JPH03142206A - 熱硬化性樹脂成形法 - Google Patents

熱硬化性樹脂成形法

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JPH03142206A
JPH03142206A JP1281389A JP28138989A JPH03142206A JP H03142206 A JPH03142206 A JP H03142206A JP 1281389 A JP1281389 A JP 1281389A JP 28138989 A JP28138989 A JP 28138989A JP H03142206 A JPH03142206 A JP H03142206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
smc
mold
curing
curing time
molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1281389A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Morimoto
尚夫 森本
Shohei Kawasaki
章平 川崎
Masaharu Takeshima
武島 正治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、成形材料としてS M C(Sheet M
Iding Compound)を用い、これを金型に
装入し、プレス成形機等によって加圧、加熱して硬化す
る、熱硬化性樹脂成形法に関する。
〔従来の技術〕
従来、SMCを用いた熱硬化性樹脂成形法は、ガラス繊
維マットまたはチM7プドストランドに、不飽和ポリエ
ステル樹脂等の熱硬化性樹脂、硬化剤、増粘剤、充填剤
、顔料等を混合したペースト状の混合物を含浸させた後
、ポリエチレン等のフィルムで両面を被覆してシート状
とし、所定の温度に一定時装置いて、化学反応によって
増粘させ、粘着性のない状態にしたシート状物、即ちS
MCの原反を成形材料とし、成形に当っては、SMCの
原反からフィルムを剥離し、所定の寸法に裁断したSM
Cを所定重量計量し、加熱したマンチドダイに装入し、
プレス成形機等によって加圧硬化させることによって行
われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、プレス成形サイクルは、■材料装入、■型閉、
■硬化、■型開、■製品取出し、の5段階の工程から戒
り立っており、このうち■硬化が成形の主要工程であっ
て且つ最もサイクル時間が長く、例えばある成形品で、
l成形サイクル250秒のうち、硬化に200秒を要す
るという例がある。この硬化時間は成形品の肉厚によっ
て支配され、肉厚が大となる程長くなる。従って、例え
ばFRP浴槽、防水パン等のように、全体の肉厚は4〜
7IIIII+程度であっても、底部裏面のリブや脚取
付部ボス等、15mm前後の厚肉部を有する成形品の場
合、その極く一部分の肉厚に見合った硬化時間を取る必
要があるため成形サイクル時間が長くなり、生産性を低
下させてしまうという問題がある。
本発明は従来技術のこのような問題点を解決するために
なされたものであり、その目的とする所は、部分的な厚
肉部(以下単に「厚肉部」と称する)を有する成形品を
成形する場合の成形サイクル時間を短縮して、生産性を
向上せしめようとするところにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の熱硬化性樹脂成形
法は、SMCよりも硬化時間の短い材料を、厚肉部に対
応する型窩に供給した後、SMCを金型内に装入して、
加圧、加熱し硬化させることを要旨とするものである。
金型は、厚肉部を成形する型窩が下型に含まれるように
製作したものをプレス成形機に取付け、フィーダから送
り込まれるSMCよりも硬化時間の短い材料を、該厚肉
部を成形する型窩に供給する。
SMCよりも硬化時間の短い材料は、熱硬化性樹脂と充
填材を主成分とする混合物である。
熱硬化性樹脂としては、不飽和ポリエステル樹脂、エポ
キシ樹脂等が使用可能で、これに硬化剤、必要により硬
化時間を短縮するための促進剤を加える。硬化剤として
は以下のようなものが用いられる。
■不飽和ポリエステル樹脂の場合 ・ベンゾイルパーオキサイド ・ラウロイルパーオキサイド ・メチルエチルケトンパーオキサイドに促進剤としてナ
フテン酸コバルト ■エポキシ樹脂の場合 ・アごン系硬化剤 充填材としては、炭酸カルシウム、クレータルク、珪砂
等が用いられるが、更に好ましくは強度を向上させるた
めに、短繊維長のガラス繊維、合成繊維等を添加する。
なお、SMCの裁断、秤量、積み重ね、金型への装入、
フィーダによるSMCよりも硬化時間の短い材料の均一
供給、金型の開閉、成形品の取出し等の工程は、自動的
に行われる装置となされている。
また、秤量に際しては、通常秤量機を用いるが、該秤量
機は所定寸法に裁断されたSMCを、所定の装入重量h
0以下の重量W、になるよう秤り取り、且つその差W’
=W。−一、を読み取ってコントローラへ信号を発し、
コントローラはその信号に見合った時間フィーダを作動
させて、−゛に相当する量の重量調整材を金型へ自動的
に送り込む装置となされている。
〔作用〕
本発明の成形法では、SMCよりも硬化時間の短い材料
を、厚肉部に対応する型窩内に供給した後、SMCを金
型内に装入するようにしたので、厚肉部の硬化時間が短
縮され、その結果、成形サイクル時間が短縮される。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例として、ポリエステル樹脂系FR
P浴槽の成形に例をとり、図面を参照しながら詳細に説
明する。
第1図において、SMCの原反1は表裏両面を被覆して
いるフィルム2,2を剥離されながら裁断機3へ移送さ
れ、裁断機3によって所定の寸法のSMC4に裁断され
、更に秤量機5へ移送される。秤量機5は、裁断された
SMC4から所定の装入型IW。以下の重量を秤り取る
よう予め設定されており、秤り取られた突型1 y +
のSMC4は、秤量機5の上で一旦待機する。
秤量機5はHoと−、の差W’=−0−wIを検出しコ
ントローラ6へ信号を送る。コントローラ6は秤量機5
より送られる重量差W″の信号を受け、フィーダ7に対
