JPH03143614A - 二色成形方法 - Google Patents
二色成形方法Info
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- JPH03143614A JPH03143614A JP28163389A JP28163389A JPH03143614A JP H03143614 A JPH03143614 A JP H03143614A JP 28163389 A JP28163389 A JP 28163389A JP 28163389 A JP28163389 A JP 28163389A JP H03143614 A JPH03143614 A JP H03143614A
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/38—Cutting-off equipment for sprues or ingates
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
- B29C45/1615—The materials being injected at different moulding stations
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/03—Injection moulding apparatus
- B29C45/04—Injection moulding apparatus using movable moulds or mould halves
- B29C45/06—Injection moulding apparatus using movable moulds or mould halves mounted on a turntable, i.e. on a rotating support having a rotating axis parallel to the mould opening, closing or clamping direction
- B29C45/062—Injection moulding apparatus using movable moulds or mould halves mounted on a turntable, i.e. on a rotating support having a rotating axis parallel to the mould opening, closing or clamping direction carrying mould halves co-operating with fixed mould halves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、一つの型締装置で1次成形と2次成形を行う
二色成形方法に係り、特に、1次成形の樹脂として透明
樹脂を用いた場合に好適な二色成形方法に関する。
二色成形方法に係り、特に、1次成形の樹脂として透明
樹脂を用いた場合に好適な二色成形方法に関する。
二色成形法は、1つの型締装置に対し2種類の樹脂を射
出して1次成形と2次成形を行うもので、文字板やキー
トップ等の各種部品の成形方法として広く用いられてい
る。
出して1次成形と2次成形を行うもので、文字板やキー
トップ等の各種部品の成形方法として広く用いられてい
る。
従来より採用されている二色成形法は、型閉め状態て1
次側キャビティに第1の樹脂を射出して1次成形品を成
形した後、型開きをし、次いで1次成形品が2次側キャ
ビティに位置するよう可動側を回転し、しかる後、再び
型閉めして2次側キャビティに第2の樹脂を射出し7、
第1の樹脂に第2の樹脂が一体化された2次成形品を成
形するものである。ここで、1次成形品を2次側キャビ
ティに供給する際、該1次成形品は1次成形用のノズル
から分離されていなければならず、そのため1次側につ
いては、型開き時にゲートを切断することのできるトン
ネルゲート (サブマリンゲートともいう)が採用され
ている。
次側キャビティに第1の樹脂を射出して1次成形品を成
形した後、型開きをし、次いで1次成形品が2次側キャ
ビティに位置するよう可動側を回転し、しかる後、再び
型閉めして2次側キャビティに第2の樹脂を射出し7、
第1の樹脂に第2の樹脂が一体化された2次成形品を成
形するものである。ここで、1次成形品を2次側キャビ
ティに供給する際、該1次成形品は1次成形用のノズル
から分離されていなければならず、そのため1次側につ
いては、型開き時にゲートを切断することのできるトン
