JP3185676B2 - 基板の位置決め方法 - Google Patents

基板の位置決め方法

Info

Publication number
JP3185676B2
JP3185676B2 JP20994896A JP20994896A JP3185676B2 JP 3185676 B2 JP3185676 B2 JP 3185676B2 JP 20994896 A JP20994896 A JP 20994896A JP 20994896 A JP20994896 A JP 20994896A JP 3185676 B2 JP3185676 B2 JP 3185676B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
positioning
pipe
positioning member
force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP20994896A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1056298A (ja
Inventor
秀彦 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP20994896A priority Critical patent/JP3185676B2/ja
Publication of JPH1056298A publication Critical patent/JPH1056298A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3185676B2 publication Critical patent/JP3185676B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネルなどの
基板を位置決めする基板の位置決め方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルなどの基板は、その周辺部に
部品が実装されるため、その保持は、基板の周辺部を避
け、基板の下面中央部を基板保持部で吸着することによ
り、行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さてこのような基板の
位置決めは、通常、基板の4隅などに付されている認識
マークなどをカメラで観察して、高い位置精度が実現で
きるように行われている。しかしながら、それほど高い
精度が必要でない場合もあり、そのような場合は、より
簡易・迅速に位置決めしたいものである。
【0004】また、液晶パネルなどの基板は、帯電や摩
擦に対してきわめて弱い性質を有している。
【0005】そこで本発明は、液晶パネルなどの基板の
特性に応じて簡易に位置決めできる基板の位置決め方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の基板の位置決め
方法は、基板の下面中央部を基板保持部の強い吸着力
吸着して保持する第1工程と、基板保持部を移動して基
板を位置決め部材に接近させる第2工程と、前記吸着力
を弱くし、その状態で位置決め部材に基板を角当てして
基板の位置出しを行う第3工程と、位置出しされた基板
を基板保持部に強い吸着力で吸着して固定する第4工程
とを含む。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1記載の基板の位置決め方
法は、基板の下面中央部を基板保持部の強い吸着力で吸
着して保持する第1工程と、基板保持部を移動して基板
を位置決め部材に接近させる第2工程と、前記吸着力を
弱くし、その状態で位置決め部材に基板を角当てして基
板の位置出しを行う第3工程と、位置出しされた基板を
基板保持部に強い吸着力で吸着して固定する第4工程と
を含む。したがって、認識マークの観察や画像認識など
の複雑な処理を必要とせず、単に位置決め部材に基板を
角当てするだけで簡単に位置決めできる。
【0008】また、請求項4に記載したように、基板保
持部の上端部を導電性ゴムにすることで、基板に帯電や
摩擦などのダメージを与えないようにすることができ
る。
【0009】次に図面を参照しながら、本発明の実施の
形態を説明する。図1は、本発明の一実施の形態におけ
る位置決め装置の斜視図である。
【0010】図1において、1は基台、2は基台1上に
設けられるYテーブル、4はYテーブル2上のXテーブ
ル3によりX方向に移動するZθテーブルであって、Z
θテーブル4上の基板保持部5は、各テーブル2,3,
4が駆動されることで、自由に移動できるようになって
いる。
【0011】6は基板保持部5の上端部に装着された導
電性ゴムであり、アースに接地されている。そして、図
2に示すように導電性ゴム6及び基板保持部5に開口す
る吸引孔5aによって、基板Pの下面中央部が吸着保持
される。ここで、導電性ゴム6を設けたので、基板Pと
導電性ゴム6とが若干相対移動しても、基板Pが傷付く
ことはなく、基板Pが帯電しようとしても、導電性ゴム
6を介して直ちに除電され、基板Pにダメージが及ばな
いようになっている。
【0012】また図1において、7は基台1の端部に垂
直に立設される下受台であり、その上面7aには複数の
吸引孔8が開口している。さらに下受台7の端部には、
L字状の位置決め部材9が装着されており、破線で示す
ように、基板Pを矢印N1,N2で示すように移動して
位置決め部材9に基板Pを角当てすれば基板Pを位置決
めできる。
【0013】なお10は下部に電子部品11を吸着し、
矢印N3,N4のように移動して、基板Pの周辺部に電
子部品11を搭載する移載ヘッドである。
【0014】図2に示すように、上述した吸引孔5a,
8には、切替バルブ13の出力ポートから延びる出力管
12が接続されている。この切替バルブ13は、バルブ
制御部17の制御下において、第1配管14、第2配管
15、第3配管16の何れかを、択一的に出力管12に
接続する。
【0015】ここで、第1配管14は大気開放部18に
接続され、切替バルブ13が第1配管14を選択する
と、吸引孔5a,8は大気圧となる。また、第2配管1
5は、第1調整部20を介して真空源19に接続されて
いる。ここで、切替バルブ13が第2配管15を選択す
ると、吸引孔5a,8は第1調整部20により設定され
た強い負圧となる。さらに、第3配管16は第2調整部
21を介して真空源20に接続され、切替バルブ13が
第3配管16を選択すると、吸引孔5a,8は弱い負圧
となる。
【0016】次に、図3を参照しながら、本形態の基板
の位置決め方法について説明する。まずステップ1に
て、図1の実線で示すように基板Pの下面中央部を基板
保持部5に載置し、第2配管15を選んで、基板Pを基
板保持部5に強く吸着する(ステップ2)。
【0017】次に、テーブル2,3を駆動して、図1の
矢印N1,N2で示すように、基板Pを位置決め部材9
へ接近させる(ステップ3)。また、第3配管16を選
んで吸引孔5a,8の吸着力を弱くする(ステップ
4)。このとき、図2に示すように、基板Pの周辺部は
下受台7の上面7a上にあって下受台7に下受けされて
り、基板Pの下面中央部は導電性ゴム6上にある。そ
して、吸着力を弱くしたことで、基板Pは導電性ゴム6
や上面7aに対して相対移動できるようになっている。
【0018】そして、基板保持部5による基板Pの吸着
力を弱くした状態で、基板Pの角部を位置決め材9へ近
付けることで、基板Pを位置決め部材9へ角当てして位
置出しを行う(ステップ5)。位置出しされたら、直ち
に第2配管15を選択し、吸引孔5aの吸着力を強にす
る(ステップ6)。これにより、基板Pの下面中央部は
基板保持部5に固定され、基板Pの周辺部は上面7aに
固定される。この状態で、図1に示したように、移載ヘ
ッド10を用いて、基板Pの周辺部に電子部品11を搭
載するものである。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
帯電や摩擦を防ぎ、液晶パネルなどの基板にあわせて、
簡易・迅速に位置決めを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における位置決め装置の
斜視図
【図2】本発明の一実施の形態における位置決め装置の
ブロック図
【図3】本発明の一実施の形態における基板の位置決め
方法のフローチャート
【符号の説明】
5 基板保持部 9 位置決め部材 P 基板

