JPH03144609A - 液晶表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は活性マトリックス　アドレス液晶表示装置に関
するもので、特に、間に液晶を含む第１および第２の隔
離電極を有し、それぞれ表示素子にデータ信号を供給す
るため、スイッチング信号により作動しうるよう形成し
た２つのトランジスタに関連させるようにした行および
列の表示素子のアレイと、端部にそれぞれ行駆動回路お
よび列駆動回路によりスイッチング信号およびデータ信
号を供給するようにした組の行および列導線とを含み、
１つの行内の各表示素子の２つのトランジスタをそれぞ
れ２つの異なる行導線に接続するようにした活性マトリ
ックス　アドレス液晶表示装置に関するものである。

〔従来の技術］ 活性マトリックス液晶表示装置においては、各表示素子
に対し単一のスイッチング　トランジスタを使用するこ
とが一般的である。この場合、同じ列内のすべてのトラ
ンジスタのソース電極は、データ信号を供給するように
した組の列導線の関連の１つに接続し、同じ行内のすべ
てのトランジスタのゲート電極は、トランジスタのスイ
ッチングを制御するためスイッチング電圧（ゲーティン
グ電圧）を供給するようにした組の行導線の関連の１つ
に接続する。また、各表示素子の１つの電極を関連のト
ランジスタのドレインに接続する。

作動に際しては、行導線をスイッチング信号で一時に１
つ宛走査して各行内のすべてのトランジスタを順次ター
ン　オンさせ、各行に対して適当に同期して列導線に順
次データ信号を供給してデイスプレィを形成させるよう
にし、前記トランジスタによりそれらが次に走査される
までの間隔（インターバル）中表示素子を隔離するよう
にしている。したがって、任意の表示素子の動作は関連
のトランジスタおよびアドレス導線の適正な作動に左右
される。

表示面積の増大をはかった表示装置を提案しようとする
場合は、それに対応して表示素子の数、したがって必要
とするスイッチング　トランジスタの数の増加をきたし
、大面積の表示装置を製造するのに大なる困難を伴う問
題が生ずることになる。すなわち、この場合は１つの行
導線内の断線（ｄｉｓｃｏｎｔｉｎｕｉｔｙ　）または
欠陥トランジスタが装置を受入れ不能とする可能性があ
り、また欠陥の性質によっては１つの欠陥トランジスタ
であっても全体の行または列の表示素子を使用不能に導
くことさえ考えられる。

例えば、英国特許ＧＢ−Ａ−２１１５１９９号には、あ
る程度の障害許容度を与えるため、各表示素子に対して
関連の異なる行導線に接続した２つのトランジスタを使
用する方法が提案されており、この場合には、各行導線
は実際上各行導線が２つの行の素子により共用されるよ
う、２つの隣接する行の表示素子に関連するトランジス
タに接続されている。

ここで、１つの表示素子を考えることとし、双方の関連
のトランジスタおよびそれらの関連の行導線に障害がな
いものとした場合は、第１トランジスタは１つの行アド
レス周期の間表示素子にデータ信号電圧を負荷（ロード
）するよう作動し、その後連続する行アドレス周期の間
において第２トランジスタは特にその表示素子向けのデ
ータ信号電圧を有するデータ電圧をほぼ直ちに重ね書き
（ｏｖｅｒ−ｗｒｉｔｅ）するよう作動する。第１トラ
ンジスタまたはそれへの接続に欠陥があり開路状態であ
ることが分かった場合には、装置は第２トランジスタを
使用して単一のトランジスタ駆動の場合のように、一般
の方法で作動する。また、第２トランジスタまたはそれ
に至る行導線に欠陥があり、開路状態の場合には、隣接
する行内の表示素子用として意図されたデータ電圧情報
は第１トランジスタによりこの素子に書込まれ、その場
合には重ねて書込まれることはない。

したがって、ある表示素子は、特にその素子用として意
図された表示効果よりむしろ他の素子と同じ表示効果を
生ずるが、これは視聴者に対しては感知されず、受容可
能なデイスプレィが生成可能となる。

原則として、この技術は行導線またはトランジスタ内の
開路（断線）に対して補正可能または部分的に補正可能
であるが、行導線がその長さに沿ったポイントにおいて
開路の場合、すなわち断線または不連続の場合にはその
不連続を超える行導線の部分に関連する表示素子には、
依然として表示品質の問題が起こる。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の目的は障害許容度に改良を加えるようにした前
述形式の活性マトリックス　アドレス表示装置を提供し
ようとするものである。

〔課題を解決するための手段〕

この目的を達成するため、前述形式の本発明活性マトリ
ックス　アドレス液晶表示装置においては、該行導線を
行駆動回路から離れた端部において補助トランジスタに
接続し装置の作動中、該トランジスタを周期的にスイッ
チさせて該行導線の端部を所定電位に接続するようにし
たことを特徴とする。

