JPS6118481Y2 - - Google Patents

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JPS6118481Y2
JPS6118481Y2 JP1980063659U JP6365980U JPS6118481Y2 JP S6118481 Y2 JPS6118481 Y2 JP S6118481Y2 JP 1980063659 U JP1980063659 U JP 1980063659U JP 6365980 U JP6365980 U JP 6365980U JP S6118481 Y2 JPS6118481 Y2 JP S6118481Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は偏光プリズムに係り、特に小型の光分
岐接続器等の構成部品に好適な偏光プリズムに関
する。
近年、光通信技術が実用化されるようになつ
て、種々の改良された光通信用機構部品が提供さ
れるようになつてきている。
光サーキユレータはこうした光通信用機構部品
の一種であつて、簡単にいうと例えば4個の光入
出射端(これをポートと呼ぶ)を有するもので
は、第1ポートからの光が第2ポートに、第2ポ
ートからの光が第3ポートに、第3ポートからの
光が第4ポートに、第4ポートからの光が第1ポ
ートに夫々伝達されるようにして1→2,2→
3,3→4,4→1という巡回的な接続が可能な
光分岐接続器のことである。
この光サーキユレータは将来予想される光通信
において、双方向通信、障害深索、データリンク
等の複雑な使用形態を可能にするものである。
また、光スイツチや光分波器等と同様にこの光
サーキユレータは伝送損失およびクロストークの
減少等が強く望まれている。このため、伝送フア
イバーから出射された光をレンズにより平行光束
に修正してから、種々の操作を行い、そして集光
レンズを介して再び伝送フアイバに入射させるこ
とが一般的に行われている。
というものの、一旦光フアイバから出射された
光は、たとえレンズを介しても実際には除々に広
がり、伝送フアイバに再入射させるまでの間に分
散されてかなりの損失を生む。
そこで、出射フアイバから入射フアイバまでの
光の径路長をできるだけ短くすることが必要とな
る。換言すれば、伝送損失の低減を図る上でも、
光機構部品は小型であることが望ましい。
さて、ここで従来提案された光サーキユレータ
をみると、それはフアラデー回転子を挟んで2個
の偏光プリズムを配置した構成を有している。
第1図は従来のこうした光サーキユレータを示
す図である。図中、1および2は方解石でつくら
れた1対のプリズム1a,1bと2a,2bを貼
り合せた偏光プリズムであり、その貼り合せ面に
は薄い接着層が介在している。また3aおよび3b
はプリズム・ミラー、4aおよび4bは直流磁界
発生用の円環状の永久磁石、5aおよび5bは
YIG等の透明磁性体片、6aおよび6bは1/2波
長板等の旋光板であつて、永久磁石4aと透明磁
性体片5aとで、また永久磁石4bと透明磁性体
片5bとでフアラデー回転子が構成されている。
この構成によつて、いまポートP1から自然光が
入射されたとすると、偏光プリズム1の貼り合せ
面において偏光分離され、常光線と異常光線とな
り、一方はこの貼り合せ面を透過し、他方は反射
させられる。これらの分離された常光線および異
常光線はプリズム・ミラー3bまたは3aで反射
されフアラデー回転子4bまたは4aおよび旋光
板6bまたは6aを透過する。この透過の際、各
光線の偏光面は45゜ずつ2度回転させられるが、
フアラデー回転子における旋光方向と旋光板にお
ける旋光方向とが逆方向となつているので、これ
らの旋光作用は打ち消され結局は全く旋光を受け
ないものと同等となる。
従つて、これらの透過光線が偏光プリズム2に
入射されると、常光線と異常光線は貼り合せ面で
合成されポート2に到達する。
すなわち、一旦分離され、再び結合してポート
