JPH0312083Y2 - - Google Patents

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JPH0312083Y2
JPH0312083Y2 JP17304085U JP17304085U JPH0312083Y2 JP H0312083 Y2 JPH0312083 Y2 JP H0312083Y2 JP 17304085 U JP17304085 U JP 17304085U JP 17304085 U JP17304085 U JP 17304085U JP H0312083 Y2 JPH0312083 Y2 JP H0312083Y2
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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は、出隅部を有する建物外面においてガラ
ス板等の複数の面材をそれらの隣接部に枠材を室
外側に露出させないで取付けたタイプの出隅つき
カーテンウオールの面材取付部構造に関する。
(従来の技術) 従来、この種のカーテンウオールとして、複数
枚のガラス板を隣接させてその上下端部を無目の
ガラス嵌め溝に嵌装し、各ガラス板の左右端部の
支持には、ガラス嵌め溝を有する方立を使用せず
に、左右ガラス板の隣接端部をシール材で接合し
た構造のものが提案され(実開昭59−63122)、又
出隅部については出隅を形成すべき左右ガラス板
の出隅がわ端部をシール材で接合したものが一般
に行われている。しかし、この従来のカーテンウ
オールは、方立のない外観を得ることができた
が、ガラス板の上下端を無目のガラス嵌め溝に支
持させるものであるため、該無目の室外側に露出
する面が目立ち、無目を強調した外観とならざる
を得なかつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本案は、枠材の露出しない斬新な外観を得るこ
とができる出隅つきカーテンウオールにおける面
材取付部構造を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本案は、 建物躯体Fに所定間隔に固定され、複数本の方
立1,101及び無目2,102からなる格子状
面材支持枠に複数の面材3,103及び出隅部面
材3aを互いに隣接状態に支持させた出隅つきカ
ーテンウオールにおいて、 上記出隅部の頂角部とその左右に位置する方立
1,101との間のほぼ中間位置に出隅用方立1
aを設け、 上記面材3,103は、その四周内側面に取付
枠4,104が接着され、又上記出隅部面材3a
は、その出隅がわ縦端部を除いた三辺室内側面に
取付枠4aが、その左右中間部室内側面に縦方向
の中間取付枠54aがそれぞれ接着されており、 上記各面材3,103及び出隅部面材3aの下
端部を上記無目2,102の室外側の水平支持板
30,130に載置した状態で、該面材3,10
3の四周の取付枠4,104は上記方立1,10
1及び無目2,102の室外側面に、出隅部面材
3aの三辺の取付枠4aは上記方立1,101及
び無目2,102の室外側面に、中間取付縦枠5
4aは上記出隅用方立1aの室外側面にそれぞれ
取付けられ、 出隅部における左右隣接する出隅部面材3aの
隣接端部は、所定出隅角度でシール材45でシー
ルされている、 構造としてある。以下図面を参照して本案の実
施例を説明する。
第1図において、躯体スラブF…に複数本の方
立1…を通常の固定手段によつて互いに所要の左
右間隔をあけて垂直に固定し、さらに出隅部Cに
おいて、該出隅部の頂角部には方立を設けない
が、該頂角部と隣りの方立1,1との各間のほぼ
中間位置にそれぞれ出隅用方立1a,1aを同じ
く通常の固定手段により垂直に固定し、それらの
隣り合う方立1,1、…間に複数本の無目2…を
所要の上下間隔をあけて水平に固定し、出隅部C
においては上記出隅用方立1a,1aにそれぞれ
一端を固定した無目2…,2…の各他端部を第3
図示のように出隅角度に応じ本例では直角に接続
し、これら方立1…、出隅用方立1a,1a及び
無目2…により格子状面材支持枠を形成し、この
支持枠に本例では面材3として矩形ガラス板3…
を、出隅部には出隅部ガラス板3a…を上下、左
右に隣接状態に支持させてある。
まず、上記ガラス板3…は、その四周端部の室
内側面に周辺全長に及ぶ長さのガラス取付枠4…
を接着剤5により矩形枠形に固着してあり、該ガ
ラス取付枠4は、特に第2図示のように横断面ほ
ぼコ字形であつて、そのコ字形溝を係止溝6とす
ると共に、一方のフランジ部7を他方7′よりも
適宜長くしてその外面を接着面8としたもので、
