JPH03113259A - コンデンシングユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷蔵庫等を冷却する空冷式のコンデンシング
ユニットに関するものである。

従来の技術 近年市場では、コンデンシングの小型化への強い要望が
増加している。

例えば１９８９年４月発行の松下電器産業株式会社発行
のコンデンシングユニットのカタログに示される構成が
一般的であった。以下図面を参照しながら従来のコンデ
ンシングユニットについて説明する。

第３図は従来のコンデンシングユニットの要部拡大断面
図で、第４図は従来のコンデンシングの斜視図を示す。

第３図、第４図において１はユニットペース、２はコン
プレフサ、３はフィンコンデンサでパイプ３ａとフィン
３ｂから構成されている。４はファンダクトで、その一
部はフィンコンデンサ３の上面を塞いでいる。６はファ
ンモータ、６はファンである。７はコンプレッサ２．フ
ィンコンデンサ３間に設けられたパイプである。

以上のように、構成されたコンデンシングユニットにつ
いて以下その動作について説明する。コンデンシングユ
ニットが運転されると、コンプレッサ２によシ冷媒ガス
は圧縮され、高温高圧の冷媒ガスとなって、パイプ７を
通り、フィンコンデンサ３のパイプ３ａを流れる。一方
フ１ンモータ６の動作によシ、ファン６が回転し、空気
が矢印方向に流れる。フィンコンデンサ３を空気が通過
する際、パイプ３ａを流れる冷媒と空気の間で熱交換が
行なわれ、高温高圧の冷媒は冷却され凝縮液化し、フィ
ンコンデンサ３を通過した後は低温高圧の冷媒液となシ
、冷却器（図示せず）へ送られ、コンプレッサ２に帰っ
てくる。上記のごとくサイクルがくり返される。コンデ
ンシングユニットは、上記の冷却システムの、冷媒の凝
縮機能だけを備えたものである。通常は、コンデンシン
グユニットと冷却器が組合わされて冷却システムが構成
され、冷蔵庫等の冷却運転が行なわれる。

発明が解決しようとする課題 しかし上記のような構成では、凝縮能力を向上させたシ
、よシ過酷な条件下で使用する場合には、フィンコンデ
ンサを大きくシたシ、ファンモータの容量を大きくしな
ければならず、コンデンシングユニットの大型化や消費
電力の増大という問題があった。

本発明は、上記課題に鑑み、コンデンシングユニットの
形状を大きくせず、かつ消費電力を増大させ力いて効率
よく、凝縮能力が向上する小型のコンデンシングユニッ
トを提供するものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のコンダンシングユニ
ットハ、ユニットペースの４面の５９２面のみを折曲げ
、フランジ部を形成し、かつユニットペースに切り起こ
しを設け、コンプレッサからフィンコンデンサへ向うパ
イプを密着固定するという構成にしたものである。

作　　用 本発明は、上記した構成により、コンプレッサから吐出
された高温高圧の冷媒ガスが、ユニットペースにカシメ
られたパイプを通過する際、熱交換ができ、その分凝縮
器を小型にできるのでコンデンシングユニットの小型化
が可能となる。

実施例 以下本発明の実施例について、第１図、第２図を参照し
ながら説明する。

以下本発明の実施例について、第１図、第２図を参照し
ながら説明する。第１図は本発明の実施例におけるコン
デンシングユニットの要部拡大断面図で、空気の流れ方
向を示す。第２図は本発明の実施例におけるコンデンシ
ングユニットの斜視図を示す。第１図、第２図において
従来と同一構成においては、同一符号を付してその詳細
な説明を省略する。

１′はユニットペースで、下面の空気の流れをよくなる
よう二面のみ折り曲げており、下面に切り起こし８を有
する。コンプレッサ２とフィンコンデンサ間に設けられ
たパイプ７′は、従来例のパイプ７より延長されておシ
、ユニットペース１′の下面で切り起こし８によって密
着固定されている。

上記のような構成において、コンデンシングユニットの
運転が行なわれると、冷媒は、コンプレッサ２から７′
のパイプを通過し、フィンコンデンサ３°のパイプ３ａ
に流れる。ユニットペース１′に設けられた切り起とし
８にパイプ７′がカシメ固定されているので、ユニット
ペース１′とパイプ１は密着し、熱交換が行なわれる。

また、ユニットペース１′は、１ａのみの二面の折シ曲
げとなっているため、ユニットペース１′の下部空間に
は容易に空気が通過することができ、冷媒の熱交換性が
向上する。

以上のように、コンプレッサ２から吐出された高温高圧
の冷媒ガスは、フィンコンデンサ３に流入するまでに、
熱交換が促進されるので、凝縮能力は向上する。凝縮能
力が向上した分フィンコンデンサ３を小型化できるので
、コンデンシングユニット全体も小型化がはかられる。

発明の効果 以上のように本発明は、ユニットペースに設けた切υ起
こし部にパイプを密着固定することによシ熱交換を促進
することができ、その分フィンコンデンサを小さくでき
るのでコンデンシングユニットの小型化が計れる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の実施例におけるコンデンシングユニッ
トの要部拡大断面図、第２図は本発明の実施例における
コンダンシングユニットの斜視図、第３図は従来のコン
デンシングユニットにおける要部拡大断面図、第４図は
従来のコンデンシングユニットの斜視図である。 １・・・・・・ユニットヘース、 ３・・・・・・フィンコンデンサ、 ７′・・・・・・パイプ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コンプレッサとコンデンサとファンモータと、フィンコ
   ンデンサと、これらを載置するユニットベースから成り
   、前記ユニットベースに、コンプレッサとフィンコンデ
   ンサとをつなぐパイプを、密着固定したことを特徴とし
   たコンデンシングユニット。