JPH03118528A - フイルム給送装置 - Google Patents

フイルム給送装置

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JPH03118528A
JPH03118528A JP25375289A JP25375289A JPH03118528A JP H03118528 A JPH03118528 A JP H03118528A JP 25375289 A JP25375289 A JP 25375289A JP 25375289 A JP25375289 A JP 25375289A JP H03118528 A JPH03118528 A JP H03118528A
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slide
tray
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cam
autochanger
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Application number
JP25375289A
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English (en)
Inventor
Kazunori Kanekura
和紀 金倉
Kenji Yoshinaga
憲治 吉永
Akira Hiramatsu
平松 明
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は、スライドトレイ内のスライドマウントをその
画像読取りのための画像読み取り装置内に順次給送する
フィルム給送装置に関するものである。
〈従来の技術〉 従来、この種のフィルム給送装置の位置決め手段は第2
4図に示すように位置決め手段であるマウント台lot
にスライドマウント106が重力により矢印方向に落下
してきて、スライド台101の折り曲げ部101a、1
01bにより止められ、その後、固定手段であるスライ
ド押え102及びサイト押え104が閉じてスライドマ
ウント106が読み取り位置に固定されるようになって
いる。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、前述従来例ではスライドマウント106の給
送時間を短縮したり、スライドトレイと位置決め手段で
あるスライド台101までの距離を長くする等により、
スライドマウント106の落下速度が速くなると、マウ
ント台101の折り曲げ部101a、101bでスライ
ドマウント106がバウンドする。その後、バウンドし
た位置で、固定手段であるスライド押え102、サイド
押え104が閉じると、正規の位置以外でスライドマウ
ントlO6が固定され、画像位置がずれるという欠点が
あった。
本発明は、前述従来例の欠点を除去し、スライドマウン
トの給送時に読み取り位置でのバウンドを防止し、正確
に固定できるフィルム給送装置を提供することを目的と
する。
く課題を解決するための手段〉 前記の目的を達成するために、本発明はスライドトレイ
内のスライドマウントをその画像を読み取るための画像
読み取り装置内に順次給送するフィルム給送装置におい
て、スライドマウントをスライドトレイと読み取り位置
の間を移動させる給送手段と、スライドマウントを位置
決めする台になる位置決め手段と、スライドマウントを
位置決め手段に対し重力方向以外の2方向から押して固
定するための固定手段とを有し、該位置決め手段の重力
方向の位置決めのための部材がスライドマウントの中心
より離れた一部分だけにあるようにしたものである。
また、該位置決め手段の重力方向の位置決めのための部
材が重力方向に対し傾斜していることが効果的である。
く作用〉 以上の構成のフィルム給送装置は、スライドマウントの
位置決め手段におけるスライドマウントの重力方向の規
