JPH03128867A - 綾振ドラム - Google Patents

綾振ドラム

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Publication number
JPH03128867A
JPH03128867A JP26621589A JP26621589A JPH03128867A JP H03128867 A JPH03128867 A JP H03128867A JP 26621589 A JP26621589 A JP 26621589A JP 26621589 A JP26621589 A JP 26621589A JP H03128867 A JPH03128867 A JP H03128867A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thread
yarn
release
unwinding
package
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Pending
Application number
JP26621589A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Akiyama
秋山 康夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 E産業上の利用分野] 本発明は、綾振ドラムに関する。
[従来の技術] 一般に、金糸機やワインタにおいては、供給パッケージ
或いは供給ボビンがらの糸を、綾振ドラムでトラバース
させながら、綾振ドラムに接して回転するパッケージに
巻取る。この場合、パンゲージの巻径の変化に対し綾角
は一定であり、ワインド数はパッテージ径の増大ととも
に変fとする。
糸を巻取方向と直交する方向にトラバースさせるための
綾振ドラムは、従来、第2図に展ffFi図で示すよう
に、直径りのドラム1の周面に、糸を左方向に案内する
左行溝3と糸を右方向に案内する右行溝4とから成る糸
案内溝2が螺線状に設けられ、左行溝3と右行溝4とは
ドラムlの両端側におけるターン部5,6で連続してい
る。そして、この糸案内溝2のワインド数は、左行溝3
及び右行溝4共に同じであり、合糸されたパッケージの
形状が最良となるワインド数、つまりパッケージの端面
がその小径部において窪んでいわゆる耳が高くなった状
態を呈したり、核落ちが生じないようなワインド数に設
定されている。具体的には、第2図から分かるように、
左行溝3及び右行溝4共に2.5ワインドとしていた。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記綾振ドラムを使用した合糸機やワインタで
巻かれたパッケージの場合、これを二重撚糸機(ダブル
ツイスタ)へ供給して巻き収る際に、1〜パツゲージ径
が小径(約直径50n+In)のときに解舒デンション
が高くなり、解舒不良による糸切れを起こすという問題
があった。
詳述するに、第3図において、二重撚糸機は、給糸パッ
ケージ7から解舒される糸8を、テンサフライヤ9を経
て給糸パッケージの中心孔頂部がらパッケージ中心孔内
l\導入し、カプセルセンサ。
ボールテンサ等を通過させてスピンドル〈図示せず)の
中心孔から半径方向に導出し、更に、外周囲のバルーン
ガイドで案内しつつ上方に送出し、」三方に位置する図
示しない糸ガイドを経て巻取ユニントで巻き取る。糸の
撚りは、スピンドル内を通る間及びスピンドルを出て糸
ガイドに至る間において、それぞれスピンドル1回転に
つき1回の割で加わる。
第3図(a)は給糸パッチ−シフからフライヤ9により
糸8が巻き方向にみて上方向に解舒される場合を、第3
図(b)はフライヤ9により糸8が下方向に解舒される
場合を示す。上方向解舒の場合は、解舒される糸8の解
舒角α〈巻回されている糸と解除されつつある糸のなす
角)が大きく、糸8にかかるテンションは比較的小さい
ので問題は生じない。しかし、下方向解舒の場合は、既
に糸8が図の巻回送り角θだけ解舒方向に傾斜している
ため、その分だけ解舒される糸8の解舒角αが小さくな
る。このため、糸8にかかるテンションが大きくなり、
下方向解舒の場合には解舒不良による糸切れを起こす。
この現象は、パッケージの径が小さいほど顕著となる。
更に良く観察すると、フライヤ9は常時均一な速度で回
転するのではなく、解舒される糸により成る時は加速さ
れ、糸が弛むと減速する、という動作を繰り返しており
、このフライヤ9の動作との関係では、糸の解舒方向が
第3図(a)の上方向から第3図(b)の下方向解舒へ
移るときにフライヤ9の加速力が最大となり、糸に大き
なテンションがかかって糸切れを起こす。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、糸を
パッケージの軸方向に解舒した場合、糸の上方向解舒か
ら下方向解舒へ移る際のフライヤの加速力を減少させ、
解舒テンションの増加のない巻き取りが行える綾振ドラ
ムを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の蚊振りドラJ\は、ドラム周面の糸案内溝にお
ける片側ターン部のリード角のみを他の部分のリード角
より小さくした構成のものである。
1作用コ ドラム周面の糸案内溝のリード角は、片側ターン部のリ
ード角だけが他の部分のリード角より小さい。このため
、この綾振ドラムで巻き取ったパッケージを二重撚糸機
等に供給し、解舒補助具たるフライヤを用いて糸をパン
ゲージの軸方向に解舒する際、糸があまり急激な解舒角
の変化を伴わないで上方向解舒から下方向解舒に移るこ
ととなり、その移行の際にフライヤにかかる加速力が減
少し、テンション増加を阻止できる。従って、テンショ
ン変動をなくし、糸切れを防止できる。また、片側ター
ン部を除く他の部分のリード角は変更を加えないので、
綾落ちも減少する。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を添(=I図面に基づいて詳述
する。
第1図は、金糸徴用の綾振ドラムであり、直径りのドラ
ム1の周面に螺線状に設けた糸案内溝2を有する。この
糸案内溝2は、従来と同様に、糸を左方向に案内する左
行溝3と、糸を右方向に案内する右行溝4とから成り、
左行溝3と右行溝4とはドラム1の両@測におけるター
ン部5.6で連続している。
この糸案内溝2のワインド数は、左行溝3及び右行溝4
共に2.5ワインドである。しかし、従来の第2図の場
合と異なり、左行溝3と右行溝4のリード角は、糸案内
溝2における片側ターン部のリード角のみを、他の部分