本発明は行導線の破損部分に関連する表示素子から観察
される誤った表示効果は、それに接続されたトランジス
タのり一ケージ（漏洩）の結果として破損部分上に形成
される荷電に起因するらしいという認識にもとづきなさ
れたもので、本発明はこの問題に対して解決を与えるも
のである。

すなわち、もし行導線の１つにそき長さに沿って断線（
不連続）が起こった場合は、補助トランジスタを介して
の所定電位への周期的な接続により、断線を超えたその
部分に任意の荷電が形成されないようにするほか、破損
部分を放電して所定電位のレベルにクランプし、このレ
ベルをその部分に関連するトランジスタをほぼそれらの
“′オフ”状態に保持するに充分な値に選定するように
している。このような接続がない場合は、断線個所を超
えた行導線のセクションは浮動状態のままとなり、また
、特に例えばソースとゲート間のトランジスタ　リーケ
ージおよび寄生容量にもよると思われる原因により、そ
のゲートは、それに接続されているトランジスタが充分
に“オフ”状態とならないような電圧にフロートされ、
関係する当該表示素子にそれらの意図するローティング
周期後、不正確なデータ信号がロードされ、誤った表示
効果を生じさせる可能性がある。本発明はこのような方
法で行導線のフローティングを防止しており、より一層
の誤り許容度を与えるようにしている。

かくして、行導線の不連続部分に関連する表示素子はそ
れらの関連の他の行導線に接続したトランジスタの作動
により受入れ可能なデイスプレィを与え続けることにな
る。

所定電位は一般にＶ。いで表示する連続するスイッチン
グ信号間に行駆動回路により行導線に供給される通常■
。ｆｆで表す電位に等しくすることが好都合であるが、
所定電位は正確にｖ０７．に対応させるを要しない。ま
た、すべての列（データ信号）電圧の期待値に対して、
表示素子トランジスタのゲートは充分な負の値とし、ｌ
フィールド周期の間に表示素子トランジスタを流れる電
荷（チャージ）が表示素子に蓄積される電荷より充分小
さくなるようにすることが望ましい。これは所定電位を
行駆動信号のオフ電圧に等しくした場合、自動的に達成
される。

補助トランジスタは、それに所定電位を供給するように
した共通ラインに接続するを可とする。

この共通ラインは行導線または列導線と同時に基板上に
形成させるようにするのが好都合である。

しかし、このように共通ラインを使用する代わりに、大
部分の時間に対してはｖ０７．に対応する所定電位が行
導線上に存在するという事実を用いることもできる。か
くして、各補助トランジスタのソースを例えば、前の行
導線に接続することにより、各補助トランジスタに■。

１１に対応する所定電位を供給することもできる。

補助（サブレメンタリー）トランジスタは、装置の共通
基板上に表示素子トランジスタおよび行アドレス導線と
ともに与えるようにすることがきわめて便利であり、表
示素子トランジスタと同時に形成することが望ましい。

このようにするときは、表示装置の製作は大幅に容易と
なる。この配置の場合は、補助トランジスタは、単結晶
（アモルファス）技術を用いて、例えば、ＴＰＴのよう
な表示素子トランジスタと全く同じ技術により製造する
ことができるので、任意の処理の変更を要することなく
簡単に補助トランジスタを与えることが可能となる。同
様に、行導線および列導線と同時に共通ラインを与える
ようにしているため、任意の付加的処理操作の必要性を
排除することができる。かくして、最小のコストで障害
許容度を改善した表示装置を与えることができる。

また、本発明の一実施例の場合は、各補助トランジスタ
のゲートを、便宜のため行導線と同時に形成した１つの
ラインを介してそれぞれの補助トランジスタの関連する
行導線に隣接する行導線に接続するようにしている。こ
のようにするときは、当該行導線に接続した表示素子ト
ランジスタをターン　オンさせるため、１つの行導、％
Ｒ（Ｒ，、）にスイッチング信号（Ｖｏｎ）が供給され
た場合は、スイッチング信号（Ｖａｎ）の持続期間中、
例えば、前の行導線（Ｒ，、）に関連する補助トランジ
スタもターン　オンされ、それより前の行導線が所定電
位（Ｖ、ｔｔ　）に接続される。同様に、順次的に次の
行導線（Ｒ−１）にスイッチング信号（Ｖ、、）が供給
されると、前の行導ｍ　（Ｒ，）に関連する補助トラン
ジスタがターン　オンされる。この実施例は周期的な所
定電位信号の供給ならびにその構造の双方に関して簡便
さを与えるという利点を有する。

