JPH0311625Y2 - - Google Patents

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JPH0311625Y2
JPH0311625Y2 JP1987015965U JP1596587U JPH0311625Y2 JP H0311625 Y2 JPH0311625 Y2 JP H0311625Y2 JP 1987015965 U JP1987015965 U JP 1987015965U JP 1596587 U JP1596587 U JP 1596587U JP H0311625 Y2 JPH0311625 Y2 JP H0311625Y2
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heating
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers

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  • Central Air Conditioning (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、住宅の冷暖房装置に係り、特にヒー
トポンプを用いた冷暖房装置の改良に関する。
「従来の技術」 従来、ヒートポンプを用いた冷暖房装置とし
て、第3図に示すものが考えられている。図中、
符号1はヒートポンプ、2,3はそれぞれヒート
ポンプ1を構成する第1熱交換器、第2交換器を
示すものである。
上記第1熱交換器2は貯湯槽4内に設置されて
おり、一方、第2熱交換器3は冷暖房用ダクト5
に設置されている。これら、第1,第2の熱交換
器2,3はお互いにコンプレツサー6を介して配
管7で連結されている。
上記冷暖房用ダクト5の第2熱交換器3の位置
よりも上流側には、フアン8が設けられており、
冷暖房用ダクト5により冷気または暖気を各部屋
に供給するようにしている。
上記従来の冷暖房装置によると、夏季の冷房は
以下の様に行なわれる。
ヒートポンプ1を作動させると、冷暖房様ダク
ト5内の空気は第2熱交換器3で冷却されて冷気
となり、フアン8により各部屋に送られる。一
方、第2熱交換器3が吸収した熱は、第1熱交換
器2から放出されて貯湯槽4に貯えられる。
なお、冬季の暖房はヒートポンプ1を逆運転さ
せることにより行なわれる。
「考案が解決しようとする問題点」 ところが、上記従来の冷暖房装置では、夏季に
おいて、冷暖房用ダクト5内の空気が熱過ぎる場
合、ヒートポンプ1を運転させても、空気が十分
に冷却されずに、冷気を各部屋に供給できないと
いう問題が生じる。同様に、冬季において、冷暖
房用ダクト5内の空気が冷た過ぎる場合、空気が
十分に熱されずに、暖気を各部屋に送ることがで
きないという問題が生じる。
これらの問題に対処する方法として、上記の冷
暖房装置では、ヒートポンプ1の能力を向上させ
るか、第2熱交換器3を通過する風量を通常より
も少なくすることが考えられる。しかし、これら
の方法によると、まず、ヒートポンプ1の能力を
向上させるためには、設備を拡張する必要があ
り、コストが非常に高くなつてしまう。
また、風量を通常よりも少なくして所定の温度
まで上昇させたり下降させたりすると、効率が低
下してしまうため、あらかじめ決められた最低限
度風量よりも少なくすることができない。そのた
め、最低限度風量で送つても、最適な温度の冷
気、暖気にならないことがある。
結局、各部屋に供給する冷気、暖気の温度は、
第2熱交換器3を通過する前の冷暖房用ダクト5
内の空気の温度によつて左右されやすいため、冷
気、暖気を所望の温度に調節することができない
という問題がある。
本考案は、上記問題を解決するためになされた
もので、ヒートポンプの能力を変えずに常に最適
温度で冷暖房を行なうことができる冷暖房装置を
提供することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 本考案の冷暖房装置は、冷暖房用ダクトに、第
2熱交換器よりも下流側の位置からフアンよりも
上流側の位置に連通するバイパスダクトを設ける
とともに、バイパスダクトに、このバイパスダク
トを開閉するダンパを設けて構成した点に特徴が
ある。
「実施例」 第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す図
であり、第3図に示す従来例と同一な部分には同
一符号を付して説明を省略化する。
第1図は本考案の冷暖房装置を家屋に設置した
状態を示す図であり、図中、符号9は家屋本体、
10は屋根、11は居室、12は階段ホール、1
3は小屋裏、13aは屋根裏部屋をそれぞれ示す
ものである。
上記小屋裏13には前記冷暖房用ダクト5が設
けられている。この冷暖房用ダクト5にはヒート
ポンプ1の第2熱交換器3よりも下流側の位置か
らフアン8よりも上流側の位置に連通するバイパ
スダクト14が設けられている。このバイパスダ
クト14内には、第2熱交換器3よりも下流側の
位置の近傍にバイパスダクト14を開閉するダン
パ15が設けられている。また、前記冷暖房用ダ
クト5には、第2熱交換器3とダンパ15との間
に第2熱交換器3を通過した後の空気の温度を検
知する温度センサー16が設けられている。この
温度センサー16から出力された信号は、第2図
に示すように、ダンパ15を制御する制御装置2
0に送られ、この制御装置20によつてモーター
