JPH03135233A - 移動通信用一周波数交互通信方式 - Google Patents

移動通信用一周波数交互通信方式

Info

Publication number
JPH03135233A
JPH03135233A JP1273331A JP27333189A JPH03135233A JP H03135233 A JPH03135233 A JP H03135233A JP 1273331 A JP1273331 A JP 1273331A JP 27333189 A JP27333189 A JP 27333189A JP H03135233 A JPH03135233 A JP H03135233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
antenna
base station
reception
mobile station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1273331A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0744490B2 (ja
Inventor
Keisuke Suwa
諏訪 敬祐
Yasushi Kondo
靖 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP1273331A priority Critical patent/JPH0744490B2/ja
Publication of JPH03135233A publication Critical patent/JPH03135233A/ja
Publication of JPH0744490B2 publication Critical patent/JPH0744490B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、基地局と移動局との間で単一周波数の信号を
交互に送受信する移動通信方式において、基地局で受信
ダイバーシチおよび送信ダイバーシチを実現して通信品
質の改善を図った移動通信用一周波数交互通信方式に関
する。
〔従来の技術〕
第7図は、基地局と移動局との間で単一周波数の信号を
交互に送受信する移動通信方式を説明する概念図である
図において、基地局71は、ダイバーシチ用に複数(こ
こでは2本)の送受信兼用のアンテナ73、 732と
、1台の受信機と、1台の送信機とを有する。移動局7
5は、小型化のために1本の送受信兼用のアンテナ77
と、1台の受信機と、1台の送信機とを有する。
基地局71のアンテナ73.あるいはアンテナ73□か
ら送信される搬送波周波数f1の信号は、移動局75の
アンテナ77に受信される。また、移動局75のアンテ
ナ77から送信される搬送波周波数r1の信号は、基地
局71のアンテナ73゜およびアンテナ73□に受信さ
れ、その一方が選択される。すなわち、基地局71では
複数のアンテナの受信レベルの中で、それが最大となる
アンテナからの受信信号を復調する選択グイバーシチが
行われる構成である。
なお、基地局7Iと移動局75が単一周波数で双方向の
通信を行う移動通信方式は、第8図に示すように、所定
の送信時間Tで交互に送信するブレストーク通信である
。ここで、移動局75から基地局71に対する信号を上
り信号とし、基地局71から移動局75に対する信号を
下り信号とする。
第9図は、基地局および移動局の要部構成を示すブロッ
ク図である。なお、(a)は基地局を示し、(b)は移
動局を示す。
図において、基地局の送信機81および受信機82には
、スイッチ制御回路83により切り換え制御される高周
波スイッチ84.85を介してアンテナ86I、862
が接続される。移動局の送信機91および受信機92に
は、スイッチ制御回路93により切り換え制御される高
周波スイッチ94を介してアンテナ96が接続される。
なお、高周波スイッチ84.94は送受信切換え信号に
応じて切り換えられ、高周波スイッチ85はアンテナ切
換え信号により切り換えられる。
ここで、移動局が送信する上り信号の送信時間T内では
、移動局の高周波スイッチ94は送信機9I側に、基地
局の高周波スイッチ84は受信機82側に切り換えられ
る。また、基地局が送信する下り信号の送信時間T内で
は、基地局の高周波スイッチ84は送信機81側に、移
動局の高周波スイッチ94は受信機92側に切り換えら
れる。
また、基地局の高周波スイッチ85は、各アンテナ86
..86□に受信される信号の受信レベルが大きい方に
切り換えられる。
以下、高周波スイッチ85の切り換え動作について説明
する。
第10図は、一つの信号区間内で送受信される上り信号
および下り信号のフレーム構成を示す。
上り信号および下り信号の信号長は送信時間Tに対応し
、プリアンプル信号、情報信号およびポストアンブル信
号により構成される。なお、プリアンプル信号およびポ
ストアンブル信号には、送信情報は含まれない。