さらに、本発明の他の実施例の場合は、補助トランジス
タのゲートを相互に接続し、該ゲートに周期的にゲーテ
ィング信号を供給して、すべての補助トランジスタを同
時にターン　オンさせるようにしている。この場合、ゲ
ーティング信号は連続するスイッチング信号間のインタ
ーバルもしくはフィールド帰線消去期間中に供給するよ
うにすることが望ましい。この実施例は、補助トランジ
スタが所望のようにかなり大きい場合、装置には行導線
の抵抗によりゲート　パルスの振幅の減少および低速化
を生ずるような余分の容量性負荷が加わることはないと
いう利点を有する。また、より頻繁なりランピングも可
能である。必要とするクランピングの規則性は種々の漏
洩抵抗のような複数の因子に左右されるものと思われ、
したがって決定は困難である。

各表示素子に関連する２つのスイッチング　トランジス
タは同じ列導線に接続するを可とするが、本発明による
他の配置においては、各表示素子に関連する２つのトラ
ンジスタを関連の異なる列導線ならびに関連の異なる行
導線に接続し、かくして列導線の１つがその長さに沿っ
たある点で断線（不連続）に遭遇した場合、冗長性を与
えるようにしている。３つの隣接する表示素子のグルー
プのおのおのがその原色の関連の１つを表示し、かつ斜
めの方向に隣接する表示素子が同じ色成分を表示するよ
う形成したカラー表示装置の場合には、ある表示素子の
正しい行導線、列導線またはスイッチング　トランジス
タが実際上開路状態の場合、表示素子はその関連の２番
目のスイッチング　トランジスタの作動により、同じ色
の最も近い表示素子のそれと同じ表示効果を生ずるとい
う他の利点が得られる。

列導線は隣接する列の表示素子により共用されるように
するか、あるいは既知の方法で、専ら関連の列の表示素
子のみに関連させることができる。

行の表示素子との行導線の相互接続方法は任意の適当な
既知の様式に従わせることができる。簡単な方法におい
ては、例えば、各行導線を２つの隣接する行の表示素子
に関連するそれぞれのトランジスタと接続し、かつ前記
トランジスタにより共用させることができる。他の例に
おいては、複数の行の表示素子を隣接する対のグループ
に配置し、２つの行の各グループを専らそのグループに
関連する３つの行導線を介して駆動するようにし、行導
線のうち２つを関連する行の表示素子のトランジスタに
接続するとともに、中間の行導線を双方の行の表示素子
により共用されるようにし、双方の行の素子のトランジ
スタに接続するようにしている。この場合には、採用さ
れる行導線および列導線構造に応じて適当に修正を加え
た駆動体系を必要とすること当然である。

〔実施例〕

以下図面により本発明を説明する。

第１図に示すように、ＴＶ画像を表示するに適する本発
明活性マトリックス　アドレス表示装置は各行内にｎ個
の水平配置表示素子１２（１ないしｎ）を具えたｍ個の
行（工ないしｍ）を有する表示パネル１１を含む。第１
図には、図示を明瞭にするため、５つの行の表示素子、
すなわち行ｌないし３、ｍ−１およびｍならびに各行内
の４つの素子のみを表示しているが、実際上マトリック
ス　アレイ内の表示素子の総数（ｍＸｎ）は２００．０
００またはそれ以上である。表示素子はＬＣ，、、で表
示するものとする。ただし、ｙおよびＸはそれぞれそれ
らの行および列の位置を示す、また、表示素子は、図に
おいて符号文字ＲおよびＣで表した組の行および列導線
を介してアドレスされるようにする。

前記行および列導線はこれらを表示素子間のスペースに
伸長させ、それぞれその端部において、通常の方法でス
イッチング信号およびデータ信号を与える行駆動回路３
０および列駆動回路３２に接続するようにする。障害許
容目的のため、第１の行以外のすべての行の表示素子は
２つの行導線に関連させ、同様に、第１列の表示素子以
外のすべての表示素子は２つの列導線に関連させるよう
にする。

第１行および第１列の表示素子以外のこれらの各表示素
子に対するデータ（ビデオ）信号の供給は、その表示素
子に関連する対の行および列導線の関連の１つに接続し
たＴＡ、、　、およびＴＢ、、　Ｘで示す２つのスイッ
チング　トランジスタにより制御するようにする。した
がって、それぞれ単一の行導線および列導線に関連する
第１行および第１列の表示素子は単一のスイッチング　
トランジスタに関連する。これらの特定の素子はそれ自
体では同一障害許容度（ｆａｕｌｔ　ｔｏｌｅｒａｎｃ
ｅ　）を有しない。これは完成品においてパネルの周辺
の表示素子を見えないようにする場合は問題とはならな
い。それはこれらの素子の作動における障害は見ること
ができないことによる。しかし、後述するように、これ
らの縁部表示素子は付加釣行および列導線を与えること
により他の同じ障害許容度を与えることができる。他の
すべての行および列に対しては、個々の各行の表示素子
に関連するスイッチングトランジスタを関連の共通の対
の行導線に接続し、同様に、同じ列内のすべての表示素
子に関連するスイッチング　トランジスタを関連の同じ
共通の対の列導線に接続する。

