JPH03151242A - 液体噴射記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機、ファクシミリ、ワードプロセッサ、
コンピュータ等の出力端末プリンタ、ビデオ出力プリン
タなどに用いられる液体噴射記録装置に関する。

〔従来の技術〕

従来から記録液を記録ヘッドから吐出させて、文字や画
像等の情や＋１記録を行う液体噴射記録装置（インクジ
アンｊ・記録装置）が広く知られている。

この種の液体噴射記録装置の被記録材には主として、机
やプラスｆ・ツクシルト等が使用されており、特に他の
記録万代に比べて、動作Ｕ音が小さく、しかも基本的な
機械的構造が簡単かつ廉価で済む利点があり、コンピュ
ータ、ワードプロセッサ等の記録出力装置として各方面
で採用されてきた。

しかしながら、この種の装置では、記録１（以下、イン
クと記す）を記録ヘッドの液路から直接吐出させて記録
を行うので、インクを常に吐出可能な状態に保つために
、他の方式には見られない特別な配慮が必要とされる。

ずなわち、インクば井記録時においても記録ヘッドの液
路内に残留するので、この液路内のインクの乾燥あるい
は蒸発による粘度増加等の変質を防止する手段が必要で
ある。このため、非記録時に記録ヘッドの吐出口を蓋で
覆って、インクの乾燥や蒸発を防止する、いわゆるキャ
ッピング手段を設けた装置が捷案されている８ 一方、記録へノドには、通常２種類の形態が有り、１つ
は、−ａにシリアル方式と呼ばれるものであり、１本又
は複数本の吐出口を持つヘッドを、紙の搬送方向と交叉
する方向、すなわち、主走査方向へ移動させ、記録紙に
記録する装置形態である。

もう１つは、一般にフルライン力式と呼ばれるものであ
り、搬送する記録紙の全幅分を、記録できるだＬＪの吐
出口を配置し、記録紙の搬送方向と同じ方向にヘッドを
移動さセ記録する装置形態である。通常は、記録紙をベ
ルト等で搬送し、固定されたフルラインヘッドにより、
１ライン単位で記録するように構成されている。

さらに、記録装置には大別して２種類有り、１つば、前
記ヘラＦ　１本のみが実装された白黒（モノクロ）タイ
プ、もう１つは前記ヘッドを複数本実装した、カラ一対
応タイプが有る。

〔発明が解決しようとする技術課題〕

近年、インクジェット方式で高速カラ一対応抑の開発が
盛んＣ１こ行われている。しかしながら、このような記
録装置によっては、フルライン型ヘッドを複数本実装し
、ベルトにより記録紙を搬送する構成となっており、上
述したようにキヤ・７ビングを行・うために、ヘッドを
移動させる必要が有るいこのため、装置が大型・複雑化
したり、あるいは度ノ柑テわれるキャッピング動作のた
めに、記録動作まで時間がかかり、本来の高速性を１分
に生かしきれない等の問題が有ったわ 本発明は、」−述した問題に鑑みなされたもので、小型
かつ簡素化が図れ、しかも記録開始時間を短縮できるよ
うにした液体噴射記録装置を提供することを目的とする
。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達成するために、本発明は、ライン型インク
ジエソｌ−記録手段と、被記録材を搬送する手段とを備
えた液体噴射記録装置において、非記録時に、前ｉｉｌ
送ｆ段を１、記録手段のキャッピング部材又はキャッピ
ング部材の一部として利用し、キャッピング状態で、前
記記録手段と前記搬送手段の隙間を満たす分の液滴を吐
出するようＵ二構成したものである。

〔作用〕

このように本発明によれば、ライン型インクジェット記
鉱ヘッドの液滴吐出口からの記録液中の水分の蒸発を抑
制するためのキャッピング手段として被記録材搬送手段
自体を用い、かつ記録ヘッドと搬送手段との隙間を満た
すだけの記録液を吐出して乾燥を防止するようにしたこ
とＧこより、装置が簡単かつ小型になり、低コスト化及
び記録開始時間の短縮が図れる。

〔実施例］ 以下、図に示す実施例を用いて本発明の詳細な説明する
。

第１図は本発明に係る液体噴射記録装置の一実施例を示
す要部斜視図である。

第１図において、記録へノド１の下面には、図では吐出
口および液路の一部を拡大して示しているが、例えば１
６ドント／Ｉ１ｍの間隔で３４５６（１！ｆの吐出口１
−１およびこれに連通ずる液路１−２が般ＩＪられてお
り、咳液路１−２には電気熱変換体（不図示）が設けら
れている。そして、２１６謹幅の記録をラインごとに行
うように構成されている。

