JPH0314465Y2 - - Google Patents

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JPH0314465Y2
JPH0314465Y2 JP1985177925U JP17792585U JPH0314465Y2 JP H0314465 Y2 JPH0314465 Y2 JP H0314465Y2 JP 1985177925 U JP1985177925 U JP 1985177925U JP 17792585 U JP17792585 U JP 17792585U JP H0314465 Y2 JPH0314465 Y2 JP H0314465Y2
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JP
Japan
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contact surface
operating lever
finger contact
finger
neck
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JP1985177925U
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は主として自転車のブレーキを操作す
る操作レバーに関する。
【従来の技術】
自転車のブレーキ操作装置は、第8図で示す如
く、ブラケツトBと該ブラケツトBに枢軸Pで枢
支される操作レバーLとからなつており、前記ブ
ラケツトBを自転車のハンドルHの両端部近傍に
装着して、前記操作レバーLを枢軸Pを枢点とし
てハンドルHに対して接近方向乃至離反方向へ枢
動可能とし、前記ハンドルHを握つた位置から指
を伸ばして前記操作レバーLの指接触面部分L′を
引き寄せることにより前記操作レバーLを作動す
る構成からなつている。 そして上記操作レバーLは、一般に金属材から
なつているため掛止める指の感触が冷たい欠点が
あると共に指接触面部分L′が幅狭に形成されてい
るので指との接触面積が狭く且つブレーキ制動時
に操作レバー(指接触面部分)の角部Cが当たり
指を傷める欠点がある。 そこで、例えば実開昭59−1693号の自転車用操
作装置に見られる如く、操作レバーの指接触面部
分を曲面とし、その曲面頂部を指の差し出し方向
に対し遠ざかる方向に変位させ且つ差し出し側の
指接触面の曲率半径を大きく設定した構成が知ら
れている。 しかしながら、上記構成ではハンドルと共に操
作レバーを握り締めてブレーキ制動する際に、操
作者の指は握り締め方向に回動するので、指接触
面部分が連動しないかぎり指は指接触面部分上を
スリツプして操作レバーの角部に当たる虞れがあ
る。 そこで、例えば指接触面部分を指の回動後の位
置まで続くよう大きく形成しておけば上記欠点は
解消され得るが、それでは逆に操作レバーが把持
しにくく操作性能が劣る欠点がある。
【考案が解決しようとする問題点】
この考案は上記事情に鑑みて鋭意研究の結果創
案されたものであつて、その主たる課題は、レバ
ー操作時において、指に握り締め方向の回動力が
働いてもそれに対応して指接触面部が指にフイツ
トし指にかかる負荷を均等に分散して把持感覚乃
至操作性能を高めることのできる自転車用操作レ
バーを提供するにある。
【問題点を解決するための手段】
この考案は上記課題を解決するために、 (a) ハンドルに対してハンドル接近方向乃至
離反方向へ枢動して所定操作を行うよう取付け
られた自転車用操作レバーにおいて、 (b) 操作レバーの操作時に指が接触する部分
が、操作レバー本体の長手方向に沿つて外方へ
突出する幅狭の頚部と、該頚部上で幅広に形成
されて該頚部を支点として揺動可能な指接触面
部とからなり、 (c) 該指接触面部が操作レバー本体に対して
略水平で且つハンドル離反方向に配設してな
る、 という技術的手段を講じている。
【作用】
指接触面部は頚部を介して操作レバー本体に取
付けられ、ハンドル離反方向に配設されている。 従つて、操作レバーが操作される場合に指接触
面部は頚部を支軸とし操作レバー本体の軸方向を
中心にして左右に撓み或いは傾動する。 即ち、操作者の指が指接触面部に掛止められて
握り締められると、指の回動方向に沿つて指接触
面部が頚部を支軸として撓み或いは傾斜するので
操作する指の動きに対応して変位し指との広い接
触面積を保持する。 またこれにより指接触面部の両側の角部が指に
衝合することがない。
【実施例】
以下に、この考案に係る自転車用操作レバーを
ブレーキレバーに用いた場合の第1の実施例を第
