JPH0311321A - 光増幅伝送回路 - Google Patents

光増幅伝送回路

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JPH0311321A
JPH0311321A JP1147202A JP14720289A JPH0311321A JP H0311321 A JPH0311321 A JP H0311321A JP 1147202 A JP1147202 A JP 1147202A JP 14720289 A JP14720289 A JP 14720289A JP H0311321 A JPH0311321 A JP H0311321A
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optical
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野田 壽一
Hiroaki Hanabusa
花房 廣明
Yoshiaki Takeuchi
善明 竹内
Masaharu Horiguchi
堀口 正治
Makoto Shimizu
誠 清水
Etsuji Sugita
杉田 悦治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光ファイバ中に希土類元素または遷移金属が
添加された光増幅用光ファイバを用いて長距離の光ファ
イバ伝送を実現する光増幅伝送回路に関するしのである
(従来の技術) 近年、Nd(ネオジム)、Er(エルビウム)等の希土
類元素を添加した先ファイバ(以下、光増幅用光ファイ
バという)は、単一モード光ファイバレーザや光増幅器
として光通信や光センサへの応用が注目されており、こ
れらの応用例について多くの報告がある。
一例として、E「を添加した光増幅用光ファイバを用い
、波長1.48μmの半導体レーザを励起光源として、
波長l、54μmの信号光を増幅した実験が報告されて
いる(R1,Mears ef al;EIectlo
n、Lett、、vol、23.I)p、1ON−10
29(1987)  参照)。
また、最近では光増幅用光ファイバを伝送用単一モード
光ファイバの送信側と受信側に接続することによって、
送信レベル1odB、受信感度6dBの改善により、1
.80bit/sの212に、s伝送に成功しており 
(k、Haglsoto et al:OPc’g9.
PDI5,191!9)、光増幅用光ファイバの長距離
光伝送に極めて効果的であることが確認されている。
ところで、このような光伝送系では、全て光ファイバに
て構成することにより、低損失化が実現されるので、シ
ステムの全光ファイバ化が検討されている。
第2図は、光増幅用光ファイバを用いた従来の全光ファ
イバ伝送システムの構成図である。第2図において、1
は伝送用半導体レーザモジュール、2a、2bは光増幅
用半導体レーザモジュール、3.4a、4b、5はカッ
トオフ波長が1.1μm〜1.2μmの標準化された単
一モード光ファイバ、6a、6bは波長合分波光ファイ
バカップラ、7a、7bはE「添加の光増幅用光ファイ
バ、8は伝送信号光のみを透過させるフィルタ、9は光
検出器で、単一モード光ファイバ5が伝送開先ファイバ
となっている。
また、第3図は、添加1度3oopp−でEr8添加し
た光増幅用光ファイバの損失特性と蛍光特性を示す図で
ある。第3図において、実線で示す曲線が損失特性を、
破線で示す曲線が蛍光特性をそれぞれ示している。
第3図から分かるように、光ファイバ通信に有望視され
ているE「添加の光増幅用光ファイバでは、波長【、5
5μm帯の光を増幅でき、光増幅用光(励起光)の波長
λpとしては1.47μm〜1.49μmが最も効率が
よく、この他、波長0.98μm10.807μmが有
望な励起光の波長である。
このような構成において、伝送用半導体レーザモジュー
ル1から出射された、例えば、波長1.55μm帯の伝
送信号光と、光増幅用半導体レーザモジュール2aから