を駆動し、ダンパ15を所定の角度に回動させる
ようになつている。なお、ヒートポンプ1の第1
熱交換器2側の貯湯槽4には、溶室、洗面所等に
給湯する給湯パイプ(図示せず)が配設されてい
る。
上記ヒートポンプ1の上流側の冷暖房用ダクト
5には、太陽熱集熱装置17が連設されている。
この太陽熱集熱装置17は前記家屋本体9の南側
の壁体を構成する太陽熱集壁18aと、この太陽
熱集熱壁18aの内部に設けられ、かつ、下方に
開口し前記冷暖房用ダクト5に接続する集熱室1
8bとから形成されている。なお、熱利用源とし
ては、屋根9の南側傾斜面に太陽熱集熱器19を
設置してもよく、あるいは、小屋裏13の熱溜り
を利用してもよい。いずれにしても、冷暖房用ダ
クト5と太陽熱集熱器19あるいは小屋裏13と
は、それぞれダクト5a,5bによつて連通され
ている。これらのダクト5a,5bにはそれぞれ
ダクト15aが設けられている。
上記ヒートポンプ1の下流側の冷暖房用ダクト
5には、各室に冷気、暖気を送風する送風ダクト
5cが分岐して配設されている。この送風ダクト
5cには、ダンパ15aが設けられいる。
夏季の冷房においては、まず、各室に送風する
冷気の温度を設定し、ヒートポンプ1を作動させ
る。すると、ダクト5内の空気がフアン8の作用
によつてフアン8の上流側から第2熱交換器3で
冷却された後、第2熱交換器3の下流側に送られ
る。このとき、第2熱交換器3で冷却さえた空気
は、その温度が温度センサー16により検知さ
れ、この検知信号が制御装置20に送られる。検
知された冷気の温度が設定温度に達しない場合
は、制御装置20がモーターを駆動してダンパ1
5を所定角度回動させることにより、バイパスダ
クト14が開かれる。そして、フアン8の作用に
よつてバイパスダクト14内に背圧が発生するこ
とにより、上記の冷気がバイパスダクト14を通
つて冷暖房用ダクト5のフアン8より上流側に送
られる。そして、この冷気が再び第2熱交換器3
で冷却された後、下流へ送られる。このようにし
て、冷気の温度が常に所望の温度となるように、
ダンパ15の開度が温度センサー16により調節
される。そして、上記の冷気が居室11、屋根裏
部屋13a等に送風される。
なお、空気の取り入れは特に夏季における小屋
裏13の熱溜りを解消して各室の冷房効果をあげ
るために、小屋裏13から行なう。
一方、冬季の暖房においては、晴天日には太陽
熱集熱装置17または太陽熱集熱器19を熱利用
源として用いる。太陽熱集熱室18bの空気は上
昇気流により冷暖房用ダクト5に運ぱれる。この
空気が所望の温度よりも高温であれば、第2熱交
換器3により所望の温度まで下げられ、各室に送
風される。温度を下げる必要がなければ、ヒート
ポンプ1の作動を停止し、フアン8のみを作動さ
せて、各室に送風してもよい。太陽熱集熱器19
を用いる場合でも、上記同様である。反対に、晴
天でない日など十分な太陽が得られない場合に
は、熱利用源に貯湯槽4の熱を用い、ヒートポン
プ1を逆運転させて暖房を行なつてもよい。
「考案の効果」 冷暖房用ダクトに第2熱交換器よりも下流側の
位置からフアンよりも上流側の位置に連通するバ
イパスダクトを設けたので、取り入れた空気をバ
イパスダクトと冷暖房用ダクト間を循環させるこ
とができ、その結果、ヒートポンプ等の能力を変
えずにしかも風量を下げなくても、所望の温度の
冷気または暖気を供給することができる。
また、バイパスダクトにダンパを設けたので、
バイパスダクト内の通気量を調節でき、冷暖房の
温度が常に所望の温度となるように調節すること
ができる。
さらに、単にバイパスダクトを設けるという簡
単な構造でコストダウンを実現しながら、十分な
冷暖房効果をあげることができ、また、既設の設
備にも適用できるなど種々の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す図
であり、第1図は本考案の冷暖房装置を家屋に設
けた状態を示す構成図、第2図は本考案の冷暖房
装置の慨略構成図、第3図は従来の冷暖房装置の
慨略構成図である。 1……ヒートポンプ、2……第1熱交換器、3
……第2熱交換器、4……貯湯槽、5……冷暖房
用ダ、8……フアン、14……バイパスダクト、
15……ダンパ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ヒートポンプの第1・第2の熱交換器のうち、
    第1熱交換器を貯湯槽に臨ませかつ第2熱交換器
    を冷暖房用ダクトに臨ませるとともに、この冷暖
    房用ダクトの第2熱交換器の位置よりも上流側に
    フアンを設けて冷暖房ダクトより冷気または暖気
    を各部屋に供給するようにした冷暖房装置におい
    て、 前記冷暖房用ダクトには、前記第2熱交換器よ
    りも下流側の位置からフアンよりも上流側の位置
    に連通するバイパスダクトが設けられるととも
    に、このバイパスダクトには、このバイパスダク
    トを開閉するダンパが設けられてなることを特徴
    とする冷暖房装置。
JP1987015965U 1987-02-05 1987-02-05 Expired JPH0311625Y2 (ja)

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JPS63123919U JPS63123919U (ja) 1988-08-12
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