また、記録−・ノド１は、ブラック、シアン、マゼンタ
、イエローの４色の記録液に対応して、４本の記録ヘッ
ドｌａ、ｌｂ、ｌｃ、１ｄが設げられており、各記録ヘ
ラＦ１ａ−１ｄは液路の記録紙搬送方向の間隔が一定に
なるよ・うにホルダ２にて固定保持されている。さらに
、４本の記録ヘッド１ａ〜１ｄ及びホルダ２で構成され
たヘッドユニットは、後述するヘッド移動手段２２にて
上下に移動可能となっている。

一方、各記録ヘッド１ａ〜１ｄに対応して記録液タンク
３（３ａ〜３ｄ）が設けられており、該記録へノド１ａ
〜１ｄと記録タンク３ａ〜３ｄは記録液供給チューブ４
にて連結されている。

したがって、記録液は記録液供給チューブ４を経て記録
ヘッドＩａ−１ｃ＋に導かれることになる。

また、記録液の供給は、記録ヘッド１ａ〜１ｄの液路の
モ細管現象を利用しており、各記録液タンク３ａ−３ｄ
内の記録液の水頭は、液路面より一定距離低く設定され
ている。なお、符号５は記録液循環ポンプで、記録液を
記録ヘッドｌ　ａ　＝　１ｄ内で加圧供給するようにな
っている。

６は被記録材の一種である記録紙、７を搬送するための
搬送−ベルトで、表面に５０μｍ程度の厚さの高抵抗層
（１００ｃｍ程度）を有（−２内面はアイドルローラ８
により、アースされており、帯電２：９により、表面が
１５００Ｖ程度に帯電させられるように構成されている
。

記録１ＩＥ７は、帯電器１０によりマイナス電荷を注入
され、−ｈルト表面に静電吸着することにより搬送され
るようになっているやなお、符号１０ａは帯電器ドライ
バを示す。

さらに、前記搬送ベルト６はベルト駆動Ｉコーラ１１に
接続されたモータ１２により、記録紙７を図示したＸ方
向に移動させる方向へ回転さセられるように構成されて
いる。

前記アイドルローラ８は搬送ベル１−６をひき回すため
のもので、また１３は該搬送ベルト６に−・定の＋７シ
ゴンヲ勺与するためのテンシグンローラである。

１４　（１４ａ、１４ｂ）は記録紙７を帯電器９．１０
の前後で搬送ベルト６に圧接し、吸着を強化させるピン
チローラで、ピンチローラ１４ａ及び１４１）部の搬送
ベル］・６で給紙された記録紙７を受り止めガイド１４
ｃ内でループさせ、記録紙７先端のＸ方向との直行性を
向すさせる機能をも有している。

記録紙７は、カセット１５より、給紙ローラ１６を介し
て、１枚ずつ送り出されるようになっており、搬送ロー
ラ１７及びピンチローラ１８に挟まれて、前述のレジス
１−ローラ相当部へ導かれる。

１９はクリーニングユニッＩ・であり、搬送ベルト６上
の紙粉及び液滴を除去するものである。２０は記録済み
の記録紙を積載する排紙トレイであるや 第２図は本実施例装置における一連の動作を説明するだ
めのフローチャー１・である。

以丁、このフローチャー！・ｊ、こ従い、動作説明を行
う。

通常、記録動作以外の状態では、ヘソドーノ、−ットは
、搬送ベルト６にほぼ密盾するぐらい４−接しており、
ギヤ・７ビング効果を得手いる。

このような状態で、制御回路２１に、図示しない手段に
より記録指示が入力されると（ステップｓｉ）、ヘッド
ユニット移動手段２２により、前記へラドユニ・７トは
記録紙７とのギャップが数１００μｍとなる位置、ずな
わら、キャップ動作可能位置まで上げられる（ステップ
Ｓ２）。

この後、搬送ベルト６を駆動すると共に、クリニングユ
ニット１９のモータ１９ａを回転させ（ステップＳ３）
、搬送ベルト６をクリーニングするためのふき取り部材
１９ｂにより、搬送ヘルド６をクリーニングする。これ
により、搬送ベルト６が１回転した所で、前記モータ１
９ａを停止させる（ステップＳ４）。

次に、給紙ローラ１６により記録紙７が搬送へ。

ルト６上に供給され（ステップＳ５）、駆動回路からの
出力信号により電気熱変換体が発熱し、該熱エネルギー
乙こよりインクが状態変化を生じ、該状Ｂ変化に基づい
ｊ′インクが吐出する。

