JPH03135512A - ファラデー回転子 - Google Patents
ファラデー回転子Info
- Publication number
- JPH03135512A JPH03135512A JP27416489A JP27416489A JPH03135512A JP H03135512 A JPH03135512 A JP H03135512A JP 27416489 A JP27416489 A JP 27416489A JP 27416489 A JP27416489 A JP 27416489A JP H03135512 A JPH03135512 A JP H03135512A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical axis
- optical
- degrees
- incidence
- optical isolator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 41
- 230000010287 polarization Effects 0.000 claims abstract description 16
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 9
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N Titan oxide Chemical compound O=[Ti]=O GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、光アイソレータ等に使用されるファラデー回
転子に関するものである。
転子に関するものである。
従来の技術
半導体レーザを光通信等の光信号伝達系の光源として用
いる場合、半導体レーザからの出射光の一部が、伝送路
あるいは伝送用光学部品の各接続部で反射して、半導体
レーザの発振特性の不安定化や雑音増加を引き起こす原
因となる。この反射戻り光が半導体レーザに帰還するの
を防止するために、一般的に光アイソレータが使用され
ている。ファラデー回転子はファラデー効果を利用した
旋光素子であり、非相反性を持つことから光アイソレー
タに使用されている。
いる場合、半導体レーザからの出射光の一部が、伝送路
あるいは伝送用光学部品の各接続部で反射して、半導体
レーザの発振特性の不安定化や雑音増加を引き起こす原
因となる。この反射戻り光が半導体レーザに帰還するの
を防止するために、一般的に光アイソレータが使用され
ている。ファラデー回転子はファラデー効果を利用した
旋光素子であり、非相反性を持つことから光アイソレー
タに使用されている。
従来の光アイソレータは、例えば第３図に示すように、
偏光子１．磁気光学素子２．検光子３および磁石４を備
えた構成をとる。光アイソレータの原理は、第４図（ａ
ｌに示すように、半導体レーザからの出射光５ａは、ま
ず偏光子１を通過して直線偏光５ｂとなる。続いて飽和
磁界Ｈ中の磁気光学素子２を通過する際に、その偏光方
向は４５度回転され、その直線偏光５Ｃは偏光子１と４
５度の角度に配置した検光子３を通過して直線偏光５ｄ
となる。逆に、第４図（ｂ）に示すように、反射戻り光
６ａはまず、検光子３を通過して直線偏光６ｂとなる。
偏光子１．磁気光学素子２．検光子３および磁石４を備
えた構成をとる。光アイソレータの原理は、第４図（ａ
ｌに示すように、半導体レーザからの出射光５ａは、ま
ず偏光子１を通過して直線偏光５ｂとなる。続いて飽和
磁界Ｈ中の磁気光学素子２を通過する際に、その偏光方
向は４５度回転され、その直線偏光５Ｃは偏光子１と４
５度の角度に配置した検光子３を通過して直線偏光５ｄ
となる。逆に、第４図（ｂ）に示すように、反射戻り光
６ａはまず、検光子３を通過して直線偏光６ｂとなる。
続いて飽和磁界Ｈ中の磁気光学素子２を通過する際に、
ファラデー効果の持つ非相反性により、偏光方向はさら
に４５度回転され、直線偏光６Ｃとなり偏光子１と直交
するために通過できなくなる。以上のような原理で、反
射戻り光が半導体レーザに帰還するのを防止することが
できる。
ファラデー効果の持つ非相反性により、偏光方向はさら
に４５度回転され、直線偏光６Ｃとなり偏光子１と直交
するために通過できなくなる。以上のような原理で、反
射戻り光が半導体レーザに帰還するのを防止することが
できる。
発明が解決しようとする課題
このような従来の光アイソレータの構成では、偏光子お
よび検光子が必要となるため、ケースに収納する際に内
部に余分な空間が生じて、光アイソレータの小型化には
限界があった。さらに、組み立ての際に、光の偏光方向
の微調整が必要になるという欠点があった。
よび検光子が必要となるため、ケースに収納する際に内
部に余分な空間が生じて、光アイソレータの小型化には
限界があった。さらに、組み立ての際に、光の偏光方向
の微調整が必要になるという欠点があった。
本発明はこのような課題を解決するもので、小型で組み
立てが容易な光アイソレータの提供を目的とするもので
ある。
立てが容易な光アイソレータの提供を目的とするもので
ある。
課題を解決するための手段
本発明は前記課題を解決するために、光の入射面を光軸
に対して４５度傾けかつ出射面を光軸と入射面の両方に
対して４５度傾けた磁気光学素子の入出射面に、偏光分
離膜を形成したファラデー回転子を提供するものである
。
に対して４５度傾けかつ出射面を光軸と入射面の両方に
対して４５度傾けた磁気光学素子の入出射面に、偏光分
離膜を形成したファラデー回転子を提供するものである
。
作用
本発明のファラデー回転子によれば、偏光分離膜が直接
磁気光学素子に形成されており、しかも光の入射面と出
射面が４５度傾いた構造となっているので、直線偏光を
得るための偏光子および検光子を除くことができ、小型
で組み立てが容易な光アイソレータを得ることができる
。
磁気光学素子に形成されており、しかも光の入射面と出
射面が４５度傾いた構造となっているので、直線偏光を
得るための偏光子および検光子を除くことができ、小型
で組み立てが容易な光アイソレータを得ることができる
。
実施例
以下、本発明の実施例を第１図および第２図に基づき説
明する。
明する。
第１図に本発明によるファラデー回転子の構造を示す。
まず、磁気光学素子７（例えばＹＩＧ）を円筒状とした
後、光軸８に対して４５度となるように入射面９を光学
研磨する。次に、光軸に対して４５度でかつ入射面９に
対しても４５度となるように出射面１０を光学研磨する
。その際、光軸上での入出射面間の距離が偏光方向を４
５度回転させる長さとなるようにしておく。続いて、入
射面９および出射面１０に偏光分離膜（例えば５ｉＯ＝
とＴｉＯ２の多層膜）を形成しファラデー回転子とする
。さらに、第２図に示すように、このファラデー回転子
を磁石１１中に固定し光アイソレータとする。
後、光軸８に対して４５度となるように入射面９を光学
研磨する。次に、光軸に対して４５度でかつ入射面９に
対しても４５度となるように出射面１０を光学研磨する
。その際、光軸上での入出射面間の距離が偏光方向を４
５度回転させる長さとなるようにしておく。続いて、入
射面９および出射面１０に偏光分離膜（例えば５ｉＯ＝
とＴｉＯ２の多層膜）を形成しファラデー回転子とする
。さらに、第２図に示すように、このファラデー回転子
を磁石１１中に固定し光アイソレータとする。
ここで、半導体レーザからの出射光１２ａは、まず偏光
分離膜が形成された入射面９を通過して直線偏光１２ｂ
となる。続いて磁気光学素子７を通過する際に、その偏
光方向は４５度回転され、その直線偏光１２ｃは入射面
９と４５度の角度を持つ出射面１０に形成された偏光分
離膜を通過して直線偏光１２ｄとなる。逆に、反射戻り
光１３ａはまず、偏光分離膜を形成された出射面１０を
通過して直線偏光１３ｂとなる。続いて磁気光学素子７
を通過する際に、その偏光方向はファラデー効果の持つ
非相反性により、さらに４５度回転されるので、直線偏
光１３ｃは入射面９に形成された偏光分離膜を通過でき
ない。
分離膜が形成された入射面９を通過して直線偏光１２ｂ
となる。続いて磁気光学素子７を通過する際に、その偏
光方向は４５度回転され、その直線偏光１２ｃは入射面
９と４５度の角度を持つ出射面１０に形成された偏光分
離膜を通過して直線偏光１２ｄとなる。逆に、反射戻り
光１３ａはまず、偏光分離膜を形成された出射面１０を
通過して直線偏光１３ｂとなる。続いて磁気光学素子７
を通過する際に、その偏光方向はファラデー効果の持つ
非相反性により、さらに４５度回転されるので、直線偏
光１３ｃは入射面９に形成された偏光分離膜を通過でき
ない。
このような構成とすることによって、偏光子および検光
子を除くことができ、小型で組み立てが容易な光アイソ
レータが実現できる。
子を除くことができ、小型で組み立てが容易な光アイソ
レータが実現できる。
なお、前記実施例の光アイソレータにレンズおよび光フ
ァイバーを加え、光アイソレータ付き半導体レーザモジ
ニールとすることもできる。
ァイバーを加え、光アイソレータ付き半導体レーザモジ
ニールとすることもできる。
発明の効果
以上のように本発明によれば、光の入射面を光軸に対し
て４５度傾け、かつ出射面を光軸と入射面の両方に対し
て４５度傾けた磁気光学素子の入出射面に、偏光分離膜
を形成したことによって偏光子および検光子のない小型
で組み立てが容易な光アイソレータが得られることとな
る。
て４５度傾け、かつ出射面を光軸と入射面の両方に対し
て４５度傾けた磁気光学素子の入出射面に、偏光分離膜
を形成したことによって偏光子および検光子のない小型
で組み立てが容易な光アイソレータが得られることとな
る。
第１図は本発明によるファラデー回転子の側面図、第２
図は本発明による光アイソレータを説明するための説明
図、第３図は従来の光アイソレータの分解斜視図、第４
図は光アイソレータの原理図である。 ７・・・・・・磁気光学素子、８・・・・・・光軸、９
・・・・・・入射面、１０・・・・・・出射面、１１・
・・・・・磁石、Ｈ・・・・・・飽和磁界。
図は本発明による光アイソレータを説明するための説明
図、第３図は従来の光アイソレータの分解斜視図、第４
図は光アイソレータの原理図である。 ７・・・・・・磁気光学素子、８・・・・・・光軸、９
・・・・・・入射面、１０・・・・・・出射面、１１・
・・・・・磁石、Ｈ・・・・・・飽和磁界。
Claims (1)
- 光の入射面を光軸に対して４５度傾けかつ出射面を光軸
と入射面の両方に対して４５度傾けた磁気光学素子の入
出射面に、偏光分離膜を形成したことを特徴とするファ
ラデー回転子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27416489A JPH03135512A (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | ファラデー回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27416489A JPH03135512A (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | ファラデー回転子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03135512A true JPH03135512A (ja) | 1991-06-10 |
Family
ID=17537928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27416489A Pending JPH03135512A (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | ファラデー回転子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03135512A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5278853A (en) * | 1991-05-28 | 1994-01-11 | Mitsubishi Gas Chemical Co., Ltd. | Optical isolator |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61279806A (ja) * | 1985-06-05 | 1986-12-10 | Mitsubishi Electric Corp | 薄膜形光アイソレ−タ |
-
1989
- 1989-10-20 JP JP27416489A patent/JPH03135512A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61279806A (ja) * | 1985-06-05 | 1986-12-10 | Mitsubishi Electric Corp | 薄膜形光アイソレ−タ |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5278853A (en) * | 1991-05-28 | 1994-01-11 | Mitsubishi Gas Chemical Co., Ltd. | Optical isolator |
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