基地局では、上り信号のプリアンプル信号の受信時間り
、内で、スイッチ制御回路83が高周波スイッチ85を
交互に切り換え、受信機82で検出された各受信レベル
の大きい方のアンテナを選択する受信ダイバーシチが行
われる。
一方、移動局のアンテナは一つであるので、送信側で適
するアンテナを選択する送信ダイバーシチが行われる。
すなわち、基地局では、上り信号のポストアンブル信号
の受信時間L3内で、スイッチ制御回路83が高周波ス
イッチ85を交互に切り換え、各受信レベルを検出して
その大きい方のアンテナを選択する。なお、この送信ダ
イバーシチは、フェージングの変動が緩慢である条件の
もとで、上り信号に続く下り信号について伝搬路の相関
が十分に高い伝搬路の可逆性を利用し、基地局に受信さ
れる上り信号のポストアンブル信号の受信レベルが大き
いアンテナから送信される下り信号が、移動局での受信
レベルも大きいと見做すものである。
このように、基地局では、上り信号のプリアンプル信号
を用いて受信ダイバーシチを行い、同様に上り信号のポ
ストアンブル信号を用いて下り信号に対する送信ダイバ
ーシチを行う。なお、各ダイバーシチは、上り信号およ
び下り信号の周波数が同一であり、フェージングピッチ
が上り信号あるいは下り信号の送信時間(信号長)Tよ
りも十分に大きければ、有効に作用しかなりの効果を発
揮する。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、基地局あるいは移動局における受信レベルが
、上り信号あるいは下り信号の送信時間Tの間に、選択
されたアンテナを用いた方が相対的に下がる場合にはそ
の効果は大幅に減少する。
第11図は、基地局および移動局における洛受信レベル
が逆転する場合を説明する図である。
第11図(a)は、基地局の各アンテナの受信レベルの
変化を示す。基地局では、上り信号のプリアンプル信号
の受信時間1+で、各アンテナ861.86□の受信レ
ベルrl、r2を比較する。ここでは受信レベルr1が
大きいので、アンテナ86゜が選択される受信ダイバー
シチが行われる。ところが、上り信号の送信時間(信号
長)Tの間に、図に示すように受信レベルr、とr2の
逆転が生ずることがある。
また、第11図(b)は、基地局の各アンテナから送信
した信号の移動局における予想受信レベルの変化を示す
。基地局では、上り信号のポストアンブル信号の受信時
間t、で、各アンテナ86..86□の受信レベルr+
srzを比較する。ここでは受信レベルr2が大きくな
っているので、下り信号の送信にはアンテナ86□が選
択される送信ダイバーシチが行われる。移動局では、基
地局のアンテナ76□から送信された下り信号が受信さ
れるが、その推定される受信レベルr2は下り信号の送
信時間(信号長)Tの間に、図に示すように、予想され
る受信レベルr1との逆転が生ずることがある。
このように、従来の受信ダイバーシチおよび送信ダイバ
ーシチでは、送信時間Tの間はアンテナがそれぞれ固定
になるので、第11図に示す受信レベルが逆転する状況
においてはダイバーシチ効果が減少する問題点があった
本発明は、上り信号あるいは下り信号の送信時間に対応
する1フレ一ム信号を受信している間の受信品質の劣化
を最小限に抑え、ダイバーシチ効果を有効に引き出すこ
とができる移動通信用一周波数交互通信方式を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段] 第1図は、本発明方式の原理構成を示すブロック図であ
る。
本発明は、送受信兼用の複数のアンテナを有する基地局
と、送受信兼用の1本のアンテナを有する移動局との間
で、単一周波数の信号を所定の周期で交互に送受信し、
基地局で受信レベルの高いアンテナを用いて受信を行う
受信ダイバーシチ、および受信レベルの高いアンテナを
用いて次の移動局宛ての送信を行う送信ダイバーシチを
行う移動通信用一周波数交互通信方式において、基地局
には、複数のアンテナに対応した複数の受信機と、各受
信機の受信レベルが最大となる受信機を逐次選択する受
信ダイバーシチ制御手段と、送信時に受信レベルが最大
となる受信機に対応したアンテナを選択するとともに、
各受信レベルの所定時間後の値を予測し、逐次各予測値
が最大となるアンテナを選択する送信ダイバーシチ制御
手段とを備えて構成する。
〔作 用〕
本発明は、基地局の受信ダイバーシチでは、複数のアン
テナに対応した各受信機における受信レベルを逐次モニ
タすることができ、その最大となる受信機を用いて受信
処理を行うことが可能になるので、受信期間中は常に最
高の受信レベルを確保することができる。
また、基地局の送信ダイバーシチでは、送信に切り換わ
る直前の各受信レベルが最大であるアンテナを選択して
送信を開始する一方で、送信時間内の各時刻における各
受信レベルの値を予測し、逐次各予測値が最大となるア
ンテナを選択することにより、基地局の送信期間中は移
動局に常に最高の受信レベルを確保させることが可能と