ネルゲート (サブマリンゲートともいう)が採用され
ている。
ところで、前述した従来の二色成形法にあっては、1次
成形側のゲートとしてトンネルゲートを採用しているた
め、ゲート部での樹脂の圧力損失が大きく、1次底形品
にひげが発生し易いという難点があった。このため、導
光体のように高い表面精度が要求される光学部品の成形
性としてば不向きであり、かかる光学部品を成形する場
合は、圧力損失の少ないサイドゲートにて1次成形品に
相当する部品を成形した後、この部品の一部に2次成形
に相当する遮光用の塗料を手作業にて塗布するという手
法が採られており、製造コストの高騰を余儀なくされて
いた。
成形側のゲートとしてトンネルゲートを採用しているた
め、ゲート部での樹脂の圧力損失が大きく、1次底形品
にひげが発生し易いという難点があった。このため、導
光体のように高い表面精度が要求される光学部品の成形
性としてば不向きであり、かかる光学部品を成形する場
合は、圧力損失の少ないサイドゲートにて1次成形品に
相当する部品を成形した後、この部品の一部に2次成形
に相当する遮光用の塗料を手作業にて塗布するという手
法が採られており、製造コストの高騰を余儀なくされて
いた。
したがって本発明の目的は、上述した従来技術の課題を
解消し、ひけのない:色成形法を可能にし、表面精度の
高い二色成形品を提供することにある。
解消し、ひけのない:色成形法を可能にし、表面精度の
高い二色成形品を提供することにある。
上記目的を遠戚するために、本発明は、1次側キャビテ
ィに第1の樹脂を充填して1次成形品を成形した後、型
開きをして前記1次成形品を2次側キャビティに位置せ
しめ、当該位置で型閉めした後、前記2次側キャビティ
の第2の樹脂を充填して2次成形品を成形する二色成形
方法において、前記1次成形品をサイドゲートを用いて
成形した後、この1次成形品の型開き時に、その型開き
力を回転力に変換して1次成形品のランナを切断し、次
いで、この切断された不要なランナをエジェクトし、し
かる後、前記2次側キャビティで2次成形品を成形する
ことを特徴とするものである。
ィに第1の樹脂を充填して1次成形品を成形した後、型
開きをして前記1次成形品を2次側キャビティに位置せ
しめ、当該位置で型閉めした後、前記2次側キャビティ
の第2の樹脂を充填して2次成形品を成形する二色成形
方法において、前記1次成形品をサイドゲートを用いて
成形した後、この1次成形品の型開き時に、その型開き
力を回転力に変換して1次成形品のランナを切断し、次
いで、この切断された不要なランナをエジェクトし、し
かる後、前記2次側キャビティで2次成形品を成形する
ことを特徴とするものである。
サイドゲートにて1次成形品を成形すると、圧力損失が
少ないため、1次成形品にひけは発注し八い。次いで1
次成形品の型開き時に、その型開き力を回転力に変換し
て回転機構を駆動すると、この回転機構によって1次成
形品のランチを型締装置内で切断できろため、1次成形
品に対して2次成形を施すことができる。
少ないため、1次成形品にひけは発注し八い。次いで1
次成形品の型開き時に、その型開き力を回転力に変換し
て回転機構を駆動すると、この回転機構によって1次成
形品のランチを型締装置内で切断できろため、1次成形
品に対して2次成形を施すことができる。
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
まず第8図ないし第1O図を用い、本実施例に係る二色
成形方法によって成形される光学部品を説明すると、第
8図は光学部品の平面図、第9図はその正面図、第10
図は第9図のC−C線に沿う断面図である。
成形方法によって成形される光学部品を説明すると、第
8図は光学部品の平面図、第9図はその正面図、第10
図は第9図のC−C線に沿う断面図である。
これらの図において1は光学部品を総括的に示し、該光
学部品lは導光体2と遮光体3とからなり、これらは後
述する二色成形方法によって成形される。前記導光体2
は透明な樹脂(本実施例の場合はアクリル樹脂)からな
り、三分割された傾斜部2aと2つの半円筒状部2bと
を有する。
学部品lは導光体2と遮光体3とからなり、これらは後
述する二色成形方法によって成形される。前記導光体2
は透明な樹脂(本実施例の場合はアクリル樹脂)からな
り、三分割された傾斜部2aと2つの半円筒状部2bと
を有する。
方、遮光体3は不透明な樹脂(本実施例の場合は白色の
ポリカーボネイト樹脂)からなり、前記導光体2の傾斜
部2aと半円筒状部2bを除く側面の一部に設けられて
いる。したがって、前記傾斜部2aのそれぞれに図示せ
ぬキートップを対向配置し、前記半円筒状部2bのそれ
ぞれに同じく図示せぬ光源を対向配置すると、光源から
