JPH0314900Y2 - - Google Patents

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JPH0314900Y2
JPH0314900Y2 JP1985003516U JP351685U JPH0314900Y2 JP H0314900 Y2 JPH0314900 Y2 JP H0314900Y2 JP 1985003516 U JP1985003516 U JP 1985003516U JP 351685 U JP351685 U JP 351685U JP H0314900 Y2 JPH0314900 Y2 JP H0314900Y2
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conductor
conduit
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metal fitting
swing
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  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)
  • Installation Of Bus-Bars (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はガス絶縁開閉装置に使用されるような
管路導体の輸送時保護装置に係わる。
[背景技術と問題点] 最近の電気設備では、建設用地の縮小化、騒
音、美観、安全性を中心とする環境との調和、保
守、点検の省力化等の点から絶縁性能をもつSF6
ガスを使用したガス絶縁開閉装置(GISという)
が使用されている。
GISは、例えば変電所の機器のうち遮断器、断
路器、変流器、計器用変圧器などの変圧器以外の
機器を金属容器に収納し、その空間に前述のSF6
ガスを封入したものである。
第5図は3相一括式のGISの一例を示すもので
ある。図において、GCBはガス遮断器、DSは断
路器、ESWは接地装置、BUSは母線、CHdはケ
ーブル接続部、Gは変流器を示す。
図示のように、例えばDSとESWとの間は導体
Cを内蔵する管路Pによつて接続される。
このようなGIS輸送は全体の長さ、高さ、幅等
について制限があり、当然輸送可能なユニツトに
して輸送し、現地で再組立を行なう。
前記導体を内蔵する管路Pも分割の対象として
必要に応じ分割して輸送されるが、通常この管路
部分は第1図に示すように、導体3が絶縁スペー
サ1による片持支持で管路2内に保持される場合
が多いため、このまま輸送すれば、エポキシ製等
よりなる絶縁スペーサ1に過大な振動による衝撃
がかかる。また導体3の取付けボルト7にもゆる
みを生じる。
このため内部導体3を取りはずして輸送するよ
うな方法を採つている。
しかし、内部導体3まで取りはずすことは、現
場における再組立に大きな時間を要するところで
あつて回避したいところである。
[問題を解決するための手段] 本考案は上述のように管路内部で片持ちにより
支持される導体を備えた管路導体を輸送中損なう
ことなく輸送できるように、管路の一端に、振れ
止め金具を備える保護カバーを取付け、前記振れ
止め金具に導体を係合して輸送中の振動を防止し
ようとしたものである。
第1図、第2図はいずれも単導体管路導体につ
いての実施例を示す。
第1図において、一部すでに説明したように、
1は絶縁スペーサである。2は管路であり、3は
導体である。導体3は絶縁スペーサ1を貫通する
導体にボルト7によつて固定されている。そして
導体3を固定した絶縁スペーサ1は管路の一端フ
ランジ面において固着される。
4は保護カバーであつて、その一面に振止め金
具5がボルト6により取付けられている。振り止
め金具5は導体3の先端を振動なく保持する構造
を有するよう設計される。
前記保護カバー4の振り止め金具5を内部の導
体3の先端に係合させ、管路2の端部フランジ8
と保護カバー4の周縁部をあわせ、例えばボル
ト・ナツトで結合すれば、導体3の振動は防止で
きる。
導体3が管路2の端部より短かくなる場合は、
振れ止め金具5を保護カバー4より内側に突出さ
せるか、図示していないが、保護カバー4をシル
クハツト状に管路2内に突出させ、これに振れ止
め金具5を固定したものを用いてもよい。
第2図に示す実施例は、内部の導体3が管路2
の端部より外側に突出するときに使用される例で
ある。この場合、シルクハツト状に保護カバー4
を形成し、頂部内側に振り止め金具5を備えるも
のを準備する。以上は単導体についての実施であ
るが、多導体管路導体について同様に実施でき
る。
第3図、第4図は振り止め金具を示す。導体3
の端は通常その電気的接触面を定めて、対応する
導体の接触子と接合されてから、振り止め金具5
を係合させたとき、のちに接触面となる面を振り
止め金具の係合によつてあらし、きずができない
ように、振り止め金具5との係合面を考慮する必
要がある。第3図、第4図において、導体3の先
端の縮径した部分aが電気的接触面であるが、振
り止め金具5との係合の際、この接触面aに振り
止め金具5が接触しないように、第3図図示のも
のにおいては、導体3の中空部10に振り止め金
具5が係合するように、振り止め金具5は先端が
突起11をなす形状のものを用いる。
また第4図図示のものにおいては、導体3の太
径部に振り止め金具5が係合するように、振り止
め金具5は前記導体の太径部に嵌合し、かつ細径
部の先端に振り止め金具5との接触を防止するた
めに余裕ある空間を残すつぼ形形状12を備える
ものを用いることが最適である。
[効果] 以上説明したように、本考案では振れ止め金具
を備える保護カバーを用い、前記振れ止め金具に
導体の端部を係合させ、この保護カバーを管路の
端部に固定することによつて導体は二ケ所におけ
る支持となり、次の効果がある。
(1) 輸送時エポキシ製等である絶縁スペーサ等内
部導体取付部に対する衝撃がすくなくなる。
(2) ボルトに衝撃による過大な荷重がかかるのを
防ぎ、ボルトゆるみを防止することができる。
(3) 内部導体を取りはずさなくても輸送できるた
め、現地での組立時間が短縮できる。
(4) 保護カバーが共用でき、現地組立てまでの間
防じん、防水等に寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の実施例を示す。第3
図、第4図は振れ止め金具を示す。第5図はGIS
の概略説明図である。 1……スペーサ、2……管路、3……導体、4
……保護カバー、5……振れ止め金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管路と、絶縁スペーサに片持支持された導体
    と、振り止め金具を備えた保護カバーとからな
    り、前記導体を前記管路に収納すると共に、管路
    の一端フランジ面に前記絶縁スペーサを固着し、
    前記管路の他端フランジ面に、前記導体と振り止
    め金具とを係合させた状態で前記保護カバーを固
    着した管路導体の輸送時保護装置。
JP1985003516U 1985-01-14 1985-01-14 Expired JPH0314900Y2 (ja)

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JP1985003516U JPH0314900Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

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JPS61120218U JPS61120218U (ja) 1986-07-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5427587B2 (ja) * 2009-12-21 2014-02-26 株式会社日立製作所 ガス絶縁母線の輸送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5465343A (en) * 1977-11-01 1979-05-25 Nissin Electric Co Ltd Method of assembling gas insulation electrical machinery and apparatus at field

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JPS61120218U (ja) 1986-07-29

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