なる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に説
明する。
第2図は、本発明方式による基地局の一実施例構成を示
すブロック図である。
図において、複数(ここでは2本)の送受信兼用のアン
テナ21+、21□には、高周波スイッチ22を介して
送信機23が接続され、また連動して切り換えられる高
周波スイッチ24を介してそれぞれ受信機25..25
□が接続される。
各受信機25..25□から出力される受信機IF(中
間周波数)信号at 、a2は、その受信レベルの検出
および比較を行うレベル検出回路26と、受信レベルの
過去および現在の値から所定時間後の移動局の受信レベ
ルを推定するレベル予測回路27に人力される。レベル
検出回路26が出力する制御信号すおよび各受信機25
..25□から出力される復調信号’I%CZが入力さ
れる切換えスイッチ28は、制御信号すに応じて各復調
信号CI、C2のいずれか一方を選択して出力する。
レベル予測回路27が出力する下り信号の送信アンテナ
を選択し、所定時間後に送信アンテナを切り換える制御
信号d、および送受信切換え信号eが人力されるスイッ
チ制御回路29は、送受信切換え信号eに応じて高周波
スイッチ22.24をそれぞれ交互に、送信機23と各
アンテナ218.21□、あるいは受信機25..25
□とアンテナ21..21□との接続に切り換え、制御
信号dに応じて送信機23とアンテナ21.あるいはア
ンテナ21□との相互切り換えを行う。
本発明の特徴とするところは、複数のアンテナに対応し
て受信機(本実施例では、二つの受信機25、.25□
)を備え、各上り信号の受信レベルから伝搬路の可逆性
を利用して移動局の受信レベルの推定により下り信号を
送信するアンテナを選択し、さらに、信号長T内におけ
る移動局の各受信レベルを予測し、それらが交差する時
点で下り信号を送信するアンテナを切り換える送信ダイ
バーシチを行うところにある。
なお、受信ダイバーシチでは、各アンテナに対応する複
数の受信機を用いて、各アンテナに受信される上り信号
の受信レベルを常時モニタし、その高い方の受信機出力
を逐次選択する構成であるので、受信レベル(通信品質
)の劣化を最小限に抑えることができる。また、従来の
受信ダイバーシチおよび送信グイバーシチでは、一つの
受信機で上り信号のプリアンプル信号およびポストアン
ブル信号をそれぞれ交互に受信してその一つを選択する
方式であるが、本発明方式では、受信レベル検出のため
のプリアンプル信号およびボ°ストアンプル信号が不要
であるので、信号長Tのすべてを情報信号とすることが
できる。
第3図は、基地局の受信レベル情報をもとに推定した移
動局の受信レベル推定値?+、?zの波形の一例を示す
図である。
図において、基地局の受信終了時刻と移動局の受信開始
時刻はほぼ等しく、移動局の受信開始時刻t5における
受信レベルは、伝搬路の可逆性から基地局の受信終了時
刻t5における受信レベルに等しい。
なお、移動局の受信レベル推定値? I 、? Zは、
時刻も、で?+<’Fzであり、時刻し、十τで?。
〈?2から71>72に逆転する(ただし、0〈τ<T
)とすれば、レベル予測回路27はスイッチ制御回路2
9に対して、時刻t、で高周波スイッチ24を受信機側
から切り離し、し、≦t<tb+τで高周波スイッチ2
2をアンテナ21□側に選択し、また、tb十τ≦L≦
1cで高周波スイッチ22をアンテナ21.側に切り換
える制御信号すを送出する。
第4図は、レベル予測回路27の構成例を示すブロック
図である。
図において、各受信機25.  25□から出力される
受信51F信号at   atは、各微分回路31+、
31□に入力され、過去の受信レベルを基に現在<t、
b )の受信レベルの傾き(微係数)を求め、各微分回
路311.31□の出力と受信機IF倍信号lsa2と
を演算回路33に取り込み、移動局の受信レベル推定値
?+ 、?zが交差する時間τを求める構成である。
第5図は、移動局の受信レベル推定値?+、rZが交差
する時間τの算出原理を説明する図である。
時刻tbにおける基地局の各アンテナに対応する受信レ
ベルをr+(tb) 、rz(tb)  とすると、移
結局の受信レベルは上述したように各々r+(tb)、
rz(tb)に等しいといえる。また、基地局の各受信
レベルから求められる時刻1+、における微係数r +
’ (tb)、r 、’ Dt、)も同様に等しい。
ここで、基地局の各アンテナ21..21□から送信し
た信号が、移動局に受信されたときの受信レベルが交差
する時刻Lb+τにおける受信レベルr 1(tb+ 
r ) 、r z(tb+τ)は、r+(tb+T)=
r+(tb)+r+’(tb)’r   ・(1)rz
(tb+τ)= r z(tb) + r 2’ (t
t、)・τ  ・・・(2)に近似され、r +(tb
+ r) = r z(tb+ r )であるので、移
動局の受信レベルが交差する時間τは、として求めるこ
とができる。
すなわち、レベル予測回路27では、微分回路31、.