出射された、波長1、番8μm帯の励起光は、単一モー
ド光ファイバ3及び4aをそれぞれ伝搬して、波長合分
波光ファイバカップラ6aに入射し、ここで合波される
この合波された伝送信号光と励起光は、次に、光増幅用
光ファイバ7aに入射する。これにより、伝送信号光は
、光増幅用光ファイバ7aを伝搬中に増幅作用を受ける
。増幅された伝送信号光は、伝送用単一モード光ファイ
バ5に導波される。
次に、伝送用単一モード光ファイバ5を伝搬した伝送信
号光は、波長合分波光ファイバカップラ6bに入射する
。このとき、波長合分波光ファイバカップラ6bには、
光増幅用半導体レーザモジュール2bによる波長1,4
8μm帯の励起光が入射され、伝送信号光と励起光とが
合波される。この合波光1よ、次に、光増幅用光ファイ
バ7bに入射する。これにより、伝送信号光は、伝送用
単一モード光ファイバ5を伝搬中に受けた光損失分が補
rM(回復)され、フィルタ8に入射する。
フィルタ8は、伝送信号光のみを透過させ、励起光を遮
断し、伝送信号光のみが光検出器9にて受光され検出さ
れる。
このようにして、伝送信号光の長距離光ファイバ伝送が
行なわれる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来構成では、光増幅に用いる光源
は、光増幅用光ファイバの入力直前のみに、1個の波長
合分波光ファイバカップラを介して接続されているので
、光増幅用光源は1個になり、伝送用光ファイバ5の前
後の光増幅用光ファイバ7a、7bにおける光増幅度は
、1Od8前後に留まっていた。このため、長距離の光
伝送には適用が困難であるという問題点があった。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、伝送信号光を光増幅用光ファイバを介して光
増幅し、低損失な長距離光ファイバ伝送あるいは光分配
形の加入者系光ファイバ伝送のシステムを実現できる光
増幅伝送回路を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、請求項(1)によれば、伝送
用の低損失単一モード光ファイバの両端に、希土類元素
または遷移金属が添加されてなる光増幅用光ファイバを
それぞれ配置した光増幅伝送回路において、前記各光増
幅用光ファイバの両端にそれぞれ接続した波長合分波光
ファイバカップラと、前記各光増幅用光ファイバ中で二
つの光増幅用光が互いに相対向して伝搬するように、前
記各波長全分枝光ファイバカップラにそれぞれ接続した
光増幅用半導体レーザと、前記伝送用光ファイバを中心
として外側のいずれか一方の波長合分波光ファイバカッ
プラに接続した伝送用半導体レーザとを備えた。
また、請求項(2)では、伝送用の低損失単一モード光
ファイバの両端に、希土類元素または遷移金属が添加さ
れてなる光増幅用光ファイバをそれぞれ配置した光増幅
伝送回路において、前記伝送用光ファイバの入力側では
、該伝送用光ファイバの入力端に向かって、伝送用半導
体レーザ、第1の波長合分波光ファイバカップラ、第2
の波長合分波光ファイバカップラ、光増幅用光ファイバ
を表記した順に接続し、前記伝送用光ファイバの出力側
では、該伝送用光ファイバの出力端に対して、第1の波
長合分波光ファイバカップラ、第2の波長合分波光ファ
イバカップラ、光増幅用光ファイバを表記した順に接続
し、さらに、前記各第1の波長合分波光ファイバカップ
ラに第1の光増幅用半導体レーザを接続するとともに、
前記各第2の波長合分波光ファイバカップラには前記第
1の光増幅用半導体レーザの波長とは異なる波長の第2
の光増幅用半導体レーザを接続し、かつ、前記第2の波
長合分波光ファイバカップラは、前記第1の波長合分波
光ファイバカップラにて合波された伝送信号光と前記第
1の光増幅用光ファイバカップラによる光増幅用光をほ
ぼ100%透過させる機能を有するように構成した。
(作 用) 請求項(1)によれば、各光増幅用光ファイバの両端に
接続した光増幅用半導体レーザによる光増幅用光は、光
増幅用光ファイバ内を相対向して伝搬する。