発せられた光を導光体2を介して各キートップに導くこ
とができ、その際の導光体2の側面からの光漏れを遮光
体3によって防止することができる。
ポリカーボネイト樹脂)からなり、前記導光体2の傾斜
部2aと半円筒状部2bを除く側面の一部に設けられて
いる。したがって、前記傾斜部2aのそれぞれに図示せ
ぬキートップを対向配置し、前記半円筒状部2bのそれ
ぞれに同じく図示せぬ光源を対向配置すると、光源から
発せられた光を導光体2を介して各キートップに導くこ
とができ、その際の導光体2の側面からの光漏れを遮光
体3によって防止することができる。
次に、上記光学部品lの成形方法を第1図ないし第72
図を用いて説明する。
図を用いて説明する。
第1図は型締装置の概略構成を示す断面図、第2図はそ
の型締装置に備えられる固定側プレートの底面図、第3
図はその型締装置に備えられる可動側プレートの平面図
であり、第1図は第2図のA−A線断面および第3図の
B −B ′!fA断面にそれぞれ対応している。
の型締装置に備えられる固定側プレートの底面図、第3
図はその型締装置に備えられる可動側プレートの平面図
であり、第1図は第2図のA−A線断面および第3図の
B −B ′!fA断面にそれぞれ対応している。
第1図において、符号4,5で総括的に示したのは固定
側金型および可動側金型であり、PLは型開き面を示し
ている。
側金型および可動側金型であり、PLは型開き面を示し
ている。
前記固定側金型4は、固定側取付板6と型板7および固
定型プレート8とを備えており、型板7と固定側プレー
ト8は互いに一体化されている。
定型プレート8とを備えており、型板7と固定側プレー
ト8は互いに一体化されている。
固定側取付板6にはストップピン9の一端が固着されて
おり、該ストップピン9の他端は型板7と固定側プレー
ト8を挿通し、その先端にはワッシャ10がボルト11
によって固着されている。前記ワッシャ10は固定側プ
レート8の下面の4箇所から突出しており、第1図に示
す固定側プレート8が各ワッシャ10と当接する位置ま
で、型板7と固定側プレート8とは固定側取付板6に対
して摺動できるようになっている。また、固定側取付板
6には第1のスプール12と第2のスプール13とが形
成されており、これらスプール12゜13は型板7と固
定側プレート8とに連設されている。図示省略しである
が、両スプール12,13にはそれぞれ異なる射出機の
ノズルが連通されており、本実施例の場合、第1のスプ
ール12からアクリル樹脂が、第2のスプール13から
ポリカーボネイト樹脂が射出されるようになっている。
おり、該ストップピン9の他端は型板7と固定側プレー
ト8を挿通し、その先端にはワッシャ10がボルト11
によって固着されている。前記ワッシャ10は固定側プ
レート8の下面の4箇所から突出しており、第1図に示
す固定側プレート8が各ワッシャ10と当接する位置ま
で、型板7と固定側プレート8とは固定側取付板6に対
して摺動できるようになっている。また、固定側取付板
6には第1のスプール12と第2のスプール13とが形
成されており、これらスプール12゜13は型板7と固
定側プレート8とに連設されている。図示省略しである
が、両スプール12,13にはそれぞれ異なる射出機の
ノズルが連通されており、本実施例の場合、第1のスプ
ール12からアクリル樹脂が、第2のスプール13から
ポリカーボネイト樹脂が射出されるようになっている。
第2図から明らかなように、前記固定側プレート8の図
示右半分には一対の1次側キャビティ14が、図示左半
分には一対の2次側キャビティ15がそれぞれ形成され
ており、2次側キャビティ15は1次便キャビティ14
に比べて太き目に形成されている。1次側キャビティ1
4は1次側ゲート部16と1次側ランナ部17とを介し
て前記第1のスプール12と連通しており、2次側キャ
ビティ15は2次側ゲート部18と2次側ランナ部19
とを介して第2のスプール13と連通しており、これら
1次側ゲート部16と2次側ゲート部18は型開き面に
位置するサイドゲートである。
示右半分には一対の1次側キャビティ14が、図示左半
分には一対の2次側キャビティ15がそれぞれ形成され
ており、2次側キャビティ15は1次便キャビティ14
に比べて太き目に形成されている。1次側キャビティ1
4は1次側ゲート部16と1次側ランナ部17とを介し
て前記第1のスプール12と連通しており、2次側キャ
ビティ15は2次側ゲート部18と2次側ランナ部19
とを介して第2のスプール13と連通しており、これら
1次側ゲート部16と2次側ゲート部18は型開き面に
位置するサイドゲートである。
前記固定側取付板6には一対のビン本体20の基端が固