31□および演算回路33により、受信機IF倍信号l
、a2およびその微分値を演算することにより、基地局
の各アンテナに対応する移動局の受信レベルの交差する
時間τを推定する。
一方、レベル予測回路27では、時刻t、で受信レベル
の高い方に対応するアンテナを送信アンテナとして選択
するようにスイッチ制御回路29に制御信号dを送出し
、また算出された時間τが0≦τ≦T(Tは信号長)で
あれば、時刻Lbと同時に演算回路33内のタイマをス
タートさせ、時刻t、+τで送信アンテナを切り換える
制御信号dを送出する。なお、スイッチ制御回路29は
、この制御信号dに応じて高周波スイッチ22に対して
、送信機23に接続されるアンテナ2121□の一つを
選択するように動作する。
なお、ここでは基地局の各アンテナに対応する移動局の
受信レベルの交差する時間τを推定し、時刻Lb+τで
送信アンテナを切り換える方式について説明したが、逐
次各受信レベルを推定してその大きい方のアンテナを選
択する方式としても同様である。
第6図は、基地局の他の実施例構成を示すブロック図で
ある。
図において、送受信兼用のアンテナ211.21□、高
周波スイッチ22.24、送信機23、受信機25I、
252、レベル検出回路26、レベル予測回路27、切
換えスイッチ28およびスイッチ制御回路29の構成は
、第2図に示した基地局の実施例と同様である。
本実施例の特徴とするところは、レベル検出回路26の
出力を取り込み、フェージング周波数を検出するフェー
ジング周波数検出回路41を備え、検出されたフェージ
ング周波数に応じて基地局および移動局の各送信時間T
(信号長)を可変とする構成にある。
すなわち、送信データは符号器43を介して送信機23
に人力されるが、符号器43はフェージング周波数検出
回路41が出力するフェージング周波数信号fに応じた
信号長を設定する。また、符号器43は、移動局に対し
て上り信号の信号長を設定する情報を付加する。
移動局では、この情報に応じた信号長により基地局宛て
の上り信号を送信する。
なお、本実施例では、切換えスイッチ28で選択された
各受信機25.  25□の復調信号C1、c2の一方
を復号器45に取り込み受信処理を行うとともに、スイ
ッチ制御回路29に入力される送受信切換え信号eを符
号器43および復号器45から取り出す構成とする。
このような構成における受信ダイバーシチは、第2図に
示した実施例と同様であり、レベル検出回路26が各ア
ンテナ21..21□に対応する受信機25□、25□
の各受信機IF倍信号a2のレベル検出を行う。切換え
スイッチ28は、その検出結果に応じた制御信号すによ
り、受信レベルの高い方の復調信号を選択して復号器4
5に送出し、上り信号情報の再現が行われる。
一方、フェージング周波数検出回路41は、レベル検出
回路26の出力によりフェージング周波数を検出し、符
号器43にフェージング周波数信号fにより通知する。
符号器43では、フェージング周波数が小さいときには
下り信号の信号長Tを長くし、フェージング周波数が大
きいときにはその信号長Tを短くする。また、移動局へ
の下り信号情報にこのフェージング周波数の値を含めて
送信し、上り信号の信号長Tを設定する。
すなわち、レベル予測回路27は、上り信号の最後の受
信レベルに応じてスイッチ制御回路29を介して下り信
号の送信アンテナを指定し、上り信号の受信から下り信
号の送信への切り換え後に、符号器43に設定される符
号長Tの下り信号を送信機23から高周波スイッチ22
および選択されたアンテナを介して送信する。
移動局では、この符号長Tの下り信号の受信処理を行い
、再び上り信号を送信するときには通知されたフェージ
ング周波数に応じた符号長Tが設定される。
基地局と移動局との間では、以上の操作が繰り返されて
単一周波数による双方向の通信が行われるが、フェージ
ング周波数に対応して下り信号および上り信号の信号長
Tを可変とすることにより、フェージング周波数が大き
くなったときのレベル劣化の確率を少なくすることがで
きる。
なお、本実施例においても、可変となった信号長Tの間
で移動局の受信レベルの推定し、基地局の送信アンテナ
を所定の時間に切り換える操作を行うことにより、ダイ
バーシチ効果を最大限に引き出すことができるが、フェ
ージング周波数に応じた信号長Tの変更のみでも所定の
効果を得ることは可能である。
[発明の効果] 上述したように、本発明は、基地局で複数のアンテナを
介して受信される信号の受信レベルを常時モニタしてダ
イバーシチを行うので、従来レベル検出に用いていたプ
リアンプル信号およびポストアンブル信号が不要となり
、単位時間当たりの情報伝送量を多くすることができる
また、基地局では移動局における受信レベルを予測し、
送信時間内に各受信レベルが相対的に入れ換わる場合に
はその都度送信用のアンテナを切り換えることにより、
移動局におけるレベル低下を最小限に抑え、通信品質の
劣化を低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成を示すブロック図。 第2図は本発明方式による基地局の一実施例構成を示す
ブロック図。 第3図は基地局の受信レベル情報をもとに推定した移動
局の受信レベル推定値の波形の一例を示す図。 第4図はレベル予測回路の構成例を示すブロック図。 第5図は移動局の受信レベル推定値が交差する時間τの
算出原理を説明する図。 第6図は基地局の他の実施例構成を示すブロック図。 第7図は基地局と移動局との間で単一周波数の信号を交