これにより、伝送用半導体レーザから出射された伝送信
号光は、光増幅用光ファイバ内にて、二つの光増幅用光
に基づく増幅作用を受ける。このとき、伝送信号光は、
一つの光増幅用光に基づく増幅作用による増幅度に比べ
て、数倍の増幅度をもって、増幅作用を受ける。
請求項(2)によれば、伝送信号光は、各光増幅用光フ
ァイバの前段に配設した、二つの第1及び第2の光増幅
用半導体レーザモジュールによるそれぞれ異なる波長の
二つの光増幅用光と、第1さらに第2の波長合分波光フ
ァイバカップラを通過することにより合波される。
この合波光が、光増幅用光ファイバに導波されることに
より、伝送信号光は、二つの光増幅用光に基づく増幅作
用を受ける。このとき、伝送信号光は、一つの光増幅用
光に基づく増幅作用による増幅度に比べて、数倍の増幅
度をもって、増幅作用を受ける。
伝送信号光は、このような増幅作用を、伝送用光ファイ
バを伝搬前及び伝搬後に受ける。
(実施例1) 第1図は、本発明に係る光増幅伝送回路の第1の実施例
を示す構成図である。
第1図において、11は伝送用半導体レーザモジュール
で、波長1.55μmの伝送信号光(以下、単に信号光
という)を出射する。
12a、12b、13a、13bは光増幅用半導体レー
ザモジュールで、波長1.48μmの光増幅用光(以下
、励起光という)を出射する。
14a、14b、15a、15bは波長1.55μm 
71.48μmの波長合分波光ファイバカップラである
16a、16bはE「添加の光増幅用光ファイバで、耗
屈折率Δ−0.3%、コア径8μm5長さ45mのパラ
メータを有し、Erの添加濃度はsoppmである。
17は標準化された伝送用単一モード光ファイバ(以下
、伝送用光ファイバという)で、比屈折率Δ−0,3%
、コア径8μm、波長1.55μmの光に対する損失は
0.25dB7 km、長さ150 kmのパラメータ
を有している。
18は信号光のみを透過させるフィルタ、19は光検出
器である。また、第1図中、rXJ印で示す部分は融着
接続部をそれぞれ示している。
第1図においては、伝送用光ファイバ17の入力側(図
面に向かって左側)では、伝送用光ファイバ17の一端
と波長合分波光ファイバカップラ15aの−の光入出射
側の一方の分岐端とが接続され、波長合分波光ファイバ
カップラ15aの−の光入出射側の他方の分岐端には、
光増幅用半導体レーザモジュール13aが接続されてい
る。波長合分波光ファイバカップラ15sの他の光入出
射側の一方の分岐端には、光増幅用光ファイバ16aの
一端が接続され、光増幅用光ファイバ16aの他端には
、波長合分波光ファイバカップラ14aの−の先入出射
側の一方の分岐端が接続されている。さらに、波長合分
波光ファイバカップラ14aの他の光入出射側の一方の
分岐端には伝送用半導体レーザモジュール11が接続さ
れ、他方の分岐端には光増幅用半導体レーザモジュール
12aが接続されている。
一方、伝送用光ファイバ17の出力側(図面に向かって
右側)では、伝送用光ファイバ17の他端と波長合分波
光ファイバカップラ14bの−の先入出射側の一方の分
岐端とが接続され、波長合分波光ファイバカップラ14
bの−の光入出射側の他方の分岐端には、光増幅用半導
体レーザモジュール12bが接続されている。さらに、
波長合分波光ファイバカップラ14bの他の光入出射側
の一方の分岐端には、光増幅用光ファイバ16bの一端
が接続され、光増幅用光ファイバ16bの他端には、波
長合分波光ファイバカップラ15bの−の光入出射側の
一方の分岐端が接続されている。波長合分波光ファイバ
カップラ15bの他の光入出射側の一方の分岐端にはフ
ィルタ18が配置され、フィルタ18の光透過側には光
検出器19が配置されている。また、波長合分波光ファ
イバカップラ15bの他の光入出射側の他方の分岐端に
は光増幅用半導体レーザモジュール13bが接続されて
いる。
次に、波長1.55μm /1.48μmの波長合分波
光ファイバカップラの構造及びその特性について第4図
乃至第6図に基づいて説明する。
第4図は、2本の光ファイバを融着・延伸によって作製