制部を片支持にしたり1重力方向に対して傾斜をつける
ことにより、スライドマウントを読み取り位置に移動し
たときにバウンドの方向をかえるので、スライドマウン
トのバウンドを防止できる。
〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を第1図ないし第21図に基づ
いて説明する。
第1図は本発明を適用するフィルム画像読み取り装置の
一実施例を示す斜視図である。lはフィルム画像読み取
り装置の本体、2は円環状に形成されたスライドトレイ
2aに周方向に沿ってセットされる複数のスライドマウ
ント(不図示)を本体1のフィルム原稿セット位置に1
枚ずつ自動的に挿入し、スライドトレイ2aにセットさ
れるスライドマウントを順次読み取るためのスライドチ
ェンジャー(以下、オートチェンジャーという)である
。3はフィルム原稿セット位置にあるフィルム画像が投
影されるピュアーである。4はオートチェンジャー2及
び後記するマガジン5を本体1から取り外すためのロッ
ク解除レバーである。
第2図はオートチェンジャー2の代わりに、ネガフィル
ム等を読み取るためのマガジン5を装着した状態を示し
、オートチェンジャー2と同様にマガジン5も本体lに
対して着脱自在な構成となっている。
第3図はオートチェンジャー2を本体lより取り外した
状態を示し、スライドマウント6をセットするスライド
トレイ2a、内部機構を動作させるためのモータに供給
する電力、オートチェンジャーの状態及びフィルムの状
態等を本体lと信号伝達するためのコネクター2bを備
えており、本体lへの装着動作によって該コネクター2
bは不図示の本体側コネクターと組み合わされる。
第4図(a)、(b)はマガジン5を示す斜視図である
。同図(a)において、マガジン5には、キャリア7を
縦位置にセットするための挿入口5a、横位置にセット
するための挿入口5bを備えており、フィルム画像が縦
位置か横位置かによって、フィルムセット方向を選択す
ることが可能である。これは読み取ったフィルム画像と
他の画像を合成して出力するような場合、フィルム画像
の方向を読み取り時に、他の画像方向と一致させること
が可能であるために、特に有効な構成である。
また、フィルムを照明する照明光によりフィルムの表面
温度が上昇し、フィルムが変形するのを防止するために
、フィルムを冷却する空気を吸入。
排出する吸入穴5C及び排出穴5dft41IiIえて
いる。7はフィルムを保持するキャリアである。該キャ
リア7及び挿入口5a、5bは、それぞれ断面形状及び
開口形状がコの字形となっており、逆方向に挿入される
のを防止する形状となっている。
同図(b)は同図(a)とは逆方向から見た斜視図を示
し、8はマガジン5に一体的に固定され、後記する装着
部により本体lに装着固定される固定板で、本体lに固
定するためのスリット8a。
8b及び該スリット8a、8bに連設される角穴8c、
8dを有する。なお、オートチェンジャー2についても
同様の構成の固定板を有している。
また、キャリア7か縦位置か横位置か、正しい読み取り
位置にセットされるか否か等を本体1と信号伝達するた
めのコネクター(不図示)もオートチェンジャー2と同
様に設けられている。
第5図はフィルム画像読み取り装置の内部機構の光学系
の分解斜視図を示す。
同図において、11はハロゲンランプ11a。
照明光学系11bより成り、フィルム原稿(不図示)を
背後から照明する照明部、12は該照明部11及びフィ
ルム原稿を冷却するファン、13はNDフィルタ、シア
ンフィルタ及び拡散板を有するフィルタユニットで、フ
ィルム原稿読み取り時に不図示の機構によりフィルム原
稿の種類によって選択的に光路中に挿入される。14は
前記キャリア(不図示)が本体lに挿入される時、ガイ
ドとなり、また本体l内部に異物等侵入しないように筒
状に構成されたキャリアポケット、15はマガジン装着
に応じて開き、キャリアが通る開口部15aと、マガジ
ン及びオートチェンジャー装着時にそれぞれに有するコ
ネクターと結合し、信号伝達、電力供給を行うためのコ