互に送受信する移動通信方式を説明する概念図。 第8図は基地局と移動局との間の交互通信を説明する図
。 第9図は基地局および移動局の要部構成を示すブロック
図。 第1O図は一つの信号区間内で送受信される上り信号お
よび下り信号のフレーム構成を示す図。 第11図は基地局および移動局における各受信レベルが
逆転する場合を説明する図。 21・・・アンテナ、22.24・・・高周波スイッチ
、23・・・送信機、25・・・受信機、26・・・レ
ベル検出回路、27・・・レベル予測回路、28・・・
切換えスイッチ、29・・・スイッチ制御回路、31・
・・微分回路、33・・・演算回路、41・・・フェー
ジング周波数検出回路、43・・・符号器、45・・・
復号器、71・・・基地局、73・・・アンテナ、75
・・・移動局、77・・・アンテナ、81.91・・・
送信機、82.92・・・受信機、83.93・・・ス
イッチ制御回路、84.85.94・・・高周波スイッ
チ、86.96・・・アンテナ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)送受信兼用の複数のアンテナを有する基地局と、
    送受信兼用の1本のアンテナを有する移動局との間で、
    単一周波数の信号を所定の周期で交互に送受信し、基地
    局で受信レベルの高いアンテナを用いて受信を行う受信
    ダイバーシチ、および受信レベルの高いアンテナを用い
    て次の移動局宛ての送信を行う送信ダイバーシチを行う
    移動通信用一周波数交互通信方式において、 前記基地局には、 前記複数のアンテナに対応した複数の受信機と、前記各
    受信機の受信レベルが最大となる受信機を逐次選択する
    受信ダイバーシチ制御手段と、送信時に前記受信レベル
    が最大となる受信機に対応したアンテナを選択するとと
    もに、各受信レベルの所定時間後の値を予測し、逐次各
    予測値が最大となるアンテナを選択する送信ダイバーシ
    チ制御手段と を備えたことを特徴とする移動通信用一周波数交互通信
    方式。
JP1273331A 1989-10-20 1989-10-20 移動通信用一周波数交互通信方式 Expired - Fee Related JPH0744490B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1273331A JPH0744490B2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 移動通信用一周波数交互通信方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1273331A JPH0744490B2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 移動通信用一周波数交互通信方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03135233A true JPH03135233A (ja) 1991-06-10
JPH0744490B2 JPH0744490B2 (ja) 1995-05-15

Family

ID=17526397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1273331A Expired - Fee Related JPH0744490B2 (ja) 1989-10-20 1989-10-20 移動通信用一周波数交互通信方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0744490B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0529993A (ja) * 1991-07-19 1993-02-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 移動通信用一周波数交互通信方式におけるダイバーシチ回路
US5799245A (en) * 1995-04-27 1998-08-25 Sharp Kabushiki Kaisha Cooperative diversity antenna switching on transmitter and receiver side
KR100433901B1 (ko) * 1998-02-21 2004-11-06 삼성전자주식회사 이동통신시스템의시간스위칭송신다이버시티장치
US6850709B1 (en) 1999-01-11 2005-02-01 Internatioal Business Machines Corporation Apparatus and method for improved connectivity in wireless optical communication systems
WO2006098008A1 (ja) * 2005-03-15 2006-09-21 Fujitsu Limited 通信装置および通信方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01173927A (ja) * 1987-12-26 1989-07-10 Nec Corp ダイバーシティ通信装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01173927A (ja) * 1987-12-26 1989-07-10 Nec Corp ダイバーシティ通信装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0529993A (ja) * 1991-07-19 1993-02-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 移動通信用一周波数交互通信方式におけるダイバーシチ回路