図示の特定配置においては、最後の行および列導線以外
の行導線および列導線はおのおの表示素子の２つの隣接
する行および２つの隣接する列に関連させ、かつそれぞ
れ２つの隣接する行および２つの隣接する列により共用
されるようにしているが、後述するように、例えば、１
つの列内の各表示素子に関連する２つのＴＰＴ　　（Ｉ
膜トランジスタ）を関連の１つの列導線に接続するよう
にした他の配置も可能である。

この実施例におけるスイッチング　トランジスタは単結
晶（アモルファス）シリコンまたは多結晶シリコン技術
を用いて一般の方法で製作したＴＰＴを含み、前記ＴＰ
Ｔのゲート端子およびソース端子をそれぞれそれらに関
連する行および列導線に接続している。

第２図に部分断面図で示すような標準形表示素子１２は
、行および列導線ならびにＴＰＴとともに表示装置の透
明基板１０上に支持され、その関連の２つのスイッチン
グＴＰＴのドレイン端子に接続した透明パッド電極１４
　（第１図においては単純な方形電極として表示）と、
それらの間に液晶材料１７を配置した第２の離隔透明基
板１６上に支持するようにした対向透明基板１５とを含
む。第２基板上の表示素子の対向電極は通常の方法でパ
ッド電極により占有される領域と同じ広さにわたる共通
なカウンタ電極（ｃｏｕｎｔｅｒ　ｅｌｅｃｔｒｏｄｅ
　）の個別部分を含む。また、ガラスにまり形成するを
可とする２つの基板には、一般の方法により偏光層（ｐ
ｏｌａｒｉｓｉｎｇｌａｙｅｒ　）　１８および１９な
らびにオリエンテーション層（ｏｒｉｅｎｔａｔｉｏｎ
　１ａｙｅｒ　）　２０および２１を設ける。

この場合、液晶材料は、表示素子を透過する光をそれに
供給されるデータ電圧の値により変調し、各表示素子が
装置を通る光透過を個々に変化させるよう作動すること
を可能にする。

カラー表示を生成するため、各表示素子は各々カラー　
トリプレットを与える３つの隣接する表示素子のグルー
プによりカラー　フィルり２２を用いて既知の方法で色
合わせ（ｒｅｇｉｓｔｅｒ）する。トリプレットはアレ
イ内の斜めに隣接する表示素子が同じ原色、すなわち赤
、緑または青を表示するような配列とする。

障害許容度の改良を与えるため行導線Ｒ，ないしＲｍ−
１の各々は駆動回路３０から離隔した端部においてこれ
らを関連の補助ＴＦＴ　４０のドレインに接続する。ま
た、ＴＦＴ　４０の他の側、すなわちソース電極の側を
駆動回路３０まで伸長するライン４１を介して相互に接
続し、前記駆動回路３０においてそれを所定電位源に接
続するほか、各ＴＦＴ　４０のゲートを関連のライン４
２を介してすぐ次の行導線に接続する。かくして、例え
ば、行導線Ｒ３に関連するＴＰＴ４０は行導線Ｒ２に接
続したゲートを有し、以下これに準する。図示配置にお
いては、最後の行導線Ｒ０には補助ＴＰＴを配置してい
ないが、同様にして他の行導線に接続したゲートを有す
るこの行導線Ｒ１用の補助ＴＰＴを与えることもできる
。ただし、この場合のゲート接続は交差接続を伴う。ま
た、この補助ＴＰＴのゲートは、例えば、行駆動回路３
０の予備の行駆動出力に接続した予備の行導線を使用す
ることにより、別のラインを介して周期的に所定電位の
パルスを生成する電位源に接続することもできる。

作動時には、表示素子は一番上の行から始まって下の行
に至る行選択スイッチング信号で行導線Ｒを順次的に走
査して各行内のスイッチングＴＰＴをターン　オンさせ
、かつスイッチング信号と同期して適当に列導線にデー
タ信号を供給することにより、時間ベースで１つの行に
つき駆動するようにし、フレーム周期における完全な表
示画像を形成させるようにする。この場合、スイッチン
グ信号およびデータ信号を与える行および列駆動回路３
０および３２は一般の形状のものとする。第３図は３つ
の連続する行導線の標準的グループ、この場合は最初の
３つに対して、行駆動回路３０により供給される信号波
形のタイミング関係を示す。ＴＶ表示に対して、データ
信号はビデオ情報信号を含み、各行の表示素子は１つの
ＴＶラインに対応するビデオ情報信号を与える。−時に
１行のアドレッシングを使用して、１つの行の表示素子
に関連するスイッチングＴＰＴ　、　ＴＡ、、、および
ＴＢ、、、のグループの各々は時間周期ＴＩの間パルス
信号■。７によりスイッチ　オンされ、その間にそれら
のＴＰＴに関係する列導線から表示素子にビデオ情報信
号が転送される。フィールド周期Ｔｒ（Ｔｒはｍ、Ｔｔ
　にほぼ等しい）の残りの期間には、ＴＰＴは行導線へ
の■。、ｆの供給によりターン　オフされ、表示素子を
列導線から隔離させる。

より正確には、各行の表示素子は２つの連続する行導線
を走査することによりアドレスされる。

例えば、ＬＣＤ、　、ないしＬＣ２，７を含む第１図示
表示素子の２番目の行（ｙ＝２）を考える場合、行導線
（Ｒ１）に供給される選択スイッチング信号ｖ６゜はＴ
ＦＴ　、　Ｔｌｈ、ｚないしＴＡｚ、−をターン　オン
させ、そのとき列導線Ｃ１ないしｃｆｉ−を上にあられ
れるビデオ情報信号がそれぞれ表示素子ＬＣｔ、　ｚな
いしｔ、ＣＺ、、に供給されることを可能にする。行導
線Ｒ１は前の行の表示素子（ＴＢｌ、　＋ないしＴＢ、
、、）用のスイッチング　トランジスタ（ＴＢＩ、　ｌ
　ないしＴＢ、、、、）にも接続されているので、これ
らの素子にも同しように関連するビデオ情報電圧が供給
される。その後、スイッチング信号■。７は行導線Ｒ１
から除去され、大地電位またはゼロ電圧を可とする基準
電圧信号■。ｆｆが供給されて、ＴＰＴ、　ＴＡＸ、　
ｚないしＴＡ２．ｎ（ならびにＴＰＴ、　ＴＢ、、、な
いしＴＢ、、ｌｌ）はターン　オフされ、かくして表示
素子ＬＣ２，，ないしＬＣ，、、（ならびにＬＣ，、ｌ
ないしＬＣ，、、）が隔離される。実際上は、同時に選
択スイッチング信号Ｖ　ｏ　ｎ　カ行導ｖＡＲＺニ供給
すｈテＴＦＴ、　ＴＢｚ、＋ナイＬＴＢ２．　、、をタ
ーン　オンさせるので、そのとき列導線Ｃ１ないしＣ７
上にある選択スイッチング信号が表示素子ＬＣｚ、　＋
ないしＩ、Ｃ２，ｎに供給されうる状態となり、かくし
て、前にロードされたこれらの素子のビデオ情報上にこ
れらの素子用に意図された値が重ねて書込まれる。また
、同様に、行導線Ｒ２に供給されるスイッチング信号Ｖ
　ｏｎも次の表示素子の行のＴＰＴ、　ＴＡ３．ｚない
しＴＡＧ、、をターン　オンさせるので、列導線Ｃ＋な
いしＣ１１−１上の同じビデオ情報信号もそれぞれ素子
ＬＣ：ｌ、　ｚないしＬＣｉ、　ｆｉにも供給される。

次に行導線Ｒ２に供給される電圧がＶ。ｎから■。、ｆ
に戻り、次の行導線Ｒ１にスイッチング電圧信号Ｖ　６
ｎが供給されると、ＴＰＴ、　ＴＢｇ、　＋ないしＴＢ
ｇ、　、、はターン　オフされ、表示素子ＬＣｚ、　＋
ないしＬＣｔ、。

が隔離されるので、最後に供給されたビデオ情報信号は
保持され、素子の対向電極に供給される基準電圧に関連
して素子から所望の表示効果が得られる。

したがって、ＰＡＬ方式ＴＶデイスプレィの場合の１２
８コり秒に対応する２つの連続するライン　アドレス周
期Ｔｔ　内では表示素子ＬＣｚ、　ｔないしＬＣ，、。

にはまず始めに、前の行の対応する１つの表示素子に供
給され、かつ主としてその表示素子向けを意図する関連
のビデオ情報信号がロードされ、ついで、特にその行の
表示素子に向けたビデオ情報信号がロードされることが
分る。それ故、ＴＰＴ。

Ｔ１３ｚ、　ｔないしＴＢ、、、の１つが開路状態で、
影響する表示素子に適当なビデオ情報信号が供給されな
い状態の場合には、その表示素子は他のＴＰＴを介して
ロードされたビデオ情報信号による表示効果を生成し続
ける。したがって、これらの環境においては、影響する
表示素子は前の行の斜めに隣接する表示素子により与え
られるものとほぼ同じ表示効果を生ずることになる。斜
めに隣接する表示素子は同じカラーを表示するよう配置
されているので、影響する表示素子は最も近接する同じ
カラーの表示素子と同じ表示効果を再生する。ＴＰＴが
短絡し害なった場合は、それはレーザ　スクライビング
（ｌａｓｅｒ　ｓｃｒｉｂｉｎｇ）などにより切断し、
事実上、開路形式の障害を生じさせることができる。