した光ファイバカップラの構造図である。
第4図において、141,142は比屈折率Δ−0,3
%、コア径8μmの単一モード光ファイバ、143は融
着・延伸部である。
このような構造の波長合分波光ファイバカップラの特性
は、M5図に示すように、過剰損失0.2dB、波長1
.55μm 71.48 a mのアイソレーションは
20dBである。また、第1図中、「×」印で示す11
ケ所の融着接続部の平均損失は0.23dB/ 1ケ所
を示している。
なお、各光部品の端面反射の影響を防止するために、接
続されていない先ファイバカップラの端面、レーザモジ
ュールの端面、光検出器の端面ば数置傾斜されている。
このような構成にすることにより、伝送信号光は、光増
幅用光ファイバ16g、16b内において、順方向及び
反対方向の励起光(光増幅用光)によって、入力側で波
長1.55μmの光は1IlldBの利得を、出力側で
20dBの利得を得た。これに対して、第2図に示す従
来の構成では、入力側で波長1.55μmの光は12d
Bの利得であり、出力側で1IdBの利得にすぎない。
なお、第1図の構成においては、励起光に、波長1.4
8μmを用いているが、これに限定されるものではなく
、波長1.48μmと波長0.98μmのように異なる
波長の励起光の組合わせでも良い。
この場合、波長合分波光ファイバカップラ14a、14
bには、波長1.55μm / 1.48a mの波長
全分枝光ファイバカップラが、波長合分波光ファイバカ
ップラ15a、15bには、波長1.55μm/ 0.
98μmのモード変換兼用波長合分波光ファイバカップ
ラが用いられる。
また、使用している単一モード先ファイバのカットオフ
波長は1.2μmであるから、波長0.98μmに対し
ては、多モードになっている。
このような単一モード光ファイバを多モード光ファイバ
を用いて融着・延伸形の光ファイバカップラを作製する
ときには、一方または両方の光ファイバを予め延伸し、
波長0.98μmに対して単一モード条件にした後、融
着・延伸して波長合分波光ファイバカップラとする。従
って、この波長全分枝光ファイバカップラは、モード変
換の機能も有することになる。
また、その特性は、第6図に示すように、過剰損失0.
2dB 、波長1.55μm / 0.98μmのアイ
ソレーションは22dBであった。
以上のように、本実施例によれば、光増幅用光ファイバ
16a、16b内において、順方向と反対方向からの二
つの光増幅用光(励起光)にて、伝送信号光を増幅する
ことができるので、従来の構成に比べて、数倍の利得を
得ることができ、低損失な長距離光伝送システムを実現
できる。
(実施例2) 第7図は、本発明に係る光増幅伝送回路の第2の実施例
を示す構成図である。
第7図において、21は伝送用半導体レーザモジュール
で、波長1.55μmの信号光を出射する。
22a、22bは第1の光増幅用半導体レーザモジュー
ルで、波長1,48μmの励起光を出射する。
23a、23bは第2の光増幅用半導体レーザモジュー
ルで、波長0.98μmの励起光を出射する。
24a、24bは波長1.55μrr+/1.48 a
 mの第1の波長合分波光ファイバカップラである。
25a、25bは1.48μm 〜波長1.55μm 
10.98μmの第2の波長全分枝光ファイバカップラ
である。
26a、26bはE「添加の光増幅用光ファイバで、比
屈折率Δ−0,3%、コア径8μm1長さ45mのパラ
メータを有し、Erの添加濃度はsoppmである。
27は標準化された伝送用(単一モード)光ファイバで
、比屈折率Δ−0,3%、コア径8μm1波長1.55
μmの光に対する損失は0.25dB/ km、長さ1
50 kiIのパラメータを有している。
28は信号光のみを透過させるフィルタ、29は光検出
器である。また、第1図中、rXJ印で示す部分は融着
接続部をそれぞれ示している。
第1図においては、伝送用光ファイバ27の入力側(図
面に向かって左側)において、伝送用光ファイバ27の
一端と光増幅用光ファイバ26aの一端とが接続され、