ネクター15bを有するシャッタユニットである。16
はピュアー投影時と読み取り時に光路な切換える光路切
換ミラー16aと反射ミラー16bを有する第1のミラ
ーユニットで、該切換ミラー16aはソレノイド16c
により図中実線で示される45°位置(画像読み取り状
態)と、図中破線で示される位置(ピュアー状態)に回
動される。17a。
17bはマガジン及びオートチェンジャーを光軸方向及
び光軸と直交する面内で位置決め固定するための装着部
で、ミラーユニット16と一体的に構成される。18は
フィルム原稿読み取り時、該照明部11により照明され
たフィルムの透過画像光を後記する画像読み取りセンサ
面上に投影する読み取りレンズで、レンズ鏡筒18aと
該鏡筒18aを光軸方向に移動可能に支持するスリーブ
18bにより構成される。19は同様に照明されたフィ
ルムの画像光を後記するとュアーに投影するピュアー投
影レンズで、レンズ鏡筒19aと該鏡筒19aを光軸方
向に移動可能に支持するスリーブ19bにより構成され
る。20は反射ミラー20a、20bを有する第2のミ
ラーユニットて、光路切換ミラー16a及び読み取りレ
ンズ18とにより読み取り光学系を構成し、反射ミラー
20a、20bで反射したフィルム画像光を後記する画
像読み取りセンサ部21に導くようにしている。21は
R,G、Hに色分解された受光部を有するCCD等の自
己走査タイプのラインセンサ21aからなるセンサ部で
、本体lに一体的に構成された2本の走査レール22上
を図中矢印方向に走査することにより、前記読み取り光
学系により投影されるフィルム原稿の投影像を順次電気
信号に変換する読み取り動作を行う。この時、前記フィ
ルタユニット13においては、フィルム原稿がネガフィ
ルムの場合はシアンフィルタと拡散板、ポジフィルムの
場合はNDフィルタと拡散板が光路中に挿入される。
23は反射ミラー23a、23bを有する第3のミラー
ユニットで、反射ミラー16b及びピュアー投影レンズ
19とによりピュアー光学系を構成し、反射ミラー23
a、23bで反射したフィルム画像光を後記するピュア
一部24に投影する。該ピュア一部24は前記ピュアー
光学系によりフィルム原稿が投影されるスクリーン24
aと読み取り動作に必要な情報入力部24bを有し、該
スクリーン24aに投影される投影像によりフィルム原
稿の確認、読み取り領域の設定等を行うことができる。
25はフィルム原稿にピントを合わせるため、読み取り
レンズ18、ピュアー投影レンズ19を光軸方向に移動
させるレンズ駆動部で、モータ25aにより読み取りレ
ンズ18とピュアー投影レンズ19を所定の比率で移動
させる。26は本体lと一体的に構成されるフレームで
、照明部11、冷却ファン12、フィルタユニット13
、キャリアポケット14、第1.第2.第3のミラーユ
ニット16゜20.23、読み取りレンズ18、ピュア
ー投影レンズ19、レンズ駆動部25が固定される。
第6図は本体の概略内部機構を示す斜視図である。
同図において、31は本体底板、32.33は該底板3
1にビス止めされ本体箱体を構成する側板で、前記フレ
ーム26及び走査レール22が固定されている。34a
、34cは該底板31に一体的に設けられた補強部材で
、それぞれ冷却孔34b、34dを有している。35a
、35b。
35cは各構成ユニットに必要電力を供給する電源であ
る。36は前記センサ部21を図示矢印方向に走査する
ための駆動部で、ステップモータ36a、減速プーリー
36b、プーリー360゜ワイヤー36dにより構成さ
れている。37は該センサ部21.電源35a、35b
、35c等を冷却するための冷却ファンである。38は
センサ、各部の駆動、制御及びセンサ出力信号の処理等
を行うアナログ処理、デジタル処理ボードで、該側板3
3に固定されている。
第7図はオートチェンジャー2におけるスライドトレイ
2aの構成図で、(a)は平面図、(b)は側面図、(
c)は底面図をそれぞれ示す。
同図のスライドトレイ2aは米国コダック社より市販さ