US5799245A (en) * 1995-04-27 1998-08-25 Sharp Kabushiki Kaisha Cooperative diversity antenna switching on transmitter and receiver side
KR100433901B1 (ko) * 1998-02-21 2004-11-06 삼성전자주식회사 이동통신시스템의시간스위칭송신다이버시티장치
US6850709B1 (en) 1999-01-11 2005-02-01 Internatioal Business Machines Corporation Apparatus and method for improved connectivity in wireless optical communication systems
WO2006098008A1 (ja) * 2005-03-15 2006-09-21 Fujitsu Limited 通信装置および通信方法
JPWO2006098008A1 (ja) * 2005-03-15 2008-08-21 富士通株式会社 通信装置および通信方法
US7684527B2 (en) 2005-03-15 2010-03-23 Fujitsu Limited Communication device and communication method
JP4824016B2 (ja) * 2005-03-15 2011-11-24 富士通株式会社 通信装置および通信方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0744490B2 (ja) 1995-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1207390A (en) Radio telephones having improved transmitting and receiving characteristics
US7953029B2 (en) Mobile communication system with transmission control of data transmission rate request value
US8392785B2 (en) Method and system for a transmitting antenna selection failure recovery mode
JP2944489B2 (ja) 無線伝送システムにおける誤り訂正方式
JP2947157B2 (ja) 送信空間ダイバーシティ制御方法及び送信空間ダイバーシティ装置
JP3403950B2 (ja) 移動局装置、移動局装置における報知チャンネル受信方法、及び移動局装置におけるセルサーチ方法
JPH0480570B2 (ja)
JP3240262B2 (ja) 適応変調伝送方法とそのシステム
CA2478312A1 (en) Method and system for implementing smart antennas and diversity techniques
US20050037770A1 (en) Radio control station, radio terminal, base station, communication system, and communication method
US5826172A (en) Mobile communications system for repeatedly transmitting paging signals
US8284736B2 (en) Apparatus and method for power-saving in multiple antenna communication system
CN100405858C (zh) 无线基站和控制无线通信的方法
JPH03135233A (ja) 移動通信用一周波数交互通信方式
WO1998025357A1 (fr) Dispositif de radiocommunication d&#39;un systeme de transmission en diversite
EP0714181B1 (en) Receiver
JPH098716A (ja) 移動体通信装置
JPH11284567A (ja) 無線送受信方法及び装置
JPH0584094B2 (ja)
JP3078193B2 (ja) 基地局選択方法およびその基地局選択装置
JPH08195704A (ja) 移動通信方式
JPH04151915A (ja) 移動通信用一周波数交互通信方式
JPH07312590A (ja) ダイバシティのアンテナ選択方法
CA2159719C (en) Mobile communications system and radio receiver
JPH02200020A (ja) アンテナ切替ダイバーシチ方式

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees