JPH03111293A - 出荷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は出荷装置に係り、特に出荷現場において各種イ
ンタロツタの完了を確認できるよう構成した出荷装置に
関する。

従来の技術 タンクローリ車の各ハツチに油液を出荷する出荷装置に
おいては、出荷ステージに到着したタンクローリ車に対
する各種インタロック条件を確認するインタロック制御
部と、インタロック制御部による各種インタロック条件
が確認されたとき油液の出荷制御を行なう出荷制御部と
を有する出荷１１ｔｌＯ装置が設けられている。出荷ス
タート時のインタロック条件としては、例えばタンクロ
ーリ車に接続されるアース装置、出荷ステージの出荷ペ
イを切換えるロケーションスイッチ、タンクローリ車の
ハツチへ積込む油液の積込設定量、読み込んだハツチカ
ードに対する油種及び積込量等の積込データ等がある。

従って、上記出荷装置ではタンクローリ車が出荷ステー
ジに到着し、各種インタロック条件が全て満たされると
、作業者が出荷ステージのリモートスイッチを操作する
ことにより油液の出荷が開始される。

発明が解決しようとする課題 上記従来の出荷装置では、各種インタロック条件のうち
一つでも満されないときはリモートスイッチが操作され
ても油液の出荷が行なわれないようになっている。とこ
ろが、従来の出荷装置ではどのインタロックが完了され
ているかを知ることができないため、作業者は全てのイ
ンタロック条件を−っ−っチエツクしなければならず、
そのインタロック条件の確認に労力と時間がかかり過ぎ
るといった課題がある。

そこで、本発明は上記課題を解決した出荷装置を提供す
ることを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は上記出荷装置において、出荷ステージに各種イ
ンタロックの完了を表示する表示部を設けてなる。

作用 出荷作業時出荷現場で各種インタロックの完了が確認で
きるので、出荷ＯＫとならない場合でもその場でどのイ
ンタロック条件が不具合なのかを容易に知ることができ
る。

実施例 第１図乃至第３図に本発明になる出荷装置の一実施例を
示す。各図中、出荷装置１はタンクローリ車３が出荷ス
テージ２に到着すると、設定された油液の定量出荷制御
を行う出荷制御装置５を有する。第３図に示す如く出荷
ステージ２には６個所の出荷ポイント２８〜２ｆが設け
られている。

第３図中出荷ステージ２は一点鎖線を境界線として右側
の出荷ベイＡと左側の出荷ベイＢとに分けられている。

また、各出荷ポイント２ａ〜２ｆ毎にローディングアー
ム４（４ａ〜４ｆ）が設置されており、タンクローリ車
３はローディングアーム４により油液を積込まれる。

なお、出荷ポイント２ａ、２ｄのローディングアーム４
ａ、４ｄは出荷ペイＡ、Ｂのどちら側にも回動すること
ができ、ロケーションスイッチ１１により回動位置が検
出される。そのため、片側の出荷ペイＡ、Ｂでは夫々４
個所の出荷ポイントより最大４種の油液の出荷が可能で
ある。

出荷制御装置５は出荷ステージ２に到着したタンクロー
リ車３に油液を出荷する際、各種インタロツタ条件（例
えばアース、ロケーション、ハツチカード、積込量設定
等）を確認するインタロック制御部５Ａと、インタロッ
ク制御部５Ａにより全てのインタロックの完了が確認さ
れたとき出荷制御を行なう出荷制御部５Ｂとを有する。

又、インタロツタ制御部５Ａは各種のインタロック条件
が満足されると、その信号を後述するリモートスイッチ
ボックス１２の表示部１４に出力し、各ランプ１５〜１
８を点灯させる。

また、第２図に示す如く、タンクローリ市３は４　ｋＩ
ｌ、　２　ｋ之、１　ｋ２と夫々ハツチ容量の異なる複
数のハツチ６ａ〜６Ｃを有するタンク６を搭載している
。また、各ハツチ６ａ〜６Ｃのハツチ給油ロアａ〜７Ｃ
近傍にはハツチ容量の情報を有するハツチカード８ａ〜
８Ｃが設けられている。