して重量差h°に比例した時間駆動させる信号を送る。
フィーダ7は混練機をも兼ねており、コントローラ6か
ら送られてくる信号によって、前記の重量差割に応じて
予め設定された時間スクリュー71が駆動し、充填材8
と樹脂9が混練されて、SMCよりも硬化時間の短い材
料10となって、供給ロア2より押し出され、ロボット
11により、金型の下型12内の所定の位置に供給され
る。
なお硬化剤、必要によって促進剤も樹脂と一緒にフィー
ダ7に投入、混練されることは言うまでもない。
次いで、先に秤量機5によって秤り取られ、待機してい
た重量−1のSMC4が、図には示されていない装入機
によって、既に金型の下型12内に供給されているSM
Cよりも硬化時間の短い材料10の上に装入され、金型
の上型13が下りて金型が閉じ、加圧、加熱し、硬化す
ることによって成形品となる。
次に、本実施例における、金型への成形原料の供給につ
いて、更に詳細に説明する。
第2図において、下型12は浴槽の裏面側を成形するキ
ャビティを有し、第3図に示される浴槽Aの脚部B、B
、即ち厚肉部を成形する型窩121、121を備えてい
る。上型13は浴槽Aの表面側を成形するコア型である
第1図、第2図において、フィーダ7の供給ロア2はロ
ボット11に連結されており、供給ロア2より押し出さ
れた重量−′のSMCより硬化時間の短い材料10は、
設定された作動プログラムによって作動するロボッ1−
11のアーム111に導かれて下型12の121.12
1の部分に供給され、次いで秤量機5上で待機中の重量
−1のSMC4が装入機によって下型12内に装入され
る。
なお、供給されるSMCより硬化時間の短い材料10の
重量−°は、毎サイクルとも厚肉部を成形するに必要な
重量が確保されるよう、SMCの単位重量のバラツキを
勘案して決められている必要があり、本実施例において
は、厚肉部である脚部B、Bの全部と、重量調整のため
に底Cの一部にもこれが供給されるように、秤量機5と
コントローラ6が設定されている。
また、本実施例においてSMCよりも硬化時間の短い材
料10は、不飽和ポリエステル樹脂、硬化剤としてはt
−ブチルパーオキシベンゾエートを用いたSMCよりも
硬化時間を短縮するために、ベンゾイルパーオキサイド
もしくはラウロイルパーオキサイド、充填材として炭酸
カルシウム、珪砂および短繊維長のガラス繊維を混練し
たものを用いた。
〔発明の効果〕
本発明は上記の通り構成されているので、部分的な厚肉
部の存在によって成形サイクル時間が長くなるのを防止
し、生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図および第2図は本発明の一実施例を示す概略説明
図、第3図は本実施例によって成形された製品の断面図
である。 4・・・所定寸法に裁断されたSMC15・・・秤量機
、   6・・・コントローラ、7・・・フィーダ、 
 8・・・充填材、  9・・・樹脂、10・・・SM
Cよりも硬化時間の短い材料、12・・・下型、  1
21・・・厚肉部に対応する型窩、13・・・上型、 A・・・浴槽、 B・・・脚部、 C・・・底、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金型にSMCを装入し、部分的な厚肉部を有する
    成形品を成形する熱硬化性樹脂成形法であって、該SM
    Cよりも硬化時間の短い材料を厚肉部に対応する型窩に
    供給した後、SMCを金型内に装入して、加圧、加熱し
    硬化させることを特徴とする熱硬化性樹脂成形法。
JP1281389A 1989-10-28 1989-10-28 熱硬化性樹脂成形法 Pending JPH03142206A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1281389A JPH03142206A (ja) 1989-10-28 1989-10-28 熱硬化性樹脂成形法

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JP1281389A JPH03142206A (ja) 1989-10-28 1989-10-28 熱硬化性樹脂成形法

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JPH03142206A true JPH03142206A (ja) 1991-06-18

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JP1281389A Pending JPH03142206A (ja) 1989-10-28 1989-10-28 熱硬化性樹脂成形法

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JP (1) JPH03142206A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7858494B2 (en) 2005-08-25 2010-12-28 Sumco Corporation Laminated substrate manufacturing method and laminated substrate manufactured by the method
JP2020023647A (ja) * 2018-08-08 2020-02-13 株式会社イノアックコーポレーション 繊維強化樹脂成形体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7858494B2 (en) 2005-08-25 2010-12-28 Sumco Corporation Laminated substrate manufacturing method and laminated substrate manufactured by the method
JP2020023647A (ja) * 2018-08-08 2020-02-13 株式会社イノアックコーポレーション 繊維強化樹脂成形体
WO2020031919A1 (ja) * 2018-08-08 2020-02-13 株式会社イノアックコーポレーション 繊維強化樹脂成形体およびその製造方法

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