光増幅用光ファイバ26aの他端には、波長合分波光フ
ァイバカップラ25aの−の光入出射側の一方の分岐端
が接続されている。波長合分波光ファイバカップラ25
aの他の光入出射側の一方の分岐端には、光増幅用半導
体レーザモジュール23aが接続され、波長合分波光フ
ァイバカップラ25aの−の光入出射側の他方の分岐端
には波長合分波光ファイバカップラ24aの−の光入出
射側の一方の分岐端が接続されている。さらに、波長合
分波光ファイバカップラ24aの他の光入出射側の一方
の分岐端には、伝送用半導体レーザモジュール21が接
続され、他方の分岐端には光増幅用半導体レーザモジュ
ール22aが接続されている。
一方、伝送用光ファイバ27の出力側(図面に向かって
右側)において、伝送用光ファイバ27の他端には波長
合分波光ファイバカップラ24bの−の光入出射側の一
方の分岐端が接続され、波長合分波光ファイバカップラ
24bの−の光入出射側の他方の分岐端には、光増幅用
半導体レーザモジュール22bが接続されている。さら
に、波長合分波光ファイバカップラ24bの他の光入出
射側の一方の分岐端には、波長合分波光ファイバカップ
ラ25bの−の光入出射側の一方の分岐端が接続され、
波長合分波光ファイバカップラ25bの−の光入出射側
の他方の分岐端には、光増幅用半導体レーザモジュール
23bが接続されている。波長合分波光ファイバカップ
ラ25bの他の光入出射側の一方の分岐端には、光増幅
用光ファイバ26bの一端が接続され、光増幅用光ファ
イバ26bの他端にはフィルタ28が配置され、フィル
タ28の光透過側には、光検出器29が配置されている
この構成において、波長1.55μm / 1.48μ
mの第1の波長合分波光ファイバカップラ24a、24
bは、第5図に示した特性と同等の特性を有する。
これに対して、波長1.48μm〜1,55μm / 
0.98μmの第2の波長合分波光ファイバカップラ2
5a、25bは、既に合波されている波長1.55μm
並びに波長1848μmと波長0.98μmを合波する
必要がある。また、前記第1に実施例において説明した
と同様に、波長0.98μmに対して、多モードの光フ
ァイバを単一モードにするモード変換機能も必要である
この光ファイバカップラも、前記第1の実施例にて説明
したように、光ファイバを予め延伸することにより、第
8図に示すような特性を得ることができる。
この波長1.48a m −1,55μm / 0.9
8μmの第2の波長合分波光ファイバカップラ25a、
25bの過剰損失は、波長0.98μmの光に対しては
0.1dB、波長1.55μmと波長1.48μmの光
に対しては0.5dB 、波長1.48μm 〜1.5
5μm / 0.98μmのアイソレーションは14d
Bであった。
この構成により、波長1.55μmの信号光は、光増幅
用光ファイバ26a、26b内において、順方向の二つ
の波長の励起光(光増幅用光)によって、入力側で17
dBの利得を、出力側で19dBの利得を得た。
本実施例においても、前記第1の実施例と同様の効果を
得ることができる。
なお、本実施例においては希土類元素を添加した光増幅
用光ファイバを例に説明したが、遷移金属、例えばTi
(チタン)、Niにッケル)を添加した光増幅用光ファ
イバも適用可能である。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1)または請求項(2)
によれば、光増幅用光ファイバ内において、順方向と反
対方向、あるいは順方向からの二つの光増幅用光にて、
伝送信号光を増幅することができるので、従来の構成に
比べて、数倍の利得を得ることができる。従って、低損
失な長距離光伝送システムを実現できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る光増幅伝送回路の第1の実施例を
示す構成図、第2図は従来の光増幅用光ファイバを用い
た全光ファイバ伝送システムの構成図、第3図はEr添
加の光増幅用光ファイバの損失特性と螢光特性を示す図