れているスライドマウントが80枚収容できるものであ
り、この種のスライドトレイ2aは米国特許第3,27
6.156号明細書等で公知である。
このスライドトレイ2aはスライドマウント(不図示)
が入る81個の収容部41を有する枠体42、スライド
マウントが落ちないように該枠体42に回転回部に取り
付いている底板43、該枠体42と該底板43の回転を
止めるストッパー44、スライドマウントを出し入れす
る際に着脱する蓋45より成る。該枠体42の1つの収
容部41−0はスライドマウントが入らないような形状
46となっている。該収容部41−0に対する位置の枠
体42側に“0″と刻印されていて、同時に各収容部4
1−1.41−2〜41−80に対して時計回りに“l
”から“80″の数字が枠体42に刻印されている。ま
た、枠体42の底面側には、各収容部41に対し1個の
ピン47が立設されている。該底板43には、収容部4
1−0の位置にスライドマウントが1枚だけ通過できる
スリット48を有し、スライドトレイ2aがオートチェ
ンジャー2(不図示)より外された状態では、該スリッ
ト48と“θ″の刻印のある収容部41−0が一致して
いて、この状態のときだけストッパー44により枠体4
2と底板43が固定され、回転できないようになってい
る。49はオートチェンジャー2への着脱時の位置決め
穴。
50は収容部41−0の位置において枠体42の外周上
に設けた凹部、51は回転軸の嵌合する中心穴である。
第8図はオートチェンジャー2のスライドトレイ識別機
構を示し、オートチェンジャー2は以下の3つのスライ
ドトレイ識別機能を有する。
第1にスライド有無検知で、スライドトレイ2aがセッ
トされるスライドトレイ皿52上にトレイ有無検知スイ
ッチ53を設け、スライドトレイ2aがセットされると
、トレイ有無検知スイッチ53が押され、スライドトレ
イ2aがオートチェンジャー2にセットされたことを検
知する。
第2にスライドトレイ判別検知で、前記のようにスライ
ドトレイ2aはスライドマウント80枚収容のものの他
に140枚収容のものがあり、これは米国特許第3,5
54,639号明細書により公知である。この140枚
トレイは80枚トレイと外形が同じであるが、スライド
マウント1枚当りの収容部の幅を小さくすることにより
大量のスライドマウントを収容可能としており、80枚
トレイと140枚トレイは同じ駆動装置、例えば本実施
例のオートチェンジャーや米国コダック社製のスライド
プロジェクタで使用できる設計となっている。そのため
に、80枚トレイと140枚トレイでは、スライドマウ
ント1枚当りのスライドトレイ2aの回転角度が異なる
ので、スライドトレイ2a側の機構が異なっており、前
記の80枚トレイにおけるピン47が140枚トレイに
は設けてない、従って、該ピン47の軌道上にトレイ判
別検知スイッチ54を設けることによりセットされたス
ライドトレイ2aが80枚トレイか140枚トレイかが
判別されるようになっている。
第3はスライドポジション検知で、スライドポジション
検知とはスライドトレイ2aの“On位置の収容部41
−0がオートチェンジャー2の読み取り位置上にきたこ
とを検知するものある。すなわち、スライドトレイ皿5
2に形成したスライド出入口56の外端縁に凸部55を
、該皿52上に位置決めピン57をそれぞれ設けるとと
もに該凸部55の外側にゼロ位置マーク58を設け、ス
ライドトレイ2aの着脱は該凸部55とスライドトレイ
2aの外周上の凹部50とが嵌合する位置でなければ出
来ないようになっている。
実際には、使用者はスライドトレイ2aの0″の刻印と
オートチェンジャー2のゼロ位置マーク58を合わせる
ように着脱し、このときスライドトレイ2aの位置決め
穴49とオートチェンジャー2の位置決めビン57とが
嵌合し、スライドトレイ2aのスリット48とスライド
マウントがオートチェンジャー2内に入るための通路で
あるスライド出入口56が一致することになる。
そして、“0″位置の収容部41−0内にスライドマウ
ントが入っていると仮定すると、スライドマウントは落
下し、オートチェンジャー2内の読み取り位置に入るこ
とになるが、通常は“0″位置の収容部41−0にはス
ライドマウントが入らない構造となっており、スライド
トレイ2aの着脱時は必ずオートチェンジャー2内には
スライドマウントは残らない、収容部41の交換の動作
は、オートチェンジャ2がスライドトレイ2aの位置決
めビン47を押して底板43は位置決めビン57に固定
されたまま、枠体42のみを回転させる。正回転が行わ
れると、1番目の収容部41−1が読み取り位置上にき
て、スリット48、スライド出入口56を通過してスラ
イドマウントは読み取り位置に設定される。この時、ス
ライドトレイ2aの凹部50はオートチェンジャー2の
凸部55よりずれる。従って、該凸部55内にトレイポ
ジション検知スイッチ(不図示)を設けることにより、
スライドトレイ2aの“0″位置の収容部41−0が読
み取り位置上に有るかないかが識別できる。
第9図はオートチェンジャー2の作動機構を示す分解斜
視図である。
オートチェンジャー2は駆動源として、駆動モータ61
及びソレノイド62を有し、さらに検知手段として、前
記トレイ有無検知スイッチ53、トレイ判別検知スイッ
チ54及びトレイポジション検知スイッチ(不図示)の
他にカム位相第1センサ63.カム位相第2センサ64
.マウント判別センサ65及びセレクトレバーセンサ6
6を有し、全てはオートチェンジャー2内のACHドラ
イバー67と結合しており1本体1とコネクタ2bを介
し信号の伝達、電源の供給を受けている。該駆動モータ
61の回転力は回転軸68に設けたカム板70a、70
b、70c。
70dからなるカム70とカム板71a。
71b、71cからなるカム71及びカム板72a、7
2b、72cからなるカム72にクラッチ69を介して
伝達され、該カム70〜72の回転によりそれぞれのカ
ムに関連した下記レバーが動作し、スライドトレイ(不
図示)の回転、スライドマウント(不図示)の出し入れ
、スライドマウントの固定等の作業を行う、すなわち、
該カム70には後記するトレイ送り駆動アーム73a及
びスライドリフトレバー76と関連し、該カム71には
トレイロック駆動アーム77のロック爪77a及びスラ
イド押え駆動アーム78と関連し、該カム72にはセン
サリフトレバー84と関連している。スライドマウント
がジャムする等によりカム70〜72に過負荷が加わっ
た場合、クラッチ69が働いて駆動モータ61からの伝
達が断たれるようになっている。
そして、該カム位相第1センサ63は該カムのカム板7
0aの外周綾部に、該カム位相第2センサ64は該カム
72のカム板72aの外周縁部にそれぞれ配設され、カ
ム70.72の回転角を検知するようになっている。
第1O図はオートチェンジャーのカム線図で。
横軸にカムの回転角度を、縦軸に各レバーのリフト量を
それぞれ示す。
そして、カム位相第1センサ63がオン、カム位相第2
センサ64がオフとなる位相Aをカムのホームポジショ
ンで、オートチェンジャ2の初期状態、動作の開始前、
終了後はこの位相A内にある6通常の動作では、1回の
動作では0@より始まり、B位置で駆動モータにブレー
キがかけられ、3600付近で止まるようになっている
第11図及び第12図はオートチェンジャー2内のスラ
イドトレイ搬送機構を示す。
スライドトレイの搬送はカム70に関連するトレイ送り
レバー73とカム71に関連するトレイロックレバ−7
7により行われ、第7図に示すように正回転と逆回転が
回部となっている。
第11図(a)、(b)はその正回転と逆回転の切換機
構で、同図(a)ではソレノイド62がオフ状態にあり
、反転レバー74が図示位置にある。この状態でカム7
0が矢印方向(図示反時計方向)に回転すると、トレイ
送り駆動レバー73a及び−対のばね73cで付勢され
たトレイ送りレバー73が動作し、このとき、トレイ送
りレバー73と反転レバー74が一端G部で突き当たり
、それを支点としてトレイ送りレバー73が回動動作を
行う、それにより、トレイ送りレバー73の送り爪73
bが矢印B方向に動き、スライドトレイ(不図示)を正
回転させる。逆回転では、同図(b)に示すようにソレ
ノイド62がオン状態となり、ソレノイド62と連結す
るリンク75a、75b。
75cを介して反転レバー74が矢印F方向に移動し、
これによりトレイ送りレバー73と反転レバー74が他
端H部で突き当たり、そこを支点としてトレイ送りレバ
ー73が回動動作を行い、トレイ送りレバー73の送り
爪73bが矢印C方向に動き、スライドトレイ2a(不
図示)を逆回転させる。このように駆動−モータ(不図
示)の回転方向を変えることなく、ソレノイド62のオ
ン/オフにより、スライドトレイ2aを正回転又は逆回
転することができるようになつている。
次に、第12図はトレイロック機構を示す。
同図において、カム71の回転によりトレイロック駆動
アーム77a、)レイロツクレバー77と動作し、トレ
イロックレバ−77の一端に設けたロック爪77bが動
作するようになっている。
ここで、スライドトレイ搬送動作を第13図の送り爪7
3b及びロック爪77bの動作図と前記第1O図のカム
線図により説明する。
カム(不図示)が0°の位置にあるときは、送り爪73
bがA、ロック爪77bがEの位置にある。このとき、
ロック爪77bはスライドトレイ(不図示)の固定9位
置決めを行っている。カムが60°の位置で送り爪73
bがBの位置にくるが、120@の位置でロック爪77
bがFの位置に退避する。さらに、130”から180
”にかけてトレイ送りレバー73が回動動作を行い、送
り爪73bは正回転の場合はC位置、逆回転の場合はD
位置に来てスライドトレイを回転させる。
その後、240°でロック爪77bが再びE位置に来て
、スライドトレイ2aを固定1位置決めする。さらに、
250@から送り爪73bはA位置に戻り始め、それぞ
れ初期状態に戻る。
第14図及び第15図はスライドフィルム昇降機構及び
その作動状態をそれぞれ示すものである。
スライドフィルム昇降機構とは、スライドマウントをス
ライドトレイ2a内とオートチェンジャー2内の読み取
り位置間を移動させる機構で、第15図(a)、(b)
、(c)の作動状態図では分かりやすいようにスライド
トレイ2aを省略し、さらにスライドマウントが透過し
て見えるようにしている。
まず、カム70のホームポジションであるO″ては、ス
ライドリフトレバー76は下降位置にあり、この時スラ
イドマウント6−1は読み取り位置にある。この位置で
、スライドマウント6−1は本体により読み取りが行わ
れる。そこで、カム70が回転し、スライドリフトレバ
ー76が矢印a方向に上昇し、スライドマウント6−1
が第15図(a)に示すようにトレイ内に収容される。
次いで、第15図(b)に示すようにスライドトレイが
回動し1次のスライドマウント6−2がスライド出入口
56上に来る。そして、スライドリフトレバー76の爪
部76bが下降し、スライドマウント6−2が第15図
(C)に示すように読み取り位置に来ることにより、ス
ライドマウントの交換が行われる。
第16図及び第17図ないし第19図はスライドホルダ
開閉機構及びその作動状態をそれぞれ示す。
カム71の回転によりスライド押え駆動アーム78が動
作し、それによりサイド押え板79、マウント押えレバ
ーが動作するものである。すなわち、カム71のホーム
ポジションである0°のとき、第17図に示すようにス
ライド押え79とサイド押え81がばね79,80によ
り閉じており、スライドマウント6はその面方向と垂直
方向に位置決めされている。
次いで、80”から140”の間では、第18図に示す
ようにスライド押え駆動アーム78が矢印す方向に回動
し、そのC位置でスライド押え79を押すことにより、
スライド押え79が矢印d方向に回動して半開きとなっ
てスライドリフトレバー76(不図示)が上昇し、スラ
イドマウント6がスライド出入口56(不図示)を通過
し、スライドトレイ2a(不図示)内に収納される。こ
の時に、ガイド80がばね80aによりスライド台82