行導線Ｒは、各行の表示素子に対して上述の駆動スキム
が順次繰返され、後続のフィールド周期においてそれら
が次にアドレスされるまで、素子により生成される表示
効果が保持されるよう順次走査される。

かくして、最初の行および列以外のすべての表示素子に
対して、通常１つの電圧がそのＴＰＴ、　ＴＡを介して
書込まれ、そのほぼ直ぐ後に、ＴＰＴ、　ＴＢを介して
正しい電圧が重ねて書込まれる。ここで、ＴＰＴ、　Ｔ
Ａまたはそれへの接続が開路状態の場合、装置は一般の
方法で作動し、トランジスタＴＢが開路状態の場合、情
報は隣接する表示素子に書込まれ、重ねて書込まれるこ
とばない。この場合は通常°“エラー゛は感知すること
はできない。

ここで、行導線Ｒが、例えばその長さに沿ったあるポイ
ントに破損個所（ｂｒｅａｋ　）を有するような開路状
態にあり、破損個所を超えてそれに接続された１または
それ以上の表示素子ＴＰＴが駆動回路３０からのスイッ
チング信号を受信できない場合について考えると、行導
線の端部における補助トランジスタ４０の作動は、行導
線の切断部分（ｄｉｓｃｏｎｎｅｃｔｅｄ　５ｅｃｔｉ
ｏｎ）が、恐らくトランジスタ　リーケージおよび容量
性効果により、結合された表示素子ＴＰＴを完全にオフ
状態とはしないような電圧にフロートされる可能性を防
止している。

かくして、切断部分は、補助トランジスタ４０の作動に
より、■６１．に対応する充分低い電圧にクランプされ
、切断部分に接続された表示素子ＴＰＴは、それらの°
°オフ゛状態に保持される。したがって、関連表示素子
は専ら関連するそれらの他の行導線に接続されたトラン
ジスタを介して駆動されるので、満足な表示効果を与え
るような素子の作動が保持される。

補助トランジスタ４０は、表示装置の作動に際し各々周
期的にゲートされ、ターン　オンされるようにし、また
、このゲーティングは当該ＴＦＴ４０に関連する行導線
にスイッチング信号が供給される周期と時間的に離隔さ
せるようにする。任意の特定の行導線に関連する補助Ｔ
ＦＴ４０は通常オフ状態にあるが、直ぐ次の行導線にス
イッチング信号ｖｏ７が供給された際は、スイッチング
信号■。７の持続時間中、そのゲートがライン４２を介
して次の行１ｘｔＩｊＡに接続され、関連の行導線の端
をライン４１を介して所定電位、すなわちＶ。ｆｆに接
続し、当該行導線をクランプするので、ＴＦＴ４０はフ
ィールド周期ごとに１回ターン　オンされる。かくして
、行導線が不連続（ｄｉｓｃｏｎｔｉｎｏｕｓ　）でな
い場合には電圧ｖｏｔｆが行導線の両端に供給されると
いう現象が起こるが、行導線が不連続の場合には、フロ
ーティング状態の破損部分に蓄積された任意の荷電が除
去され、Ｖ　ｏ　ｆ　ｆにクランプされるという現象が
起こる。最初の行導線以外の各行導線は、スイッチング
信号Ｖ　ｏｎで順次走査されるので、直ぐ前の行導線の
補助的なりランピングＴＦＴ４０は同じような方法で作
動し、この作動は各フィールドごとに繰返される。所定
電位は正しく　Ｖｏｔｒに一致させる必要はないが、表
示素子ＴＰＴをそれらの″″オフ状態に保持するに充分
な値とする必要がある。所定電位はすべての列電圧の期
待値に対して表示素子ＴＰＴのゲートを充分な負の値と
し、１フイ一ルド周期の間にこれらのＴＰＴを流れる電
荷が表示素子上に蓄積される電荷よりはるかに小さくな
るようにする必要がある。

最初の行の表示素子は各々１つのＴＰＴを介してのみア
ドレスされるので、行導体ＲＩの補助ＴＦＴ４０は、こ
の行導線が不連続の場合、当該表示素子は表示効果をＢ
Ｅしないことを意味するに過ぎない。

この補助ＴＰＴは所望に応じて省略することもできる。

また、本実施例の変形の場合は、任意の所定時間にはす
べてのしかし１つの行導線上に電位Ｖ　ｏ　ｔ　ｆが存
在するという事実を使用している。補助ＴＰＴのソース
をＶｏｆｆが供給された共通ラインに接続する代わりに
、関連の補助ＴＰＴのソースを前の行導線に接続するこ
ともできる。

第４図は本発明の他の実施例を示す。この実施例は第１
図示実施例とほとんど同様であるので、簡単のため対応
する構成素子は同一符号数字を用いて表示しである。こ
の実施例は補助クランピングＴＦＴ４０の作動様式が前
述の実施例と異なる。図示のように、これらのＴＦＴ４
０もそれらが関連するそれぞれの行導線の端部と所定電
位Ｖｏｆｆを供給するようにしたライン４１との間に接
続するようにするが、ＴＦＴ４０のゲートはすべて■。

７に対応するゲート信号を周期的に供給するようにした
ライン４３を介して相互に接続している。したがって、
このようなゲーティング信号の供給時には、すべてのク
ランピングＴＦＴ４０が同時にスイッチ　オンされてそ
れらの関連の行導線をライン４１と接続するので、・駆
動回路３０から離れた行導線の破損部分に蓄積された任
意の電荷が存在する場合、それを除去するよう作動する
。

また、この実施例において、駆動回路３０は、連続的行
導線に供給される行選択スイッチング信号を事実上直ぐ
続けてでなく、僅かにずらせるよう形成し、ＴＦＴ４０
へのゲーティング信号をスイッチング信号間のインター
バルに供給するよう変形させている。これらのゲーティ
ング信号は連続する多対のスイッチング信号の間に供給
するを可とする。また、ゲーティング信号は連続するフ
ィールド間のフィールド帰線消去期間内に供給するよう
にすることが望ましい。かくして、前述のように、ＴＦ
Ｔ４０はスイッチング信号と同時でなく時々ゲートされ
、またこの特別の場合には、ゲーティングはすべての行
導線に供給されるスイッチング信号の周期から時間的に
切り離されることが分る。また、便宜上この実施例にお
いては、所定電位■。１１およびゲーティング　パルス
ｖ、、、、を行駆動回路３０から得るようにしているが
、別個の、ただし同期した回路からこれらを供給するこ
とも可能である。

第５図は例えば、Ｒ２およびＲ１のような２つの標準的
隣接行導線に供給される信号波形ならびにライン４３に
供給されるゲーティング信号波形を示す。

この図において、Ｔ、は前述のようなライン周期を示し
、Ｔ、は行選択スイッチング信号（Ｖ、、）の周期を示
し、またＴ、はゲーティング信号■。

（Ｖ、、の大きさに対応）の周期（ただし、Ｔｇ〈（Ｔ
Ｌ−Ｔ、））　、さらにＴｂはフィールド帰線消去期間
を示す。

上述の説明から分るように、この実施例は、ＴＦＴ４０
をゲートしうる周波数に関してかなりの融通性を与える
ことができる。

上述の実施例の双方に関して、補助ＴＦＴ４０は基板２
０上に表示素子ＴＰＴと同時に、同じＴＰＴ技術を用い
て製作することができるので、表示装置の製造にそれ以
上の処理操作を必要としない。同様に、ライン４１およ
び４２は、標準写真石版プロセスにより、例えは、ＩＴ
Ｏ、アルミニウム、またはクロムから行もしくは列導線
と同時に限定するようにする。かくして、補助ＴＦＴ４
０の作動により与えられる付加的障害許容度をきわめて
簡単かつ最小コストで達成することができる。

上述の実施例においては、最初の行および最初の列の表
示素子は各々単一の行導線を単一の列導線に接続した１
つのＴＰＴ　、すなわち、ＴＢ＋、　ｒないしＴＢ、、
１１およびＴＢ、、、ないしＴＢ□１のみによりそれぞ
れ制御するようにしている。かくして、これらのＴＰＴ
の１つが不良の場合は関係する個々の素子は障害常態と
なるが、これらの周辺の素子をとにかく見えないようマ
スクする場合は、この可能性は臨界的ではなくなる。し
かし、これらの表示素子の実施例の変形例においては、
Ｉつの付加的行導線を与えて、行導線の数を表示素子の
数より１つだけ多くし、さらに前記付加的行導線に接続
したこの行用のＴＰＴ、　ＴＡを与えることにより、最
初の行の表示素子（ＬＣＩ、Ｉ以外の）の各々をも残り
の行と同様に２つのスイッチング　トランジスタに関連
させるようにすることができる。さらに、関連の付加的
ＴＰＴ、　ＴＡを介して最初の列内の表示素子に接続し
た付加的導線を与えることもできる。

さらに、各表示素子用に２つのＴＰＴを使用する障害許
容表示装置用として知られているような異なる形状の行
および列アドレス導線を使用することもできる。このよ
うに、上述の実施例においては、少なくとも大部分の表
示素子を２つの異なる行導線および２つの異なる列導線
に接続した２つのＴＰＴを介して駆動するようにしてい
るが、表示素子ＴＰＴを特定の表示素子に関連する多対
の表示素子が同じ列導線に接続されるよう配置すること
もできる。また、列導線は前述のように隣接する列の表
示素子により共用されるようにする必要はなく、単に１
つの列の素子にのみ関連させることもできる。

さらに、複数の列の表示素子を隣接する対にグループ分
けして、各グループを３つの関連の行導線に関連させ、
これら３つの行導線を任意の他の行の表示素子用には使
用しないようにした既知の他の行導線構造を使用するこ
ともできる。この場合、任意の１つのグループに関連す
る３つの行導線のうち、２つの行導線はそれぞれ専ら２
つの行の表示素子の最初のトランジスタに接続し、第３
の中間の行導線は双方の行の表示素子の２番目のトラン
ジスタに接続することで、双方の行により共用されるよ
うにしている。このような構造の場合は、行および列導
線に供給する駆動波形は当然変わったものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明表示装置の一実施例の若干側の表示素子
ならびに関連のアドレッシング　トランジスタおよび導
線を示す等価回路図、 第２図は標準的表示素子の中央領域を通しての縮尺によ
らない断面図、 第３図は３つの標準的行導線に供給されるスイッチング
信号のタイミング図、 第４図は本発明表示装置の他の実施例の等価回路図、 第５図は第４図示実施例において使用される信号波形図
である。 １０、１６・・・透明基板 Ｉｆ・・・表示パネル １２・・・表示素子 １４・・・透明パッド電極 １５・・・透明電極 １７・・・液晶材料 １８、１９・・・ボーラリゼーシゴン層２０、２１・・
・オリエンテーション層２２・・・カラー　フィルタ ３０・・・行駆動回路 ３２・・・列駆動回路 ４０・・・補助ＴＰＴ ４１〜４３・・・ライン ＬＣ，、Ｘ・・・表示素子 Ｒ・・・行導線 Ｃ・・・列導線 ＴＡ、、、　、　ＴＢ、、、・・・スイッチング（ＴＰ
Ｔ　） トランジスタ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、各々それらの間に液晶を含む第１および第２の隔離
   電極を有し、各々を表示素子にデータ信号を供給するた
   めスイッチング信号により作動しうるよう形成した２つ
   のトランジスタに関連させるようにした行および列の表
   示素子のアレイと、それらの端部にそれぞれ行駆動回路
   および列駆動回路によりスイッチング信号およびデータ
   信号を供給するようにした組の行および列導線とを含み
   、１つの行内の各表示素子の２つのトランジスタをそれ
   ぞれ２つの異なる行導線に接続するようにした活性マト
   リックスアドレス液晶表示装置において、 該行導線をおのおのの行駆動回路から離れたそれらの端
   部において補助トランジスタに接続し、装置の作動中、
   該トランジスタを周期的にスイッチさせて該行導線の端
   部を所定電位に接続するようにしたことを特徴とする活
   性マトリックスアドレス液晶表示装置。 ２、各補助トランジスタのゲートを、１つのラインを介
   してそれぞれの補助トランジスタが関連する行導線に隣
   接する行導線に接続するようにしたことを特徴とする請
   求項１記載の表示装置。 ３、該補助トランジスタのゲートを相互に接続し、該ゲ
   ートに周期的にゲート信号を供給して、すべての補助ト
   ランジスタを同時にターンオンさせるようにしたことを
   特徴とする請求項１記載の表示装置。 ４、該補助トランジスタ用のゲーティング信号を連続す
   るスイッチング信号間のインターバルに供給するように
   したことを特徴とする請求項３記載の表示装置。 ５、該補助トランジスタ用のゲーティング信号をフィー
   ルド帰線消去期間中に供給するようにしたことを特徴と
   する請求項３または４に記載の表示装置。 ６、該所定電位をスイッチング信号の間に行駆動回路に
   より行導線に供給される電位に対応させるようにしたこ
   とを特徴とする請求項１ないし５のいずれか１項に記載
   の表示装置。 ７、該補助トランジスタを該所定電位を供給した共通ラ
   インに接続するようにしたことを特徴とする請求項１な
   いし６のいずれか１項に記載の表示装置。 ８、表示素子トランジスタ、行導線、補助トランジスタ
   および共通ラインを装置の共通基板上に与えるようにし
   たことを特徴とする請求項７記載の表示装置。 ９、各表示素子に関連する２つのスイッチングトランジ
   スタを関連の異なる列導線に接続するようにしたことを
   特徴とする請求項１ないし８のいずれか１項に記載の表
   示装置。