、第4図は本発明に係る波長合分波光ファイバカップラ
の構造図、第5図は本発明に係る波長1.55μm /
 1.48μmの波長合分波光ファイバカップラの波長
合分波特性図、第6図は本発明に係る波長l、55μm
 / 0.911μmの波長合分波光ファイバカップラ
の波長合分波特性図、第7図は本発明に係る光増幅伝送
回路の第2の実施例を示す構成図、第8図は波長l、4
8μm〜l、55μm / 0.98μmの波長合分波
光ファイバカップラの波長合分波特性図である。 図中、11.21・・・伝送用半導体レーザモジュール
、12a、12b、13a、13b、22a。 22b・・・波長1.48μ露の光増幅用半導体レーザ
モジュール、23a、23b・・・波長0.98μmの
光増幅用半導体レーザモジュール、14a、14b。 15 a 、  15 b 、 24 a 、 24 
b−・・波長1.55μm/ 1.48μmの波長合分
波光ファイバカップラ、25a、25b−・・波長1.
48u m −1,55μm / 1.48μmの波長
合分波光ファイバカップラ、16a。 16b、26a、26b・・・光増幅用光ファイバ、1
7.27・・・伝送用単一モード光ファイバ、18.2
8・・・フィルタ、19.29・・・光検出器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)伝送用の低損失単一モード光ファイバの両端に、
    希土類元素または遷移金属が添加されてなる光増幅用光
    ファイバをそれぞれ配置した光増幅伝送回路において、 前記各光増幅用光ファイバの両端にそれぞれ接続した波
    長合分波光ファイバカップラと、前記各光増幅用光ファ
    イバ中で二つの光増幅用光が互いに相対向して伝搬する
    ように、前記各波長合分波光ファイバカップラにそれぞ
    れ接続した光増幅用半導体レーザと、 前記伝送用光ファイバを中心として外側のいずれか一方
    の波長合分波光ファイバカップラに接続した伝送用半導
    体レーザとを備えた ことを特徴とする光増幅伝送回路。
  2. (2)伝送用の低損失単一モード光ファイバの両端に、
    希土類元素または遷移金属が添加されてなる光増幅用光
    ファイバをそれぞれ配置した光増幅伝送回路において、 前記伝送用光ファイバの入力側では、該伝送用光ファイ
    バの入力端に向かって、伝送用半導体レーザ、第1の波
    長合分波光ファイバカップラ、第2の波長合分波光ファ
    イバカップラ、光増幅用光ファイバを表記した順に接続
    し、 前記伝送用光ファイバの出力側では、該伝送用光ファイ
    バの出力端に対して、第1の波長合分波光ファイバカッ
    プラ、第2の波長合分波光ファイバカップラ、光増幅用
    光ファイバを表記した順に接続し、 さらに、前記各第1の波長合分波光ファイバカップラに
    第1の光増幅用半導体レーザを接続するとともに、 前記各第2の波長合分波光ファイバカップラには前記第
    1の光増幅用半導体レーザの波長とは異なる波長の第2
    の光増幅用半導体レーザを接続し、かつ、前記第2の波
    長合分波光ファイバカップラは、前記第1の波長合分波
    光ファイバカップラにて合波された伝送信号光と前記第
    1の光増幅用光ファイバカップラによる光増幅用光をほ
    ぼ100%透過させる機能を有する ことを特徴とする光増幅伝送回路。
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JP2006319219A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Fujikura Ltd 多モード光ファイバ及びその利用
JP2014170850A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> マルチモード伝送用光増幅器

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