着されており、これらピン本体20は型板7と固定側プ
レート8を挿通して可動側金型5と対峙している。両ビ
ン本体20は前記第1のスプール12を介して対向して
おり、その自由端にはピン21がそれぞれ固着されてい
る。さらに、前記固定側プレート8の四隅にはロック孔
22が形成されている。
着されており、これらピン本体20は型板7と固定側プ
レート8を挿通して可動側金型5と対峙している。両ビ
ン本体20は前記第1のスプール12を介して対向して
おり、その自由端にはピン21がそれぞれ固着されてい
る。さらに、前記固定側プレート8の四隅にはロック孔
22が形成されている。
一方、前記可動側金型5は、可動側プレート23および
これに固着されたバッキングプレート24と、可動側プ
レート23に対して摺動可能tζランナ突出板25と、
該ランチ突出板25に対して摺動可能な第1および第2
の製品突出板26.27等を備えており、第1図の1点
鎖線で示す回転軸Kを中心として旋回できるようになっ
ている。第3図から明らかなように、前記可動側プレー
ト23には、前記固定側プレート8の1次側キャビティ
14に対応するキャビティ28と2次キャビティ15に
対応するキャビティ29とが全て同一形状に形成されて
おり、これらキャビティ28.29のスプール・ランチ
部中央にはそれぞれ回転機構30が設けられている。
これに固着されたバッキングプレート24と、可動側プ
レート23に対して摺動可能tζランナ突出板25と、
該ランチ突出板25に対して摺動可能な第1および第2
の製品突出板26.27等を備えており、第1図の1点
鎖線で示す回転軸Kを中心として旋回できるようになっ
ている。第3図から明らかなように、前記可動側プレー
ト23には、前記固定側プレート8の1次側キャビティ
14に対応するキャビティ28と2次キャビティ15に
対応するキャビティ29とが全て同一形状に形成されて
おり、これらキャビティ28.29のスプール・ランチ
部中央にはそれぞれ回転機構30が設けられている。
第4図は前記回転機構30の斜視図であり、同図に示す
ように、回転機構30は回転体31とベアリング(図示
せず)を内蔵する支持体32とからなり、支持体32は
前記可動側プレート23に固着されて回転体31を回転
可能に支承する。この回転体31の上面には凹溝33が
形成され、該凹溝33は型閉め時に前記第1および第2
のスプール12.13と対向するようになっている。ま
た、回転体31の周囲16螺旋状に延びる一対のガイド
溝34が形成され、これらガイド溝34は前記ピン21
と係合できるようになっており、そのために可動側プレ
ート23にはピン本体20の挿入を許容する逃げ孔35
が形成されている。
ように、回転機構30は回転体31とベアリング(図示
せず)を内蔵する支持体32とからなり、支持体32は
前記可動側プレート23に固着されて回転体31を回転
可能に支承する。この回転体31の上面には凹溝33が
形成され、該凹溝33は型閉め時に前記第1および第2
のスプール12.13と対向するようになっている。ま
た、回転体31の周囲16螺旋状に延びる一対のガイド
溝34が形成され、これらガイド溝34は前記ピン21
と係合できるようになっており、そのために可動側プレ
ート23にはピン本体20の挿入を許容する逃げ孔35
が形成されている。
第1,3図から明らかなように、前記第1および第2の
製品突出板26.27には複数本の製品突出しピン36
が固着されており、これら製品突出しピン36は前記ラ
ンナ突出板25とバッキングプレート24を挿通して可
動側プレート23の各キャビティ28.29に達してい
る。また、前記ランナ突出板25には複数本のランナ突
出しピン37が固着されており、これらランチ突出しピ
ン37のうちの2本はバッキングプレート24を挿通し
て前記回転体31の凹溝33に達し、残余のランチ突出
しピン37はバッキングプレート24を挿通して可動側
プレート23のランナ部に達している。さらに、前記可
動側プレート23の四隅には合成樹脂製のパーティング
ロック38が固着され、これらパッティングロック38
の近傍には前記ストップビン9の挿入を許容する逃げ孔
39がそれぞれ形成されている。前記パーティングロッ
ク38は可動側プレート23の上面より突出し、型閉め
時に前記固定側プレート8のロック孔22内に圧入され
るようになっている。
製品突出板26.27には複数本の製品突出しピン36
が固着されており、これら製品突出しピン36は前記ラ
ンナ突出板25とバッキングプレート24を挿通して可
動側プレート23の各キャビティ28.29に達してい
る。また、前記ランナ突出板25には複数本のランナ突
出しピン37が固着されており、これらランチ突出しピ
ン37のうちの2本はバッキングプレート24を挿通し
て前記回転体31の凹溝33に達し、残余のランチ突出
しピン37はバッキングプレート24を挿通して可動側
プレート23のランナ部に達している。さらに、前記可
動側プレート23の四隅には合成樹脂製のパーティング
ロック38が固着され、これらパッティングロック38
の近傍には前記ストップビン9の挿入を許容する逃げ孔
39がそれぞれ形成されている。前記パーティングロッ
ク38は可動側プレート23の上面より突出し、型閉め
時に前記固定側プレート8のロック孔22内に圧入され
るようになっている。
第5図(a)〜(h)は前述した型締装置の或形工程を
示す説明図、第6図および第7図はその成形工程中にお
ける回転機構30の動作説明図である。まず、第5図(
a)の型開き状態から可動側金型5を図示せぬ駆動源に
よって上方へ移動し、第5図(b)の型閉め状態にする
。この型閉め状態時に、射出機のノズルから溶融状態の
アクリル樹脂を第1のスプール12.1次側ランナ部1
7.1次側ゲート部16を経由して1次側キャビティ1
4とキャビティ28内に充填する。この注入された樹脂
はキャビティ14.28内において前記導光体2 (1
次成形品)となる。この場合、1次側ゲート部16は圧
力損失の少ないサイドゲートであるため、1次成形品に
はほとんどひけは発生しない。
示す説明図、第6図および第7図はその成形工程中にお
ける回転機構30の動作説明図である。まず、第5図(
a)の型開き状態から可動側金型5を図示せぬ駆動源に
よって上方へ移動し、第5図(b)の型閉め状態にする
。この型閉め状態時に、射出機のノズルから溶融状態の
アクリル樹脂を第1のスプール12.1次側ランナ部1
7.1次側ゲート部16を経由して1次側キャビティ1
4とキャビティ28内に充填する。この注入された樹脂
はキャビティ14.28内において前記導光体2 (1
次成形品)となる。この場合、1次側ゲート部16は圧
力損失の少ないサイドゲートであるため、1次成形品に
はほとんどひけは発生しない。
第5図(b)の状態から可動側金型5を下方へ移動する
と、その初期状態においてはバーチ・fフグロック38
がロック孔22に圧入されているため、固定側プレート
8は可動側プレー1−23と一体に、すなわち型開き面
PLを閉じた状態で下降し、固定側プレート8の下面が
ストップピン9のワッシャ10に当接すると、可動側プ
レート23は固定側プレート8から離間して第5図(c
)の型開き状態となる。かかる型開きの初期状態におい
て、固定側取付板6に固着されたピン本体20は可動側
プレート23の回転機構30と相対変位し、ピン21は
回転体31のガイド溝34に沿って底部から上部へと移
動するため、回転体31は所定角度回転する。
と、その初期状態においてはバーチ・fフグロック38
がロック孔22に圧入されているため、固定側プレート
8は可動側プレー1−23と一体に、すなわち型開き面
PLを閉じた状態で下降し、固定側プレート8の下面が
ストップピン9のワッシャ10に当接すると、可動側プ
レート23は固定側プレート8から離間して第5図(c
)の型開き状態となる。かかる型開きの初期状態におい
て、固定側取付板6に固着されたピン本体20は可動側
プレート23の回転機構30と相対変位し、ピン21は
回転体31のガイド溝34に沿って底部から上部へと移
動するため、回転体31は所定角度回転する。
すなわち、第5図(b)の1次ショットで住したランナ
は、第6図に示すようにスプールと小径部Pで繋がれて
いるが、上記の如く回転体31が回転すると、第7図に
示すようにランナは小径部Pで切断され、1次成形品2
側のランナXと回転体31側(スプール側)のランナY
とに分離される。なお、かかる切断工程は、型板7が固
定型取付板6から所定ストロークSだけ離れる間に行わ
れ、この間で型開き面PLは閉しているため、ランチを
小さな回転力でも簡単に切断することができる。
は、第6図に示すようにスプールと小径部Pで繋がれて
いるが、上記の如く回転体31が回転すると、第7図に
示すようにランナは小径部Pで切断され、1次成形品2
側のランナXと回転体31側(スプール側)のランナY
とに分離される。なお、かかる切断工程は、型板7が固
定型取付板6から所定ストロークSだけ離れる間に行わ
れ、この間で型開き面PLは閉しているため、ランチを
小さな回転力でも簡単に切断することができる。
第5図(C)の型開きによって1次成形品2をランナや
スプールと共に下降させた後、第5図(d)に示すよう
に、第2の製品突出板27を図示せぬ駆動源によって上
方へ移動する。このように第2の製品突出板27が上昇
すると、それに連動してランナ突出板25がバッキング