2に達するから、光の損失はあまりない。
今度は逆にポート2から光を入射させると、フ
アラデー回転子4a,4bおよび旋光板6a,6
bを透過する際旋光方向が合致して90゜旋光され
てしまう。従つて、透過前に常光線であつた光は
透過後には異常光線に変化し、同様に透過前に異
常光線であつた光は常光線に変化する。このた
め、偏光プリズム1において離された光が結合さ
れて出射する方向はポート3となる。他の場合も
同様であつて、まとめるとポート1およびポート
3からの光はポート2およびポート4へ夫々平行
に伝送され、逆にポート2およびポート4からの
光は交錯して夫々ポート3およびポート1に送ら
れる。
以上のようにこの光サーキユレータは非偏光を
使用して動作させることができ、また分離された
光が両方とも無駄にならないという点で従前のも
のに比較し大きく改良されている。
しかしながら、偏光ミラー1,2の他にプリズ
ム・ミラーを必要とし、またフアラデー回転子を
2個必要とする。このために、製造コストの面に
おいて不利であるばかりでなく、伝送特性上も小
型化が望めず不利である。更に偏光プリズムが方
解石であるため、光の分離を完全に行うことが困
難である。というのは、偏光プリズムの貼り合せ
面に対し一方の偏光光にとつてブリユスタ角で光
を入射させると反射光が完全偏光となるが、方解
石と空気との境界におけるブリユスタ角は他方の
偏光にとつて全反射条件を満足する角度となら
ず。反射すべき偏光光の一部も透過してしまうか
らである。これを回避するために、貼り合せ面を
多層膜処理する等のことが試みられているようで
はあるが、製造コスト上および精度上極めて不利
となる。
要するに実用的な価格の製品として完全な分離
を行い得るものは提供されていないのである。
本出願人は上記状況を鑑みて次のような偏光プ
リズムを先に提案したが、これにより完全な分離
を行うことができ、かつ光サーキユレータに使用
して小型かつ部品点数の少ない光サーキユレータ
を構成し得る偏光プリズムを提供することができ
た。
すなわち、先に提案済みの偏光プリズムは、結
晶の光学軸に平行な面同士を微小間隙を介し対向
させた2個のプリズムを有する偏光プリズムであ
つて、前記光学軸に直交しかつ前記対向面に対し
常光線によるブリユスタ角で入射する光線を該対
向面において偏光分離すると共に、分離した常光
線および異常光線を夫々のプリズム内で全反射さ
せ相互に平行かつ同じ向きにさせる全反射面を設
け、かつ平行にされたこれら2光線をプリズム内
部より出射させる透過面を該2光線に直交させた
偏光プリズムであるが、本考案に先立ちその一例
を図面に従つて説明する。
第2図Aは上記偏光プリズムの代表例を示すも
のである。第3図は動作原理を説明するための図
である。
第2図Aにおいて、10および20は二酸化チ
タンよりなる三角柱状および四角柱状のプリズム
であり、これらのプリズム10,20の光学軸は
紙面に垂直となつている。また、Cはプリズム1
0とプリズム20との対向面であつて、例えば10
μ程度の極めて薄い空気層が介在している。
10Aおよび10Bはプリズム10の光入出射
および内部全反射を行う面、20Aおよび20B
は同じくプリズム20の光入出射および内部全反
射を行う面である。
この偏光プリズムの形状は、次のようになつて
いる。
まず、対向面Cが基準となり、面10Aはプリ
ズム内部から外部に向う常光線によつて定まるブ
リユスタ角θをもつて対向面Cと交差するよう形
成され、面20Aも同一角度θで対向面Cと交差
するよう形成される。この場合、二酸化チタンは
波長1.3μの常光線(光学軸と偏光面とが直交し
ている光線)による屈折率npが2.46であり、同
じく波長1.3μの異常光線(光学軸と偏光面とが
平行な光線)による屈折率neが2.72である。
そこで、前記ブリユスタ角θは常光線の屈折率
pから、次式により定められる。
θ=arccotnp≒22.1゜ このような角θをもつて面10Aおよび20A