のリード角と異ならせである。第1図の実施例の場合、
糸案内溝2が友打消3から右行溝4に移行する片側ター
ン部5において、ターンする前の左行溝3のリード角θ
1は仝て 2.5ワインド相当角であるが、ターン後の
右行溝4のリード角θ2については4.5ワインド相当
角になっている。これに対し、糸案内溝2が右行溝4か
ら左行溝3に移行する他側ターン部6においては、ター
ンする前後で糸案内?!42におけるリード角に変1ヒ
はなく、全て2.5ワインド相当のリード角θ1となっ
ている。このように、糸案内消2にお4′Jる片ff!
I+ターン部5のリード角θ2だけを他の部分のリード
角θ1と異なる4、5ワインド相当角にしである点に特
徴がある。
この綾振ドラムを合糸機べjワ、インダに用いてパッケ
ージに巻いた場合、巻かれたパッケージの糸の巻回送り
角θ(第3図参照)も、上記リード角θ1.θ2に応じ
たものとなる。このパッケージを一重撚糸機へ供給して
巻き取る際にti、リード角θ2の部分を持つ左行溝3
により巻かれた糸屑か、第3図(b)の如く下方向解舒
となる向きにて、二重撚糸機にセットされる。
このようにすると、片側ターン部5で巻かれた部分の糸
が、上方向解舒から下方向解舒へと移行される際、糸は
、2.5ワインド糸の上方向解舒から、それよりパンケ
ージの巻回送り角θが小さい4.5ワインドの下方向解
舒へと移行されることになる。即ち、移行時の糸の解舒
角αは従来よりも大きくなる。このため、上方向解舒か
ら下方向解舒への移行時にフライヤ9にかかる加速力は
、2.5ワインドの糸を下方向解舒する場合よりも小さ
くなり、糸切れを生じなくなる。また、糸の解舒テンシ
ョンの変動がなくなって、パッケージをその軸方向に二
重撚糸機で解舒する全期間にわたり、糸切れを生じない
上記の代りに、左行溝3の全体のワインド数を2.5ワ
インド、右行溝4の全体のワインド数を4.5ワインド
とした綾振ドラノ\の構成も考えられる。かかる構成の
綾振ドラムでも、巻き取ったパッケージ7をその軸方向
に糸を解舒する際に(よ、第3図のパッケージの巻回送
り角θが2.5ワインドよりも 4.5ワインドの方−
が小さくなる。従って、下方向解舒テンションが従来よ
りも低下し、上方向解舒と下方向解舒とにおける解舒テ
ンションの差が小さくなり、糸切れを生じなくなる。
しかし、この椙戒よりも第1図に示した綾振ドラムの方
が優れている点は、■全体的に見て、ごく僅かなターン
領域を除き、基本的にどの方向にも2.5ワインドであ
るため、ドラムの製作がW1川であること、しかも、■
巻き取りのための条件も今までとほぼ同じで土いこと、
つまり綾落ちなどの問題も生じない等の長所か得られる
点にある。
上記実飽−1てti、片側ターン部にJNjる左行溝3
と右行溝4のリード角θ1.θ2を、2.5ワインド、
4.5ワインド相当としたが、これに限定されるもので
はない、要は、綾振ドラムの片側ターン部(糸解舒の際
、上方向解舒から下方向解舒に移るとこる)のリード角
のみ他の部分のリード角より小さくずれば上い。
但し、合糸されたパッケージの形状か最良となること、
−)よりパッケージの端面がその小径部において窪んで
いわゆる耳か高くなった状態を呈したり、綾落ちが土し
ないようにすることが、織機への供給を容易とする上で
好ましいので、左行溝3のリード角θ7はbt前の1(
1i、2,5ワインl< 7fのままとしておくのが良
い。
[孔明の効果] 以上述べた上うに1本発明の綾振ドラムによれば、これ
によって巻いたパッケージを軸方向に解舒する場合、糸
が」二方向前SjXから下方向解舒へ移る際にフライヤ
にかかる加速力が減少し、テンション増加を■止できる
。21℃って、テンション変動をなくシ、糸切れを防止
できる。また、片側ターン部を除く他の部分のリード角
は変更を加えないので、綾落ちも減少できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施削を示ず綾振ドラノ、の展開図
、第2図は6を末の綾振1rラノ、の展開図、第3図は
二重撚糸機でパッケージを解舒する様子を示す説明図で
ある。 図中、lはドラム、2は糸案内講、3は(折溝、4は右
行溝、5,6はターン部、7は給糸パッケージ、8は糸
、9はフライヤを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ドラム周面の糸案内溝における片側ターン部のリー
    ド角のみを他の部分のリード角より小さくしたことを特
    徴とする綾振ドラム。
JP26621589A 1989-10-16 1989-10-16 綾振ドラム Pending JPH03128867A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26621589A JPH03128867A (ja) 1989-10-16 1989-10-16 綾振ドラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26621589A JPH03128867A (ja) 1989-10-16 1989-10-16 綾振ドラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03128867A true JPH03128867A (ja) 1991-05-31

Family

ID=17427861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26621589A Pending JPH03128867A (ja) 1989-10-16 1989-10-16 綾振ドラム

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JP (1) JPH03128867A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7147176B2 (en) * 2001-05-17 2006-12-12 Metso Paper, Inc. Device and method for unreeling wire from a wire coil

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7147176B2 (en) * 2001-05-17 2006-12-12 Metso Paper, Inc. Device and method for unreeling wire from a wire coil

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