プレート24に近接するため、ランナ突出しピン37が
可動側プレート23の上面より突出し、このランチ突出
しピン37によってスプールと不要のランナYとが排出
される。この場合、第1の製品突出板26に固着された
製品突出しピン36は上昇しないため、1次成形品2と
それに繋がるランナXは可動側11/−ト23に残留す
る。
スプールと共に下降させた後、第5図(d)に示すよう
に、第2の製品突出板27を図示せぬ駆動源によって上
方へ移動する。このように第2の製品突出板27が上昇
すると、それに連動してランナ突出板25がバッキング
プレート24に近接するため、ランナ突出しピン37が
可動側プレート23の上面より突出し、このランチ突出
しピン37によってスプールと不要のランナYとが排出
される。この場合、第1の製品突出板26に固着された
製品突出しピン36は上昇しないため、1次成形品2と
それに繋がるランナXは可動側11/−ト23に残留す
る。
次いで、第5図(e)に示すように、可動側金型5を回
転軸Kを中心に180度旋回し、前述した1次成形品2
を固定側プレート8の2次側キャビティ15と対向させ
る。
転軸Kを中心に180度旋回し、前述した1次成形品2
を固定側プレート8の2次側キャビティ15と対向させ
る。
しかる後、第5図(f)に示すように再び型閉めし、今
度は別の射出機のノズルから溶融状態のポリカーボネイ
ト樹脂を第2のスプール13.2次側ランチ部19.2
次側ゲート部18を経由して2次側キャビティ15内に
充填する。この注入された樹脂は2次側キャビティ15
内において前記遮光体3となり、これにより導光体2の
一部に遮光体3が被着された2次成形品が得られる。
度は別の射出機のノズルから溶融状態のポリカーボネイ
ト樹脂を第2のスプール13.2次側ランチ部19.2
次側ゲート部18を経由して2次側キャビティ15内に
充填する。この注入された樹脂は2次側キャビティ15
内において前記遮光体3となり、これにより導光体2の
一部に遮光体3が被着された2次成形品が得られる。
その後、第5図(g)に示すように型開きし、最後に第
5図(h)に示すように、第1の製品突出し板26を上
方へ移動すると、製品突出しピン36とランナ突出しピ
ン37によって、2次成形品がランナやスプールと共に
排出され、前述した光学部品1が得られる。このように
して、一連の二色成形工程は終了する。
5図(h)に示すように、第1の製品突出し板26を上
方へ移動すると、製品突出しピン36とランナ突出しピ
ン37によって、2次成形品がランナやスプールと共に
排出され、前述した光学部品1が得られる。このように
して、一連の二色成形工程は終了する。
なお、1次ショットと2次ショットで使用される樹脂が
上記実施例に限定されるものでないことはいうまでもな
く、両ショット共に不透明樹脂を用いることも可能で、
この場合もひけの発生を防止できる。
上記実施例に限定されるものでないことはいうまでもな
く、両ショット共に不透明樹脂を用いることも可能で、
この場合もひけの発生を防止できる。
以上説明したように、本発明によれば、1次成形後の型
開き時に、その型開き力を回転力に変換して1次成形品
のランナを切断することができるため、i吹成形に圧力
損失の少ないサイドゲートの使用を可能とし、表面精度
の高い二色成形品を提供することができる。
開き時に、その型開き力を回転力に変換して1次成形品
のランナを切断することができるため、i吹成形に圧力
損失の少ないサイドゲートの使用を可能とし、表面精度
の高い二色成形品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図は全て本発明の実施例に係り、第1図は型締装置の概
略構成を示す説明図、第2図は固定側プレー1−の底面
図、第3図は可動側プレートの平面図、第4図は回転機
構の斜視図、第5図は成形工程の説明図、第6図および
第7図は回転機構の動作説明図、第8図は光学部品の平
面図、第9図はその正面図、第10図は第9図のC−C
線に沿う断面図である。 4・・・・・・・・・固定側金型、5・・・・・・・・
・可動側金型、6・・・・・・・・・固定側取付板、8
・・・・・・・・・固定側プレート、9・・・・・・・
・・ストップピン、12・・・・・・・・・第1のスプ
ール、13・・・・・・・・・第2のスプール、16・
・・・・・・・・1次側ゲート部、20・・・・・・・
・・ピン本体、21・・・・・・・・・ピン、22・・
・・・・・・・ロック孔、23・・・・・・・・・可動
側プレート、30・・・・・・・・・回転機構、31・
・・・・・・・・回転体、32・・・・・・・・・支持