が形成される理由は、常光線成分および異常光線
成分の両方を含む非偏光(自然光または偏光面が
傾斜した直線偏光光線もしくは随円偏光光線)を
これらの面10A,20Aに垂直に入射させて単
一径路に沿つて対向面Cに至らせるときに、対向
面Cに対する入射角をブリユスタ角θとなすため
である。
他方、面10Bおよび20Bは互いに平行に設
けられ、かつプリズム内部から外部に出射される
光線lT,lRと直交するように角度付けられる。
図示の場合には対向面Cに対して3θ≒66.3゜で
交差するようこれら面10B,20Bが設けられ
るている。
このような構成であるため、いま例えば非偏光
光線lが面20A(面10Aでも同様)に垂直に
プリズム20内に透過してくると、対向面Cには
ブリユスタ角θで入射される。このため非偏光光
線lに含まれていた常光線lTがこの対向面を完
全に透過し、逆に異常光線lRはne sinθ≒
1.02>1なる全反射条件を満たすため全く透過さ
れず完全に反射される。
すなわち、自然光lからの偏光・分離が完壁に
なされる。方解石のプリズムの場合に反射すべき
偏光光線の一部分が透過されるという不都合があ
つたが、この二酸化チタンでつくられたプリズム
ではそういう不都合が生じない。
もし、次の条件を満たす物質があれば、二酸化
チタンに替つてその物質を用いることができる。
すなわち、常光線における屈折率np,異常光
線における屈折率ne,常光線におけるブリユス
タ角θに関して次式が満たされればよい。
e sinθ>1 …(1) cotθ=np …(2) (1)より ne >cosec2θ …(1)′ (2)より np =cot2θ …(2)′ (1)′−(2)′より ne −np >1 …(3) この式より、複屈折率の平方差が1より大であ
ればよいことが理解されよう。
尚、二酸化チタンの場合、波長1.3μにおいて
e −np ≒1.35となる。
次にこのような偏光・分離された常光線lT
対向面Cに介在する微小空隙を径て他方のプリズ
ム10内に侵入する。その結果、入射光lと同一
方向に配向される。具体的には、第3図に示すよ
うに、プリズム20と微小空隙との境界で一度屈
折偏光され、続いて微小空隙とプリズム10との
境界で再び屈折偏光される。
2度目の屈折でもブリユスタ角になつている。
この2度目の屈折による偏光が光線方向を正反対
に屈折させるため、結局入射光lと常光線lT
は平行となり、両者の間の距離xは微小空隙の厚
さをtとするときx=t.sin(90゜−2θ)/sin
θ〔ただしθはブリユスタ角で22.1゜である)と
なる。具体的にはt=10μのとき、x=19μとな
り、実際上この距離は無視され得る。
第2図Aに戻つて、以上のように分離されプリ
ズム10内とプリズム20内とを夫々進む常光線
Tと異常光線lRは各プリズム内で全反射され
る。
常光線lTが面10Aと対向面とにおいて反射
された後の方向は、異常光線lRが面20Aで反
射された後の方向と一致し、平行となる。このこ
とは対向面Cに関して常光線lTと異常光線lR
が線対称(面対称)な方向に分離され、また同様
に対称な角度をもつて配置された面10A,20
Aで全反射されていることを考察すれば容易に理
解される。
すなわち、等しい回数だけ(1回ずつ)反射さ
れた常光線lTとlRとは対向面Cに関して対称な
角度を有するよう方向付けられており、更に常光
線lTは2回目の反射で対向面Cに関し対称角度
をもつように方向付けられるから、1回反射され
た異常光線lRと2回反射された常光線lTとは平
行になるのである。
そして、平行になつたこれら常光線lTと異常
光線lRは面10Bと面20Bとを垂直に透過し
てプリズム10,20の外部に出射される。
このように本発明に係る偏光プリズムは分離さ
れた常光線lTと異常光線lRとを平行に出射する
ため、この偏光プリズムを使えば小型で部品点数
が少ない光サーキユレータを提供することができ
る。
このプリズムにより小型化できることがよくわ
かるようにするため、プリズム内の光線路をその
幅も含めて示したのが第2図Bである。
プリズムの各角度は次の通りである。
1=66.29゜ 2=22.10゜ 3=91.61゜ 4=112.10゜ 5=113.71゜ 6=44.19゜ 7=90゜ この図をみると、光束の幅に比して、プリズム
内の空間が有効に使われていることがわかる。ま
た、2本の出射平行光線は十分に近づけられるこ
ともわかる。
第4図A〜Dはこの偏光プリズムを用いた光サ
ーキユレータを示すものであり、この光サーキユ
レータは第2図に示す偏光プリズム2個、第1図
に示すフアラデー回転子4a,5aと旋光板6a
とからなるような旋光装置45を1個有する。分
離された常光線lT、異常光線lRが平行かつ近接
しているため、旋光装置45をこれら2光線毎に
設ける必要がなく、1個を2光線に対し共用する
ことができる。
逆に言うと、平行でない光線に対し旋光装置を
共用させたとすれば、少なくとも一方の光線とフ
アラデー回転子の磁界方向とが合致しなくなる。
このような状態で直線偏光光線(完全偏光光線)
の旋光を行うと、旋光後の光線は直線偏光となら
ず随円偏光(不完全偏光)となる。すなわち、折
角偏光分離した光線の実質的な分離度が阻害され
る不具合を招来する。
この理由によつて、平行でない光線に対して
は、別々の旋光手段を必要とするのである。
また、第4図に示す光サーキユレータにおいて
は、分離された常光線lTと異常光線lRが平行な
ので、これらを再び統合するために、受光側の偏
光プリズムに集中させるプリズム・ミラー等を一
切必要としない。
従つて、その分だけ光路長が短かくなり、また
プリズム・ミラーに対する光線の入射がないの
で、伝送損失が減少する。
尚、この光サーキユレータの動作は概略的に
は、第1図のものと同様であり、第4図Aに示す
ように第1ポートP1からの光線は偏光プリズム4
0で分離偏光され常光線lTと異常光線lRとにな
つた後、旋光装置45を透過し(偏光面は不変)
で再び偏光プリズム50に入射され、そこで統合
されて第2ポートP2に至る。第2ポートP2からの
光線は同図Bに示す径路を経て、途中で旋光装置
45において偏光面が90゜回転させられるので、
偏光プリズム40での動作が逆になり結局第3ポ
ートP3に至る。第3ポートP3からの光線は第1ポ
ートP1からの光線と同様であり、第4図Cに示す
径路を経て第4ポートP4に至る。第4ポートP4
らの光線は第2ポートP2からの光線と同様に旋光
装置45において偏光面が90゜回転させられるの
で、第4図Dに示す径路を経て第1ポートP1に至
る。図中lT′は旋光装置45透過前は異常光線l
Rであつたが透過後に常光線に変化している光線
を示し、lR′は逆に旋光装置45透過前は常光線
Tであつたが透過後に異常光線に変化している
光線を示す。
ところで、以上説明した提案済み(特願昭54−
95774号)の偏光プリズムでは、光入射端面、光
出射端面が光線に対して垂直であつたため、その
面での反射光が入射光線の経路を逆行することに
なつた。そのため、このプリズムを用いた光サー
キユレータ、光スイツチ等は、クロストーク、反
射光などが生じるという欠点がある。
本考案の目的は、偏光プリズムでの反射光が逆
行することにより光部品の性能が劣化することを
防ぐことにある。
この目的は本考案においては、上記偏光プリズ
ムにおいて入射光線、出射光線にそれぞれ垂直で
あつた光入射端面、光出射端面を等しい角度傾け
ることにより、その面での反射光を逆行しないよ
うにし、また、傾斜量を+1゜〜+6゜もしくは
−1゜〜−6゜の範囲とすることにより偏光プリ
ズム本来の機能を保つようにした偏光プリズムに
より達成される。
以下、本考案の一実施例を図面に従つて詳細に
説明する。
第5図は本考案の実施例を示す図であり、第2
図のものに対応させて示している。
第2図との相違は、各プリズム10′,20′の
面と面との交差角のみである。
すなわち、対向面Cとプリズム10′の面10