1図乃至第3図に基づいて説明する。 10は、自転車のフラツトハンドルHに設けら
れたブレーキ操作装置であつて、ブラケツトBに
枢軸Pを介して操作レバー1が枢支されている。 前記ブラケツトBは、自転車のフラツトハンド
ルHに締付ネジ8及びバンド部材9を介して垂設
固着されている。 また、前記操作レバー1は、図示例に示す如
く、ブレーキワイヤ掛止部を有する金属プレート
からなる芯材2Aと、該芯材2Aを覆うプラステ
イツク製のカバー部材2Bとからなつており、該
カバー部材2Bに指接触面部4が設けられてい
る。 そして、カバー部材2Bは第2図で明瞭な如
く、その下方に幅狭な頚部3を長手方向に沿つて
一連に有し、該頚部3の下端に長手方向に沿つて
連接されて上記操作レバー1と略平行に配設され
た幅広の指接触面部4が形成されている。 即ち、換言するとカバー部材2Bには、その下
方に長手方向に一連に続く頚部3と該頚部3を中
央位置として両側外方へ略水平に延びる幅広の指
接触面部4とがプラステイツク材で一体形成され
ている。 ここで指接触面部4は、指接触面4aが断面弧
状に形成された湾曲面からなり、両端の角部4
b,4bはアール状に面取りされている。 次ぎに、ブレーキ制動時における操作レバー1
の作用を第3図を参照しつつ説明する。 通常の走行時等において、指を操作レバー1に
掛止めているだけの場合には、第3図の実線に示
す如く、指接触面部4は指の差し出し方向に対し
遠ざかる側(操作する手の掌側)に撓み又は傾い
ており、指の面と略平行で幅広く接する姿勢にな
つて角部4bと衝合しない。 そして、ブレーキ制動時の如く操作する手に握
り締め方向の力が加わると、操作レバー1は枢軸
Pを基点にしてハンドルHへ接近する方向へ枢動
し同時に指接触面部4は図中矢印で示す指の握り
締め回動方向へ沿つて変位し頚部3を支軸にして
指の差し出し側(操作する手の指先側)に撓み乃
至傾き、指接触面部4の角部4bが指に衝合する
のを防いでいる。 このように、指接触面部4は頚部3を支軸とし
て第3図中で左右の片が上下に謡動して指と幅広
く接触する構成となつている。 ここで頚部3乃至指接触面部4は可撓性乃至弾
性を有すプラステイツク材からなつているので、
指接触面部4に所定以上の強い力が加わつた場合
は、指の姿勢に応じて変形して操作する指に馴染
み操作感覚に優れる。 第4図乃至第6図には、芯材及びカバー部材が
異なる場合の第2の実施例を示す。 即ち、操作レバー1は、上方にやや傾斜しなが
ら立ち上がるバネ材(ピアノ線等)を芯材2Aと
して用い、該芯材1Aを覆うカバー部材2Bとし
て、その先端側にプラステイツク製の枢着片部2
bが固着されると共に中途部で上方に芯材2Aの
1部を露出させながら後端部分にプラステイツク
製のグリツプ片部2cを固着した構成からなつて
いる。 そして上記操作レバー1は、操作レバー本体1
Aと、その下方に長手方向に沿つて一連に垂設さ
れた頚部3と、該頚部3を介して上記操作レバー
本体1Aと略水平に配設された幅広の指接触面部
4とからなつている。 即ち、換言すると操作レバー1における枢着片
部2bの底面中央からグリツプ片部2cの底面中
央には、長手方向に一連に続く頚部3と該頚部3
を中心位置として両側外方へ略水平に延びる指接
触面部4とがプラステイツク材で一体形成されて
いる。 なお、指接触面部4の構成は前記第1の実施例
と同様であるので、同一構成には同一符号を付し
て説明を省略する。 第7図には、指接触面部の異なる第3の実施例
を示す。 この指接触面部4は、前記第1の実施例におけ
る掌側の延出部分が省略された構成からなつてい
る。 即ち、本実施例の場合、カバー部材2Bは掌側
の側壁面が一連に延びてアール面Rを介して指接
触面4aにつながつている。 一方カバー部材2Bの指差し出し側の面には頚
部3が形成され指接触面部4が外方に延出する図
示例構成からなつている。 従つて、操作者の指が指接触面部4に掛止めら
れて握り締められると、掌側はアール面Rによつ
て接しており、指先側は指接触面部4の延出部分
が頚部3を基点としてて回動方向へ撓むので角部
4bが指に当たることなく、上記実施例と同様の
作用効果果を奏することができる。 尚、この考案において、指接触面部と頚部の接
する部分に更に溝を設け或いは肉厚を薄くした部
分を設けて指接触面部の可撓性を高めてもよい。 また、操作レバーの操作レバー本体の構成につ
いては何等限定されるものではなく、一体成型の
もの、上記各実施例と異なる形状構成からなる芯
材とカバー部材との組合せのものその他適宣構成
のものが適用されること勿論である。 また、この考案の操作レバーは車椅子の制動操
作用レバーとしても用いることができる。
【考案の効果】
この考案は上記構成からなるので、レバー操作
時において、操作レバーの操作時に指に握り締め
方向の回動力が働いてもそれに対応して指接触面
部が傾動乃至可撓して指にフイツトするので、操
作レバーを握つて操作する指との接触面積を常に
広く保持することができ、操作効率が向上すると
共に感触に優れる。 更に指接触面部の両側の角部が指に当たらない
ので角部によつて負荷が集中し指を傷める等の虞
がなく安全性にも優れ有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る第1の実施例の自転車
用操作レバーを用いたブレーキ装置を示す側面
図、第2図は同自転車用操作レバーの−線端
面図、第3図は操作レバーの作用を示す説明図、
第4図は第2図の実施例を用いたブレーキ装置を
示す側面図、第5図a,bは同自転車用操作レバ
ーの側断面図及び底面図、第6図は第5図aの
−線端面図、第7図は第3の実施例を示す断面
図、第8図は従来例を示す側面図である。 1……操作レバー、1A……操作レバー本体、
2A……芯材、2B……カバー部材、3……頚
部、4……指接触面部、5……受部。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) ハンドルに対してハンドル接近方向乃至
    離反方向へ枢動して所定操作を行うよう取付け
    られた自転車用操作レバーにおいて、 操作レバーの操作時に指が接触する部分が、
    操作レバー本体の長手方向に沿つて外方へ突出
    する幅狭の頚部と、該頚部上で幅広に形成され
    て該頚部を支点として揺動可能な指接触面部と
    からなり、 該指接触面部が上記操作レバー本体に対して
    略水平で且つハンドル離反方向に配設してなる
    ことを特徴とする自転車用操作レバー。
  2. (2) 自転車用操作レバーが、金属製の芯材
    と、該芯材を覆うと共に長手方向に延びる頚部
    を介して指接触面部を一体形成した可撓性又は
    弾性を有するカバー部材とからなることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の自
    転車用操作レバー。
  3. (3) カバー部材の下方に頚部を介して指接触
    面部が可撓性又は弾性を有するプラスチツク材
    で一体形成されていることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第2項記載の自転車用操作レ
    バー。
JP1985177925U 1985-11-19 1985-11-19 Expired JPH0314465Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985177925U JPH0314465Y2 (ja) 1985-11-19 1985-11-19

Applications Claiming Priority (1)

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JP1985177925U JPH0314465Y2 (ja) 1985-11-19 1985-11-19

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Publication Number Publication Date
JPS6284589U JPS6284589U (ja) 1987-05-29
JPH0314465Y2 true JPH0314465Y2 (ja) 1991-03-29

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ID=31119579

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JP1985177925U Expired JPH0314465Y2 (ja) 1985-11-19 1985-11-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5994988U (ja) * 1982-12-20 1984-06-27 本田技研工業株式会社 二輪車の手動操作レバ−

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Publication number Publication date
JPS6284589U (ja) 1987-05-29

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