体、38・・・・・・・・・パーティングロック。 第2図 第3図 7 第4図 第6区 第 ? 図 I5!IA (C) (d) 第5図 26 fクツ (h) 1i8図 第9図 第10図
略構成を示す説明図、第2図は固定側プレー1−の底面
図、第3図は可動側プレートの平面図、第4図は回転機
構の斜視図、第5図は成形工程の説明図、第6図および
第7図は回転機構の動作説明図、第8図は光学部品の平
面図、第9図はその正面図、第10図は第9図のC−C
線に沿う断面図である。 4・・・・・・・・・固定側金型、5・・・・・・・・
・可動側金型、6・・・・・・・・・固定側取付板、8
・・・・・・・・・固定側プレート、9・・・・・・・
・・ストップピン、12・・・・・・・・・第1のスプ
ール、13・・・・・・・・・第2のスプール、16・
・・・・・・・・1次側ゲート部、20・・・・・・・
・・ピン本体、21・・・・・・・・・ピン、22・・
・・・・・・・ロック孔、23・・・・・・・・・可動
側プレート、30・・・・・・・・・回転機構、31・
・・・・・・・・回転体、32・・・・・・・・・支持
体、38・・・・・・・・・パーティングロック。 第2図 第3図 7 第4図 第6区 第 ? 図 I5!IA (C) (d) 第5図 26 fクツ (h) 1i8図 第9図 第10図
Claims (1)
- 1次側キャビティに第1の樹脂を充填して1次成形品を
成形した後、型開きをして前記1次成形品を2次側キャ
ビティに位置せしめ、当該位置で型閉めした後、前記2
次側キャビティに第2の樹脂を充填して2次成形品を成
形する二色成形方法において、前記1次成形品をサイド
ゲートを用いて成形した後、この1次成形品の型開き時
に、その型開き力を回転力に変換して1次成形品のラン
ナを切断し、次いで、この切断された不要なランナをエ
ジエクトし、しかる後、前記2次側キャビティで2次成
形品を成形することを特徴とする二色成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1281633A JP2625554B2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | 二色成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1281633A JP2625554B2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | 二色成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03143614A true JPH03143614A (ja) | 1991-06-19 |
JP2625554B2 JP2625554B2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=17641833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1281633A Expired - Fee Related JP2625554B2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | 二色成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2625554B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105619725A (zh) * | 2015-12-22 | 2016-06-01 | 宁波舜宇模具股份有限公司 | 双色脱芯旋转复合顶出机构 |
CN113334710A (zh) * | 2021-05-12 | 2021-09-03 | 宁波方正汽车模具股份有限公司 | 一种二次顶出机构 |
-
1989
- 1989-10-31 JP JP1281633A patent/JP2625554B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105619725A (zh) * | 2015-12-22 | 2016-06-01 | 宁波舜宇模具股份有限公司 | 双色脱芯旋转复合顶出机构 |
CN113334710A (zh) * | 2021-05-12 | 2021-09-03 | 宁波方正汽车模具股份有限公司 | 一种二次顶出机构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2625554B2 (ja) | 1997-07-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |