JPH03124642A - カードリーダ - Google Patents

カードリーダ

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Publication number
JPH03124642A
JPH03124642A JP1262078A JP26207889A JPH03124642A JP H03124642 A JPH03124642 A JP H03124642A JP 1262078 A JP1262078 A JP 1262078A JP 26207889 A JP26207889 A JP 26207889A JP H03124642 A JPH03124642 A JP H03124642A
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JP
Japan
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card
vibration
diaphragm
plate
guides
Prior art date
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Application number
JP1262078A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Aoki
青木 立央
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Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
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Publication date
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Conveying Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カード式自動販売機等に適用して好適なカー
ドリーダに係り、特に圧電セラミックス等の圧電素子に
よる超音波振動を利用してカードを搬送するカードリー
ダに閃するものである。
[従来の技術] 従来、カード式自動販売機に組み込まれているカードリ
ーダは、カード挿入[1より挿入された磁気カードを内
部に収り込み処理し、所定のサービス終了後カード返却
口より返却するもので、駆動モータと、このモータの回
転伝達を受けて動作しカードを搬送するローラ、搬送ベ
ルト等の搬送手段とで構成されていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のカードリーダにおいて
は、駆動モータ、減速を段、搬送手段、軸受部材、回転
伝達機構等、多くのR横、部品を必要とするため高価で
、また歯車を使用する場合はバックラッシュ、ベルトを
使用した場合はその伸縮のため、高精度な送りおよび位
置決めができず、またモータ、ローラ、減速プーリ等の
大きさに制約されるため、装置の軽薄小型化に限界があ
った。
そこで、最近では超音波モータを駆動源として用いるこ
とが提案されている。これは圧電素子に高周波電圧を印
加し、その超音波振動を駆動エネルギ源として使用する
もので、従来の電磁力を利用した駆動モータと比べて、
その動作原理上、低速で高トルクが得られる、マグネッ
ト、硅素鋼販、コイル等が不要で軽薄小型化が容易、保
持トルクが大きい、応答性が速い、非磁性材料で構成で
きる、減速機構などの動力伝達機構が不要など、多くの
特徴を有している。
このようなことから、現在各種の超音波モータが提案、
試作されているが、その−例として本出願人は圧電素子
からなる振動板に駆動信号を供給して振動板にラジアル
方向の一次振動と非軸対称面内振動の多重モード振動を
与え、これによってカード搬送台を往復移動させるよう
にしたカードリーダを既に提案(特願平1−34888
号)した、しかし、これとて振動板を固定配置している
ため、カード搬送台の荷重や、磁気ヘッドのカードに対
する圧接力やカードに小孔をパンチ機構によって穿設す
る際のパンチ力がカード搬送台を介して振動板に作用す
るため、振動板に強度が要求され、また長い距離を搬送
する場合は振動板を複数個並列配置する必要があるなど
、構造上に問題があった。
したがって、本発明は上記したような従来の問題点に鑑
みてなされたもので、その目的とするところは、カード
搬送台の荷重、磁気ヘッドの圧接力、パンチ力等が振動
板に作用せず、また1つの振動板にも拘らずカード搬送
路の長さをその大きさとは関係無く自由に設定すること
ができるようにしたカードリーダを提供することにある
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するなめに、周面の一部が平行
に配置された一対のガイドに接触し、高周波電圧の印加
によってラジアル振動と非軸対称面内振動との合成によ
る多重モード振動を発生させるリング状の振動板と、こ
の振動板が搭載されその多重モード振動によって前記一
対のガイドに沿って滑動されるカード搬送台と、このカ
ード搬送台に組み込まれたカード保持手段と、カードの
挿入を検知する第1のセンサと、カード搬送路の最奥位
置に配置されカードの到来を検出する第2のセンサと、
前記カード搬送台の初期位置への復帰を検知する第3の
センサと、前記第1のセンサの信号によって前記振動板
に2相の高周波電圧を印加して前記振動板に多重モード
振動を発生させ、前記第2のセンサの信号によって印加
電圧の位相を反転させ、前記第3のセンサの信号によっ
て電圧印加を停止する高周波電源とを備え、前記カード
保持手段は前記カード搬送台の初期位置においてカード
保持可能状態に保持されるものである。
[作用] 本発明において振動板に位相差Φ=90°の高周波電圧
を印加すると、振動板がラジアル1次振動と非軸対称面
内振動の多重モード振動を起こし、その周面の一対のガ
イドに接触する質点には回転方向が逆向きとなる楕円運
動が発生し、振動板とガイドとの間の摩擦力によって振
動板自体がガイドに沿って移動する。したがって、この
振動板を一体に備えたカード搬送台もガイドに沿って移
動する。高周波電圧の位相差をΦ=−90°にすると、
振動板の歪み方向も反転してガイドに接触する振動板の
質点の楕円運動の回転方向も反対方向となり、これによ
りカード搬送台が振動板と共に上記とは反対方向に移動
する。カード保持手段は初期位置においてカード保持可
能な状態に保持され、カードが挿入されると、これを保
持する。
[実施例] 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本発明に係るカードリーダの一実施例を示す第
3図のI−1!!断面図、第2図は第3図のnIl線断
面図、第3UAは同カードリーダの一部破断平面図であ
る。これらの図において、全体を符号1で示すカードリ
ーダは、前後方向に長い薄箱型に形成された筐体2を備
えている。
筐体2の前面を構成する前面[2Aの表面には磁気カー
ド3が挿入されるスリット状のカード挿入口4を形成し
てなるカード挿入口部材5が配設されており、また前面
板2Aの内面には後述するカード保持手段を初jtJ1
位置においてカード保持可能な状態に設定保持するアー
ムボルダ6が設けられている。このアームホルダ6はブ
ロック状に形成されてその上面後端部が第1図に示すよ
うに後方に向かって傾斜する斜面6Aとされている。
前記筐体2の内部には前記カード挿入口4に連通ずるカ
ード搬送路7が形成されている。このカード搬送路7に
は磁気カード3に記録されている磁気的情報の読取りカ
ードへの情報の書込みおよび確コ2を行う磁気ヘッド8
(第1図)と、磁気カード3の一側縁部を案内保持する
カード保持部材つと、一対のガイド10.11に滑動自
在に案内保持され磁気カード3をカード搬送路7に沿っ
て往復移動させるカード搬送台12が配設されている。
前記カード保持部材9は、断面形状がコ字状に形成され
ることにより、前記磁気カード3の右側縁部を案内保持
するカード保持溝13を内側面に有して前記筺体2の右
側板2Bの内面に前後方向に延在するように固定されて
いる。
前記一対のガイド10.11は前記筐体2の底板2C上
にカード搬送路7と平行に配設されている。これら一対
のガイド10.11のうち左側のガイド10は前記カー
ド搬送路7よりも左側に位置して前記底板2C上に止め
ねじ15(第2図)によって固定されることにより固定
ガイドを構成している。一方、右側のガイド11は前記
カード搬送路7の幅方向略中央部下方に位置して配設さ
れるもので、@後一対のねじ取付部11. a、11b
にそれぞれ形成された左右方向に長い長孔20と、この
長孔20に挿通され前記底板2Cのねじ孔にねじ込まれ
る止めねじ21によって左右方向に移動自在に配置され
ることにより可動ガイドを構成している。またこの可動
ガイド11は前記底板2C上に配設された前後一対の圧
縮コイルばね22によって固定ガイド10方向の移動習
性を付与されている。そして、固定ガイド10と可動ガ
イド11の互いに対向する内m11面上部には、カード
搬送台12の両端部を案内保持するガイド講23.24
が長手方向全長に互って形成されている。
前記カード搬送台12の上面にはカード挿入口4より挿
入された磁気カード3を保持するカード保持手段25が
配設されている。このカード保持手段25は第4図に示
すように、上下に対向配置されたカード受は板26と、
カード押え[27とを備えている。カード受は仮26は
前記カード搬送台12上に止めねじ(図示せず)によっ
て固定され、その上面には薄いゴムシート28が接着固
定されている。このゴムシート28の上面は前記カード
搬送路7と同一平面を形成している。カード受は板26
の左側端縁には磁気カード3の左方への移動を規制する
立ち上がり壁26Aが一体に設けられている。また、カ
ード受は板26の後端部両側にはシャフト30の各端部
を軸支する一対の軸受部29a、29bが一体に突設さ
れ、さらにt&端部下面には板ばねからなる圧接板31
が一対の止めねじ32と長孔33によって前後移動調整
自在に配設されている。圧接板31の自由端部は上方に
適宜角度を以て傾斜され、カード受は板26より上方に
延在している。
前記カード押え板27はその前端をカード受は板26の
前端と一致させて該カード受は板26上に配設され、後
端部がカード受は板26の後方に延在している。カード
押え板27の前端部上面にはプレート35が前記アーム
ホルダ6に対応してねじ止め固定されており、このプレ
ート35の前端部はカード受は板26の前方に延在し、
且つ前記アームホルダ6の後端部上面に形成された斜面
6Aと略同−角度を以て上方に折曲されている。
一方、カード押え板27の上面後端部には前記シャフト
30の中央部を相対回動自在に保持するシャフト押え板
37が一対の止めねじ38によって固定されている。シ
ャフト押さ板37の下面には前記シャフト30が係合す
るV字状溝39が形成されている。カード押え板27の
面端部下面にはゴムシート40が前記カード受は板26
のゴムシート28に対応して接着固定されている。そし
て、カード押え板27は前記カード受は板26の後方に
延在する後端部が前記圧接板31によって下方より押圧
されることにより、前記シャフト30を回動支点部とし
て第1図、第4図時計方向、すなわちカード保持方向に
付勢され、これによって前記ゴムシート28.40によ
り磁気カード3の挿入端部を保持するようにしている。
この場合、カード保持手段25はカード搬送台12’の
初期位置状態においてカード挿入口4より挿入された磁
気カード3を保持し得る状態に設定される必要があり、
そのため初期位置においては前記プレート35の前端部
が前記アームホルダ6の斜面6Aに後方から乗り−Eげ
て上方に押し上げられることにより、前記カード押え仮
27を前記圧接板31に抗して反時計方向に所定角度回
動させ、ゴムシート28.40間に磁気カード3が挿入
され得る隙間を設定している。そして、カード搬送台1
2の後退移動に伴いプレート35がアームホルダ6から
解放されると、カード押え板27が圧接板31により時
計方向に回動されて磁気カード3をカード受は板26と
共に挟持する。
前記カード搬送台12の下面中央部には該搬送台12を
前記一対のガイド10.11に沿って往復移動させる振
動板50が配設されている。この振動板50はリニア型
超音波モータのステータ企構成するもので、全周均一に
板厚方向に分極された圧電素子によって中央孔54を有
するリング状に形成され、その表面には周方向に2分割
された2つの電極51.52が配設され、下面が接地さ
れている。これらの電極51.52は180°の開き角
を有する扇形で、画電極51.52の直線部分がカード
搬送方向Aと直交している。振動板50は前記固定ガイ
ド10と可動ガイド11間にこれら両ガイドに挟まれて
位置することにより、その両端が前記固定ガイド10お
よび可動ガイド11と接触する質点pl−p2とされる
。振動板50の中央孔54接触する質点P、 、P2と
される。そして、振動板50は適宜なゴム硬度を有する
ゴムグロメット55(第1図)によって保持されている
。ゴムグロメット55は両端開放の筒状体に形成されて
、その外周面中央には振動板50の中央孔54が嵌合す
る周溝55Aが形成されている。
この場合、振動板50の振動を吸収、阻害しないように
周溝55Aの溝幅を振動板50の板厚より大きくすると
共に、周溝の径を中心孔54の穴径より大きく設定し、
中央孔54を周溝55Aに緩く嵌合されている。また、
ゴムグロメット55は振動板50の節部を保持している
。そして、ゴムグロメット55は前記カード搬送台12
の下面に突設されたボルト56に鍔付きナツト57を介
して取付けられている。
前記振動板50の2つの電極51.52はフキシブルケ
ーブル60(第3図)を介してそれぞれ高周波電源61
.62に接続され、相互に時間的位相差Φ=90°もし
くは一90°異なる高周波電圧sinωt、CO8ωL
が印加されるように構成されている。
前記筐体2の内部でカード搬送路7の両側には前記磁気
カード3を検出する合計4つのフォトセンサ67.68
.69.70が配設されている。
これら4つのセンサ67.68.69.70のうち筐体
2の右側板2B側に配設されたカード挿入口4に最も近
いセンサ(第1のセンサ)67は、磁気カード3の挿入
を検知し、その検知信号によって前記高周波電源61.