A′との交差角、および対向面Cとプリズム2
0′の面20A′との交差角をブリユスタθ+微小
傾斜角δとしている。また、プリズム10′の面
10B′と対向面Cとの交差角を3θ+3δとし、
プリズム20′の面20A′と面20B′との交差角
2θ+2δとしている。
そして、対向面Cにおける光線の入射角は、ブ
リユスタ−角θのままとしている。
この結果、光線がプリズムの各面に入射され透
過するときの角度が入射角にして0゜、つまり直
交とはならなくなるので、反射光線の逆行が生じ
なくなる。従つて、レーザ光源等の動作に悪影響
を及ぼすことが防止される。
また、上記微小傾斜角δの絶対値を2゜以下と
するならば、透過面における常光線と異常光線と
の屈折角の差が小さく、フアラデー回転子におけ
る動作上の問題も事実上無視し得る程度となる。
以上説明したように、本考案によれば、特性上
一層改良された偏光プリズムを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の光サーキユレータの一例を示す
図、第2図は本出願人が提案した偏光プリズムの
代表例を示す図、第3図は第2図に示す偏光プリ
ズムの原理を説明するための図、第4図は第2図
に示す偏光プリズムを使つた光サーキユレータの
構成および動作を示す図、第5図は本考案の実施
例を示す図である。 10,10′,20,20′……プリズム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複屈折率の平方差が1より大きな1軸結晶性物
    質よりなり結晶の光学軸に平行な面同士を微小間
    隙を介し対向させた2個のプリズムをもつて構成
    され、前記光学軸に直行しかつ前記対向面に対し
    常光線によるブリユスタ角で入射する光線を該対
    向面において偏光分離すると共に、分離した常光
    線および異常光線を夫々のプリズム内で全反射さ
    せ相互に平行かつ同じ向きにさせる全反射を設
    け、かつ該対向面に対し常光線のブリユスタ角θ
    で入射する2つの光路が該対向面の両側に対称に
    あり、かつ光線のプリズム内全反射面と光線の入
    出射面を共用する2つの面を有した偏光プリズム
    であつて、該偏光プリズムは頂角の1つがθ+δ
    (1δ1=1〜3゜)で他の1つの頂角が3θ+
    3δである第1の三角プリズムの該頂角θ+δと
    3θ+3δの間の面の1部と、頂角の1つがθ+
    δで他の1つの頂角が180゜−(3θ+3δ)であ
    る第2の三角プリズム形状の該頂角θ+δと180
    ゜−(3θ+3δ)と間の面の1部を前記対向面
    とし、かつ第2の三角プリズムの該頂角θ+δを
    含む頂部を切断した形状の四角プリズムとした事
    を特徴とする偏光プリズム。
JP1980063659U 1980-05-09 1980-05-09 Expired JPS6118481Y2 (ja)

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JP1980063659U JPS6118481Y2 (ja) 1980-05-09 1980-05-09
CA000376792A CA1160490A (en) 1980-05-09 1981-05-04 Prism polarizer
DE8181301963T DE3176546D1 (en) 1980-05-09 1981-05-05 Prism polarizer
EP81301963A EP0040033B1 (en) 1980-05-09 1981-05-05 Prism polarizer
US06/261,877 US4392722A (en) 1980-05-09 1981-05-08 Prism polarizer

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