この取付枠4…を、その係止溝6…の溝口をそれ
ぞれガラス板3の中央がわへ向けた状態で、その
接着面8…のガラス板端部がわの約半面において
バツクアツプ材9…と共にハイモジユラスタイプ
のシリコンシーリング材等の接着剤5で接着し、
それにより該接着面8…のガラス板中央がわの約
半面とガラス板3との間に未接着の予備スペース
10…を形成してある。この予備スペース10は
接着剤5が劣化した場合に補修用接着剤を充填す
るためのものである。
上記出隅部ガラス板3a…は、第2a図示のよ
うにその出隅がわ縦端部には取付枠を設けず、他
の三辺の室内側面に上記取付枠4と実質的に同一
の取付枠4a…を接着剤5a…により同様に接着
すると共に、ガラス板の横巾の中間部室内側面
に、上記取付枠4と実質的に同一であつて縦方向
に延長する一対の中間取付枠54a,54aを互
いに小間隔をあけて背中合わせの状態で接着剤5
5a,55aにより同様に接着してある。
上記方立1の構造は次のようである。第3図示
のように横断面矩形中空の主部11の室外側面
に、室内側面に座板13を有する基板12を室外
方向へ突出する状態にその座板13においてボル
ト14…、ナツト15…により固定し、該基板1
2の室外側端部から左右に二又状に分岐する受け
板16,16を延出し、該受け板16,16の室
外側端部に形成された嵌め溝に合成ゴム等の弾性
受けパツキング17,17をそれぞれ取付け、該
パツキング17,17の室外側面を受け面とし
て、これに左右に隣接するガラス板3,3の縦端
部がわ取付枠4,4を当接させている。
上記隣接ガラス板3,3の縦端部がわ取付枠
4,4を支持し引き寄せる手段として、横断面ほ
ぼコ字状であつて室外側端部を係止部19にする
と共に室内側端部から掛止板20を延出してなる
引き寄せ材18,18を上記左右受け板16,1
6の左右外側に位置させ、そして、その係止部1
9,19を上記隣接ガラス板3,3の縦端部がわ
取付枠4,4の係止溝6,6内に挿入した状態
で、その掛止板20,20を基板12の左右側面
に係止部21,21により取付け、さらに上記引
き寄せ材18,18の室内側端部に螺合した引き
寄せ作動用ボルト22,22の先端部を上記受け
板16,16の受けパツキング17,17の室内
側背面に向け、このボルト22,22を室外方向
へ螺進することにより係止部19,19を室内側
へ変位させ、それにより縦端部がわ取付枠4,4
を室内側に引き寄せて受けパツキング17,17
の受け面に水密に圧接させる。
上記出隅用方立1a,1aは第3図示のように
上記方立1と実質的に同一の構造である。
出隅部Cにおいては、出隅部ガラス板3a,3
aが互いにその縦端部を直角に突き合わせた状態
で、反対がわ縦端部の取付枠4aを方立1に上述
のように取付けると共に、上記出隅用方立1a,
1aの弾性パツキング17a,17aの室外側面
を受け面として、これに中間取付枠54a,54
aを当接させ、そして引き寄せ作動用ボルト22
a,22aの螺進により上記取付枠54a,54
aを受けパツキング17a,17aに水密に圧接
させ、このようにした左右対をなす出隅部ガラス
板3a,3aの出隅がわ縦端部を出隅角度(90
度)に突き合わせ、両突き合わせ端部間を第3図
示のようにシール材45によりシールする。
23は左右隣接するガラス板3,3…、3,3
a…の隣接縦端部間に充填したシール材、24は
上記未接着の予備スペース10…,10a…,6
0a…の開口に着脱自在にはめた塞ぎ材である。
上記無目2は、第4図示のように基板25の室
内側端に座板26を、室外側端部に上下に二又状
に分岐する受け板27,27をそれぞれ形成する
と共に、両受け板の室外側端部に弾性受けパツキ
ング28,28を取付け、さらに上記座板26の
上端にフツク板29を突設すると共に基板25の
室外側端部から上記二又状受け板27,27の中
間を室外方向に突出するガラス支持板30を延出
してある。この無目2の支持構造として、第3、
4図示のように、アングル状ブラケツト31,3
1を隣り合う方立1,1、1,1a、1a,1a
の主部11,11、11,11a、11a,11
aの相対する各左右側面にボルト32,32及び
ナツト33,33によりそれぞれ固定し、この両
ブラケツト31,31に上記フツク板29の左右
端部を上から係止して懸下すると共に座板26を
ボルト34,34及びナツト35,35によりブ
ラケツト31,31に固定してある。このように
支持された無目2の受けパツキング28,28の
室外側面を受け面として、これに上下に隣接する
ガラス板3,3及び3a,3aの横端部がわ取付
枠4,4を当接させると共に、そのうちの上位の
ガラス板3の下端及びその横端部がわ取付枠4を
第4図示のようにセツテイングピース41を介し
て無目のガラス支持板30上に載置し、そして上
記引き寄せ材18,18と同一構造の係止部37
及び掛止板38を有する引き寄せ材36,36を
上記上下受け板27,27の上下外側に位置させ
ると共に、その係止部37,37を上記隣接ガラ
ス板3,3及び3a,3aの横端部がわ取付枠
4,4の係止溝6,6に挿入した状態で掛止板3
8,38を基板25に係止部39,39により取
付け、そして上記引き寄せ部材18,18と同様
に引き寄せ作動用ボルト40,40により横端部
がわ取付枠4,4を引き寄せて受けパツキング2
8,28に水密に圧接させる。42は上下隣接の
ガラス板3,3の隣接端部と上記ガラス支持板3
0との間に充填したシール材である。
上記上下隣接のガラス板3,3の隣接部分は、
本例では、さらに第4図示のように押えカバー4
3により押えられており、該カバーは無目2のガ
ラス支持板30の室外側端部に形成された横断面
矩形C形の係止溝に係止されて上下ガラス板3,
3の隣接端部の室外側に張り出し、両張り出し部
に取付けられたタイト材44,44もガラス端部
の室外側面に圧接させている。
第5図の他の実施例は、無目102の室外側端
部にカバーを設けず、上下隣接するガラス板10
3,103の隣接端部間にシール材142を充填
し、他の構造は上例と実質的に同一とした例であ
る。
(考案の効果) 本案の出隅つきカーテンウオールの面材取付部
構造によれば、面材はその四周室内側面に固着さ
れた取付枠を方立及び無目の室外側面に取付ける
ことにより方立及び無目を室外側に露出させるこ
とのない極めて斬新な外観を得ることができ、し
かも出隅部における出隅面材が、その中間部室内
側面に接着された中間取付枠を方立に取付けるこ
とにより強固に支持されるようになり、それによ
り出隅部に歪を生じることなく、十分な水密性を
維持することができるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示し、第1図は出隅部を
有するカーテンウオールの一部の正面図、第2図
はガラス板の一部省略拡大断面図、第2a図は出
隅ガラス板の同上断面図、第3図は第1図の−
線一部省略拡大断面図、第4図は第1図の−
線拡大断面図、第5図は他の実施例の第4図と
同一切断面による一部の拡大断面図である。 F……躯体スラブ、1,101……方立、1a
……出隅用方立、2,102……無目、3,10
3……ガラス板、3a……出隅部ガラス板、4,
104……取付枠、54a……中間取付縦枠、1
7,17a,28,28a……受けパツキング、
18,18a,36,36a……引き寄せ材、2
2,22a,40,40a……引き寄せ作動用ボ
ルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 建物躯体Fに所定間隔に固定され、複数本の方
    立1,101及び無目2,102からなる格子状
    面材支持枠に複数の面材3,103及び出隅部面
    材3aを互いに隣接状態に支持させた出隅つきカ
    ーテンウオールにおいて、 上記出隅部の頂角部とその左右に位置する方立
    1,101との間のほぼ中間位置に出隅用方立1
    aを設け、 上記面材3,103は、その四周室内側面に取
    付枠4,104が接着され、又上記出隅部面材3
    aは、その出隅がわ縦端部を除いた三辺室内側面
    に取付枠4aが、その左右中間部室内側面に縦方
    向の中間取付枠54aがそれぞれ接着されてお
    り、 上記各面材3,103及び出隅部面材3aの下
    端部を上記無目2,102の室外側の水平支持板
    30,130に載置した状態で、該面材3,10
    3の四周の取付枠4,104は上記方立1,10
    1及び無目2,102の室外側面に、出隅部面材
    3aの三辺の取付枠4aは上記方立1,101及
    び無目2,102の室外側面に、中間取付縦枠5
    4aは上記出隅用方立1aの室外側面にそれぞれ
    取付けられ、 出隅部における左右隣接する出隅部面材3aの
    隣接端部は、所定出隅角度でシール材45でシー
    ルされている、 出隅つきカーテンウオールの面材取付部構造。
JP17304085U 1985-11-12 1985-11-12 Expired JPH0312083Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6280909U JPS6280909U (ja) 1987-05-23
JPH0312083Y2 true JPH0312083Y2 (ja) 1991-03-22

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