくとも一種のポリオレフィンを含有す
    る請求項29記載の物品。
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