に押し当てられている。このガイド80はスライドマウ
ント6がスライドトレイ2a内に入る時に、スライドマ
ウント6が矢印a方向にぶれるのを防止している。
さらに、180°から270@の間では、第19図に示
すようにスライド押え駆動アーム78がさらに回動し、
そのc、C位置でスライド押え79.サイト押え81を
それぞれ押して全開となる。また、ガイド80もスライ
ド押え79の一端で押され、全開となる。このときに、
スライドリフトレバー76(不図示)が下降してスライ
ドマウント6−1がスライド台82内に自重で入ってく
る。スライドマウント6はスライド台82に取り付いて
いるスライド位置決めビン83により下降を止められ、
図示り方向に回動して静止する。その後、300°から
カム71のホームポジションと同じ位置である第17図
の状態に戻り、スライドマウント6はサイト押え81に
押され矢印i方向に回動し、スライド台82の内側縁面
に当たり位置決めされる。さらに、スライド押え79が
閉じてスライドマウント6は光軸方向に押されることに
よりスライドマウント6の読み取り位置への位置決め動
作が終了する。
次に、スライドマウント検知機構について説明する。
この検知は、実際には前記第9図においてセンサリフト
レバー85の先端に取り付けているマウント判別センサ
65によって行っている。
この検知する点は以下の2つである。
(1)スライドマウントが縦か横かの判別検知(2)ス
ライドマウントが有るか無いかの有無検知 第20図及び第21図はこの(1)の判別検知、(2)
の有無検知を説明するものである。
マウント判別センサ65は前記第10図のカム線図に示
すように上下動作を行う、該カム線図においてカム位相
第1センサ63がオフからオンに変化するE位置でマウ
ント判別センサ65が第20図及び第21図のA位置に
あり、カム位相第2センサ64がオンからオフに変化す
るB位置でマウント判別センサ65がB位置に来る。第
20図の横フィルムの場合、A位置はスライドマウント
6のマウント部6bにあたる、このマウント部6bは通
常、紙やプラスチック等からなり、マウント判別センサ
65内の赤外発光ダイオード65bからの赤外光Cはマ
ウント部6bで遮光される、また、第21図の縦フィル
ムの場合、A位置はスライドマウント6のフィルム部6
aにあるため、赤外光Cは通過し遮光されない、この差
を利用すると、横フィルムと縦フィルムの区別が可能で
、前記カム線図のE位置において、スライドマウント6
の縦横を判別することができる。さらに、カム(不図示
)が回転し、カム線図のB位置に来ると、マウント判別
センサ65は読み取り画像エリア外の第20図及び第2
1図におけるB位置に来る。ここでは、縦フィルム、横
フィルムともマウント部6bにあたり、マウント判別セ
ンサ65は遮光される。
逆に、スライドマウント6が無い場合は、マウント判別
センサ65は遮光されない、これによりスライドマウン
ト6の有無が検知できる。その後、カムは360°付近
で停止し、読み取りが可能となる。
第22図及び第23図は本発明の他の実施例におけるフ
ィルム給送装置のスライドホルダ開閉機構を示す、説明
を簡単にするために前述実施例と同一部分には同一符号
を付し、相違する点のみを説明する。
本実施例では前述実施例におけるスライド位置決めとン
83の代わりにスライド台82の下端の再縁部に重力方
向に対して傾斜した折り曲げ部82a、82bを設けた
ものである。その他の構成は前述実施例と同様である。
以上の構成の本実施例は第23図の拡大図に示すように
読み取り位置に移動時に、最初スライドマウント6 の
位置に着地するが、折り曲げ部82a、82bが傾斜し
ているため、上方にバウンドせずにスライドマウント6
″の位置に滑り落ちる。その後、スライド押え79によ
りスライドマウント6の位置に固定され、正確に読み取
りが可能となる。
〈発明の効果〉 本発明は、以上説明したようにスライドマウントの重力
方向の規制をする位置決め手段の部材の形状を変えるこ