このハツチカード８ａ〜８Ｃは積込前にローディングア
ーム４に設けられたカードリーダ９に挿入され、カード
リーダ９はハツチ容量データを読み取る。

１０（１０８〜１０ｆ）はリモートスイッチボックスで
、出荷ステージ２上の各ローディングアーム４８〜４ｆ
ごとにその近傍に設けられ、出荷制御装置５に接続され
ている。第４図に示す如く、このリモートスイッチボッ
クス１０の前面には積込量を設定する設定スイッチ１２
と、出荷開始時に操作させる出荷スタート釦１３と、イ
ンタロック条件の完了を表示する表示部１４とを有する
。

この表示部１４は各種インタロックを個別に表示する表
示板１４８〜１４ｄと、各表示板１４ａ〜１４ｄの左側
に配設された表示ランプ１５〜１８とよりなる。この表
示ランプ１５〜１８は各インタロック条件が満されてイ
ンタロックが解除されたとき前述したインタロック制御
部５Ａからの信号により点灯し、各インタロックが解除
されたことを表示する。また、表示ランプ１５〜１８は
油液の積込時設定量の積込完了前になると、出荷制御部
５Ｂからの信号により一斉に点滅する。

１９は油液を貯溜する貯液タンクで、配管２０を介して
ローディングアーム１５に接続されている。また、配管
２０の途中にはポンプ２１．流量計２２．定量弁２３が
配管しである。２４はアース装置で、出荷時タンクロー
リ車３の車体に装着される。なお、ポンプ２１のポンプ
スタータ２５゜流量計２２．定量＃２３．アース装置２
４は夫々出荷制御装置５に接続されている。

２６はホストコンピュータで、顧客から受けた配送先、
油種、油量等の予約データを記憶させた予約ファイルを
有する。このホストコンピュータ２６は通信回線２７を
介しての出荷制御装置５と接続され、油液の出荷に関す
るデータを送受信する。

ここで、出荷作業時の動作について説明する。

タンクローリ車３の運転手は、予め登録されたタンクロ
ーリ車３個有の車両番号を記憶させた車番カード、およ
び各ハツチ６ａ〜６Ｃに積込む油種、数量〈積込量）、
配送先等が印字された伝票を持っている。そして、タン
クローリ車３が油槽所に到着すると、出荷ステージ２近
傍に設けられた車番カード読取用のカードリーダ（図示
せず）に前記車番カードを挿入する。このカードリーダ
は車番カードより読み取った車両番号を出荷制御装置５
に伝送する。出荷制御装置５では車両番号に基づき、ホ
ストコンピュータ２６の予約ファイルに入力されている
予約データ（油種、数量、配送先等）が供給される。

さらに、タンクローリ車３が第１図及び第３図に示すよ
うに出荷ステージ２の出荷ベイＡに到着すると、作業者
はまずアース装置２４をタンクローリ市３の車体に接続
する。インタロック制御部５Ａではアースインタロック
を解除し、その信号をリモートスイッチボックス１０に
出力する。そのため、リモートスイッチボックス１ｏの
表示部１４に配設されたアースインタロック解除の完了
を表示する表示ランプ１５が点灯する。

次に、作業者はローディング７−ム４ａ、４ｄを出荷ペ
イＡ側に回動させロケーションスイッチ１１をＡ側に切
換える。これにより、インタロック制御部５Ａではロケ
ーションインタロックを解除してその信号をリモートス
イッチボックス１０に出力する。そのため、リモートス
イッチボックス１０の表示部１４では表示ランプ１６が
点灯する。

次に、例えば伝票に「ガソリン２ｋに」と記載されてい
ると、作業者は第１図及び第２図の示す如くガソリン用
のローディングアーム４ｂをハツチ６ｂの給油ロアｂに
挿入し、ハツチカード８ｂをカードリーダ９に挿入する
。そしてカードリーダ９はハツチカード８ｂに記憶され
たハツチ客間データを読み込む。これにより、インタロ
ック制御部５Ａはハツチカードインタロックを解除して
その信号をリモートスイッチボックス１０に出力する。

よって、リモートスイッチボックス１０の表示部１４で
は表示ランプ１７が点灯する。

次に、作業者はリモートスイッチボックス１０の設定ス
イッチ１２を操作してハツチ６ｂの容量に応じたｒ２ｋ
ＬＪを設定する。そのため、インタロック制御部５Ａは
ホストコンピュータ２６の予約ファイルからのデータと
設定スイッチ１２により設定された数１２　ｋｔが一致
したとき、積込量設定インターロックを解除してその信
号をリモートスイッチボックス１０に出力する。よって
、リモートスイッチボックス１０の表示部１４では表示
ランプ１８が点灯する。

作業者は表示部１４の表示ランプ１５〜１８がすべて点
灯しているのを確認、すなわちすべてのインタロックの
完了を確認して出荷スタート釦１３を押下する。出荷制
御装置５ではすべてのインタロック条件が満たされ、か
つ出荷スタート信号が入来するとポンプスタータ２５を
起動させるとともに定憬弁２３を開弁する。このように
して、貯液タンク１９の油液はタンクローリ車３のハツ
チ６ｂに出荷され、設定スイッチ１２により設定された
２に之がハツチ６ｂに積込まれる。

又、設定された２　ｋｔのうち、例えば１．５　ｋ２が
ハツチ６ｂに積込まれると、出荷制御装置５は表示部１
４のすべての表示ランプ１５〜１８を一斉に点滅させ、
作業者に積込完了の直前であることを予告する。そのた
め、作業者は上記表示ランプ１５〜１８の点滅により次
の積込作業の準備等を行ない作業能率が高められる。

尚、各種インタロック条件のうち一つでも解除されてい
ないとき、リモートスイッチボックス１０の出荷スター
ト釦１３を押下しても油液の出荷は行なわれない。しか
しながら、作業者は出荷スタート釦１３を押下する面に
表示部１４の各表示ランプ１５〜１８が点灯しているこ
とを確認することにより、その場でどのインタロツタが
完了していないかを知ることができる。

このため、作業者は表示部１４の点灯していないインタ
ロック条件の解除作業を直ちに行なって、すべてのイン
タロックを解除させることができる。

そして、再度表示部１４の表示ランプ１５〜１８がすべ
て点灯していることを確認して出荷スタート釦１３を押
下する。従って、従来のようにどのインタロツタが完了
していないのかわからず、すべてのインタロック条件を
一つ一つチエツクし直すといった面倒な作業が不要にな
り、出荷作業を合理的に行うことができ、出荷開始時の
作業ロスを最小限に抑えることができる。

尚、上記リモートスイッチボックス１０は出荷ステージ
２上に限らず、例えばローディングアーム４の途中に設
けるようにしても良いし、あるいは天井より吊下させる
ようにしても良い。

又、インタロックの表示部としては、上記実施例以外に
も、例えば表示板１４ａ〜１４ｄを点灯式にしても良い
しあるいは、液晶表示部を設けて各種インタロックを示
すマークが表示されるようにしても良い。

又、インタロツタの表示部をスイッチボックス１２と別
体にして出荷ステージ２の見やすい位置に設けるように
しても良いのは言うまでもない。

発明の効果 上述の如（、本発明になる出荷装置は、出荷ステージに
各種インタロックの完了を表示する表示部を設けてなる
ため、出荷現場においてその場ですべてのインタロック
の完了を確認することが出来、一つでものインタロック
が解除されていない場合、それがどのインタロック条件
であるかを即座に知ることができる。従って、従来のよ
うにどのインタロック条件が満たされていないのか全く
わからずすべてのインタロック条件を一つ一つチエツク
するといった面倒な作業をせずに済み、直ちに不具合と
なっているインタロック条件のみをやり直せば良いので
出荷時の作業ロスを最小限に抑えることができる等の特
長を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明になる出荷装置の一実施例の正面図、第
２図は出荷装置の概略構成図、第３図は出荷ポイントの
位置を示す平面図、第４図はリモートスイッチボックス
の拡大図である。 １・・・出荷装置、２・・・出荷ステージ、３・・・タ
ンクローリ車、４（４ａ〜４ｅ）ローディングアーム、
５・・・出荷制御装置、５Ａ・・・インタロック制御部
、６・・・タンク、６ａ〜６ｃ・・・ハツチ、８ａ〜８
ｃ・・・ハツチカード、９・・・カードリーダ、１ｏ・
・・リモートスイッチボックス、１１・・・ロケーショ
ンスイッチ、１２・・・設定スイッチ、１３・・・出荷
スタート釦、１４・・・表示部、１５〜１８・・・表示
ランプ、２１・・・ポンプ、２３・・・足口弁、２４・
・・アース装置。 第１ 図 第４ 図 第２ 図 第３ 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　出荷ステージに到着したタンクローリ車に対する各種
   インタロック条件を確認し、該タンクローリ車の各ハツ
   チへ油液の積込を行なう出荷装置において、 前記出荷ステージに各種インタロックの完了を表示する
   表示部を設けてなることを特徴とする出荷装置。