62をONにするように構成されている。第1のセンサ
67の後方に所定距離はなれて配置されたセンサ(第4
のセンサ)70は磁気カード3が所定の記録情報読取り
、書込み位置に搬送されたことを検知するもので、その
検知信号によって磁気ヘッド8による磁気カード3の情
報読取り、情報の書込みおよび確認が行われる。第4の
センサ70の後方に位置するセンサ68(第2のセンサ
)はカード搬送路6の最奥部に配置され、磁気カード3
の到来を検知する。
そして、この第2のセンサ68の検出信号によつて前記
高周波電源61.62によって振動板5゜の各電極51
.52に印加される高周波電圧の位相差ΦがΦ−90°
がらΦ−−90’に切り替えられる。残りのセンサ69
(第3のセンサ)は筐体2の左側板2D(第2図)の内
面前端部に配設され、前記カード搬送台12の初期位置
への復帰を検出するもので、その検知信号によって前記
高周波電源61.62をOFFにし、振動板5oへの電
圧印加を停止するように構成されている。前記カード搬
送台12には前記第3のセンサ69に対応して遮光板7
3がプリン1〜基板74を介して配設されている。
次にこのような構成がちなるカードリーダ1の動作につ
いて説明する。
カード搬送台12は通常カード搬送路7の最何位置に停
止しており、この時、プレート35の前端部がアームホ
ルダ6の後端部上面に設けた斜面6Aに乗り上げてカー
ド押え板27を圧接板31に抗して第1図反時計方向に
回動させ、カード受は板26とカード押え板27との間
に磁気カード3の挿入し得る隙間を設定している。この
状態において、磁気カード3をカード挿入孔4よりカー
ド搬送路7内に挿入すると、磁気カード3の挿入端部の
一部は前記カード受は板26とカード押え板27との間
に挿入され、なおも押し込むとその挿入端が軸受部29
bに当接する。この時、第1のセンサ67が磁気カード
3を検出し、その検出信号が高周波電源61.62に送
られる。すると、高周波電源61.62は位相差Φ−9
0°の高周波電圧sinωt、CO8ωLを振動板5o
の各電極51.52に印加する。
高周波電圧の印加により振動板5oが伸縮すると、振動
板50にはその内径/外径がある値(0゜27)の時ラ
ジアル方向の1次振動(R1■)と、非軸対称面内振動
の多重モード振動が同時に起こる。ラジアル方向の1次
振動は第5図(a>に示すように矢印り0、D2で、矢
印D!力方向伸張すると、質点p、、p2が固定ガイド
1oと可動ガイド11の内面に接触し、矢印D2方向に
収縮すると、質点P1、P2が固定ガイド10と可動ガ
イド11の内面から離間する。非軸対称面内振動(1、
■)は第51”4(a)に矢印E、、E2で示すように
カード搬送方向Aと同方向およびその反対方向に伸縮す
る定在波で、振動方向E、がDlに、E2がD2に同調
している。これら両振動はいずれも定在波ではあるが相
互に干渉を起こして合成されると、振動板50の外周面
の各質点において振幅の異なる多重モード振動となり、
この振動による振動板50と固定ガイド10及び可動ガ
イド11との接触による摩擦力がカード搬送台12の搬
送力に変換される。
すなわち、振動板50の外周面の各質点のうち前記固定
ガイド10及び可動ガイド11と接触する質点p、、p
2に着目すると、これらの質点P1、P2は、振動板5
0自体の多重モード振動に伴い第6図に示すように質点
P1、P2の振動方向E1と同方向に回転する楕円運動
F1を起こす。
この楕円運動F、を行う2つの質点p、 、p2は前述
した通り振動板50が矢印D1方向に伸びた際、前記固
定ガイド10と可動ガイド11に当接し、矢印D2方向
に縮んだ際、固定ガイド1oと可動ガイド11から雛間
するため、当接時におけるこれら相互間のm振力によっ
て振動板5o自体が質点P、、P2の楕円運動F1の回
転方向く第6図へ方向)に微少量移動し、時間的経過に
伴いD2方向に縮むと、質点p1.p2が固定ガイド1
0と可動ガイド11がら離れるため、振動板50を移動
させることができず、このような動作を繰り返すことに
より振動板5o、換言すればこれと一体のカード搬送台
12をカード搬送路7の奥方に向かって一定速度で連続
的に移動させることができる。
カード搬送台12が固定ガイド1oと可動ガイド11に
沿って移動すると、プレート35はアームホルダ6から
解放されるためカード押え板27が第1図時計方向に回
動復帰し、磁気カード3をカード受は板26と共にその
上下方向より挟持する。したがって、磁気カード3はカ
ード搬送台12の移動に伴ってカードリーダ1内に取り
込まれ、カード搬送路7に沿って搬送される。そして、
カ−ド搬送台12がカード搬送路7の最奥位置まで移動
してこれを第2のセンサ68が検知すると、その検知信
号に基づいて各電極51.52にそれぞれ印加する高周
波電圧の相対位相を反転(Φ=−90°)させる。する
と、振動板50のラジアル1次振動と非軸対称面内振動
の周期が反対方向となるため、質点P、 、P2の楕円
運動の回転方向が第6図F2方向となり、振動#Z50
が矢印D1方向に伸びた際、質点P1、P2が固定ガイ
ド10および可動ガイド11と接触するため、この時の
摩擦力によって振動板50自体が上記とは反対方向に移
動し、カード搬送台動12を初期位置へと復帰させる。
カード搬送台12が初期位置へ復帰すると、第3のセン
サ69はその光を遮光板73によって遮られ、この時の
信号によって高周波電源61.62のスイッチをOFF
にする。また、カード搬送台12が初期位置に戻って停
止すると、プレート35の先端部がアームホルダ6に乗
り上げるため5カード押え板27の前端部が押し上げら
れてカード受は板26と共に保持していた磁気カード3
を解放する。したがって、カード挿入口4から外部に一
部突出しているカード3を保持して引き出せばカードリ
ーダ1から抜き取ることができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係るカードリーダは振動板
をカード搬送台に取り付けて浮かせ、振動板にラジアル
振動と非軸対称面内振動との合成による多重モード振動
を発生させ、該振動板とガイドとの間の摩擦力によって
振動板自体をガイドに沿って移動させ、これによって振
動板と一体のカード搬送台を移動させるように構成した
ので、カード搬送路に沿って複数の振動板を配置する必
要が無く、カード搬送路の長さを自由に決定でき。
また振動板をカード搬送台に搭載し、カード搬送台をガ
イドによって滑動自在に案内保持しているので、振動板
に対してカード搬送台が負荷とならず、また磁気カード
に磁気ヘッドを押し付けたり、パンチ機構によって磁気
カードに小孔を穿設する際、振動板にその力が作用する
ことがなく、振動板の耐久性を向上させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るカードリーダの一実施例を示す第
3図のI−I線断面図、第2図は第3図のト」線断面図
、第3図は同カードリーダの一部破断乎面図、第4図は
カード保持手段の分解斜視図、第5図(a)、(b)は
圧電素子の構成図、第6図(a>、(b)は本発明の動
作原理を説明するための図である。 2・・・筐体、3・・・磁気カード、 4・・・カード挿入口、7・・・カード搬送路、10・
・・固定ガイド、11・・・可動ガイド、12・・・カ
ード搬送台、25・・・カード保持手段、50・・・振
動板、61.62・・−高周波電源、67・・・第1の
センサ、 68・・・第2のセンサ、69・・・第3のセンサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  周面の一部が平行に配置された一対のガイドに接触し
    、高周波電圧の印加によってラジアル振動と非軸対称面
    内振動との合成による多重モード振動を発生させるリン
    グ状の振動板と、この振動板が搭載されその多重モード
    振動によって前記一対のガイドに沿って滑動されるカー
    ド搬送台と、このカード搬送台に組み込まれたカード保
    持手段と、カードの挿入を検知する第1のセンサと、カ
    ード搬送路の最奥位置に配置されカードの到来を検出す
    る第2のセンサと、前記カード搬送台の初期位置への復
    帰を検知する第3のセンサと、前記第1のセンサの信号
    によって前記振動板に2相の高周波電圧を印加して前記
    振動板に多重モード振動を発生させ、前記第2のセンサ
    の信号によつて印加電圧の位相を反転させ、前記第3の
    センサの信号によって電圧印加を停止する高周波電源と
    を備え、前記カード保持手段は前記カード搬送台の初期
    位置においてカード保持可能状態に保持されることを特
    徴とするカードリーダ。
JP1262078A 1989-10-09 1989-10-09 カードリーダ Pending JPH03124642A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07237773A (ja) * 1994-02-28 1995-09-12 Kofu Nippon Denki Kk 紙葉類搬送装置

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JPH07237773A (ja) * 1994-02-28 1995-09-12 Kofu Nippon Denki Kk 紙葉類搬送装置

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