とにより、スライドマウントのバウンドを防止し、読み
取り位置に正確に固定することができる。
また、従来のものよりもスライドマウントの落下速度を
速くできることにより、スライドマウントの給送時間を
短縮したり、スライドトレイとスライドマウント読み取
り位置の距離を長くすることが可能となり、画像読み取
り装置側の設計の自由度が大きくなるという効果がある
【図面の簡単な説明】 本発明に係る実施例のフィルム給送装置(オートチェン
ジャー)を装着した画像読み取り装置の斜視図、第2図
は同じくマガジンを装着した画像読み取り装置の斜視図
、第3図はオートチェンジャーの分解斜視図、第4図は
マガジンの斜視図で、(a)はキャリア挿入状態の前面
側、(b)は背面側をそれぞれ示し、第5図及び第6図
はそれぞれ画像読み取り装置の内部機構を示す分解斜視
図、第7図はスライドトレイの構成図て、(a)は上面
図、(b)は側面図、(C)は底面図をそれぞれ示し、
第8図はオートチェンジャーのトレイ装着部の上面図、
第9図はオートチェンジャーの動作系の概略を示す斜視
図、第1θ図はオートチェンジャーの動作のためのカム
線図、第11図(a)。 (b)及び第12図はそれぞれオートチェンジャー内部
のカムによるスライド搬送機構の斜視図、第13図はオ
ートチェンジャー内のスライドトレイの動作を説明する
要部平面図、第14図はオートチェンジャー内部のカム
によるスライド昇降機構の要部斜視図、第15図(a)
 、(b) 、(C)はそれぞれオートチェンジャーの
スライドマウントの動作を示す斜視図、第16図はオー
トチェンジャー内部のスライドホルダ開閉機構の要部斜
視図、第17図ないし第19図はその開閉動作の説明図
で、それぞれ(a)は正面図、(b)は側面図を示し、
第20図及び第21図はスライドマウント検知機構の説
明図で、それぞれ(a)は縦断面図、(b)はスライド
マウントの状態図、第22図は本発明の他の実施例にお
けるフィルム給送装置のスライドホルダ開閉機構で、(
a)は正面図、(b)は要部断面図をそれぞれ示し、第
23図はその要部の作動状態拡大説明図、第24図は従
来例のフイルム給送装置におけるスライドホルダ開閉機
構で、(a)は要部正面図、(b)は要部断面図をそれ
ぞれ示す。 1・・フィルム画像読み取り装置の本体、2・・オート
チェンジャー、2a・・スライドトレイ、5・・マガジ
ン、6・・スライドマウント、56・・スライド出入口
、61・・駆動モータ、62・・ソレノイド、63・・
カム位相第1センサ、64・・カム位相第2センサ、6
5・・マウント判別センサ、70,71.72・・カム
、79・・スライド押え(固定部材)、80・・ガイド
(案内部材)、82・・スライド台、82a、82b・
・傾斜した折り曲げ部、83・・スライド位置決めビン
。 特 許 出 願 人キャノン株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スライドトレイ内のスライドマウントをその画像読
    み取りのために画像読み取り装置内に順次給送するフィ
    ルム給送装置において、スライドマウントをスライドト
    レイと読み取り位置の間を移動させる給送手段と、スラ
    イドマウントを該読み取り位置に位置決めする台となる
    位置決め手段と、スライドマウントを該位置決め手段に
    対し重力方向以外の2方向から押して固定するための固
    定手段とを有し、該位置決め手段の重力方向の位置決め
    のための部材がスライドマウントの中心より離れた一部
    分だけにあることを特徴とするフィルム給送装置。 2 該位置決め手段は重力方向の位置決めのための部材
    が重力方向に対し傾斜していることを特徴とする請求項
    1記載のフィルム給送装置。
JP25375289A 1989-09-30 1989-09-30 フイルム給送装置 Pending JPH03118528A (ja)

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