こうして、各記２メヘンド１ａ＝１ｄにより印字され、
排紙トレイ２０に積載される（ステップＳ５）。このよ
・）にして、被記録材のジャムを生（がることなく、指
定検数の供給が終了すると（ステップＳ７）、ｉｌｌｌ
発送ト６を停止しくステップＳ８）、前記ヘッドユニッ
トを搬送ベルト６上へ降下させ（ステップＳ９）、先の
密着状態とする。

この後、さらに、印字の際と同様の駆動信号により散発
の液滴を吐出させ（ステップ５１０）、記録−・ラド１
ａ〜１ｄと搬送ベルト６の隙間を記録液で満たし、各液
ローラの乾燥を防止する。

なお、第１図において、符号２２ａはヘッドドライバ、
２２ｂはモータドライバ、２２ｃはポンプドライバ２２
ｄ、２２ｅは干−タドライバを示す。

第３図及び第４図は、キャッピングの状態をわかりやす
く説明するものであり、第３図は記録へラド１ａ〜１ｄ
の下面と搬送ベルｌ−６が離間しており、通常の記録可
能状態を示している。

第４図は、ヘッドユニットが下りて、記録ヘッド１ａ〜
１ｄの下面が搬送ベルト６に密着している状態を示して
いる。図中２３はベルトガイドであり、記録ヘッド１ａ
〜１ｄと記録紙７との間隔を一定に保つと共に、キャッ
ピング時の密着性を向上させるためのものである。

なお、上述した実施例では、搬送ヘルド６の静電吸着に
よる記録紙搬送の例を述べたが、ドラムを用いた方式等
でも適用可能である。

第５図および第６図は他の実施例を示すもので、搬送ド
ラム２４を記録紙７の搬送手段として用いた場合の構造
を示している。

記録紙７は搬送ドラム２４と押さえローラ２５によって
図中矢印Ａの方向へ搬送されるようＣ７こなっており、
また搬送ドラム２４上には記録ヘッド１ａ〜１ｄが配設
されている。

第５図は通常の記録可能状態を示しており、第６図はヘ
ッドユニットが下りて、記録ヘッド１ａ−１ｄの下面が
搬送ドラム２４に密着しているキャッピング状態を示し
ている。この構成においては、カット紙だけでなく、ロ
ール紙にも対応可能であるい なお、本実施例構成においても、」二連した第１の実施
例で説明したクリーニング機能は必要であるが、図中に
は略（７である。　また、１−述した各実施例において
、記録ヘッドは、４本として説明したが、別にこれに限
定されるものでないことｃ、１：勿論である。

また、上述した第１実施例では、記録へ・ラドを搬送ベ
ルト上へ降ドさせる機構で説明したが、これに限定され
るものでなく、搬送ベルトにｙ　Ｉ・を上昇させて記録
ヘッドと接する構造としてもよい さらに、上述した各実施例においては、搬送ヘルドをキ
ャッピング部材そのものとして利用したが、この他に、
記録ヘッド周囲より、筒状部材を搬送ベル１−上一、降
下させ、該搬送ベルトをキヤ。

ピング部材の一部として利用した場合についても、本発
明が適用可能であることは明白である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明に係る液体噴射記録装置によ
れば、ライン型インクシエンド記録−・ラドの液滴吐出
口からの記録液中の水分の蒸発を抑制するだめのキャッ
ピング手段として、記録紙搬送手段自体を用い、ざらに
記録ヘッドと搬送手段との隙間を満たすだけの記録液を
吐出して乾燥を防止するよう構成したことにより、装置
が簡単かつ小型になり、低コスト化及び記録開始時間、
すなわち、ファーストプリントタイムの短縮化が図れる
と共に、記録へノドユニノトを大きく移動しない構造の
ため、レジストレーションずれに対しても有利であると
いう種々の優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る液体噴射記録装置の一実施例を示
す要部斜視図、第２図は同液体噴射記録装置の動作を説
明するためのフローチャート、第３図及び第４図は第１
図装置の動作説明図、第５図は本発明装置の他の実施例
を示す概略構成図、第６図は第５図装置の動作説明図で
ある。 １（１ａ＝１ｄ）　　−記録ヘッド、２ホルダ、３　　
　記１！液タンク、６−−−〜−　搬送ヘルド、７−−
　−被記録材、２４−ｍ−・搬送ドラム。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　ライン型インクジェット記録手段と、被記録材を搬送
   する手段とを備えた液体噴射記録装置において、非記録
   時に、前記搬送手段を、記録手段のキャッピング部材又
   はキャッピング部材の一部として利用し、キャッピング
   状態で、前記記録手段と前記搬送手段の隙間を満たす分
   の液滴を吐出するように構成したことを特徴とする液体
   噴射記録装置。