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の下面中央部を基板保持部の強い吸着
    で吸着して保持する第1工程と、前記基板保持部を移
    動して基板を位置決め部材に接近させる第2工程と、
    記吸着力を弱くし、その状態で前記位置決め部材に基板
    を角当てして基板の位置出しを行う第3工程と、位置出
    しされた基板を前記基板保持部に強い吸着力で吸着して
    固定する第4工程とを含むことを特徴とする基板の位置
    決め方法。
  2. 【請求項2】前記第3工程における前記基板保持部の吸
    着力を前記第4工程における吸着力よりも弱くしてある
    ことを特徴とする請求項1記載の基板の位置決め方法。
  3. 【請求項3】前記第3工程において、基板の周辺部を下
    受台で下受けしておくことを特徴とする請求項1記載の
    基板の位置決め方法。
  4. 【請求項4】前記基板保持部の上端部に、導電性ゴムが
    装着されていることを特徴とする請求項1記載の基板の
    位置決め方法。
JP20994896A 1996-08-08 1996-08-08 基板の位置決め方法 Expired - Fee Related JP3185676B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20994896A JP3185676B2 (ja) 1996-08-08 1996-08-08 基板の位置決め方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20994896A JP3185676B2 (ja) 1996-08-08 1996-08-08 基板の位置決め方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1056298A JPH1056298A (ja) 1998-02-24
JP3185676B2 true JP3185676B2 (ja) 2001-07-11

Family

ID=16581325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20994896A Expired - Fee Related JP3185676B2 (ja) 1996-08-08 1996-08-08 基板の位置決め方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3185676B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002158498A (ja) * 2000-11-22 2002-05-31 Nec Kagoshima Ltd フレキシブルプリント基板の保持ステ−ジ
JP4995977B2 (ja) * 2011-02-09 2012-08-08 富士機械製造株式会社 基板保持装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1056298A (ja) 1998-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3185676B2 (ja) 基板の位置決め方法
JP2005335843A (ja) 基板取出装置およびその方法
JP3928232B2 (ja) 露光装置におけるマスク保持装置
JP4880521B2 (ja) 描画装置
JP2807905B2 (ja) 基板チャック機構
JPH06198523A (ja) 真空吸着装置
JPH11154798A (ja) 部品実装方法
TW202018904A (zh) 用於安裝導電球的設備
JP2003282684A (ja) ガラス基板保持具
JPS61142039A (ja) 基板位置決め装置
JP4594541B2 (ja) 基板露光装置およびその使用方法
JP4899357B2 (ja) 基板吸着装置
JP6842948B2 (ja) 位置決め装置および位置決め方法
JP4788181B2 (ja) 表示パネルの組立装置
TWI788151B (zh) 撕膜裝置
JP3767525B2 (ja) ウェハシートのエキスパンド装置
JP7129645B2 (ja) 圧着方法および圧着装置
US20220071072A1 (en) Systems and methods for inkjet or laser based pick and place machine at high speed
JP2002009124A (ja) 電子部品移載装置及び電子部品移載方法
JPH11216623A (ja) 規正装置
JPH01303788A (ja) 回路形成装置における基板保持装置
JP3324400B2 (ja) 基板移送装置
JPH05177478A (ja) プレート材の加工検査方法
JP2001156497A (ja) 部品実装装置
KR20170094042A (ko) 마스크 얼라인 장치와, 이를 이용한 마스크 얼라인 방법

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090511

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110511

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110511

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130511

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees